JP2003232662A - 流量計測装置及びこの装置を機能させるためのプログラム - Google Patents

流量計測装置及びこの装置を機能させるためのプログラム

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 消費電力を小さくした流量計測装置を提供す
る。 【解決手段】 流体管路10に設けられ超音波信号を送
受信する少なくとも1対の振動子11と、この振動子1
1を駆動する送信手段13と、振動子11から受信する
受信手段15と、振動子11の送受信を切換える切換手
段12と、受信手段15に入力された信号を増幅するア
ンプ16と、送信〜受信を繰り返し行う繰り返し手段2
3と、アンプ16のゲインを設定するゲイン設定手段1
7と、このゲイン設定手段17への通電を制御する通電
制御手段18を備えることにより、消費電力を押さえる
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、超音波を利用して
流量を計測する流量計測装置及びこの装置を機能させる
ためのプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の流量計測装置としては、
図9に示されるように、1a及び1bは振動子でともに
流体管路3に含まれる。送信部4が振動子1aを駆動
し、超音波が流体管路3を伝播する。超音波信号は振動
子1bを介して受信部5で受信される。受信部5では、
受信した超音波信号を所定のレベルまで増幅する。計測
手段6では、送信部4が超音波を送信してから、受信部
5が信号を出力するまでの時間すなわち伝搬時間を計測
し、流量を演算する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、受信信号を所定のレベルまで増幅すると
きに、増幅のゲインを決めるための信号のピーク値と比
較する基準電圧の電源を継続してオンしているため、受
信信号がきていない時のような不必要な時でも電力を消
費していた。本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、消費電力を小さくし、より少ない電池容量で長時間
動作(例えば10年)を可能とした流量計測装置を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の流量計測装置は、流体管路に設けら
れ超音波信号を送受信する少なくとも1対の振動子と、
前記振動子を駆動する送信手段と、前記振動子から受信
する受信手段と、前記振動子の送受信を切換える切換手
段と、前記受信手段に入力された信号を増幅するアンプ
と、このアンプのゲインを設定するゲイン設定手段と、
このゲイン設定手段への通電を制御する通電制御手段を
備えたものである。これによって、不要な時はゲイン設
定手段の通電をオフし、消費電力を押さえることができ
る。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、流体管
路に設けられ超音波信号を送受信する少なくとも1対の
振動子と、前記振動子の駆動を行う送信手段と、前記振
動子から受信を行う受信手段と、前記振動子の送受信の
切換を行う切換手段と、前記受信手段に入力された信号
の増幅を行うアンプと、送信〜受信を繰り返し行う繰り
返し手段と、前記アンプのゲインを設定するゲイン設定
手段と、このゲイン設定手段への通電を制御する通電制
御手段を備えたものであり、この構成によれば、ゲイン
設定手段への通電を制御し、必要な時のみに、ゲイン制
御手段への通電をオンするので省エネ効果が得られる。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
した通電電制御手段は、前記送信手段が前記振動子を駆
動してから所定の時間を計時する第1の計時手段と、こ
の第1の計時手段の計時終了時に、所定の時間の計時を
開始する第2の計時手段からなり、前記通電制御手段は
第2の計時手段の計時中に前記ゲイン設定手段の通電を
オンとし、それ以外はオフとするようにしたものであ
る。
【0007】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
した通電制御手段は、前記アンプの出力が第1の基準電
