JP2003233403A - 制御装置およびプログラミング装置 - Google Patents

制御装置およびプログラミング装置

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JP2003233403A
JP2003233403A JP2002029909A JP2002029909A JP2003233403A JP 2003233403 A JP2003233403 A JP 2003233403A JP 2002029909 A JP2002029909 A JP 2002029909A JP 2002029909 A JP2002029909 A JP 2002029909A JP 2003233403 A JP2003233403 A JP 2003233403A
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arithmetic
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Kazuhide Ashida
和英 芦田
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ソフトウェアの実行時間による制限を受けるこ
となく制御プログラムを実行する。 【解決手段】変数Aと変数Bに格納された入力値同士を
加算してその結果を変数Cに格納する演算を行う場合
に、各入力値データが入力されると、入力部1302−
Aが起動されて変数Aに格納された入力値データが転送
されるとともにネットワーク回路1301上の接点Dを
経由して演算部1303のALU1701に入力され、
入力部1302−Bが起動されて変数Bに格納された入
力値データが転送されるとともにネットワーク回路13
01上の接点Eを経由して演算部1303のALU17
01に入力され、演算が行われると、出力値がネットワ
ーク回路1301のF点を経由して出力部1304のデ
ータバッファ1604に格納されて、出力値データがデ
ータメモリ15に書き込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば鉄鋼、製紙
プラントや自動車産業などの組立作業を含むFA分野、
化学プラントなどのPA分野、そして上下水道システム
他の公共システムなど、産業用システムの制御に広く使
用される制御装置およびプログラミング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の制御装置では制御プログラムをコ
ンパイルしてオブジェクトプログラムを作成し、そのオ
ブジェクトプログラムを実行するか、制御プログラムを
インタプリタ方式で解釈しながら実行していく方式が主
流であった。
【0003】図15は、従来の制御システムにおける制
御プログラムの実行方法を示す図である。
【0004】まず、従来の制御システムでは、図15に
示すように、ユーザのプログラム入力によりプログラミ
ング装置20にソースプログラムP1が入力され、その
ソースプログラムP1がコンパイルされることによりオ
ブジェクトプログラムP2が作成される。次に、そのオ
ブジェクトプログラムP2が制御装置21に出力され
て、そのオブジェクトプログラムP2を解釈して実行で
きるように構成された演算装置(またはCPU)22に
より、入出力モジュール23との間で制御動作が実行さ
れるという方式が用いられていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この方式では制御装置
21のCPU22のプログラム処理時間で制御プログラ
ムの実行時間が制限されるという欠点がある。したがっ
て制御プログラムの実行と同様の処理をハードウェアに
より行わせれば処理を高速化させることが可能になる
が、処理形態の変更または改良が、制御プログラムを用
いてそれを書き換えることによる変更と比較して困難で
あるという問題があった。
【0006】つまり、ハードウェアで制御プログラムを
表現する場合にはプログラム変更の自由度が小さくなる
問題があるためである。
【0007】本発明は上記の問題に鑑みなされたもの
で、ソフトウェアの実行時間による制限を受けることな
く制御プログラムを実行することが可能になる制御装置
およびプログラミング装置を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る制御装置は、制御プログラムを格納する制御プログラ
ム格納手段と、制御プログラムの変数値を入力する変数
入力手段と、制御プログラム格納手段により格納された
制御プログラムおよび変数入力手段により入力された変
数値に従って演算を行うための演算手段と、演算手段に
よる演算結果を出力するための出力手段と、制御プログ
ラムに従って、変数入力手段と演算手段と出力手段とを
相互に接続して当該制御プログラムに対応した演算回路
網を構成する回路接続手段とを備え、回路接続手段によ
り構成された制御プログラムの演算機能を実現すること
を特徴とする。
【0009】つまり、本発明に係わる制御装置では、制
御プログラムの演算機能が演算回路網で表現され、制御
装置に計算式が入力されると、回路接続手段により変数
入力手段、演算手段および出力手段が接続されて演算回
路網が構成され、演算回路網内の変数入力手段に入力値
が入力されると、入力値にしたがって演算手段により演
算が行われた後、出力手段により演算結果が出力される
ことになる。
【0010】また、本発明に係わるプログラミング装置
は、請求項1に記載の制御装置にプログラムを実行させ
るためのプログラミング装置であって、図式言語で表現
された制御プログラムを入力する入力手段と、入力手段
で入力された制御プログラムを、制御プログラムにより
演算を行うための変数値の入力を行う入力部、制御プロ
グラムおよび入力部により入力された変数値に従って演
算を行う演算部、および演算部による演算結果を出力す
る出力部に分解して認識するプログラム認識手段と、プ
ログラム認識手段で認識された制御プログラムを制御装
置の回路接続手段で使用する接続情報や、変数入力手段
および変数出力手段で使用するアドレス情報に変換して
出力する出力手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】つまり、本発明に係わるプログラミング装
置では、入力手段により図式言語で表現された制御プロ
グラムが入力されると、プログラム認識手段により、入
力手段で入力された制御プログラムが、演算を行うため
の変数値の入力を行う入力部、制御プログラムおよび入
力部により入力された変数値に従って演算を行う演算部
および演算部による演算結果である変数値を出力する出
力部に分解して認識されて、出力部により、プログラム
認識手段で認識された制御プログラムが制御装置に出力
されることになる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0013】図1は、本発明の第1実施形態に係わる第
1の制御システムの全体構成図である。
【0014】図1に示すように、この第1の制御システ
ムは、制御装置1およびプログラミング装置2がデータ
転送媒体3を介して接続されており、相互にデータを転
送できる構成となっている。
【0015】制御装置1は、例えばベルトコンベアーと
いった制御対象となるシステム(図示せず)に接続され
