JP2003228106A - カメラのための電気基板システム - Google Patents

カメラのための電気基板システム

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JP2003228106A
JP2003228106A JP2002024564A JP2002024564A JP2003228106A JP 2003228106 A JP2003228106 A JP 2003228106A JP 2002024564 A JP2002024564 A JP 2002024564A JP 2002024564 A JP2002024564 A JP 2002024564A JP 2003228106 A JP2003228106 A JP 2003228106A
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Hiroyuki Satake
博行 佐竹
Yoshiki Nishihara
芳樹 西原
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】仕様の異なるカメラに対して共通化が可能な電
気基板を用いるカメラのための電気基板システムを提供
する。 【解決手段】このカメラの電気基板システムにおいて
は、第1のカメラのファインダユニット6用ファインダ
内表示用FPC31は、上記第1のカメラと仕様が異な
る第2のカメラのファインダユニット用としても共通し
て使用することができ、ファインダ表示部材接続部31
eとFPC接続部31fとが設けられる。ファインダユ
ニット6用に適用する場合のFPC31には、上記接続
部31eにファインダ内表示用チップLED33が実装
され、一方、第2のカメラのファインダユニット用のF
PC31では、上記接続部31eにLCDバックライト
部が接続され、上記接続部31fにファインダ表示LC
D用FPCが接続される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラとそのカメ
ラに組み込まれるファインダ表示(ファインダ内表示)
のための電気基板からなる電気基板システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラのファインダ内表示のため
に供される電気基板システムとしてのファインダ内表示
用電気基板は、組み込まれるカメラの仕様が異なる場
合、異なる電気基板を適用され、それぞれのカメラに応
じたファインダ内表示がなされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述したよう
に従来のファインダ内表示用電気基板では、仕様が異な
るカメラに対してそれぞれ異なる電気基板を用意する必
要がある。近年、より多くの種類のカメラが生産される
状況にあって、各種のカメラの仕様にそれぞれ対応した
部材、例えば、ファインダ内表示用電気基板を他種類に
わたって製作し、かつ、それらの多種類の電気基板等の
煩雑な在庫管理が不可欠であった。したがって、部品コ
ストアップが避けられず、また、カメラ自体の低廉化に
も障害になっていた。
【0004】本発明は、上述の不具合を解決するために
なされたものであり、仕様の異なるカメラに対して共通
化が可能な電気基板を用いるカメラのための電気基板シ
ステムを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
カメラのための電気基板システムは、第1のカメラと、
上記第1のカメラと仕様の異なる第2のカメラと、上記
第1のカメラと上記第2のカメラとに共通に実装可能
で、上記第1のカメラに実装されるときに上記第1のカ
メラのファインダ表示のために用いられる第1の接続部
と、さらに、上記第2のカメラに実装されるときに上記
第2のカメラのファインダ表示のために用いられる第2
の接続部とを有するフレキシブルプリント基板とを有し
てなり、上記ファインダ表示のためのフレキシブルプリ
ント基板は、上記第1のカメラと第2のカメラとで共通
化が可能である。
【0006】本発明の請求項2記載のカメラのための電
気基板システムは、請求項1記載のカメラのための電気