圧以上となった時点で所定の時間の計時を開始する第3
の計時手段を有し、前記通電制御手段は第3の計時手段
の計時中に前記ゲイン設定手段の通電をオンとし、それ
以外はオフとするようにしたものである。
【0008】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
した通電制御手段は、前記繰り返し手段の繰り返し回数
が所定値以下では、前記ゲイン設定手段の通電をオンと
し、繰り返し回数が所定値以上ではオフとするようにし
たものである。
【0009】請求項5に記載の発明は、請求項1及び2
に記載の通電制御手段は、前記第2の計時手段の計時中
に前記第1の基準電圧の電源をオンとし、それ以外はオ
フとするようにしたものである。
【0010】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか1項に記載の流量計測装置の少なくとも一つの
手段をコンピュータに実行させるためのプログラムであ
る。この構成によれば、必要な時のみにゲイン設定手段
の通電をオンでることができ、消費電力を押さえること
ができる。
【0011】さらにまた、プログラムであるのでマイコ
ンなどを用いて本発明の流量計測装置の一部あるいは全
てを容易に実現することができる。また記録媒体に記録
したり通信回線を用いてプログラムを配信したりするこ
とでプログラムの配布が簡単にできる。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら説明する。
【0013】(実施例1)図1は本発明の実施例1にお
ける流量計測装置のブロック図を示すものである。図1
において、流体管路10の途中に超音波を送受信する振
動子11a及び振動子11bが流体の流れ方向に配置さ
れている。13は送信手段で、振動子11aあるいは振
動子11bへ超音波を出力する。15は受信手段で、振
動子11aあるいは振動子12bとともに超音波信号を
受信する。16はアンプで、受信手段15の信号を所定
のレベルに増幅する。17はゲイン設定手段で、アンプ
16の増幅率を設定する。21はENV比較手段で、ア
ンプ16からの信号を、内蔵する第1の基準電圧31と
比較する。22はゼロクロス検知手段で、ENV比較手
段21においてアンプ16の出力が第1の基準電圧31
以上と判断した時点から、アンプ16の信号の次のゼロ
クロス時点を検出する。23は繰り返し手段で、ゼロク
ロス検知手段22がアンプ16のゼロクロス点を検出す
ると繰り返し信号をトリガ手段14に送る。
【0014】また24は遅延手段で、トリガ手段14か
ら信号があると、所定の遅延時間を設定する。送信手段
13は、トリガ手段14から信号があり、遅延手段24
の遅延時間計時の終了信号を受けてから、切換手段12
を介して振動子11aあるいは振動子11bを駆動す
る。19は第1の計時手段で、送信手段13が振動子1
1aあるいは振動子11bを駆動してから一定の時間を
計時する。20は第2の計時手段で、第1の計時手段1
9が計時終了から、所定の時間を計時すると同時に、通
電制御手段18に信号を出力する。通電制御手段18は
第2の計時手段20の計時中はゲイン設定手段17の電
源をオフする。26は計数手段で、スタート手段25か
ら測定開始信号が出力されると基準クロック27の出力
を計時する。28は流量演算手段で、計数手段26の計
数値と遅延手段24の遅延時間により流量演算を行う。
【0015】次に以上のように構成された流量計測装置
について、以下その動作、作用について説明する。図2
は本発明の実施例1における流量計測装置の動作を示す
フローチャート、図3は初期時のゲイン設定の流れを示
すフローチャート、図4は受信波形のピーク値と第2の
基準電圧29、第3の基準電圧30の関係を示す図、図
5は第1の計時手段19及び第2の計時手段20の動作
タイミングを示すものである。
【0016】まず、流量計測の前にゲイン設定手段17
のゲイン設定値の初期値を設定する。振動子11aある
いは振動子11bは、被測定気体の種類や温度によって
も感度は異なる。このため、常に同じレベルの受信信号
になるように、ゲイン設定手段17により、アンプ16
のゲインを調整する必要がある。図3において、まず、
振動子11aを送信側に、振動子11bを受信側に切換
