JP2003232541A - 空気調和機用室外機 - Google Patents
空気調和機用室外機Info
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- JP2003232541A JP2003232541A JP2002030458A JP2002030458A JP2003232541A JP 2003232541 A JP2003232541 A JP 2003232541A JP 2002030458 A JP2002030458 A JP 2002030458A JP 2002030458 A JP2002030458 A JP 2002030458A JP 2003232541 A JP2003232541 A JP 2003232541A
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Abstract
交換器の容量アップを図り、コンパクト性と省エネ性向
上との両立を実現し得るようにする。 【解決手段】 側面全周を空気吸込口6としたケーシン
グ1と、該ケーシング1内の最上部に配設された上吹き
タイプのファン2と、前記空気吸込口6に対向して配設
された側面側熱交換器3とを備えた空気調和機用室外機
において、前記側面側熱交換器3によって囲まれた空間
部4の底部に、底面側熱交換器5を配設するとともに、
前記ケーシング1の側面下部に、前記底面側熱交換器5
の下面に向かって空気を導入するための空気導入口8,
8・・を形成して、側面側熱交換器3に加えて底面側熱
交換器5を追加配設することにより、室外機の外形寸法
を拡大させることなく、熱交換面積を増大させ得るよう
にしている。
Description
調和機用室外機に関するものである。
問題を背景とし、エネルギー機器の効率向上が重要課題
とされる中、空気調和機用室外機もその省エネ性を向上
させることが急務とされている。空気調和機用室外機の
場合、熱交換器の面積を増大させて熱交換能力を高める
ことが省エネ性向上に有効な手段となることが多い。
用されることが多い室外機としては、例えば、ケーシン
グの下部に機械室を、上部に熱交換室を、最上部に軸流
型のファンを備えた上吹き型の空気調和機用室外機があ
る(特開2001−201111号公報参照)。従来、
この種の空気調和機用室外機の場合、熱交換器は、ケー
シング外周の一部、あるいは外周全面に配置されている
のが一般的であった。
ーシングの前面と背面とに垂直に配設し、ケーシングの
外周2面から空気を吸い込むタイプ、平板型熱交換器
をケーシングの前面と背面に配設し、一方を垂直に、他
方を傾斜させて、ケーシングの外周2面から空気を吸い
込むタイプ、L字型熱交換器を2個組み合わせて配設
し、ケーシング外周4面から吸い込むタイプが存在す
る。同一空間に確保できる熱交換器容量としては、ケー
シング外周4面に熱交換器を配設した場合が最も大き
く、上記例では<<の順となる。
機において、省エネ性向上のため熱交換器のサイズアッ
プを図る場合、熱交換器を高さ方向、あるいは幅方向に
拡大すると、それに伴って、室外機の外形寸法まで大き
くなるため、搬入や設置の際に問題が生じる可能性があ
る。また、熱交換器を高さ方向に拡大した場合、上吹き
型室外機においては、ファンがケーシング最上部にある
ため、熱交換器前面の通過風速分布が高さ方向で著しく
不均一となり、熱交換器下部が有効に作用せず、結果と
して、熱交換器を拡大した割に、省エネ性が向上しない
という問題もあった。
外機の外形寸法を大きくすることなく、熱交換器容量を
大きくする手法が提案されている。例えば、特開200
1−304774号公報においては、熱交換器をM字型
に湾曲させることで有効長を増大させている。しかしな
がら、熱交換器をこのような複雑な形状に湾曲させるこ
とは、製造上困難を伴うことが多く、必ずしも有効な手
段とはいえなかった。
ので、室外機の外形寸法を拡大させることなく、熱交換
器の容量アップを図り、コンパクト性と省エネ性向上と
の両立を実現し得るようにすることを目的とするもので
ある。
記課題を解決するための手段として、側面全周を空気吸
込口6としたケーシング1と、該ケーシング1内の最上