基板システムにおいて、上記フレキシブルプリント基板
は、上記第1のカメラに実装されたときは上記第2の接
続部は、利用されず、上記第1の接続部のみ利用され
る。
【0007】本発明の請求項3記載のカメラのための電
気基板システムは、請求項1記載のカメラのための電気
基板システムにおいて、上記フレキシブルプリント基板
は、上記第2のカメラに実装されたときは上記第1の接
続部と、上記第2の接続部の両方が利用される。
【0008】本発明の請求項4記載のカメラのためのフ
レキシブルプリント基板は、第1のカメラと、上記第1
のカメラと異なる仕様の第2のカメラとの両方に実装可
能なファインダ内表示を行うカメラのためのフレキシブ
ルプリント基板であって、上記フレキシブルプリント基
板は、二つの接続部を有して、上記第1のカメラに実装
されるときは、上記二つの接続部の一方を情報提供のた
めの表示のために用い、上記第2のカメラに実装される
ときは、上記二つの接続部の他方を情報提供のための表
示のために用いる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態の電気
基板システムを適用する第1、または、第2カメラの主
要部の分解斜視図である。図2は、図1の第1のカメラ
におけるファインダ表示枠の表示状態を示す図である。
図3は、図1の第2のカメラにおけるファインダ表示枠
の表示状態を示す図である。図4は、図1の第1のカメ
ラに組み込まれるファインダユニットの斜視図である。
図5は、図4のファインダユニットの分解斜視図であ
る。図6は、図4のファインダユニットに適用されるフ
レキシブルプリント基板ユニットの展開図である。図7
は、図4のA−A断面図である。
【0010】また、図8は、図1の第2のカメラに組み
込まれるファインダユニットの斜視図である。図9は、
図8のファインダユニットの分解斜視図である。図10
は、図8のファインダユニットに適用されるフレキシブ
ルプリント基板ユニットの展開図である。図11は図8
のB−B断面図である。
【0011】本発明の一実施形態の電気基板システムを
適用する第1のカメラ1と第2のカメラ2とは、撮影制
御上の仕様が異なり、上記第1のカメラ1は、AF(オ
ートフォーカス)制御,AE(自動露光)制御,ストロ
ボ発光制御,露出補正等が可能な、所謂、ローコストの
カメラであり、一方、第2のカメラ2は、AF制御やA
E制御,ストロボ発光制御,露出補正,シャッタ速度/
絞り優先,平均測光/中央重点測光,マクロ撮影等が可
能なカメラである。したがって、それぞれのカメラにお
けるファインダ内表示の表示内容(図2,3)が異な
る。
【0012】上記第1のカメラ1は、図1に示すように
カメラ本体4aに組み込まれるシャッタ駆動部,ミラー
駆動部,フィルム給送部等からなるカメラ本体ユニット
4と、撮影レンズ5aを有するレンズ鏡筒ユニット5
と、,ファインダ基板ユニットとの接続用接点部,レリ
ーズスイッチ接点部13、カメラ制御回路部が実装され
るメインプリント電気基板(以下、メイン基板と記載す
る)11と、ファインダユニット6と、ポップアップ可
能な発光部9aを有するストロボユニット9と、ファイ
ンダ窓部15aを備え、カメラ本体ユニット4の後面を
覆うカメラ後カバー15と、レンズ鏡筒ユニット開口部
16a,ストロボユニット装着部16bを備え、レンズ
鏡筒ユニット5とカメラ本体ユニット4をともに覆うカ
メラ前カバー16とを有してなる。
【0013】図2は、上記第1のカメラ1のファインダ
ユニット6によるファインダ表示枠51を示す図である
が、上記ファインダ表示枠51には、撮影画枠53のス
クリーン表示としてAFターゲットマーク54,AEエ
リアマーク55,パノラマ撮影枠マーク56が表示され
る。さらに、ファインダ内表示として、ストロボ発光モ
ードマーク61,AF実行マーク62,露出補正マーク
63が撮影画枠53外に表示される。
【0014】上記第2のカメラ2は、図1に示すように
上記第1のカメラ1に設けられるものと略同様の構成を
有するカメラ本体ユニット4と、レンズ鏡筒ユニット5
と、ストロボユニット9と、カメラ後カバー15と、カ
メラ前カバー16とを有しており、さらに、上記第1の
カメラ1のものと異なる部材としてメイン基板12と、
ファインダユニット7とを有する。
