JP2003229112A - 非水電解質2次電池及び非水電解質2次電池の製造方法 - Google Patents

非水電解質2次電池及び非水電解質2次電池の製造方法

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JP2003229112A
JP2003229112A JP2002027305A JP2002027305A JP2003229112A JP 2003229112 A JP2003229112 A JP 2003229112A JP 2002027305 A JP2002027305 A JP 2002027305A JP 2002027305 A JP2002027305 A JP 2002027305A JP 2003229112 A JP2003229112 A JP 2003229112A
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aqueous electrolyte
opening
electrolyte secondary
secondary battery
gas
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JP2002027305A
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Katsuaki Kobayashi
克明 小林
Tsutomu Hashimoto
勉 橋本
Hidehiko Tajima
英彦 田島
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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  • Filling, Topping-Up Batteries (AREA)
  • Secondary Cells (AREA)
  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 充放電容量が高く、サイクル寿命が長い非水
電解質2次電池及びその製造方法を提供する。 【解決手段】 正極2と、負極3と、非水電解質とが電
池容器5に収納されてなり、電池容器5にガス抜き用の
開閉部9が備えられてなることを特徴とする非水電解質
2次電池1を採用する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、非水電解質2次電
池及び非水電解質2次電池の製造方法に関するものであ
り、特に、初期充放電時に電池内で発生するガスの除去
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のエネルギー問題、環境問題の高ま
りを背景に、高性能の非水電解質2次電池の開発が急が
れている。種々の非水電解質2次電池のうち、金属酸化
物を正極活物質に用い、炭素材料を負極活物質に用いた
非水電解質2次電池は、高いエネルギー密度を有する点
で最近では最も広く用いられている。この従来の非水電
解質2次電池の非水電解質には、非水電解液や、非水電
解液をポリマーに保持させてなるゲル電解質等が用いら
れている。非水電解液は、一般に、エチレンカーボネー
ト、ブチレンカーボネートのような高粘度で高誘電率を
示す環状炭酸エステルとジメチルカーボネートやジエチ
ルカーボネートのような低粘度で低誘電率を示す鎖状炭
酸エステルとが混合され、更にLiPF6等の溶質が添
加されてなるものである。
【0003】上記の非水電解質2次電池を製造するに
は、例えば、正極と負極とセパレータを積層するか、あ
るいはこれらを筒状に巻回した状態で電池容器に挿入
し、次に非水電解液を注液し、最後に電池容器を封口す
るといった手順で製造されている。また、正極と負極と
ゲル電解質を積層若しくは巻回した状態で電池容器に挿
入し、その後に封口するといった手順で製造される場合
もある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の非水電
解質2次電池では、電池組み立て後の最初の充放電にお
いては、正、負極表面の電気化学的な活性が高いため、
非水電解液の一部が分解して負極表面に保護膜を形成す
