JP2003230825A - 廃プラスチック等を含む複合廃棄物の定量供給方法および定量供給装置 - Google Patents

廃プラスチック等を含む複合廃棄物の定量供給方法および定量供給装置

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JP2003230825A
JP2003230825A JP2002030588A JP2002030588A JP2003230825A JP 2003230825 A JP2003230825 A JP 2003230825A JP 2002030588 A JP2002030588 A JP 2002030588A JP 2002030588 A JP2002030588 A JP 2002030588A JP 2003230825 A JP2003230825 A JP 2003230825A
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雅章 中尾
Satoru Nagumo
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 不定形に破砕処理された廃プラスチック等を
含む複合廃棄物を、常に安定かつ円滑に定量供給するこ
とができ、連続運転する燃焼炉の安全性および燃焼の効
率化を容易に達成することができる廃プラスチック等を
含む複合廃棄物の定量供給方法および装置を提供する。 【解決手段】 廃プラスチック等を含む複合廃棄物を貯
留すると共に複合廃棄物を底部より送出する回転攪拌手
段12を備えた貯留室10と、前記貯留室の底部に配置
され貯留室より導入される複合廃棄物を定量化すると共
に複合廃棄物を底部より排出する回転掻出し手段22を
備えた定量室20と、前記定量室の底部に配置され定量
室より排出される複合廃棄物を下方へ案内供給する供給
シュート40と、前記回転攪拌手段12および回転掻出
し手段22を回転駆動する駆動手段42とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、各種の廃プラスチ
ック類および金属廃棄物、さらには木材および紙材等が
混在した複合廃棄物を、焼却処分もしくは燃料としての
有効利用を行うために、所要の燃焼炉に対して連続的に
定量供給するための廃プラスチック等を含む複合廃棄物
の定量供給方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、産業廃棄物等として発生する
この種の複合廃棄物を処理する手段としては、埋め立て
もしくは分別して再資源化するか、あるいは前記複合廃
棄物を破砕処理した後、熱分解槽において熱分解させて
所要の熱分解成分を回収して再資源化するか、あるいは
所要の燃焼炉において燃焼させてこの燃焼エネルギーを
他の産業工程に有効利用し、そのまま焼却処分とする等
の手段がそれぞれ知られている。
【0003】しかるに、前述した複合廃棄物を燃焼炉等
において燃焼させる場合において、特に燃焼炉等を連続
運転する際には、燃焼の効率化および燃焼炉の安全性か
らみて、前記複合廃棄物を定量供給することが必要であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記複
合廃棄物は、各種の廃プラスチック類および金属廃棄
物、さらには木材および紙材等が混在したものであるた
め、これらを予め破砕機により破砕するに際しても、そ
れぞれ均一な形状や寸法とすることは困難であり、また
このような不定形に破砕処理された複合廃棄物を、従来
公知の定量供給機構を備えた供給装置によって、常に安
定かつ連続的に定量供給することも極めて困難であっ
た。
【0005】そこで、本発明者等は、鋭意研究並びに試
作を重ねた結果、廃プラスチック等を含む複合廃棄物を
貯留すると共に複合廃棄物を底部より送出する回転攪拌
手段を備えた貯留室と、前記貯留室の底部に配置され貯
留室より導入される複合廃棄物を定量化すると共に複合
廃棄物を底部より排出する回転掻出し手段を備えた定量
室と、前記定量室の底部に配置され定量室より排出され
る複合廃棄物を下方へ案内供給する供給シュートと、前
記回転攪拌手段および回転掻出し手段を回転駆動する駆
動手段とを設けた構成とすることにより、不定形に破砕
処理された廃プラスチック等を含む複合廃棄物を、円滑
に定量供給することができ、連続運転する燃焼炉の安全
性および燃焼の効率化を容易に達成することができる廃
プラスチック等を含む複合廃棄物の定量供給装置が得ら
れることを突き止めた。
【0006】すなわち、前記貯留室は、円筒状に構成
し、底部中心に前記駆動手段と結合される円筒状または
円錐状の回転体を配置して、この回転体の先端部より上
方に延在する支持軸にそれぞれ放射状に等角度でかつ同
一平面内または段差を有して突出する複数の棒材からな
る第1の攪拌体と、前記回転体の外周面にそれぞれ放射
状に等角度でかつ同一平面内または段差を有して突出す
る複数の棒材からなる第2の攪拌体とからなる回転攪拌
手段を備えた構成とする。
【0007】そして、前記定量室は、前記貯留室の底部
に対応して円筒状に構成し、内部中心に前記駆動手段と
結合される回転胴部を配置し、上部に水平面に対し1/
4〜3/4円状に亘って被覆する第1の調圧板を設け、
その下方中位部に前記第1の調圧板によって覆われた位
置に対応して開口部分を有し前記定量室の水平面に対し
1/4〜3/4円状に亘って被覆する第2の調圧板を設
けて、前記第2の調圧板の上下部にそれぞれ第1の定量
室と第2の定量室を形成し、前記回転胴部の外周面にそ
れぞれ放射状に等角度でかつ同一平面内または段差を有
して突出する複数の棒材からなる第1の掻出し部材と、
複数のブレードからなる第2の掻出し部材と、複数の切
出片からなる第3の掻出し部材と、複数のブレードから
なる第4の掻出し部材とからなる回転掻出し手段を備え
た構成とすることにより、前記廃プラスチック等を含む
複合廃棄物の定量供給を容易に実施することができるこ
とを突き止めた。
【0008】従って、本発明の目的は、不定形に破砕処