【0015】図3は、上記第2のカメラ2のファインダ
ユニット7によるファインダ表示枠52を示す図である
が、上記ファインダ表示枠52には、前記第1のカメラ
1の場合と同様に撮影画枠53内のスクリーン表示とし
てAFターゲットマーク54,AEエリアマーク55,
パノラマ撮影枠マーク56が表示される。そして、ファ
インダ内表示としては、前記第1のカメラ1の場合と異
なり、AF実行マーク71,ストロボ発光モードマーク
およびマクロ撮影モードマーク72,シャッタスピード
値73,絞り値74,平均/スポット測光モードマーク
75,露出補正値マーク76が撮影画枠53外に表示さ
れる。
【0016】上記第1のカメラ1側のファインダユニッ
ト6の詳細な構成について説明する。上記ファインダユ
ニット6は、上記第2のカメラ用のファインダユニット
7の構成部材と共通の部材として、図5に示すように内
部にダハミラー部を有するファインダ本体21と、ファ
インダ本体21に組み込まれるファインダスクリーン2
2,接眼レンズ部23,ファインダ内表示用プリズム2
4,視度調節ツマミ部29とを有し、さらに、ファイン
ダユニット6の専用構成部材として、ファインダ基板ユ
ニット25と、ファインダ内表示パターンシート35が
装着される表示用枠部材34とを有している。
【0017】上記ファインダ本体21には、その上面部
(図5上)に配置されるファインダFPC(後述)の位
置決め取り付け部21fと、右側面部(図5上)に配置
されるファインダ内表示プリズム24のための挿入開口
部21a等が設けられる。
【0018】上記ファインダ内表示プリズム24は、入
射面24c側にピン穴24aと切り欠き24bを有して
おり、上記挿入開口部21aに挿入され、上記ピン穴2
4aと切り欠き24bをファインダ本体21側の位置決
めピン21b,突起21cに嵌入させて位置決めされた
状態でファインダ本体21に取り付けられる(図7)。
【0019】上記ファインダ基板ユニット25は、図6
に示すように電気基板であるフレキシブルプリント基板
(以下、FPCと記載する)31と、FPC31上に実
装される電子部材であるパノラマ撮影モード表示用のチ
ップLED32,ファインダ内表示のための3つの照明
用チップLED33とを有してなる。
【0020】上記FPC31には、ファインダ本体21
への取り付け部31aと、メイン基板11との接続部3
1b,31cと、パノラマ撮影モード設定表示部31d
と、第1の接続部であって、ファインダ表示用部材が実
装接続される表示部材接続部31eと、ファインダ基板
ユニット25では使用されない第2の接続部であるFP
C接続部31fとを有してなる。なお、上記FPC接続
部31fは、ファインダユニット7のFPCとして使用
するときにファインダ内表示LCD(液晶表示素子)用
FPC42(後述)が実装される接続部である。
【0021】上記FPC31の接続部31b,31cに
は、それぞれメイン基板11のファインダFPC接続用
接点パターンに対して挟持して、接続される接点パター
ン31hが設けられる。
【0022】上記FPC31のパノラマ撮影モード設定
表示部31dには、パノラマ撮影モード設定状態を検出
する検出パターン31i,31jが配置され、さらに、
パノラマ撮影モード表示用チップLED32が実装され
る。
【0023】上記FPC31のファインダ表示部材接続
部31eには、チップLED実装パターン(図示せず)
上にファインダ内表示用の3つのチップLED33が実
装される。なお、上記チップLED実装パターンの他に
ファインダユニット6用では使用されないパターンであ
って、ファインダユニット7で使用されるファインダ表
示用照明部材のEL素子もしくはLED素子(バックラ
イト)41のための2つの駆動電源ライン用接点パター
ン31kも設けられており、上記EL素子もしくはLE
D41が実装可能となっている。
【0024】上記FPC31のLCD用FPC接続部3
1fには、ファインダユニット6では使用されない接続
用接点パターン31nが設けられている。
【0025】上記表示用枠部材34には、図5に示すよ
うに3つのLED挿入穴部34fと、FPC挿通穴部3
4gと、2つの位置決めピン34eと、さらに、ファイ
ンダ本体21への位置決め、固定部(後述)等が設けら
れている。
