JP2003233317A - 隠蔽シール及び偽造等対策印刷物、並びにそれらを用いた偽造等への対策方法 - Google Patents

隠蔽シール及び偽造等対策印刷物、並びにそれらを用いた偽造等への対策方法

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JP2003233317A
JP2003233317A JP2002035046A JP2002035046A JP2003233317A JP 2003233317 A JP2003233317 A JP 2003233317A JP 2002035046 A JP2002035046 A JP 2002035046A JP 2002035046 A JP2002035046 A JP 2002035046A JP 2003233317 A JP2003233317 A JP 2003233317A
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Satoshi Gocho
智 牛腸
Harumi Ota
陽美 太田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、複写機などによる忠実な複製を防止
できるようにし、さらには虹彩色を呈すると共に目視角
度を変えることにより色相が異なって観察され、また所
望の真偽判定フィルターや赤外線カメラ等により隠蔽さ
れていたパターンが認識できるようにした隠蔽シール及
び偽造等対策印刷物、並びにそれらを用いた偽造等への
対策方法の提供を目的とする。 【解決手段】少なくとも、粘着層、目視に対しては隠蔽
性を示すが赤外線に対しては透過性を示す隠蔽層及びコ
レステリック液晶を含有するコレステリック液晶層を、
これらの層の相対的な位置関係がこの順になるように設
け、前記粘着層と前記隠蔽層の間か、または、前記隠蔽
層と前記コレステリック液晶層の間のいずれかには少な
くとも基材を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機などによる
忠実な複製を防止できるようにし、さらには虹彩色を呈
すると共に目視角度を変えることにより色相が異なって
観察され、また所望の真偽判定フィルターや赤外線カメ
ラ等により隠蔽されていたパターンが認識できるように
した隠蔽シール及び偽造等対策印刷物、並びにそれらを
用いた偽造等への対策方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子写真技術を利用した複写機が
普及し、これを利用すると誰でも簡単に紙などに印刷さ
れた文字や画像を複写することができるようになった。
特に、最近のカラーデジタル複写機によれば、原稿か複
写物かの見分けが極めて困難な複写物でさえ容易に作成
することができるようになっている。
【0003】一般的なカラーデジタル複写機の原理は以
下のようである。すなわち、まず原稿に光を照射し、反
射光をCCDラインセンサで検知する。CCDラインセ
ンサでは、反射光の強度に応じたデジタル信号を生成
し、複写機内のメモリに送信する。この読み取り過程は
レッド(R)、グリーン(G)、ブルー(B)の3色に
ついて行い、それぞれの場合のデジタル信号をメモリに
格納する。次に格納されたデジタル信号に基づいて、レ
ーザ光を感光体ドラムの表面に照射し、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(B
k)のトナーを感光体ドラムの上に順次静電吸着させ、
これらのトナーを順次紙などのシート上に転写して定着
させる。これにより、カラーの画像が形成された精巧な
複写物を得ることができる。
【0004】係るカラー複写は便利である反面、これを
悪用して株券、債券、約束手形、小切手などの有価証券
や、入場券、搭乗券などの印刷物などが偽造されるとい
う問題が増加しつつある。このため、容易に複写ができ
ないようにこれらの有価証券や印刷物等に複製防止対策
を施す提案が種々なされている。
【0005】例えば、カラー複写によって得られる複写
物の色が原稿の色と異なるようにする技術が提案されて