ており、内部の記憶装置に格納される制御プログラムが
実行されることによりシステムの制御が行われる。
【0016】プログラミング装置2は、制御装置1に対
して制御プログラムの開始の指示を行い、また、制御装
置1で実行された制御プログラムの実行結果を表示する
ことが可能である。
【0017】図2は、前記第1実施形態に係わる第1の
制御システムに備えられた制御装置1の構成を示す図で
ある。
【0018】図2に示すように、この制御装置1は、制
御装置1全体の制御を実行するCPU11、制御装置1
自体の制御プログラムを格納するプログラムメモリ1
2、制御プログラムを実行するシーケンス演算回路1
3、制御プログラムを格納する制御プログラムメモリ1
4、制御プログラムに使用する変数値データを格納する
データメモリ15、プログラミング装置2とデータ転送
媒体3を介して通信するための通信インタフェース16
および制御対象との入出力を行う入出力モジュール17
がシステムバス18を介して接続される。
【0019】図3は、前記第1実施形態に係わる第1の
制御システムに備えられたプログラミング装置2の構成
を示す図である。
【0020】図3に示すように、このプログラミング装
置2はプログラミング装置2全体の制御を実行するCP
U201、プログラミング装置2自体の制御プログラム
を格納するプログラムメモリ202、ワークメモリ20
3、制御装置1が格納する制御プログラムと同一のプロ
グラムを格納する制御プログラムメモリ204、変数値
データを格納するデータメモリ205および制御装置1
とデータ転送媒体3を介して通信するための通信インタ
フェース206がシステムバス207を介して接続され
るとともに、ユーザにより制御プログラムの開始を指示
して、かつモニタ範囲を決定したり変数値データを指定
したりするためのキーボード208が入出力インタフェ
ース209を介して接続される。また、プログラムやデ
ータを表示するための表示器210が、表示インタフェ
ース211を介してシステムバス207に接続される。
【0021】プログラミング装置2は、制御装置1から
出力された制御情報に基づく蓄積データを最新のデータ
として表示器210に表示できるように構成されるの
で、制御プログラムの実行結果を正確に表示することが
可能である。
【0022】図4は、前記第1実施形態に係わる第1の
制御システムに備えられた制御装置1内のシーケンス演
算回路13の構成を示す図である。
【0023】図4に示すように、シーケンス演算回路1
3は、ネットワーク回路1301を中心に、入力値を格
納する入力部1302、入力データに基づいて演算を行
う演算部1303、演算部1303で演算された値であ
る出力値を格納する出力部1304、タイマ演算部13
05、カウンタ演算部1306および全体制御回路13
07が接続される。
【0024】また、入力部1302、演算部1303、
出力部1304、タイマ演算部1305、カウンタ演算
部1306および全体制御回路1307はシステムバス
18と接続されていて、CPU11と命令をやりとりす
るとともに、入力部1302および出力部1304に関
しては、データメモリ15や入出力モジュール17との
間で相互にデータ転送することが可能である。
【0025】なお、演算部1303、タイマ演算部13
05およびカウンタ演算部1306については、データ
を送るための入力バスINがネットワーク回路1301
より接続され、また、演算結果を送るための出力バスO
UTがネットワーク回路1301に接続される。
【0026】シーケンス演算回路13内の入力部130
2、演算部1303、出力部1304、タイマ演算部1
305、カウンタ演算部1306および全体制御回路1
307は図4に示すようにそれぞれ複数個設けられてお
り、例えば入力部1302の場合は、入力部1302−
A,1302−B,・・・として設けられ、入力値とし
てAとBの2つの入力値が入力されると、入力部130
2が入力部1302−Aおよび入力部1302−Bの2
つが使用されて、一方の入力部である入力部1302−
Aに入力値Aが、もう一方の入力部である入力部130
2−Bに入力値Bがそれぞれ格納される。
【0027】複数の入力部1302、演算部1303、
出力部1304、タイマ演算部1305およびカウンタ
演算部1306は、それぞれが個別にシステムバス1
8、ネットワーク回路1301および全体制御回路13
07に接続される。
【0028】ネットワーク回路1301は入力部130
2および出力部1304内の各データバッファと演算部
1303、タイマ演算部1305およびカウンタ演算部
1306の入力バスINおよび出力バスOUTとを制御
プログラムに基づく指定により任意に接続することが可
能である。
【0029】入力部1302に関して、1つの入力部で
格納できる入力値は1つである。したがって複数の入力
による演算、例えば2入力の演算を行う場合には、予め
シーケンス演算回路13内に入力部を2つ設けてそれぞ
れに入力値を格納させることで演算が可能になる。同様
にそれ以上の入力が必要な場合には、入力数に応じた数
の入力部を設けてそれぞれに入力値を格納させることで
演算が可能になる。
【0030】また、複数の演算部1303を設けること
で複数の計算式を入力して個々に演算を行うことが可能
となり、複数の出力部1304を設けることで、それぞ
れの演算結果である出力値を格納することが可能とな
る。
【0031】この場合、複数設けられた入力部130
2、演算部1303および出力部1304がそれぞれシ
ステムバス18と接続されてCPU11と命令のやりと
りが行われる。
【0032】また、タイマ演算部1305は制御プログ
ラムにタイマ命令が含まれる場合に用いられる演算ブロ
ックであり、カウンタ演算部1306は制御プログラム
にカウンタ命令が含まれる場合に用いられる演算ブロッ
クである。
【0033】全体制御回路1307は、入力部130
2、演算部1303、出力部1304、タイマ演算部1
305、カウンタ演算部1306の各部と接続されてお
り、各部に起動を促す起動信号が出力されるとともに、
各部の処理が完了したことを知らせる完了信号が入力さ
れる。
【0034】なお、入力部1302、演算部1303お
よび出力部1304が複数設けられている場合には、そ
れぞれの入力部1302、演算部1303および出力部
1304に対して全体制御回路1307が接続されて、
起動信号および完了信号の入出力が行われる。
【0035】図5は、前記第1実施形態に係わる第1の
制御システムに備えられたシーケンス演算回路13内の
入力部1302の構成を示す図である。
【0036】図5に示すように、シーケンス演算回路1
3内の入力部1302には、入力部1302の各部を制
御する入力部制御部1501が設けられ、この入力部制
御部1501には、ユーザにより指定された変数が格納
されるデータメモリ15上のアドレスを格納するための
アドレスレジスタ1502、このアドレスレジスタ15
02に格納されるアドレス情報を出力するために一時的
に格納するアドレスバッファ1503およびデータメモ
リ15から読み出されたデータを格納するデータバッフ
ァ1504がそれぞれ接続される。
【0037】また、アドレスレジスタ1502にはアド
レスバッファ1503が接続され、アドレスバッファ1
503、データバッファ1504および入力部制御部1
501がそれぞれシステムバス18に接続される。そし
