JP2003232992A - 光学ピックアップ用対物レンズ、光学ピックアップ及びディスクドライブ装置 - Google Patents

光学ピックアップ用対物レンズ、光学ピックアップ及びディスクドライブ装置

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JP2003232992A
JP2003232992A JP2002031029A JP2002031029A JP2003232992A JP 2003232992 A JP2003232992 A JP 2003232992A JP 2002031029 A JP2002031029 A JP 2002031029A JP 2002031029 A JP2002031029 A JP 2002031029A JP 2003232992 A JP2003232992 A JP 2003232992A
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objective lens
optical
lens
optical pickup
laser light
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JP2002031029A
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Yoshiki Okamoto
好喜 岡本
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 トラックピッチを狭くすることによって高記
録密度化された光記録媒体に対する情報の記録及び再生
に用いられる光学ピックアップに適する、高開口数で光
学特性が良好に補正され、加工性も良好な光学ピックア
ップ用対物レンズを得る。 【解決手段】 レーザ光を光記録媒体の記録面に集光し
てビームスポットを形成する光学ピックアップ用対物レ
ンズ15を、第1の面Sが非球面から成ると共に第2
の面Sが平面から成る単レンズLeによって構成し、
0.8以上の開口数を有するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、光記録媒体に対し
レーザ光を照射して、情報の記録及び/又は記録された
情報の再生を行う記録再生装置の光学ピックアップに使
用される対物レンズにおいて、高開口数化を図ると共
に、光学特性及び加工性を改善するための技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、情報の記録媒体として、レーザ光
を記録面に照射することによって情報の記録及び再生を
行うようにされた非接触型で記録密度も高い光記録媒体
が広く用いられている。そして、上記光記録媒体は、現
状では、記録された情報の検索のし易さ等の点から、デ
ィスク状をした光記録媒体(以下、「光ディスク」とい
う。)が多用されている。
【0003】光ディスクは、スパイラル(螺旋)状又は
同心円状をした記録トラックを有し、上記記録トラック
の互いに隣接する部分間の間隔、即ち、トラックピッチ
は、例えば、CD(Compact Disc)の場合では約1.6
μmであったが、近年のDVD(Digital Video Disc/D
igital Versatile Disc)では0.74μmと狭くされ
ることによって、情報の記録密度が大幅に向上してい
る。
【0004】DVD等のトラックピッチを狭くして情報
の記録密度を向上させた光ディスクに対しレーザ光を照
射して情報の記録や再生を行うためには、トラックピッ
チの大きい光ディスクに対する場合よりも更に小さいビ
ームスポットをその記録面上に形成する必要がある。
【0005】ところで、対物レンズによって集光される
レーザ光のビームスポットの径は、レーザ光の設計波長
に比例し、対物レンズの開口数(NA)に反比例する。
従って、上記ビームスポットの径を小さくするために
は、レーザ光の短波長化と共に、対物レンズの高開口数
化(開口数0.8以上)が必要となる。
【0006】従って、従来、記録密度が高い光ディスク
に対応した光学ピックアップにおいては、レーザ光を光
ディスクの記録面に集光してビームスポットを形成する
対物レンズとしては、図13に示すように、屈折率の高
い材質を使用し、第1面S及び第2面Sが共に非球
面によって構成されたメニスカス形状のガラス製モール
ド成形レンズaが広く採用されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記対
物レンズaにおいては、図13に示すように、第1面S
及び第2面Sが共に非球面によって構成され、しか
も、高開口数化するため屈折率の高い材質を使用しなけ
ればならないので、レンズ形状が通常ではメニスカス形
状をしているため、以下の(1)乃至(4)に列記する
ような問題があった。