いる。つまり、原稿とされうる有価証券などに非常に淡
い色で着色すると、複写物では淡い色の部分が正確に再
現できないことを利用した技術である。また、原稿に大
きさの異なる網点を形成しておくことにより、もし複写
しても小さい網点の再現性が悪化し、精巧な複写ができ
ないようにした技術もある。また、カラー複写機のトナ
ーにない色である、例えば緑、紫、橙、金、銀等を印刷
することで複写物の色の再現性が悪化することを利用し
た技術もある。また、電磁波のうち人間の視認度が低い
波長領域、例えば380nm〜450nmおよび650
〜780nmあたりの波長域に特徴をもつ2種類のイン
キを用いることで、目視による観察では同色に認識され
るが、カラー複写機による複写物上では異なる色に再現
されるようにした技術もある。
【0006】しかし、カラー複写機では、3色に分解さ
れてメモリに格納されたデジタルデータを変更すること
によって、出力する色を補正することが可能である。ま
た、カラー複写機と同様の原理を利用してカラースキャ
ナーで読み込んだデジタルデータをコンピュータで補正
し、カラープリンタまたはカラー複写機で出力するよう
なデジタルプレスも普及しつつある。従って、現在では
多少の手間をかければ、原稿の色を精巧に再現すること
が可能になってきており、上記のような技術では偽造を
完全に防止することは非常に困難になってきている。
【0007】また、カラー複写機では再現不可能な特殊
部分を有価証券などに設けておく技術も提案されてい
る。このうち、ホログラム箔などのOVD箔を有価証券
などの表面上に設ける技術はすでに実用化されている。
これによれば、ホログラムの銀面が光を鏡面反射するた
め、CCDラインセンサに反射光が入射せず、原稿で銀
面だった部分が複写物では黒色に再現される。また、屈
折率の異なるセラミックを適当な膜厚を持つ複数層に積
層し、見る角度によって色が変化する特殊な光学薄膜を
有価証券類などに設けておく技術もあり、かかる光学薄
膜は複写物では得ることができないので、容易に真偽判
定が可能である。さらに、この方法で形成された薄膜を
細かく砕き、その破片をインキ中に混入して印刷を行い
特殊な光学効果を発揮させる方法も提案されている。
【0008】しかしながら、これらの技術では、ホログ
ラム箔やセラミック膜を蒸着やスパッタリングのような
ドライコーティングで形成する必要があり、また工程が
複雑化する上、製造コストが極めて高いという問題があ
る。
【0009】一方、下方に位置する印刷パターンの識別
が目視では不可能な程度に遮蔽するが、赤外線センサー
で読み取り可能な程度の赤外線は透過するする隠蔽層を
もつ隠蔽シールは、赤外領域も吸収するインキで印刷さ
れたマーク、サインもしくはバーコードをもつ商品券の
所定部分を隠蔽するために使用されている。この隠蔽シ
ール下に隠蔽されたマーク等は目視では見えないが赤外
線カメラや赤外線センサーを用いると認識が可能なた
め、偽造防止の点から注目されている。しかしこの種の
従来の隠蔽シールは、目視ではシールの下に印刷されて
いるマークやバーコードは見えないが、貼り付けられて
いる隠蔽シールの存在自身が不自然であり、このシール
の下に何か偽造防止対策が施されていることを自ら示唆
してしまい、改ざんを招く危険性をはらむという問題が
ある。
【0010】上述のように、隠蔽シールにはその下に隠
されたマークやバーコードを目視では見えないようにす
る役割があり、それにより偽造を防止する効果はある
が、反面隠蔽層により前記の有価証券や印刷物等のデザ
イン性を損い易い傾向があり、またこのシールが偽造防
止対策を施しているということを自ら示しており、改ざ
んの危険性が高いという問題がある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上述の問題点に鑑みな
された本発明は、隠蔽シールが貼り付けられている物品
のデザインあるいは高級感を損ないにくくし、偽造や改
ざん等の防止を必要とする種々の物品に表示されている
マークあるいはバーコードなどの上に、デザインあるい
は高級感を損ないにくくして貼り付け可能で、しかも前
記記録の内容を必要なときのみ確認でき、通常の状態で
はその存在が確認できないようにしてなる隠蔽シール、
