JP2003232326A - 緩み防止ボルト及び同製造方法並びに平ダイス及び同製造方法 - Google Patents

緩み防止ボルト及び同製造方法並びに平ダイス及び同製造方法

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JP2003232326A JP2002029177A JP2002029177A JP2003232326A JP 2003232326 A JP2003232326 A JP 2003232326A JP 2002029177 A JP2002029177 A JP 2002029177A JP 2002029177 A JP2002029177 A JP 2002029177A JP 2003232326 A JP2003232326 A JP 2003232326A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一本のボルトに締付ナットと緩み止めナット
を螺合した緩み防止ボルト及びその製造方法等の改良を
図る。 【解決手段】 一本のボルト1に、締付ナット2と緩み
止めナット3が螺合する並目ネジ4と細目ネジ5を形成
した緩み防止ボルトにおいて、前記ボルト1の並目ネジ
4を、ネジ山角度αが60°であるJIS規格のメート
ル並目ネジ4とし、細目ネジ5を、JIS規格のメート
ル細目ネジにおいて、そのネジ山の高さをやや低く設定
して、ネジ山角度βを60°より大きく設定したものと
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、一本のボルトに
並目ネジと細目ネジを形成し、そのボルトに締付ナット
と緩み止めナットを螺合する緩み防止ボルト及びその製
造方法、並びに前記ボルトに転造加工を施すための平ダ
イス及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 従来から、一本のボルトに二つのナッ
トを螺合し、いわゆるダブルナットとした緩み防止ボル
トが存在する。これは、ボルトに螺合した締付ナットに
続いて緩み止めナットを螺合して締付け、締付けナット
が振動等によって緩む方向に回転するのを緩み止めナッ
トで阻止するものである。
【0003】この緩み防止ボルトは、締付ナットと緩み
止めナットの双方に、同一ピッチのメネジを形成し、そ
れと同一ピッチのオネジを形成したボルトに螺合し、両
ナット間に生じる摩擦力によって締付ナットの緩みを防
止するものである。
【0004】従来のこうした構成に係る緩み防止ボルト
は、締付ナットの緩みをある程度防止することができる
ものの、大きな振動が長時間加わると、締付ナットと緩
み止めナットがいわゆる共回りを起こして緩んでしまう
といった問題があった。
【0005】本発明者らは、こうした問題を解決するた
めに、ボルトに並目ネジと細目ネジの両方を形成し、こ
の並目ネジ(または細目ネジ)に締付ナットを螺合さ
せ、細目ネジ(または並目ネジ)に緩み止めナットを螺
合させるようにした緩み防止ボルトを発明し、先に出願
した(特願2001−385655)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】 この緩み防止ボルト
は、締付ナットと緩み止めナット3ピッチが異なるの
で、両者が共回りを起こすことがなく、よって締付ナッ
トの緩みを確実に防止することができるといった優れた
作用効果を発揮する。
【0007】本発明は、この先に出願した発明に改良を
加え、さらにその性能を高めた緩み防止ボルト及びその
製造方法を提供する。また、この緩み防止ボルトのボル
トを転造によって製造するための平ダイス及びその製造
方法も併せて提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】 本発明に係る緩み防止
ボルトは、一本のボルト1に、締付ナット2と緩み止め
ナット3が螺合する並目ネジ4と細目ネジ5を形成した
緩み防止ボルトであって、前記ボルト1の並目ネジ4
を、ネジ山角度αが60°であるJIS規格のメートル
並目ネジ4とし、細目ネジ5を、JIS規格のメートル
細目ネジにおいて、そのネジ山の高さをやや低く設定し
て、ネジ山角度βを60°より大きく設定したものとし
てなる。
【0009】なお、この緩み防止ボルトにおいて、細目
ネジ5を、そのピッチが、並目ネジ4のピッチの1/2
よりやや小さいものとすると良い。
【0010】本発明に係る緩み防止ボルトの製造方法
は、一本のボルト1に、締付ナット2と緩み止めナット
3が螺合する並目ネジ4と細目ネジ5を形成した緩み防
