JP2009187759A - 安全装置、及び、密閉型蓄電池 - Google Patents

安全装置、及び、密閉型蓄電池 Download PDF

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Abstract

【課題】何時でも何度でも、容易に、電池ケース内のガスを外部に排出することができる安全装置、及び、密閉型蓄電池を提供する。
【解決手段】安全装置170は、電池ケース110の内圧が所定の開放値以下の場合は、第1連通路171bを閉塞した状態を保ち、電池ケース110の内圧が所定の開放値を上回ると、第1連通路171bを開放して電池ケース110内のガスを外部に排出した後、再び、第1連通路171bを閉塞する自動開閉機構160を備えている。さらに、安全装置170は、電池ケース110の内圧が所定の開放値以下の場合でも、第1連通路171bを強制的に開放した後、再び、第1連通路171bを閉塞可能とする強制開閉手段180を備えている。
【選択図】図5

Description

本発明は、安全装置、及び、これを用いた密閉型蓄電池に関する。
密閉型蓄電池の安全装置(安全弁)として、様々なものが提案されている(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2004−247059号公報 特開2006−40626号公報
特許文献1には、電池ケースの蓋板に形成した溝部からなる安全弁(特許文献1の図1参照)が開示されている。この安全弁は、電池ケース内の圧力が所定値に達すると、溝部が裂ける壊裂型安全弁である。これにより、溝部が裂けることで形成された開口を通じて、電池ケース内のガスを外部に放出することができる。なお、この安全弁は、一度壊裂した後は、壊裂前の状態に戻ることができない構造となっている。
特許文献2には、壊裂型安全弁(非可逆式安全弁)と、弁作動後に自己復帰する(作動前の状態に戻る)復帰型安全弁(可逆式安全弁)とが組み合わされた安全装置が開示されている。なお、特許文献2の実施例では、壊裂型安全弁と復帰型安全弁の作動圧を等しくしている。
ところで、電池の製造過程(具体的には、コンディショニング工程や充放電工程など)において、電池ケース内でガスが発生する。このため、電池の製造過程において、電池ケース内で発生したガスを、外部に排出する必要がある。
ところが、特許文献1,2に開示されている安全装置は、いずれも、電池ケースの内圧が所定の開弁圧(開放圧)にまで上昇しない限り、開弁しない構造となっている。このため、安全弁とは別に、電池の製造過程において発生するガスを外部に排出するための貫通孔を設け、この貫通孔を利用してガス抜きをする必要があった。
例えば、安全弁とは別に、電池ケースの壁部に貫通孔を穿孔しておき、この貫通孔を仮封止部材で仮封止した状態で、コンディショニング工程を行う。その後、仮封止を解いて(例えば、仮封止部材に貫通孔を形成し)、コンディショニング工程において電池ケース内で発生したガスを、外部に排出する。次いで、再び、仮封止をして、電池の充放電を行った後、再び仮封止を解いて、充放電工程において電池ケース内で発生したガスを、外部に排出する。このように、電池の製造過程においてガスが発生するたびに、仮封止の解除と仮封止を何度も行わなければならず、最後には、ガス抜きに用いた貫通孔を、本封止しなければならなかった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであって、何時でも何度でも、容易に、電池ケース内のガスを外部に排出することができる安全装置、及び、密閉型蓄電池を提供することを目的とする。
その解決手段は、電池ケースに固着される安全装置であって、上記電池ケースの壁部を貫通する第1貫通孔を通じて、外部と上記電池ケースの内部とを連通する第1連通路を構成する第1連通壁部を有し、上記電池ケースの内圧が所定の開放値以下の場合は、上記第1連通路を閉塞した状態を保ち、上記電池ケースの内圧が上記所定の開放値を上回ると、上記第1連通路を開放して上記電池ケース内のガスを外部に排出した後、再び、上記第1連通路を閉塞する自動開閉手段と、上記電池ケースの内圧が上記所定の開放値以下の場合でも、上記第1連通路を強制的に開放した後、再び、上記第1連通路を閉塞可能とする強制開閉手段と、を備える安全装置である。
