JP2003230909A - 中空材の押出用ダイス - Google Patents

中空材の押出用ダイス

Info

Publication number
JP2003230909A
JP2003230909A JP2002033001A JP2002033001A JP2003230909A JP 2003230909 A JP2003230909 A JP 2003230909A JP 2002033001 A JP2002033001 A JP 2002033001A JP 2002033001 A JP2002033001 A JP 2002033001A JP 2003230909 A JP2003230909 A JP 2003230909A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mandrel
hole
extrusion
bridge
plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002033001A
Other languages
English (en)
Inventor
Sadahide Yano
定英 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
YANO ENGINEERING KK
Original Assignee
YANO ENGINEERING KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by YANO ENGINEERING KK filed Critical YANO ENGINEERING KK
Priority to JP2002033001A priority Critical patent/JP2003230909A/ja
Publication of JP2003230909A publication Critical patent/JP2003230909A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Extrusion Of Metal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マンドレルの板状本体部の厚みを中空材の中
空部高さにより薄く形成してもマンドレルをブリッジ部
に適正に装着することができ、もってブリッジ部の厚み
を可及的に薄く形成して押出速度の向上を図ることがで
きる中空材の押出用ダイスを提供する。 【解決手段】 中空材の中空部を成形する雄型2が、リ
ング部8の径方向に沿うブリッジ部9を有する環状基体
4と、先端に膨隆状の雄ベアリング部5cを有し板状本体
部5aの厚さが雄ベアリング部5cの厚さ方向寸法より小と
なされたマンドレル5とを備える。マンドレル5が、ブ
リッジ部9に設けられたマンドレル保持孔11に、その板
状本体部5aが押出方向前方側から挿入されて、雄ベアリ
ング部5cを突出させた態様に組み付けられる。このマン
ドレル5は、ブリッジ部9にその厚み方向に沿って設け
られた挿入孔12を通じて板状本体部5aの支持孔13に挿入
係止される止めピン6で支持されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、例えば熱交換器
の熱交換管として使用されるようなアルミニウム又はそ
の合金製の中空材を製造するための押出用ダイスに関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、図6に示されるような熱交換器
用偏平多孔チューブ材(T)の製造方法として、多孔チ
ューブ材(T)の横断面形状に対応する成形隙間を有す
る押出用ダイスを用い、このダイスにアルミニウム製の
押出材料を通して成形していく押出法がある。
【0003】この押出法に用いられるダイス(50)は、
例えば図7及び図8に示されるように、多孔チューブ材
(T)の各孔部(T1)を成形する雄ベアリング部(54
a)を有する雄型(51)と、多孔チューブ材(T)の外
周部を成形する押出孔(56)を有する雌型(52)とを備
え、該雄ベアリング部(54a)を押出孔(56)内に対位
させた状態に両者(51)(52)を組み合わせることによ
り、チューブ材(T)の横断面形状に対応する形状の成
形隙間が形成されるもので、押出材料がこの成形隙間を
通過することにより、チューブ材(T)が成形されてい
く。
【0004】上記の雄ベアリング部(54a)は、マンド
レル(53)の板状本体部(55)の先端縁に形成された櫛
歯状の中空成形部(54)(54)…の先端部が膨出して形
成されており、その断面形状は製作される多孔チューブ
材(T)の各孔部(T1)の開口形状に一致して形成され
ると共に、厚さ方向寸法がマンドレル(53)の板状本体
部(55)の厚さと同等または小となされている。
【0005】そして、この押出用ダイス(50)における
マンドレル(53)の保持構造として、従来より、同図に
示される構造のものが知られている。即ち、リング部
(57)に、その軸孔を横断する態様に掛け渡されたブリ
ッジ部(58)が一体形成されると共に、このブリッジ部
(58)に、押出方向に貫通する横長スリット状の保持孔
(59)が形成される一方、該保持孔(59)に、マンドレ
ル(53)が押出方向後方側から適合状態に挿入され、こ
のブリッジ部(58)によってマンドレル(53)の板状本
体部(55)が保持されるものとなされている。また、マ