【0008】(1)製造時においてレンズ両面の偏芯を
精度良く保つこととが困難であるため、レンズ両面
、S間の偏芯によって光学特性が悪化する。
【0009】(2)レンズ形状がメニスカス形状である
ため、周縁部bが凹面(第2面S)側で光軸方向に突
出し、フォーカシング調整を行うために光軸方向に移動
するときの作動距離(WD:対物レンズの最も光ディス
ク寄りの面から像点までの距離)が短くなってしまい、
対物レンズと光ディスクとが干渉してしまうことがあ
る。
【0010】(3)レンズ形状がメニスカス形状である
ため、光源側の面(第1面S)への入射角が大きくな
ってしまい、表面へ各種コーティングを施すことが困難
になる。
【0011】(4)レンズ形状がメニスカス形状である
ため、凸面である光源側の面(第1面S)のサジッタ
角θ(図13参照)が大きくなってしまい、対物レンズ
aをモールド成形する場合、上記凸面の転写形状をバイ
トによって金型の転写面に形成することが困難になる。
【0012】従って、本発明は、上記した問題点に鑑
み、トラックピッチを狭くすることによって高記録密度
化された光記録媒体に対する情報の記録及び再生に用い
られる光学ピックアップに適する、高開口数で光学特性
が良好に補正され、加工性も良好な光学ピックアップ用
対物レンズを得ることを課題とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記した課題
を解決するために、レーザ光を光記録媒体の記録面に集
光してビームスポットを形成する光学式の記録再生装置
の光学ピックアップに使用する対物レンズを、第1の面
が非球面から成ると共に第2の面が平面から成る単レン
ズによって構成し、0.8以上の開口数を有するように
したものである。
【0014】従って、本発明にあっては、対物レンズの
第2の面を平面としたので、対物レンズの光学特性及び
加工性を改善することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明光学ピックアップ
用対物レンズ、光学ピックアップ及びディスクドライブ
装置の実施の形態について、添付図面を参照して説明す
る。尚、以下に示す実施の形態は、本発明を初期のディ
スク状光記録媒体であるCD(Compact Disc)のトラッ
クピッチよりも狭い0.6μm程度のトラックピッチを
有するディスク状光記録媒体、例えば、DVD(Digita
l Video Disc/Digital Versatile Disc)等、トラック
ピッチを狭くすることによって情報の記録密度を高めた
規格のディスク状光記録媒体に対して、情報の記録及び
再生を行うディスクドライブ装置に適用したものであ
る。
【0016】最初に、ディスクドライブ装置の概要を説
明する。
【0017】ディスクドライブ装置1は、回転数を高く
して記録された記録信号の読み込み及び情報信号の書き
込みが高速化されたものであり、トラックピッチが非常
に細かくされて記録容量が高められたディスク状記録媒
体を用い、パーソナルコンピュータに外部記憶装置とし
て搭載されて使用される装置である。
【0018】ディスクドライブ装置1は、図1及び図2
に示すように、各種機構が配置されたメカフレーム2を
有し、該メカフレーム2の上方、左右及び前後が、ネジ
止め等の適宜な手段によって取り付けられるカバー体3
及び前面パネル4によって覆われている。
【0019】上記カバー体3は、天板部3aと該天板部
3aの両側縁からそれぞれ垂設された側面部3b、3b
と図示しない後面部とが一体に形成されて成る。
【0020】前面パネル4には、横長の開口4aが形成
され、該開口4aを開閉する扉体5が、その上端部を支
点として前面パネル4に回動自在に支持されている。ま
た、前面パネル4には、各種操作を行う操作ボタン6、
6、…が配設されている。
【0021】上記メカフレーム2は各種機構が配置され
る機構配置面部7aと、該機構配置面部7aの両側縁か
ら立設された側部7b、7bとを有し、上記機構配置面
部7aの前端部にカム板や各種ギアを有するローディン
グ機構8が配置されている。
【0022】メカフレーム2には、図2に示すように、
ディスクトレイ9が前後方向に移動自在に支持されてい
る。該ディスクトレイ9には、前後方向に長い挿通孔9
aとディスク状光記録媒体(以下、単に「光ディスク」
という。)100が載置されるディスク載置凹部9bが
形成されている。ディスク載置凹部9bに光ディスク1
00を載置する時には、ディスクトレイ9は上記ローデ
ィング機構8によって駆動されて、前面パネル4の開口
4aから外部に突出され、光ディスク100へ情報の記
録又は再生を行う時には、ディスク載置凹部9bに光デ
ィスク100を載置した状態で装置内部に引き込まれ
る。
【0023】また、メカフレーム2の機構配置面部7a
には、図2に示すように、移動フレーム10がその後端
部を支点として回動自在な状態で支持されている。
