JP2003231046A - プラズマディスプレイパネルの端面研磨方法及び装置 - Google Patents

プラズマディスプレイパネルの端面研磨方法及び装置

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JP2003231046A
JP2003231046A JP2002030469A JP2002030469A JP2003231046A JP 2003231046 A JP2003231046 A JP 2003231046A JP 2002030469 A JP2002030469 A JP 2002030469A JP 2002030469 A JP2002030469 A JP 2002030469A JP 2003231046 A JP2003231046 A JP 2003231046A
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polishing
end surface
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pdp
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Yasuhiro Omoto
康広 大源
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Nippon Electric Kagoshima Ltd
NEC Kagoshima Ltd
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Nippon Electric Kagoshima Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ガラス基板の切断精度、貼り合わせ精度のばら
つきにより生ずるPDPの段差部における研磨量を安定
させる。 【解決手段】 大きさの異なる前面基板1と背面基板2
とを貼り合わせた段差部を有するPDP6を研磨部にセ
ットし、PDP6の周縁の一端面部を2本の基準ピン3
に突き当てて位置決めし、位置決めされた一端面部に沿
って端面部研磨用砥石5及び段差部研磨用砥石4を送
り、端面部8及び段差部7のエッジ研磨を同時に行い、
順次4辺の研磨を行うPDPの端面研磨方法において、
PDPを研磨部にセットする以前に、投入部においてあ
らかじめ各辺の段差部幅をそれぞれ2個所で測定子10
により測定し、2個所の平均値を各辺の段差部送りの基
準値としてそれぞれアンプ11に取り込み、この基準値
に基づいて研磨部における各辺ごとの段差部研磨用砥石
4のスタート位置を決めるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラズマディスプ
レイパネルを構成するガラス基板の4辺周縁のエッジ部
を研磨する端面研磨方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】まず、従来のプラズマディスプレイパネ
ル(以下PDPと呼ぶ)の端面研磨方法について、図2
を用いて説明する。図2はエッジ部研磨の際のPDPと
研磨用砥石との位置関係を示す平面図である。図2に示
すように、被研磨部材であるPDP6はロボットハンド
等によって前工程から研磨装置に移載され、研磨部のテ
ーブル上にセットされる。ここで、PDP6は、それぞ
れ大きさの異なる前面基板1と背面基板2からなる2枚
のガラス基板がスペーサを介して貼り合わされ、その間
に希ガスを封入した構造である。そして、PDPの4辺
はそれぞれ電極端子を形成するための段差構造となって
いる。
【0003】このPDP6をセットする研磨部には、2
本の基準ピン3がX方向に沿って垂直に立てられてお
り、移載されてきたPDP6を構成している背面基板2
の端面部8をこの基準ピン3に突き当てて最初の位置決
めを行なう。基準ピン3への突き当ては図示していない
押圧部材によって行う。位置決めされたPDP6は真空
吸着等でテーブル上に固定され、基準ピン3はエアシリ
ンダ等によって下方に退く。次に、この基準ピン3に接
触し位置決めの基準となった背面基板2の端面部8のエ
ッジ研磨を行なうための端面部研磨用砥石5と、同じく
この端面部8と平行に送られて前面基板1の段差部7の