ンドレル(53)の押出方向側への抜脱を確実に防止する
ため、前記保持孔(59)の後端側開口端部に設けられた
支承用段部(59a)にマンドレル(53)の支承孔(60)
に挿入配置された支承ピン(61)の突出端部が支承され
るものとなされている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、押出
速度を向上せしめて多孔チューブ材(T)の生産効率を
向上させることが求められており、このような押出速度
の向上は押出材料の流動抵抗となるブリッジ部(58)を
可及的に薄く形成することによって達成される。
【0007】一方において、ブリッジ部(58)は、特に
マンドレル保持孔(59)周辺において破損等しないよう
にその強度が要求され、マンドレル(53)の板状本体部
(55)の厚さよりも十分に厚く形成されることが求めら
れている。
【0008】即ち、上記二つの要求を満たすためには、
ブリッジ部(58)に保持されるマンドレル(53)の板状
本体部(55)の厚さを可及的に薄く形成することが求め
られる。
【0009】ところが、従来の押出用ダイス(50)で
は、マンドレル(53)の板状本体部(55)の最低厚みが
多孔チューブ材(T)の各孔部(T1)高さ(h)によっ
て制限され、上記各要求に応えて押出速度の向上を図る
ことができないという問題があった。即ち、上記の従来
の押出用ダイス(50)では、マンドレル(53)を、ブリ
ッジ部(58)のマンドレル保持孔(59)に、押出方向後
方側から挿入して、先端部の雄ベアリング部(54a)を
前方突出状態に配置するものであるが、マンドレル(5
3)の板状本体部(55)の厚みが雄ベアリング部(54a)
の厚さ方向寸法よりも小なる場合には、板状本体部(5
5)に対して適合状態に形成されたマンドレル保持孔(5
9)に雄ベアリング部(54a)を挿入することができず、
マンドレル(53)をブリッジ部(58)に適正に装着する
ことができない。従って、押出速度の向上を図るために
ブリッジ部(58)の厚みを可及的に薄く形成するにも、
マンドレル(53)の板状本体部(55)の厚さを雄ベアリ
ング部(54a)の厚さ方向寸法と同等または大きく形成
しなければならず、つまり板状本体部(55)の厚さが製
作される多孔チューブ材(T)の孔部高さ(h)によっ
て制限されるという問題があった。
【0010】本発明は、上記のような問題点に鑑み、マ
ンドレルの板状本体部の厚みを中空材の中空部高さ、即
ち雄ベアリング部の厚さ方向寸法より薄く形成してもマ
ンドレルをブリッジ部に適正に装着することができ、も
ってブリッジ部の厚みを可及的に薄く形成して押出速度
の向上を図ることができる中空材の押出用ダイスを提供
することを目的とする。
【0011】
【課題解決のための手段】本願出願人は、上記目的を達
成すべく鋭意研究の結果、ブリッジ部に対するマンドレ
ルの保持構造を改良して、マンドレル保持孔に、マンド
レルを押出方向前方側から挿入することにより、マンド
レルの板状本体部の厚さが膨隆状の雄ベアリング部の厚
さ方向寸法より小となされた場合でも該マンドレルをブ
リッジ部に適正に装着することができることを見出すに
至り、しかもこのような構造においてマンドレルの押出
方向への抜脱を確実に防止できる構造を見出して、この
発明を完成したものである。
【0012】即ち、この発明にかかる中空材の押出用ダ
イスは、中空材の中空部を成形する雄型が、リング部の
径方向に沿うブリッジ部を有する環状基体と、先端に膨
隆状の雄ベアリング部を有し板状本体部の厚さが該雄ベ
アリング部の厚さ方向寸法より小となされたマンドレル
とを備え、該マンドレルが、前記ブリッジ部に設けられ
たマンドレル保持孔に、その板状本体部を押出方向前方
側から挿入して、雄ベアリング部を突出させた態様に組
み付けられると共に、前記ブリッジ部にその厚み方向に
沿って設けられた挿入孔を通じてこれに対応する位置に
設けられた前記板状本体部の支持孔に止めピンが挿入係
止されることにより、マンドレルが押出方向に拘束状態
に支持されていることを特徴とする。ここで、支持孔
は、マンドレルの板状本体部を貫通して形成されている
ものだけでなく、凹部として形成されているものであっ
ても良い。
【0013】この発明によれば、前記マンドレルが、前
記ブリッジ部に設けられたマンドレル保持孔に、その板
状本体部が押出方向前方側から挿入されて雄ベアリング
部を突出させた態様に組み付けられているので、従来の
押出用ダイスのブリッジ部には装着することができなか
った、先端に膨隆状の雄ベアリング部を有し板状本体部
の厚さが該雄ベアリング部の厚さ方向寸法より小となさ
れたマンドレルも、ブリッジ部に適正に装着することが
できる。このため、中空部高さが比較的高い中空材を製
作する場合であっても、マンドレルの板状本体部、ひい
てはブリッジ部を可及的に薄く形成することができ、押
出速度の向上を図って中空材の生産効率の向上を図るこ
とができる。また、このように、マンドレルをマンドレ
ル保持孔に押出方向前方側から挿入して組み付けた場合
には、マンドレルの押出方向への抜脱が懸念されるが、
本発明においては、押出圧が作用するブリッジ部の挟持
力でマンドレルを保持するだけでなく、ブリッジ部に組
み付けられたマンドレルが、前記ブリッジ部にその厚み
方向に沿って設けられた挿入孔を通じてこれに対応する
位置に設けられた前記板状本体部の支持孔に挿入係止さ
れる止めピンによっても支持されているので、マンドレ