及び内容を必要なときのみ所望の情報が確認でき、通常
の状態ではその存在が確認できないようにしてなる偽造
等対策印刷物、並びにこれらを用いた偽造等への対策方
法の提供を課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
になされ、請求項1に記載の発明は、少なくとも、粘着
層、目視に対しては隠蔽性を示すが赤外線に対しては透
過性を示す隠蔽層及びコレステリック液晶を含有するコ
レステリック液晶層が、これらの層の相対的な位置関係
がこの順になるように設けてあって、前記粘着層と前記
隠蔽層の間か、または、前記隠蔽層と前記コレステリッ
ク液晶層の間のいずれかには少なくとも基材が設けてあ
ることを特徴とする隠蔽シールである。
【0013】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の隠蔽シールにおいて、前記コレステリック液晶
層は、配向性を持ったコレステリック液晶からなる粉末
状のコレステリック液晶顔料を含有していることを特徴
とする。
【0014】さらにまた、請求項3に記載の発明は、請
求項2に記載の隠蔽シールにおいて、前記コレステリッ
ク液晶層は、螺旋軸の回転方向が左方向または右方向の
いずれかのコレステリック液晶顔料のみを含有している
ことを特徴とする。
【0015】さらにまた、請求項4に記載の発明は、請
求項2に記載の隠蔽シールにおいて、前記コレステリッ
ク液晶層は、螺旋軸の回転方向が左方向と右方向のコレ
ステリック液晶顔料を共に含有していることを特徴とす
る。
【0016】さらにまた、請求項5に記載の発明は、請
求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の隠蔽シール
において、前記粘着層は、常温下で接着性を持つことを
特徴とする。
【0017】さらにまた、請求項6に記載の発明は、偽
造または改ざん対策が施してある印刷物であって、赤外
線を吸収する性質を有し、且つパターン状の赤外線吸収
層が形成してあり、且つ前記赤外線吸収層を覆い隠すよ
うに、少なくとも、目視に対しては隠蔽性を示すが赤外
線に対しては透過性を示す隠蔽層及びコレステリック液
晶を含有するコレステリック液晶層がこの順に設けてあ
ることを特徴とする偽造等対策印刷物である。
【0018】さらにまた、請求項7に記載の発明は、偽
造または改ざん対策が施してある印刷物であって、赤外
線を吸収する性質を有し、且つパターン状の黒色の赤外
線吸収層が形成してあり、少なくとも、目視に対しては
隠蔽性を示すが赤外線に対しては透過性を示す黒色の隠
蔽層が、前記黒色の赤外線吸収層のパターンに対して前
記黒色の隠蔽層の有無が逆である逆パターンをなし、且
つ、前記黒色の赤外線吸収層のパターンを目視不可能か
または視認困難になるように前記黒色の赤外線吸収層の
パターンに見当を合わせて形成してあって、さらに前記
黒色の隠蔽層の上にコレステリック液晶を含有するコレ
ステリック液晶層が設けてあることを特徴とする偽造等
対策印刷物である。
【0019】さらにまた、請求項8に記載の発明は、請
求項6または請求項に記載の7偽造等対策印刷物におい
て、前記コレステリック液晶層は、配向性を持ったコレ
ステリック液晶からなる粉粉状のコレステリック液晶顔
料を含有していることを特徴とする。
【0020】さらにまた、請求項9に記載の発明は、請
求項8に記載の偽造等対策印刷物において、前記コレス
テリック液晶層は、螺旋軸の回転方向が左方向または右
方向のいずれかのコレステリック液晶顔料を含有してい
ることを特徴とする。
【0021】さらにまた、請求項10に記載の発明は、
請求項8に記載の偽造等対策印刷物において、前記コレ
ステリック液晶層は、螺旋軸の回転方向が左方向と右方
向のコレステリック液晶顔料を共に含有していることを
特徴とする。
【0022】さらにまた、請求項11に記載の発明は、
印刷が施してあり、赤外線を吸収する性質を有し、且つ
パターン状の赤外線吸収層が形成されており、偽造また
は改ざん対策を施した印刷物に対し、請求項1乃至請求
項5のいずれか1項に記載の隠蔽シールをその粘着層を
用いて貼り付けておくことにより、前記赤外線吸収層の