理された廃プラスチック等を含む複合廃棄物を、常に安
定かつ円滑に定量供給することができ、連続運転する燃
焼炉の安全性および燃焼の効率化を容易に達成すること
ができる廃プラスチック等を含む複合廃棄物の定量供給
方法および装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る廃プラスチック等を含む複合廃棄物の
定量供給装置は、廃プラスチック等を含む複合廃棄物を
貯留すると共に複合廃棄物を底部より送出する回転攪拌
手段を備えた貯留室と、前記貯留室の底部に配置され貯
留室より導入される複合廃棄物を定量化すると共に複合
廃棄物を底部より排出する回転掻出し手段を備えた定量
室と、前記定量室の底部に配置され定量室より排出され
る複合廃棄物を下方へ案内供給する供給シュートと、前
記回転攪拌手段および回転掻出し手段を回転駆動する駆
動手段とを、設けたことを特徴とする。
【0010】この場合、前記貯留室は、円筒状に構成さ
れ、底部中心に前記駆動手段と結合される円筒状ないし
円錐状の回転体を配置し、この回転体の先端部より上方
に延在する支持軸にそれぞれ放射状に等角度でかつ同一
平面内または段差を有して突出する複数の棒材からなる
第1の攪拌体と、前記回転体の外周面にそれぞれ放射状
に等角度でかつ同一平面内または段差を有して突出する
複数の棒材からなる第2の攪拌体とからなる、回転攪拌
手段を備えた構成とすることができる。
【0011】また、前記回転攪拌手段における第1の攪
拌体の複数の棒材と、第2の攪拌体の複数の棒材とは、
それぞれ多角形状ないし丸棒状からなり、上下位置にお
いて放射状に突出するように設定することができる。
【0012】さらに、前記貯留室の円筒状内周面に、前
記回転攪拌手段の第1の攪拌体および/または第2の攪
拌体と対応してそれぞれ所要間隔離間して同一平面内ま
たは段差を有して突出する複数の回止め部材を配置した
構成とすることができる。
【0013】一方、前記定量室は、前記貯留室の底部に
対応して円筒状に構成され、内部中心に前記駆動手段と
結合される回転胴部を配置し、この回転胴部の外周面に
それぞれ放射状に等角度でかつ同一平面内または段差を
有して突出する複数の掻出し部材からなる回転掻出し手
段を設け、前記貯留室の底部と前記定量室との接続部
に、前記定量室の水平面に対し1/4〜3/4円状に亘
って被覆する第1の調圧板を設けると共に、その下方中
位部に前記第1の調圧板によって覆われた位置に対応し
て開口部分を有し前記定量室の水平面に対し1/4〜3
/4円状に亘って被覆する第2の調圧板を設けて、前記
第2の調圧板の上下部にそれぞれ第1の定量室と第2の
定量室を形成し、前記第2の定量室の底部に前記第2の
調圧板によって覆われた位置に対応して複合廃棄物を下
方へ案内供給する供給シュートの開口部を形成した底板
を設けた構成とすることができる。
【0014】この場合、前記定量室の第1の調圧板と第
2の調圧板との間に形成された第1の定量室において、
前記回転胴部の外周面にそれぞれ放射状に等角度でかつ
同一平面内または段差を有して突出する複数の棒材から
なる第1の掻出し部材と、前記回転胴部の外周面にそれ
ぞれ放射状に等角度でかつ同一平面内または段差を有し
て突出する複数のブレードからなる第2の掻出し部材と
からなり、前記第1の掻出し部材と第2の掻出し部材と
を上下2段に構成配置した回転掻出し手段を備えた構成
とすることができる。
【0015】そして、前記回転掻出し手段における第1
の掻出し部材の複数の棒材は、多角形状ないし丸棒状か
らなり、これら複数の棒材と第2の掻出し部材の複数の
ブレードとは、それぞれ上下位置において放射状に突出
するように設定することができる。
【0016】また、前記定量室の第2の調圧板の下方に
形成された第2の定量室において、前記回転胴部の外周
面にそれぞれ放射状に等角度でかつ同一平面内または段
差を有して突出する複数の切出片からなる第3の掻出し
部材と、前記回転胴部の外周面にそれぞれ放射状に等角
度でかつ同一平面内または段差を有して突出する複数の
ブレードからなる第4の掻出し部材とからなり、前記第
3の掻出し部材と第4の掻出し部材とを上下2段に構成
配置した回転掻出し手段を備えた構成とすることができ
る。
【0017】そして、前記回転掻出し手段における第3
の掻出し部材の複数の切出片と第2の掻出し部材の複数
のブレードとは、それぞれ上下位置において放射状に突
出するように設定することができる。
【0018】さらに、前記第1の調圧板および第2の調
圧板は、それぞれ回転掻出し部材の回転方向に対する被
覆開始端縁部を回転胴部の外周部におけるほぼ接線方向
と一致するように設定することができる。
【0019】また、本発明においては、前記貯留室の円
錐回転体と前記定量室の回転胴部とは、一体的に結合さ
れ、前記回転胴部の上端部は、前記貯留室の底部と前記
定量室とを仕切る第1の調圧板より上方の前記貯留室内
に位置するよう設定することができる。
【0020】さらに、前記第2の調圧板の上部に、複合
廃棄物を第2の定量室へ強制的に落下させるためのガイ
ドを設けた構成とすることができる。
【0021】さらにまた、前記第1の調圧板および/ま
たは第2の調圧板のそれぞれ被覆開始端縁部に対し、複
合廃棄物の流動化を促進するためのエア供給手段を設け
た構成とすることができる。
【0022】同様に、前記貯留室の円筒状内周面に突出
配置した回止め部材に対し、複合廃棄物の流動化を促進
するためのエア供給手段を設けた構成とすることができ
る。
【0023】そして、前記定量室の下部外周の一部に、
メンテナンス作業可能な開閉部を設けた構成とすること
ができる。
【0024】また、本発明に係る廃プラスチック等を含
む複合廃棄物の定量供給装置は、中心部に駆動手段によ
り回転駆動する回転体を設けて、この回転体に対しそれ
ぞれ放射状に同一平面内または段差を有して突出する複
数の棒材からなる回転攪拌手段を備え、廃プラスチック
等を含む複合廃棄物を貯留すると共に複合廃棄物を底部
より送出するように構成した貯留室と、前記貯留室の底
部において、中心部に前記回転体と連動する回転部を設
けると共に、上部に水平面に対し1/4〜3/4円状に
