JP2003231238A - 帯状ワークのスクリーン印刷装置 - Google Patents

帯状ワークのスクリーン印刷装置

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JP2003231238A
JP2003231238A JP2002029974A JP2002029974A JP2003231238A JP 2003231238 A JP2003231238 A JP 2003231238A JP 2002029974 A JP2002029974 A JP 2002029974A JP 2002029974 A JP2002029974 A JP 2002029974A JP 2003231238 A JP2003231238 A JP 2003231238A
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JP2002029974A
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Toshihiko Kurimasa
利彦 栗政
Yoshio Kuramoto
佳男 倉本
Shunichi Okamoto
俊一 岡本
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Toray Engineering Co Ltd
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Toray Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は帯状ワークに間欠的に印刷する印刷
パターンのピッチを出来るだけ狭くし、先に印刷したイ
ンク(樹脂)で印刷マスクの下面が汚れ、その汚れが帯
状ワークにも転写するという問題を回避するスクリーン
印刷装置を提供する。 【解決手段】 帯状ワークを所定量搬送しながらスクリ
ーン印刷を行う装置を、少なくとも印刷マスクとスキー
ジと印刷ステージとで構成すると共に、前記印刷ステー
ジの出口部を下方に傾斜する傾斜部にせしめる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯状ワークのスク
リーン印刷装置に関するものである。更に詳しくは、帯
状ワークに間欠的に印刷する印刷パターンのピッチを出
来るだけ狭くするスクリーン印刷装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えばプリント配線板の基板上に
一定のパターンを印刷する方法として、ステンシルスク
リーン、即ちマスクからスキージによりインクを押出
し、基板上に印刷を行うスクリーン印刷が行われてい
る。そして、生産効率の高い設備とするためにロール・
ツウ・ロール方式が採用されている。
【0003】かかるロール・ツウ・ロール方式では、ロ
ール巻きした帯状ワークを巻き出し、スクリーン印刷装
置において間欠的に印刷パターンを形成し、巻き取りリ
ールに巻き取られるが、図4(a)及び(b)に示すよ
うに、スクリーン印刷装置の印刷ステージ2はフラット
であるので、スクリーン印刷する際、帯状ワーク1を印
刷ステージ2に固定し印刷マスク3をセットした場合、
先に印刷した印刷済みパターン4が未乾燥であるため、
次に印刷しようとする領域、即ち、マスクパターン5が
位置する個所からマスク枠6の長さ分は間隔をあける必
要がある。
【0004】何故ならば、かかるフラットな印刷ステー
ジ2では、先に印刷したインク(樹脂)で印刷マスク3
の下面が汚れ、その汚れが帯状ワーク1にも転写すると
いう問題が発生するからである。
【0005】このように、隣り合う印刷パターンの間隔
をマスク枠長さ分とれば、長尺の帯状ワークの全長では
かなりのロスとなり、経済的損失となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は印刷時に印刷マスク或は長尺の帯状マスクを汚すこと
はなく、しかも製品となる印刷パターンのピッチを出来
るだけ狭くするスクリーン印刷装置を提供することにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の帯状ワークのスクリーン印刷装置は、帯状ワークを
所定量搬送しながらスクリーン印刷を行う装置を、少な
くとも印刷マスクとスキージと印刷ステージとで構成す
ると共に、前記印刷ステージの出口部を下方に傾斜する
傾斜部にせしめたことを特徴とする。
【0008】かかる構成により、スクリーン印刷した帯
状ワークを所定のピッチで搬送し、次の印刷に備えれ
ば、未乾燥の印刷パターンは印刷ステージの傾斜部以降
に位置することになるので、インク(樹脂)が印刷マス
クを汚すことは皆無となる。
【0009】また、印刷ステージの出口部を、印刷マス
クに形成したマスクパターン部の、帯状ワークの搬送方