てCPU11から起動信号を入力して完了信号を出力す
るためのバスが入力部制御部1501から全体制御回路
1307に接続される。
【0038】入力部制御部1501は、データメモリ1
5上において指定されたアドレスに対応するデータ格納
領域からデータバッファ1504にデータを読み出す制
御をすると共に、また、アドレスレジスタ1502やア
ドレスバッファ1503を制御する。また、システムバ
ス18にアクセスする際に他の演算ブロックのバスアク
セス動作と衝突しないように、バス権調停を行う。
【0039】図6は、前記第1実施形態に係わる第1の
制御システムに備えられたシーケンス演算回路13内に
複数個設けられた入力部1302の構成を示す図であ
り、同図(a)は1番目に使用される入力部1302−
Aの構成を示す図であり、同図(b)は2番目に使用さ
れる入力部1302−Bの構成を示す図である。
【0040】図6(a)及び(b)に示すように、入力
部1302−Aには入力部制御部1501−A、アドレ
スレジスタ1502−A、アドレスバッファ1303−
A、データバッファ1304−Aが備えられ、入力部1
302−Bには入力部制御部1501−B、アドレスレ
ジスタ1502−B、アドレスバッファ1303−B、
データバッファ1304−Bが備えられる。すなわち、
複数の入力部を設けることで複数の入力値データの格納
が別々に処理されることになる。なお、演算部130
3、出力部1304、タイマ演算部1305およびカウ
ンタ演算部1306を複数個設けた場合でも同様であ
る。
【0041】図7は、前記第1実施形態に係わる第1の
制御システムに備えられたシーケンス演算回路13内の
出力部1304の構成を示す図である。
【0042】図7に示すように、この出力部1304に
は、出力部1304の各部を制御する出力部制御部16
01が設けられ、この出力部制御部1601には予め指
定された変数のアドレスを格納するアドレスレジスタ1
602、アドレス用のバスにそのアドレス情報を出力す
るために一時的に格納するアドレスバッファ1603お
よびデータメモリ15に書き込むデータを格納するデー
タバッファ1604がそれぞれ接続される。
【0043】また、アドレスレジスタ1602にはアド
レスバッファ1603が接続され、アドレスバッファ1
603、データバッファ1604および出力部制御部1
601がそれぞれシステムバス18に接続される。そし
てCPU11から起動信号を入力して完了信号を出力す
るためのバスが出力部制御部1601から全体制御回路
1307に接続される。
【0044】出力部制御部1601は、データメモリ1
5上において指定されたアドレスに対応するデータ格納
領域に対してデータバッファ1604に格納されたデー
タを書き込む制御をすると共に、アドレスレジスタ16
02やアドレスバッファ1603を制御する。また、シ
ステムバス18にアクセスする際に他の演算ブロックの
バスアクセス動作と衝突しないように、バス権調停を行
う。
【0045】図8は、前記第1実施形態に係わる第1の
制御システムに備えられたシーケンス演算回路13内の
演算部1303の構成を示す図である。
【0046】図8に示すように、演算部1303には演
算を行うALU1701(算術論理演算装置)1701
が設けられ、このALU1701には、ALU1701
からの出力データを格納する出力レジスタ1702が接
続され、演算部1303内の各部を制御する演算部制御
部1703がALU1701および出力レジスタ170
2に接続される。また、ネットワーク回路1301とA
LU1701とが入力部1302からのデータを入力す
るための入力バスを介して接続され、出力レジスタ17
02とネットワーク回路1301とがデータを出力する
ための出力バスを介して接続される。また、演算部制御
部1703はシステムバス18と接続されており、CP
U11からの命令により演算部1303各部の制御を行
う。
【0047】そしてCPU11から起動信号を入力して
完了信号を出力するためのバスが演算部制御部1703
から全体制御回路1307に接続される。
【0048】演算部制御部1703は、出力レジスタ1
702からのデータをネットワーク回路1301に接続
するための出力バスOUTとALU1701の演算タイ
ミングを制御し、また、出力レジスタ1702へのデー
タ格納タイミングを制御する。
【0049】図9は、前記第1実施形態に係わる第1の
制御システムに備えられたシーケンス演算回路13内の
ネットワーク回路1301の構成を示す図である。
【0050】図9に示すように、ネットワーク回路13
01は2グループの信号が存在する状態において、ある
グループの信号を他グループの任意の信号に接続可能と
するための回路である。図9において縦方向の信号をA
グループ、横方向の信号をBグループとすると、それら
の信号の交点に仮想的なスイッチがあり、これらのスイ
ッチのON/OFF情報を制御プログラムメモリ14の
制御プログラムに従って全体制御回路1307からネッ
トワーク回路1301に格納させることにより、ネット
ワーク回路1301内の接続が行われる。上記の信号は
単線で表現されるが、複数のビット情報も表現されるも
のとする。
【0051】つまり、入力部1302と演算部1303
を接続したい場合には、入力部1302からのバスが制
御プログラムより決定されたネットワーク回路1301
上の接点D,Eに接続され、これらの接点と演算部13
03とがバスで接続されることで実現される。
【0052】次に、前記構成による第1の制御システム
の演算処理について説明する。
【0053】図10(a)は、第1実施形態に係わる第
1の制御システムの演算処理に伴ってシーケンス演算回
路13内でデータの入出力のために接続される入力部1
302、ネットワーク回路1301、演算部1303お
よび出力部1304の接続例を示す図であり、同図
(b)はシーケンス演算回路13内で実行される演算の
例を示すブロック図である。
【0054】図11は、前記第1実施形態に係わる第1
の制御システムの演算処理によってシーケンス演算回路
13内の全体制御回路1307から出力される各起動信
号のタイムチャートである。
【0055】図10(a)に示すように、例えば「A+
B=C」つまり変数Aと変数Bとして格納された入力値
同士を加算してその結果を変数Cに格納する演算(図1
0(b)参照)を行う場合には、シーケンス演算回路1
3内の入力部1302が、変数Aを格納する入力部13
02−Aと変数Bを格納する入力部1302−Bの2つ
使用され、演算部1303および出力部1304がそれ
ぞれ1つ使用される。
【0056】まず、ユーザによるプログラミング装置2
の操作により、計算式つまり入力値である被加算数(入
力値A)および加算数(入力値B)並びに演算子である
加算関数が入力されると、制御プログラムメモリ14か
ら計算用の制御プログラムが読み出されて実行される。
そして計算式の情報(A+B=C)が制御プログラムの
実行によりコンパイルされて、ネットワーク回路130
1内において使用される演算ブロックの種類および数並
びに各演算ブロック同士の接点を決定する接続情報並び
に入力部1302−Aのアドレスレジスタ1502−
A、入力部1302−Bのアドレスレジスタ1502−
Bおよび出力部1304のアドレスレジスタ1602に
格納するデータメモリ15上のアドレス並びに演算部1
303内のALU1701の演算種別が決定される。
【0057】これに応じてシーケンス演算回路13内の