【0024】上記移動フレーム10の前端部には、光デ
ィスク100を回転させるためのモータユニット11が
配置されており、該モータユニット11はディスクテー
ブル11aと該ディスクテーブル11bを回転させる駆
動モータ11bを含んでいる。また、移動フレーム10
には、光学ピックアップ12が、図示しないガイド軸及
びリードスクリューによってディスクテーブル11aに
装着された光ディスク100の半径方向に移動可能な状
態で支持されている。
【0025】更に、移動フレーム10には、上記リード
スクリューを回転させる送りモータ13が支持されてい
る。従って、リードスクリューが上記送りモータ13に
よって回転されると、その回転方向に応じた方向へ光学
ピックアップ12がガイド軸に案内されて移動される。
【0026】従って、ディスクドライブ装置1において
は、光ディスク100が、ディスクトレイ9のディスク
載置凹部9bに載置さた状態で装置内部に引き込まれ、
光ディスク100の下方に位置していた移動フレーム1
0が回動して上方へ移動することによって、光ディスク
100がディスクテーブル11a上に載置されると共
に、図示しないチャッキング部材によってディスクテー
ブル11a上にチャッキングされて保持され、モータユ
ニット11の駆動モータ11bによる駆動によってディ
スクテーブル11aと共に回転されると、光学ピックア
ップ12が光ディスク100の半径方向に移動しなが
ら、光ディスク100に対する情報の記録又は再生が為
される。
【0027】次に、光ディスク100に対する情報の記
録又は再生を行う光学ピックアップ12の構成について
説明する。
【0028】光学ピックアップ12は、図2に示すよう
に、図示しないガイド軸及びリードスクリューによって
シャーシ11に支持された移動ベース14上に、レーザ
発光素子や受光素子等を含む所要の光学素子と、対物レ
ンズ15を支持した図示しない2軸アクチュエータ等が
搭載されて成る。
【0029】即ち、光学ピックアップ12は、図3に概
略的に示すように、図示しない2軸アクチュエータによ
って支持された対物レンズ15、420nm以下の波長
のレーザ光を出射するレーザ発光素子16及び該レーザ
ー発光素子16から出射されたレーザ光を平行光束にす
るコリメータレンズ17を有する。レーザ発光素子(半
導体レーザ)16から出射したレーザ光は、コリメータ
レンズ17によって平行光束にされ、対物レンズ15に
よって光ディスク100の記録層に集光される。
【0030】ところで、光学ピックアップ12は、情報
の記録密度が高い光ディスク100に情報の記録及び情
報の再生を行うことができるようにされたものである。
従って、上記レーザ発光素子16は、780nmの波長
のレーザ光を発生する従来のCD規格のレーザ発光素子
よりも短い波長420nm以下(具体的には400nm
乃至410nm程度)のレーザ光を発生するものであ
り、レーザノイズを低減するために高周波電流を駆動電
流に重ねることでレーザ光の波長が短い周期で変動する
ようにされている。
【0031】そして、光ディスク100に記録を行う際
には、レーザ発光素子16から高エネルギーのレーザ光
が出射され、コリメータレンズ17によって平行光束に
され、この平行光束にされたレーザ光が対物レンズ15
に入射して光ディスク100の記録層上に集光されレー
ザスポットを形成する。このレーザ光のエネルギーによ
って記録層が、例えば、相変化することによって、情報
を記録したピットが形成される。
【0032】一方、光ディスク100に記録された情報
を再生する場合には、情報に記録を行う時よりも低エネ
ルギーのレーザ光がレーザ発光素子16から出射され、
コリメータレンズ17によって平行光束にされ、この平
行光束にされたレーザ光が対物レンズ15に入射して光
ディスク100の記録層上に集光されレーザスポットを
形成する。そして、光ディスク100の記録層で反射さ
れたレーザ光が上記とは逆の光路を経て、光学ピックア
ップ12内の受光素子等を含む図示しない受光系によっ
て検出される。
【0033】図4は上記ディスクドライブ装置1の回路
構成の概略を示すものである。ディスクドライブ装置1
は、各部の動作を制御する制御部101と、光ディスク
100に記録された情報及び光ディスクに記録する情報
を処理する信号処理部102を有する。
【0034】制御部101は、光ディスク100から読
み取られ信号処理部102を介して入力された各種情報
に基づいて上記駆動モータ11bと送りモータ13の回
転、光学ピックアップ12の図示しない2軸アクチュエ
ータによるトラッキングサーボおよびフォーカシングサ
ーボの動作を制御し、操作ボタン6、6、…から成る操
作部103を介して入力された信号に基づいて各部の動
作の指示を行い、更に、信号処理部102による光ディ
スク100に記録された情報信号の処理の制御等を行う
ものである。
【0035】信号処理部102は、光学ピックアップ1