向における前方端以降に対応する部分とすれば、印刷パ
ターンのピッチを極端に狭くすることが出来る。
【0010】また、印刷ステージを吸着ステージとすれ
ば、出口部も吸着ステージであるので、帯状ワークが剛
性のある合成樹脂やステンレスのフィルムであっても確
実に印刷ステージに保持し得る。
【0011】また、スキージの移動範囲は印刷マスクの
マスクパターン部より大きくすると共に、マスクを押し
つける必要があるが、このために、スキージを帯状ワー
クの搬送方向と直交する方向に動かせば、印刷済みパタ
ーンにマスク下面を押し付けて未乾燥部のインク(樹
脂)に触れることがなく印刷が出来る。
【0012】もしも、スキージを帯状ワークの搬送方向
と同一方向に移動させるとすれば、印刷ステージの出口
部を斜めにしたとしても、スキージがマスクを押してし
まうため、印刷済みパターンに触れてマスク下面をイン
ク(樹脂)で汚してしまうが、スキージの移動方向を帯
状ワークの搬送方向と直交する方向とすれば、このよう
な問題は生じることがなく極めて有効である。
【0013】更に、帯状ワークの搬送方向に沿って、少
なくとも印刷マスクとスキージと印刷ステージとで構成
すると共に、前記印刷ステージの出口部を下方に傾斜す
る傾斜部にせしめた印刷機と、グリップフィード機構
と、緊張機構とを配設すれば、印刷パターン面を汚すこ
とを皆無とするのみならず、グリップフィード機構部で
は、帯状ワークの搬送のためのスプロケット孔が加工さ
れていない場合にも有効であり、更に、緊張機構部で
は、印刷したインク(樹脂)の微細部分の凹凸を平滑に
するためのレベルゾーンとして進行時間を保つという効
果を奏する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0015】本発明の帯状ワークのスクリーン印刷装置
は、図1に示す如く、ワーク巻出し機10と印刷機20
とグリップフィード機構30と緊張機構40と乾燥機5
0とワーク巻取機60とから構成される。
【0016】ワーク巻出し機10は、ワーク巻出しリー
ル11とワーク保護テープリール12と2つのガイドロ
ーラ13とアームダンサー14とからなり、ワーク巻出
しリール11から保護テープを分離しつつ巻き出された
帯状ワーク1は2つのガイドローラ13とアームダンサ
ーローラ14とからなる弛み吸収手段で弛みが取られ印
刷機20に搬送される。
【0017】印刷機20は、印刷ステージ2と印刷マス
ク3とからなり、その前後には昇降ガイドローラ21、
22が配設されている。その詳細は図2(a)及び
(b)に示すように、印刷ステージ2は水平に配置され
た吸着ステージ2-1と、帯状ワーク1の搬送方向に向っ
て下方向に傾斜した傾斜部吸着ステージ2-2とからな
る。吸着ステージ2-1の下方には三方弁23が設けられ
ており、真空引きと、大気又は圧空との切替えが行われ
る。吸着ステージ2-1と傾斜部吸着ステージ2-2との境
界部Cは印刷マスク3のマスクパターン5で形成される
印刷パターンの前方端部Aにほぼ対応する個所であり、
印刷済みパターン4の後方端部B′と印刷しようとする
印刷パターンの前方端部Aとの間隔を極端に狭くし得
る。
【0018】グリップフィード機構30は、固定グリッ
プ31と移動グリップ32とからなり、移動グリップ3
2は螺子棒34に螺合し駆動モータ33により移動し得
る。なお、35は傾斜取付台である。
【0019】緊張機構40は二つのガイドローラ41の
下方に配置した空箱42で構成され、該空箱42は吸引
ファン45に接続されると共に、側部には帯状テープ1
のループ下端を検知する上限センサ43と下限センサ4
4が設けられている。そして、印刷済みパターンの個所
は乾燥機50で乾燥される。
【0020】ワーク巻取機60は、ワーク巻取リール6
1とワーク保護テープ用リール62と二つのガイドロー
ラ63とアームダンサーローラ64とからなり、帯状ワ
ーク1は2つのガイドローラ13とアームダンサーロー
ラ14とからなる弛み吸収手段で弛みがとられ、ワーク
保護テープを介在してワーク巻取リール61に巻上げら
れる。
【0021】以下、間欠操作であるワークの印刷動作が
完了した時点からの各部位の動作を説明する。
【0022】帯状ワーク1への印刷動作のサイクルが完
了後、印刷マスク3が上昇する。次いで、印刷ステージ
2の三方弁23により真空状態から大気ないしは圧空に
切替え帯状ワーク1を印刷ステージから切り離すと共
に、昇降ガイドローラ21、22を上昇させ帯状ワーク
1を印刷マスク3に触れない位置まで上げる。
【0023】この時、移動グリップ32は固定グリップ
31に近い位置にあり、移動グリップ32を開から閉に
して、その直後固定グリップ31を閉から開にする。
【0024】次に印刷しようとする印刷パターンが印刷
済みパターン4と重ならない最小ピッチを加えた移動量
だけ移動グリップ32を移動させた後、固定グリップ3
1を閉にし、移動グリップ32を開にして固定グリップ
側の元の位置まで戻し、待機させる。