全体制御回路1307により次の設定制御が行われる。
【0058】つまり、図10(a)に示すように、計算
式の情報によれば入力値が2つであるので、それらの入
力値を格納するための入力部1302が、入力部130
2−Aおよび入力部1302−Aと同じ内部構成である
入力部1302−Bの2つ、演算部1303が1つ、出
力部1304が1つ使用されるとともに、各演算ブロッ
ク同士の接点である接点D、接点Eおよび接点Fがネッ
トワーク回路1301上に設定される。つまり、D点が
入力部1302−Aと演算部1303、E点が入力部1
302−Bと演算部1303、F点が演算部1303と
出力部1304との接点となる。
【0059】そして、入力値が格納される各入力部13
02−A,1302−Bのデータバッファ1504−
A,1504−Bからのバスが、ALU1701の1つ
めの入力端子に接続される入力バス1および2つめの入
力端子に接続される入力バス2にそれぞれ接続され、ま
た、ALU1701の出力端子に接続される出力バスが
出力部1304のデータバッファ1604へのバスに接
続され、演算部1303内のALU1701の演算種別
は“+”に設定される。
【0060】つまり、変数Aが格納される入力部130
2−Aのデータバッファ1504−Aからのバスがネッ
トワーク回路1301上に設定された接点Dに接続さ
れ、その接点Dから、さらにバスが入力バス1としてA
LU1701の入力側端子に接続される。
【0061】また、変数Bが格納される入力部1302
−Bのデータバッファ1504−Bからのバスがネット
ワーク回路1301上に設定された接点Eに接続され、
その接点Eからさらにバスが入力バス2としてALU1
701の入力側端子に接続される。
【0062】また、演算部1303の出力側からの出力
バスがネットワーク回路1301上に設定された接点F
に接続され、その接点Fからさらにバスが出力部130
4のデータバッファ1604に接続される。
【0063】そして、入力された入力値Aおよび入力値
Bがデータメモリ15内の変数Aのメモリアドレスに対
応する領域および変数Bのメモリアドレスに対応する領
域にそれぞれ格納される。
【0064】また、この各入力値が格納されるアドレス
の情報が各入力部1302−A,1302−Bに出力さ
れて、入力部制御部1501−A,1501−Bを介し
て各入力部1302−A,1302−B内のアドレスレ
ジスタ1502−A,1502−Bにそれぞれ格納され
る。
【0065】そして、CPU11から全体制御回路13
07に対して入力部1302−Aの起動を促す起動信号
の出力を要求する信号が出力されると、この全体制御回
路1307から入力部1302−Aの入力部制御部15
01−Aに対して入力部1302−Aの起動を促す起動
信号が出力される。
【0066】図12は、前記第1実施形態に係わる第1
の制御システムで用いられる入力部1302−Aの入力
部制御部1501−Aに入力される起動信号および各信
号との時間関係を示す図である。
【0067】図12に示すように、入力部1302−A
は全体制御回路1307からの起動信号の入力により制
御が開始されると共に、一連の制御が完了すると完了信
号が出力されるように構成される。
【0068】まず、起動信号が全体制御回路1307よ
り入力部制御部1501−Aに入力されると、アドレス
レジスタ1502−Aの内容を出力するためにシステム
バス18を確保する処理が行われ、そのシステムバス1
8を確保するまでに要する時間であるシステムバス獲得
期間の経過後に、アドレスレジスタ1502−Aの内容
をシステムバス18経由でデータメモリ15に出力する
ことが可能な時間であるアドレスレジスタ出力許可期間
が一定時間分設定される。
【0069】そのアドレスレジスタ出力許可期間の間
に、データメモリ15内においてアドレスレジスタ15
02−Aに格納されたアドレスに対応した領域からデー
タを読み出す要求信号である読込み信号がCPU11に
出力され、データの読み込みを含む入力部1302−A
の一連の処理が終了したことが確認されると完了信号が
入力部制御部1501−Aより全体制御回路1307に
出力される。
【0070】つまり、起動信号が入力部制御部1501
−Aに入力されると、入力部制御部1501−Aによ
り、データメモリ15に対してそのデータメモリ15内
の入力値が格納されるアドレスの送信を要求する信号が
CPU11に出力され、これに従ってデータメモリ15
内の1つ目の入力値である変数Aが格納されるアドレス
が読み出されて、入力部制御部1501−Aを介してア
ドレスレジスタ1502−Aに格納される。
【0071】このアドレスレジスタ1502−Aに格納
された内容がアドレスバッファ1503−Aに転送され
て格納された後、入力部制御部1501−Aからの要求
によりアドレスバッファ1503−Aの内容がシステム
バス18を介してCPU11に出力され、そのCPU1
1よりデータメモリ15の入力値アドレスに対応する領
域に対して格納される入力値データを読み出す要求がな
される。これによりデータが読み出されて、システムバ
ス18を介して入力部1302−Aのデータバッファ1
504−Aに格納される。
【0072】すると、入力部制御部1501−Aから全
体制御回路1307に対して、入力値データのデータバ
ッファ1504−Aへの格納が完了した旨を伝える完了
信号が出力される。
【0073】そして、データバッファ1504−Aに格
納される入力値データがネットワーク回路1301のD
点を介して演算部1303内のALU1701の入力側
端子に入力される。
【0074】この第1の制御システムではシーケンス演
算回路13内の1つの入力部に対してデータメモリ15
上の1つの入力値が扱われることになるので、変数Bに
格納される入力値Bを入力する場合には、変数Aに格納
される入力値が設定される入力部1302−Aとは別に
入力部1302−Bが使用される。
【0075】つまりプログラミング装置2より2つ目の
入力値である入力値Bが入力されて、データメモリ15
上の変数Bのアドレスに対応した領域に格納されると、
入力部1302−Bのアドレスレジスタ1502−Bに
変数Bのアドレスが格納される。
【0076】そして、入力部1302−Aからの完了信
号が全体制御回路1307に入力されると入力部130
2−Bの入力部制御部1501−Bに起動信号が出力さ
れる。
【0077】そして、入力部1302−Aでの処理と同
様に、データメモリ15に格納された入力値Bがデータ
バッファ1504−Bに格納される処理が行われ、この
処理が終了すると入力部制御部1501−Bより完了信
号が全体制御回路1307に出力される。
【0078】すると、設定されたネットワーク回路13
01の接続情報に従って、データバッファ1504−B
に格納された入力値Bのデータがネットワーク回路13
01のE点を介して入力バス2を通って演算部1303
内のALU1701の入力側端子より入力される。
【0079】そして、入力部1302−Aの入力部制御
部1501−Aおよび入力部1302−Bの入力部制御
部1502−Bからの完了信号がともに全体制御回路1
307により入力されると、この全体制御回路1307
より演算部1303の演算部制御部1703に対して演
算すなわち加算の開始を要求する起動信号が出力され
て、この起動信号が演算部制御部1703に入力される
と該演算部制御部1703よりALU1701に対して