るとともに水素等の分解ガスを発生させる場合がある。
この分解ガスが正、負極間に滞留すると、その部分では
非水電解液が枯渇した状態となり充放電反応が起こらな
い。このため、次のような問題が発生する。
【0005】第1に、正、負極の反応面積が減少して電
池の充放電容量が低下する。第2に、正、負極に充放電
反応が起きる領域と起きない領域とが生じ、充放電反応
が起きる領域で充放電サイクルに伴う劣化が集中的に進
行し、非水電解質2次電池全体の性能劣化が早まる。第
3に、分解ガスが水素ガスの場合、充電時に正極表面で
水素が水素イオンに酸化され、負極表面で水素イオンが
還元される副反応が生じ、充放電反応の効率が低下して
放電容量が減少する。
【0006】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、充放電容量が高く、サイクル寿命が長い非水
電解質2次電池及びその製造方法を提供することを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明は以下の構成を採用した。本発明の非水電
解質2次電池は、正極と、負極と、非水電解質とが電池
容器に収納されてなり、該電池容器にガス抜き用の開閉
部が備えられてなることを特徴とする。係る非水電解質
2次電池によれば、電池容器にガス抜き用の開閉部が備
えられており、電池組み立て後の充放電によって非水電
解質が分解して生じたガスをこの開閉部から放出できる
ので、正、負極間における非水電解質の部分的な枯渇を
防いで充放電容量の向上とサイクル寿命の長寿命化を図
ることができる。
【0008】また、本発明の非水電解質2次電池は、先
に記載の非水電解質2次電池であり、前記開閉部は、前
記電池容器に設けられた開口部と該開口部に取り付けら
れた蓋とからなり、前記開口部には雌ねじ部が設けら
れ、前記蓋には前記雌ねじ部に対応する雄ねじ部が設け
られていることを特徴とする。また、本発明の非水電解
質2次電池は、先に記載の非水電解質2次電池であり、
前記開閉部は、前記電池容器に設けられた開口部と、該
開口部に接合された蓋とからなることを特徴とする。係
る非水電解質2次電池によれば、前記開閉部が開口部と
蓋とからなり、これらをねじ止めあるいはロウ付けや溶
接等の手段で接合することができるので、ガス放出後の
開閉部の密閉性を高めることができ、非水電解質の消失
を防止して電池のサイクル寿命を向上できる。
【0009】また、本発明の非水電解質2次電池は、先
に記載の非水電解質2次電池であり、前記開口部が電解
液の注液口を兼ねることを特徴とする。係る非水電解質
2次電池によれば、前記開口部が電解液の注液口を兼ね
るので、非水電解質2次電池の構造を簡素化することが
できる。
【0010】また、本発明の非水電解質2次電池におい
ては、前記正極に、LiMn2-xx4(ただし元素M
はCo、Ni、Fe、Mg、Cr、Alの中から選択さ
れる少なくとも1種であり、組成比xは0<x≦0.4
である)で表されるリチウムマンガン複合酸化物が含ま
れていることが好ましい。
【0011】次に、本発明の非水電解質2次電池の製造
方法は、ガス抜き用の開閉部が備えられた電池容器に少
なくとも正極と負極と非水電解質とを収納し、少なくと
も1回以上の充放電を行い、前記開閉部から前記電池容
器内のガスを放出させることを特徴とする。係る非水電
解質2次電池の製造方法によれば、電池組み立て後に少
なくとも1回以上の充放電を行い、非水電解質の分解に
より生じたガスを前記開閉部から放出させるので、ガス
が正、負極の間で滞留することがなく非水電解質の部分
的な枯渇が防止され、これにより充放電容量が高く、サ
イクル寿命の長い非水電解質2次電池を得ることができ
る。尚、ガス放出に伴う充放電の回数は1回以上であれ
ばよいが、より好ましくは、事前に充放電の回数とガス
発生量との関係を把握し、ガス発生が殆ど認められなく
なる時点までの回数とすることが好ましい。例えば、充
放電容量が70Ah程度の電池であれば、ガス放出に伴
う充放電を5〜10回程度行うと良い。
【0012】また本発明の非水電解質2次電池の製造方
法においては、非水電解質を収納し、前記開閉部を閉じ
た状態で前記充放電を行った後に、前記開閉部を開口し
て電池容器内のガスを放出させることが好ましい。係る