パターンは目視に対して隠蔽し、赤外線を用いた読みと
りに対しては識別可能とし、しかも、前記コレステリッ
ク液晶層を円偏光板よりなる真偽判定フィルターを介し
て目視した場合に所定の光学効果を呈するか否かによっ
て、貼り付けてある前記隠蔽シールの真偽を判定し、こ
れらの判定結果を偽造または改ざんが施されたか否かの
判定に利用することを特徴とする隠蔽シールを用いた偽
造等への対策方法である。
【0023】さらにまた、請求項12に記載の発明は、
請求項6乃至請求項11のいずれか1項に記載の偽造等
対策印刷物を用いて、前記赤外線吸収層が形作るパター
ンが目視に対しては識別できず、赤外線を用いた読み取
りに対しては識別可能であることを判定し、しかも、前
記コレステリック液晶層を円偏光板からなる真偽判定フ
ィルターを介して目視した場合に所定の光学効果を呈す
るか否かを判定し、これらの判定結果を偽造または改ざ
んが施されたか否かの判定に利用することを特徴とする
偽造等対策印刷物を用いた偽造等への対策方法である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態に
よって図面を参照して詳細に説明する。
【0025】図1は本発明の隠蔽シールの一実施形態の
概略を模式的に示す断面説明図であり、図2は本発明の
偽造等対策印刷物の一実施形態の概略を模式的に示す平
面説明図であり、図3および図4は本発明の偽造防止印
刷物の種々の形態の概略を模式的に示す断面説明図であ
り、図5は図2に示す偽造等対策印刷物に真偽判定フィ
ルターを重ねて真偽の判定を行っている時の様子を示す
説明図であり、図6は図2に示す偽造等対策印刷物を赤
外線カメラで見たときに観察される状態を示す説明図で
ある。
【0026】図1に示した隠蔽シール7は、コレステリ
ック液晶層4、目視に対しては隠蔽性を示すが赤外線に
対しては透過性を示す隠蔽層3、透明基材5及び粘着層
6から構成されている。本発明に係る隠蔽シールにおい
ては、この透明基材5は、図示の如くに、粘着層6と目
視に対しては隠蔽性を示すが赤外線に対しては透過性を
示す隠蔽層3の間に位置させるのみでなく、目視に対し
ては隠蔽性を示すが赤外線に対しては透過性を示す隠蔽
層3とコレステリック液晶層4の間に位置させてもよ
い。この隠蔽シール7は、虹彩色を呈すると共に、コレ
ステリック液晶層4と隠蔽層3とを有することにより目
視角度を変えることにより色が変わって見える。また、
この隠蔽シール7を基材1上にパターン状の赤外線吸収
層2が印刷された印刷物8の赤外線吸収層2を覆い隠す
ように貼ることで、赤外線吸収層2を隠蔽することがで
きる。この場合、隠蔽シール7を貼り付けた印刷物8の
赤外線吸収層2のパターンは、赤外線カメラにて見るこ
とができる。また、隠蔽シール7はその上に左回転の円
偏光板や右回転の円偏光板からなる真偽判定フィルター
(図示せず)を重ねることで異なる色に見える。このよ
うな色変化を呈するようになるため、本発明の隠蔽シー
ルはより高い偽造防止効果を発現する。
【0027】一方、図2に示した偽造等対策印刷物18
は、少なくともその一部に隠蔽部17が設けられてお
り、前述した隠蔽シール7と同様に目視角度を変更する
ことにより色が変わって見える効果を有しており、図5
に示したようにその隠蔽部17上に左回転の円偏光板1
9aと右回転の円偏光板19bが隣り合わせに接続して
なる真偽判定フィルター19を重ねると、左回転の円偏
光板19aと右回転の円偏光板19bでは異なった色に
見える。また、図3は図2の偽造等対策印刷物18のX
−X’線における概略の断面構成を示しているが、この
偽造等対策印刷物18は、基材11上に赤外線吸収層1
2がパターン状に設けられその上に目視に対しては隠蔽
性を示すが赤外線に対しては透過性を示す隠蔽層13と
コレステリック液晶層14が順次積層されてなる隠蔽部
17が設けられている。他方、図4には本発明に係るさ
らに他の偽造等対策印刷物28の概略の構成の断面を示
したものであり、基材21上に赤外線吸収層22がパタ
ーン状に設けられ、そのパターンの逆版で目視に対して
は隠蔽性を示すが赤外線線に対しては透過性を示す隠蔽
層23が設けられており、その上にコレステリック液晶
