JP2008246352A - 廃棄物処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】処理槽内に肥大化した廃棄物団塊が形成されることなく、廃棄物を効率良く粉砕処理することのできる廃棄物処理装置を提供する。
【解決手段】廃棄物処理装置10は、廃棄物を収容可能な略円筒形状の処理槽1と、処理槽1内にその底面から下端開口部を離した状態で立設され周壁13aに複数の貫通孔13cを有する筒状体13と、処理槽の底面から筒状体13内に至る範囲に配置された螺旋形状の撹拌部材を有する撹拌スクリュー12と、撹拌スクリュー12を回転させる駆動手段として架台2内に配置された電動機と、を備えている。筒状体13の下端開口部13gには鋸刃状の切削刃13mが設けられ、その上方には、処理槽の底面と筒状体13の下端開口部との隙間の一部を覆うスカート状の破砕部材が設けられ、この破砕部材の上縁を除く周縁全体にわたって楔状に尖った刃状部が設けられている。
【選択図】図5

Description

本発明は、飲食店や一般家庭などで発生する生ゴミあるいは製紙工場などから排出されるスラッジなどの各種廃棄物を処理する装置に関する。
飲食店や一般家庭などにおいて発生する生ゴミを撹拌粉砕して堆肥化する装置に関しては、従来、様々な方式のものが提案されているが、本願に関連する処理装置として、例えば、特許文献1記載のものがある。
特許文献1記載の「撹拌粉砕装置」は、生ゴミを収容するための処理槽と、処理槽内に立設された粉砕孔付きの撹拌筒と、撹拌筒内に回転可能に配置された撹拌用スクリューと、撹拌スクリューを回転させる駆動機構と、を備えている。処理槽内に収容された生ゴミは、撹拌スクリューの回転によって撹拌筒内に導入され、その内部を上昇していき、撹拌筒の粉砕用孔あるいは撹拌筒の上端開口部を通過して処理槽内へ落下するという過程を繰り返しながら、生ゴミの粉砕、撹拌および発酵が行われる。
ところが、この「撹拌粉砕装置」の場合、処理槽内に収容された生ゴミが撹拌筒内に入り難く、粉砕用孔による破砕作用も弱いので、生ゴミを粉砕するのに長時間を要する。また、撹拌用スクリューの回転によって撹拌筒内を上昇した生ゴミが、撹拌筒の上端開口部に引っ掛かって蓄積され、後続する生ゴミの上昇圧力で固化することがある。このため、処理槽内に収容された生ゴミの循環、粉砕が円滑に行われないことが多い。そこで、本出願人は、処理槽に投入された生ゴミを比較的短時間で均一に撹拌、粉砕することのできる「なまごみ処理機械」を提案している(特許文献2参照。)。
特開平7−8830号公報 特開2006−159138号公報
特許文献2記載の「なまごみ処理機械」の主要部の構造は特許文献1記載の「撹拌粉砕装置」と同様であるが、撹拌スクリューの撹拌部材の上端部に生ゴミの上昇を阻止するストッパを設け、筒状体の下端開口部に一部が開口したスカート状の誘導部材を設け、前記撹拌部材の下端部に螺旋状に拡径した補助撹拌部材を連設している。このため、処理槽に投入された生ゴミは速やかに筒状体内に導入され、その内部を上昇した後、筒状体の上端部に蓄積することなく処理槽内へ落下する。従って、生ゴミを効率良く撹拌、粉砕することができる。
しかしながら、この「なまごみ処理機械」を稼働させているとき、処理槽内で撹拌されている生ゴミ中に団塊が形成され、この団塊が処理槽内を転動しながら雪だるま式に肥大化していき、筒状体内に導入されなくなることがある。このような団塊は破砕されることなく処理槽内に存在し続け、徐々に硬化していくため、生ゴミの破砕作業の妨げとなる。処理槽内で形成された団塊は通常の稼働状況下では破砕されることがないため、団塊を発見したら装置を停止させて処理槽内の団塊を手作業で破壊するか、処理槽から取り出して処分しなければならず、大きな作業負担となっている。
本発明が解決しようとする課題は、処理槽内に肥大化した廃棄物団塊が形成されず、廃棄物を効率良く粉砕処理することのできる廃棄物処理装置を提供することにある。
本発明の廃棄物処理装置は、廃棄物を収容可能な処理層と、前記処理槽内にその底面から下端開口部を離した状態で立設され周壁に複数の貫通孔を有する筒状体と、前記処理槽の底面から前記筒状体内に至る範囲に配置された螺旋形状の撹拌部材を有する撹拌スクリューと、前記撹拌スクリューを回転させる駆動手段と、を備え、