演算の開始が指示されて演算が行われる。
【0080】ALU1701による演算が終了すると、
ALU1701により演算された結果である出力値が出
力レジスタ1702に転送された後、出力バスOUTを
通ってネットワーク回路1301のF点を経由して出力
部1304のデータバッファ1604に出力される。
【0081】すると、演算部制御部1703より演算が
完了した旨を知らせる完了信号が全体制御回路1307
に出力され、その完了信号が全体制御回路1307に入
力されると出力部1304の出力部制御部1601に対
して出力部1304の起動を要求する起動信号が全体制
御回路1307から出力される。
【0082】その起動信号が出力部制御部1601に入
力されると、この出力部制御部1601により、データ
メモリ15内の出力値である変数Cを格納する領域に対
応するメモリアドレスの出力を要求する信号がCPU1
1に出力され、これに従って要求されたメモリアドレス
が、出力部制御部1601を介してアドレスレジスタ1
602に出力されて格納される。
【0083】このアドレスレジスタ1602に格納され
た内容がアドレスバッファ1603に転送されて格納さ
れた後、出力部制御部1601からの要求によりアドレ
スバッファ1603の内容がシステムバス18を介して
CPU11に出力され、そのCPU11よりデータメモ
リ15の出力値アドレスに対応する領域に対してデータ
バッファ1604に格納される出力値データを書き込む
要求がなされる。
【0084】これにより出力値データがデータバッファ
1604より読み出されて、システムバス18を介して
データメモリ15上の変数Cのメモリアドレスに対応し
た領域に格納される。
【0085】その後、出力部制御部1601から全体制
御回路1307に対して、出力値データのデータメモリ
15への書込みが完了した旨を伝える完了信号が出力さ
れる。
【0086】なお、この出力部1304の出力部制御部
1601に入力される起動信号および各信号との時間関
係は図12に示す時間関係と略同様であり、まず、起動
信号が入力されると、アドレスレジスタ1602の内容
を出力するためにシステムバス18のバス権を確保する
処理が行われ、そのバス権を得るのに要する時間である
システムバス権獲得期間の経過後に、アドレスレジスタ
1602の内容をシステムバス18経由でデータメモリ
15に書き込むことが可能な時間であるアドレスレジス
タ出力許可期間が一定時間分設定され、そのアドレスレ
ジスタ出力許可期間の間に、データメモリ15内のアド
レスレジスタ1602に格納されたアドレスに対応した
領域にデータを書き込む要求信号である書込み信号が出
力され、出力値データがデータメモリ15に書き込まれ
る。
【0087】そして、この出力値データの書込みを含む
出力部1304の処理が終了したことが確認されると完
了信号が出力部制御部1601より全体制御回路130
7に出力される。
【0088】そして全体制御回路1307よりCPU1
1に対して一連の演算処理が完了した旨を知らせる信号
が出力されて終了処理が行われる。
【0089】つまり、図11に示すように、実際に演算
処理が行われる場合には、入力値A入力されると全体制
御回路1307から入力部1302−Aの入力部制御部
1501に起動信号が出力され、入力値Bが入力される
と入力部1302−Bの入力部制御部1501−Bに起
動信号が出力される。そして入力部1302−Aおよび
入力部1302−Bの処理が終了すると、演算部130
3の演算部制御部1703に起動信号が出力され、最後
に出力部1304の出力部制御部1601に起動信号が
出力される。
【0090】このように各部が制御されることで、入力
値A,Bがデータメモリ15から入力部1302−Aお
よび入力部1302−Bに読み出されて、それらの入力
値がネットワーク回路1301経由で演算部1303に
送られ、演算結果の出力値データがネットワーク回路1
301経由で出力部1304に出力されて、出力値デー
タがデータメモリ15に書き込まれる。
【0091】したがって前記構成の第1の制御システム
では、変数Aと変数Bに格納された入力値同士を加算し
てその結果を変数Cに格納する演算を行う場合に、入力
値データが入力されてデータメモリ15に格納される
と、入力部1302−Aが起動されて1つめの入力値デ
ータが転送されてネットワーク回路1301上の接点D
を経由して演算部1303のALU1701に入力され
るともに、入力部1302−Bが起動されて2つめの入
力値データが転送されてネットワーク回路1301上の
接点Dを経由して演算部1303のALU1701に入
力され、全ての入力値データが演算部1303のALU
1701に入力されたことが確認されると演算部130
3による演算が行われて、その出力値がネットワーク回
路1301のF点を経由して出力部1304のデータバ
ッファ1604に格納されて、出力値データがデータメ
モリ15に書き込まれるので、制御プログラムの内容を
コンピュータやソフトウェアによることなく入力部13
02および出力部1304のアドレス情報やネットワー
ク回路1301の接続情報、ALU1701の演算種別
情報、全体制御回路1307のシーケンスに変換してハ
ードウェアで実行することが可能である。
【0092】また、各演算ブロックの完了信号をそのま
ま次の演算ブロックの起動信号として認識させることで
全体制御回路1307を簡略化することも可能である。
【0093】次に、本発明の第2実施形態について説明
する。
【0094】この第2実施形態は、第1実施形態に係わ
る第1の制御システムにおいて、入力部1302の入力
部制御部1501および出力部1304の出力部制御部
1601から全体制御回路1307に出力されていた完
了信号をネットワーク回路1301経由で次の演算ブロ
ックに対する起動信号とすることを可能にしたものであ
り、この本発明の第2実施形態に係わる第2の制御シス
テムの全体構成は図1と同様であり、制御システム内の
制御装置1の構成およびプログラミング装置2の構成は
図2および図3と同様である。
【0095】第1の制御システムでは、入力部1302
の入力部制御部1501および出力部1304の出力部
制御部1601は、全体制御回路1307から出力され
た起動信号が入力されることで起動し、処理が終了する
と出力部1304の出力部制御部1601から全体制御
回路1307に完了信号が出力され、全体制御回路13
07はその完了信号を入力すると次段の演算ブロックに
対する起動信号を出力することにより各演算ブロックの
制御を行っているが、この方法だと全体制御回路130
7の構成が複雑になってしまう上に、各演算ブロックの
前段の回路から出力された完了信号が出力されてから次
段の回路が起動するまでに生ずる起動信号の待ち時間が
生じてしまう。そこで、起動信号および完了信号の入出
力を全体制御回路1307に依らず、各演算ブロックの
制御部のみで起動信号および完了信号をやりとりできれ
ば、処理を簡略化できる。
【0096】図13は、本発明の第2実施形態に係わる
第2の制御システムの演算処理に伴ってシーケンス演算
回路13内で起動信号および完了信号の入出力のために
接続される入力部1302、ネットワーク回路130
1、演算部1303および出力部1304の接続例を示
す図である。
【0097】第1実施形態と同様に(図10参照)変数
Aと変数Bに格納された入力値同士を加算してその結果
を変数Cに格納する演算を行う場合には、入力値および