非水電解質2次電池の製造方法によれば、開閉部を閉じ
た状態で充放電するので、充放電の間における非水電解
質の消失を防止できる。
【0013】また本発明の非水電解質2次電池の製造方
法においては、非水電解質を収納し、前記開閉部を開口
した状態で前記充放電を行うことにより、前記電池容器
内のガスを放出させることが好ましい。係る非水電解質
2次電池の製造方法によれば、開閉部を開けた状態で充
放電するため、発生したガスが外部との圧力差により自
然に放出されるので、電池内部の内圧が上昇することが
なく、電池容器の変形が起きるおそれがない。
【0014】また本発明の非水電解質2次電池の製造方
法においては、前記電池容器内のガスの放出を大気圧下
で行ってもよく、1×103Pa〜7×104Paの減圧
下で行ってもよい。更に前記電池容器内のガスの放出を
乾燥空気雰囲気中または乾燥アルゴン雰囲気中で行うこ
とが好ましい。ガスの放出を大気圧中で行えば電解質中
に含まれる揮発性の溶媒成分が飛散するおそれがなく、
またガスの放出を上記の範囲の減圧下で行えば正、負極
間に滞留するガスを完全に吸引して放出させることがで
き、更にガスの放出を乾燥空気中あるいは乾燥アルゴン
雰囲気中で行えば、電池内部への水分の侵入を防止でき
る。
【0015】また本発明の非水電解質2次電池は、先に
記載の非水電解質2次電池の製造方法により製造された
ことを特徴とする。係る非水電解質2次電池によれば、
上記のいずれかの製造方法により製造されるので、最初
の充放電で非水電解質の分解により生じたガスを正、負
極の間に滞留させることがなく、非水電解質の部分的な
枯渇を防止できるので、これにより非水電解質2次電池
の充放電容量を高くし、更にサイクル寿命を向上でき
る。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態である
非水電解質2次電池の一例を示す斜視図である。この非
水電解質2次電池1は、いわゆる角型と呼ばれるもの
で、複数の正極電極(正極)2…と、複数の負極電極
(負極)3…と、正極電極2と負極電極3との間にそれ
ぞれ配置されたセパレータ4…と、非水電解液(非水電
解質)と、ステンレス等からなる電池容器5とを主体と
して構成されている。電池容器5は、正極電極2…、負
極電極3…及びセパレータ4…並びに非水電解液を収納
する略直方体状の箱部材5aと、箱部材5aの上部に取
り付けられた封口板5bとから構成されている。封口板
5bのほぼ中央には本発明に係るガス抜き用の開閉部9
が備えられている。尚、本実施形態では開閉部9を電池
の上部に設置した例を示すが、本発明はこれに限らず、
開閉部9を電池容器5のどの場所に設置しても良い。
【0017】また、正極電極2…の一端には正極タブ1
2…が形成され、正極タブ12a…の上部には各正極タ
ブ12a…を連結する正極リード12bが取り付けられ
ている。この正極リード12bは、封口板6を貫通する
正極端子7に接続されている。同様に、負極電極3…の
一端には負極タブ13a…が形成され、負極タブ13a
…の上部には各負極タブ13a…を連結する負極リード
13bが取り付けられ、この負極リード13bは、封口
板6を貫通する負極端子8に接続されている。上記構成
により、正極端子7及び負極端子8から電流を取り出せ
るようになっている。
【0018】また図2に非水電解質2次電池1の平面図
を示す。図2に示すように、開閉部9が封口板5bのほ
ぼ中央に備えられ、正極端子7及び負極端子8がこの開
閉部9を挟む位置に取り付けられている。また、封口板
5bの隅には、電池の内圧が上昇した際に作動する安全
弁6、6が設けられている。また図3には、封口板5b
の断面模式図を示す。図3に示すように、開閉部9は、
封口板5bのほぼ中央に設けられたほぼ丸孔である開口
部9aと、この開口部9aに取り付け可能な略円柱状の
蓋9bとから構成されている。開口部9aは、封口板5
bの中央に形成された凸部5cのほぼ中心を貫通して形
成されている。また、開口部9aの内周面は雌ねじ部9
cが設けられ、蓋9bの外周面には雌ねじ部9cに対応
する雄ねじ部9dが設けられており、雄ねじ部9d及び
雌ねじ部9cによって蓋9bが開口部9aに対して着脱
自在とされている。また、本発明に係る開閉部9は、ガ