前記処理槽の底面と前記筒状体の下端開口部との隙間の一部を覆う状態で前記筒状体に付設されその周縁の少なくとも一部に刃状部を有するスカート状の破砕部材を設け、前記処理槽の底面に沿って前記撹拌スクリューとともに回転する旋回部材を当該撹拌スクリューに設けたことを特徴とする。
このような構成とすれば、処理槽内において撹拌スクリューとともに回転する旋回部材によって撹拌された廃棄物中に形成された団塊は、処理槽内を転動するうちに、筒状体に付設された破砕部材の刃状部に衝突して破砕され、処理槽の底面と筒状体の下端開口部との隙間を通過して筒状体内へ導入されるため、処理槽内に肥大化した廃棄物団塊が形成されることがない。また、前記隙間の一部を覆うスカート状の破砕部材は、処理槽内の廃棄物を前記隙間から筒状体内へ誘導する作用を発揮するため、廃棄物を効率良く粉砕処理することができる。
ここで、前記破砕部材と前記筒状体の周壁との間に補助破砕部材を設ければ、処理槽内において形成され、破砕部材と筒状体の周壁との間に侵入した廃棄物団塊は、補助破砕部材に衝突して破砕され、筒状体内へ導入されるため、肥大化した廃棄物団塊が破砕部材と筒状体の周壁との間に挟まるのを回避することができる。
また、前記処理槽の底面と前記筒状体の下端開口部との間に位置する前記撹拌スクリューの一部または前記旋回部材に前記撹拌部材より拡径した形状の切削部材を設ければ、処理槽内に形成された廃棄物団塊が撹拌スクリューの撹拌部材に接触する前に、撹拌スクリューとともに回転する切削部材に接触することによって破砕されるため、廃棄物団塊の肥大化を防止することができ、破砕された廃棄物を筒状体内へスムーズに導入することができる。
一方、前記処理槽内を換気するための排気経路および吸気経路を設けることもできる。このような構成とすれば、処理槽内へ新鮮な外気を供給することができるため、処理槽内が嫌気性雰囲気となって廃棄物が腐敗したり、悪臭が発生したりするのを回避することができる。
この場合、前記吸気経路から前記処理槽内へ流入する外気を拡散させる緩衝部材を設けることが望ましい。このような構成とすれば、吸気経路から処理槽内へ流入した外気を広範囲に供給することができるため、換気作用が高まり、酸欠領域を無くすことができる。また、外気の集中的供給に起因する廃棄物の温度変化を防止することもできる。
また、前記処理槽に断熱材を付設することもできる。このような構成とすれば、処理槽内の保温機能が高まるため、処理槽内で撹拌、破砕される廃棄物を発酵処理する場合、適切な発酵温度に維持することができる。
さらに、前記処理槽に加熱手段を設けることもできる。このような構成とすれば、寒冷地域においてあるいは寒冷時期に、当該廃棄物処理装置を用いて発酵処理を行う場合、適切な発酵温度を確保することができる。
本発明により、処理槽内に肥大化した廃棄物団塊が形成されることなく、廃棄物を効率良く粉砕処理することのできる廃棄物処理装置を提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の実施の形態である廃棄物処理装置を示す正面図、図2は前記廃棄物処理装置の左側斜視図、図3は前記廃棄物処理装置の右側斜視図、図4は前記廃棄物処理装置の平面図、図5は前記廃棄物処理装置の正面斜視図である。また、図6は前記廃棄物処理装置を構成する撹拌スクリューなどの正面図、図7(a)は前記廃棄物処理装置を構成する筒状体の正面図、図7(b)は前記筒状体の左側面図、図8は前記筒状体の平面図である。
図1〜図6に示すように、本実施形態の廃棄物処理装置10は、廃棄物を収容可能な略円筒形状の処理槽1と、処理槽1内にその底面1aから下端開口部13gを離した状態で立設され周壁13aに複数の貫通孔13cを有する筒状体13と、処理槽1の底面1aから筒状体13内に至る範囲に配置された螺旋形状の撹拌部材12bを有する撹拌スクリュー12と、撹拌スクリュー12を回転させる駆動手段として架台2内に配置された電動機(図示せず)と、を備えている。