ルの押出方向への抜脱を確実に防止することができる。
【0014】また、この発明において、前記挿入孔はブ
リッジ部の厚み方向に貫通して設けられる一方、前記支
持孔は板状本体部の厚み方向に貫通して設けられてなる
のが好ましい。このように構成すれば、加工が容易で簡
単に雄型を製作することができる。また、ブリッジ部及
びマンドレルの板状本体部を貫通する止めピンによって
マンドレルを安定して支持することができる。
【0015】さらに、この発明において、前記雄ベアリ
ング部には、中空材の中空部にインナーフィン部を成形
するフィン成形溝部が形成されてなるのが好ましい。こ
のように構成すれば、例えば熱交換効率に優れた中空材
を成形することができ、しかもマンドレル保持孔に対す
るマンドレルの挿入の際に雄ベアリング部が前記保持孔
内面に接触して損傷等することがないので中空材におい
て高精度のインナーフィン部を成形することができる。
即ち、本発明は、上記のフィン成形溝部が形成された雄
ベアリング部を有する押出用ダイスに好適に用いること
ができる。
【0016】さらにまた、この発明において、前記止め
ピンと前記ブリッジ部及び前記マンドレルの板状本体部
とは、押出方向について該方向を法線とする面接触部で
当接されてなるのが好ましい。このように構成すれば、
止めピンと前記ブリッジ部及び前記マンドレルの板状本
体部とが線接触ないし点接触することによって作用する
集中応力の発生を防止して各部材の損傷を有効に防止す
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明にかかる中空材の
押出用ダイスを図面に示した一実施形態に基づいて説明
する。
【0018】本実施形態の中空材の押出用ダイス(1)
は、図6に示すように、熱交換器に用いられるアルミニ
ウム製偏平多孔チューブ材(T)の成形に用いられるも
のである。なお、本発明の押出用ダイスにて押出加工す
る中空材は、上記のような熱交換器用多孔チューブ材
(T)に限定されるものではなく、その他各種形状、用
途の中空材であってよい。また、中空材の材質もアルミ
ニウムに限らずその他押出に適した各種の金属であって
よい。
【0019】図1ないし図3に示すように、本実施形態
の中空材の押出用ダイス(1)は、多孔チューブ材
(T)の孔部(T1)を成形する雄型(2)と、多孔チュ
ーブ材(T)の外周部を成形する雌型(3)とを主要構
成部材としてなる。
【0020】雄型(2)は、図1に明示するように、環
状基体(4)と、マンドレル(5)と、止めピン(6)
と、蓋部材(7)を備える。
【0021】環状基体(4)は、硬質材を用いて製作さ
れたものであり、図1に示すように、リング部(8)と
ブリッジ部(9)とからなる。このリング部(8)の軸
孔は、雌型嵌合孔部(8a)として構成され、図1に示す
ように、内部にフローガイド板(16)、雌型本体(15)
とバックアップ用金型(17)とを収容しうるものとなさ
れている。また、このリング部(8)は、押出方向に厚
く形成されると共に、外周と内周の径比率が比較的大き
なものとなされ、押出速度を高めるために押出圧を高圧
に設定した場合でも弾性変形し難いものとなされてい
る。
【0022】更に、このリング部(8)の外周縁部に
は、押出方向後方に面して環状の段(8b)が設けられる
と共に、押出方向前端部外周縁に位置決めピン(25)挿
入用の半円状切欠き(8c)が設けられ、後述するホール
ド用ケース部材(18)に位置決め状態に組み付けうるも
のとなされている。なお、この雌型嵌合孔部(8a)に
は、雌型(3)を相対回転不能に同心状に収容しうるキ
ー溝(8d)(8d)が径方向対称位置に設けられている。
【0023】一方、ブリッジ部(9)は、図1に明示す
るように、リング部(8)の径方向に沿って形成されて
いる。即ち、ブリッジ部(9)は、リング部(8)の押
出方向後端面から後方に突出する態様において、リング
部(8)の雌型嵌合孔部(8a)を横切るようにリング部
(8)に一体に跨設され、ブリッジ部(9)の押出方向
先端縁が、リング部(8)後端面に略対位する状態に形
成されている。このブリッジ部(9)の形状は、後面視
H字状のものとなされている。即ち、本実施形態では、
図1に示すように、押出方向後面視においてブリッジ部
(9)の長手方向両端部が相互に対向する欠円形状に形
成されたブリッジ固定部(9a)(9a)として構成されて
いる一方、ブリッジ部(9)の長手方向中間部が矩形状
の渡り部(9b)として構成されている。
【0024】このブリッジ部(9)は、図1、図2
(イ)及び図3(イ)に示すように、渡り部(9b)の後
端面長手方向に沿って蓋収納溝(10)が形成されると共
に、その溝(10)奥底部に押出方向へ貫通した横長スリ
ット状のマンドレ保持孔(11)が形成されており、後述
するマンドレル(5)の板状本体部(5a)を適合状態に
挿入保持し得るものとなされている。ブリッジ部(9)
における渡り部(9b)は、押出材料の流動によって該渡
り部(9b)が破損等しない程度に可及的に薄く形成さ
れ、流動抵抗を小さくして押出速度の向上を図るものと
なされている。即ち、渡り部(9b)の厚さは、マンドレ
ル(5)の板状本体部(5a)厚さに対して2〜6倍程度
に設定されるのが好ましく、本実施形態では1.59m
m厚さのマンドレル(5)板状本体部(5a)に対して渡
り部(9b)厚みが8.0mmに設定されている。一方、
ブリッジ固定部(9a)(9a)は、厚肉に形成され、押出
速度を向上させた場合でも、薄肉の渡り部(9b)を安定