2によって読み出された光ディスク100に記録された
情報信号にデコード等の適宜な処理を行って出力端子1
04から出力すると共に、入力端子105から入力され
た情報信号にエンコード等の適宜な処理を行うものであ
る。そして、信号処理部102によって処理された情報
信号は、光学ピックアップ12によって光ディスク10
0に記録される。
【0036】次に、対物レンズ15について具体的に説
明する。
【0037】対物レンズ15は、図3に示すように、非
球面から成る第1面Sと平面から成る第2面Sとを
有するガラス製のレンズLeによって構成される単玉構
成のものであり、0.8以上の開口数を有する。尚、上
記単レンズLeの第1面S及び第2面Sはそれぞ
れ、請求項1に記載した「第1の面」及び「第2の面」
に相当するものである。
【0038】また、上記単レンズLeの第1面Sの近
傍には、アパーチャ18が設けられている。即ち、上記
アパーチャ18は、単レンズLeに入射するレーザ光の
光量を制限、又は、単レンズLeの、周縁部よりも光学
特性が良好な中央部分のみを使用するために設けられた
ものであり、適宜な材質によって形成された略リング状
を為すものである。
【0039】また、対物レンズ15は、単レンズLeの
材質(硝材)のd線における屈折率をnとすると、 n>1.65(条件式1) の条件を満足するようにされている。単レンズLeの材
質の屈折率を上記条件式1に規定されるように設定した
のは、単レンズLeの屈折率を1.65以上にすること
によっって色収差を除く諸収差が良好になるからであ
る。従って、対物レンズ15においては色収差の補正の
みを考慮すれば良いことになる。
【0040】また、対物レンズ15は、第2面Sが平
面なので、該第2面Sに単レンズLeとは別機能を有
する光学素子を付加することも容易である。例えば、後
述するように、単レンズLeの第2面Sに、単レンズ
Leを構成する材質の屈折率とは異なる屈折率を有する
材質によって構成された平らな板(以下、「平板」とい
う。)を少なくとも1枚重ね合わせることが考えられ
る。
【0041】図11に示す対物レンズ15の変形例15
Aは、第2面Sに単レンズLeと同じ外径を有する2
枚の円形のガラス製の平板Pl、Plを重ね合わ
せ、接合レンズにおけるレンズ同士の接合の方法と同様
の方法で順に接着等によって貼り合わせて成るものであ
る。
【0042】そして、上記対物レンズ15Aの場合、単
レンズLeと平板Pl、Plとの屈折率の関係は、
「n」を対物レンズ15Aを構成する単レンズLe及
び平板Pl、Plのうち光源側から数えてi番目の
部材の材質のd線における屈折率とし、「ni−1」を
対物レンズを構成する単レンズ及び平板のうち光源側か
ら数えてi−1番目の部材の材質のd線における屈折率
とすると、n<ni−1(条件式2)の条件を満足す
るようにされている。
【0043】従って、上記条件式2に規定されるよう
に、対物レンズ15Aにおいては、第1の材質から成る
単レンズLeの屈折率n、第2の材質から成る平板P
の屈折率n及び第3の材質から成る平板Pl
屈折率nの関係は、 n>n>n となる。
【0044】上記対物レンズ15Aのように、単レンズ
Leの第2面Sに、単レンズLeを構成する材質の屈
折率とは異なる屈折率を有する材質によって構成された
平板を少なくとも1枚重ね合わせると、像高特性を良好
にすることが可能になる。
【0045】更に、対物レンズ15は、単レンズLeの
第2面Sが平面で構成されているため、例えば、第2
面Sに、半導体の製造時に一般的に使用されている所
謂フォトリソグラフィー加工等によって回折光学素子を
付加することも容易になる。上記回折光学素子は、フォ
ーカシング調整を行うために光ディスク100の記録面
上に集光するビームスポットを3つに分離するためのも
のであり、通常では、コリメータレンズ17の近傍に設
けられている。従って、対物レンズ15の第2面S
回折光学素子を一体に設けることによって、別体の回折
光学素子を使用した場合と比べて光学ピックアップ12
内でレーザ発光素子16、コリメータレンズ17等の光
学系構成要素の配置スペースを小さくすることが可能に
なり、その分、光学ピックアップ12を小型化すること
が可能になる。
【0046】ところで、前述したように、光学ピックア
ップ用の対物レンズには、従来、両面が非球面によって
構成されているものが広く採用されていた。そして、こ
の両面非球面の対物レンズにおいては、設計段階では製
造時におけるレンズ両面の偏芯については考慮されない
ので、設計上は両面の非球面によって各種収差が良好に
補正されるため、光学特性が優れたものであった。
【0047】しかし、両面非球面の対物レンズにおいて
は、実際の製造段階でレンズ両面の偏芯を無くすことが
非常に困難であった。従って、両面非球面の対物レンズ
は、レンズ両面の偏芯によって光学特性が当初の設計値
より悪化し、片面のみの非球面を有する平凸レンズ並の