亘って被覆する第1の調圧板を設け、その下方中位部に
前記第1の調圧板によって覆われた位置に対応して開口
部分を有し前記定量室の水平面に対し1/4〜3/4円
状に亘って被覆する第2の調圧板を設けて、前記第2の
調圧板の上下部にそれぞれ第1の定量室と第2の定量室
を形成し、前記回転部の外周にそれぞれ放射状に同一平
面内または段差を有して突出する複数の掻出し部材から
なる回転掻出し手段を備え、前記貯留室より導入される
複合廃棄物を定量化すると共に複合廃棄物を底部より排
出するように構成した定量室と、前記第2の定量室の底
部に前記第2の調圧板によって覆われた位置に対応して
複合廃棄物を下方へ案内供給する供給シュートの開口部
を形成して、定量室より排出される複合廃棄物を下方へ
案内供給する供給シュートと、前記回転体および回転部
とを一体的に結合して回転駆動する駆動手段とを、設け
たことを特徴とする。
【0025】すなわち、本発明に係る廃プラスチック等
を含む複合廃棄物の定量供給装置は、中心部に駆動手段
により回転駆動する回転体を設けて、この回転体に対し
それぞれ放射状に等角度でかつ同一平面内または段差を
有して突出する複数の棒材からなる第1の攪拌体および
第2の攪拌体とからなる回転攪拌手段を備え、廃プラス
チック等を含む複合廃棄物を貯留すると共に複合廃棄物
を底部より送出するように構成した貯留室と、前記貯留
室の底部において、中心部に前記回転体と連動する回転
胴部を設けると共に、上部に水平面に対し1/4〜3/
4円状に亘って被覆する第1の調圧板を設け、その下方
中位部に前記第1の調圧板によって覆われた位置に対応
して開口部分を有し前記定量室の水平面に対し1/4〜
3/4円状に亘って被覆する第2の調圧板を設けて、前
記第2の調圧板の上下部にそれぞれ第1の定量室と第2
の定量室を形成し、前記回転胴部の外周面にそれぞれ放
射状に等角度でかつ同一平面内または段差を有して突出
する複数の棒材からなる第1の掻出し部材と、複数のブ
レードからなる第2の掻出し部材と、複数の切出片から
なる第3の掻出し部材と、複数のブレードからなる第4
の掻出し部材とからなる回転掻出し手段を備え、前記貯
留室より導入される複合廃棄物を定量化すると共に複合
廃棄物を底部より排出するように構成した定量室と、前
記第2の定量室の底部に前記第2の調圧板によって覆わ
れた位置に対応して複合廃棄物を下方へ案内供給する供
給シュートの開口部を形成して、定量室より排出される
複合廃棄物を下方へ案内供給する供給シュートと、前記
回転体および回転胴部とを一体的に結合して回転駆動す
る駆動手段とを、設けた構成とすることができる。
【0026】また、本発明に係る廃プラスチック等を含
む複合廃棄物の定量供給方法は、中心部に駆動手段によ
り回転駆動する回転体を設けて、この回転体に対しそれ
ぞれ放射状に同一平面内または段差を有して突出する複
数の棒材からなる回転攪拌手段により、複合廃棄物を攪
拌しながら貯留室から定量室へ送出する工程と、中心部
に前記回転体と連動する回転部を設けると共に、上部に
水平面に対し1/4〜3/4円状に亘って被覆する第1
の調圧板を設け、その下方中位部に前記第1の調圧板に
よって覆われた位置に対応して開口部分を有し前記定量
室の水平面に対し1/4〜3/4円状に亘って被覆する
第2の調圧板を設けて、前記第2の調圧板の上下部にそ
れぞれ第1の定量室と第2の定量室を形成し、前記第2
の定量室の底部に前記第2の調圧板によって覆われた位
置に対応して複合廃棄物を下方へ案内供給する供給シュ
ートの開口部を形成し、前記第1の定量室において、前
記回転部の外周にそれぞれ放射状に同一平面内または段
差を有して突出する複数の棒材からなる第1の掻出し部
材と、前記回転部の外周にそれぞれ放射状に同一平面内
または段差を有して突出する複数のブレードからなる第
2の掻出し部材とからなり、前記第1の掻出し部材と第
2の掻出し部材とを上下2段に構成配置した回転掻出し
手段により、複合廃棄物の定量化を行う工程と、さらに
前記第2の定量室において、前記回転部の外周にそれぞ
れ放射状に同一平面内または段差を有して突出する複数
の切出片からなる第3の掻出し部材と、前記回転部の外
周にそれぞれ放射状に同一平面内または段差を有して突
出する複数のブレードからなる第4の掻出し部材とから
なり、前記第3の掻出し部材と第4の掻出し部材とを上
下2段に構成配置した回転掻出し手段により、複合廃棄
物を定量室から供給シュートへ定量供給する工程とから
なることを特徴とする。
【0027】すなわち、本発明に係る廃プラスチック等
を含む複合廃棄物の定量供給方法は、中心部に駆動手段
により回転駆動する回転体を設けて、この回転体に対し
それぞれ放射状に等角度でかつ同一平面内または段差を
有して突出する複数の棒材からなる第1の攪拌体と第2
の攪拌体とからなる回転攪拌手段により、複合廃棄物を
攪拌しながら貯留室から定量室へ送出する工程と、中心
部に前記回転体と連動する回転胴部を設けると共に、上
部に水平面に対し1/4〜3/4円状に亘って被覆する
第1の調圧板を設け、その下方中位部に前記第1の調圧
板によって覆われた位置に対応して開口部分を有し前記
定量室の水平面に対し1/4〜3/4円状に亘って被覆
する第2の調圧板を設けて、前記第2の調圧板の上下部
にそれぞれ第1の定量室と第2の定量室を形成し、前記
第2の定量室の底部に前記第2の調圧板によって覆われ
た位置に対応して複合廃棄物を下方へ案内供給する供給
シュートの開口部を形成し、前記第1の定量室におい
て、前記回転胴部の外周面にそれぞれ放射状に等角度で
かつ同一平面内または段差を有して突出する複数の棒材
からなる第1の掻出し部材と、前記回転胴部の外周面に
それぞれ放射状に等角度でかつ同一平面内または段差を
有して突出する複数のブレードからなる第2の掻出し部
材とからなり、前記第1の掻出し部材と第2の掻出し部
材とを上下2段に構成配置した回転掻出し手段により、
複合廃棄物を定量化を行う工程と、さらに前記第2の定
量室において、前記回転胴部の外周面にそれぞれ放射状
に等角度でかつ同一平面内または段差を有して突出する
複数の切出片からなる第3の掻出し部材と、前記回転胴