ス抜きの他、非水電解液の注液口としても用いられる。
【0019】尚、本実施形態では、開口部9aと蓋9b
にそれぞれ雌ねじ部9cと雄ねじ部9dを設けた例を示
したが、本発明はこれに限られるものではない。即ち、
雌ねじ部及び雄ねじ部を設けずに、開口部及び該開口部
の内周面に対応する外周面を有する蓋を形成し、開口部
に蓋をはめ込んだ後にロウ付あるいは溶接により接合し
ても良い。
【0020】次に図4に示すように負極電極3は、Cu
箔等からなる負極集電体3aと、この負極集電体3a上
に成膜された負極電極膜3bとから構成されている。負
極集電体3aの一端に前述の負極タブ13aが形成され
ている。負極電極膜3bは、例えば、黒鉛等の負極活物
質粉末とポリフッ化ビニリデン等の結着材とが混合され
て形成されている。尚、負極電極膜3bにカーボンブラ
ック等の導電助材粉末が添加される場合もある。
【0021】負極活物質としては、黒鉛の他に、コーク
ス、無定形炭素、黒鉛化炭素繊維、各種高分子材料の焼
成体等の各種炭素材料を用いることができる。また炭素
材料の他に、金属リチウム、リチウムと各種金属からな
るリチウム合金、スズに代表される各種金属酸化物等を
用いることもできる。金属リチウムやリチウム合金は必
ずしも粉末に限られず、箔状のものでもよい。また、負
極電極3の結着材としては、ポリフッ化ビニリデンの他
に、ポリイミド等を用いることができる。
【0022】同様に正極電極2は、図4に示すように、
例えばAl箔等からなる正極集電体(集電体)2aと、
正極集電体2a上に成膜された正極電極膜(電極膜)2
bとから構成されている。正極集電体2aの一端に前述
の正極タブ12aが突出して形成されている。正極電極
膜2bは、正極活物質粉末と導電助材粉末と結着材とが
混合されて膜状に成形されている。
【0023】正極活物質粉末としては、例えば、マンガ
ン酸リチウム、コバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウ
ム、鉄酸リチウム、酸化バナジウム、バナジン酸リチウ
ム等を使用できる。また、従来から非水電解質2次電池
の正極活物質として知られているものを用いてもよい。
また、マンガン酸リチウムのマンガンの一部を他の元素
で置換したリチウムマンガン複合酸化物を用いても良
い。このリチウムマンガン複合酸化物としては、LiM
2-xx4(ただし元素MはCo、Ni、Fe、M
g、Cr、Alの中から選択される少なくとも1種であ
り、組成比xは0<x≦0.4である)で表されるリチ
ウムマンガン複合酸化物を例示できる。また、導電助材
粉末としては、例えば、カーボンブラック、アセチレン
ブラック、黒鉛、炭素繊維等の炭素質材料を用いること
ができる。更に結着材としては、例えば、ポリフッ化ビ
ニリデンや、ポリ4フッ化エチレン、ポリイミド等を用
いることができる。更に正極電極膜2bにポリアニリ
ン、ポリピロール、ポリチオフェン、ポリイミダゾール
等の導電性高分子材料を添加しても良い。これらの導電
性高分子材料は電気化学的に安定であり、しかも電子伝
導性に優れているため、正極電極膜2bの内部抵抗を低
減する効果がある。尚、正極集電体2aとしては、金属
箔、金属網、エキスパンドメタル等を用いることがで
き、またこれらの材質はAlの他、Ti、ステンレス等
でもよい。
【0024】そして図4に示すように、正極電極層2b
と負極電極層3bがセパレータ4を介して対向してい
る。なお、図4においては説明を簡略にするために、各
集電体2a、3aの片面に各電極膜2b、3bを成膜し
た形態を示しているが、各電極膜2b、3bを各集電体
2a、3aの両面に成膜してもよいのはもちろんであ
る。
【0025】セパレータ4としては、ポリエチレン、ポ
リプロピレン等の多孔性高分子材料膜、ガラス繊維、各
種高分子繊維からなる不織布等が用いられる。
【0026】非水電解液(非水電解質)としては、例え
ば、エチレンカーボネート、ブチレンカーボネート等の
環状炭酸エステルと、ジメチルカーボネート、メチルエ
チルカーボネート、ジエチルカーボネート等の鎖状炭酸
エステルとを混合した混合溶媒に、LiPF6、LiB
4、LiAsF6、LiClO4、LiCF3SO3、L
i(CF3SO22N等のリチウム塩からなる溶質の1
種または2種以上を溶解させたものを用いることができ