光学特性しか得ることができないのが現状であった。
【0048】そこで、上記対物レンズ15及びその変形
例15Aは、第2面Sを平面で構成した平凸レンズに
することによって、第1面Sと第2面Sとの偏芯に
ついて考慮することが必要でなくなり、光学特性を悪化
させないで設計値通りに製作することが可能になると共
に、0.8以上の高い開口数を得ることができ、トラッ
クピッチを狭くすることによって情報の記録密度を高め
た規格の光記録媒体に対応することができる。尚、第2
面Sを平面とすると、製造段階において第1面S
び第2面S間の偏芯について全く考慮する必要がなく
なる。
【0049】また、上記対物レンズ15及びその変形例
15Aにおいては、第2面Sを平面で構成しても、非
球面の第1面Sを透過した光による入射角の関係で第
2面Sが屈折力を有するようにすることができるの
で、第1面Sの曲率が大きくなり過ぎることを抑制
し、サジッタ角度θ(図5参照)を低減することが可能
になる。また、上記のように第2面Sにも屈折力を分
担させることによって、第1面Sの曲率が大きくなり
過ぎることを抑制して、第1面Sへの光束の入射角を
小さくすることができるので、第1面Sに各種コーテ
ィングを施すことが容易になる。
【0050】次に、対物レンズ15及びその変形例15
Aを具体的に設計した数値実施例1乃至3について説明
する。
【0051】数値実施例1乃至3における対物レンズ1
5は、図5、図7及び図9に示すように、0.85の開
口数を有し、非球面によって構成される第1面Sと平
面によって構成される第2面Sとを有する単レンズL
eから成るものである。尚、対物レンズ15と像面(図
示しない光ディスクの表面)との間には、ポリカーボネ
ートやガラスによって構成されるカバーガラス19が配
設されている。該カバーガラス19と単レンズLe間の
間隔は任意であり、特に限定されるものではない。
【0052】ところで、上記カバーガラス19の厚み
は、一般的に、0.3mm以下であることが望ましい
が、後述する数値実施例1乃至3においては0.1mm
である。これは、カバーガラス19の厚みが0.3mm
以上であると、補正が困難になるほどの球面収差が発生
してしまうが、カバーガラス19が0.3mm以下の場
合には球面収差の発生を抑えることができるからである
(後述する対物レンズ15Aに関わる数値実施例におい
ても同様)。
【0053】尚、以下の説明において、レンズLe及び
他の構成要素の面番号は、光源(レーザ発光素子16)
側から、1、2、3、…と順に数えるものとし、
「S」は光源側から数えてi番目の面、「r」は光
源側から数えてi番目の面Sの曲率半径、「d」は
光源側から数えてi番目とi+1番目の面との間の光軸
上における面間隔、「n」は光源から数えてi番目の
部材の材質のd線における屈折率、「ν」は光源から
数えてi番目の部材の材質のアッベ数、「f」は対物レ
ンズ15又は15Aの焦点距離を示すものとする。ま
た、非球面形状は、「Z」を光軸からの高さが「X」の
非球面上の点の非球面頂点の接平面からの距離、「R」
を非球面頂点の曲率半径、「K」を円錐定数、「A」、
「B」、「C」、「D」、「E」、「F」及び「G」を
それぞれ第4次乃至第16次の非球面係数とする時、以
下の数式1によって定義されるものとする。
【0054】
【数1】
【0055】図5は、対物レンズ15の数値実施例1の
レンズ構成を示すものである。以下の表1に上記数値実
施例1における対物レンズ15の各数値を示す。
【0056】
【表1】
【0057】表2に数値実施例1における対物レンズ1
5の第1面Sの円錐定数K及び4次乃至16次の非球
面係数A乃至Gを示す。
【0058】
【表2】
【0059】図6に対物レンズ15の数値実施例1にお
ける球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す。尚、非点
収差図において、実線はサジタル像面、破線はタンジェ
ンシャル像面における値を示すものである(後述する同
種の図おいても同様)。
【0060】また、対物レンズ15の開口数は0.85
であり、光源波長は405nmである。数値実施例1に
おける対物レンズ15においては、図6に示すように、
各収差が良好に補正されているのが明らかである。特
に、歪曲収差はグラフの縦線と略重なり合っており(図
6の歪曲収差図のスケールでは区別不可能)、歪曲収差
は殆ど発生していないことが分かる。
【0061】図7は、対物レンズ15の数値実施例2の
レンズ構成を示すものである。以下の表3に上記数値実
施例2における対物レンズ15の各数値を示す。
【0062】
【表3】
【0063】表4に数値実施例2における対物レンズ1
5の第1面Sの円錐定数K及び4次乃至16次の非球
面係数A乃至Gを示す。
【0064】
【表4】
【0065】図8に上記対物レンズ15の数値実施例2
における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す。