本発明の安全装置は、電池ケースの内圧が所定の開放値以下の場合は、第1連通路を閉塞した状態を保ち、電池ケースの内圧が所定の開放値を上回ると、第1連通路を開放して電池ケース内のガスを外部に排出した後、再び、第1連通路を閉塞する自動開閉手段を備えている。これにより、電池ケースの内圧を所定の開放値以下に保ち、電池ケース内圧の過昇圧を防止することができる。しかも、電池ケース内のガスを外部に排出した後も、ガスを排出する前の状態に戻るので、引き続き、安全装置としての機能(電池ケースの内圧を所定の開放値以下に保つ過昇圧防止機能)を発揮することができる。
さらに、本発明の安全装置は、電池ケースの内圧が所定の開放値以下の場合でも、第1連通路を強制的に開放した後、再び、第1連通路を閉塞できる強制開閉手段を備えている。このため、強制開閉手段を用いることで、第1連通路の開閉を、何時でも何度でも、容易に行うことができる。これにより、電池ケースの内圧が所定の開放値以下の場合でも、電池ケース内のガスを外部に排出したいときには、適宜、強制開閉手段により第1連通路を開閉することで、電池ケース内のガスを外部に排出することができる。従って、本発明の安全装置によれば、何時でも何度でも、容易に、電池ケース内のガスを外部に排出することができる。
例えば、密閉型蓄電池の製造過程(具体的には、コンディショニング工程や充放電工程など)において、電池ケース内でガスが発生すると、このガスがケース内に溜まる(電池ケースの内圧は開放圧まで上昇しない)。しかしながら、このとき、強制開閉手段を用いて、第1連通路の開閉するだけで、電池ケース内のガスを外部に排出し、その後、元の密閉状態に戻すことができる。
さらに、上記の安全装置であって、前記電池ケースの壁部を貫通する第2貫通孔を通じて、外部と上記電池ケースの内部とを連通する第2連通路を構成する第2連通壁部を有し、前記強制開閉手段は、前記第1連通路を強制的に開放しないときは、上記第2連通路を閉塞した状態を保ち、前記第1連通路を強制的に開放すると、上記第1連通路と共に上記第2連通路を開放する強制開閉手段である安全装置とすると良い。
本発明の安全装置は、第1連通路に加えて、電池ケースの壁部を貫通する第2貫通孔を通じて、外部と電池ケースの内部とを連通する第2連通路を有している。しかも、強制開閉手段が、第1連通路を強制的に開放しないときは第2連通路を閉塞した状態を保ち、第1連通路を強制的に開放すると、第1連通路と共に第2連通路を開放する。このため、強制開閉手段で第1連通路を強制的に開放すれば、外部と電池ケース内部とを、第1連通路と第2連通路によって連通することができる。すなわち、外部と電池ケース内部とを、2つの連通路で連通することができる。
これにより、例えば、電池ケース内に液体(電解液など)を、迅速に注入することができる。具体的には、強制開閉手段で第1連通路及び第2連通路を開放した状態で、第2連通路を通じて外部から液体を注入すれば、第1連通路を通じて電池ケース内のガスを外部にスムーズに排出させることができるので、電池ケース内に液体(電解液など)を迅速に注入することができる。
さらに、上記いずれかの安全装置であって、前記自動開閉手段は、前記第1連通壁部に離間可能に密着して、前記第1連通路を閉塞する弁部材を有し、前記電池ケースの内圧が前記所定の開放値以下の場合は、上記弁部材が上記第1連通壁部に密着して上記第1連通路を閉塞した状態を保ち、上記電池ケースの内圧が上記所定の開放値を上回ると、上記弁部材が上記第1連通壁部から離間し、上記第1連通路を開放して上記電池ケース内のガスを外部に排出した後、再び、上記弁部材が上記第1連通壁部に密着して上記第1連通路を閉塞してなり、前記強制開閉手段は、上記弁部材を上記第1連通壁部から強制的に離間させた後、再び、上記弁部材を上記第1連通壁部に離間可能に密着させる強制開閉手段である安全装置とすると良い。