エッジ研磨を行なうための段差部研磨用砥石4とをそれ
ぞれ所定のスタート位置へ移動させる。
【0004】端面部研磨用砥石5及び段差部研磨用砥石
4は、それぞれX−Y−Z方向への位置制御ができるよ
うにサーボモータを備え、研磨の際の送りは2本の基準
ピン3に沿った方向に研磨用砥石5及び4が同時に移動
できるように研磨装置が構成されている。また、図3に
示すように、端面部8をエッジ研磨する端面部研磨用砥
石5は、例えば特開平8−197402号公報に記載さ
れているように、研削面を45度にカットした2枚の砥
石5a、5bを使用し、一方、段差部7をエッジ研磨す
る段差部研磨用砥石4は、研削面が90度の山型に形成
された砥石4aを使用する。
【0005】スタート位置に移動した端面部研磨用砥石
5は、送り方向が2本の基準ピン3のラインに一致する
ようにY方向に移動させ、同時にZ方向にも移動させて
位置決めされ、同じく段差部研磨用砥石4は、送り方向
が2本の基準ピン3のラインから一定の距離Lのライン
に一致するようにY方向に移動させ、同時にZ方向にも
移動させて位置決めされる。この距離LはPDPの4辺
とも同じ寸法に設定され、段差幅としてあらかじめ定め
られている。このようにして、スタート位置が定まった
状態で端面部研磨用砥石5を基準ピン3のラインに沿っ
て送り、同時に段差部研磨用砥石4を基準ピン3から一
定距離Lのラインに沿って送り、PDP6の第1辺側の
エッジ研磨を行なう。第1辺側のエッジ研磨が終了した
後、端面部研磨用砥石5及び段差部研磨用砥石4はスタ
ート位置に戻り、基準ピン3は降下する。
【0006】PDP6の第1辺側の研磨が終了した後、
PDP6を90度回転させ、引き続き第2辺側の研磨を
行う。まず、基準ピン3を上昇させ、第1辺側と同様に
PDP6を押圧部材によって基準ピン3に押し当てる。
ここで第1辺側の研磨と異なる点は、基準ピン3に接触
するのは前面基板1の端面部であり、段差部となるのは
背面基板2の辺であることである。その結果、図4に示
すように、砥石のスタート位置において、前面基板1の
端面部8aを研磨するために端面部研磨用砥石5a、5
bを上昇させ、背面基板2の段差部7aを研磨するため
に段差部研磨用砥石4aを下降させる必要がある。この
際、研磨用砥石5及び4はZ方向の移動だけでよく、
X、Y方向は第1辺の時と同じ位置からスタートする。
端面部研磨用砥石5及び段差部研磨用砥石4の位置決め
が完了したら送りを開始し、第2辺側のエッジ研磨を行
う。以後、全く同様にして第3辺側、第4辺側のエッジ
研磨を行い、1枚のPDPの研磨を完了する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
のPDPの研磨方法は、前面基板または背面基板の端面
部を基準ピンに突き当てて位置決めを行っている。その
ため、前面基板及び背面基板の切断精度、貼り合わせ精
度のばらつきにより、段差部の研磨量が安定しないとい
う問題がある。すなわち、基板欠けが発生したり、ある
いは図2に示すように、段差部が端面部に対し平行にな
っていない場合には、段差部は全体に研磨されなかった
り、または一部分しか研磨されなかったり、反対に研磨
過多になったりする状態となる。
【0008】この問題を解消しようとすると、PDPの
各辺を研磨する度に、段差部の基準ピンからの距離Lを
設定し直し段差部研磨用砥石の位置決めをやり直さなけ
ればならず、そのために段差部の端面部に対する平行度
を測定するのに必要な測定器など、段差部を追従する複
雑な測定機構を必要としていた。
【0009】本発明は、これらの問題点を解決するため
になされたもので、PDPの段差部を研磨する際、基板
欠けの発生頻度を少なくし、複雑な測定機構を用いるこ
となく安定した研磨量が得られる研磨方法及びその装置
を提供することを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、大きさの異な
る前面基板と背面基板とを貼り合わせた段差部を有する
PDPを研磨部にセットし、PDPの周縁の一端面部を
2本の基準ピンに突き当てて位置決めし、位置決めされ
た一端面部に沿って端面部研磨用砥石及び段差部研磨用
砥石を送り、端面部及び段差部のエッジ研磨を同時に行
い、順次4辺の研磨を行うPDPの端面研磨方法におい
て、PDPを研磨部にセットする以前に、あらかじめ各