部の外周面にそれぞれ放射状に等角度でかつ同一平面内
または段差を有して突出する複数のブレードからなる第
4の掻出し部材とからなり、前記第3の掻出し部材と第
4の掻出し部材とを上下2段に構成配置した回転掻出し
手段により、複合廃棄物を定量室から供給シュートへ定
量供給する工程とからなる。
【0028】
【発明の実施の形態】次に、本発明に係る廃プラスチッ
ク等を含む複合廃棄物の定量供給方法およびこの方法を
実施する複合廃棄物の定量供給装置の実施例につき、添
付図面を参照しながら以下詳細に説明する。
【0029】図1ないし図5は、本発明に係る廃プラス
チック等を含む複合廃棄物の定量供給装置の一実施例を
示すものである。すなわち、図1ないし図5において、
本実施例における定量供給装置は、廃プラスチック等を
含む複合廃棄物を貯留すると共に複合廃棄物を底部より
送出する貯留室10と、前記貯留室10の底部に配置さ
れて貯留室10より導入される複合廃棄物を定量化する
と共に複合廃棄物を底部より排出する定量室20と、前
記定量室の底部に配置されて定量室より排出される複合
廃棄物を下方へ案内供給する供給シュート40とを設け
た基本構成からなる。
【0030】そして、図4および図5に示すように、前
記貯留室10は、円筒状に構成され、複合廃棄物を底部
より送出する回転攪拌手段12を備える。また、前記定
量室20は、前記貯留室10の底部に対応して円筒状に
構成され、複合廃棄物を定量化して底部より排出する回
転掻出し手段22を備える。さらに、前記回転攪拌手段
12および回転掻出し手段22を回転駆動する駆動手段
42が設けられる。
【0031】しかるに、前記貯留室10における回転攪
拌手段12は、底部中心に前記駆動手段42と結合され
る円錐状に形成した回転体14が配置され、この回転体
14の先端部より上方に延在する支持軸15にそれぞれ
放射状に等角度(図示例では120°)でかつ同一平面
内または段差を有して突出する複数の棒材16a、16
b、16cからなる第1の攪拌体16が設けられる〔図
6の(a)、(b)参照〕。また、前記回転体14の外
周面にそれぞれ放射状に等角度(図示例では120°)
でかつ同一平面内または段差を有して突出する複数の棒
材18a、18b、18cからなる第2の攪拌体18が
設けられる〔図7の(a)、(b)参照〕。
【0032】なお、図示例においては、前記棒材16
a、16b、16c、18a、18b、18cを、丸棒
で構成した場合を示したが、多角形状の棒材を使用する
ことも可能である。また、前記回転体14については、
円錐状に限定されることなく、円筒状とすることも可能
である。
【0033】前記回転攪拌手段12における第1の攪拌
体16の複数の棒材16a、16b、16cと、第2の
攪拌体18の複数の棒材18a、18b、18cとは、
それぞれ上下において放射状に突出するように設定する
(図5参照)。この場合、上下において放射状に突出す
る前記第1の攪拌体16および第2の攪拌体18のそれ
ぞれ複数の棒材16a、16b、16cと18a、18
b、18cとは、それぞれ円周方向の角度位置が一致し
ないよう(図示例では60°ずらしている)に設定すれ
ば好適である(図5参照)。
【0034】また、前記貯留室10の円筒状内周面に、
前記回転攪拌手段12の第1の攪拌体16および第2の
攪拌体18と対応して、それぞれ所要間隔離間して同一
平面内または段差を有して突出する複数からなる第1の
回止め部材19Aおよび第2の回止め部材19Bを配置
することにより(図4および図5参照)、貯留室10内
において複合廃棄物が回転攪拌手段12と一体的に回転
して回転攪拌機能が阻害されるのを有効に防止すること
ができる。なお、前記第1の回止め部材19Aおよび第
2の回止め部材19Bの形状については、図示例に限定
されることなく種々の形状からなるものを適用すること
ができるばかりでなく、前記第1の回止め部材19Aお
よび第2の回止め部材19Bは、いずれか一方のみを設
けた構成とすることも可能である。
【0035】このように構成された貯留室10において
は、順次投入される不定形の複合廃棄物に対し、回転攪
拌手段12の回転駆動により、それぞれ第1の攪拌体1
6および第2の攪拌体18に絡み着くことなく、下方に
位置する定量室20へ円滑に送給することができる。な
お、特に前記回転攪拌手段12における第2の攪拌体1
8を構成する各棒材の回転体14に対する取付け基部に
は、それぞれ回転方向後方位置に補強用リブ17を設け
ることにより、回転攪拌手段12としての強度を十分に
高めることができる〔図7の(a)参照〕。
【0036】一方、前記貯留室10の底部と前記定量室
20との接続部には、前記定量室20の水平面に対し1
/4〜3/4円状(図示例ではほぼ1/2円状=180
°)に亘って被覆する第1の調圧板30を設ける〔図8
の(a)、(b)参照〕と共に、その下方中位部に、前
記第1の調圧板30によって覆われた位置に対応して開
口部分32aを有し前記定量室20の水平面に対しほぼ
1/4〜3/4円状(図示例ではほぼ3/4円状=27
0°)に亘って被覆する第2の調圧板32を配設して
〔図12の(a)、(b)、(c)、(d)参照〕、前
記第2の調圧板32の上下部にそれぞれ第1の定量室2
0Aと第2の定量室20Bとを形成する。そして、前記
定量室20の第2の定量室20Bの底部に第2の調圧板
32によって覆われた位置に対応して複合廃棄物を下方
へ案内供給する供給シュート40に連通する開口部34
aを形成した底板34を配設する〔図5、図9、図11
参照〕。
【0037】しかるに、前記定量室20には、内部中心
に前記駆動手段42と結合される回転胴部24が配置さ
れ、前記第1の定量室20Aに対応し、回転掻出し手段
22として、回転胴部24の外周面にそれぞれ放射状に
等角度(図示例では90°)でかつ同一平面内または段
差を有して突出する複数の棒材26a、26b、26
c、26dからなる第1の掻出し部材26が設けられる
〔図9、図10の(a)、(b)参照〕。また、前記回
転胴部24の外周面にそれぞれ放射状に等角度(図示例
では90°)でかつ同一平面内または段差を有して突出