処理槽1の上部には、平面状の天井部3と、背面側に向かって上り勾配をなす傾斜部1sとが設けられている。天井部3には、処理槽1内に連通する排気筒4aおよび吸気筒4bが立設されるとともに、撹拌スクリュー12の主軸12a(図6参照)の上端部を軸支する軸受部12fが天井部3の中心部に配置されている。排気筒4aおよび吸気筒4bの上端部には側面に多数の貫通孔4cを有する防水キャップ4dが取り付けられ、吸気筒4bと天井部3との境界付近に電動ファン(図示せず)を内蔵した吸気装置4eが設けられている。排気筒4aおよび吸気筒4bはそれぞれ処理槽1内を換気するための排気経路および吸気経路として機能する。
図5に示すように、処理槽1の正面側に設けられた傾斜部1sには、廃棄物を処理槽1内へ投入するための投入口5aと、投入口5aの上縁部に起伏可能に軸支された開閉扉5bとが設けられ、開閉扉5の表面には開閉操作を行う際に使用する取っ手5cが設けられている。処理槽1は、鋼材で形成された略直方体形状の架台2上に固定され、架台2の内部に、撹拌スクリュー12の主軸12aを回転駆動する電動機、減速機および駆動軸など(いずれも図示せず)が配置されている。
廃棄物処理装置10を操作するための配電盤6が処理槽1の右側面に配置され、処理槽1内で形成された被処理物を取り出すための排出口8が配電盤6の後方寄りの部分に設けられている。排出口8には、回転ハンドル8aで開閉操作可能な開閉扉8bが取り付けられている。処理槽1の背面下部には、処理槽1内を清掃するときなどに開放可能な清掃口7が設けられ、複数のネジ7bを用いて閉塞蓋7aが清掃口7に着脱可能に取り付けられている。
図5に示すように、処理槽1の内部に立設された筒状体13は、その上端外周に放射状に配置された3つの固定部材13e(図7,図8参照)を、処理槽1の天井部3下面に配置された固定部材1b(図15参照)に取り付けることによって固定されている。筒状体13の下端開口部13gには鋸刃状の切削刃13mが設けられている。また、筒状体13の下端開口部13gの上方には、処理槽1の底面1aと筒状体13の下端開口部13gとの隙間9の一部を覆うスカート状の破砕部材13bが設けられ、この破砕部材13bの上縁を除く周縁全体にわたって楔状に尖った刃状部13kが設けられている。破砕部材13bは、筒状体13の左背面寄りの1/4円領域(撹拌スクリュー12の主軸12aを中心に約90度の領域)に取り付けられている。また、破砕部材13bと筒状体13の周壁13aとの間には、破砕部材13bより小さな補助破砕部材13hが設けられ、この補助破砕部材13hの上縁を除く周縁全体にわたって楔状に尖った刃状部13iが設けられている。
また、撹拌スクリュー12の主軸12aの下端部付近には、処理槽1の底面1aに沿って撹拌スクリュー12とともに回転する複数の旋回部材14,16が設けられている。旋回部材14,16の基端部は、主軸12aの下端部に取り付けられた円板状のスペーサ12g上において主軸12aに固定されているため、旋回部材14,16と処理槽1の底面1aとの間には、このスペーサ12gの厚さと同程度の隙間17が存在する。旋回部材14は、その先端部が処理槽1内の底面1aの外周に沿って回転する程度の長さであり、旋回部材16の長さは旋回部材14の半分程度である。
次に、図9〜図15を参照して、撹拌スクリュー12および筒状体13の形状などについて詳しく説明する。図9は前記廃棄物処理装置を構成する筒状体の上端部付近の部分斜視図、図10は図6のA−A線における一部省略断面図、図11〜図14は図1に示す廃棄物処理装置を構成する処理槽内の底部付近の部分斜視図、図15は図1に示す廃棄物処理装置を構成する処理槽内の天井部付近の部分斜視図である。
図11〜図14に示すように、処理槽1の底面1aと、筒状体13の下端部13gとの間に位置する撹拌スクリュー12の撹拌部材12bには、当該撹拌部材12bの外周を拡径する状態で切削部材21が設けられ、切削部材21の外周に鋸刃状の切削刃21aが形成されている。切削部材21と旋回部材14とが接する部分においては、旋回部材14上にストッパ板14bが立設され、切削部材21の外周縁上にガイド板14cが立設されている。また、撹拌スクリュー12の下端部における旋回部材14の背面から旋回部材16の正面に至る領域には扇形状の副切削部材22が螺旋の一部をなす状態で設けられ、副切削部材22の外周には鋸刃状の切削刃22aが形成されている。
