JP2003232822A - 4探針法による抵抗率測定方法及びその装置 - Google Patents

4探針法による抵抗率測定方法及びその装置

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JP2003232822A JP2002031482A JP2002031482A JP2003232822A JP 2003232822 A JP2003232822 A JP 2003232822A JP 2002031482 A JP2002031482 A JP 2002031482A JP 2002031482 A JP2002031482 A JP 2002031482A JP 2003232822 A JP2003232822 A JP 2003232822A
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resistance
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Kazunobu Kashiwabara
柏原和宜
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シリコンインゴット等の被測定物の抵抗率を
測定するのに好適な4探針法による抵抗率測定方法及び
その装置に関する。 【解決手段】 絶縁体に固定させた被測定物に4探針を
加圧接触させ、被測定物に流れる電流と、被測定物の抵
抗の電圧降下分を各々測定し、これら測定値に基づい
て、抵抗率を算出するようにした4探針法による抵抗率
測定方法及び装置において、被測定物が固定された4探
針に加圧接触したことをトリガ信号として検出し、この
検出したトリガ信号を、コンピュ−タに入力することに
より、被測定物に流れる電流と被測定物の抵抗の電圧降
下分とを、一定時間後に、同時且つ瞬時に取り込み、演
算して、被測定物の抵抗率を算出するようにしたもので
ある。 【効果】 電源の出力電流の安定性に対する影響、外乱
ノイズの影響、外乱ノイズとしての人体からの誘導ノイ
ズ等を除去出来る。被測定物を把持して測定を行うこと
が出来、測定する際の作業効率を上げることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、4探針法による
抵抗率測定方法及びその装置に関するもので、特にシリ
コンインゴットの抵抗率測定に好適な方法及び装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、被測定物の抵抗率を測定する方法
及びその装置として、図3に示すような4探針法による
抵抗率測定方法及びその装置がある。以下、これについ
て説明する。
【0003】図3に示すように、41は試料(以下、被
測定物と記す)、42は直線上に等間隔に並んだ4本の
探針(以下、4探針と記す)、43は被測定物41に一
定の電流を供給する定電流電源、44は被測定物41の
抵抗の電圧降下を測定する電位差計、45は被測定物4
1に流れる電流を測定するための電流計である。
【0004】このような測定回路を用いて、被測定物の
抵抗率を測定するには、まず、被測定物41を絶縁体
(図示せず)に固定した後、被測定物41の表面に、間
隔Sの等間隔に垂直配置した4探針42を加圧接触させ
る。ここで、4探針42のうち、一方の外側に垂直配置
されている探針42aには、定電流電源43が電流計4
4を介して接続されている。この定電流電源43により
被測定物41に供給される一定電流Iが、電流計44で
測定される。一方、4探針42の中側に垂直配置されて
いる2本の探針42b、42c間には、電位差計44が
接続され、この電位差計45により、この間の電位差V
が測定される。さらに、他方の外側に垂直配置されてい
る探針42dには、定電流源43のリターンに接続され
ている。
【0005】このようにしてそれぞれ電流計44で測定
した被測定物41に流れる電流I[A]、及び電位差計
45で測定した探針間の電位差V[V]から、下式によ
り、抵抗率ρが求められる。 ρ=2πSV/I[Ω・cm] ここで、 S:探針間距離[cm]
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】このように、被測定
物41の抵抗率ρを測定するには、まず被測定物41を