【0026】上記ファインダ内表示パターンシート35
には、図2に示すファインダ内表示のストロボ発光マー
ク61,AF実行マーク62,露出補正マーク63に対
応する3つの透明パターン部35aが設けられており、
上記透明パターン部35aが表示用枠部材34の3つの
穴部34fに対向する状態でファインダ内表示パターン
シート35が表示用枠部材34のファインダ内表示プリ
ズム24側に位置決めして固着される(図7)。
【0027】上述したFPC31からなるファインダ基
板ユニット25と表示用枠部材34とをファインダ本体
21に装着する場合、FPC31の取り付け部31aを
ファインダ本体21のFPC位置決め取り付け部21f
上に載置し、ファインダ本体21の位置決めピン21g
にFPC31の位置決め穴31gを挿入して位置決めし
た状態としてFPC31の取り付け部31aがファイン
ダ本体21に接着固定される。
【0028】上記FPC31の接着固定状態のもとでF
PC31の折り曲げ部31pをD1方向に折り曲げ、接
続部31b,31cの接点パターン31hがメイン基板
11の接続部(接点部)に接続される。また、折り曲げ
部31qを折り曲げ、パノラマ撮影モード設定表示部3
1dをファインダ本体21上のパノラマ撮影モード設定
表示部取り付け位置に接着固定する。
【0029】さらに、FPC31の折り曲げ部31rで
折り曲げ、先端部のファインダ表示部材接続部31eを
表示用枠部材34の挿通穴部34gに挿通し、表示用枠
部材34の3つのLED挿入穴部34fにチップLED
33をそれぞれ挿入した状態とする。上記LED挿入
後、上記ファインダ表示部材接続部31eは、表示用枠
部材34の2つの位置決めピン34eを位置決めピン穴
31mに挿入し、かつ、3つの押さえ爪34hで押さえ
られた状態とし、表示用枠部材34に位置決め固定され
る(図7)。
【0030】上記ファインダ表示部材接続部31eを保
持する表示用枠部材34は、ファインダ本体21側凹部
(図示せず)に係止爪34c,34dを係止させ、ファ
インダ本体側位置決めピン21dに位置決めピン穴34
aに嵌入させて位置決め状態とする。そして、ビス36
をビス挿通穴34bを挿通させて、ファインダ本体21
側ビス穴21eに螺着して表示用枠部材34が固定され
る。上記固定状態では、図7に示すようにファインダ内
表示プリズム24は、ファインダ本体21のプリズム挿
入開口部21aに挿入された状態でその入射面24cに
表示用枠部材34側の表示パターンシート35が当接し
た状態で支持される。
【0031】上述した構成のファインダユニット6を内
蔵する第1のカメラ1においては、撮影時にカメラ1の
各動作状態に応じて上記FPC31のファインダ表示部
材接続部31e上の3つのチップLED33がそれぞれ
点灯、または、消灯し、図2に示すファインダ表示枠5
1のファインダ内表示がなされる。すなわち、点灯した
チップLED33によるファインダ内表示パターンシー
ト35の透過光がファインダ内表示プリズム24でファ
インダ本体21のダハミラー側に反射され、ストロボ発
光モードマーク61,AF実行マーク62,露出補正マ
ーク63が撮影画枠53外に選択表示される。
【0032】次に、上記第2のカメラ2側のファインダ
ユニット7の詳細な構成について説明する。上記ファイ
ンダユニット7は、前記第1のカメラ用のファインダユ
ニット6の構成部材と共通の部材として、図9に示すよ
うに内部にダハミラー部を有するファインダ本体21
と、ファインダ本体21に組み込まれるファインダスク
リーン22,接眼レンズ部23,ファインダ内表示用プ
リズム24,視度調節ツマミ部29とを有してなる。さ
らに、ファインダユニット7の専用構成部材として、フ
ァインダ基板ユニット26と、表示用枠部材47と、フ
ァインダ内表示用LCD43が実装されるLCD用FP
C42と、アース線49付き雑音遮蔽用FPC46とを
有してなる。
【0033】上記ファインダ基板ユニット26は、図1
0に示すように前述したファインダ基板ユニット25用
のFPCと共通のFPC31と、同様にファインダユニ
ット25と共通に実装されるパノラマ撮影モード表示用
のチップLED32と、ファインダ内表示のためのLC
DバックライトとしてのEL素子もしくはLED41と
を有してなる。