本発明の安全装置では、強制開閉手段により、弁部材を第1連通壁部から強制的に離間させた後、再び、弁部材を第1連通壁部に離間可能に密着させることができる。このため、何時でも何度でも、第1連通路の開閉を容易に行うことができる。
さらに、上記の安全装置であって、前記強制開閉手段は、前記弁部材を前記第1連通壁部から強制的に離間させる離間部材を有し、上記弁部材で前記第1連通路が閉塞された状態とする上記離間部材の閉塞位置から、上記離間部材を移動させて、上記弁部材を上記第1連通壁部から強制的に離間させてなり、上記離間部材を上記閉塞位置に固定する固定手段を備える安全装置とすると良い。
本発明の安全装置は、離間部材を閉塞位置に固定する固定手段を備えている。これにより、離間部材の誤作動により、第1連通路を開放してしまう不具合を防止することができる。具体的には、本発明の安全装置を設けた電池について、その使用時には、固定手段により離間部材を閉塞位置に固定しておく。これにより、電池の通常使用時に、離間部材の作動により、誤って、第1連通路を開放してしまう不具合を防止することができる。
他の解決手段は、上記いずれかの安全装置と、正極板、負極板、及び、セパレータを有する電極体と、上記電極体を収容する電池ケースであって、上記安全装置が固着されてなる前記電池ケースと、を備える密閉型蓄電池である。
本発明の密閉型蓄電池は、前述の安全装置を備えている。このため、何時でも何度でも、容易に、電池ケース内のガスを外部に排出することができる。例えば、本発明の密閉型蓄電池の製造過程(具体的には、コンディショニング工程や充放電工程など)において、電池ケース内にガスが発生した場合、強制開閉手段を用いて第1連通路の開閉するだけで、電池ケース内のガスを外部に排出し、その後、元の密閉状態に戻すことができる。このように、従来と異なり、製造過程において、容易にガス抜きをすることができるので、本発明の密閉型蓄電池は安価となる。
また、本発明の密閉型蓄電池を、ハイブリッド自動車や電気自動車などの駆動用電源として用いた場合、例えば、自動車の定期点検時において、点検作業者が、強制開閉手段を用いて、容易に、電池ケース内のガスを外部に排出させることができる。このように、電池(自動車)を使用していない状態で、電池ケース内のガスを外部に排出させて、電池ケース内圧の過昇圧を未然に防ぐことができるので、極めて安全である。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
本実施形態にかかる密閉型蓄電池100は、図1に示すように、直方体形状の電池ケース110と、正極端子120と、負極端子130と、安全装置170を備えるリチウムイオン二次電池である。このうち、電池ケース110は、金属からなり、直方体形状の収容空間をなす角形収容部111と、金属製の蓋部112とを有している。蓋部112には、自身を貫通する第1貫通孔112b及び第2貫通孔112cが穿孔されている。電池ケース110(角形収容部111)の内部には、電極体150や非水電解液140などが収容されている。
電極体150は、図2に示すように、断面長円状をなし、図3に示すように、シート状の正極板155、負極板156、及びセパレータ157を積層して捲回してなる扁平型の捲回体である。この電極体150は、その軸線方向(図1において左右方向)の一方端部(図1において右端部)に位置し、正極板155の一部のみが渦巻状に重なる正極捲回部155bと、他方端部(図1において左端部)に位置し、負極板156の一部のみが渦巻状に重なる負極捲回部156bを有している。正極板155には、正極捲回部155bを除く部位に、正極活物質153を含む正極合材層152が形成されている(図3参照)。同様に、負極板156には、負極捲回部156bを除く部位に、負極活物質154を含む負極合材層159が形成されている(図3参照)。図1に示すように、正極捲回部155bは、正極集電部材122を通じて、正極端子120に電気的に接続されている。負極捲回部156bは、負極集電部材132を通じて、負極端子130に電気的に接続されている。