層24が順次積層されてなる隠蔽部27が設けられてい
る。図3および図4の偽造防止印刷物18、28はとも
に見え方および効果は同じで、目視では赤外線吸収層1
2のパターンを見ることはできないが、赤外線カメラを
通して見ると図6に示した様に赤外線吸収層12を見る
ことができる。また、隠蔽部17、27は虹彩色を呈し
ており、これらを設けてなる偽造等対策印刷物18、2
8のデザインや高級感を損ないにくくしている。
【0028】このような印刷物8や偽造等対策印刷物1
8、28を構成する赤外線吸収層2、12、22は、赤
外線領域において光を吸収する層であれば良く、例えば
カーボンブラックを含んだインキにより公知の印刷方法
にてパターン状に印刷して設けられる。
【0029】また、隠蔽シール7や偽造等防止印刷物1
8、28の一部を構成する、目視に対しては隠蔽成を示
すが赤外線に対しては透過成を示す隠蔽層3、13、2
3は、赤外線領域の電磁波を透過するもので且つ、前記
した赤外線吸収層2、12、22を隠蔽できるものであ
る。この層は染料系の黒色インキを用い公知の印刷方法
にて印刷方式で設けられるが、赤外線吸収層2、12、
22が可視光領域において吸収が少ないものについて
は、黒色インキには限定されない。
【0030】また、粘着層6は、常温で接着性を有し、
アクリル系、ブチルゴム系、天然ゴム系、シリコン系、
ポリイソブチル系等の粘着剤単独もしくは、アルキルメ
タクリレート、ビニルエステル、アクリルニトリル、ス
チレン、ビニルモノマー等の凝集成分、不飽和カルボン
酸、ヒドロキシ基含有モノマー、アクリルニトリル等に
代表される改質成分や重合開始剤、可塑剤、硬化剤、硬
化促進剤、酸化防止剤等の添加剤を必要に応じて添加し
たものからなる。
【0031】一方、コレステリック液晶層4、14、2
4は、隣接する薄膜の間で結晶の配列方向が少しずつず
れているコレステリック液晶を含有している。このコレ
ステリック液晶は、分子軸に垂直な方向に螺旋の周期構
造を持ち、その螺旋構造のピッチが光と相互関係を構築
している。すなわち、コレステリック液晶は螺旋軸に沿
って光の屈折率が周期的に変動するため、螺旋ピッチに
対応した波長の光を選択的に反射するのである。したが
って、何らかの方法で螺旋ピッチを制御し、希望する可
視光部の光の色を反射する螺旋ピッチが得られたところ
で、その螺旋構造を固定化できれば、思い通りのコレス
テリック螺旋反射色を作り出すことができる。固定化の
ための代表的な例として、高分子液晶形成化合物と多官
能性エネルギー線重合性化合物の組成物を組み合わせた
ものに対して紫外線照射し、重合させることによりコレ
ステリック液晶の螺旋構造を固定化する方法を挙げるこ
とができる。
【0032】また、コレステリック液晶の螺旋方向はそ
の化学構造により右回転か左回転のいずれかになり得
て、前記と同様に温度制御により螺旋ピッチの制御がで
き、また紫外線照射により螺旋構造を固定することがで
きる。
【0033】コレステリック高分子液晶の出発物質とし
ては、紫外線から赤外線の光の波長に等しいピッチを有
するねじれ構造を有するコレステリック液晶物質が適用
できる。例えば、キラル相を有する液晶物質はネマチッ
ク、スメクチック又はディスコチック構造にキラル物質
を加えることで製造できる。このとき、キラル物質の種
類及び分子量がねじれ構造のピッチ、延いては反射光の
波長を決定する。この構造のねじれ方向は左向きでも右
向きでも良い。さらに、出発物質は重合性基、重縮合性
基又は重付加に有効な基を有し、これらの基の内、少な
くとも一部は二官能性、三官能性及び多官能性を示し、
例えば、メタクリルオキシ基、アクリルオキシ基等を有
することが好ましく、3次元架橋性液晶ポリオルガノシ
ロキサンが適当である。
【0034】コレステリック高分子液晶顔料の製造方法
は以下のようである。すなわち、まず3次元架橋性液晶
ポリオルガノシロキサンと光重合開始剤の混合溶液を、
金属支持体、プラスチック支持体又はガラス支持体上に
加温しながらドクターを用いて剪断力を加えながら塗布
し、液晶分子を配向させる。次に、液晶層に紫外線を照
射し、三次元架橋させる。そして、三次元架橋した液晶
層を支持体から剥離し、万能ミル等で粉砕し、フレーク
