JP2003228911A - マルチトラックレコーダおよびその動作プログラム - Google Patents

マルチトラックレコーダおよびその動作プログラム

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JP2003228911A JP2002025112A JP2002025112A JP2003228911A JP 2003228911 A JP2003228911 A JP 2003228911A JP 2002025112 A JP2002025112 A JP 2002025112A JP 2002025112 A JP2002025112 A JP 2002025112A JP 2003228911 A JP2003228911 A JP 2003228911A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】レコーダにおけるアクセス禁止領域へのアクセ
ス禁止をレコーダ側の工夫で実現するようにしたマルチ
トラックレコーダを提供すること。 【解決手段】マルチトラックレコーダ100は、アクセ
ス禁止領域である管理領域131)とアクセス可能領域
であるユーザー領域132とにおいて、管理領域131
の開始アドレスから、連続的に1アドレスずつ増加する
ようにアドレスを設定していって決定されるユーザー領
域132の開始アドレスを、パーソナルコンピュータ2
00からのアクセス要求で指定されたアクセスアドレス
に加えたオフセットアドレスを新たなアクセスアドレス
として、自装置側でアクセス禁止領域へのアクセスを禁
止している(ステップS520)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、HD(ハードディ
スク)等に記憶される音楽データを複数トラック同時再
生可能で、ホスト装置からのアクセス要求に応答してH
D等へのアクセス動作(読み出しや書き込み)を行うよ
うに構成されたマルチトラックレコーダ(MTR)およ
びその動作プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】マルチトラックレコーダ(以下、適宜単
に「レコーダ」と記載)は、HD(ハードディスク)等
の大容量記録媒体に楽音信号から得られた楽音データを
記憶しておくものでマルチトラックハードディスクレコ
ーダ等とも称される。このマルチトラックレコーダにお
いては、レコーダ自体に設けられた操作部の操作によっ
て楽音データをファイルとして記憶管理しておき、管理
されているファイルをいつでもアクセス可能としたもの
が従来から提案されていた。また、レコーダ自体に設け
られた操作部や表示部が小さいこと等から、近年ではパ
ーソナルコンピュータ(PC)をホスト装置として接続
し、このホスト装置からレコーダが管理するファイルへ
のアクセスを可能としたものも提案されており、この場
合にはホスト装置側に専用ドライバや専用アプリケーシ
ョンをインストールしていた。
【0003】さらに、マルチトラックレコーダの中に
は、ホスト装置と接続した際に、ホスト装置からの問い
合わせに対してハードディスクやMO等の一般的な記録
媒体が接続されているように応答動作を行うものも提案
されていて、ホスト装置側において専用ドライバのイン
ストールを不要とし、汎用ドライバのみでレコーダ側の
HDの全領域をアクセス可能としたものもある。
【0004】そして、レコーダ側のHDにはレコーダ動
作の管理情報等を記憶する通常アクセスすることを禁止
しなけらばならないアクセス禁止領域があり、このアク
セス禁止領域へのアクセスを禁止するために、ホスト装
置側でファイル毎にアクセス許可又はアクセス禁止を示
すフラグを立て下げしながらレコーダ側へのアクセス動
作を行うようにしたものや、HDの記憶領域を仮想的に
複数に分割して管理するいわゆるパーティション管理を
行いながらレコーダ側へのアクセス動作を行うもの等が
提案されているが、これらは総てホスト装置が汎用的な
ドライバを備えて、レコーダ側の全記憶領域をアクセス
できることが前提となっているものである。
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ホスト
装置側において専用ドライバや専用アプリケーションを
インストールすることはユーザーにとって煩雑な作業を
強いることになり、一方、外部記録媒体に対する汎用的
なドライバを備えた構成によれば、レコーダ側の総ての
記憶領域がアクセス対象となってしまうため、レコーダ
を管理する管理情報自体が破壊されてレコーダが所要の
動作を行えなくなる場合もあり得た。また、ホスト装置
がアクセス禁止領域のアクセス禁止を行うように動作す
る場合にあっても、ホスト装置からレコーダ側の総ての
記憶領域にアクセスすることが前提となっているため、
何らかの原因でホスト装置によるアクセス禁止領域への
アクセスが行われる可能性はあり得、しかもこのアクセ