部に配設された上吹きタイプのファン2と、前記空気吸
込口6に対向して配設された側面側熱交換器3とを備え
た空気調和機用室外機において、前記側面側熱交換器3
によって囲まれた空間部4の底部に、底面側熱交換器5
を配設するとともに、前記ケーシング1の側面下部に、
前記底面側熱交換器5の下面に向かって空気を導入する
ための空気導入口8,8・・を形成している。
2の駆動によりケーシング1の側面全周に形成された空
気吸込口6およびケーシング1の側面下部に形成された
空気導入口8,8・・から吸い込まれた空気が側面側熱
交換器3および底面側熱交換器5を通過することとな
り、熱交換能力が大幅に増大することとなる。つまり、
底面側熱交換器5を追加配設したことにより、室外機の
外形寸法を拡大させることなく、熱交換面積を増大させ
ることができ、室外機のコンパクト性を保った上で室外
機の省エネ性を向上させることが可能となるのである。
しかも、底面側熱交換器5からの空気の流入により、側
面側熱交換器3の上部(即ち、ファン2に近い領域)で
の通過風速が低減されることとなり、側面側熱交換器3
を通過する空気の風速分布が均一化され、熱交換能力が
高まり、室外機の省エネ性が向上することとなる。
記載の空気調和機用室外機において、前記ケーシング1
の下部に、圧縮機10等を配設する機械室9を構成する
とともに、該機械室9の上面を、前記側面側熱交換器3
および底面側熱交換器5からのドレンを受け止めるドレ
ンパン11とした場合、室外機の幅方向寸法を小さく抑
えることができるとともに、機械室9の上面(即ち、仕
切板9a)をドレンパン11に兼用できることとなり、
室外機のさらなるコンパクト性の確保と部品点数の低減
とを図ることができる。
および2のいずれか一項記載の空気調和機用室外機にお
いて、前記底面側熱交換器5を、断面ヘ字状に屈曲され
た熱交換器により構成した場合、底面側熱交換器5にお
けるドレン処理がスムーズに行われることとなり、ドレ
ンの滞留に起因して生じる熱交換器の性能劣化を抑制で
きる。
記載の空気調和機用室外機において、前記底面側熱交換
器5を、屈曲部5aが上向きとなるように配設した場
合、底面側熱交換器5における屈曲部5aを側面側熱交
換器3に囲まれた空間部4の中央部に位置させることが
できることとなり、室外機の高さ方向寸法を抑えること
ができる。
1、2、3および4のいずれか一項記載の空気調和機用
室外機において、前記側面側熱交換器3を、2個以上に
分割された熱交換器により構成した場合、大型の室外機
に適用する際に、2個以上に分割された小型の熱交換器
で側面側熱交換器3を構成することができることとな
り、熱交換器の製造が容易となる。
願発明の幾つかの好適な実施の形態について詳述する。
かる空気調和機用室外機が示されている。
空気吸込口6,6,6,6とした横断面矩形形状のケー
シング1と、該ケーシング1内の最上部に配設された2
個の上吹きタイプのファン2,2と、該ファン2,2の
下方に形成される熱交換室7において前記空気吸込口
6,6,6,6に対向して配設された側面側熱交換器3
と、該側面側熱交換器3によって囲まれた空間部4の底
部に配設された底面側熱交換器5とを備えて構成されて
いる。
面側熱交換器5の下面に向かって空気Wを導入するため
の空気導入口8,8・・が形成されている。
機10等を配設する機械室9が構成されており、該機械
室9の上面(換言すれば、機械室9と熱交換室7とを仕
切る仕切り板9a)は、前記側面側熱交換器3および底
面側熱交換器5からのドレンを受け止めるドレンパン1
1とされている。即ち、前記仕切り板9aの中央部を窪
ませてドレン溜め11aを形成しているのである。該ド
レン溜め11aと前記底面側熱交換器5との間の隙間に
対向するケーシング1の側面下部に位置して前記空気導
入口8,8・・が形成されることとなっている。なお、
図2に示すものの場合、前記ドレン溜め11aの底面は
平坦面とされている。符号12はドレン排出口である。
天面に形成された空気吹出口13に臨むようにしてケー
シング1の上部に対して取付ステー14,14を介して
取り付けられている。
おいては、ケーシング1における4面1a,1b,1
c,1dに形成された4個の空気吸込口6,6,6,6