して固定し得るものとなされている。
【0025】また、ブリッジ部(9)の側面幅方向中央
部、即ち渡り部(9a)の側面幅方向中央部には、ブリッ
ジ部(9)を厚み方向に貫通してピン用挿入孔(12)が
設けられている。この挿入孔(12)は、マンドレル
(5)の後述する支持孔(13)に挿入する止めピン
(6)が挿入係止されるものであり、該止めピン(6)
の両端部が緊密状態に係止し得るものとなされる一方、
マンドレル保持孔(11)の押出方向後端部に連通するも
のとなされている。挿入孔(12)は、その断面形状を特
に限定するものではないが、本実施形態では、断面略方
形状をなし、その内周押出方向前面及び後面が押出方向
を法線とする平面に形成されている。また、挿入孔(1
2)の内周各コーナー部(12a)(12a)…は、円弧状に
面取りされている。
【0026】なお、ブリッジ部(9)は、その押出方向
先端中間部が先細りテーパー状に傾斜されて、押出材料
の流れがスムーズになるように形成されている。
【0027】マンドレル(5)は、超硬合金、セラミッ
クス等の超硬材からなる方形板状体であり、図4に示す
ように、ブリッジ部(9)のマンドレル保持孔(11)に
挿入配置される板状本体部(5a)と、板状本体部(5a)
の先端に一体形成された複数の中空成形部(5b)(5b)
…とからなる。
【0028】板状本体部(5a)は、マンドレル(5)の
強度を勘案して可及的に薄く形成されており、その厚み
が長手方向に沿って均一に形成されている。即ち、板状
本体部(5a)の厚みは、中空成形部(5b)における後述
する雄ベアリング部(5c)の厚さ方向寸法よりも小とな
され、可及的、即ちマンドレル(5)が押出に伴って破
損しない程度に薄く形成されている。また、板状本体部
(5a)には、その後端部幅方向中央部に厚み方向へ貫通
した支持孔(13)が形成され、図2(イ)及び図3
(イ)に示すように、該支持孔(13)の前端縁が上述し
たブリッジ(9)の挿入孔(12)の前端縁に一致させた
状態で、中空成形部(5b)(5b)…がブリッジ部(9)
から突出された状態に配置されるものとなされている。
即ち、この支持孔(13)は、ブリッジ部(9)の挿入孔
(12)に対応する位置に設けられている。この支持孔
(13)は、略方形形状をなし、止めピン(6)が若干の
遊びをもって挿通しうるものとなされている。また、支
持孔(13)は、図3(ロ)に明示するように、その内周
押出方向前面及び後面が押出方向(図示白抜き矢印)を
法線とする平面に形成されており、内周各コーナー部
(13a)(13a)…は止めピン(6)に対応して面取りさ
れている。
【0029】一方、中空成形部(5b)は、その先端部が
全周にわたり外方に僅かに膨出して雄ベアリング部(5
c)が形成されている。この雄ベアリング部(5c)は、
多孔チューブ材(T)の各孔部(T1)を成形するもので
あり、従ってその断面形状や寸法は、製造される多孔チ
ューブ材(T)によって適宜決定される。即ち、本実施
形態の雄ベアリング部(5c)は、マンドレル(5)の幅
方向両端部に配置される中空成形部(5b)(5b)におい
ては幅方向外方に指向する断面D字状に形成されている
一方、マンドレル(5)の幅方向中間部に配置される中
空成形部(5b)(5b)においては幅方向に若干細長い断
面長方形状に形成されており、その各寸法は製造される
多孔チューブ材(T)の各孔部(T1)に対応して設定さ
れている。これらの雄ベアリング部(5c)(5c)…の外
周面には、押出方向に沿う複数の細溝から構成されるフ
ィン成形溝部(5d)が形成され、インナーフィン部(T
2)を有し熱交換効率に優れた多孔チューブ材(T)が
製造されるものとなされている。
【0030】止めピン(6)は、マンドレル(5)をブ
リッジ部(9)に確実に保持せしめるもので、超硬合
金、セラミックス等の超硬材からなる。この止めピン
(6)は、図2、特に図(ロ)に明示するように、ブリ
ッジ部(9)厚みに対応する長さの略正四角柱形状をな
し、図3(ロ)に明示するように、その押出方向前面及
び後面が押出方向を法線とする平面に形成されている。
従って、マンドレル(5)が押出方向に引っ張られ或い
は同方向と反対側に押し戻された場合に、止めピン
(6)の押出方向後面或いは前面が、マンドレル(5)
の支持孔(13)の内周押出方向後面或いは前面に、及び
ブリッジ部(9)の挿入孔(12)の内周押出方向前面或
いは後面に面接触するようになされている。即ち、止め
ピン(6)とブリッジ部(9)及びマンドレル(5)の
板状本体部(5a)とは、押出方向について該方向を法線
とする面において当接するものとなされており、この面
が本発明にいう面接触部(14)(14)…を構成する。こ
の面接触部(14)により、各部材(5)(6)や部位
(9)が面接触するものとなされているので、集中応力
の発生を防止して各部材(5)(6)や部位(9)の損
傷を防止することができる。また、止めピン(6)は、
長手方向に沿うコーナー部が挿入孔(12)及び支持孔
(13)に対応して面取りされている。
【0031】蓋部材(7)は、ダイス鋼等の硬質材から
なる細長い棒状に形成され、上述のブリッジ部(9)の
蓋収納溝(10)に緊密状態に嵌合し得るものとなされて
いる。
【0032】上記構成の雄型(2)は、次のようにして
組み立てられる。先ず、マンドレル(5)を、ブリッジ
部(9)のマンドレル保持孔(11)に、その板状本体部
(5a)を押出方向前方側から、マンドレル(5)の支持
孔(13)とブリッジ部(9)の挿入孔(12)とを略一致