辺の段差部幅をそれぞれ2個所で測定し、2個所の平均
値を各辺の段差部送りの基準値としてそれぞれ取り込
み、この基準値に基づいて研磨部における各辺ごとの段
差部研磨用砥石のスタート位置を決めるようにしてい
る。
【0011】また、本発明は、前記段差部幅の測定の際
に、まず一端面部を2本の仮位置決めピンに突き当てて
位置決めし、次いで2個の測定子を段差部に接触させ、
測定子からの信号をアンプに取り込んで基準値となる2
個所の平均値を算出し、算出された信号を研磨部におけ
る段差部研磨用砥石の制御部に送り、段差部研磨用砥石
のスタート位置を決めるこようにしている。すなわち、
あらかじめ研磨前に測定されたPDP各辺の段差部幅の
基準値に基づいて、研磨部では各辺ごとに研磨開始前に
段差部研磨用砥石のスタート位置を補正するようにして
いる。
【0012】また、本発明は、前記段差部幅の測定の際
に、PDPを囲むように設けた8本の仮位置決めピンを
各辺に沿って2本ずつ配置し、各辺ごとに端面部を仮位
置決めピンに突き当てて仮位置決めし、次いで各辺の段
差部幅の平均値を基準値として取り込むようにしてい
る。
【0013】また、本発明は、前記研磨部にPDPをセ
ットする前に、段差部幅の平均値を測定する投入部を備
えたPDPの端面研磨装置であって、この投入部は、P
DPの端面部を突き当てて仮位置決めを行う仮位置決め
ピンと、仮位置決め後2個所の段差部幅を測定する測定
子と、測定子からの信号により段差部幅の平均値を算出
するアンプとを備えて構成されている。
【0014】
【発明の実施の形態】次に本発明の一実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明のPDP
端面研磨方法を説明するための研磨装置の平面図であ
る。なお、従来技術と同じ部品は、同じ符号を用いて説
明する。
【0015】まず、本発明に用いる研磨装置の特徴は、
図1に示すように、研磨部でPDP6の本研磨を行う前
に、PDP6の仮位置決めを行うための投入部を設けた
ことである。被研磨PDPは、縦横が500〜1500
mm程度の大きさを有する長方形で、それぞれ大きさの
異なる前面基板1及び背面基板2からなる2枚のガラス
基板をスペーサを介して貼り合わせ、間に希ガスを封入
したもので、その周辺部の4辺にはそれぞれ電極端子が
形成された段差が6〜8mm程度の幅で張り出してい
る。
【0016】このように構成されたPDP6を、ロボッ
トハンド等の搬送装置により投入部のテーブル上に搬送
する。投入部のテーブル上には、図1に示すように、P
DP6の外周を囲むように各辺に対し2本ずつ計8本の
仮位置決めピン9が設けられている。8本の仮位置決め
ピン9は、PDP6の外周に対し若干の余裕を持って立
てられている。
【0017】ここで、投入部を設けた理由について説明
する。従来のPDP端面研磨方法では、段差部の研磨も
端面部を基準として行ってきたため、段差部幅にばらつ
きがあると端面部を基準としていたのでは対応しきれな
くなり、そのため段差部独自の基準値を設けてこれに基
づいて砥石の位置補正を行おうとするものである。その
手段として、投入部において、段差部の2個所に測長可
能な測定子を接触させ、PDPの各辺ごとに段差部幅の
平均値を求め、この値を各段差部の基準値とするもので
ある。そして、この基準値に基づき、研磨部において、
各辺ごとに段差部研磨用砥石のY及びZ方向の位置補正
を行ってから研磨を行うようにしたものである。
【0018】次に、本発明の端面研磨方法について説明
する。投入部に搬送されたPDP6を、仮位置決めピン
9で囲まれた内部のテーブル上にセットする。PDP6
がセットされると、まず、第1辺側の端面部8が図示し
ていない押圧部材によって2本の仮位置決めピン9にY
方向から押し付けられ、第1辺側のX方向の基準位置が
決まる。次いで、PDP6をこの2本の仮位置決めピン
9に押しつけたまま、2本の測定子10をそれぞれ端面
部8に対し直角でかつ水平方向から前進させ、段差部7
の2個所に接触させる。このようにして、第1辺側の2
個所の接触位置における段差部幅(端面部8と段差部7
との距離)が測定される。測定された2個所の幅寸法は
アンプ11に取り込まれ、段差部幅の平均値が算出され
る。ここで押圧部材が後退し、第1辺側の段差部幅の平
均値の測定が終了する。
【0019】次いで、第2辺側の測定に移る。まず、図