ス禁止制御を行う分、ホスト装置の動作負担が増すとい
った問題もあった。
【0005】そこで、本発明は、このような従来の課題
を解決するためになされたものであり、アクセス禁止領
域へのアクセス禁止をレコーダ側の工夫で実現するよう
にしたマルチトラックレコーダおよび動作プログラムを
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、記憶手段に記憶される音楽データを複数
トラック同時再生可能な装置で、ホスト装置からのアク
セス要求に応答して前記記憶手段へのアクセス動作を行
うように構成されたマルチトラックレコーダにおいて、
前記記憶手段の記憶領域をアクセス禁止領域とアクセス
可能領域とに分けて形成し、前記ホスト装置からの前記
アクセス禁止領域へのアクセスを禁止するアクセス禁止
手段を自装置側に設けたことを特徴とするようにした。
【0006】この発明においては、記憶手段の記憶領域
をアクセス禁止領域とアクセス可能領域とに分けて形成
しておき、アクセス禁止手段はホスト装置からのアクセ
ス禁止領域へのアクセスを禁止するがこれをマルチトラ
ックレコーダ側に設けて、アクセス禁止領域へのアクセ
ス禁止をレコーダ側の工夫で実現するようにした。この
結果、ホスト装置側での専用ドライバ、専用アプリケー
ション等のインストールが不要となると共に、ホスト装
置側でアクセス禁止の工夫が不要となるので、極めてユ
ーザーフレンドリーなマルチトラックレコーダを提供で
きることになる。
【0007】前記アクセス禁止手段は、前記ホスト装置
からのアクセス要求で指定されたアクセスアドレスが常
に前記アクセス可能領域を指すようにしたことを特徴と
することができる。
【0008】また、前記アクセス禁止手段は、前記ホス
ト装置からのアクセス要求で指定されたアクセスアドレ
スに、前記アクセス禁止領域の記憶容量を考慮して決め
られるアドレスを加えたアドレスをアクセスアドレスと
する構成とすることができる。より具体的には、前記ア
クセス禁止領域と前記アクセス可能領域とにおいて、前
記アクセス禁止領域の開始アドレスから、連続的に1ア
ドレスずつ増加するようにアドレスを設定していって決
定される前記アクセス可能領域の開始アドレスを、前記
ホスト装置からのアクセス要求で指定されたアクセスア
ドレスに加えたオフセットアドレスを新たなアクセスア
ドレスとして、アクセスアドレスが常に前記アクセス可
能領域を指すようにすれば良い。
【0009】さらに、前記ホスト装置からの前記記憶手
段の全記憶容量の問い合わせに対して、前記記憶手段の
全記憶容量から前記アクセス禁止領域の記憶容量を減じ
た記憶容量値を示す情報を返答する記憶容量返答手段を
更に備えた構成としても良い。
【0010】そして、本発明によれば、記憶手段に記憶
される音楽データを複数トラック同時再生可能な装置
で、ホスト装置からのアクセス要求に応答して前記記憶
手段へのアクセス動作を行うように構成され、且つ、前
記記憶手段の記憶領域をアクセス禁止領域とアクセス可
能領域とに分けて形成されたマルチトラックレコーダを
動作させるための動作プログラムであって、前記ホスト
装置からの前記アクセス禁止領域へのアクセスを禁止す
るアクセス禁止機能を自装置側で実現させるようにした
動作プログラムも提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しつつ説明する。
【0012】(構成)図1は本発明の実施形態の構成図
である。図1に示す実施形態では、ホスト装置としての
パーソナルコンピュータ200とマルチトラックレコー
ダ100とが互いに所要の情報を通信可能にUSBケー
ブル300(USB:Universal Serial Bus)で接続
されている。
【0013】パーソナルコンピュータ200は、CPU
210、ROM211、RAM212、USBコントロ
ーラ220、HD(ハードディスク)230、キーボー
ド240、CRT250を備えて構成される。CPU2
10が、ROM211に記録される制御用ソフトやHD
220に記録されるOS(オペレーティングシステム)
等をRAM212をワークエリアとして使用しながら実
行することによって以下の動作が実現されるように構成
されている。
【0014】また、CPU210はキーボード240
(及び/又は不図示のマウス)の操作による指示を受け
付けて所要の動作を行い、必要な情報をCRT250に
表示するように構成されている。さらに、USBコント
ローラ220はCPU210の管理下のもとでUSBケ
ーブル300を介してマルチトラックレコーダ100と
必要な制御情報等を通信する。なお、HD230上には
ユーザーが使用するAP(アプリケーション)がインス
トールされていてCPU210がこれを実行するが、外
部デバイスを動作制御するための特殊な専用ドライバ等
はインストールされていない。
【0015】一方、マルチトラックレコーダ100は、
CPU110、ROM111、RAM112、USBコ
ントローラ120、HD130、操作部140、液晶デ