状の顔料を得る。このとき、顔料の大きさは5μm〜5
mmの粒度を有し、1〜100μm、好ましくは5〜5
0μmの厚さのものとする。前記支持体の場合は、例え
ばポリイミド又はポリビニルアルコールから成る配向層
を有していても良い。また、液晶分子の配向方法として
は、2枚のポリエチレンテレフタレートシートを使用
し、このシート間で剪断力を加えて配向させる方法もあ
る。
【0035】透明基材5は、ポリエチレンテレフタレー
ト、ポリ塩化ビニル、ポリエステル、ポリカーボネイ
ト、ポリメタクリル酸メチル、ポリスチレン等の合成樹
脂、天然樹脂、ガラス等の材料を、単層あるいは複合体
として使用することができるが、ある程度の剛性および
表面の平滑性を有していればよい。
【0036】
【実施例】以下、本発明を具体的な実施例をあげて詳細
に説明する。 <実施例1>50μm厚の透明PET上に下記[隠蔽層
インキの組成]からなる黒インキをオフセット印刷法で
3μmの層厚で設け、その上に下記[コレステリック液
晶インキの組成1]からなるインキをスクリーン印刷法
で7μmの層厚で設け、さらに透明PETの反対面に下
記[粘着層インキの組成]からなるインキをグラビア印
刷法で15μmの層厚で設け、所定の大きさに断裁し隠
蔽シールを得た。
【0037】 [隠蔽層インキの組成] 紫外線硬化型オフセットインキ 100重量部 (FD OL TC混色スミ:東洋インキ製造社製) [コレステリック液晶インキの組成1] コレステリック液晶顔料(左回転)(ワッカーケミカル社製) 25重量部 スクリーンインキメジウム7 5重量部 (TU240 FDSSメジウム:東洋インキ製造社製) [粘着層インキの組成] アクリル系樹脂 (BPS5160:東洋インキ製造社製) 60重量部 溶剤 (MEK/トルエン=1:1) 40重量部
【0038】一方、連量が90kgベースの上質紙上に
カーボンブラック含有のプロセス墨インキにてオフセッ
ト印刷法によりパターンを印刷し、さらにプロセスカラ
ーインキにてオフセット印刷法により絵柄を印刷して作
製した印刷物の上に、上記隠蔽シールを墨インキで印刷
したパターンを覆うように貼付した。
【0039】得られた印刷物を見ると、シールが貼られ
た部分が虹彩色を呈しており、その下層にある墨インキ
で印刷されたパターンを目視で確認することができず、
さらに目視角度を変えることで色が変わって見えた。ま
た、真偽判定フィルターを重ねその左回転の円偏光板と
左回転の円偏光板の部分では異なる色に見えた。また、
上記隠蔽シール部分を赤外線カメラで観察したところ、
墨インキで印刷したパターンを確認することができた。
【0040】<実施例2>連量が90kgベースの上質
紙上にカーボンブラック含有のプロセス墨インキにてオ
フセット印刷法によりパターンを印刷した。次に、墨イ
ンキを印刷した部分を覆うように[上記隠蔽層インキの
組成]からなるインキによりオフセット印刷法で隠蔽層
を印刷し、さらにその隠蔽層上に下記[コレステリック
液晶インキの組成2]からなるインキによりスクリーン
印刷法でコレステリック液晶層を印刷した。そして最後
にプロセスカラーインキにてオフセット印刷法により絵
柄を印刷して偽造等対策印刷物を得た。
【0041】 [コレステリック液晶インキの組成2] コレステリック液晶顔料(左回転)(ワッカーケミカル社製) 15重量部 コレステリック液晶顔料(右回転)(ワッカーケミカル社製) 15重量部 スクリーンインキメジウム 70重量部 (TU240 FDSSメジウム:東洋インキ製造社製)
【0042】得られた印刷物を見ると、コレステリック
液晶層の部分がデザインに悪影響を与えることなく、し
かも高級感をもって虹彩色で彩られて観察された。ま
た、、その下層にある墨インキで印刷されたパターンを
目視では確認することができず、さらに目視角度を変え
ることで色が変わって見えた。また、真偽判定フィルタ
ーを重ねるとその左回転の円偏光板の部分と右回転の円
偏光板の部分で異なる色になって見えた。さらに上記コ
レステリック液晶の印刷部分を赤外線カメラで観察した
ところ、墨インキで印刷したパターンを確認することが
でき、より一層の偽造防止効果が期待できた。
【0043】
【発明の効果】以上述べたように、本発明はパターン状