図10に示すように、旋回部材14の断面形状は傾斜面14aを斜辺とする略直角三角形状であり、撹拌スクリュー12の回転方向Rに向かって楔形状をなすように配置されている。また、図12に示すように、旋回部材16の断面形状は略L字形状である。
一方、処理槽1内の天井部3には、図15に示すように、吸気筒4b(図5参照)から処理槽1内へ流入する外気を拡散させるための緩衝部材24が吸気筒4bの直下部分に配置されている。緩衝部材24の形状は円形トレー状であり、天井部3から垂下された複数の吊下部材24aによって保持されている。また、処理槽1の外面は断熱性を有するセラミックコーティング材によって被覆されている。
また、図9および図11〜図13に示すように、筒状体13の周壁13aには、ボーリングピン形状をした複数の貫通孔13cが開設され、筒状体13内に配置される撹拌スクリュー12のストッパ12dより下方位置に、これらの貫通孔13cよりも大きな排出穴13fが複数開設されている。これらの排出穴13fは角部を丸めた略四辺形であり、撹拌スクリュー12とともに回転する羽根板12eの回転領域の外側に位置する部分に開設されている。なお、筒状体13は、金属製の板材に複数の貫通孔13cおよび排出穴13fを開設し、この板材を円筒形に曲げて側縁部同士を溶接することによって形成することができる。
次に、廃棄物処理装置10の使い方、機能などについて説明する。廃棄物処理装置10を使用する場合、予め処理槽1の内部に発酵微生物を植種した発酵促進材を適量収容しておく。この状態で、図5で示したように、処理槽1の開閉扉5bを開いて投入口5aから生ゴミなどの廃棄物を投入して開閉扉5bを閉じた後、配電盤6を操作してモータ(図示せず)を回転させると、筒状体13内の撹拌スクリュー12が主軸12aを中心に回転する。これにより、螺旋状の撹拌部材12bとともに、切削部材21、副切削部材22および旋回部材14,16が回転方向Rに旋回する。
従って、処理槽1に収容されている生ゴミなどの廃棄物(図示せず)は、旋回部材14,16で撹拌されるとともに、筒状体13内で回転する撹拌スクリュー12の螺旋部材12bの作用により筒状体13の下端開口部13gを経由して筒状体13内へ導入され、螺旋部材12bの回転によって筒状体13内を上昇していく。筒状体13内を上昇する廃棄物はその移動中に筒状体13の周壁13aに開設された複数の貫通孔13cから押し出され、その際に塊状の廃棄物は、貫通孔13cの内周部分と螺旋部材12bの外周部分との間に挟まれその剪断作用で切断されながら、貫通孔13cから排出され、処理槽1の底部1aに向かって落下する。
一方、比較的細かな廃棄物は、筒状体13内において撹拌部材12bの上端部12i付近まで上昇するが、その後、ストッパ12dに当接して跳ね返り、羽根板12eの回転により外周方向へ誘導され、筒状体13の上部に開設された排出穴13fから排出され、処理槽1の底部1aに向かって落下する。
このような状態を維持すると、処理槽1内に収容された廃棄物は撹拌スクリュー12の回転によって筒状体13内への導入、上昇、切断、排出、落下を反復するため、時間の経過とともに廃棄物の細粒化および発酵処理が進み、最終的には堆肥化される。この場合、処理槽1内の底部1aにある廃棄物は、螺旋状の撹拌部材12bおよび切削部材21、副切削部材22によって効率良く筒状体13内へ導入され、筒状体13内を上昇しながら複数の貫通孔13cから切断排出されるため、処理槽1内に収容された廃棄物を比較的短時間で粉砕することができる。
また、撹拌スクリュー12の上端部分に円板状のストッパ12dを配置することにより筒状体13の上端は閉塞された状態にあるため、筒状体13内を上昇した廃棄物はストッパ12dで跳ね返され、羽根板12eの回転によって排出穴13fから排出され、落下する。このため、廃棄物が筒状体13の上端開口部に引っ掛かって徐々に蓄積されることがなく、連続粉砕、撹拌処理および発酵処理による堆肥化を効率的に進行させることができる。