ィスプレイ150、入力端子161に接続される楽音信
号入力部160、出力端子171に接続される楽音信号
出力部170を備えて構成される。CPU110が、R
OM111に記録される制御用ソフトやHD120に記
録される全体制御プログラム等を実行することによって
以下の動作が実現されるように構成されている。
【0016】また、CPU110は操作部140の操作
による指示を受け付けて所要の動作を行い、必要な情報
を液晶ディスプレイ150に表示するように構成されて
いる。図示はしないが操作部140はミキシングやイコ
ライズイング調整等の多数のスライダースイッチ、指示
選択操作を行うための押下式ボタンやダイアル等の種々
の操作用部品で構成されている。さらに、USBコント
ローラ120はCPU110の管理下のもとでUSBケ
ーブル300を介してパーソナルコンピュータ200と
必要な制御情報等を通信する。
【0017】操作部140の楽音信号記録指示操作に応
答して、CPU110は入力端子161を介して入力さ
れる楽音信号を楽音信号入力部160に入力させる。楽
音信号入力部160は入力された楽音信号をアナログデ
ジタル変換して、これがデジタル楽音データとしてCP
U110に渡される。CPU110はこれを一旦RAM
112に記憶させておき、次いでこれをファイルにして
HD130の管理領域に格納し、更にユーザー領域にア
クセス(読み出しや書き込み)可能に格納する。一方、
操作部140の楽音信号再生指示操作に応答して、CP
U110がユーザー領域に格納された複数のファイルの
音楽データを楽音信号出力部170に渡すと、楽音信号
出力部170は複数の楽音データを同時再生しながらデ
ジタルアナログ変換し出力端子171に出力する。かく
して、マルチトラックレコーダ100では複数トラック
の楽音データのそれぞれをファイル管理しておき、複数
トラックを同時再生した楽音信号を得られるようになっ
ている。
【0018】図2はHD130のメモリマップの説明図
である。先頭アドレス「0番地」から最終アドレス「e
番地」まで連続的に「1」ずつ変化するようにアドレス
(番地)が設定されている。そして、HD130の全記
憶領域はアクセス禁止領域である管理領域131と、ア
クセス可能領域であるユーザー領域132の2つに分け
られている。管理領域131は先頭アドレス「0番地」
からユーザー領域132の先頭アドレス「a」より1番
地小さなアドレスまでとなっていて、先に説明した全体
制御プログラム135、ファイル管理テーブル136、
…等が格納されている。
【0019】ファイル管理テーブル136は、図3に示
すように、ファイル識別子とアドレス情報とを関連付け
て格納するもので、CPU110は新たな楽音データが
得られると新たにファイルを管理領域132に格納し、
ユーザー領域132に格納するが、その際、このファイ
ル固有のファイル識別子を登録してその格納場所を示す
アドレス情報も登録する。図3の一例ではファイル識別
子「001」のファイルがアドレス「AD1」〜「AD
2」に格納されていることを示している。一方、ファイ
ル読み出しの場合にはCPU110はこのテーブル13
6のアドレス情報を参照して指定されたファイルを読み
出す。なおファイル管理手法はこのテーブル1800以
外のテーブルを用いても良く図3は例示にすぎない。
【0020】このように管理領域131にはマルチトラ
ックレコーダ100側の動作管理等するための管理情報
が格納されていて、これが書き換えられると暴走等が発
生するため、管理領域131はアクセスが禁止されたア
クセス禁止領域に設定されている。一方、ユーザー領域
132は、先頭アドレス「a番地」から最終アドレス
「e番地」まで連続的に1番地ずつ変化するようにアド
レスが設定されていて、楽音データを格納した多数のフ
ァイル137、138、…が格納されている。そして、
このユーザー領域132のみが、操作部140の操作や
パーソナルコンピュータ200からのアクセス動作によ
ってアクセス可能な情報が格納されるアクセス可能領域
となっている。
【0021】このように、HD130の記憶領域は管理
領域131とユーザー領域132とから成るので、両領
域のそれぞれの記憶容量の和がHD130の全記憶容量
値となっている。換言すれば、ユーザー領域132の記
憶容量は、HD130の全記憶容量から管理領域131
の記憶容量を減じた記憶容量値となる。
【0022】(動作)次に、図4、図5を参照して動作
を説明する。パーソナルコンピュータ200のUSBコ
ントローラ220からデバイスリクエストが送信される
と(ステップS400)、マルチトラックレコーダ10
0のUSBコントローラ120がこれを受信し(ステッ
プS410)、リクエストタイプが「インターフェイス
ディスクリプタ」か否か(即ち外部デバイス識別のため
のリクエストか否か)を判定する(ステップS42
0)。リクエストタイプが「インターフェイスディスク
リプタ」でない場合(No)にはマルチトラックレコー
ダ100側は、受信したリクエストタイプに応じた応答