する複数のブレード28a、28b、28c、28dか
らなる第2の掻出し部材28が設けられる〔図9、図1
0の(a)、(c)参照〕。なお、図示例においては、
前記棒材26a、26b、26c、26dを、丸棒で構
成した場合を示したが、多角形状の棒材を使用すること
も可能である。
【0038】前記回転掻出し手段22における第1の掻
出し部材26の複数の棒材26a、26b、26c、2
6dと、第2の掻出し部材28の複数のブレード28
a、28b、28c、28dとは、それぞれ上下におい
て放射状に突出するように設定する〔図8の(a)参
照〕。この場合、上下において放射状に突出する前記第
1の掻出し部材26および第2の掻出し部材28のそれ
ぞれ複数の棒材26a、26b、26c、26dと複数
のブレード28a、28b、28c、28dとは、それ
ぞれ円周方向の角度位置が一致しないよう(図示例では
45°ずらしている)に設定すれば好適である〔図8の
(a)参照〕。なお、前記回転掻出し手段22における
第1の掻出し部材26および第2の掻出し部材28を構
成する各棒材およびブレードの回転胴部24に対する取
付け基部には、それぞれ回転方向後方位置に補強用リブ
25、27を設けることにより、回転掻出し手段22と
しての強度を十分に高めることができる〔図8の(a)
参照〕。
【0039】一方、前記第2の定量室20Bに対応し、
回転掻出し手段22として、回転胴部24の外周面にそ
れぞれ放射状に等角度(図示例では45°)でかつ同一
平面内または段差を有して突出する複数の切出片36
a、36b、36c、36d、36e、36f、36
g、36hからなる第3の掻出し部材36が設けられる
〔図11、図13参照〕。また、前記回転胴部24の外
周面にそれぞれ放射状に等角度(図示例では45°)で
かつ同一平面内または段差を有して突出する複数のブレ
ード38a、38b、38c、38d、38e、38
f、38g、38hからなる第4の掻出し部材28が設
けられる〔図11、図13参照〕。
【0040】前記回転掻出し手段22における第3の掻
出し部材36の複数の切出片36a、36b、36c、
36d、36e、36f、36g、36hと、第4の掻
出し部材38の複数のブレード38a、38b、38
c、38d、38e、38f、38g、38hとは、そ
れぞれ上下において放射状に突出するように設定する
〔図13参照〕。この場合、上下において放射状に突出
する前記第3の掻出し部材36および第4の掻出し部材
38のそれぞれ複数の切出片36a、36b、36c、
36d、36e、36f、36g、36hと複数のブレ
ード38a、38b、38c、38d、38e、38
f、38g、38hとは、それぞれ円周方向の角度位置
が一致しないよう(図示例では22.5°ずらしてい
る)に設定すれば好適である〔図13参照〕。なお、前
記回転掻出し手段22における第3の掻出し部材36お
よび第4の掻出し部材38を構成する切出片およびブレ
ードの回転胴部24に対する取付け基部に、それぞれ回
転方向後方位置に前記と同様にして適宜補強用リブを設
けることにより、回転掻出し手段22としての強度を十
分に高めることができる。
【0041】このように構成された定量室20において
は、第1の調圧板30と第2の調圧板30との間に形成
された第1の定量室20Aで、回転掻出し手段22の第
1の掻出し部材26および第2の掻出し部材28によっ
て、上部の貯留室10から導入される不定形の複合廃棄
物が絡み着くことなく、混合攪拌を促進すると共に、第
2の定量室20Bへの送給を安定かつ円滑に行うと共
に、第2の定量室20Bでは、回転掻出し手段22の第
3の掻出し部材36および第4の掻出し部材38によっ
て、不定形の複合廃棄物を供給シュート40に対し安定
かつ円滑に定量送給することができる。なお、前記第4
の掻出し部材38の下方において、第2の定量室20B
の底部となる回転胴部24の下端部には、その間隙部へ
の複合廃棄物の侵入を防止するために、適宜掻出し羽根
39(図4参照)を設ければ好適である。
【0042】また、前記第1の調圧板30および第2の
調圧板32は、それぞれ回転掻出し部材22の回転方向
に対する被覆開始端縁部30a、32aを、回転胴部2
4の外周部におけるほぼ接線方向と一致するように設定
する〔図5、図9参照〕。この場合、前記被覆開始端縁
部30a、32aの端面形状は、それぞれ湾曲状に形成
することにより、複合廃棄物の移動ないし送給を円滑に
行うことができる〔図8の(a)、(b)および図12
の(a)、(b)参照〕。
【0043】さらに、前記第1の調圧板30および第2
の調圧板32のそれぞれ回転掻出し部材22の回転方向
に対する被覆終端縁部30b、32bは、回転胴部24
に対しその半径方向と一致するようにそれぞれ設定する
ことができる〔図8の(a)および図12の(a)参
照〕。なお、前記第2の調圧板32のその他の端縁部3
2c、32dにおける端面形状は、それぞれ図12の
(c)、(d)に示すように構成される。
【0044】本実施例の定量供給装置において、前記貯
留室10の円錐回転体14と前記定量室20の回転胴部
24とは、一体的に結合され、前記回転胴部24の上端
部は、前記貯留室10の底部と前記定量室20とを仕切
る第1の調圧板30より若干上方の前記貯留室10内に
位置するよう設定すれば、貯留室10から定量室20へ
の複合廃棄物の送給を円滑に行うのに好適である(図4
参照)。
【0045】また、前記第1の調圧板30を配置した前
記貯留室10と前記定量室20との接続部において、前
記貯留室10の内径より前記定量室20の内径を縮小し
て、複合廃棄物の定量室20内に対する過重圧を分散す
るための段部13を設けることにより、貯留室10に投
入された複合廃棄物の重量圧の一部を前記段部13にお
いて受け、定量室20への圧密を解消して複合廃棄物の
送給を円滑に達成するのに好適である(図4参照)。な
お、前記段部13に代えて、貯留室10の内壁面から定
量室20の内壁面に指向して傾斜する傾斜部を設けて
も、同様の作用および効果を得ることができる。
【0046】さらに、前記定量室20における第2の調
圧板32の上面部には、回転掻出し部手段22の外周部