手でもって絶縁体上に固定した後、4探針42を被測定
物41に加圧接触させ、次いで、電流計44で測定した
被測定物41に流れる電流I[A]及び電位差計45で
測定した探針間の電位差V[V]をそれぞれ求め、これ
らの測定データから、抵抗率ρを算出していた。
【0007】そのため、被測定物41をいちいち絶縁体
上に固定した後、電流I及び電位差Vを測定するため、
作業効率が悪いという問題があった。そこで、作業効率
を上げるために、被測定物41を絶縁物に固定させずに
手で持って探針42に加圧接触させ、測定を行うことも
考えられるが、一般的には誘導等の外乱ノイズによる誤
差を生じるため、測定には技術を要するという問題があ
る。その上、さらに被測定物41を手に持って測定する
ということは、多量の誘導ノイズを生じ、測定値に耐え
難い誤差を生じるという問題があった。又、この誘導ノ
イズを排除するためには、多くのフィルタが必要であっ
た。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に係わる発明
は、絶縁体に固定した被測定物に4探針を加圧接触さ
せ、この被測定物に流れる電流と前記被測定物の抵抗の
電圧降下分を測定し、これら測定値に基づいて、抵抗率
を算出するようにした4探針法による抵抗率の測定方法
において、被測定物が4探針に加圧接触したことをトリ
ガ信号として検出し、この検出したトリガ信号をコンピ
ュ−タ(演算装置)に入力することにより、被測定物に
流れる電流と被測定物の抵抗の電圧降下分とを同時且つ
瞬時に取り込み、この取り込んだ被測定物に流れる電流
と被測定物の抵抗の電圧降下分とから被測定物の抵抗率
を算出するようにしたものである。
【0009】請求項2に係わる発明は、請求項1に係わ
る発明において、4短針を固定するとともに、絶縁体に
前記被測定物を固定する代わりにこれを把持して4探針
に加圧接触するようにしたものである。
【0010】請求項3に係わる発明は、請求項1〜請求
項2にそれぞれ係わる発明において、被測定物に固定し
た4探針が加圧接触した時、検出されるトリガ信号は、
4探針に接続したマイクロスイッチの接点データである
ようにしたものである。
【0011】請求項4に係わる発明は、請求項1〜請求
項3にそれぞれ係わる発明において、被測定物として
は、シリコンインゴットを測定するようにしたものであ
る。
【0012】請求項5に係わる発明は、絶縁体に固定し
た被測定物に加圧接触するための4探針と、この4探針
を被測定物に加圧接触した時の被測定物に流れる電流を
測定する電流計と、被測定物の抵抗にかかる電圧降下分
を測定する電位差計と、電流値と電圧降下分とを基準に
して抵抗率を算出するようにした4探針法による抵抗率
測定装置において、被測定物が4探針に加圧接触したこ
とをトリガ信号として検出する探針加圧接触検出装置
と、このトリガ信号が入力した時、被測定物に流れる電
流と被測定物の抵抗にかかる電圧降下分とを同時且つ瞬
時に取り込む機能と、この取り込んだ被測定物に流れる
電流と被測定物の抵抗の電圧降下分とから被測定物の抵
抗率を算出する機能とを有するコンピュータを備えたも
のである。
【0013】請求項6に係わる発明は、請求項5に係わ
る発明において、探針加圧接触検出装置は、4探針に設
けたマイクロスイッチ接点であるようにしたものであ
る。
【0014】請求項7に係わる発明は、請求項5〜請求
項6にそれぞれ係わる発明において、トリガ信号は、4
短針が被測定物に加圧接触した時のマイクロスイッチ接
点データとしたものである。
【0015】請求項8に係わる発明は、請求項5〜請求
項7にそれぞれ係わる発明において、被測定物をシリコ
ンインゴットとしたものである。
【0016】請求項9に係わる発明は、絶縁体に固定し
た被測定物に加圧接触するための4探針と、この4探針
を被測定物に加圧接触した時の被測定物に流れる電流を
測定する電流計と、被測定物の抵抗にかかる電圧降下分
を測定する電位差計と、電流値と電圧降下分とを基準に
して抵抗率を算出するようにした4探針法による抵抗率
測定装置において、被測定物が4探針に加圧接触した際
に、被測定物に流れる初期電流をトリガ信号として検出
する初期電流検出装置と、このトリガ信号が入力した
時、被測定物に流れる電流と被測定物の抵抗にかかる電
圧降下分とを同時且つ瞬時に取り込む機能と、この取り
込んだ被測定物に流れる電流と被測定物の抵抗の電圧降