動作を行ってステップS410に戻り、デバイスリクエ
ストの受信待ち状態となる。
【0023】一方、リクエストタイプが「インターフェ
イスディスクリプタ」である場合(Yes)には、マル
チトラックレコーダ100側は、ステップS440にお
いて返答コマンドをパーソナルコンピュータ200側に
送信する。例えば「「クラスコード:マスストレー
ジ」、「サブクラスコード:SCSIコマンドセッ
ト」、「プロトコルコード:バルク転送ONLY」」と
した所定ビット数の返答コマンドを送信する。
【0024】パーソナルコンピュータ200側がこれを
受信すると(ステップS450)、ステップS460に
おいて、返答コマンドに対して標準対応しているか否か
を判定し、標準対応していれば(Yes)、以降、US
Bコマンドの発行、送信が行われる(ステップS47
0)。一方、返答コマンドに対して標準対応していない
場合(No)には標準ドライバの使用ができないことに
なる。
【0025】次いで、図5のステップS500において
パーソナルコンピュータ200からのUSBコマンドを
USBコントローラ120が受信すると、そのコマンド
タイプを判定する(ステップS510)。コマンドタイ
プが指定アドレスに対する読み出しや書き込みであれば
(「Read/Write」)ステップS520に移行
し、また、コマンドタイプがHD130の記憶容量の問
い合わせであれば(「Read Capacity」)
であればステップS530に移行し、そして、これらの
いずれのタイプでもなければ、ステップS530に移行
してCPU110はこのコマンドタイプに応じた応答動
作を行う(ステップS530)。
【0026】さて、ステップS520に移行した場合に
は、CPU110は指定されたアクセスアドレスに対し
て「a」番地を加算したアドレスをアクセスアドレスと
してアクセス動作を行う。アクセスが情報読み出しの場
合にはパーソナルコンピュータ200側に読み出し情報
を送信しステップS500に戻り、また、アクセスが書
き込みの場合にはアクセスアドレスに対して書き込み情
報を格納してステップS500に戻る。図3を参照する
と分かるように、ステップS520のアクセス動作時に
おいてアドレスオフセット「a」を与えることによっ
て、仮に「0番地」が指定されたとしてもアクセスアド
レスが「a番地」となるため、常にユーザー領域132
のみがアクセス可能な記憶領域となる。このため管理領
域131の記憶内容がレコーダ外部の装置から参照され
ず、不要な書き換え等を阻止することが可能となる。
【0027】また、ステップS530に移行した場合に
は、CPU110は、HD130の全記憶容量から、管
理領域131の記憶容量を減じた記憶容量値を示す情報
をパーソナルコンピュータ200側に送信してステップ
S500に戻る。
【0028】以上説明してきた本発明の実施形態によれ
ば、HD130(記憶手段)の記憶領域をアクセス禁止
領域(管理領域131)とアクセス可能領域(ユーザー
領域132)とに分けて形成しておき、CPU110は
パーソナルコンピュータ200(ホスト装置)からのア
クセス禁止領域へのアクセスを禁止するが、これをマル
チトラックレコーダ100側に設けて管理領域131へ
のアクセス禁止をレコーダ側の工夫で実現するようにし
た。この結果、パーソナルコンピュータ200側での専
用ドライバ、専用アプリケーション等のインストールが
不要となると共に、パーソナルコンピュータ200側で
のアクセス禁止の工夫が不要となるので、極めてユーザ
ーフレンドリーなレコーダを提供できる。
【0029】しかもそのアクセス禁止手段は、パーソナ
ルコンピュータ200からのアクセス要求で指定された
アクセスアドレスが常にアクセス可能領域を指すアドレ
スとなるようにするという簡素な構成、より具体的に
は、アクセス要求で指定されたアクセスアドレスにアク
セス禁止領域の記憶容量を考慮して決められるアドレス
を加えたアドレスをアクセスアドレスとする簡素な構成
で実現できる。
【0030】更に具体的には、アクセス禁止領域(管理
領域131)とアクセス可能領域(ユーザー領域13
2)とにおいて管理領域131の開始アドレスから、連
続的に1番地ずつ増加するようにアドレスを設定してい
って決定されるユーザー領域132の開始アドレスを、
パーソナルコンピュータ200からのアクセス要求で指
定されたアクセスアドレスに加えたオフセットアドレス
を新たなアクセスアドレスとして、アクセスアドレスが
常にアクセス可能領域を指すようにすれば良い。
【0031】さらに、パーソナルコンピュータ200か
らのHD130(記憶手段)の全記憶容量の問い合わせ
に対して、CPU110は、HD130の全記憶容量か
ら管理領域131(アクセス禁止領域)の記憶容量を減
じた記憶容量値を示す情報を返答するので、パーソナル
コンピュータ200からアクセス制御に支障がないよう
にすることができる。
【0032】以上本発明の実施の形態について説明した
が、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で上記実施形態に