る。
【0027】また、上記の環状炭酸エステル及び鎖状炭
酸エステルの他に、プロピレンカーボネート、ベンゾニ
トリル、アセトニトリル、テトラヒドロフラン、2−メ
チルテトラヒドロフラン、γ−ブチロラクトン、ジオキ
ソラン、4-メチルジオキソラン、N,N-ジメチルホル
ムアミド、ジメチルアセトアミド、ジメチルスルホキシ
ド、ジオキサン、1,2-ジメトキシエタン、スルホラ
ン、ジクロロエタン、クロロベンゼン、ニトロベンゼ
ン、メチルプロピルカーボネート、メチルイソプロピル
カーボネート、エチルブチルカーボネート、ジプロピル
カーボネート、ジイソプロピルカーボネート、ジブチル
カーボネート、ジエチレングリコール、ジメチルエーテ
ル等の他の溶媒を用いることもできる。また、上記の溶
質の他に、LiSbF6、Li(CF3SO22N、Li
49SO3、LiAlO4、LiAlCl4、LiN
(Cx2x+1SO2)(Cy2y+1SO2)(ただしx、y
は自然数)、LiCl、LiI等のリチウム塩を用いる
こともできる。
【0028】更に、上記のセパレータ4及び非水電解液
に代えて、固体電解質(非水電解質)を用いることもで
きる。固体電解質としては、ポリエチレンオキサイド、
ポリプロピレンオキサイド、ポリフッ化ビニリデン、ポ
リアクリロニトリル等の高分子マトリックスに上記非水
電解液を含浸させてなるゲル電解質等を例示できる。
【0029】次に、本発明の非水電解質2次電池の製造
方法を説明する。本発明の非水電解質2次電池の製造方
法は、ガス抜き用の開閉部が備えられた電池容器に少な
くとも正極と負極と非水電解質とを収納し、少なくとも
1回以上の充放電を行い、前記開閉部から前記電池容器
内のガスを放出させるというものである。ガス抜き用の
開閉部を備えた電池容器として、例えば、図1〜図3に
示した電池容器5を用いることができる。即ち、図1〜
図3に示した箱部材5aと封口板5bとを用意し、図1
に示すように箱部材5a内に正極電極2…と負極電極3
…とセパレータ4…とを積層した状態で収納し、更に封
口板5bを載せて正極リード12b及び負極リード13
bをそれぞれ封口板5bの正極端子7及び負極端子8に
接続する。そして、箱部材5aと封口板5bをレーザー
溶接等で接合する。
【0030】次に、封口板5bに備えた開閉部9の蓋9
bを外して開口部9aを開けた状態とし、この開口部9
aから非水電解液(非水電解質)を注液する。注液後、
開口部9aを開けた状態あるいは開口部9aを蓋9bで
閉めた状態で、少なくとも1回以上の充放電を行う。こ
の充放電により、負極表面で電解液の一部が分解し、負
極表面に分解生成物による皮膜が形成されるとともに、
水素等の分解ガスが発生する。この時の充放電の条件と
しては、どのような条件でも構わないが、例えば充電
を、充電電流密度1/8〜1/3C、充電終止電圧4.
15 〜4.2Vの条件で定電流充電を行った後に、充
電電流密度が1/160〜1/60Cになるまで定電圧
充電を行ういわゆる定電流/定電圧充電方式で行い、更
に放電を、放電電流密度1/8〜1/3Cで初期容量の
50〜80%の容量まで放電するか、2.0〜4.0V
の 下限電圧まで放電するいわゆる定電流放電方式で行
うことができる。また、充放電の回数は、少なくとも1
回以上行うことが必要であり、より好ましくは、事前に
充放電の回数とガス発生量との関係を把握し、ガス発生
が殆ど認められなくなる時点までの回数とすることが好
ましい。この回数は、電池の充放電容量や電極面積、非
水電解液の量によって異なるが、例えば、充放電容量が
70Ah程度の電池であれば、5〜10回程度行うと良
い。
【0031】開閉部9が開いた状態で充放電を行った場
合、発生したガスは、外部との差圧で徐々に開閉部9か
ら電池外部に放出される。従って、開閉部9を開けた状
態で充放電を行うと、ガスが発生に伴う電池内部の内圧
の上昇が防止され、電池容器5の変形が起きるおそれが
ない。また、開閉部9を閉じた状態で充放電を行った場
合は、必要な回数の充放電が終了した後に、蓋9bを外
して開口部9aを開けた状態とする。蓋9bを外すと、
電池内部に比較的高圧の状態で滞留したガスが電池外部
との差圧で電池外部に放出される。このように開閉部を
閉じた状態で充放電すれば、長時間にわたって非水電解
液を雰囲気中に暴露することがなく、非水電解液の消失