演算子が入力されると、入力部1302−A、入力部1
302−B、演算部1303および出力部1304の使
用が要求されて、ネットワーク回路1301上にデータ
の入出力の接点であるD点、E点およびF点が設定され
るとともに、同じくCPU11でのコンパイルに基づく
全体制御回路1307での設定制御により、ネットワー
ク回路1301上に、図13に示すように、起動信号お
よび完了信号の入出力の接点であるG点、H点およびI
点が設定され、G点が入力部1302−Aと入力部13
02−B、H点が入力部1302−Bと演算部130
3、そしてI点が演算部1303と出力部1304との
接点となる。
【0098】はじめに、CPU11より全体制御回路1
307に対して入力部1302−Aの起動を要求する命
令がなされると、全体制御回路1307から入力部13
02−Aの入力部制御部1501−Aに対して起動信号
が出力され、その起動信号に従い入力部1302−Aに
より入力値Aがデータメモリ15から読み出されてデー
タバッファ1504−Aに格納される。
【0099】そして、入力部1302−Aの処理が完了
した際に入力部制御部1501−Aから出力される完了
信号がバスを介してネットワーク回路1301のG点を
経由して入力部1302−Bの入力部制御部1501−
Bに入力される。
【0100】入力部1302−Aから出力された完了信
号が入力部1302−Bに入力されたことが確認された
ら、その完了信号の入力をもって入力部1302−Bの
起動信号として認識されて入力部1302−Bの処理が
開始され、入力値Bがデータメモリ15から読み出され
てデータバッファ1504−Bに格納される。 そし
て、入力部1302−Bの処理が完了した際に入力部制
御部1501から出力される完了信号がバスを介してネ
ットワーク回路1301のH点を経由して演算部130
3の演算部制御部1703に入力される。
【0101】入力部1302−Bから出力された完了信
号が演算部制御部1703に入力されたことが確認され
たら、その完了信号の入力をもって演算部1303の起
動信号として認識されて演算部1303の処理が開始さ
れる。
【0102】そして、ALU1701による演算が行わ
れて演算部1303の処理が完了した際に出力値データ
がネットワーク回路1301経由で出力部1304に出
力されると同時に、演算部1303の完了信号が演算部
制御部1703よりネットワーク回路1301のI点を
経由して出力部1304の出力部制御部1601に出力
される。
【0103】出力部制御部1601に完了信号が入力さ
れると、この完了信号の入力が出力部1304の起動信
号の入力として認識されて出力部1304の処理が開始
される。
【0104】出力部1304の処理が完了したことが確
認されると、出力部制御部1601から全体制御回路1
307に完了信号が出力されて終了処理がなされる。
【0105】つまり、各演算ブロックから出力された完
了信号がネットワーク回路1301を介してそのまま次
段の演算ブロックの各制御部に出力されると、この完了
信号が該演算ブロックの起動信号とみなされて、その演
算ブロックの処理が開始されることになる。
【0106】したがって、前記構成の第2の制御システ
ムによれば、変数Aと変数Bに格納された入力値同士を
加算してその結果を変数Cに格納する制御を行う場合
に、入力部1302−Aの処理終了後に入力部1501
−Aよりネットワーク回路1301のG点を経由して入
力部1302−Bの入力部制御部1501−Bに対して
完了信号が入力されると、この完了信号が起動信号と認
識されて入力部1302−Bの処理が開始され、入力部
1302−Bによる処理終了後に入力部制御部1501
―Bよりネットワーク回路1301のH点を経由して演
算部1303の演算部制御部1703に対して完了信号
が出力されると、この完了信号が起動信号として認識さ
れて演算部1303の処理が開始され、この演算部13
03による処理終了後に演算部制御部1703よりネッ
トワーク回路1301のI点を経由して出力部1304
の出力部制御部1601に対して完了信号が出力される
と、この完了信号が起動信号として認識されて出力部1
304の処理が開始され、出力部1304による処理が
終了すると、出力部制御部1601より全体制御回路1
307に完了信号が出力されるので、各演算ブロックか
ら出力される完了信号が入力値および出力値データと同
じくネットワーク回路1301経由で出力されることで
次の演算ブロックの起動信号とすることが出来、全体制
御回路1307の機能を簡略化することが可能となる。
また、各部の実行時間だけにしたがって制御が実行さ
れ、全体制御回路1307からの起動信号待ちの無駄が
なくなるので、全体のプログラム実行を最短時間で完了
させることが可能になる。
【0107】次に本発明の第3実施形態について説明す
る。
【0108】この第3実施形態は、第1実施形態に係わ
る第1の制御システムにおいて、演算機能単位が制御全
体の中で独立している各演算ブロックの処理を並列に実
行することを可能にしたものであり、この本発明の第3
実施形態に係わる第3の制御システムの全体構成は図1
と同様であり、制御システム内の制御装置1の構成およ
びプログラミング装置2の構成は図2および図3と同様
である。
【0109】図10(a)に示すように、制御プログラ
ムの各演算機能単位を実現する各演算ブロックは他の演
算ブロックと分離される。この第3の制御システムで
は、前段の演算機能単位の出力を後段で使用する場合な
どのように同じ変数領域を使用する演算機能単位以外で
は、それらの演算機能単位の実行を並列に行うことが可
能である。制御装置1での制御プログラムのコンパイル
時に演算機能単位ごとの独立性が判別されてそれぞれ分
割され、独立している演算機能単位については並列に実
行できるように全体制御回路1307のシーケンスが決
定されることで、制御プログラム全体の実行時間を短縮
させることが可能となる。
【0110】また、並列処理を用いると、タスク別に演
算機能単位が分離させて、それらの複数のタスクを並列
に実行させることができる。これにより、短周期で実行
されるタスクと長周期で実行されるタスクを効率よく並
列に実行可能である。
【0111】例えば、異なる複数の計算式を演算実行さ
せる場合には、制御プログラムが実行されることで設定
されるネットワーク回路1301の接続情報に基づい
て、お互いに左右されずに独立して実行することが可能
かどうか判断される。
【0112】例えば、第1実施形態と同様の「A+B=
C」の計算式に加えて「D×E=F」の計算式が入力さ
れた場合、これらの計算式の処理を同時に行わせて、そ
れぞれの出力結果を得ることが可能である。
【0113】つまり、1つめの計算式である「A+B=
C」の計算式が入力されると、変数Aを格納する入力部
A、変数Bを格納する入力部B、変数Aの値と変数Bの
値の演算をする演算部A、演算部Aの演算結果を格納す
る出力部Aがネットワーク回路1301で接続されるこ
とにより構成されるA回路が作成される。
【0114】また、2つめの計算式である「D×E=
F」の計算式が入力されると、入力値Cが格納される変
数Cを格納する入力部C、入力値Dが格納される変数D
を格納する入力部D、変数Cの値と変数Dの値の演算を
する演算部B、B演算部の演算結果である出力値Fを変
数Fに格納する出力部Bがネットワーク回路1301で
接続されることにより構成されるB回路が作成され、C