種々の変形や変更を施すことが可能となる。例えば図1
のマルチトラックレコーダ100やパーソナルコンピュ
ータ200の構成を適宜変更すること、USB以外の種
類のインターフェイス仕様(例えばSCSI、IEEE
1394等)を採用すること、ファイル管理を他のFA
T(File AllocationTable)手法で行うこと、等の様
々な変更を施し得る。
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明によれ
ば、レコーダのアクセス禁止領域へのアクセス禁止をレ
コーダ側で実現することができるので、ホスト装置側に
おける専用ドライバ等のインストールやフラグ制御等が
不要になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成図である。
【図2】マルチトラックレコード100におけるメモリ
マップの説明図である。
【図3】ファイル管理テーブル136の説明図である。
【図4】マルチトラックレコーダ100、パーソナルコ
ンピュータ200の動作を説明するためのフローチャー
トである。
【図5】マルチトラックレコーダ100の動作を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
100 マルチトラックレコーダ 110 CPU 111 ROM 112 RAM 120 USBコントローラ 130 HD 140 操作部 150 液晶ディスプレイ 160 楽音信号入力部 161 入力端子 170 楽音信号出力部 171 出力端子 200 パーソナルコンピュータ 210 CPU 211 ROM 212 RAM 220 USBコントローラ 230 HD 240 キーボード 250 CRT 300 USBケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 27/10 G11B 27/10 A H L

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記憶手段に記憶される音楽データを複数
    トラック同時再生可能な装置で、ホスト装置からのアク
    セス要求に応答して前記記憶手段へのアクセス動作を行
    うように構成されたマルチトラックレコーダにおいて、 前記記憶手段の記憶領域をアクセス禁止領域とアクセス
    可能領域とに分けて形成し、 前記ホスト装置からの前記アクセス禁止領域へのアクセ
    スを禁止するアクセス禁止手段を自装置側に設けたこと
    を特徴とするマルチトラックレコーダ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のマルチトラックレコー
    ダにおいて、 前記アクセス禁止手段は、 前記ホスト装置からのアクセス要求で指定されたアクセ
    スアドレスが常に前記アクセス可能領域を指すようにし
    たことを特徴とするマルチトラックレコーダ。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のマルチトラックレコー
    ダにおいて、 前記アクセス禁止手段は、 前記ホスト装置からのアクセス要求で指定されたアクセ
    スアドレスに、前記アクセス禁止領域の記憶容量を考慮
    して決められるアドレスを加えたアドレスをアクセスア
    ドレスとすることを特徴とするマルチトラックレコー
    ダ。
  4. 【請求項4】 請求項1、2および3の内のいずれか一
    項に記載のマルチトラックレコーダにおいて、 前記ホスト装置からの前記記憶手段の全記憶容量の問い
    合わせに対して、前記記憶手段の全記憶容量から前記ア
    クセス禁止領域の記憶容量を減じた記憶容量値を示す情
    報を返答する記憶容量返答手段を更に備えたことを特徴
    とするマルチトラックレコーダ。
  5. 【請求項5】 記憶手段に記憶される音楽データを複数
    トラック同時再生可能な装置で、ホスト装置からのアク
    セス要求に応答して前記記憶手段へのアクセス動作を行
    うように構成され、且つ、前記記憶手段の記憶領域をア
    クセス禁止領域とアクセス可能領域とに分けて形成され
    たマルチトラックレコーダを動作させるための動作プロ
    グラムであって、 前記ホスト装置からの前記アクセス禁止領域へのアクセ
    スを禁止するアクセス禁止機能を自装置側で実現させる
    ようにした動作プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010157819A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Brother Ind Ltd Usbデバイスのエンコード装置

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