を防止できる。従って、発生するガス量が多量である場
合は電池容器5の変形を防止すべく開閉部9を開けて充
放電を行い、ガス量が比較的少量で電池容器5を変形さ
せるおそれなしと判断される場合は開閉部9を閉じて充
放電を行えばよい。
【0032】尚、分解ガスを放出させる際の条件として
は、例えば雰囲気の圧力を、大気圧下または1×103
Pa〜7×104Paの減圧下とすることが好ましい。
ガスの放出を大気圧中で行えば電解質中に含まれる揮発
性の溶媒が飛散するおそれがなく、またガスの放出を上
記の範囲の減圧下で行えば正、負極間に滞留するガスを
完全に放出させることができる。尚、減圧下にした場
合、圧力を1×103PaPa未満にすると非水電解液
の揮発性の溶媒成分が飛散して電解液組成が変動してし
まうので好ましくなく、7×104Paを超えた圧力と
すると減圧にした効果がほとんど得られないので好まし
くない。
【0033】また、雰囲気の種類は、乾燥空気雰囲気中
または乾燥アルゴン雰囲気中とすることが好ましい。ガ
スの放出を乾燥空気中あるいは乾燥アルゴン雰囲気中で
行えば、電池内部への水分の侵入を防止できる。尚、乾
燥空気または乾燥アルゴンの露点は、例えば、−40℃
以下とすることが好ましい。
【0034】係る非水電解質2次電池の製造方法によれ
ば、少なくとも1回以上の充放電を行って、前記開閉部
から前記電池容器内のガスを放出させるので、最初の充
放電で非水電解質の分解により生じたガスが正、負極の
間で滞留することがなく電解質の部分的な枯渇が防止さ
れ、これにより充放電容量が高く、サイクル寿命の長い
非水電解質2次電池を得ることができる。
【0035】
【実施例】[実験例1] (非水電解質2次電池の製造)マンガン酸リチウムの合
成には、出発原料として炭酸リチウムと二酸化マンガン
を用いた。これらの出発原料を十分に粉砕してからLi
/Mn=1/2(原子比)となるように混合し、酸素雰
囲気中850℃で焼成することにより、平均粒径10μ
mのLiMn24なる組成のマンガン酸リチウム粉末を
得た。このマンガン酸リチウム90重量部に対し、導電
助材としてカーボンブラックを10重量部添加して混合
物とし、この混合物に、予めポリフッ化ビニリデンを溶
解させたNMP(N−メチルピロリドン)を混合してス
ラリーとし、このスラリーをアルミニウム箔に塗布して
乾燥し、更にプレスすることにより、正極電極膜を形成
した。このようにして、正極活物質が82質量%、カー
ボンブラックが9質量%、ポリフッ化ビニリデンが9質
量%の組成の正極電極を製造した。
【0036】次に、天然黒鉛に、予めポリフッ化ビニリ
デンを溶解させたNMP(N−メチルピロリドン)を混
合してスラリーとし、このスラリーを銅箔に塗布して乾
燥し、更にプレスすることにより、負極電極膜を形成し
た。このようにして、天然黒鉛が90質量%、ポリフッ
化ビニリデンが10質量%の組成の負極電極を製造し
た。
【0037】正極電極と負極電極との間に多孔質ポリプ
ロピレン製のセパレータを配置して順次積層し、得られ
た積層体を図1に示す箱部材に収納し、更に封口板を溶
接した後、封口板に設けた開口部から非水電解液を注液
した。尚、非水電解液は、エチレンカーボネート(E
C)とジメチルカーボネート(DMC)の混合溶媒に対
してLiPF6を1モル/Lの濃度となるように添加し
たものを用いた。ECとDMCの体積比はEC:DMC
=1:2とした。このようにして、試験用の非水電解質
2次電池を製造した。
【0038】上記の試験用の電池について、開口部を開
いたままの状態で露点―40℃以下の乾燥空気中に設置
し、充放電を5回繰り返した。尚、充電条件は充電電流
密度を1/3C、充電終止電圧を4.2Vとする定電流
充電を行った後に、充電電流密度が1/60Cになるま
で定電圧充電を行う定電流/定電圧充電方式とし、更に
放電条件は、放電電流密度1/3Cで下限電圧2.2V
まで放電させる定電流放電方式とした。この電池を実施
例1とした。
【0039】また、別の試験用の電池について、5.3
3×104Paの乾燥空気中で行ったこと以外は上記と
同様にして、上記と同じ条件で充放電を5回繰り返し
た。この電池を実施例2とした。更に別の試験用の電池
について、非水電解液を注液した後に開口部を蓋で閉じ