手段12により設定する(図3ステップ1)。最初にゲ
イン設定手段17のゲイン設定値はアンプ16のゲイン
が最大になるように設定される(ステップ2)。
【0017】この状態で、送信手段13は振動子11a
を駆動する。振動子11aより発射された超音波信号
は、所定の伝搬時間後に振動子11bに到達し、受信手
段15により受信される。アンプ16では、ゲイン設定
手段17により設定されたゲインにより、受信手段15
の信号出力を増幅する(ステップ3〜4)。
【0018】ゲイン設定手段17は、第2の基準電圧2
9及び第3の基準電圧30を内蔵している。ゲイン設定
手段17では、第2の基準電圧29と第3の基準電圧3
0とアンプ16の出力を比較する。図4に第2の基準電
圧29及び第3の基準電圧30とアンプ16の出力の関
係を示す。最初は、ゲイン設定手段17の設定値は最大
値になっているので、図4の(c)に示すように、アン
プ16の出力のピーク値は第2の基準電圧29を越えて
いる。アンプ16のピーク値と第2の基準電圧29を比
較し、アンプ16のピーク値の方が大きい場合はゲイン
設定手段17のゲイン設定値を1つ小さくする(ステッ
プ5〜6)。
【0019】また、アンプ16のピーク値の方が第3の
基準電圧30より小さい場合はゲイン設定手段17のゲ
イン設定値を1つ大きくする(ステップ7〜8)。
【0020】これらを繰り返して、図4の(a)に示す
ように、アンプ16の出力のピーク値が第2の基準電圧
29と第3の基準電圧30の間になった場合が、ゲイン
設定手段17のゲイン設定が適正に行われている。これ
は、初期状態でのゲイン設定であり、この後は、流量計
測しながら、振動子11a及び振動子11bの感度変化
に対応するために、ゲイン設定を行う。
【0021】まず、スタート手段25が計測を開始させ
ると、繰り返し手段23は切換手段12を動作させて、
振動子11aを送信に、振動子11bを受信にする。す
なわち、振動子11aを送信手段13に接続し、振動子
11bを受信手段15に接続することになり、流体の流
れの方向に対して、上流側から下流側に超音波が伝搬さ
れることになる(図2のステップ11)。
【0022】次に、計数手段26及び繰り返し手段23
を初期化する。そして、計数手段26は基準クロック2
7の出力パルスの計数を始める(ステップ12)。
【0023】また、繰り返し手段23はトリガ手段14
を動作させる。遅延手段24はトリガ手段14のトリガ
信号によって、遅延時間の計数を開始する。送信手段1
3は、トリガ手段14からの信号があり、遅延手段24
の計時終了時に所定の周波数で振動子11aを駆動し、
流体管路10内に超音波を発射させる。同時に、第1の
計時手段19の計時を開始する(ステップ13−1
5)。
【0024】この第1の計時手段19の計時時間は、流
体管路10における超音波信号の伝搬時間より短い値と
する。例えば、流体管路10中の気体が空気とし、その
温度が25℃とすると、空気の音速は約346m/sとな
る。振動子11aから振動子11bまでの直線距離を例
えば60mmとすると、伝搬時間は距離を音速で割った値
すなわち約173μsとなる。第1の計時手段19の計
時時間は173μsより短い値とする(例えば165μ
s)。
【0025】要は、受信手段15が信号を受信する前に
計時が終了する値とする。第1の計時手段19が計時終
了になると、第2の計時手段20の計時を開始する。通
電制御手段18は、第2の計時手段20が計時中はゲイ
ン設定手段17の通電をオンし、同時に第1の基準電圧
31の電源をオンする。ゲイン設定手段17は、少なく
とも受信手段15からアンプ16に出力がされていると
き、すなわち第2の計時手段20の計時中は通電され、
アンプ16のピーク値と第2の基準電圧29及び第3の
基準電圧30を比較できればよく、それ以外は通電をオ
フし、電力消費を押さえる(ステップ16〜19)。
【0026】これらのタイミングを図5(a)に示す。
アンプ16にて所定に値に増幅された信号は、ENV比
較手段21に出力される。ENV比較手段21では内蔵
する第1の基準電圧31とアンプ16の出力を比較し、
アンプ16の出力がENV比較手段21に内蔵する第1
の基準電圧31以上となった時点から、次のゼロクロス
点をゼロクロス検知手段22が検出する。この点を振動
子11aが発射した超音波の受信点とする。そして、ゼ