安全装置170は、図4及び図5に示すように、金属からなる略直方体形状のハウジング175を有している。このハウジング175には、自身を高さ方向(図5において上下方向)に貫通する第1連通路171bと、円筒状の第2連通路172bと、雌ねじ孔176が形成されている。このうち、第1連通路171bは、大径円筒状をなす大径円筒通路部171c、小径円筒状をなす小径円筒通路部171e、及び大径円筒通路部171cと小径円筒通路部171eとを結ぶテーパ形状のテーパ通路部171dを有している。
さらに、ハウジング175には、自身の幅方向(図5において左右方向)に延び、雌ねじ孔176及び第2連通路172bに直交して、外部と第1連通路171bとの間を連通する、矩形状の第3連通路178が形成されている。
また、ハウジング175は、通気孔177bを有する円環状の蓋部材177を有している。この蓋部材177は、通気孔177bの軸線と第1連通路171bの軸線C1を一致させて、大径円筒通路部171cを覆うように設けられている。
なお、ハウジング175のうち、第1連通路171bを構成する壁部を第1連通壁部171、第2連通路172bを構成する壁部を第2連通壁部172とする。第1連通壁部171は、大径円筒通路部171cをなす大径円筒壁部171fと、テーパ通路部171dをなすテーパ壁部171gと、小径円筒通路部171eをなす小径円筒壁部171hにより構成される。
第1連通路171b内には、ゴム製で球状をなす弁部材173と、コイルバネ174が配置されている。具体的には、弁部材173は、テーパ壁部171gの表面上に配置されている。コイルバネ174は、自身が弾性的に圧縮した状態で、弁部材173と蓋部材177との間に配置されている。このため、弁部材173は、コイルバネ174の復元力によりテーパ壁部171gに押圧されて、テーパ壁部171gに離間可能に密着している。このようにして、第1連通路171bが、弁部材173で閉塞されている。
本実施形態では、弁部材173とコイルバネ174と蓋部材177により、自動開閉機構160を構成する。
この安全装置170は、図1に示すように、電池ケース110の蓋部112に固着されている。詳細には、図5に示すように、第1連通路171bの軸線C1を、蓋部112の第1貫通孔112bの軸線と一致させ、且つ、第2連通路172bの軸線C2を、蓋部112の第2貫通孔112cの軸線に一致させて、安全装置170を蓋部112に固着している。これにより、第1連通路171bを通じて、外部と電池ケース110の内部とを連通させることが可能となり(図7参照)、第2連通路172bを通じて、外部と電池ケース110の内部とを連通させることが可能となる(図8参照)。
ここで、自動開閉機構160について、図6及び図7を参照して詳細に説明する。図6に示すように、電池ケース110の内圧が所定の開放値以下(例えば、10MPa以下)の場合は、弁部材173により、第1連通路171bが閉塞された状態が保持される。一方、電池ケース110の内圧が所定の開放値を上回ると、図7に示すように、コイルバネ174が弾性的に圧縮しつつ弁部材173が上昇して、弁部材173が第1連通壁部171のテーパ壁部171gから離間する。これにより、第1連通路171bが開放されて、電池ケース110内のガスが、第1貫通孔112b、第1連通路171b、及び通気孔177bを通じて、外部に排出される。その後、電池ケース110の内圧が所定の開放値以下に低下すると、コイルバネ174が復元することで、再び、弁部材173がテーパ壁部171gに密着する。これにより、第1連通路171bが、再び、弁部材173で閉塞される。このようにして、自動開閉機構160により、電池ケース110の内圧を、常に、開放値以下に保つことができる。なお、開放値は、コイルバネ174のバネ定数に基づいて定められる。
さらに、本実施形態の安全装置170は、強制開閉機構180を有している。この強制開閉機構180は、図4及び図5に示すように、金属製で細長板状の離間部材181と、コイルバネ183とを有している。このうち、離間部材181は、その長手方向先端側(図5において右側)に位置するくさび形の先端部181b、その長手方向後端側(図5において左側)に位置する鍔状の鍔部181d、及び、先端部181bと鍔部181dとの間に位置する平板状の中間部181cを有している。中間部181cには、円筒状の貫通孔182が穿孔されている。この貫通孔182は、雌ねじ孔176の最大径と同径とされている。