のうちの2個ずつ(即ち、2面1a,1bに形成された
空気吸込口6,6および2面1c,1dに形成された空
気吸込口6,6)にそれぞれ対向する一対の横断面L字
形状の熱交換器3a,3aにより構成されている。この
熱交換器3aは、例えば、上下方向のフィンを有するク
ロスフィンコイルタイプの熱交換器を横断面L字形状に
屈曲させて製造されることとなっている。なお、熱交換
器3aは、クロスフィンコイルタイプ以外のものとする
こともできる。また、側面側熱交換器3を、4枚の平板
形状の熱交換器により構成することも可能である。
イルタイプの平板型熱交換器とされており、前記ケーシ
ング1に対して支持ステー15,15・・により支持さ
れている。なお、底面側熱交換器5は、クロスフィンコ
イルタイプ以外のものとすることもできる。
機においては、次のような作用効果が得られる。
側面全周(即ち、4面)に形成された空気吸込口6,
6,6,6およびケーシング1の側面下部に形成された
空気導入口8,8・・から吸い込まれた空気Wが側面側
熱交換器3および底面側熱交換器5を通過することとな
り、熱交換能力が大幅に増大することとなる。つまり、
底面側熱交換器5を追加配設したことにより、室外機の
外形寸法を拡大させることなく、熱交換面積を増大させ
ることができ、室外機のコンパクト性を保った上で室外
機の省エネ性を向上させることが可能となるのである。
しかも、底面側熱交換器5からの空気Wの流入により、
側面側熱交換器3の上部(即ち、ファン2に近い領域)
での通過風速が低減されることとなり、側面側熱交換器
3を通過する空気Wの風速分布が均一化され、熱交換能
力が高まり、室外機の省エネ性が向上することとなる。
なお、複数の能力(即ち、馬力数)の室外機を同一のケ
ーシングとする場合、底面側熱交換器5の有無により、
能力を変化させることが容易となり(即ち、低能力機:
底面側熱交換器なし、高能力機:底面側熱交換器有り)
部品の共通化によるコストダウンを図ることができる。
とされているので、室外機の高さ寸法は高くなるもの
の、室外機の幅方向寸法を小さく抑えることができる。
械室9と熱交換室7とを仕切る仕切り板9a)をドレン
パン11に兼用できるようになっているので、室外機の
さらなるコンパクト性の確保と部品点数の低減とを図る
ことができる。
断面L字形状の熱交換器3a,3aで構成するようにし
ているので、大型の室外機に適用する場合であっても、
比較的小さな形状の横断面L字形状の熱交換器3aを製
造することで対応できることとなり、熱交換器の製造が
容易となる。
レンパン溜め11aの底面の形状は、図3に示すよう
に、中央部が高く、両側が低い断面ヘ字形状としてもよ
く、図4に示すように、中央部が低く、両側が高い断面
逆ヘ字形状としてもよい。このような形状とした場合、
ドレンを特定の部位(即ち、図3の場合は両側端部、図
4の場合は中央部)に集めて排出することが可能となる
ので、図2の平坦面とした場合に比べて、ドレンの処理
が容易となる。
使用しているが、1個のファンとすることもできる。
かる空気調和機用室外機が示されている。
断面ヘ字状に屈曲されたクロスフィンコイルタイプの熱
交換器により構成されており、屈曲部5aが上向きとな
るように配置されている。この底面側熱交換器5におけ
るフィンは、ヘ字形状とされている。この場合、底面側
熱交換器5において発生したドレンは、ヘ字形状のフィ
ンに沿って速やかに両側端部まで流下することとなって
いるので、ドレンを受け止め易くするために、ドレンパ
ン11におけるドレンパン溜め11aの底面の形状は、
中央部が高く、両側が低い断面ヘ字形状とされている。
また、空気導入口8,8・・は、底面側熱交換器5の形
状にできるだけ沿うように形成されている(即ち、屈曲
部5aに対応するものが高い位置となり、それ以外が低
い位置となるように形成されている)。このようにする
と、底面側熱交換器5におけるドレン処理がスムーズに
行われることとなり、ドレンの滞留に起因して生じる熱
交換器の性能劣化を抑制できる。また、底面側熱交換器
5の屈曲部5aが上向きとなるように配設しているの
で、底面側熱交換器5における屈曲部5aを側面側熱交
換器3に囲まれた空間部4の中央部に位置させることが