PU11より全体制御回路1307に対して、各々の回
路の起動を要求する信号が出力される。
【0115】すると、全体制御回路1307から回路A
の入力部Aの入力部制御部に対する起動信号が出力され
ると同時に、回路Bの入力部Bの入力部制御部に対する
起動信号が送信されて、各回路での演算処理がそれぞれ
並列に開始される。
【0116】そして、それぞれの回路の処理が終了して
A回路の出力部Aの出力部制御部およびB回路のB出力
部の出力部制御部からの完了信号がそれぞれ全体制御回
路1307に入力されたことが確認されると、「A+B
=C」および「D×E=F」の演算処理がそれぞれ終了
する。
【0117】したがって、1つの演算式の処理に要する
時間のみで複数の演算式の処理を行うことが可能にな
る。
【0118】また、制御プログラム中に、メインプログ
ラムとは別に一時的に使用される割込みプログラムが存
在している場合には、従来の順序処理だと割込みプログ
ラムが実行された場合にメインプログラムの処理が停止
してしまうことになる。そこでこのような並列処理を用
いると、割込みプログラムに対応する演算機能単位をメ
インプログラム用の演算機能単位と分離してそれらを並
列に実行させることが可能になる。この並列処理によ
り、2つのプログラムの実行に必要な時間を各々のプロ
グラムの実行に必要な時間の合計より少ない時間にする
ことが出来る。
【0119】つまり、割込みプログラムを単独で実行さ
せることが出来るのでメインプログラムの処理は中断す
ることなくメインプログラムの実行時間だけで双方のプ
ログラムの処理を終了させることが可能になる。
【0120】したがって、前記構成の第3の制御システ
ムでは、演算処理中に独立して実行することが可能であ
る演算ブロックが複数存在している場合、つまり図10
に示す回路が複数あって、使用するデータメモリ15上
の領域が重複していない場合には、CPU11より全体
制御回路1307に対して、各々の回路の起動を要求す
る信号が出力される。すると、全体制御回路1307か
ら回路Aに対する起動信号が出力されると同時に、回路
Bに対する起動信号が同時に送信されて、各回路での処
理がそれぞれ並列に開始される。そして、それぞれの回
路の処理が終了して完了信号が全体制御回路1307に
入力されたことが確認されると、次の演算回路に起動信
号が出力されるので、1つの回路の処理に要する時間の
みで複数の回路の処理を行うことが可能になる。
【0121】次に、本発明の第4の実施形態について説
明する。
【0122】この第4実施形態は、第1実施形態に係わ
る第1の制御システムにおいて、演算処理の対象となる
制御プログラムすなわち計算式の入力をキーボードによ
る数式の入力の代わりに手書きその他の方法によるイメ
ージに基づいて作成することを可能にしたものであり、
この本発明の第4実施形態に係わる第4の制御システム
の全体構成は図1と同様であり、制御システム内の制御
装置1の構成およびプログラミング装置2の構成は図2
および図3と同様である。ただし、プログラミング装置
2の制御プログラムメモリ204内には、図形および記
号などにより制御プログラムを入力するための図形入力
プログラム、およびこれらの入力された図形および記号
による制御プログラムをその制御命令および変数名に変
換する制御プログラム認識プログラムが記憶される。
【0123】この制御プログラム認識プログラムは、入
力された図形により制御プログラムの演算機能単位であ
る関数名、変数名、入力数および出力数などをその演算
機能単位ごとに認識させることが出来、それらの認識さ
れた各演算機能単位の組み合わせにより全体の計算式を
認識させることが出来る。
【0124】図14(a)および同図(b)は、本発明
の第4実施形態に係わる第4の制御システムにおいて入
力された図形と記号による制御プログラムとその図形と
記号から認識された制御プログラム演算機能単位の対応
例を示す図である。
【0125】まず、ユーザによるプログラミング装置2
の操作により図形入力プログラムが起動されると、図形
入力モードが起動され、表示器210に図形入力画面が
表示される。そして、図14(a)および同図(b)に
示すようにキーボード208およびマウスなどにより記
号およびブロック図形が指定されると、それらが表示器
210の図形入力画面上に表示される。
【0126】ユーザにより図形入力の終了処理の操作が
なされると、プログラミング装置2のモードが図形入力
モードから図形認識モードに切り替わり、制御プログラ
ム認識プログラムが起動する。
【0127】すると、入力された図形および記号に基づ
いて、制御プログラムの各演算機能単位の認識がなされ
る。
【0128】この制御プログラム認識プログラムにおい
ては、入力された直方体は、関数またはファンクション
ブロックとして認識される。
【0129】また、入力された直方体内部にテキストま
たは記号で関数名またはファンクションブロック名を入
力すると、関数の関数名またはファンクションブロック
の種類として認識される。
【0130】また、入力された線分は、データの流れを
示すシグナルフローまたはビット情報の流れを示すパワ
ーフローとして認識される。
【0131】そして、入力された線分の端部に入力され
たテキストまたは記号は、変数名として認識される。
【0132】そして、入力された関数またはファンクシ
ョンブロックの左側に接続された線分の数は関数または
ファンクションブロックの入力数として認識され、右側
に接続された線分の数は関数またはファンクションブロ
ックの出力数として認識される。このようにしてユーザ
によって入力された図形および記号から制御プログラム
の各演算機能単位を認識させることが可能である。
【0133】なお、この制御プログラム認識用の図形お
よび記号は制御プログラム認識プログラム内で起動され
る図形入力ソフトを利用してキーボード208またはマ
ウスなどで入力されたものでも良いし、手書きの図形お
よび記号をデジタルカメラやスキャナなどの画像入力装
置でプログラミング装置2内に入力させて、制御プログ
ラムとして認識させることも可能である。
【0134】そして、この認識された制御プログラム情
報から変数名に対応するデータメモリ15のアドレスや
関数種別に変換されると共に、各制御単位の実行順序が
解析されて制御装置1に転送される。
【0135】認識された制御プログラムの演算機能情報
を元に制御装置1により入力部1302、演算部130
3、出力部1304間の接続情報がネットワーク回路1
301上に設定され、また演算部1303の処理が選択
されることで制御プログラムが実行される。
【0136】したがって、前記構成の第4の制御システ
ムでは、最初に図形入力プログラムを起動させて、ユー
ザの任意により制御プログラムをイメージ化した図形お
よび記号が入力されると、制御プログラム認識プログラ
ムが起動して、入力された図形および記号に基づいて制
御プログラムの各演算機能単位として認識され、それら
の演算機能単位が組み合わされることで全体の制御プロ
グラムが認識されて、制御装置1に出力されて実行され
るので、ユーザにより入力されたグラフィック情報から
なる制御プログラムから制御装置1において実行可能な
制御プログラムを生成することができる。
【0137】
【発明の効果】以上のように、本発明に係わる制御装置
によれば、制御プログラムの演算機能が演算回路網で表
現され、制御装置に計算式が入力されると、回路接続手
