JP2003233031A5 - - Google Patents

Claims (16)

1. 第１の画像を形成可能な第１の投影光を照射する第１の投影光照射手段と、
   前記第１の画像に対して視差を持つ第２の画像を形成可能な第２の投影光を照射する第２の投影光照射手段と、
   前記第１の投影光照射手段で形成される前記第１の画像と前記第２の投影光照射手段で形成される前記第２の画像とを略一致可能な照射軸関係で、前記第１の投影光照射手段と前記第２の投影光照射手段とを支持する支持手段と、
   前記支持手段で支持された前記第１及び前記第２の投影光照射手段からの前記第１及び前記第２の投影光に正極性のレンズ作用を付与して反射可能な反射手段と、
   前記支持手段に設けられ、前記第１及び第２の投影光の光路上に配置可能に前記反射手段を把持する把持手段と
   を具備したことを特徴とする立体観察装置。
2. 画像投影手段と、光線反射手段と、支持手段とを備え、前記光線反射手段に対し前記画像投影手段が投影した画像を観察者が観察できる立体観察装置であって、
   前記画像投影手段は、互いに視差を持つ少なくとも２つの画像を投影する投影光学系を有し、
   前記光線反射手段は、前記画像投影手段に対面する側から見て正パワーのレンズ作用を有し、
   前記支持手段は、前記画像投影手段が投影する少なくとも２つの画像を、前記光線反射手段上に略一致させて重ね、かつ、前記光線反射手段のレンズ作用を利用し、前記画像投影手段の投影光学系の射出瞳を、観察者の左右眼の位置に投影すべく前記画像投影手段と光線反射手段とを支持することを特徴とする立体観察装置。
3. 前記光線反射手段は、前記画像投影手段に対面する側から順に、拡散面、フレネルレンス面で構成された平行平板形状に形成され、
   前記フレネルレンズ面にはミラーコートを施し、前記画像投影手段に対面する側から見て正パワーのフレネル凹面鏡とすることを特徴とする請求項２に記載の立体観察装置。
4. 立体撮像装置で撮像した互いに視差を有する２つの画像を、画像投影手段にて投影することを特徴とする請求項２に記載の立体観察装置。
5. 前記立体撮像装置は、立体内視鏡であることを特徴とする請求項４に記載の立体観察装置。
6. 前記支持手段は、床、壁、あるいは天井に対して支持物の位置を固定し、その固定位置を任意に変えられる第２の支持手段に支持されることを特徴とする請求項２に記載の立体観察装置。
7. 前記立体撮像装置は、実体顕微鏡であることを特徴とする請求項４に記載の立体観察装置。
8. 前記支持手段は、実体顕微鏡に対して支持物の位置を固定し、その固定位置を任意に変えられる第２の支持手段に支持されることを特徴とする請求項７に記載の立体観察装置。
9. コンピュータで作製した互いに視差を有する２つの画像を、前記画像投影手段にて投影することを特徴とする請求項２に記載の立体観察装置。
10. Ｘ線写真撮影機で撮影した互いに視差を有する２つの画像を、前記画像投影手段にて投影することを特徴とする請求項２に記載の立体観察装置。
11. 前記支持手段の一部は部屋の壁であることを特徴とする請求項２に記載の立体観察装置。
12. 前記支持手段は、前記光線反射手段に外光が映り込むのを防止する遮光手段を兼ねていることを特徴とする請求項２に記載の立体観察装置。
13. 前記光線反射手段は、前記支持手段に対して着脱自在であることを特徴とする請求項２に記載の立体観察装置。
14. 前記光線反射手段は滅菌されたティスポーザブルパネルであることを 特徴とする請求項１３に記載の立体観察装置。
15. 画像投影手段と、光線反射手段と、支持手段とを備え、前記光線反射手段に対し前記画像投影手段が投影した画像を観察者が観察できる立体観察装置であって、前記画像投影手段は、互いに視差を持つ少なくとも２つの画像を投影する投影光学系を有し、前記光線反射手段は、前記画像投影手段に対面する側から見て正パワーのレンズ作用を有し、前記支持手段は、前記画像投影手段が投影する少なくとも２つの画像を、前記光線反射手段上に略一致させて重ね、かつ、前記光線反射手段のレンズ作用を利用し、前記画像投影手段の投影光学系の射出瞳を、観察者の左右眼の位置に投影すべく前記画像投影手段と光線反射手段とを支持する立体観察装置と、
    手術ナビゲーションシステムと、
    処置具と、を組み合わせた手術装置において、
    前記立体観察装置には、位置を検出されるためのマーカが取り付けられ、
    前記手術ナビゲーションシステムは、位置検出カメラアレイを備えて、機器の動作制御を割り当てたアイコンを、観察画像と合わせて前記立体観察装置に表示し、
    前記処置具には、位置を検出させるためのマーカが取り付けられ、
    前記位置検出カメラアレイが、前記立体観察装置に取り付けられたマーカの位置と、前記処置具に取り付けられたマーカの位置とを検出することによって、観察者が前記アイコンを前記処置具の先端で触ることで機器の動作制御を行えることを特徴とする手術装置。
16. 前記アイコンの画像は、右眼で見ても左眼で見ても視差の無い画像として表示されることを特徴とする請求項１５に記載の手術装置。