たこと以外は上記と同様にして、上記と同じ条件で充放
電を5回繰り返した。この電池を比較例1とした
【0040】(評価)実施例1、2及び比較例1につい
て、非水電解液を注液した後の1回目と5回目の放電容
量を測定し、1回目の放電容量を基準とした場合の5回
目の放電容量の維持率を調査した。
【0041】その結果、各電池の放電容量の維持率は、
実施例1が98%、実施例2が99%、比較例1が89
%となった。
【0042】上記の結果に示すように、実施例2の維持
率が実施例1の維持率よりも若干良好になったのは、実
施例2では減圧雰囲気でガス放出を行ったために、電池
の正、負極間に滞留していたガスがほとんど放出され、
これにより維持率が向上したと考えられる。また比較例
1は全くガスの放出を行わないため、正、負極間にガス
が滞留し、充放電反応が可能な電極面積が減少したため
と考えられる。
【0043】[実験例2]実験例1で製造した試験用の
非水電解質2次電池を2つ用意し、非水電解液の注液し
て開閉部の蓋を閉じた状態で、501回の充放電を行
い、サイクル特性を調査した。この時の充電条件は、充
電電流密度1/3Cで電圧が4.2Vになるまで定電流
充電した後に、電圧を4.2Vに維持したまま充電電流
密度が1/60Cになるまで定電圧充電を行う定電流/
定電圧充電とした。また放電条件は、放電電流密度1/
3Cの定電流放電方式とし、終止条件を50サイクル毎
(1、51、101、151、・・・501サイクル)
毎に電圧が3.1Vになるまで放電させ、その他のサイ
クルでは初期容量の70%まで放電させる条件とした。
尚、2つのうち1つの電池については、50回目の放電
の後に、開閉部の蓋を乾燥空気雰囲気中で解放して内部
に貯留している分解ガスを放出させた。1サイクル目の
放電容量を基準にした場合の放電容量の割合と、サイク
ル回数との関係を図5に示す。
【0044】図5に示すように、ガス抜きを行った電池
は、500サイクル経過時点で初期容量に対して95%
以上の容量を示しており、また曲線の傾きから容量の減
少率も極めて低く、サイクル特性が良好なことが分か
る。一方、ガス抜きを行わなかった電池では、500サ
イクル経過時点で初期容量に対して80%以下まで容量
が低下しており、また曲線の傾きからも容量の減少率が
大きく、サイクル特性が劣っていることが分かる。
【0045】以上の実験例1及び実験例2の結果から、
本発明に係る非水電解質2次電池は、高い充放電容量
と、長期にわたって良好なサイクル特性を示すことが判
明した。
【0046】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように、本発明の
非水電解質2次電池によれば、電池容器にガス抜き用の
開閉部が備えられており、最初の数回の充放電で非水電
解質の分解により生じたガスをこの開閉部から放出でき
るので、正、負極間における電解質の部分的な枯渇を防
いで充放電容量の向上とサイクル寿命の長寿命化を図る
ことができる。
【0047】また本発明の非水電解質2次電池の製造方
法によれば、少なくとも1回以上の充放電を行って、前
記開閉部から前記電池容器内のガスを放出させるので、
最初の充放電で非水電解質の分解により生じたガスが
正、負極の間で滞留することがなく電解質の部分的な枯
渇が防止され、これにより充放電容量が高く、サイクル
寿命の長い非水電解質2次電池を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態である非水電解質2次電池
の一例を示す斜視図である。
【図2】 図1の平面模式図。
【図3】 本発明の実施形態である非水電解質2次電池
の封口板を示す断面模式図。
【図4】 図1に示す非水電解質2次電池の要部を示す
斜視図である。
【図5】 1サイクル目の放電容量を基準にした場合の
放電容量の割合と、サイクル回数との関係を示すもので
あって、50サイクル目でガス抜きを行った電池とガス
抜きを行わない電池との結果を示すグラフ。
【符号の説明】