ロクロス検知手段22は繰り返し手段23に信号を出力
する(ステップ19)。
【0027】繰り返し手段23は再びトリガ手段14を
動作させ、同時に遅延手段24を動作させる。第2の計
時手段20は、遅延手段24動作中に計時を終了するの
で、その時点で、通電制御手段18はゲイン設定手段1
7と第1の基準電圧31の電源をオフする。トリガ手段
14から信号を受けた遅延手段24は、所定の遅延時間
を計時し、遅延時間計時終了でトリガ手段14は送信手
段13を動作させ、所定の周波数で振動子11aを駆動
し、流体管路10内に再び超音波信号を発射させる。以
降、繰り返し手段23の繰り返し回数が設定値に達する
まで、送信〜受信〜遅延を繰り返す(ステップ20〜2
2)。
【0028】繰り返し手段23の計数が終了すると、計
数手段26の計時を停止する。流量演算手段28は計数
手段26の値を読み込む。計数手段26の計数値をT、
遅延手段24の設定値をTdとすると、上流側から下流
側すなわち、振動子11aから振動子11bに伝搬する
のに要する時間T1は、繰り返し手段23の繰り返し回
数をNとすると、T1=(T−Td×N)/Nとなる。
この値を流量演算手段28に記憶する(ステップ2
3)。
【0029】次に、再び、スタート手段25が計測を開
始させると、繰り返し手段23及び計数手段26の値を
初期値にする。次に計数手段26は基準クロック27の
出力パルスの計数を始める。同時に、繰り返し手段23
は切換手段12を動作させて、振動子11aを受信側
に、振動子11bを送信側に設定する。すなわち、振動
子11aを受信手段15に接続し、振動子11bを送信
手段13に接続し、流体の流れの方向に対して、下流側
から上流側に超音波が伝搬されることになる(ステップ
25)。
【0030】以降は、上流から下流に超音波を伝搬させ
る場合と同様であるので、説明を割愛する。繰り返しが
終了し、下流側から上流側すなわち、第2の振動子12
から第1の振動子11に伝搬するのに要する時間はT2
となる。両方向の計測が終了すれば(ステップ24)流
量演算を行うが、このとき、流体管路10に矢印の方向
に流れがあれば下流から上流への超音波の伝搬時間は遅
れるのでT1<T2となる。T1とT2の逆数差を流量
演算手段28で求め、さらに流体管路10の断面積や流
れの状態などを考慮して流量値を演算する(ステップ2
6)。
【0031】(実施例2)図6は本発明の実施例2にお
ける流量計測装置のブロック図を示すものである。ま
た、同一の手段には同一の番号を付与するものとし、本
発明の実施例1と重複するものはその説明を省略する。
図において、32は第3の計時手段で、ENV比較手段
21が内蔵する第1の基準電圧31とアンプ16の出力
を比較し、アンプ16の出力が大きいことを検出した時
点で計時を開始する。また、通電制御手段18は第3の
計時手段32が計時中はゲイン設定手段17の通電をオ
ンし、それ以外はオフする。
【0032】以上のように構成された流量計測装置につ
いて、以下その動作、作用について説明する。初期にゲ
イン設定手段17のゲインを決定する動作は実施例1と
同様であるのでここでは割愛する。まず、スタート手段
25が計測を開始させると、繰り返し手段23は切換手
段12を動作させて、振動子11aを送信側に、振動子
11bを受信側にする。すなわち、振動子11aを送信
手段13に接続し、振動子11bを受信手段15に接続
することになり、流体の流れの方向に対して、上流側か
ら下流側に超音波が伝搬されることになる。
【0033】次に、計数手段26及び繰り返し手段23
を初期化する。そして、計数手段26は基準クロック2
7の出力パルスの計数を始める。また、繰り返し手段2
3はトリガ手段14を動作させる。遅延手段24はトリ
ガ手段14のトリガ信号によって、遅延時間の計数を開
始する。送信手段13は、トリガ手段14からの信号が
あり、遅延手段24の計時終了時に所定の周波数で振動
子11aを駆動し、流体管路10内に超音波を発射させ
る。
【0034】また所定の伝搬時間後(例えば、流体管路
10の気体が空気とし、気体の温度が25℃とすると、
空気の音速は約346m/sとなる。振動子11aから振
動子11bまでの距離を例えば60mmとすると、伝搬時
間は距離を音速で割った値すなわち約173μsとな