に対応して、第1の定量室20Aに残留する複合廃棄物
を第2の定量室20Bへ強制的に落下させるためのガイ
ド35を設けることにより、複合廃棄物の給を円滑に達
成することができる(図5、図9参照)。また、前記第
2の調圧板32の下面部には、回転掻出し部手段22の
第3の掻出し部材36に対応してそれぞれ切出片36a
〜36hと交差接触するように掻落し弾性片37を設け
ることにより、第2の定量室20Bから供給シュート4
0への複合廃棄物の掻落し送給を円滑に達成することが
できる(図4、図11参照)。
【0047】なお、本実施例の定量供給装置において
は、例えば前記第1の調圧板30および/または第2の
調圧板32のそれぞれ被覆開始端縁部30a、32aに
対し、複合廃棄物の流動化を促進するためのエア供給手
段50を設けることにより、複合廃棄物の送給をより円
滑に達成することができる(図5、図8の(a)、
(b)、図12の(a)、(b)参照)。
【0048】また、前記貯留室10の円筒状内周面に突
出配置した第1の回止め部材19Aおよび第2の回止め
部材19Bに対し、複合廃棄物の流動化を促進するため
のエア供給手段51Aおよび51Bをそれぞれ設けるこ
とによっても、前記と同様に複合廃棄物の送給をより円
滑に達成することができる(図5参照)。
【0049】さらに、前記貯留室10の外周の一部や、
前記定量室20の外周の一部に、それぞれ監視窓部44
を適宜設けることができる。そして、前記定量室20の
下部外周の一部には、メンテナンス作業可能な開閉部4
6を設けて、複合廃棄物を流動化させるためのメンテナ
ンス作業を簡便に行うよう構成すれば好適である。な
お、図1ないし図3において、参照符号48は、前記貯
留室10の頂部と前記定量室20の底部とを相互に連通
する均圧管を示す。
【0050】以上、本発明の好適な実施例についてそれ
ぞれ説明したが、本発明は前記実施例に限定されること
なく、例えば貯留室10の回転体14や定量室20の回
転胴部24の形状、また回転攪拌手段および回転掻出し
手段の各構成部材の形状、寸法、設置位置および使用個
数等については、それぞれ必要に応じて任意の形状およ
び構成とすると共に、使用個数の増減等について適宜変
更することが可能であり、その他本発明の精神を逸脱し
ない範囲内において、多くの設計変更を行うことができ
る。
【0051】
【発明の効果】前述した実施例から明らかな通り、本発
明に係る廃プラスチック等を含む複合廃棄物の定量供給
方法および装置によれば、廃プラスチック等を含む複合
廃棄物を貯留すると共に複合廃棄物を底部より送出する
回転攪拌手段を備えた貯留室と、前記貯留室の底部に配
置され貯留室より導入される複合廃棄物を定量化すると
共に複合廃棄物を底部より排出する回転掻出し手段を備
えた定量室と、前記定量室の底部に配置され定量室より
排出される複合廃棄物を下方へ案内供給する供給シュー
トと、前記回転攪拌手段および回転掻出し手段を回転駆
動する駆動手段とを設けた構成とすることにより、不定
形に破砕処理された廃プラスチック等を含む複合廃棄物
を、常に安定かつ円滑に定量供給することができ、例え
ば連続運転する燃焼炉の安全性および燃焼の効率化を容
易に達成することができる。
【0052】また、請求項2ないし4に記載の定量供給
装置によれば、貯留室から定量室への複合廃棄物の送給
を円滑に達成することができる。一方、請求項5ないし
11に記載の定量供給装置によれば、定量室における複
合廃棄物の定量化と供給シュートへの安定かつ円滑な定
量送給を容易に達成することができる。そして、請求項
12ないし15に記載の定量供給装置によれば、貯留室
および定量室における複合廃棄物の安定かつ円滑な定量
送給のための流動化を促進させることができる等の利点
が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る廃プラスチック等を含む複合廃棄
物の定量供給方法を実施する装置の一実施例を示す概略
正面図である。
【図2】図1に示す複合廃棄物の定量供給装置の概略左
側面図である。
【図3】図1に示す複合廃棄物の定量供給装置の概略平
面図である。
【図4】図1に示す複合廃棄物の定量供給装置の要部縦
断面図である。
【図5】図4に示す複合廃棄物の定量供給装置の貯留部
内の概略平面図である。
【図6】(a)は図5に示す回転攪拌手段の第1の攪拌
体の概略平面図、(b)は(a)に示す第1の攪拌体の
取付け状態を示す要部縦断面正面図である。
【図7】(a)は図5に示す回転攪拌手段の第2の攪拌
体の概略平面図、(b)は(a)に示す第2の攪拌体の
取付け状態を示す要部縦断面正面図である。
【図8】(a)は図5に示す第1の調圧板の概略平面
図、(b)は(a)のB−B線要部断面図である。
【図9】図4のIX−IX線断面図である。
【図10】(a)は図9に示す回転掻出し手段の第1の
掻出し部材および第2の掻出し部材の概略平面図、
(b)は(a)のB−B線要部縦断面正面図、(c)は
(a)のC−C線要部縦断面正面図である。
【図11】図4のXI−XI線断面図である。
【図12】(a)は図11に示す第2の調圧板の概略平
面図、(b)は(a)のB−B線要部断面図、(c)は
(a)のC−C線要部断面図、(d)は(a)のD−D
線要部断面図である。
【図13】図4のXIII−XIII線断面図であって回転掻出
し手段の第3の掻出し部材および第4の掻出し部材の概
略平面図である。
【図14】図13に示す底板の概略平面図である。
【符号の説明】
10 貯留室 12 回転攪拌手段 13 段部 14 回転体 15 支持軸 16 第1の攪拌体 16a、16b、16c 棒材 17 補強用リブ 18 第2の攪拌体 18a、18b、18c 棒材 19A 第1の回止め部材 19B 第2の回止め部材 20 定量室 20A 第1の定量室 20B 第2の定量室 22 回転掻出し手段 24 回転胴部 24a 外周部 25 補強用リブ 26 第1の掻出し部材 26a、26b、26c、26d 棒材 27 補強用リブ 28 第2の掻出し部材 28a、28b、28c、28d ブレード 30 第1の調圧板 30a 被覆開始端縁部 30b 終端縁部 32 第2の調圧板 32a 被覆開始端縁部 32b 終端縁部 32c、32d 端縁部 34 底板 34a 開口部 35 ガイド 36 第3の掻出し部材 36a〜36h 切出片 37 掻落し弾性片 38 第4の掻出し部材 38a〜38h ブレード 39 掻出し羽根 40 供給シュート 42 駆動手段 44 監視窓部 46 開閉部 48 均圧管 50 エア供給手段 51A エア供給手段 51B エア供給手段