できることとなり、室外機の高さ方向寸法を抑えること
ができる。
aが下向きとなるように配置することもできるが、その
場合、機械室9側に屈曲部5aが臨むこととなるため、
機械室9の容積を確保しようとすると、機械室9の高さ
方向寸法を大きくしなければならないこととなり、室外
機の高さ寸法が高くなってしまうが、ドレン処理に関し
ては、前述の場合と変わらない。
溜め11aの底面の形状は、図2に示すように、平坦面
としてもよいし、図4に示すように、中央部が低く、両
側が高い断面逆ヘ字形状としてもよい。
状の熱交換器により構成することも可能である。
コイルタイプ以外のものとすることもできる。
使用しているが、1個のファンとすることもできる。
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
和機用室外機が示されている。
グ1の4面1a,1b,1c,1dに形成された空気吸
込口6,6,6,6のうち長辺1a,1cに形成された
空気吸込口6,6の半分と、短辺1b,1dに形成され
た空気吸込口6,6の全部とにそれぞれ対向する一対の
横断面コ字形状の熱交換器3b,3bにより構成されて
いる。この熱交換器3bは、例えば、上下方向のフィン
を有するクロスフィンコイルタイプの熱交換器を横断面
コ字形状に屈曲させて製造されることとなっている。な
お、熱交換器3bは、クロスフィンコイルタイプ以外の
ものとすることもできる。一方、底面側熱交換器5は、
クロスフィンコイルタイプの平板型熱交換器とされてい
るが、クロスフィンコイルタイプ以外のものとすること
もできる。また、ドレンパンのドレン溜め底面の形状
は、第1の実施の形態における3種類のいずれを採用し
てもよい。
状の熱交換器により構成することも可能である。
使用しているが、1個のファンとすることもできる。
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
和機用室外機が示されている。
グ1の4面1a,1b,1c,1dに形成された空気吸
込口6,6,6,6のうち長辺1a,1cに形成された
空気吸込口6,6の半分と、短辺1b,1dに形成され
た空気吸込口6,6の全部とにそれぞれ対向する一対の
横断面コ字形状の熱交換器3b,3bにより構成されて
いる。この熱交換器3bは、例えば、上下方向のフィン
を有するクロスフィンコイルタイプの熱交換器を横断面
コ字形状に屈曲させて製造されることとなっている。な
お、熱交換器3bは、クロスフィンコイルタイプ以外の
ものとすることもできる。一方、底面側熱交換器5は、
断面ヘ字状に屈曲されたクロスフィンコイルタイプの熱
交換器により構成されており、第2の実施の形態におけ
ると同様に、屈曲部が上向きとなるように配置されてい
る。この底面側熱交換器5におけるフィンは、ヘ字形状
とされている。底面側熱交換器5を、その屈曲部5aが
下向きとなるように配置する場合もある。また、ドレン
パンのドレン溜め底面の形状は、第1の実施の形態にお
ける3種類のいずれを採用してもよい。
状の熱交換器により構成することも可能である。
使用しているが、1個のファンとすることもできる。
び第2の実施の形態におけると同様なので説明を省略す
る。
和機用室外機が示されている。
グ1の4面1a,1b,1c,1dに形成された空気吸
込口6,6,6,6に対向する略矩形環状の熱交換器に
より構成されており、側面側熱交換器3への配管接続部
Qは、ケーシング1における4面1a,1b,1c,1
dのうちの隣り合う2面1b,1cのコーナー部とされ
ている。このようにすると、側面側熱交換器3を1個の
熱交換器で構成できることとなり、配管接続部Qも1カ
所でよくなるとともに、部品点数を削減できる。この側
面側熱交換器3は、上下方向のフィンを有するクロスフ
ィンコイルタイプの熱交換器を略矩形環状に屈曲させて
製造されることとなっている。なお、側面側熱交換器3
は、クロスフィンコイルタイプ以外のものとすることも
できる。一方、底面側熱交換器5は、クロスフィンコイ
ルタイプの平板型熱交換器とされているが、断面ヘ字状
に屈曲されたクロスフィンコイルタイプの熱交換器によ
り構成し、第2の実施の形態におけると同様に、屈曲部
が上向きとなるように配置するようにしてもよい。な