止ボルトにおける前記ボルト1に、平ダイス6によって
並目ネジ4と細目ネジ5を形成する方法であって、前記
ボルト1を、並目ネジ4を形成する並ネジ型7と、細目
ネジ5を形成する細ネジ型8を設けた平ダイス6によっ
て転造し、前記並目ネジ4と細目ネジ5を一回の転造で
形成してなるものである。
【0011】本発明に係る平ダイス6は、一本のボルト
1に、締付ナット2と緩み止めナット3が螺合する並目
ネジ4と細目ネジ5を形成した緩み防止ボルトにおける
前記ボルト1に、並目ネジ4と細目ネジ5を形成する平
ダイスであって、当該平ダイスに、並目ネジ4を形成す
る並ネジ型7と、細目ネジ5を形成する細ネジ型8の双
方を形成してなるものである。
【0012】本発明に係る第一の平ダイスの製造方法
は、一本のボルト1に、締付ナット2と緩み止めナット
3が螺合する並目ネジ4と細目ネジ5を形成した緩み防
止ボルトにおける前記ボルト1に、並目ネジ4と細目ネ
ジ5を形成する平ダイス6を製造する方法であって、ネ
ジ研削機によって、並目ネジ4と細目ネジ5を有するダ
イス型10を作成し、当該ダイス型10を形彫放電加工
機9の電極として、ダイス母材11に放電加工を施し、
並目ネジ4と細目ネジ5を有する平ダイス6を製造して
なるものである。
【0013】また、本発明に係る第二の平ダイスの製造
方法は、一本のボルト1に、締付ナット2と緩み止めナ
ット3が螺合する並目ネジ4と細目ネジ5を形成した緩
み防止ボルトにおける前記ボルト1に、並目ネジ4と細
目ネジ5を形成する平ダイス6を製造する方法であっ
て、丸棒に数値制御旋盤加工を施して並目ネジ4と細ネ
ジを有するボルト型12を製造し、このボルト型12を
調質して硬度を高めた後、ダイス母材11に押し付けて
並目ネジ4と細目ネジ5を有する平ダイス6を製造して
なるものである。
【0014】
【発明の実施の形態】 本発明に係る緩み防止ボルトの
実施形態を、図1及び図2に示す。これは、一本のボル
ト1に、締付ナット2と緩み止めナット3が螺合する並
目ネジ4と細目ネジ5を形成した緩み防止ボルトであ
る。この並目ネジ4と細目ネジ5は、共に右ネジとして
いる。
【0015】そして、ボルト1の並目ネジ4を、ネジ山
角度αが60°であるJIS規格のメートル並目ネジと
している。また、細目ネジ5を、JIS規格のメートル
細目ネジにおいて、そのネジ山の高さをJISネジ高さ
より低く設定している。
【0016】この緩み防止ボルトは、そのボルト1に形
成した細目ネジ5のネジ山の高さをJIS規格のものよ
りやや低く設定して、そのネジ山角度βを80°と大き
く設定しているので、当該細目ネジ5を形成する平ダイ
ス6のネジ型角度も80°と大きい。従って、当該平ダ
イス6のネジ型の強度を、60°としたものと比較し
て、より高めることができ、当該平ダイス6の損傷を低
減することができる。
【0017】また、この細目ネジ5のピッチ等はJIS
規格のメートル細目ネジに対応させているので、一般に
使用されるJIS規格のナット2,3を螺合することが
できる(図3参照)。従って、専用のナットを別途製造
する必要がない。
【0018】なお、この緩み防止ボルトにおいて、細目
ネジ5を、そのピッチが、並目ネジ4のピッチより短い
ものとすると良い。細目ネジ5のピッチを並目ネジ4の
1/2に設定すると、並目ネジ4のネジ山部分の多くを
削ってしまうことになるので、並目ネジ4を有するナッ
ト2,3との螺合組付き力が低下しやすくなり、好まし
くない。ピッチを1/2よりやや短いものとすることに
よって、こうした事態を軽減することができる。
【0019】また、こうしたことにより、並目ネジ4と
細目ネジ5のピッチ差を大きくすることができ、このボ
ルト1に螺合する締付ナット2と緩み止めナット3の共
回りをより確実に防止することができる。
【0020】本発明に係る緩み防止ボルトの製造方法の
実施形態を、図4を参照して説明する。この製造方法
は、上記した(すなわち、請求項1又は2に記載の)緩
み防止ボルトにおけるボルト1に、平ダイス6によって
並目ネジ4と細目ネジ5を形成する方法である。当該方
法は、ボルト1を、並目ネジ4を形成する並ネジ型7
と、細目ネジ5を形成する細ネジ型8を設けた平ダイス
6によって転造し、並目ネジ4と細目ネジ5を一回の転
造で形成するものである。
【0021】一回の転造で並目ネジ4と細目ネジ5の双
方を一度に形成することができるので、例えば、最初の
転造で並目ネジ4を形成し、二度目の転造でその上に細
目ネジ5を形成する場合と比較して、加工速度を大幅に
速めることができる。また、転造に要する設備や費用の
削減を図ることもできる。