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B01F 15/02 B01F 15/02 C (72)発明者 南雲 了 東京都品川区西五反田7丁目22番17号 株 式会社粉研パウテックス内 Fターム(参考) 4G037 AA11 EA04 4G068 AA02 AB30 AC20 AD01 AF40 4G078 AA06 AB01 AB05 AB20 BA05 BA09 CA01 CA05 CA13 CA17 DA30 EA10

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃プラスチック等を含む複合廃棄物を貯
    留すると共に複合廃棄物を底部より送出する回転攪拌手
    段を備えた貯留室と、 前記貯留室の底部に配置され貯留室より導入される複合
    廃棄物を定量化すると共に複合廃棄物を底部より排出す
    る回転掻出し手段を備えた定量室と、 前記定量室の底部に配置され定量室より排出される複合
    廃棄物を下方へ案内供給する供給シュートと、 前記回転攪拌手段および回転掻出し手段を回転駆動する
    駆動手段とを、設けたことを特徴とする廃プラスチック
    等を含む複合廃棄物の定量供給装置。
  2. 【請求項2】 前記貯留室は、円筒状に構成され、底部
    中心に前記駆動手段と結合される円筒状ないし円錐状の
    回転体を配置し、この回転体の先端部より上方に延在す
    る支持軸にそれぞれ放射状に等角度でかつ同一平面内ま
    たは段差を有して突出する複数の棒材からなる第1の攪
    拌体と、前記回転体の外周面にそれぞれ放射状に等角度
    でかつ同一平面内または段差を有して突出する複数の棒
    材からなる第2の攪拌体とからなる、回転攪拌手段を備
    えたことを特徴とする請求項1記載の廃プラスチック等
    を含む複合廃棄物の定量供給装置。
  3. 【請求項3】 前記回転攪拌手段における第1の攪拌体
    の複数の棒材と、第2の攪拌体の複数の棒材とは、それ
    ぞれ多角形状ないし丸棒状からなり、上下位置において
    放射状に突出することを特徴とする請求項2記載の廃プ
    ラスチック等を含む複合廃棄物の定量供給装置。
  4. 【請求項4】 前記貯留室の円筒状内周面に、前記回転
    攪拌手段の第1の攪拌体および/または第2の攪拌体と
    対応してそれぞれ所要間隔離間して同一平面内または段
    差を有して突出する複数の回止め部材を配置することを
    特徴とする請求項2または3記載の廃プラスチック等を
    含む複合廃棄物の定量供給装置。
  5. 【請求項5】 前記定量室は、前記貯留室の底部に対応
    して円筒状に構成され、内部中心に前記駆動手段と結合
    される回転胴部を配置し、この回転胴部の外周面にそれ
    ぞれ放射状に等角度でかつ同一平面内または段差を有し
    て突出する複数の掻出し部材からなる回転掻出し手段を
    設け、前記貯留室の底部と前記定量室との接続部に、前
    記定量室の水平面に対し1/4〜3/4円状に亘って被
    覆する第1の調圧板を設けると共に、その下方中位部に
    前記第1の調圧板によって覆われた位置に対応して開口
    部分を有し前記定量室の水平面に対し1/4〜3/4円
    状に亘って被覆する第2の調圧板を設けて、前記第2の
    調圧板の上下部にそれぞれ第1の定量室と第2の定量室
    を形成し、前記第2の定量室の底部に前記第2の調圧板
    によって覆われた位置に対応して複合廃棄物を下方へ案
    内供給する供給シュートの開口部を形成した底板を設け
    ることを特徴とする請求項1記載の廃プラスチック等を
    含む複合廃棄物の定量供給装置。
  6. 【請求項6】 前記定量室の第1の調圧板と第2の調圧
    板との間に形成された第1の定量室において、前記回転
    胴部の外周面にそれぞれ放射状に等角度でかつ同一平面
    内または段差を有して突出する複数の棒材からなる第1
    の掻出し部材と、前記回転胴部の外周面にそれぞれ放射
    状に等角度でかつ同一平面内または段差を有して突出す
    る複数のブレードからなる第2の掻出し部材とからな
    り、前記第1の掻出し部材と第2の掻出し部材とを上下
    2段に構成配置した回転掻出し手段を備えたことを特徴
    とする請求項5記載の廃プラスチック等を含む複合廃棄
    物の定量供給装置。
  7. 【請求項7】 前記回転掻出し手段における第1の掻出
    し部材の複数の棒材は多角形状ないし丸棒状からなり、
    これら複数の棒材と第2の掻出し部材の複数のブレード
    とは、それぞれ上下位置において放射状に突出すること
    を特徴とする請求項6記載の廃プラスチック等を含む複
    合廃棄物の定量供給装置。
  8. 【請求項8】 前記定量室の第2の調圧板の下方に形成
    された第2の定量室において、前記回転胴部の外周面に
    それぞれ放射状に等角度でかつ同一平面内または段差を
    有して突出する複数の切出片からなる第3の掻出し部材
    と、前記回転胴部の外周面にそれぞれ放射状に等角度で
    かつ同一平面内または段差を有して突出する複数のブレ
    ードからなる第4の掻出し部材とからなり、前記第3の
    掻出し部材と第4の掻出し部材とを上下2段に構成配置
    した回転掻出し手段を備えたことを特徴とする請求項5
    記載の廃プラスチック等を含む複合廃棄物の定量供給装
    置。