離間部材181のうち、先端部181b及び中間部181cは、ハウジング175の第3連通路178内に配置され、鍔部181dは、ハウジング175の外部に配置されている。さらに、ハウジング175の外部において、鍔部181dとハウジング175との間に、コイルバネ183が配置されている。
なお、図4及び図5では、コイルバネ183が自由状態である(弾性力が働いていない)ときの様子を示している。この状態では、弁部材173が、第1連通壁部171のテーパ壁部171gに密着して、第1連通路171bを閉塞している。また、ハウジング175の第2連通路172bは、離間部材181により閉塞されている。このときの離間部材181の位置を、閉塞位置とする。この閉塞位置では、離間部材181の中間部181cに形成されている貫通孔182が、雌ねじ孔176と同一軸線上に重なって配置される。
ここで、強制開閉機構180について、図5及び図8を参照して詳細に説明する。図5に示す閉塞位置から、離間部材181の鍔部181dをハウジング175側(図5において右側)に押して、コイルバネ183を弾性的に圧縮させつつ、離間部材181を第1連通路171b側(図5において右側)に移動させる。すると、離間部材181の先端部181bの傾斜面181fが、弁部材173に接触する。その後も、離間部材181の鍔部181dを押し続けて、離間部材181を移動させてゆくと、図8に示すように、コイルバネ174が弾性的に圧縮しつつ、弁部材173が傾斜面181fに沿って上昇してゆく。
これにより、図8に示すように、弁部材173が、第1連通壁部171のテーパ壁部171gから離間するので、第1連通路171bが開放される。すると、電池ケース110内のガスが、第1貫通孔112b、第1連通路171b、及び通気孔177bを通じて、外部に排出される。その後、離間部材181の鍔部181dに作用させていた押圧力を解除すると、コイルバネ183が復元してゆき、これに伴って、離間部材181が第1連通路171bから離れる方向(図8において左方向)に移動する。そして、コイルバネ183が自由状態(図5に示す状態)にまで復元すると、図5に示すように、離間部材181の先端部181bが弁部材173から離間するので、再び、弁部材173が、第1連通壁部171のテーパ壁部171gに密着する。これにより、再び、弁部材173により、第1連通路171bを閉塞することができる。
上述のように、強制開閉手段180を用いることで、第1連通路171bの開閉を、何時でも何度でも、容易に行うことができる。これにより、電池ケース110の内圧が所定の開放値以下の場合でも、電池ケース110内のガスを外部に排出したいときには、適宜、強制開閉手段180により第1連通路171bを開閉することで、電池ケース110内のガスを外部に排出することができる。従って、本実施形態の安全装置170によれば、何時でも何度でも、容易に、電池ケース110内のガスを外部に排出することができる。
しかも、上述のように、強制開閉機構180の作動により、第1連通路171bを強制的に開放させたとき、図8に示すように、離間部材181の貫通孔182が、第2連通路172bと同一軸線上に重なって配置される。これにより、第1連通路171bと共に、第2連通路172bを開放することができる。従って、強制開閉手段180により、第1連通路171bを強制的に開放すれば、外部と電池ケース110の内部とを、第1連通路171bと第2連通路172bによって連通することができる。すなわち、外部と電池ケース110の内部とを、2つの連通路で連通することができる。
これにより、例えば、電池ケース110内に、電解液140を、迅速に注入することができる。具体的には、図9に示すように、強制開閉手段180の作動により、第1連通路171b及び第2連通路172bを開放した状態で、注液装置145を用いて、第2連通路172bを通じて、外部から電池ケース110内に電解液140を注入する。このとき、第1連通路171bを通じて、電池ケース110内のガスを、外部にスムーズに排出させることができるので、電池ケース110内に電解液140を迅速に注入することができる。
