JP2003230220A - ケーブルの架空配線方法 - Google Patents

ケーブルの架空配線方法

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JP2003230220A
JP2003230220A JP2002024990A JP2002024990A JP2003230220A JP 2003230220 A JP2003230220 A JP 2003230220A JP 2002024990 A JP2002024990 A JP 2002024990A JP 2002024990 A JP2002024990 A JP 2002024990A JP 2003230220 A JP2003230220 A JP 2003230220A
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JP
Japan
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cable
protection tube
aerial
wiring
cable protection
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JP2002024990A
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English (en)
Inventor
Kota Shiino
幸太 椎野
Kosaku Oshima
幸作 大島
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケーブルを架空配線するときの高所作業を少
なくする。足場や高所作業車を使用しないで工事を行え
るようにする。 【解決手段】 予めケーブル保護管14を架空布設してお
き、そのケーブル保護管14内にケーブル24を通線するこ
とにより、ケーブル24を架空配線する。ケーブル保護管
14には、プラスチック製の保護管本体と、その外側に縦
添えされたテンションメンバーとを一体化したものを使
用し、テンションメンバーに張力をかけて架設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、光ファイバケー
ブルや電線などのケーブルを架空配線する方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】 従来、ケーブルを架空配線する方法と
しては、ケーブルのたるみを防止するため、予め架設さ
れたメッセンジャーワイヤに適当な間隔でS字状の支持
金具を取り付け、この支持金具にケーブルを支持させる
方法が一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】 このような方法でケ
ーブルを架空配線したり、架空配線されたケーブルを更
新したりする場合には、高所作業、特に電柱と電柱の間
での作業が不可欠であるため、熟練作業者と、安全上細
心の注意を必要としていた。また足場や高所作業車を必
要とするので、交通障害を発生させる原因にもなってい
た。
【0004】 本発明の目的は、このような問題点に鑑
み、高所作業を必要最小限にとどめ、足場や高所作業車
を必要としないケーブルの架空配線方法を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
め本発明は、ケーブルを架空配線する際に、予めケーブ
ル保護管を架空布設しておき、そのケーブル保護管内に
ケーブルを通線することを特徴とするものである。
【0006】 本発明において使用するケーブル保護管
は、プラスチック製の保護管本体と、その外側に縦添え
されたテンションメンバーとを一体化したものであるこ
とが好ましい。このようなケーブル保護管は、従来のメ
ッセンジャーワイヤと同様にして簡単に架設することが
可能である。
【0007】 また上記のケーブル保護管を構成する保
護管本体には、波付け管を用いることが好ましい。保護
管本体に波付け管を用いたケーブル保護管は、可とう性
がよく、架設工事等を容易に行うことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の実施の形態を、
図面を参照して詳細に説明する。
【0009】 図1(A)、(B)は本発明の一実施形
態を示す。図において、10は通信ケーブルや配電ケーブ
ル等を架空配線するために設置された電柱、12は例えば
電話機その他の通信端末機器が設置された加入者宅であ
る。加入者宅12に例えば通信ケーブルを架空配線する場
合、本発明の方法ではまず(A)に示すようにケーブル
保護管14を架設する。ケーブル保護管14内には予めケー
ブル引き込み用の呼び線16を挿通しておくことが好まし
い。
【0010】 ここで使用するケーブル保護管14の好ま
しい形態を図2に示す。このケーブル保護管14は、プラ
スチック製の波付け管よりなる保護管本体18の両側にテ
ンションメンバー20を縦添えし、その外側にプラスチッ
ク製の外被22を一括被覆して、保護管本体18とテンショ
ンメンバー20を一体化したものである。テンションメン
バー20には鋼撚線等が使用される。このような構造のケ
ーブル保護管14は、テンションメンバー20に張力をかけ
て架設することにより、従来のメッセンジャーワイヤと
同様に、たるみの少ない状態に架設することができる。
なおケーブル保護管14は、保護管本体18とテンションメ
ンバー20が一体化されていればよいので、例えば保護管
本体18にテンションメンバー20を接着剤により固定した
もの等であってもよい。
【0011】 図1(A)のようにケーブル保護管14を
架設した後、図1(B)のように、ケーブル保護管14の
一端側で呼び線16にケーブル24を接続し、ケーブル保護
管14の他端側で呼び線16を引張ることにより、ケーブル
24をケーブル保護管14内に引き込む。なお26はケーブル
24を供給するドラム、28はケーブル24と呼び線16の接続
部である。
【0012】 このようにしてケーブル24を架空配線す
ると、高所作業はケーブル保護管14を架設するときに電
柱上で行う作業だけとなり、ケーブル24をケーブル保護
管14に引き込むときには高所作業は必要なくなる。した
がって、ケーブルの架空配線を容易に、安全に行うこと
ができると共に、足場や高所作業車も不要となる。また
ケーブルを更新する場合は、ケーブル保護管はそのまま
使用できるので、既設のケーブルを撤去するときに呼び
線を引き込み、その呼び線で新設のケーブルを引き込め
ばよい。したがってケーブル更新時の架空配線も容易
に、安全に行うことができる。またテンションメンバー
20を縦添えした図2のケーブル保護管14を用いると、電
柱10と加入者宅12との間に支持手段を設けることができ
ない箇所にも、波付けされた保護管を用いることができ
る利点がある。
【0013】
【発明の効果】 以上説明したように本発明によれば、
ケーブルを架空配線する際の高所作業を大幅に少なくす
ることができ、特に電柱間での高所作業をなくすことが
できるので、架空配線工事を安全に効率よく行うことが
できる。また足場の設置や高所作業車が不要となるの
で、交通障害を発生させるおそれもなく、工事費の節減
にも効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るケーブルの架空配線方法の一実
施形態を示すもので、(A)はケーブル保護管を架設し
た状態を示す説明図、(B)はケーブル保護管内にケー
ブルを引き込んでいる状態を示す説明図。
【図2】 本発明の架空配線方法に使用するケーブル保
護管の好ましい例を示す断面図。
【符号の説明】
10:電柱 12:加入者宅 14:ケーブル保護管 16:呼び線 18:保護管本体 20:テンションメンバー 22:外被 24:ケーブル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予めケーブル保護管(14)を架空布設し
    ておき、そのケーブル保護管(14)内にケーブル(24)
    を通線することを特徴とするケーブルの架空配線方法。
  2. 【請求項2】 ケーブル保護管(14)が、プラスチック
    製の保護管本体(18)と、その外側に縦添えされたテン
    ションメンバー(20)とを一体化したものからなること
    を特徴とする請求項1記載のケーブルの架空布設方法。
  3. 【請求項3】 保護管本体(18)が波付け管であること
    を特徴とする請求項2記載のケーブルの架空配線方法。
JP2002024990A 2001-04-20 2002-02-01 ケーブルの架空配線方法 Pending JP2003230220A (ja)

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KR1020020021152A KR20020082414A (ko) 2001-04-20 2002-04-18 케이블보호관 및 그 관로부설방법 및 도입방법
CN02125195A CN1407679A (zh) 2001-04-20 2002-04-19 缆线保护管,铺设缆线保护管的方法及引入该管的方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012228001A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Kansai Electric Power Co Inc:The 電柱間架設線の張替え工法及び係る工法に用いる張替え工具

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JP2012228001A (ja) * 2011-04-15 2012-11-15 Kansai Electric Power Co Inc:The 電柱間架設線の張替え工法及び係る工法に用いる張替え工具

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