また、筒状体13の周壁のストッパ12dより下方部分には、貫通孔13cよりも大きな排出穴13fが設けられているため、筒状体13内を上昇してストッパ12dで跳ね返された廃棄物は、貫通孔13cより大きな排出穴13fから速やかに排出、落下する。この結果、廃棄物の循環が良くなり、粉砕、撹拌処理を効率化することができる。また、排出穴13fの内側には、撹拌スクリュー12とともに回転する垂直な羽根板12eが設けられているため、排出穴13fまで到達した廃棄物を速やかに排出穴13fから排出することができる。
また、図6に示すように、撹拌スクリュー12の撹拌部材12bの螺旋ピッチは、上方に向かって徐々に小さくなっているため、撹拌スクリュー12の回転で上昇する廃棄物の上昇速度は上方に行くほど遅くなる。従って、撹拌部材12bと貫通孔13cとによる剪断作用が確実に行われ、全体的な粉砕速度を高めることができる。
一方、処理槽1内において撹拌スクリュー12とともに回転する旋回部材14,16によって撹拌された廃棄物中に形成された団塊は、処理槽1内を転動するうちに、筒状体13に付設された破砕部材13bおよび補助破砕部材13hの刃状部13k,13iあるいは筒状体13の下端開口部13gの切削刃13mに衝突して破砕されるため、処理槽1内に肥大化した廃棄物団塊が形成されることがない。破砕された廃棄物は、ストッパ板14bおよびガイド板14cの誘導作用によって撹拌部材12b上へ導入される。また、隙間9の一部を覆うスカート状の破砕部材13bも、処理槽1内の廃棄物を隙間9から筒状体13内へ誘導する作用も発揮するため、廃棄物を効率良く粉砕処理することができる。
また、貫通孔13cの形状を、上方に向かって内径が徐々に縮径したボーリングピン形状としているため、撹拌部材12bの外周部分と、貫通孔13cの内周との間に挟まれた廃棄物は撹拌部材12bで押し上げられながら、上方に向かって徐々に縮径した貫通孔13cの内周により逃げられないように把持されるため、貫通孔13cと撹拌部材12bとの剪断作用により確実に切断、粉砕され、優れた粉砕能力を発揮する。また、破砕部材13bと筒状体13の周壁13aとの間に侵入する廃棄物団塊は補助破砕部材13hに衝突して破砕され、筒状体13内へ導入されるため、肥大化した廃棄物団塊が破砕部材13bと筒状体13の周壁13aとの間に挟まることがない。
また、撹拌スクリュー12の下端部付近には撹拌部材12bより拡径した形状の切削部材21および副切削部材22を設けているため、処理槽1内に形成された廃棄物団塊が撹拌部材12bに接触する前に、撹拌スクリュー12とともに回転する切削部材21および副切削部材22に接触して破砕される。このため、廃棄物団塊の肥大化を防止することができ、破砕された廃棄物を筒状体13内へスムーズに導入することができる。
一方、処理槽1内を換気するため排気筒4aおよび吸気筒4bを設けているため、処理槽1内で発生する不要な気体や余剰な水蒸気などを外部へ排出するともに処理槽1内へ新鮮な外気を供給することができる。このため、処理槽内が嫌気性雰囲気となって廃棄物が腐敗したり、悪臭が発生したりするのを回避することができる。また、処理槽1内の吸気筒4bの直下部分には、図15に示すように、緩衝部材24が配置されているため、吸気筒4bから処理槽1内へ流入した外気を広範囲に供給することができる。従って、換気作用が高く、酸欠領域を無くすことができるほか、外気が集中的に供給されること起因する廃棄物の温度変化を防止することもできる。
また、処理槽1の外面は断熱性を有するセラミックコーティング材によって被覆されているため、処理槽1内の保温機能に優れており、処理槽1内で撹拌、破砕される廃棄物を発酵処理する場合などにおいて、適切な発酵温度に維持することができる。さらに、処理槽1に電機ヒータなどの加熱手段を設ければ、寒冷地域において、あるいは寒冷時期に、廃棄物処理装置10を用いて発酵処理を行う場合、適切な発酵温度を確保することができる。
このように廃棄物処理装置10の処理槽1内に廃棄物を投入して撹拌スクリュー12などを所定時間回転させると、廃棄物処理装置10の粉砕、撹拌作用および処理槽1内の発酵促進材の発酵作用により、生ゴミなどの廃棄物を堆肥化することができる。処理槽1内で生成された堆肥は、回転ハンドル8aを回転させて開閉扉8bを開くことにより排出口8から排出することができる。この場合、撹拌スクリュー12などを回転させながら開閉扉8bを開けば処理槽1内の堆肥を排出口8から排出することができるが、排出口8は処理槽1の底部1aより高い位置に開設されているため、処理槽1内の堆肥が全て排出されることがない。従って、その後の廃棄物処理に必要な酵微生物を含む堆肥を処理槽1内に残存させておくことができる。なお、底部1aと同じ高さに開設された清掃口7の開閉扉7aを開けば、処理槽1内の堆肥や廃棄物を全て排出することができる。