なお、図10に拡大して示すように、第2連通壁部172のうち第3連通路178との境界部分に、第2連通路172bよりも径大な環状溝部172cが形成されている。この環状溝部172c内には、環状をなすゴム製のシール部材185が配置されている。これにより、図9に示すように、第2連通路172bを通じて外部から電解液140を注入したとき、第3連通路178内に電解液140が進入するのを防止できる。
また、図5に示すように、離間部材181で第2連通路172bを閉塞しているときは、電池ケース110内を気密及び液密にすることができる。すなわち、外部と電池ケース110の内部との間において、第2連通路172bを通じて、気体及び液体が出入りするのを防止できる。
さらに、本実施形態の安全装置170は、固定機構190を有している。この固定機構190は、図5に示すように、ハウジング175に形成されている雌ねじ孔176と、この雌ねじ孔176に螺合する固定ボルト191により構成されている。図5には、閉塞位置に位置する離間部材181が、固定ボルト191により固定されていない状態を示している。この状態で、固定ボルト191を締めて下方に移動させてゆくと、図6に示すように、固定ボルト191の先端部191bを、離間部材181の貫通孔182内に進入させることができる。これにより、離間部材181を、閉塞位置に固定することができる。
これにより、離間部材181の誤作動により、第1連通路171bを開放してしまう不具合を防止することができる。具体的には、密閉型電池100の使用時には、上述のようにして、固定機構190(固定ボルト191)により、離間部材181を閉塞位置に固定しておく。これにより、密閉型電池100の通常使用時に、離間部材181の作動により、誤って、弁部材173を第1連通壁部171のテーパ壁部171gから離間させて、第1連通路171bを開放してしまう不具合を防止することができる。
次に、本実施形態の密閉型蓄電池100の製造方法について説明する。
まず、帯状のアルミニウム箔151の表面に、正極活物質153を含む正極合材層152を形成して、正極板155を得る(図3参照)。また、帯状の銅箔158の表面に、負極活物質154を含む負極合材層159を形成して、負極板156を得る。次いで、図3に示すように、正極板155、負極板156、及びセパレータ157を積層し、これを捲回して扁平捲回型の電極体150(図2参照)を形成する。
なお、正極板155、負極板156、及びセパレータ157を積層する際には、電極体150の一端部から、正極板155のうち正極合材を塗工していない未塗工部が突出するように、正極板155を配置しておく。さらには、負極板156のうち負極合材を塗工していない未塗工部が、正極板155の未塗工部とは反対側から突出するように、負極板156を配置しておく。これにより、正極捲回部155b及び負極捲回部156b(図1参照)を有する電極体150が形成される。
次に、電極体150の正極捲回部155bと正極端子120とを接続する。具体的には、例えば、正極捲回部155bと正極集電部材122とを圧着した状態で溶接(例えば、超音波溶接、スポット溶接)することにより、正極捲回部155bと正極端子120とを接続する。同様に、電極体150の負極捲回部156bと負極端子130とを接続する。具体的には、例えば、負極捲回部156bと負極集電部材132とを圧着した状態で溶接(例えば、超音波溶接、スポット溶接)することにより、負極捲回部156bと負極端子130とを接続する。
これとは別に、角形収容部111、蓋部112、安全装置170を用意する(図1、図5参照)。次いで、安全装置170を、図1に示すように、蓋部112に溶接する。詳細には、安全装置170の第1連通路171bの軸線C1を、蓋部112の第1貫通孔112bの軸線に一致させ、且つ、第2連通路172bの軸線C2を、蓋部112の第2貫通孔112cの軸線に一致させた状態(図5参照)で、安全装置170を蓋部112に溶接する。その後、電極体150を角形収容部111内に配置すると共に、安全装置170を固着した蓋部112で、角形収容部111を封止する。具体的には、蓋部112と角形収容部111を、全周溶接により接合する。