【0022】本発明に係る平ダイス6の実施形態を、同
じく図4を参照して説明する。この平ダイス6は、前記
した(請求項1又は2に記載の)緩み防止ボルトにおけ
るボルト1に、並目ネジ4と細目ネジ5を形成するもの
であり、その一面に並目ネジ4を形成する並ネジ型7
と、細目ネジ5を形成する細ネジ型8の双方を備えてい
る。
【0023】この平ダイス6を使用すると、一回の転造
で並目ネジ4と細目ネジ5の双方を一度に形成すること
ができるので、加工速度の向上を図ることができると共
に、転造に要する設備や費用の削減を図ることができ
る。
【0024】なお、この平ダイス6は請求項1又は2に
記載の緩み防止ボルトにおけるボルト1に並目ネジ4と
細目ネジ5を形成するものであり、従って、細目ネジ5
を形成するためのネジ型角度は細目ネジ5のネジ山角度
βに対応した角度(80°程度)である。このため、J
IS規格のメートルネジに合わせた角度(60°)に設
定した場合と比較して細ネジ型8の強度を高めることが
でき、転造中における損傷を未然に防止することができ
る。
【0025】本発明に係る第一の平ダイスの製造方法の
実施形態を、図5を参照して説明する。これは、前記し
た(請求項1又は2に記載の)緩み防止ボルトにおける
ボルト1に、並目ネジ4と細目ネジ5を形成する平ダイ
ス6を製造する方法である。この製造方法は、まず、ネ
ジ研削機によって、並目ネジ4と細目ネジ5を有するダ
イス型10を作成する。そして、このダイス型10を形
彫放電加工機9の電極として使用し、当該形彫放電加工
機9によってダイス母材11に放電加工を施し、その周
面に並目ネジ4と細目ネジ5を有する平ダイス6を製造
するものである。
【0026】この製造方法にあっては、まずダイス型1
0を作成し、そのダイス型10を電極として形彫放電加
工機9による放電加工によって製造するので、並目ネジ
4を細目ネジ5の両方を有する平ダイス6を正確に製造
することができる。
【0027】本発明に係る第二の平ダイスの製造方法の
実施形態を、図6を参照して説明する。この製造方法
は、同じく前記した(請求項1又は2に記載の)緩み防
止ボルトにおけるボルト1に、並目ネジ4と細目ネジ5
を形成する平ダイス6を製造する方法である。当該製造
方法においては、まず、丸棒に数値制御旋盤加工を施し
て並目ネジ4と細ネジを有するボルト型12を成形す
る。次に、このボルト型12を調質してその硬度を高め
る。そして、硬度を高めたボルト型12を、ダイス母材
11に押し付けて並目ネジ4と細目ネジ5を有する平ダ
イス6を製造するものである。
【0028】この製造方法では、転造するボルト1と同
じ形状のボルト型12を製造し、そのボルト型12を硬
度を高めた後、ダイス母材11に押し付けて並目ネジ4
と細目ネジ5を形成するので、並目ネジ4を細目ネジ5
の両方を有する平ダイス6を正確に製造することができ
る。
【0029】
【発明の効果】 請求項1に記載の緩み防止ボルトは、
そのボルト1に形成した細目ネジ5のネジ山の高さをJ
IS規格のものよりやや低く設定して、そのネジ山角度
βを大きく設定しているので、当該細目ネジ5を形成す
る平ダイス6のネジ型角度は従来の60°より大きなも
のとなる。従って、当該ネジ型の強度を高めて平ダイス
6の損傷を軽減することができると共に、その性能を高
めることができる。これにより、生産性の向上を図るこ
とができる。
【0030】また、この細目ネジ5のピッチ等はJIS
規格のメートルネジに対応させているので、同じくJI
S規格のナットを螺合することができる。従って、専用
のナットを別途製造する必要がなく、生産性および実用
性に優れる。
【0031】請求項2に記載の緩み防止ボルトは、細目
ネジ5を、そのピッチが、並目ネジ4のピッチより小さ
いものとしているので、並目ネジ4のネジ山部分を多く
削ってしまうことがなく、並目ネジ4を有するナットと
の螺合組付き力を低下させることがない。また、締付ナ
ット2と緩み止めナット3の共回りを、より確実に防止
することができる。
【0032】請求項3に記載の緩み防止ボルトの製造方
法は、一回の転造で並目ネジ4と細目ネジ5の双方を一
度に形成することができるので、加工速度を高めること
ができると共に、転造に要する設備や費用の削減を図る
こともできる。
【0033】請求項4に記載の平ダイス6は、一回の転
造で並目ネジ4と細目ネジ5の双方を一度に形成するこ
とができるので、加工速度を速めることができると共
に、転造に要する設備や費用の削減を図ることができ
る。
【0034】請求項5に記載の平ダイスの製造方法は、
まずダイス型10を作成し、そのダイス型10を電極と
して形彫放電加工機9による放電加工によって製造する