【0066】尚、対物レンズ15の開口数は0.85で
あり、光源波長は405nmである。数値実施例2にお
ける対物レンズ15においては、図8に示すように、各
収差が良好に補正されているのが明らかである。特に、
歪曲収差はグラフの縦線と略重なり合っており(図8の
歪曲収差図のスケールでは区別不可能)、歪曲収差は殆
ど発生していない。
【0067】図9は、対物レンズ15の数値実施例3の
レンズ構成を示すものである。以下の表5に上記数値実
施例3における対物レンズ15の各数値を示す。
【0068】
【表5】
【0069】表6に数値実施例3における対物レンズ1
5の第1面Sの円錐定数K及び4次乃至14次の非球
面係数A乃至Gを示す。
【0070】
【表6】
【0071】図10に上記対物レンズ15の数値実施例
3における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す。
【0072】尚、対物レンズ15の開口数は0.85で
あり、光源波長は405nmである。数値実施例3にお
ける対物レンズ15においては、図10に示すように、
各収差が良好に補正されているのが明らかである。特
に、歪曲収差はグラフの縦線と略重なり合っており(図
10の歪曲収差図のスケールでは区別不可能)、歪曲収
差は殆ど発生していないことが分かる。
【0073】図11は、対物レンズ15の変形例15A
に関わる数値実施例のレンズ構成を示すものである。即
ち、対物レンズ15Aは、0.85の開口数を有し、非
球面によって構成される第1面Sと平面によって構成
される第2面Sとを有する単レンズLeと、該単レン
ズLeの第2面Sに順に重ね合わせた平板Pl及び
Plから成るものである。このように、対物レンズ1
5Aを、それぞれ屈折率が異なる第1乃至第3の材料か
ら成る単レンズLe、平板Pl及びPlによって構
成したのは、像高特性を改善するためである。尚、対物
レンズ15Aにおいても、前記対物レンズ15と同様
に、対物レンズ15Aと像面(図示しない光ディスクの
表面)との間には、ポリカーボネートやガラスによって
構成されるカバーガラス19が配設されている。以下の
表7に上記数値実施例における対物レンズ15Aの各数
値を示す。
【0074】
【表7】
【0075】表8に上記対物レンズ15の変形例15A
に関わる数値実施例における対物レンズ15Aの第1面
の円錐定数K及び4次乃至14次の非球面係数A乃
至Fを示す。
【0076】
【表8】
【0077】図12に上記対物レンズ15Aの数値実施
例における球面収差、非点収差及び歪曲収差を示す。
【0078】尚、対物レンズ15の開口数は0.85で
あり、光源波長は405nmである。対物レンズ15A
においては、図12に示すように、各収差が良好に補正
されているのが明らかである。特に、歪曲収差はグラフ
の縦線と略重なり合っており(図12の歪曲収差図のス
ケールでは区別不可能)、歪曲収差は殆ど発生していな
いことが分かる。
【0079】表8に上記対物レンズ15の第1乃至数値
実施例3及び対物レンズ15の変形例15Aの数値実施
例の作動距離及びサジッタ角度θを示す。
【0080】
【表9】
【0081】上記表9に示すように、対物レンズ15及
びその変形例15Aにおいては、0.4mm以上の十分
な作動距離を確保することが可能であると共に、単レン
ズLeの第1面Sのサジッタ角度θも60°以下であ
るため金型の加工も容易である。
【0082】上記対物レンズ15又はその変形例15A
を採用した光学ピックアップ12を用いることによっ
て、高密度記録情報の再生及び記録性能が向上したディ
スクドライブ装置を提供することが可能になる。
【0083】尚、前記実施の形態において示した各部の
具体的な形状及び構造は、何れも本発明を実施するに際
して行う具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、こ
れらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈される
ことがあってはならないものである。
【0084】
【発明の効果】以上に記載したところから明らかなよう
に、本発明光学ピックアップ用対物レンズは、レーザ光
を光記録媒体の記録面に集光してビームスポットを形成
する光学ピックアップ用対物レンズであって、第1の面
が非球面から成ると共に第2の面が平面から成る単レン
ズによって構成し、0.8以上の開口数を有するように
したことを特徴とする。
【0085】従って、第2の面を平面にすることによっ
て第1の面と第2の面との偏芯を考慮する必要がなくな
るので、0.8以上の開口数を有する光学ピックアップ
用対物レンズを、光学特性を悪化させずに設計値通りに
製作することができる。
【0086】請求項2に記載した発明にあっては、n
を単レンズの材質のd線における屈折率とすると、n
>1.65の条件を満足するようにしたので、色収差を