次に、注液工程に進み、前述のように、離間部材181の鍔部181dを押圧して、第1連通路171b及び第2連通路172bを開放させる。この状態で、図9に示すように、注液装置145を用いて、第2連通路172bを通じて、外部から電池ケース110内に電解液140を注入する。このとき、第1連通路171bを通じて、電池ケース110内のガスを、外部にスムーズに排出させることができるので、電池ケース110内に電解液140を迅速に注入することができる。その後、前述のように、離間部材181の鍔部181dに作用させていた押圧力を解除することで、再び、弁部材173により第1連通路171bを閉塞すると共に、離間部材181により第2連通路172bを閉塞することができる。
次いで、コンディショニング工程に進み、密閉型蓄電池100の初期性能を安定化させるための処理を行う。具体的には、密閉型蓄電池100について、初期充放電を所定回数行った。
その後、第1ガス抜き工程に進み、前述のように、離間部材181の鍔部181dを押圧して、第1連通路171b及び第2連通路172bを開放させる。これにより、図8に示すように、コンディショニング工程において電池ケース110内で発生したガスを、第1連通路171b及び第2連通路172bを通じて、外部に排出することができる。その後、離間部材181の鍔部181dに作用させていた押圧力を解除することで、再び、弁部材173により第1連通路171bを閉塞すると共に、離間部材181により第2連通路172bを閉塞する。
次に、充放電工程に進み、密閉型蓄電池100について、所定条件で所定回数、充放電を繰り返し行った。
その後、第2ガス抜き工程に進み、離間部材181の鍔部181dを押圧して、第1連通路171b及び第2連通路172bを開放させる。これにより、図8に示すように、充放電工程において電池ケース110内で発生したガスを、第1連通路171b及び第2連通路172bを通じて、外部に排出することができる。その後、離間部材181の鍔部181dに作用させていた押圧力を解除することで、再び、弁部材173により第1連通路171bを閉塞すると共に、離間部材181により第2連通路172bを閉塞する。
その後、所定の工程を行うことで、本実施形態の密閉型蓄電池100(図1参照)が完成する。
上述のように、密閉型蓄電池100の製造過程(具体的には、コンディショニング工程や充放電工程など)において、電池ケース110内にガスが発生した場合、離間部材181の鍔部181dを押すだけで、電池ケース110内のガスを外部に排出することができる。さらに、離間部材181の鍔部181dに作用させていた押圧力を解除するだけで、密閉型蓄電池100を、元の密閉状態に戻すことができる。このように、従来と異なり、製造過程において、容易にガス抜きをすることができるので、本実施形態の密閉型蓄電池100は安価となる。
本実施形態の密閉型蓄電池100は、ハイブリッド自動車や電気自動車などの駆動用電源として用いることができる。この場合、例えば、自動車の定期点検時において、点検作業者が、離間部材181の鍔部181dを押すだけで、容易に、電池ケース110内のガスを外部に排出させることができる。このように、密閉型蓄電池100(これを搭載した自動車)を使用していない状態で、電池ケース110内のガスを外部に排出させて、電池ケース110の内圧の過昇圧を未然に防ぐことができるので、極めて安全である。
以上において、本発明を実施形態に即して説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、適宜変更して適用できることはいうまでもない。
例えば、実施形態では、第2連通路172bを有する安全装置170を示したが、第2連通路172bを有しない安全装置としても良い。第2連通路172bを形成しないことで、安全装置を小型にすることができる。