させる状態にまで挿入する。そして、止めピン(6)を
上記各孔(12)(13)に挿入して、ブリッジ部(9)に
マンドレル(5)をその中空成形部(5b)を突出させた
態様に組み付ける。この状態においては、止めピン
(6)長手方向中間部の外周面と支持孔(13)の内周面
との間に僅かな遊びが形成されている一方、止めピン
(6)両端部の外周面と挿入孔(12)の内周面とは密着
状態に当接され、マンドレル(5)はブリッジ部(9)
によって確実に支持されている。
【0033】次に、この止めピン(6)の長手方向両端
を溶接等により固定し、該ピン(6)の抜脱を防止し、
その上で該固定部位及びその周辺を研磨機等で研磨して
ブリッジ部(9)側面を平滑面に仕上げる。このよう
に、ブリッジ部(9)の側面を平滑面に仕上げることに
より、押出材料の流動抵抗が小さくなり、押出速度の向
上を図ることができる。
【0034】最後に、蓋部材(7)をブリッジ部(9)
の蓋収納溝(10)に緊密状態に嵌合して、雄型(2)を
組み立てる。
【0035】雌型(3)は、雌型本体(15)と、該雌型
本体(15)の押出方向後端側に配置されるフローガイド
板(16)と、雌型本体(15)の押出方向先端側に配置さ
れるバックアップ用金型部材(17)とを備える。
【0036】雌型本体(15)は、図1に明示するよう
に、超硬合金等の超硬材からなる略円形の短柱体であ
り、その軸芯部にチューブ材(T)の外周部を成形する
偏平な押出孔(15a)及びこの押出孔(15a)の押出方向
先端縁に連設され押出方向に向けて拡開するテーパー状
の型材導出孔(15b)が軸方向に貫通して設けられてい
る。なお、図中(15c)は、雌型嵌合孔部(8a)のキー
溝(8d)(8d)に係合される係合キーである。
【0037】フローガイド板(16)は、押出材料の流動
を調整するためのものであり、図1に明示するように、
ダイス鋼等の硬質材からなり外周形状が雌型本体(15)
と同一の略円盤状の形状をなす。このフローガイド板
(16)は、その軸芯部に雌型本体(15)の押出孔(15
a)に対応する連通孔(16a)が貫通して設けられてい
る。なお、図中(16b)は、雌型嵌合孔部(8a)のキー
溝(8d)(8d)に係合される係合キーである。
【0038】バックアップ用金型部材(17)は、押出中
に雌型本体(15)に作用する圧力を背後から支えるもの
である。このバックアップ用金型(17)は、図1に明示
するように、外周形状が雌型本体(15)と同一である短
柱体であり、その軸芯部には雌型本体(15)の型材導出
孔(15b)に連設される型材導出孔(17a)が形成されて
いる。なお、図中(17b)は、雌型嵌合孔部(8a)のキ
ー溝(8d)(8d)に係合される係合キーである。
【0039】上記構成の雌型(3)を雄型(2)に次の
ように組み合わせる。即ち、雄型(2)の環状基体
(4)の雌型嵌合孔部(8a)に、フローガイド板(1
6)、雌型本体(15)及びバックアップ用金型部材(1
7)を順次的に収容して焼嵌めを行うことにより、環状
基体(4)を雌型(3)を構成する各部材(16)(15)
(17)に圧接一体化する。而して、雄型(2)と雌型
(3)とが組み合わされた状態では、マンドレル(5)
の中空成形部(5b)(5b)…の雄ベアリング部(5c)
(5c)…が雌型本体(15)の押出孔(15a)内に対位さ
せた状態となる。
【0040】ホールド用ケース部材(18)は、図5に示
すように、ダイス鋼等の硬質材からなる大型円盤状体で
あり、雄型(2)の形状に対応した二つのホールド孔
(18a)(18a)が設けられていると共に、各ホールド孔
(18a)の径方向に沿ってケースブリッジ部(18b)が設
けられている。即ち、各ケースブリッジ部(18b)によ
りホールド孔(18a)を二つの材料道通孔(18d)(18
d)に分けるものとなされている。ホールド用ケース部
材(18)の各ホールド孔(18a)の押出方向中間部に
は、図2(イ)及びず3(イ)に示すように、前方に面
した環状の段(18c)(18c)が形成されている。ケース
ブリッジ部(18b)は各ホールド孔(18a)の押出方向後
端側の開口端部に形成され、その形状は雄型(2)のブ
リッジ部(9)を考慮して適宜決定される。
【0041】なお、図2(イ)に示すように、各ホール
ド孔(18a)における押出方向前端側の開口部周縁に
は、位置決めピン(25)挿入用の半円状切欠き(18e)
が設けられ、該切欠き(18e)を雄型(2)の半円状切
欠き(8c)と一致させた状態において、雄型(2)とホ
ールド用ケース部材(18)の各ブリッジ部(9)(18
b)の長手方向が一致するものとなされている。
【0042】上記構成のホールド用ケース部材(18)に
雄型(2)を次のようにして収納保持する。即ち、二つ
の雄型(2)(2)を押出方向前側から各ホールド孔
(18a)に挿入していき、その過程で、このホールド孔
(18a)の環状段(18c)に雄型(2)の環状段(8b)が
当接されて、雄型(2)がホールド孔(18a)内に位置
決め状態に嵌合ホールドされるものとなされている。環
状段(8b)(18c)同士の当接により、そこにシールが
形成され、押出中の材料洩れが防止される。
【0043】また、このホールド状態において、環状基
体(4)の前端面はホールド用ケース部材(18)の押出
方向前端面に略面一になるようになされている一方で、
雄型(2)のブリッジ部(9)押出方向後面はホールド
用ケース部材(18)のケースブリッジ部(18b)前面に
当接または近接位置に配置される。