除く各種収差を良好にすることができる。
【0087】請求項3及び請求項4に記載した発明にあ
っては、第2の面に単レンズを構成する材質の屈折率と
は異なる屈折率を有する材質によって構成された平板を
少なくとも1枚重ね合わせたので、像高特性を良好にす
ることができる。
【0088】請求項5及び請求項6に記載した発明にあ
っては、nを対物レンズを構成する単レンズ及び平ら
な板のうち光源側から数えてi番目の部材の材質のd線
における屈折率、ni−1を対物レンズを構成する単レ
ンズ及び平らな板のうち光源側から数えてi−1番目の
部材の材質のd線における屈折率とすると、n<n
i−1の条件を満足するようにしたので、像高特性を更
に良好にすることができる。
【0089】請求項7及び請求項8に記載した発明にあ
っては、第2の面に回折光学素子を付加したので、回折
光学素子を別体に設けた場合の配置スペースを省略する
ことが可能になって、光学ピックアップの小型化に有利
になる。
【0090】本発明光学ピックアップは、レーザ光を出
射するレーザ発光素子と、レーザ光を光記録媒体の記録
層に集光させてビームスポットを形成する対物レンズ
と、レーザ光を受光する受光素子と、レーザ発光素子か
ら出射されたレーザ光を対物レンズに入射させると共に
光記録媒体の記録層で反射され対物レンズを透過したレ
ーザ光を受光素子に入射させる光学素子とを有する光学
ピックアップであって、対物レンズを第1の面が非球面
から成ると共に第2の面が平面から成る単レンズによっ
て構成し、0.8以上の開口数を有するようにしたこと
を特徴とする。
【0091】従って、対物レンズの第2の面を平面にす
ることによって第1の面と第2の面との偏芯を考慮する
必要がなくなるので、0.8以上の開口数を有する対物
レンズを光学特性を悪化させないで設計値通りに製作す
ることができ、光学ピックアップをトラックピッチを狭
くすることによって情報の記録密度を高めた規格の光記
録媒体に対応させることができる。
【0092】本発明ディスクドライブ装置は、回転する
ディスク状をした光記録媒体に対し、該光記録媒体の半
径方向に移動自在とされた光学ピックアップによって情
報の記録及び再生を行うディスクドライブ装置であっ
て、光学ピックアップが、レーザ光を出射するレーザ発
光素子と、レーザ光を光記録媒体の記録層に集光させて
ビームスポットを形成する対物レンズと、レーザ光を受
光する受光素子と、レーザ発光素子から出射されたレー
ザ光を対物レンズに入射させると共に光記録媒体の記録
層で反射され上記対物レンズを透過したレーザ光を受光
素子に入射させる光学素子とを有し、対物レンズを第1
の面が非球面から成ると共に第2の面が平面から成る単
レンズによって構成し、0.8以上の開口数を有するよ
うにしたことを特徴とする。
【0093】従って、対物レンズの第2の面を平面にす
ることによって第1の面と第2の面との偏芯を考慮する
必要がなくなるので、0.8以上の開口数を有する対物
レンズを光学特性を悪化させないで設計値通りに製作す
ることができ、ディスクドライブ装置をトラックピッチ
を狭くすることによって情報の記録密度を高めた規格の
光記録媒体に対応させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2乃至図12と共に、本発明光学ピックアッ
プ用対物レンズ、光学ピックアップ及びディスクドライ
ブ装置の実施の形態を示すものであり、本図は、ディス
クドライブ装置の外観を概略的に示す斜視図である。
【図2】ディスクドライブ装置の内部構成を概略的に示
す分解斜視図である。
【図3】光学ピックアップの構成を概略的に示す説明図
である。
【図4】ディスクドライブ装置の回路構成を示す概略図
である。
【図5】対物レンズの数値実施例1におけるレンズ構成
を示す概略図である。
【図6】対物レンズの数値実施例1における各収差を示
す図である。
【図7】対物レンズの数値実施例2におけるレンズ構成
を示す概略図である。
【図8】対物レンズの数値実施例2における各収差を示
す図である。
【図9】対物レンズの数値実施例3におけるレンズ構成
を示す概略図である。
【図10】対物レンズの数値実施例3における各収差を
示す図である。
【図11】対物レンズの変形例の数値実施例におけるレ
ンズ構成を示す概略図である。
【図12】対物レンズの変形例の数値実施例における各
収差を示す図である。
【図13】従来の光学ピックアップ用対物レンズの一例
のレンズ構成を示す図である。
【符号の説明】
1…ディスクドライブ装置、12…光学ピックアップ、
15…光学ピックアップ用対物レンズ、15A…光学ピ
ックアップ用対物レンズ、100…光記録媒体、S
第1の面、S…第2の面、Le…単レンズ、Pl