に印刷した赤外線吸収層を目視に対しては隠蔽性を示す
が赤外線に対しては透過性を示す隠蔽層にて隠蔽し、さ
らにコレステリック液晶層を設けることでより隠蔽性を
高めることがる。それと同時にコレステリック液晶層が
虹彩色になることより、目視角度の変化で色が変化する
カラーシフトインキの効果を呈し、さらに真偽判定フィ
ルターを通してみることによっても真偽判定が簡単に行
えるものであり、これによりより一層の偽造等対策効果
を発現することができる。また、赤外線カメラで見るこ
とにより隠蔽された赤外線吸収インキのパターンを読み
とることができることより、さらに一層の偽造等対策効
果が期待できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の隠蔽シールの一実施形態の概略を模式
的に示す断面説明図である。
【図2】本発明の偽造等対策印刷物の一実施形態の概略
を模式的に示す断面説明図である。
【図3】本発明の偽造等対策印刷物の一形態の概略を模
式的に示す断面説明図である。
【図4】本発明の偽造等対策印刷物の他の形態の概略を
模式的に示す断面説明図である。
【図5】図2に示す偽造等対策印刷物に真偽判定フィル
ターを重ねて真偽の判定を行っているときの様子示す説
明図である。
【図6】図2に示す偽造等対策印刷物を赤外線カメラで
見たときに観察される状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1、11、21 基材 2、12、22 赤外線吸収層 3、13、23 隠蔽層 4、14、24 コレステリック液晶層 5 透明基材 6 粘着層 7 隠蔽シール 8 印刷物 17、27 隠蔽部 18 偽造等対策印刷物 19 真偽判定フィルター 19a 左回転の円偏光板 19b 右回転の円偏光板
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 3/00 G09F 3/00 M 3/10 3/10 A // G07D 7/12 G07D 7/12 Fターム(参考) 2C005 HA04 HA06 HB10 HB13 JB09 JB12 KA03 KA08 KA38 KA48 KA57 KA61 3E041 AA01 AA09 BA12 BB03 BB06 BC01

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも、粘着層、目視に対しては隠蔽
    性を示すが赤外線に対しては透過性を示す隠蔽層及びコ
    レステリック液晶を含有するコレステリック液晶層が、
    これらの層の相対的な位置関係がこの順になるように設
    けてあって、前記粘着層と前記隠蔽層の間か、または、
    前記隠蔽層と前記コレステリック液晶層の間のいずれか
    には少なくとも基材が設けてあることを特徴とする隠蔽
    シール。
  2. 【請求項2】前記コレステリック液晶層は、配向性を持
    ったコレステリック液晶からなる粉末状のコレステリッ
    ク液晶顔料を含有していることを特徴とする請求項1に
    記載の隠蔽シール。
  3. 【請求項3】前記コレステリック液晶層は、螺旋軸の回
    転方向が左方向または右方向のいずれかのコレステリッ
    ク液晶顔料のみを含有していることを特徴とする請求項
    2に記載の隠蔽シール。
  4. 【請求項4】前記コレステリック液晶層は、螺旋軸の回
    転方向が左方向と右方向のコレステリック液晶顔料を共
    に含有していることを特徴とする請求項2に記載の隠蔽
    シール。
  5. 【請求項5】前記粘着層は、常温下で接着性を持つこと
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記
    載の隠蔽シール。
  6. 【請求項6】偽造または改ざん対策が施してある印刷物
    であって、赤外線を吸収する性質を有し、且つパターン
    状の赤外線吸収層が形成してあり、且つ前記赤外線吸収
    層を覆い隠すように、少なくとも、目視に対しては隠蔽
    性を示すが赤外線に対しては透過性を示す隠蔽層及びコ