本発明の廃棄物処理装置は、飲食店や一般家庭などで発生する生ゴミあるいは製紙工場などから排出されるスラッジなどの各種廃棄物を処理する手段として広く利用することができる。
本発明の実施の形態である廃棄物処理装置を示す正面図である。 図1に示す廃棄物処理装置の左側斜視図である。 図1に示す廃棄物処理装置の右側斜視図である。 図1に示す廃棄物処理装置の平面図である。 図1に示す廃棄物処理装置の正面斜視図である。 図1に示す廃棄物処理装置を構成する撹拌スクリューなどの正面図である。 (a)は図5に示す廃棄物処理装置を構成する筒状体の正面図、(b)は前記筒状体の左側面図である。 図7に示す筒状体の平面図である。 図1に示す廃棄物処理装置を構成する筒状体の上端部付近の部分斜視図である。 図6のA−A線における一部省略断面図である。 図1に示す廃棄物処理装置を構成する処理槽内の底部付近の部分斜視図である。 図1に示す廃棄物処理装置を構成する処理槽内の底部付近の部分斜視図である。 図1に示す廃棄物処理装置を構成する処理槽内の底部付近の部分斜視図である。 図1に示す廃棄物処理装置を構成する処理槽内の底部付近の部分斜視図である。 図1に示す廃棄物処理装置を構成する処理槽内の天井部付近の部分斜視図である。
符号の説明
1 処理槽
1a 底部
1b,13e 固定部材
1s 傾斜部
2 架台
3 天井部
4a 排気筒
4b 吸気筒
4c,13c 貫通孔
4d 防水キャップ
4e 吸気装置
5a 投入口
5b,8b 開閉扉
5c 取っ手
6 配電盤
7 清掃口
7a 閉塞蓋
7b ネジ
8 排出口
8a 回転ハンドル
9,17 隙間
10 廃棄物処理装置
11 駆動軸
11a,12x 軸受部
12 撹拌スクリュー
12a 主軸
12b 撹拌部材
12c 補助撹拌部材
12d ストッパ
12e 羽根板
12f 軸受部
12g スペーサ
12h 下端部
12i 上端部
13 筒状体
13a 周壁
13b 破砕部材
13f 排出穴
13g 下端開口部
13h 補助破砕部材
13i,13k 刃状部
13m 切削刃
14,16 旋回部材
14a 傾斜面
14b ストッパ板
14c ガイド板
21 切削部材
22 副切削部材
21a,22a 切削刃
24 緩衝部材
24a 吊下部材
R 回転方向

Claims (7)

  1. 廃棄物を収容可能な処理層と、前記処理槽内にその底面から下端開口部を離した状態で立設され周壁に複数の貫通孔を有する筒状体と、前記処理槽の底面から前記筒状体内に至る範囲に配置された螺旋形状の撹拌部材を有する撹拌スクリューと、前記撹拌スクリューを回転させる駆動手段と、を備え、
    前記処理槽の底面と前記筒状体の下端開口部との隙間の一部を覆う状態で前記筒状体に付設されその周縁の少なくとも一部に刃状部を有するスカート状の破砕部材を設け、前記処理槽の底面に沿って前記撹拌スクリューとともに回転する旋回部材を当該撹拌スクリューに設けたことを特徴とする廃棄物処理装置。
  2. 前記破砕部材と前記筒状体の周壁との間に補助破砕部材を設けた請求項1記載の廃棄物処理装置。
  3. 前記処理槽の底面と前記筒状体の下端開口部との間に位置する前記撹拌スクリューの一部または前記旋回部材に前記撹拌部材より拡径した形状の切削部材を設けた請求項1または2記載の廃棄物処理装置。
  4. 前記処理槽内を換気するための排気経路および吸気経路を設けた請求項1〜3のいずれかに記載の廃棄物処理装置。
  5. 前記吸気経路から前記処理槽内へ流入する外気を拡散させる緩衝部材を設けた請求項4記載の廃棄物処理装置。
  6. 前記処理槽に断熱材を付設した請求項1〜5のいずれかに記載の廃棄物処理装置。
  7. 前記処理槽に加熱手段を設けた請求項1〜6のいずれかに記載の廃棄物処理装置。
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