お、底面側熱交換器5は、クロスフィンコイルタイプ以
外のものとすることもできる。また、ドレンパンのドレ
ン溜め底面の形状は、第1の実施の形態における3種類
のいずれを採用してもよい。
状の熱交換器により構成することも可能である。
使用しているが、1個のファンとすることもできる。
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
調和機用室外機が示されている。
グ1の4面1a,1b,1c,1dに形成された空気吸
込口6,6,6,6に対向する略矩形環状の熱交換器に
より構成されており、側面側熱交換器3への配管接続部
Qは、ケーシング1における4面1a,1b,1c,1
dのうちの隣り合う長辺側1面1cの中央部とされてい
る。このようにすると、側面側熱交換器3を1個の熱交
換器で構成できることとなり、配管接続部Qも1カ所で
よくなるとともに、部品点数を削減できる。この側面側
熱交換器3は、上下方向のフィンを有するクロスフィン
コイルタイプの熱交換器を略矩形環状に屈曲させて製造
されることとなっている。なお、側面側熱交換器3は、
クロスフィンコイルタイプ以外のものとすることもでき
る。一方、底面側熱交換器5は、クロスフィンコイルタ
イプの平板型熱交換器とされているが、断面ヘ字状に屈
曲されたクロスフィンコイルタイプの熱交換器により構
成し、第2の実施の形態におけると同様に、屈曲部が上
向きとなるように配置するようにしてもよい。なお、底
面側熱交換器5は、クロスフィンコイルタイプ以外のも
のとすることもできる。また、ドレンパンのドレン溜め
底面の形状は、第1の実施の形態における3種類のいず
れを採用してもよい。
状の熱交換器により構成することも可能である。
使用しているが、1個のファンとすることもできる。
び第2の実施の形態におけると同様なので説明を省略す
る。
調和機用室外機が示されている。
シング1の4面1a,1b,1c,1dのうちの隣り合
う2面1a,1bのコーナー部に仕切部材16で区画さ
れた機械室9を設け、該機械室9内に圧縮機10等を配
設するようにしている。このようにすると、機械室9を
ケーシング1の下部に設ける必要がなくなり、室外機の
高さ寸法を大幅に低減できる。また、側面側熱交換器3
は、ケーシング1における4面1a,1b,1c,1d
に形成された4個の空気吸込口6,6,6,6のうちの
2個ずつ(即ち、2面1a,1dに形成された空気吸込
口6,6および2面1b,1cに形成された空気吸込口
6,6)にそれぞれ対向する一対の横断面L字形状の熱
交換器3a,3aにより構成されている。この熱交換器
3aは、例えば、上下方向のフィンを有するクロスフィ
ンコイルタイプの熱交換器を横断面L字形状に屈曲させ
て製造されることとなっている。なお、熱交換器3a
は、クロスフィンコイルタイプ以外のものとすることも
できる。一方、底面側熱交換器5は、クロスフィンコイ
ルタイプの平板型熱交換器とされているが、断面ヘ字状
に屈曲されたクロスフィンコイルタイプの熱交換器によ
り構成し、第2の実施の形態におけるように、屈曲部が
上向きとなるように配置するようにしてもよい。なお、
底面側熱交換器5は、クロスフィンコイルタイプ以外の
ものとすることもできる。また、ドレンパンのドレン溜
め底面の形状は、第1の実施の形態における3種類のい
ずれを採用してもよい。
状の熱交換器により構成することも可能である。
使用しているが、1個のファンとすることもできる。
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
調和機用室外機が示されている。
り、側面側熱交換器3は、ケーシング1の4面1a,1
b,1c,1dに形成された空気吸込口6,6,6,6
に対向する略矩形環状の熱交換器により構成されてい
る。該側面側熱交換器3への配管接続部Qは、ケーシン
グ1における4面1a,1b,1c,1dのうちの隣り
合う2面1b,1cのコーナー部とされている。このよ
うにすると、側面側熱交換器3を1個の熱交換器で構成
できることとなり、配管接続部Qも1カ所でよくなると
ともに、部品点数を削減できる。この側面側熱交換器3
は、上下方向のフィンを有するクロスフィンコイルタイ