段により変数入力手段、演算手段および出力手段が接続
されて演算回路網が構成され、演算回路網内の変数入力
手段に入力値が入力されると、入力値にしたがって演算
手段により演算が行われた後、出力手段により演算結果
が出力されるようになる。
【0138】また、本発明に係わるプログラミング装置
によれば、入力手段により図式言語で表現された制御プ
ログラムが入力されると、プログラム認識手段により、
入力手段で入力された制御プログラムが、演算を行うた
めの変数値の入力を行う入力部、制御プログラムおよび
入力部により入力された変数値に従って演算を行う演算
部および演算部による演算結果である変数値を出力する
出力部に分解して認識されて、出力部により、プログラ
ム認識手段で認識された制御プログラムが制御装置に出
力されるようになる。
【0139】以上のように、本発明はソフトウェアの実
行時間による制限を受けることなく制御プログラムを実
行することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係わる第1の制御シス
テムの全体構成図。
【図2】前記第1実施形態に係わる第1の制御システム
に備えられた制御装置の構成を示す図。
【図3】前記第1実施形態に係わる第1の制御システム
に備えられたプログラミング装置の構成を示す図。
【図4】前記第1実施形態に係わる第1の制御システム
に備えられた制御装置内のシーケンス演算回路の構成を
示す図。
【図5】前記第1実施形態に係わる第1の制御システム
に備えられたシーケンス演算回路内の入力部の構成を示
す図。
【図6】前記第1実施形態に係わる第1の制御システム
に備えられたシーケンス演算回路内に複数個設けられた
入力部の構成を示す図であり、同図(a)は1番目に使
用される入力部の構成を示す図であり、同図(b)は2
番目に使用される入力部の構成を示す図である。
【図7】前記第1実施形態に係わる第1の制御システム
に備えられたシーケンス演算回路内の出力部の構成を示
す図。
【図8】前記第1実施形態に係わる第1の制御システム
に備えられたシーケンス演算回路内の演算部の構成を示
す図。
【図9】前記第1実施形態に係わる第1の制御システム
に備えられたシーケンス演算回路内のネットワーク回路
の構成を示す図。
【図10】同図(a)は、前記第1実施形態に係わる第
1の制御システムの演算処理に伴ってシーケンス演算回
路内でデータの入出力のために接続される入力部、ネッ
トワーク回路、演算部および出力部の接続例を示す図で
あり、同図(b)はシーケンス演算回路内で実行される
演算の例を示すブロック図である。
【図11】前記第1実施形態に係わる第1の制御システ
ムの演算処理によってシーケンス演算回路内の全体制御
回路から出力される各起動信号のタイムチャート。
【図12】前記第1実施形態に係わる第1の制御システ
ムで用いられる入力部の入力部制御部に入力される起動
信号および各信号との時間関係を示す図。
【図13】本発明の第2実施形態に係わる第2の制御シ
ステムの演算処理に伴ってシーケンス演算回路内で起動
信号および完了信号の入出力のために接続される入力
部、ネットワーク回路、演算部および出力部の接続例を
示す図。
【図14】同図(a)および同図(b)は、本発明の第
4実施形態に係わる第4の制御システムにおいて入力さ
れた図形記号による制御プログラムとその図形、記号か
ら認識された制御プログラム演算機能単位の対応例を示
す図である。
【図15】従来の制御システムにおける制御プログラム
の実行方法を示す図。
【符号の説明】
1…制御装置 2…プログラミング装置 3…データ転送媒体 11…CPU 12…プログラムメモリ 13…シーケンス演算回路 14…制御プログラムメモリ 15…データメモリ 16…システムバス 17…通信インタフェース 18…入出力モジュール 20…プログラミング装置 21…制御装置 22…演算装置(CPU) 23…入出力モジュール 201…CPU 202…プログラムメモリ 203…ワークメモリ 204…制御プログラムメモリ 205…データメモリ 206…通信インタフェース 207…システムバス 208…キーボード 209…入出力インタフェース 210…表示器 211…表示インタフェース 1301…ネットワーク回路 1302…入力部 1303…演算部 1304…出力部 1305…タイマ演算部 1306…カウンタ演算部 1307…全体制御回路 1501…入力部制御部 1502…アドレスレジスタ 1503…アドレスバッファ 1504…データバッファ 1601…出力部制御部 1602…アドレスレジスタ 1603…アドレスバッファ 1604…データバッファ 1701…ALU 1702…出力レジスタ 1703…演算部制御部 IN…入力バス OUT…出力バス P1…ソースプログラム P2…オブジェクトプログラム

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御プログラムを格納する制御プログラ
    ム格納手段と、 前記制御プログラムの変数値を入力する変数入力手段
    と、 前記制御プログラム格納手段により格納された制御プロ
    グラムおよび前記変数入力手段により入力された変数値
    に従って演算を行うための演算手段と、 前記演算手段による演算結果を出力するための出力手段
    と、 前記制御プログラムに従って、前記変数入力手段と演算
    手段と出力手段とを相互に接続して当該制御プログラム
    に対応した演算回路網を構成する回路接続手段とを備
    え、前記回路接続手段により構成された前記制御プログ
    ラムの演算機能を実現することを特徴とする制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の制御装置であって、 前記変数入力手段による入力完了信号を前記演算手段の
    演算起動信号として出力し、前記演算手段による演算完
    了信号を前記出力手段による出力起動信号として出力す
    る信号出力手段を備えたことを特徴とする制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の制御装置であって、 前記回路接続手段は、複数の入力手段、演算手段、出力
    手段を相互接続する場合に、同一手段の各々の接続を同
    時または順序に行うことを特徴とする制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の制御装置にプログラム
    を実行させるためのプログラミング装置であって、 図式言語で表現された制御プログラムを入力する入力手
    段と、 前記入力手段で入力された前記制御プログラムを、前記
    制御プログラムにより演算を行うための変数値の入力を
    行う入力部、前記制御プログラムおよび前記入力部によ
    り入力された変数値に従って演算を行う演算部、および
    前記演算部による演算結果を出力する出力部に分解して
    認識するプログラム認識手段と、 前記プログラム認識手段で認識された制御プログラムを
    前記制御装置の回路接続手段で使用する接続情報や、前
    記変数入力手段および変数出力手段で使用するアドレス
    情報に変換して出力する出力手段とを備えたことを特徴
    とするプログラミング装置。
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