下分とから被測定物の抵抗率を算出する機能とを有する
コンピュータを備えたものである。
【0017】請求項10に係わる発明は、請求項9に係
わる発明において、被測定物をシリコンインゴットとし
たものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
【実施例1】この発明の第1の実施例を、図1に基づい
て詳細に説明する。
【0019】図1は、この発明の第1の実施例を示すブ
ロック図で、1は被測定物であり、この実施例の場合に
は、シリコンインゴットである。2は直線上に等間隔に
並んだ4本の探針(以下4探針と記す)で、後述する探
針加圧接触検出装置11に接続されている。そして、こ
の4探針2は被測定物1の表面にある凹凸にも対応出来
るように、4探針2の周囲をそれぞれ包囲するケース
(図示せず)の内奥部には、スプリング(図示せず)を
介在させて、このスプリングの弾性により4探針2の先
端部は、凹凸に対応してケースから出入り可能に形成さ
れている。なお、この実施例では探針の軸上5mmの出
入りが出来るように構成されている。
【0020】3は、定電流電源で、被測定物1に一定電
流を供給するためのものである。なお、この発明では、
出力電流の安定性は必ずしも必要ではない。4は電流検
出用抵抗であり、既知の抵抗値が用いられており、定電
流電源3から供給される電流が流れることにより、その
抵抗値による電圧降下を測定するためのものである。
【0021】5は、電流測定用絶縁アンプで、定電流電
源3から供給される電流による電流検出用抵抗4の電圧
降下分を、アイソレーションをとった上で増幅する。6
は、被測定物1の抵抗検出用絶縁アンプであり、定電流
電源3から供給される電流が、4探針2の中側に配置さ
れている2本の探針間における被測定物1の抵抗による
電圧降下分を、アイソレーションをとった上で増幅す
る。
【0022】7は、A/Dコンバータであり、電流測定
用絶縁アンプ5と被測定物1の抵抗検出用絶縁アンプ6
とからのそれぞれアナログ信号の電流や電圧をデジタル
信号に変換する。
【0023】8は、コンピュータであり、被測定物1が
4探針2に加圧接触した事により発生するトリガ信号が
入力した時、A/Dコンバータ7によりデジタル信号に
変換された電流及び抵抗の電圧降下分に対応する各デジ
タル信号を、同時且つ瞬時に取り込む機能、測定タイミ
ングの制御、被測定物1に流れる電流及び探針間の抵抗
の電圧降下分に対応する各デジタル信号から抵抗率ρを
算出する機能等を備えている。
【0024】9は、表示器であり、コンピュータ8によ
って算出された抵抗率ρを表示する。10は、表示器9
以外の出力装置であり、コンピュータ8によって算出さ
れた抵抗率ρを出力する。
【0025】11は、探針加圧接触検出装置で、被測定
物1が4探針2に加圧接触したことを検出するためのも
ので、この実施例の場合には、4探針2にはマイクロス
イッチが接続されており、被測定物1が4探針2に加圧
接触した際のストロークでマイクロスイッチが入り、そ
の接点データがトリガ信号としてコンピュータ8にて取
り込まれる。
【0026】次に、図1に基づいて作用動作について説
明する。まず、被測定物1を把持して、探針加圧接触検
出装置11にケーブル(図示せず)を介して接続され、
固定されている4探針2に加圧接触させる。すると、こ
の加圧接触したことは、探針加圧接触検出装置11によ
り、4探針2の奥に配設されているマイクロスイッチの
接点データとしてトリガ信号が検出され、このトリガ信
号はコンピュータ8に入力される。
【0027】トリガ信号がコンピュータ8に入力する
と、被測定物1に流れる電流は、既知の抵抗値を持った
電流検出抵抗4の電圧降下分から算出され、この算出さ
れた電流は、電流測定絶縁アンプ5によりアイソレーシ
ョンをとった上で増幅される。次いで、A/Dコンバー
タ7にてA/D変換されて、デジタル信号の電流とし
て、コンピュータ8に取り込まれる。
【0028】同様に、トリガ信号がコンピュータ8に入
力すると、4探針2の中側に配置されている2本の探針
間の電位差は、被測定物1の抵抗の電圧降下分を、被測
定物抵抗検出用絶縁アンプ6によりアイソレーションを
とった上で増幅される。次いで、A/Dコンバータ7に
てA/D変換されて、デジタル信号の電圧降下分とし
て、コンピュータ8に取り込まれる。
【0029】次いで、このようにしてトリガ信号がコン