示していない押圧部材によって、PDP6を今度はX方
向から2本の仮位置決めピン9に押しつけ、端面部8a
の位置決めを行う。次いで、2本の測定子10が第2辺
側に移動し、段差部7aの2個所に接触し、第2辺側の
段差部幅を測定する。ここでは前面基板1側が端面部8
aとなり、背面基板2側が段差部7aとなる。そして第
1辺側と同様、2個所の段差部幅寸法はアンプ11に取
り込まれ、第2辺側の段差部幅の平均値が算出される。
以後、同様にして第3辺側、第4辺側の平均値を算出す
る。
【0020】投入部での測定を終わったPDP6は、図
1の矢印で示す方向に搬送機構によって搬送され、研磨
部のテーブル上にセットされる。このテーブルはX−Y
−Z−θ方向に可動できる。PDP6をセットする研磨
部には、2本の基準ピン3がX方向に沿って垂直に立て
られており、搬送されてきたPDP6を構成している背
面基板2の端面部8をこの基準ピン3に突き当てて最初
の位置決めを行なう。基準ピン3への突き当ては、図示
していない押圧部材によって行う。位置決めされたPD
P6は真空吸着等でテーブル上に固定され、基準ピン3
はエアシリンダ等によって下方に退く。
【0021】次に、この基準ピン3に接触し位置決めの
基準となった背面基板2の端面部8のエッジ研磨を行な
うための端面部研磨用砥石5と、この端面部8に平行し
て送られ前面基板1の段差部7のエッジ研磨を行なうた
めの段差部研磨用砥石4とをそれぞれ所定のスタート位
置へ移動させる。
【0022】端面部研磨用砥石5及び段差部研磨用砥石
4は、それぞれX−Y−Z方向への位置調整ができるよ
うにサーボモータを備え、研磨の際の送りは、2本の基
準ピン3に沿った方向に端面部研磨用砥石5及び段差部
研磨用砥石4が段差部幅に相当する一定の平行間隔で同
時に移動できるように研磨装置が構成されている。ま
た、図3の側面図に示すように、端面部8をエッジ研磨
する端面部研磨用砥石5は、研削面を45度にカットし
た2枚の砥石5a、5bを使用し、段差部7をエッジ研
磨する段差部研磨用砥石4は、研削面が90度の山型に
形成されたそろばん玉状の砥石4aを使用する。
【0023】スタート位置に移動した端面部研磨用砥石
5は、送り方向が2本の基準ピン3のラインに一致する
ようにY方向に移動させ、同時にZ方向にも移動させて
位置決めされ、同じく段差部研磨用砥石4は、投入部で
測定された段差部幅の平均値に基づいて、送り方向が2
本の基準ピン3のラインから段差部幅の平均値lとなる
位置に移動させ、同時にZ方向にも移動させて位置決め
される。そして、スタート位置が定まった状態で端面部
研磨用砥石5を基準ピン3のラインに沿って送り、同時
に段差部研磨用砥石4を基準ピン3からの距離が段差部
幅の平均値lとなるラインに沿って送り、PDP6の第
1辺側のエッジ研磨を行なう。第1辺側のエッジ研磨が
終了した後、端面部研磨用砥石5及び段差部研磨用砥石
4はスタート位置に戻る。
【0024】このようにして、PDP6の第1辺側の研
磨が終了した後、PDP6を90度回転させ、引き続き
第2辺側の研磨に移る。まず、基準ピン3を上昇させ、
前回と同様にPDP6を押圧部材によって基準ピン3に
押し当て、真空吸着等によってテーブルに固定する。こ
こで第1辺側の研磨と異なる点は、基準ピン3に接触す
るのは前面基板1の端面部であり、段差部となるのは背
面基板2の辺であることである。その結果、図4の側面
図に示すように、第1辺側を研磨したときの研磨用砥石
5a、5b及び4aのスタート位置に対し、前面基板1
の端面部8aを研磨するために端面部研磨用砥石5a、
5bを上昇させるとともに、背面基板2の段差部7aを
研磨するために段差部研磨用砥石4aを下降させてZ方
向の位置決めを行うことが必要となる。
【0025】また、段差部研磨用砥石4のY方向の位置
決めは、投入部で測定された段差部幅の平均値lに基づ
いて行われる。端面部研磨用砥石5の送りは基準ピンに
沿った方向であるので、X方向の位置決めは第1辺側研
磨の時と同じでよい。このようにして端面部研磨用砥石
5及び段差部研磨用砥石4の位置決めが完了したら送り
を開始し、第2辺側のエッジ研磨を行う。以後、全く同
様にして第3辺側、第4辺側のエッジ研磨を行い、1枚
のPDPの研磨を完了する。なお、これらの投入部から
研磨部に至るまでの動作は、全て自動で行われる。
【0026】
【発明の効果】以上述べてきたように、従来は端面部研