【0044】次に、このホールド用ケース部材(18)の
前端面をバッカー(19)に組み付ける。このバッカー
(19)は、ダイス鋼等の硬質材からなりホールド用ケー
ス部材(18)に対応する外周形状の大型円盤状体であ
り、雌型本体(15)の外周サイズよりも小さなレリーフ
孔(19a)が押出孔(15a)と同心状態となるように設け
られ、ホールド用ケース部材(18)の押出方向前側に組
み付けられた状態で、押出の際、チューブ材(T)の前
方移行を許容しながら、雄型(2)及び雌型(3)を前
方側から支えるように機能する。
【0045】而して、この押出用ダイス(1)によれ
ば、マンドレル(5)が、ブリッジ部(9)に設けられ
たマンドレル保持孔(18)に、その板状本体部(5a)が
押出方向前方側から挿入されて、雄ベアリング部(5c)
(5c)…を突出させて押出孔(15a)内に対位させた状
態に組み付けられているので、マンドレル(5)は、そ
の雄ベアリング部(5c)(5c)…をマンドレル保持孔
(11)に挿通させることなく、ブリッジ部(9)に組み
付けることができる。このため、マンドレル(5)の板
状本体部(5a)の厚みが雄ベアリング部(5c)の厚さ方
向寸法より小となされた場合でも、マンドレル(5)を
ブリッジ部(9)に適正に装着することができる。従っ
て、マンドレル(5)の板状本体部(5a)を薄く形成す
ることによって、環状基体(4)のブリッジ部(9)を
可及的に薄く形成することができ、これにより押出速度
の向上を図ってチューブ材(T)の生産効率の向上を図
ることができる。また、マンドレル保持孔(11)にマン
ドレル(5)を押出方向前方側から挿入して組み付けた
場合でも、マンドレル(5)は、支持孔(13)及び挿入
孔(12)に差し込まれた止めピン(6)によって押出方
向に拘束状態に支持されているので、マンドレル(5)
の押出方向への抜脱を確実に防止することができる。こ
れらの挿入孔(12)及び支持孔(13)は、それぞれブリ
ッジ部(9)及びマンドレル(5)を貫通して形成され
ているので、容易に加工することができる。また、この
ように挿入孔(12)及び支持孔(13)が貫通形成され、
これらの孔(12)(13)の全長にわたって止めピン
(6)が挿入されているので、マンドレル(5)は安定
して支持される。
【0046】マンドレル(5)の各雄ベアリング部(5
c)には、チューブ材(T)の各孔部(T1)にインナー
フィン部(T2)を成形するフィン成形溝部(5d)が押出
方向に沿って形成されてなるので、熱交換率に優れたチ
ューブ材(T)を製造することができ、しかもマンドレ
ル(5)は押出方向前方側から挿入して雄ベアリング部
(5c)(5c)…を突出させた態様で組み付けられている
ので、マンドレル保持孔(11)内面に雄ベアリング部
(5c)が接触して破損等することもなく、チューブ材
(T)において高精度のインナーフィン部(T2)を成形
することができる。即ち、この押出用ダイス(1)は、
インナーフィン部(T2)を有するチューブ材(T)の製
造に好適に用いることができる。
【0047】以上にこの発明の一実施形態にかかる多孔
チューブ材(T)の押出用ダイス(1)について説明し
たが、この発明は上記実施形態に限定されるものではな
く、その趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能で
ある。例えば、以下のような変更が可能である上記実施
形態では、ブリッジ部(9)に設けられたマンドレル保
持孔(11)は、ブリッジ部(9)を押出方向に貫通して
形成されているが、これに限定されるものではない。マ
ンドレル保持孔の構造として、ブリッジ部の押出方向前
端面にマンドレルの板状本体部の長さに略対応する深さ
の凹部として形成されているものであっても良い。この
場合は、その加工に手間暇がかかるが蓋部材や蓋収納溝
を設ける必要がない点で有利である。
【0048】また、上記実施形態では、マンドレル
(5)の保持構造として、マンドレル(5)に貫通形成
された支持孔(12)にブリッジ部(9)を貫通形成され
た挿入孔(12)を通じて止めピン(6)が挿入係止され
るものとなされているが、マンドレルの保持構造はこの
実施形態のものに限定されない。例えば、板状のマンド
レルの表裏両面に形成された凹部として形成された支持
孔にそれぞれブリッジ部の厚さ方向両側面からマンドレ
ル保持孔に連通形成された挿入孔を通じて短柱状の止め
ピンを挿入係止してマンドレルを支持するものであって
も良い。また、挿入孔がブリッジ部の厚さ方向一側面か
らマンドレル保持孔を跨ぐ所定深さの凹部として形成さ
れ、該凹部に止めピンが挿入されると共にマンドレルに
貫通形成された支持孔に挿入係止され、マンドレルを支
持するものであっても良い。
【0049】また、上記実施形態では、断面方形状の止
めピン(9)を用いたが、止めピンの断面形状はこれに
限定されるものではない。例えば、断面凹字状に形成し
たものや、断面H字状に形成したもの、断面I字状に形
成したもの等であっても良い。
【0050】その他、部材構成、各部材の形状、大きさ
等、細部構成についての種々の設計変更も可能であるこ
とは言うまでもない。
【0051】
【発明の効果】以上のように、この発明の中空材の押出
用ダイスによれば、マンドレルが、ブリッジ部のマンド
レル保持孔に、その板状本体部が押出方向前方側から挿
入されて雄ベアリング部を突出させた態様に組み付けら
れているので、雄ベアリング部の厚さ方向寸法に影響さ