プの熱交換器を略矩形環状に屈曲させて製造されること
となっている。なお、側面側熱交換器3は、クロスフィ
ンコイルタイプ以外のものとすることもできる。一方、
底面側熱交換器5は、クロスフィンコイルタイプの平板
型熱交換器とされているが、断面ヘ字状に屈曲されたク
ロスフィンコイルタイプの熱交換器により構成し、第2
の実施の形態におけると同様に、屈曲部が上向きとなる
ように配置するようにしてもよい。なお、底面側熱交換
器5は、クロスフィンコイルタイプ以外のものとするこ
ともできる。また、ドレンパンのドレン溜め底面の形状
は、第1の実施の形態における3種類のいずれを採用し
てもよい。
3を略矩形環状の熱交換器により構成しているが、一対
の横断面L字形状の熱交換器あるいは一対の横断面コ字
形状の熱交換器もしくは4枚の平板形状の熱交換器によ
り構成することもできる。
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
調和機用室外機が示されている。
ており、その側面全周が空気吸込口6とされている。ま
た、1個のファン2が使用されており、側面側熱交換器
3は、ケーシング1の側面全周に形成された空気吸込口
6に対向する略円環状の熱交換器により構成されてい
る。該側面側熱交換器3への配管接続部Qは、略円環状
の側面側熱交換器3の端部が対向している部位とされて
いる。このようにすると、側面側熱交換器3を1個の熱
交換器で構成できることとなり、配管接続部Qも1カ所
でよくなるとともに、部品点数を削減できる。この側面
側熱交換器3は、上下方向のフィンを有するクロスフィ
ンコイルタイプの熱交換器を略円環形状に湾曲させて製
造されることとなっている。なお、側面側熱交換器3
は、クロスフィンコイルタイプ以外のものとすることも
できる。一方、底面側熱交換器5は、クロスフィンコイ
ルタイプの平板型熱交換器とされているが、断面ヘ字状
に屈曲されたクロスフィンコイルタイプの熱交換器によ
り構成し、第2の実施の形態におけると同様に、屈曲部
が上向きとなるように配置するようにしてもよい。な
お、底面側熱交換器5は、クロスフィンコイルタイプ以
外のものとすることもできる。また、ドレンパンのドレ
ン溜め底面の形状は、第1の実施の形態における3種類
のいずれを採用してもよい。
3を略円環形状の熱交換器により構成しているが、複数
に分割された円弧形状の熱交換器により構成することも
できる。
施の形態におけると同様なので説明を省略する。
えた室外機について説明したが、本願発明は、圧縮機を
備えていない(換言すれば、室内側に圧縮機を備えてい
る)リモートコンデンサタイプの室外機にも適用可能で
ある。
気吸込口6としたケーシング1と、該ケーシング1内の
最上部に配設された上吹きタイプのファン2と、前記空
気吸込口6に対向して配設された側面側熱交換器3とを
備えた空気調和機用室外機において、前記側面側熱交換
器3によって囲まれた空間部4の底部に、底面側熱交換
器5を配設するとともに、前記ケーシング1の側面下部
に、前記底面側熱交換器5の下面に向かって空気を導入
するための空気導入口8,8・・を形成して、ファン2
の駆動によりケーシング1の側面全周に形成された空気
吸込口6およびケーシング1の側面下部に形成された空
気導入口8,8・・から吸い込まれた空気が側面側熱交
換器3および底面側熱交換器5を通過するようにしたの
で、底面側熱交換器5を追加配設したことにより、室外
機の外形寸法を拡大させることなく、熱交換面積を増大
させることができ、室外機のコンパクト性を保った上で
室外機の省エネ性を向上させることが可能となるという
効果がある。しかも、底面側熱交換器5からの空気の流
入により、側面側熱交換器3の上部(即ち、ファン2に
近い領域)での通過風速が低減されることとなり、側面
側熱交換器3を通過する空気の風速分布が均一化され、
熱交換能力が高まり、室外機の省エネ性が向上すること
となるという効果もある。また、複数の能力(即ち、馬
力数)の室外機を同一のケーシングとする場合、底面側
熱交換器5の有無により、能力を変化させることが容易
となり(即ち、低能力機:底面側熱交換器なし、高能力
機:底面側熱交換器有り)部品の共通化によるコストダ