平らな板、Pl …平らな板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H087 KA13 LA01 PA01 PA17 PB01 QA02 QA05 QA13 QA33 RA05 RA12 RA42 5D119 AA22 AA38 BA01 JA43 JB02 JB03 5D789 AA22 AA38 BA01 JA43 JB02 JB03

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レーザ光を光記録媒体の記録面に集光さ
    せてビームスポットを形成する光学ピックアップ用対物
    レンズであって、 第1の面が非球面から成ると共に第2の面が平面から成
    る単レンズによって構成され、0.8以上の開口数を有
    する、 ことを特徴とする光学ピックアップ用対物レンズ。
  2. 【請求項2】 以下の条件を満足するようにされたこと
    を特徴とする請求項1に記載の光学ピックアップ用対物
    レンズ。 n>1.65 但し、 n:単レンズの材質のd線における屈折率 とする。
  3. 【請求項3】 上記第2の面に単レンズを構成する材質
    の屈折率とは異なる屈折率を有する材質から成る平らな
    板を少なくとも1枚重ね合わせたことを特徴とする請求
    項1に記載の光学ピックアップ用対物レンズ。
  4. 【請求項4】 上記第2の面に単レンズを構成する材質
    の屈折率とは異なる屈折率を有する材質から成る平らな
    板を少なくとも1枚重ね合わせたことを特徴とする請求
    項2に記載の光学ピックアップ用対物レンズ。
  5. 【請求項5】 以下の条件を満足するようにされたこと
    を特徴とする請求項3に記載の光学ピックアップ用対物
    レンズ。 n<ni−1 但し、 n:対物レンズを構成する単レンズ及び平らな板のう
    ち、光源側から数えてi番目の部材の材質のd線におけ
    る屈折率、 ni−1:対物レンズを構成する単レンズ及び平らな板
    のうち、光源側から数えてi−1番目の部材の材質のd
    線における屈折率 とする。
  6. 【請求項6】 以下の条件を満足するようにされたこと
    を特徴とする請求項4に記載の光学ピックアップ用対物
    レンズ。 n<ni−1 但し、 n:対物レンズを構成する単レンズ及び平らな板のう
    ち、光源側から数えてi番目の部材の材質のd線におけ
    る屈折率、 ni−1:対物レンズを構成する単レンズ及び平らな板
    のうち、光源側から数えてi−1番目の部材の材質のd
    線における屈折率 とする。
  7. 【請求項7】 上記第2の面に回折光学素子が付加され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の光学ピックア
    ップ用対物レンズ。
  8. 【請求項8】 上記第2の面に回折光学素子が付加され
    ていることを特徴とする請求項2に記載の光学ピックア
    ップ用対物レンズ。
  9. 【請求項9】 レーザ光を出射するレーザ発光素子と、
    レーザ光を光記録媒体の記録層に集光させてビームスポ
    ットを形成する対物レンズと、レーザ光を受光する受光
    素子と、上記レーザ発光素子から出射されたレーザ光を
    対物レンズに入射させると共に光記録媒体の記録層で反
    射され上記対物レンズを透過したレーザ光を受光素子に
    入射させる光学素子とを有する光学ピックアップであっ
    て、 上記対物レンズは、第1の面が非球面から成ると共に第
    2の面が平面から成る単レンズによって構成され、0.
    8以上の開口数を有することを特徴とする光学ピックア
    ップ。
  10. 【請求項10】 回転するディスク状をした光記録媒体
    に対し、該光記録媒体の半径方向に移動自在とされた光
    学ピックアップを用いて情報の記録及び再生を行うディ
    スクドライブ装置であって、 上記光学ピックアップは、レーザ光を出射するレーザ発
    光素子と、レーザ光を光記録媒体の記録層に集光させて
    ビームスポットを形成する対物レンズと、レーザ光を受
    光する受光素子と、上記レーザ発光素子から出射された
    レーザ光を対物レンズに入射させると共に光記録媒体の
    記録層で反射され上記対物レンズを透過したレーザ光を
    受光素子に入射させる光学素子とを有し、 上記対物レンズは、第1の面が非球面から成ると共に第
    2の面が平面から成る単レンズによって構成され、0.
    8以上の開口数を有することを特徴とするディスクドラ
    イブ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008293633A (ja) * 2007-04-23 2008-12-04 Hoya Corp 光ピックアップ用対物レンズ

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