ピュータ8に取り込まれた一定時間後における同時かつ
瞬時の電圧・電流値により、上記の式から、抵抗率ρが
算出される。なお、この実施例では一定時間を1秒とし
て行ったが、任意の時間に設定可能である。
【0030】この算出された抵抗率ρは、表示器9にお
いて表示され、また、表示器以外の出力装置10にも出
力される。
【0031】なお、この表示器9は、何桁かの7セグメ
ント表示器でもよいし、液晶ディスプレイでもよいし、
CRT(陰極線管)でもよい。また、この表示器以外の
出力装置10としては、装置外部の何桁かの7セグメン
ト表示器、液晶ディスプレイ、CRT(陰極線管)とい
った表示器でもよいし、プリンタでもよいし、装置内外
のハードディスク装置でもよいし、磁気テープ、FD
(フレキシブルディスク)、CD−R(書き込み可能コ
ンパクトディスク)、CD−RW(再書き込み可能コン
パクトディスク)、MO(再書き込み可能光磁気ディス
ク)等といった外部記憶媒体の装置でもよい。
【0032】
【実施例2】この発明の第2の実施例を、図2に基づい
て詳細に説明する。
【0033】図2は、この発明の第2の実施例を示すブ
ロック図で、21は電流検出手段で、被測定物1に流れ
る電流を検出しており、電流測定絶縁アンプ5及びA/
Dコンバータ7より構成されている。22は初期電流検
出装置で、電流検出手段21に接続されており、被測定
物1が4探針2に加圧接触した際に、被測定物1に流れ
る初期電流を検出する。なお、第1の実施例と同一のも
のは同一の名称及び同一番号を使用し、その説明を省略
する。
【0034】次に、図2に基づいて作用動作について説
明する。まず、第1の実施例と同様に、被測定物1を把
持して、固定されている4探針2に加圧接触させる。
【0035】通常、被測定物1が4探針2に加圧接触す
るまではオープンループであり電流が流れず、接触した
時にクローズドループとなり電流が流れる。そこで、被
測定物1を把持して4探針2に加圧接触させると、定電
流電源3からの電流が電流検出手段21に流れるが、こ
の際、初期電流は、電流検出手段21を介して初期電流
検出装置22で検出される。この検出された初期電流が
トリガ信号としてコンピュータ8に入力される。即ち、
初期電流検出装置22は、定電流電源3からの出力があ
ったことを検出するもので、この出力検出をトリガ信号
としてコンピュータ8に入力するようにしたものであ
る。
【0036】以下、トリガ信号がコンピュータ8に入力
された後の動作については、第1の実施例と同一である
ので説明を省略する。
【0037】
【発明の効果】請求項1、請求項5及び請求項9に係わ
る発明では、被測定物の抵抗率の測定において、定電流
電源の出力電流の安定性による影響や、外乱ノイズの影
響を除去することが出来るとともに、それに加えて、外
乱ノイズとしての人体からの誘導ノイズも併せて除去出
来る。さらに、従来のように、誘導ノイズを除去するた
めのフィルタは必要ない等の効果を有する。
【0038】又、請求項2に係わる発明は、4探針を固
定するとともに、被測定物を把持して4探針に加圧接触
するようにしたもので、被測定物を手に持って測定を行
うことが出来るから、従来のように被測定物をいちいち
絶縁体上に固定して測定するものに比べて、測定する際
の作業効率が非常によくなる。
【0039】請求項3及び請求項6、請求項7に係わる
発明は、トリガ信号の発生源としてマイクロスイッチを
用いたので、装置を簡単化、小型化することが出来る。
【0040】又、請求項4、請求項8及び請求項10に
係わる発明は、被測定物としては、シリコンインゴット
を用いたので、この抵抗率の測定を短時間で、且つ容易
に測定することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示すブロック図であ
る。
【図2】この発明の第2の実施例を示すブロック図であ
る。
【図3】従来の4探針法による抵抗率測定方法を示す説
明概略図である。
【符号の説明】
1 被測定物 2 4探針 3 定電流電源 6 電流検出用抵抗 8 コンピュータ 11 探針加圧接触検出装置 22 初期電流検出装置

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁体に固定した被測定物に4探針を加
    圧接触させ、 この被測定物に流れる電流と前記被測定物の抵抗の電圧