ウンを図ることができるという効果もある。
記載の空気調和機用室外機において、前記ケーシング1
の下部に、圧縮機10等を配設する機械室9を構成する
とともに、該機械室9の上面を、前記側面側熱交換器3
および底面側熱交換器5からのドレンを受け止めるドレ
ンパン11とした場合、室外機の幅方向寸法を小さく抑
えることができるとともに、機械室9の上面(即ち、仕
切板9a)をドレンパン11に兼用できることとなり、
室外機のさらなるコンパクト性の確保と部品点数の低減
とを図ることができる。
および2のいずれか一項記載の空気調和機用室外機にお
いて、前記底面側熱交換器5を、断面ヘ字状に屈曲され
た熱交換器により構成した場合、底面側熱交換器5にお
けるドレン処理がスムーズに行われることとなり、ドレ
ンの滞留に起因して生じる熱交換器の性能劣化を抑制で
きる。
記載の空気調和機用室外機において、前記底面側熱交換
器5を、屈曲部5aが上向きとなるように配設した場
合、底面側熱交換器5における屈曲部5aを側面側熱交
換器3に囲まれた空間部4の中央部に位置させることが
できることとなり、室外機の高さ方向寸法を抑えること
ができる。
1、2、3および4のいずれか一項記載の空気調和機用
室外機において、前記側面側熱交換器3を、2個以上に
分割された熱交換器により構成した場合、大型の室外機
に適用する際に、2個以上に分割された小型の熱交換器
で側面側熱交換器3を構成することができることとな
り、熱交換器の製造が容易となる。
機用室外機の横断平面図である。
機用室外機の変形例を示す縦断面図(図2相当図)であ
る。
機用室外機の他の変形例を示す縦断面図(図2相当図)
である。
機用室外機の横断平面図である。
機用室外機の横断平面図である。
機用室外機の横断平面図である。
機用室外機の横断平面図である。
和機用室外機の横断平面図である。
和機用室外機の横断平面図である。
和機用室外機の横断平面図である。
和機用室外機の横断平面図である。
a,3bは熱交換器、4は空間部、5は底面側熱交換
器、5aは屈曲部、6は空気吸込口、8は空気導入口、
9は機械室、9aは仕切板、10は圧縮機。
Claims (5)
- 【請求項1】 側面全周を空気吸込口(6)としたケー
シング(1)と、該ケーシング(1)内の最上部に配設
された上吹きタイプのファン(2)と、前記空気吸込口
(6)に対向して配設された側面側熱交換器(3)とを
備えた空気調和機用室外機であって、前記側面側熱交換
器(3)によって囲まれた空間部(4)の底部には、底
面側熱交換器(5)を配設するとともに、前記ケーシン
グ(1)の側面下部には、前記底面側熱交換器(5)の
下面に向かって空気を導入するための空気導入口
(8),(8)・・を形成したことを特徴とする空気調
和機用室外機。 - 【請求項2】 前記ケーシング(1)の下部には、圧縮
機(10)等を配設する機械室(9)を構成するととも
に、該機械室(9)の上面を、前記側面側熱交換器
(3)および底面側熱交換器(5)からのドレンを受け
止めるドレンパン(11)としたことを特徴とする前記
請求項1記載の空気調和機用室外機。 - 【請求項3】 前記底面側熱交換器(5)を、断面ヘ字
状に屈曲された熱交換器により構成したことを特徴とす
る前記請求項1および2のいずれか一項記載の空気調和
機用室外機。 - 【請求項4】 前記底面側熱交換器(5)を、屈曲部
(5a)が上向きとなるように配設したことを特徴とす
る前記請求項3記載の空気調和機用室外機。 - 【請求項5】 前記側面側熱交換器(3)を、2個以上
に分割された熱交換器により構成したことを特徴とする
前記請求項1、2、3および4のいずれか一項記載の空
気調和機用室外機。
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-
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- 2002-02-07 JP JP2002030458A patent/JP3846325B2/ja not_active Expired - Fee Related
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