ので、並目ネジ4を細目ネジ5の両方を有する平ダイス
6を正確に製造することができる。
【0035】請求項6に記載の平ダイスの製造方法は、
成形するボルト1と同じ形状のボルト型12を成形し、
そのボルト型12を硬度を高めた後、ダイス母材11に
押し付けて並目ネジ4と細目ネジ5を形成するので、並
目ネジ4を細目ネジ5の両方を有する平ダイス6を正確
に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る緩み防止ボルトの実施形態を示
す正面図である。
【図2】 図1に示す緩み防止ボルトにおけるボルトの
並目ネジと細目ネジを示す部分拡大正面断面図である。
【図3】 図1に示す緩み防止ボルトにおけるボルトの
細目ネジとナットとの螺合状態を示す部分拡大正面断面
図である。
【図4】 本発明に係る緩み防止ボルトの製造方法及び
平ダイスの実施形態を示す側面図である。
【図5】 本発明に係る平ダイスの製造方法の一実施形
態を示す正面図である。
【図6】 本発明に係る平ダイスの製造方法の他の実施
形態を示すもので、(a)は側面図、(b)は平面図で
ある。
【符号の説明】
1 ボルト 2 締付ナット 3 緩み止めナット 4 並目ネジ 5 細目ネジ 6 平ダイス 7 並ネジ型 8 細ネジ型 9 形堀放電加工機 10 ダイス型 11 ダイス母材 12 ボルト型 α ネジ山角度(並目ネジ) β ネジ山角度(細目ネジ)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一本のボルト(1)に,締付ナット
    (2)と緩み止めナット(3)が螺合する並目ネジ
    (4)と細目ネジ(5)を形成した緩み防止ボルトであ
    って、 前記ボルトの並目ネジを,ネジ山角度(α)が60°で
    あるJIS規格のメートル並目ネジとし,細目ネジを,
    JIS規格のメートル細目ネジにおいて,そのネジ山の
    高さをやや低く設定して,ネジ山角度(β)を60°よ
    り大きく設定したものとしてなる緩み防止ボルト。
  2. 【請求項2】 細目ネジ(5)を,そのピッチが、並目
    ネジ(4)のピッチより小さいものとしてなる請求項1
    に記載の緩み防止ボルト。
  3. 【請求項3】 一本のボルト(1)に,締付ナット
    (2)と緩み止めナット(3)が螺合する並目ネジ
    (4)と細目ネジ(5)を形成した緩み防止ボルトにお
    ける前記ボルトに,平ダイス(6)によって並目ネジと
    細目ネジを形成する方法であって、 前記ボルトを,並目ネジを形成する並ネジ型(7)と,
    細目ネジを形成する細ネジ型(8)を設けた平ダイスに
    よって転造し,前記並目ネジと細目ネジを一回の転造で
    形成してなる緩み防止ボルトの製造方法。
  4. 【請求項4】 一本のボルト(1)に,締付ナット
    (2)と緩み止めナット(3)が螺合する並目ネジ
    (4)と細目ネジ(5)を形成した緩み防止ボルトにお
    ける前記ボルトに,並目ネジと細目ネジを形成する平ダ
    イスであって、 前記平ダイスに,並目ネジを形成する並ネジ型(7)
    と,細目ネジを形成する細ネジ型(8)の双方を形成し
    てなる平ダイス。
  5. 【請求項5】 一本のボルト(1)に,締付ナット
    (2)と緩み止めナット(3)が螺合する並目ネジ
    (4)と細目ネジ(5)を形成した緩み防止ボルトにお
    ける前記ボルトに,並目ネジと細目ネジを形成する平ダ
    イス(6)を製造する方法であって、 ネジ研削機によって,並目ネジと細目ネジを有するダイ
    ス型(10)を作成し,該ダイス型を形彫放電加工機
    (9)の電極として,ダイス母材(11)に放電加工を
    施し,並目ネジと細目ネジを有する平ダイスを製造して
    なる平ダイスの製造方法。
  6. 【請求項6】 一本のボルト(1)に,締付ナット
    (2)と緩み止めナット(3)が螺合する並目ネジ
    (4)と細目ネジ(5)を形成した緩み防止ボルトにお
    ける前記ボルトに,並目ネジと細目ネジを形成する平ダ
    イス(6)を製造する方法であって、 丸棒に数値制御旋盤加工を施して並目ネジと細ネジを有
    するボルト型(12)を製造し,このボルト型を調質し
    て硬度を高めた後,ダイス母材(11)に押し付けて並
    目ネジと細目ネジを有する平ダイスを製造してなる平ダ
    イスの製造方法。
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