磨用砥石及び段差部研磨用砥石のスタート位置が一旦決
められると段差部幅にばらつきがあってもPDP4辺の
段差部の研磨が連続して進行してしまうという問題があ
ったが、本発明によれば、あらかじめ各辺の段差部幅の
平均値が基準値として取り込まれているため、各辺ごと
に研磨に入る前に段差部研磨用砥石のスタート位置をこ
の基準値に基づいて補正することによって段差部の研磨
量を最適な値とすることができる。その結果、PDP基
板の端面部を研磨する際、基板欠けの発生を抑えるとと
もに複雑な測定機構を用いることなく安定した研磨量を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示すPDP端面研磨装
置の平面図である。
【図2】従来のPDP端面研磨装置の平面図である。
【図3】PDPの第1辺側を研磨する際の研磨用砥石の
位置関係を示す側面図である。
【図4】PDPの第2辺側を研磨する際の研磨用砥石の
位置関係を示す側面図である。
【符号の説明】
1 前面基板 2 背面基板 3 基準ピン 4、4a 段差部研磨用砥石 5、5a、5b 端面部研磨用砥石 6 PDP 7、7a 段差部 8、8a 端面部 9 仮位置決めピン 10 測定子 11 アンプ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大きさの異なる前面基板と背面基板とを
    貼り合わせた段差部を有するプラズマディスプレイパネ
    ルを研磨部にセットし、プラズマディスプレイパネルの
    周縁の一端面部を2本の基準ピンに突き当てて位置決め
    し、位置決めされた一端面部に沿って端面部研磨用砥石
    及び段差部研磨用砥石を送り、端面部及び段差部のエッ
    ジ研磨を同時に行い、順次4辺の研磨を行うプラズマデ
    ィスプレイパネルの端面研磨方法において、プラズマデ
    ィスプレイパネルを研磨部にセットする以前に、あらか
    じめ各辺の段差部幅をそれぞれ2個所で測定し、2個所
    の平均値を各辺の段差部送りの基準値としてそれぞれ取
    り込み、この基準値に基づいて研磨部における各辺ごと
    の段差部研磨用砥石のスタート位置を決めることを特徴
    とするプラズマディスプレイパネルの端面研磨方法。
  2. 【請求項2】 前記段差部幅の測定には、まず一端面部
    を2本の仮位置決めピンに突き当てて位置決めし、次い
    で2個の測定子を段差部に接触させ、測定子からの信号
    をアンプに取り込んで基準値となる2個所の平均値を算
    出し、算出された信号を研磨部における段差部研磨用砥
    石の制御部に送り、段差部研磨用砥石のスタート位置を
    決めることを特徴とする請求項1記載のプラズマディス
    プレイパネルの端面研磨方法。
  3. 【請求項3】 あらかじめ研磨前に測定されたプラズマ
    ディスプレイパネル各辺の段差部幅の基準値に基づい
    て、研磨部では各辺ごとに研磨開始前に段差部研磨用砥
    石のスタート位置を補正することを特徴とする請求項1
    記載のプラズマディスプレイパネルの端面研磨方法。
  4. 【請求項4】 前記段差部幅の測定には、プラズマディ
    スプレイパネルを囲むように設けた8本の仮位置決めピ
    ンを各辺に沿って2本ずつ配置し、各辺ごとに端面部を
    仮位置決めピンに突き当てて仮位置決めし、次いで各辺
    の段差部幅の平均値を基準値として取り込むことを特徴
    とする請求項1記載のプラズマディスプレイパネルの端
    面研磨方法。
  5. 【請求項5】 前記研磨部にプラズマディスプレイパネ
    ルをセットする前に、段差部幅の平均値を測定する投入
    部を備えたことを特徴とするプラズマディスプレイパネ
    ルの端面研磨装置。
  6. 【請求項6】 前記投入部は、プラズマディスプレイパ
    ネルの端面部を突き当てて仮位置決めを行う仮位置決め
    ピンと、仮位置決め後2個所の段差部幅を測定する測定
    子と、測定子からの信号により段差部幅の平均値を算出
    するアンプとを備えたことを特徴とする請求項5記載の
    プラズマディスプレイパネルの端面研磨装置。
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