る。)に振動子11bに超音波信号が到達し、切換手段
12を介して、受信手段15で受信する、そして、アン
プ16では、ゲイン設定手段17で設定されたゲインで
増幅される。信号は、ENV比較手段21に出力され
る。ENV比較手段21では内蔵する第1の基準電圧3
1と比較し、アンプ16の出力が第1の基準電圧31以
上となった時点から、次のゼロクロス点をゼロクロス検
知手段22が検出する。この点を振動子11aが発射し
た超音波の受信点とする。そして、ゼロクロス検知手段
22は繰り返し手段23に信号を出力する。同時に、第
3の計時手段32の計時を開始するとともに、通電制御
手段18はゲイン設定手段17の通電をオンする。図5
の(b)に第3の計時手段32の計時と通電制御手段1
8の動作タイミングを示す。
【0035】繰り返し手段23は再びトリガ手段14を
動作させ、同時に遅延手段24を動作させる。第3の計
時手段32は、遅延手段24動作中に計時を終了するの
で、その時点で、通電制御手段18はゲイン設定手段1
7の電源をオフする。トリガ手段14から信号を受けた
遅延手段24は、所定の遅延時間を計時し、遅延時間計
時終了でトリガ手段14は送信手段13を動作させ、所
定の周波数で振動子11aを駆動し、流体管路10内に
再び超音波信号を発射させる。以降、繰り返し手段23
の繰り返し回数が設定値に達するまで、送信〜受信〜遅
延を繰り返す。
【0036】繰り返し手段23の計数が終了すると、計
数手段26の計時を停止する。流量演算手段28は計数
手段26の値を読み込むが、以下、下流側から上流側へ
の超音波発射の動作及び流量演算の動作も実施例と同様
であるので、説明を割愛する。
【0037】(実施例3)図7は本発明の実施例3にお
ける流量計測装置のブロック図を示すものである。ま
た、同一の手段には同一の番号を付与するものとし、本
発明の実施例1と重複するものはその説明を省略する。
図において、34はハイカウンタで、アンプ16の出力
のピーク値とゲイン設定手段17に内蔵する第2の基準
電圧29とを比較し、アンプ16の出力のピーク値が第
2の基準電圧29以上となった場合に+1する。35は
ローカウンタで、アンプ16の出力のピーク値とゲイン
設定手段17に内蔵する第3の基準電圧30とを比較
し、アンプ16の出力のピーク値が第3の基準電圧30
以下となった場合に+1する。18は通電制御手段で、
繰り返し手段23の繰り返し回数が所定値以下(例えば
15回)ではゲイン設定手段17の電源をオンし、所定
値より大きければ通電をオフする。
【0038】以上のように構成された流量計測装置につ
いて、以下その動作、作用について説明する。図8は本
発明の実施例3における流量計測装置の動作を示すフロ
ーチャートを示す。まず、スタート手段25が計測を開
始させると、繰り返し手段23は切換手段12を動作さ
せて、振動子11aを送信側に、振動子11bを受信側
にする。すなわち、振動子11aを送信手段13に接続
し、振動子11bを受信手段15に接続することにな
り、流れの方向に対して、上流側から下流側に超音波が
伝搬されることになる(図8のステップ31)。
【0039】次に、計数手段26及び繰り返し手段23
を初期化する。そして、計数手段26は基準クロック2
7の出力パルスの計数を始める。また、ローカウンタ3
3及びハイカウンタ34を初期化する(ステップ32〜
33)。
【0040】また、繰り返し手段23はトリガ手段14
を動作させる。遅延手段24はトリガ手段14のトリガ
信号によって、遅延時間の計数を開始する。送信手段1
3は、トリガ手段14からの信号があり、遅延手段24
の計時終了時に所定の周波数で振動子11aを駆動し、
流体管路10内に超音波を発射させる(ステップ34−
36)。
【0041】所定の伝搬時間後(例えば、流体管路10
の気体が空気とし、気体の温度が25℃とすると、空気
の音速は約346m/sとなる。振動子11aから振動子
11bまでの距離を例えば60mmとすると、伝搬時間は
距離を音速で割った値すなわち約173μsとなる)に
振動子11bに送信信号が到達し、切換手段12を介し
て、受信手段15で受信する、そして、アンプ16で
は、ゲイン設定手段17で設定されたゲインで増幅され
る。所定のレベルに増幅された信号は、ENV比較手段
21に出力される。
【0042】ENV比較手段21では内蔵する第1の基