  9. 【請求項9】 前記回転掻出し手段における第3の掻出
    し部材の複数の切出片と第2の掻出し部材の複数のブレ
    ードとは、それぞれ上下位置において放射状に突出する
    ことを特徴とする請求項8記載の廃プラスチック等を含
    む複合廃棄物の定量供給装置。
  10. 【請求項10】 前記第1の調圧板および第2の調圧板
    は、それぞれ回転掻出し部材の回転方向に対する被覆開
    始端縁部を回転胴部の外周部におけるほぼ接線方向と一
    致するように設定したことを特徴とする請求項5、6ま
    たは8記載の廃プラスチック等を含む複合廃棄物の定量
    供給装置。
  11. 【請求項11】 前記貯留室の円錐回転体と前記定量室
    の回転胴部とは、一体的に結合され、前記回転胴部の上
    端部は、前記貯留室の底部と前記定量室とを仕切る第1
    の調圧板より上方の前記貯留室内に位置するよう設定し
    たことを特徴とする請求項2ないし10のいずれかに記
    載の廃プラスチック等を含む複合廃棄物の定量供給装
    置。
  12. 【請求項12】 前記第2の調圧板の上部に、複合廃棄
    物を第2の定量室へ強制的に落下させるためのガイドを
    設けたことを特徴とする請求項5ないし11のいずれか
    に記載の廃プラスチック等を含む複合廃棄物の定量供給
    装置。
  13. 【請求項13】 前記第1の調圧板および/または第2
    の調圧板のそれぞれ被覆開始端縁部に対し、複合廃棄物
    の流動化を促進するためのエア供給手段を設けたことを
    特徴とする請求項5ないし12のいずれかに記載の廃プ
    ラスチック等を含む複合廃棄物の定量供給装置。
  14. 【請求項14】 前記貯留室の円筒状内周面に突出配置
    した回止め部材に対し、複合廃棄物の流動化を促進する
    ためのエア供給手段を設けたことを特徴とする請求項4
    記載の廃プラスチック等を含む複合廃棄物の定量供給装
    置。
  15. 【請求項15】 前記定量室の下部外周の一部に、メン
    テナンス作業可能な開閉部を設けたことを特徴とする請
    求項1ないし14のいずれかに記載の廃プラスチック等
    を含む複合廃棄物の定量供給装置。
  16. 【請求項16】 中心部に駆動手段により回転駆動する
    回転体を設けて、この回転体に対しそれぞれ放射状に同
    一平面内または段差を有して突出する複数の棒材からな
    る回転攪拌手段を備え、廃プラスチック等を含む複合廃
    棄物を貯留すると共に複合廃棄物を底部より送出するよ
    うに構成した貯留室と、 前記貯留室の底部において、中心部に前記回転体と連動
    する回転部を設けると共に、上部に水平面に対し1/4
    〜3/4円状に亘って被覆する第1の調圧板を設け、そ
    の下方中位部に前記第1の調圧板によって覆われた位置
    に対応して開口部分を有し前記定量室の水平面に対し1
    /4〜3/4円状に亘って被覆する第2の調圧板を設け
    て、前記第2の調圧板の上下部にそれぞれ第1の定量室
    と第2の定量室を形成し、前記回転部の外周にそれぞれ
    放射状に同一平面内または段差を有して突出する複数の
    掻出し部材からなる回転掻出し手段を備え、前記貯留室
    より導入される複合廃棄物を定量化すると共に複合廃棄
    物を底部より排出するように構成した定量室と、 前記第2の定量室の底部に前記第2の調圧板によって覆
    われた位置に対応して複合廃棄物を下方へ案内供給する
    供給シュートの開口部を形成して、定量室より排出され
    る複合廃棄物を下方へ案内供給する供給シュートと、 前記回転体および回転部とを一体的に結合して回転駆動
    する駆動手段とを、設けたことを特徴とする廃プラスチ
    ック等を含む複合廃棄物の定量供給装置。
  17. 【請求項17】 中心部に駆動手段により回転駆動する
    回転体を設けて、この回転体に対しそれぞれ放射状に同
    一平面内または段差を有して突出する複数の棒材からな
    る回転攪拌手段により、複合廃棄物を攪拌しながら貯留
    室から定量室へ送出する工程と、 中心部に前記回転体と連動する回転部を設けると共に、
    上部に水平面に対し1/4〜3/4円状に亘って被覆す
    る第1の調圧板を設け、その下方中位部に前記第1の調
    圧板によって覆われた位置に対応して開口部分を有し前
    記定量室の水平面に対し1/4〜3/4円状に亘って被
    覆する第2の調圧板を設けて、前記第2の調圧板の上下
    部にそれぞれ第1の定量室と第2の定量室を形成し、前
    記第2の定量室の底部に前記第2の調圧板によって覆わ
    れた位置に対応して複合廃棄物を下方へ案内供給する供
    給シュートの開口部を形成し、前記第1の定量室におい
    て、前記回転部の外周にそれぞれ放射状に同一平面内ま
    たは段差を有して突出する複数の棒材からなる第1の掻
    出し部材と、前記回転部の外周にそれぞれ放射状に同一
    平面内または段差を有して突出する複数のブレードから
    なる第2の掻出し部材とからなり、前記第1の掻出し部
    材と第2の掻出し部材とを上下2段に構成配置した回転
    掻出し手段により、複合廃棄物の定量化を行う工程と、 さらに前記第2の定量室において、前記回転部の外周に
    それぞれ放射状に同一平面内または段差を有して突出す
    る複数の切出片からなる第3の掻出し部材と、前記回転
    部の外周にそれぞれ放射状に同一平面内または段差を有
    して突出する複数のブレードからなる第4の掻出し部材
    とからなり、前記第3の掻出し部材と第4の掻出し部材
    とを上下2段に構成配置した回転掻出し手段により、複
    合廃棄物を定量室から供給シュートへ定量供給する工程
    とからなることを特徴とする廃プラスチック等を含む複
    合廃棄物の定量供給方法。
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