    降下分とを測定し、 これら測定値に基づいて、抵抗率を算出するようにした
    4探針法による抵抗率測定方法において、 前記被測定物が前記4探針に加圧接触したことをトリガ
    信号として検出し、 この検出したトリガ信号をコンピュ−タ(演算装置)に
    入力することにより、前記被測定物に流れる電流と前記
    被測定物の抵抗の電圧降下分とを、一定時間後に同時且
    つ瞬時に取り込み、 この取り込んだ前記被測定物に流れる電流と前記被測定
    物の抵抗の電圧降下分とから前記被測定物の抵抗率を算
    出することを特徴とする4探針法による抵抗率測定方
    法。
  2. 【請求項2】 前記4探針を固定するとともに、絶縁体
    に前記被測定物を固定する代わりにこれを把持して前記
    4探針に加圧接触することを特徴とする請求項1に記載
    の4探針法による抵抗率測定方法。
  3. 【請求項3】 前記被測定物に前記固定した4探針が加
    圧接触した時、検出されるトリガ信号は、前記4探針に
    接続したマイクロスイッチの接点データであることを特
    徴とする請求項1〜請求項2にそれぞれ記載の4探針法
    による抵抗率測定方法。
  4. 【請求項4】 前記被測定物は、シリコンインゴットで
    あることを特徴とする請求項1〜請求項3にそれぞれ記
    載の4探針法による抵抗率測定方法。
  5. 【請求項5】 絶縁体に固定した被測定物に加圧接触す
    るための4探針と、この4探針を前記被測定物に加圧接
    触した時のこの被測定物に流れる電流を測定する電流計
    と、前記被測定物の抵抗にかかる電圧降下分を測定する
    電位差計と、前記電流値と前記電圧降下分とを基準にし
    て抵抗率を算出するようにした4探針法による抵抗率測
    定装置において、 前記被測定物が前記4探針に加圧接触したことをトリガ
    信号として検出する探針加圧接触検出装置と、 前記トリガ信号が入力した時、前記被測定物に流れる電
    流と前記被測定物の抵抗にかかる電圧降下分とを同時且
    つ瞬時に取り込む機能と、この取り込まれた前記被測定
    物に流れる電流と前記被測定物の抵抗の電圧降下分とか
    ら前記被測定物の抵抗率を算出する機能とを有するコン
    ピュータと、 を備えたことを特徴とする4探針法による抵抗率測定装
    置。
  6. 【請求項6】 前記探針加圧接触検出装置は、前記4探
    針に設けたマイクロスイッチ接点であることを特徴とす
    る請求項5に記載の4探針法による抵抗率測定装置。
  7. 【請求項7】 前記トリガ信号は、前記4短針が被測定
    物に加圧接触した時のマイクロスイッチ接点データであ
    ることを特徴とする請求項5〜請求項6にそれぞれ記載
    の4探針法による抵抗率測定装置。
  8. 【請求項8】 前記被測定物は、シリコンインゴットで
    あることを特徴とする請求項5〜請求項7にそれぞれ記
    載の4探針法による抵抗率測定装置。
  9. 【請求項9】 絶縁体に固定した被測定物に加圧接触す
    るための4探針と、この4探針を前記被測定物に加圧接
    触した時のこの被測定物に流れる電流を測定する電流計
    と、前記被測定物の抵抗にかかる電圧降下分を測定する
    電位差計と、前記電流値と前記電圧降下分とを基準にし
    て抵抗率を算出するようにした4探針法による抵抗率測
    定装置において、 前記被測定物が前記4探針に加圧接触した際に、前記被
    測定物に流れる初期電流をトリガ信号として検出する初
    期電流検出装置と、 前記トリガ信号が入力した時、前記被測定物に流れる電
    流と前記被測定物の抵抗にかかる電圧降下分とを同時且
    つ瞬時に取り込む機能と、この取り込まれた前記被測定
    物に流れる電流と前記被測定物の抵抗の電圧降下分とか
    ら前記被測定物の抵抗率を算出する機能とを有するコン
    ピュータと、 を備えたことを特徴とする4探針法による抵抗率測定装
    置。
  10. 【請求項10】 前記被測定物は、シリコンインゴット
    であることを特徴とする請求項9に記載の4探針法によ
    る抵抗率測定装置。
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