準電圧31と比較し、アンプ16の出力が第1の基準電
圧31以上となった時点で繰り返し手段23の繰り返し
回数が所定値以下(例えば15以下)であれば、通電制
御手段18はゲイン設定手段17の通電をオンする。ま
た、繰り返し手段23の繰り返し回数が所定値より大き
ければ、通電制御手段18はゲイン設定手段17の通電
のオフを継続する。繰り返し手段23の繰り返し回数が
所定回数(例えば15回)では、アンプ16のピーク値
の検出は十分にできており、ローカウンタ33及びハイ
カウンタ34の計数値がゼロであるということは、ゲイ
ン設定手段17のゲイン設定値は適正で、アンプ16の
出力は適正(図4の(a)の状態)となっている。
【0043】ローカウンタ33あるいはハイカウンタ3
4の計数値がゼロでないということは、後述するが、ア
ンプ16の出力が適正なレベルに増幅されていないこと
であり、図4の(b)か(c)の状態になっている(ス
テップ37−41)。
【0044】そして、次のゼロクロス点をゼロクロス検
知手段22が検出する。この点を振動子11aが発射し
た超音波の受信点とする。アンプ16の出力のピーク値
とゲイン設定手段17に内蔵する第2の基準電圧29と
を比較し、アンプ16の出力のピーク値が第2の基準電
圧29以上となった場合にハイカウンタ34を+1す
る。この場合は、図4の(c)の場合である。また、ア
ンプ16の出力のピーク値とゲイン設定手段17に内蔵
する第3の基準電圧30とを比較し、アンプ16の出力
のピーク値が第3の基準電圧30以下となった場合には
ローカウンタ33を+1する。これは、図4の(b)の
場合である。これらは、例えば、流体管路10中の気体
の温度が変化して、振動子11aあるいは振動子11b
の感度が変化した場合などである。ただし、通電制御手
段18がゲイン設定手段17の電源をオフしている間、
すなわち、繰り返し手段23の繰り返し回数が所定値よ
り大きい場合は、ローカウンタ33及びハイカウンタ3
4の動作は停止している。そして、ゼロクロス検知手段
22は繰り返し手段23に信号を出力する(ステップ4
2−46)。
【0045】繰り返し手段23は繰り返し回数を+1
し、再びトリガ手段14を動作させ、同時に遅延手段2
4を動作させる。前述したように、第2の計時手段20
は、遅延手段24動作中に計時を終了するので、その時
点で、通電制御手段18はゲイン設定手段17と第1の
基準電圧31の電源をオフする。トリガ手段14から信
号を受けた遅延手段24は、所定の遅延時間を計時し、
遅延時間計時終了でトリガ手段14は送信手段13を動
作させ、所定の周波数で振動子11aを駆動し、流体管
路10内に再び超音波信号を発射させる。以降、繰り返
し手段23の繰り返し回数が設定値に達するまで、送信
〜受信〜遅延を繰り返す(ステップ47、48)。繰り
返し手段23の計数が終了すると、計数手段26の計時
を停止する。流量演算手段28は計数手段26の値を読
み込む。計数手段26の計数値をT、遅延手段24の設
定値をTdとすると、上流側から下流側すなわち、振動
子11aから振動子11bに伝搬するのに要する時間T
1は、繰り返し手段23の繰り返し回数をNとすると、
T1=(T−Td×N)/Nとなる。この値を流量演算
手段28に記憶する(ステップ49)。
【0046】次に、再び、スタート手段25が計測を開
始させると、繰り返し手段23及び計数手段26の値を
初期値にする。次に計数手段26は基準クロック27の
出力パルスの計数を始める。同時に、繰り返し手段23
は切換手段12を動作させて、振動子11aを受信側
に、振動子11bを送信側に設定する。すなわち、振動
子11aを受信手段15に接続し、振動子11bを送信
手段13に接続し、流れの方向に対して、下流側から上
流側に超音波が伝搬されることになる。以降は、上流か
ら下流に超音波を伝搬させる場合と同様であるので、説
明を割愛する。
【0047】繰り返しが終了し、下流側から上流側すな
わち、第2の振動子12から第1の振動子11に伝搬す
るのに要する時間はT2となる。両方向の計測が終了す
れば(ステップ52)流量演算を行うが、このとき、流
体管路10に流れがあれば下流から上流への超音波の伝
搬時間は遅れるのでT1>T2となる。T1とT2の逆
数差を流量演算手段28で求め、さらに流体管路10の