【0025】この時、印刷ステージ2の前後の昇降ガイ
ドローラ21,22を下降させ、その際生じる帯状ワー
ク1の弛みをアームダンサーローラ14で吸収させる。
【0026】その後、印刷ステージ2を吸着状態にして
帯状ワーク1を固定し、印刷マスク3を所定の位置まで
降下させ、印刷マスク3のマスクパターン5を印刷す
る。
【0027】なお、帯状ワーク1と印刷マスク3のアラ
イメント動作は、カメラでそれぞれのアライメントマー
クを認識し、印刷マスク3をX軸、Y軸、角度θの調整
により位置合わせを行う。
【0028】
【発明の効果】本発明の帯状ワークのスクリーン印刷装
置によれば、印刷ステージの出口部を下方に傾斜する傾
斜部にせしめているので、スクリーン印刷した帯状ワー
クを所定のピッチで搬送し、次の印刷に備えれば、未乾
燥の印刷パターンは印刷ステージの傾斜部以降に位置す
ることになるので、インキが印刷マスクを汚すことは皆
無となり、また、印刷ステージの出口部を、印刷マスク
に形成したマスクパターン部の、帯状ワークの搬送方向
における前方端以降に対応する部分とすれば、印刷パタ
ーンのピッチを極端に狭くすることが出来るという効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯状ワークのスクリーン印刷装置の概
要を示す正面図である。
【図2】本発明の帯状ワークのスクリーン印刷装置の印
刷機の概要を示す図面で、(a)は平面図、(b)は
(a)のX−X断面図である。
【図3】本発明の帯状ワークのスクリーン印刷装置の印
刷機、グリップフィード機構、緊張機構部分の詳細図で
ある。
【図4】従来の印刷機の概要を示す図面で、(a)は平
面図、(b)は(a)のY−Y断面図である。
【符号の説明】 1 帯状ワーク 2 印刷ステージ 2-1 吸着ステージ 2-2傾斜部吸着ステージ 3 印刷マスク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡本 俊一 滋賀県大津市大江一丁目1番45号 東レエ ンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2C035 AA02 FA18 FB14 FB15 FD01 FE01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯状ワークを所定量搬送しながらスクリ
    ーン印刷を行う装置を、少なくとも印刷マスクとスキー
    ジと印刷ステージとで構成すると共に、前記印刷ステー
    ジの出口部を下方に傾斜する傾斜部にせしめた帯状ワー
    クのスクリーン印刷装置。
  2. 【請求項2】 前記出口部は、印刷マスクに形成したマ
    スクパターン部の、帯状ワークの搬送方向における前方
    端以降に対応する部分である請求項1に記載の帯状ワー
    クのスクリーン印刷装置。
  3. 【請求項3】 前記印刷ステージが吸着ステージである
    請求項1又は2に記載の帯状ワークのスクリーン印刷装
    置。
  4. 【請求項4】 前記スキージの移動方向が前記帯状ワー
    クの搬送方向と直交する方向である請求項1乃至3のい
    ずれかに記載の帯状ワークのスクリーン印刷装置。
  5. 【請求項5】 帯状ワークの搬送方向に沿って、ワーク
    巻出し機と、少なくとも印刷マスクとスキージと印刷ス
    テージとで構成すると共に、前記印刷ステージの出口部
    を下方に傾斜する傾斜部にせしめた印刷機と、グリップ
    フィード機構と、緊張機構と、乾燥機と、ワーク巻取機
    とを配設せしめた帯状ワークのスクリーン印刷装置。
JP2002029974A 2002-02-06 2002-02-06 帯状ワークのスクリーン印刷装置 Pending JP2003231238A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010221548A (ja) * 2009-03-24 2010-10-07 Toppan Printing Co Ltd 印刷装置及び印刷方法
DE112006000101B4 (de) * 2005-01-17 2011-07-21 Murata Manufacturing Co. Ltd. Siebdruckvorrichtung und Siebdruckverfahren

Cited By (2)

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DE112006000101B4 (de) * 2005-01-17 2011-07-21 Murata Manufacturing Co. Ltd. Siebdruckvorrichtung und Siebdruckverfahren
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