れずにマンドレルの板状本体部の厚みを設定することが
でき、板状本体部の厚さが雄ベアリング部の厚さ方向寸
法より小となされている場合であってもマンドレルをブ
リッジ部に適正に装着することができる。このため、板
状本体部の厚みを可及的に薄く形成することができ、こ
れによりブリッジ部の厚みも可及的に薄く形成すること
ができて押出速度の向上を図ることができ、中空材の生
産効率の向上を図ることができる。また、ブリッジ部に
その厚み方向に沿って設けられた挿入孔を通じてこれに
対応する位置に設けられた前記板状本体部の支持孔に止
めピンが挿入係止されることにより、マンドレルが押出
方向に拘束状態に支持されているので、マンドレルの押
出方向への抜脱を確実に防止することができる。
【0052】また、この発明において、前記挿入孔がブ
リッジ部の厚み方向に貫通して設けられる一方、前記支
持孔が板状本体部の厚み方向に貫通して設けられてなる
場合には、挿入孔及び支持孔を比較的容易に加工形成す
ることができると共に、マンドレルをマンドレル保持孔
に挿入した後、止めピンを簡単に挿入することができる
という利点がある。また、ブリッジ部及び板状本体部を
貫通する止めピンによってマンドレルを支持することが
できるので、該マンドレルを安定して支持することがで
きる。
【0053】さらに、この発明において、前記雄ベアリ
ング部には、中空材の中空部にインナーフィン部を成形
するフィン成形溝部が形成されてなる場合には、熱交換
効率に優れた中空材を成形することができるという利点
がある。しかも、マンドレルがその板状本体部がマンド
レル保持孔に押出方向前方側から挿入して組み付けられ
るので、このような雄ベアリング部に細工が施されてい
るマンドレルを挿入する場合に好適に用いられる。即
ち、マンドレル保持孔に対するマンドレルの挿入の際に
雄ベアリング部が前記保持孔内面に接触することがない
ので、雄ベアリング部に形成されたフィン形成溝部の損
傷を防止して中空材において高精度のインナーフィン部
を成形することができる。
【0054】また、この発明において、止めピンと前記
ブリッジ部及び前記マンドレルの板状本体部とは、押出
方向を法線とする面接触部で当接されてなる場合には、
止めピンと前記ブリッジ部及び前記マンドレルの板状本
体部とが線接触ないし点接触することによって作用する
集中応力の発生を防止して各部材の損傷を有効に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施形態である中空材の押出用ダイ
スを分離した状態で示す斜視図である。
【図2】図(イ)は、同押出用ダイスの縦断面図であ
る。図(ロ)は、図(イ)の要部拡大図である。
【図3】図(イ)は、同押出用ダイスの横断面図であ
る。図(ロ)は、図(イ)の要部拡大図である。
【図4】同押出用ダイスのマンドレルを示す斜視図であ
る。
【図5】同押出用ダイスのホールド用ケース部材を示す
平面図である。
【図6】同押出用ダイスにより製造される偏平多孔チュ
ーブ材を示す斜視図である。
【図7】従来の押出用ダイスを示す断面図である。
【図8】従来の押出用ダイスを示す斜視図である。
【符号の説明】
1…押出用ダイス 2…雄型 4…環状基体 5…マンドレル 5a…板状本体部 5c…雄ベアリング部 5d…フィン成形溝部 6…止めピン 8…リング部 9…ブリッジ部 11…マンドレル保持孔 12…挿入孔 13…支持孔 14…面接触部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中空材の中空部を成形する雄型が、リン
    グ部の径方向に沿うブリッジ部を有する環状基体と、先
    端に膨隆状の雄ベアリング部を有し板状本体部の厚さが
    該雄ベアリング部の厚さ方向寸法より小となされたマン
    ドレルとを備え、 該マンドレルが、前記ブリッジ部に設けられたマンドレ
    ル保持孔に、その板状本体部を押出方向前方側から挿入
    して、雄ベアリング部を突出させた態様に組み付けられ
    ると共に、前記ブリッジ部にその厚み方向に沿って設け
    られた挿入孔を通じてこれに対応する位置に設けられた
    前記板状本体部の支持孔に止めピンが挿入係止されるこ
    とにより、マンドレルが押出方向に拘束状態に支持され
    ていることを特徴とする中空材の押出用ダイス。
  2. 【請求項2】 前記挿入孔はブリッジ部の厚み方向に貫
    通して設けられる一方、前記支持孔は板状本体部の厚み
    方向に貫通して設けられてなる請求項1に記載の中空材
    の押出用ダイス。
  3. 【請求項3】 前記雄ベアリング部には、中空材の中空
    部にインナーフィン部を成形するフィン成形溝部が形成
    されてなる請求項1または請求項2に記載の中空材の押
    出用ダイス。
  4. 【請求項4】 前記止めピンと前記ブリッジ部及び前記
    マンドレルの板状本体部とは、押出方向について該方向
    を法線とする面接触部で当接されてなる請求項1ないし
    請求項3のいずれか1に記載の中空材の押出用ダイス。
JP2002033001A 2002-02-08 2002-02-08 中空材の押出用ダイス Pending JP2003230909A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002033001A JP2003230909A (ja) 2002-02-08 2002-02-08 中空材の押出用ダイス