断面積や流れの状態などを考慮して流量値を演算する。
計数されたローカウンタ33及びハイカウンタ34は次
の流量測定時に使用し、例えば、ローカウンタ33が計
数されていると、アンプ16の出力は図4の(b)の状
態になっており、アンプ16の出力を大きくするために
ゲイン設定手段17のゲイン設定値を+1し、ハイカウ
ンタ34が計数されておれば、アンプ16の出力は図4
の(c)の状態になっており、アンプ16の出力を小さ
くするためにゲイン設定手段17のゲイン設定値を−1
する。
【0048】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、ゲイン設定手段への通電を制御し、必要な時に
のみに、ゲイン制御手段への通電をオンするもので、消
費電力を小さくし、より少ない電池容量で長時間動作
(例えば10年)を可能とした流量計測装置を提供する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における流量計測装置の構成
を示すブロック図
【図2】同装置の動作を示すフローチャート
【図3】同装置のゲイン設定の動作を示すフローチャー
【図4】(a)同装置の受信波形を示す図 (b)同装置の他の受信波形を示す図 (c)同装置のさらに他の受信波形を示す図
【図5】(a)本発明の実施例1及び2における流量計
測装置のゲイン設定手段の動作タイミングチャート (b)同設定手段の他の動作タイミングチャート
【図6】本発明の実施例2における流量計測装置の構成
を示すブロック図
【図7】本発明の実施例3における流量計測装置の構成
を示すブロック図
【図8】同装置の動作を示すフローチャート
【図9】従来の流量計測装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
10 流体管路 11a 振動子 11b 振動子 13 送信手段 15 受信手段 16 アンプ 17 ゲイン設定手段 18 通電制御手段 19 第1の計時手段 20 第2の計時手段 23 繰り返し手段 28 流量演算手段 31 第1の基準電圧 32 第3の計時手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体管路に設けられ超音波信号を送受信
    する少なくとも1対の振動子と、前記振動子を駆動する
    送信手段と、前記振動子から受信する受信手段と、前記
    振動子の送受信を切換える切換手段と、前記受信手段に
    入力された信号を増幅するアンプと、送信〜受信を繰り
    返し行う繰り返し手段と、前記アンプのゲインを設定す
    るゲイン設定手段と、このゲイン設定手段への通電を制
    御する通電制御手段とを備えてなる流量計測装置。
  2. 【請求項2】 通電制御手段は、送信手段が振動子を駆
    動してから所定の時間を計時する第1の計時手段と、こ
    の第1の計時手段の計時終了時に、所定の時間の計時を
    開始する第2の計時手段とからなり、前記通電制御手段
    は前記第2の計時手段の計時中にゲイン設定手段の通電
    をオンとし、それ以外はオフとする請求項1記載の流量
    計測装置。
  3. 【請求項3】 通電制御手段は、アンプの出力が第1の
    基準電圧以上となった時点で所定の時間の計時を開始す
    る第3の計時手段を有し、前記通電制御手段は前記第3
    の計時手段の計時中にゲイン設定手段の通電をオンと
    し、それ以外はオフとする請求項1記載の流量計測装
    置。
  4. 【請求項4】 通電制御手段は、繰り返し手段の繰り返
    し回数が所定値以下では、ゲイン設定手段の通電をオン
    とし、繰り返し回数が所定値以上ではオフとする請求項
    1記載の流量計測装置。
  5. 【請求項5】 通電制御手段は、第2の計時手段の計時
    中に第1の基準電圧の電源をオンとし、それ以外はオフ
    とする請求項1又は2記載の流量計測装置。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の流
    量計測装置の少なくとも一つの手段をコンピュータに実
    行させるためのプログラム。
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