1 非水電解質2次電池 2 正極電極(正極) 3 負極電極(負極) 4 セパレータ 5 電池容器 5a 箱部材 5b 封口板 9 開閉部 9a 開口部 9b 蓋 9c 雌ねじ部 9d 雄ねじ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田島 英彦 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 Fターム(参考) 5H012 AA07 BB02 BB03 CC10 DD02 JJ02 JJ03 5H023 AA03 AS01 AS10 CC14 CC15 DD06 5H029 AJ03 AJ05 AK03 AL02 AL06 AL07 AL08 AL12 AM03 AM05 AM07 BJ02 BJ21 CJ16 CJ28 DJ02 EJ04 EJ12 HJ02 HJ15 5H050 AA07 AA08 BA16 BA17 CA08 CA09 CB02 CB07 CB08 CB09 CB12 EA10 EA24 GA18 GA27 HA02 HA15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 正極と、負極と、非水電解質とが電池容
    器に収納されてなり、該電池容器にガス抜き用の開閉部
    が備えられてなることを特徴とする非水電解質2次電
    池。
  2. 【請求項2】 前記開閉部は、前記電池容器に設けられ
    た開口部と該開口部に取り付けられた蓋とからなり、前
    記開口部には雌ねじ部が設けられ、前記蓋には前記雌ね
    じ部に対応する雄ねじ部が設けられていることを特徴と
    する請求項1に記載の非水電解質2次電池。
  3. 【請求項3】 前記開閉部は、前記電池容器に設けられ
    た開口部と、該開口部に接合された蓋とからなることを
    特徴とする請求項1に記載の非水電解質2次電池。
  4. 【請求項4】 前記開口部が電解液の注液口を兼ねるこ
    とを特徴とする請求項2または請求項3に記載の非水電
    解質2次電池。
  5. 【請求項5】 前記正極に、LiMn2-xx4(ただ
    し元素MはCo、Ni、Fe、Mg、Cr、Alの中か
    ら選択される少なくとも1種であり、組成比xは0<x
    ≦0.4である)で表されるリチウムマンガン複合酸化
    物が含まれていることを特徴とする請求項1ないし請求
    項4のいずれかに記載の非水電解質2次電池。
  6. 【請求項6】 ガス抜き用の開閉部が備えられた電池容
    器に少なくとも正極と負極と非水電解質とを収納し、少
    なくとも1回以上の充放電を行い、前記開閉部から前記
    電池容器内のガスを放出させることを特徴とする非水電
    解質2次電池の製造方法。
  7. 【請求項7】 非水電解質を収納し、前記開閉部を閉じ
    た状態で前記充放電を行った後に、前記開閉部を開口し
    て電池容器内のガスを放出させることを特徴とする請求
    項6に記載の非水電解質2次電池の製造方法。
  8. 【請求項8】 非水電解質を収納し、前記開閉部を開口
    した状態で前記充放電を行うことにより、前記電池容器
    内のガスを放出させることを特徴とする請求項6に記載
    の非水電解質2次電池の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記電池容器内のガスの放出を大気圧下
    で行うことを特徴とする請求項6ないし請求項8のいず
    れかに記載の非水電解質2次電池の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記電池容器内のガスの放出を1×1
    3Pa〜7×104Paの減圧下で行うことを特徴とす
    る請求項6ないし請求項8のいずれかに記載の非水電解
    質2次電池の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記電池容器内のガスの放出を乾燥空
    気雰囲気中または乾燥アルゴン雰囲気中で行うことを特
    徴とする請求項6ないし請求項10のいずれかに記載の
    非水電解質2次電池の製造方法。
  12. 【請求項12】 請求項6ないし請求項11のいずれか
    に記載の非水電解質2次電池の製造方法により製造され
    たことを特徴とする非水電解質2次電池。
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