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002033001A JP2003230909A (ja) 2002-02-08 2002-02-08 中空材の押出用ダイス

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003230909A true JP2003230909A (ja) 2003-08-19

Family

ID=27775953

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002033001A Pending JP2003230909A (ja) 2002-02-08 2002-02-08 中空材の押出用ダイス

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003230909A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100697924B1 (ko) * 2006-03-15 2007-03-20 엘에스전선 주식회사 자동차 열교환기의 pfc 튜브용 압출 다이스
JP2012030258A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Mitsubishi Alum Co Ltd 押出加工用ダイス装置
US8821147B2 (en) 2010-06-30 2014-09-02 Mitsubishi Aluminum Co., Ltd. Extrusion die device

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100697924B1 (ko) * 2006-03-15 2007-03-20 엘에스전선 주식회사 자동차 열교환기의 pfc 튜브용 압출 다이스
US8821147B2 (en) 2010-06-30 2014-09-02 Mitsubishi Aluminum Co., Ltd. Extrusion die device
JP2012030258A (ja) * 2010-07-30 2012-02-16 Mitsubishi Alum Co Ltd 押出加工用ダイス装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2003230909A (ja) 中空材の押出用ダイス
JP3763799B2 (ja) ポートホールダイス
JPH067837A (ja) 金属製押出材の押出用ダイス
JP2003225706A (ja) 中空材の押出用ダイス
JP3737470B2 (ja) ディスク基板の成形用金型および成形方法
JP2004306124A (ja) 金属製中空材の押出ダイスと押出ダイス用マンドレル
JP2003200211A (ja) チューブ材の押出用ダイス
US6086341A (en) Rotary scroll for scroll compressor and method of manufacture therefor
US6776019B2 (en) Extrusion die for hollow member, mandrel for said extrusion die and male die for said extrusion die
US7018193B2 (en) Die for molding disc substrates
JP2564088B2 (ja) 中空材複数本同時押出用の押出工具
JP2564091B2 (ja) 中空材の押出用ダイス
JP2007100905A (ja) 自動調心すべり軸受および該自動調心すべり軸受の外輪の製造方法
JP2003305527A (ja) すり割り加工方法
JPH07284841A (ja) 押出用ホローダイス及びコンフォーム押出装置
JPH0788543A (ja) 中空材の押出用ダイス
JP2003191009A (ja) 多孔チューブ材の押出用ダイス
KR100366530B1 (ko) 중공재의 압출다이스
TWI258416B (en) Mold assembly allowing core and insert alignment
JP3247223B2 (ja) アルミニウム等の金属製中空材の押出加工用の押出工具
JPH09155439A (ja) 押出用ホローダイス
JP2960347B2 (ja) 中空樹脂製品の成形方法
JP2564076B2 (ja) 押出用ダイス
JPH11129024A (ja) 中空材押出用の分割型の押出ダイス
JP2003326309A (ja) 多孔チューブ材の押出用ダイス、およびそれを用いた多孔チューブ材の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Effective date: 20050207

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

A977 Report on retrieval

Effective date: 20050607

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

A131 Notification of reasons for refusal

Effective date: 20051101

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

A02 Decision of refusal

Effective date: 20060307

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02