    レステリック液晶を含有するコレステリック液晶層がこ
    の順に設けてあることを特徴とする偽造等対策印刷物。
  7. 【請求項7】偽造または改ざん対策が施してある印刷物
    であって、赤外線を吸収する性質を有し、且つパターン
    状の黒色の赤外線吸収層が形成してあり、少なくとも、
    目視に対しては隠蔽性を示すが赤外線に対しては透過性
    を示す黒色の隠蔽層が、前記黒色の赤外線吸収層のパタ
    ーンに対して前記黒色の隠蔽層の有無が逆である逆パタ
    ーンをなし、且つ、前記黒色の赤外線吸収層のパターン
    を目視不可能かまたは視認困難になるように前記黒色の
    赤外線吸収層のパターンに見当を合わせて形成してあっ
    て、さらに前記黒色の隠蔽層の上にコレステリック液晶
    を含有するコレステリック液晶層が設けてあることを特
    徴とする偽造等対策印刷物。
  8. 【請求項8】前記コレステリック液晶層は、配向性を持
    ったコレステリック液晶からなる粉末状のコレステリッ
    ク液晶顔料を含有していることを特徴とする請求項6ま
    たは請求項7に記載の偽造防止等対策印刷物。
  9. 【請求項9】前記コレステリック液晶層は、螺旋軸の回
    転方向が左方向または右方向のいずれかのコレステリッ
    ク液晶顔料を含有していることを特徴とする請求項8に
    記載の偽造等対策印刷物。
  10. 【請求項10】前記コレステリック液晶層は、螺旋軸の
    回転方向が左方向と右方向のコレステリック液晶顔料を
    共に含有していることを特徴とする請求項8に記載の偽
    造等対策印刷物。
  11. 【請求項11】印刷が施してあり、赤外線を吸収する性
    質を有し、且つパターン状の赤外線吸収層が形成されて
    おり、偽造または改ざん対策を施した印刷物に対し、請
    求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の隠蔽シール
    をその粘着層を用いて貼り付けておくことにより、前記
    赤外線吸収層のパターンは目視に対して隠蔽し、赤外線
    を用いた読みとりに対しては識別可能とし、しかも、前
    記コレステリック液晶層を円偏光板よりなる真偽判定フ
    ィルターを介して目視した場合に所定の光学効果を呈す
    るか否かによって、貼り付けてある前記隠蔽シールの真
    偽を判定し、これらの判定結果を偽造または改ざんが施
    されたか否かの判定に利用することを特徴とする隠蔽シ
    ールを用いた偽造等への対策方法。
  12. 【請求項12】請求項6乃至請求項11のいずれか1項
    に記載の偽造等対策印刷物を用いて、前記赤外線吸収層
    が形作るパターンが目視に対しては識別できず、赤外線
    を用いた読み取りに対しては識別可能であることを判定
    し、しかも、前記コレステリック液晶層を円偏光板から
    なる真偽判定フィルターを介して目視した場合に所定の
    光学効果を呈するか否かを判定し、これらの判定結果を
    偽造または改ざんが施されたか否かの判定に利用するこ
    とを特徴とする偽造等対策印刷物を用いた偽造等への対
    策方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005338669A (ja) * 2004-05-31 2005-12-08 Dainippon Printing Co Ltd 真贋判定体及び真贋判定物品とその真贋判定方法
JP2006183156A (ja) * 2004-12-27 2006-07-13 Tokushu Paper Mfg Co Ltd 自他識別能を有する用紙
JP2007136907A (ja) * 2005-11-21 2007-06-07 Dainippon Printing Co Ltd 印刷物および真偽判定用媒体
JP2017087503A (ja) * 2015-11-06 2017-05-25 凸版印刷株式会社 印刷物及びその製造方法

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