実施形態にかかる密閉型蓄電池100を示す図である。 密閉型蓄電池100の電極体150の断面図である。 電極体150の拡大断面図であり、図2のB部拡大図に相当する。 実施形態にかかる安全装置170の平面図である。 実施形態にかかる安全装置170の断面図であり、図4のB−B矢視断面図に相当する。 安全装置170の自動開閉機構160(自動開閉手段)及び固定機構190(固定手段)を説明する図である。 安全装置170の自動開閉機構160(自動開閉手段)を説明する図である。 安全装置170の強制開閉機構180(強制開閉手段)を説明する図である。 非水電解液140を電池ケース110内に注入する工程を説明する図である。 シール部材185を示す図であり、図5のD部拡大図に相当する。
符号の説明
100 密閉型蓄電池
110 電池ケース
112 蓋部(壁部)
112b 第1貫通孔
112c 第2貫通孔
150 電極体
155 正極板
156 負極板
157 セパレータ
160 自動開閉機構(自動開閉手段)
170 安全装置
171 第1連通壁部
171b 第1連通路
172 第2連通壁部
172b 第2連通路
173 弁部材
180 強制開閉機構(強制開閉手段)
181 離間部材
190 固定機構(固定手段)

Claims (5)

  1. 電池ケースに固着される安全装置であって、
    上記電池ケースの壁部を貫通する第1貫通孔を通じて、外部と上記電池ケースの内部とを連通する第1連通路を構成する第1連通壁部を有し、
    上記電池ケースの内圧が所定の開放値以下の場合は、上記第1連通路を閉塞した状態を保ち、上記電池ケースの内圧が上記所定の開放値を上回ると、上記第1連通路を開放して上記電池ケース内のガスを外部に排出した後、再び、上記第1連通路を閉塞する自動開閉手段と、
    上記電池ケースの内圧が上記所定の開放値以下の場合でも、上記第1連通路を強制的に開放した後、再び、上記第1連通路を閉塞可能とする強制開閉手段と、を備える
    安全装置。
  2. 請求項1に記載の安全装置であって、
    前記電池ケースの壁部を貫通する第2貫通孔を通じて、外部と上記電池ケースの内部とを連通する第2連通路を構成する第2連通壁部を有し、
    前記強制開閉手段は、
    前記第1連通路を強制的に開放しないときは、上記第2連通路を閉塞した状態を保ち、前記第1連通路を強制的に開放すると、上記第1連通路と共に上記第2連通路を開放する強制開閉手段である
    安全装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の安全装置であって、
    前記自動開閉手段は、
    前記第1連通壁部に離間可能に密着して、前記第1連通路を閉塞する弁部材を有し、
    前記電池ケースの内圧が前記所定の開放値以下の場合は、上記弁部材が上記第1連通壁部に密着して上記第1連通路を閉塞した状態を保ち、上記電池ケースの内圧が上記所定の開放値を上回ると、上記弁部材が上記第1連通壁部から離間し、上記第1連通路を開放して上記電池ケース内のガスを外部に排出した後、再び、上記弁部材が上記第1連通壁部に密着して上記第1連通路を閉塞してなり、
    前記強制開閉手段は、
    上記弁部材を上記第1連通壁部から強制的に離間させた後、再び、上記弁部材を上記第1連通壁部に離間可能に密着させる強制開閉手段である
    安全装置。
  4. 請求項3に記載の安全装置であって、
    前記強制開閉手段は、
    前記弁部材を前記第1連通壁部から強制的に離間させる離間部材を有し、
    上記弁部材で前記第1連通路が閉塞された状態とする上記離間部材の閉塞位置から、上記離間部材を移動させて、上記弁部材を上記第1連通壁部から強制的に離間させてなり、
    上記離間部材を上記閉塞位置に固定する固定手段を備える
    安全装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の安全装置と、
    正極板、負極板、及び、セパレータを有する電極体と、
    上記電極体を収容する電池ケースであって、上記安全装置が固着されてなる前記電池ケースと、を備える
    密閉型蓄電池。
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