【0034】上記ファインダ基板ユニット26のFPC
31においては、表示部材接続部31eにEL素子41
が実装され、FPC接続部31fには、その接点パター
ン31n上にファインダ内表示LCD用のFPC42の
接続部が実装され、接続される。なお、上記の実装部材
以外のファインダ本体21への取り付け部31a,メイ
ン基板12との接続部31b,31c,パノラマ撮影モ
ード設定表示部31d等は、ファインダ基板ユニット2
5のFPC31の場合と同様に設けられている。
【0035】上記EL素子41は、位置決めピン41a
を有しており、実装時にその位置決めピン41aを表示
部材接続部31eの位置決め穴31mに嵌入させて位置
決めされる。また、表示部材接続部31eに設けられる
駆動電源ライン用接点パターン31kより印加される駆
動電圧により上記EL素子41は点灯され、ファインダ
内表示LCD43のバックライトとして機能する。
【0036】上記FPC42には、2枚の偏向板44で
挟持されたファインダ内表示LCD43が実装されてい
る。上記ファインダ内表示LCD43は、表示パターン
として、図3に示したファインダ内表示のAF実行マー
ク71,ストロボ発光モードマークおよびマクロ撮影モ
ードマーク72,7セグメント表示のシャッタスピード
値73および絞り値74,平均/スポット測光モードマ
ーク75,露出補正値マーク76に対応した表示パター
ンを有している。
【0037】上記表示用枠部材47は、図11に示すよ
うに枠内部に上記EL素子41とファインダ内表示LC
D43が収納可能であり、それらの部材をファインダ内
表示プリズム24側に付勢するための両方向に延びる弾
性変形可能な押さえ部47eを有している。さらに、フ
ァインダ本体21への位置決め、取り付け部(後述)を
有している。
【0038】上述したFPC31からなるファインダ基
板ユニット26と表示用枠部材47とをファインダ本体
21に装着する場合、前記第1のカメラ1のファインダ
基板ユニット25の場合と同様にFPC31の取り付け
部31aをファインダ本体21のFPC位置決め取り付
け部21f上に載置し、ファインダ本体21の位置決め
ピン21gにFPC31の位置決め穴31gを挿入して
位置決めした状態として、FPC31の取り付け部31
aがファインダ本体21に接着固定される。
【0039】そして、上記FPC31の接着固定状態の
もとでFPC31の折り曲げ部31pをD1 方向に折り
曲げて、接続部31b,31cの接点パターン31hを
メイン基板12の接続部(接点部)に接続する。また、
折り曲げ部31qで折り曲げてパノラマ撮影モード設定
表示部31dをファインダ本体21上のパノラマ撮影モ
ード設定表示部取り付け位置に接着固定する。
【0040】また、FPC31の折り曲げ部31rで折
り曲げて、先端部のファインダ表示部材接続部31eに
実装されているEL素子41を表示用枠部材47内側に
挿入する。ファインダ表示部材接続部31eから突出す
るEL素子41の位置決めピン41aを表示用枠部材4
7の押さえ部47eの切り欠き47fに嵌入させて、E
L素子41を位置決めする。そこで、FPC42に実装
されているファインダ内表示LCD43をEL素子41
とファインダ内表示プリズム24の間に挿入する(図1
1)。なお、上記FPC42は、ファインダ本体21と
の間に雑音遮蔽用FPC46を挿入した状態で設置す
る。
【0041】上記ファインダ表示部材接続部31eを介
して支持されるEL素子41、および、FPC42を介
して支持されるファインダ内表示LCD43を保持する
表示用枠部材47は、ファインダ本体21側凹部(図示
せず)に係止爪47c,47dを係止させ、ファインダ
本体側位置決めピン21dに位置決めピン穴47aに嵌
入させて位置決め状態とする。そして、ビス48をファ
インダ本体21側ビス穴21eに螺着すると、上記表示
用枠部材47は、固定される。上記の固定状態では、図
11に示すようにファインダ内表示プリズム24は、フ
ァインダ本体21のプリズム挿入開口部21aに挿入さ
れた状態でその入射面24cにファインダ内表示LCD
43が当接した状態で支持される。
【0042】上述した構成を有する第2のカメラ2にお
いては、撮影時にカメラ2の各動作状態に応じて上記L
CD43に表示されるファインダ内表示マーク等が図3
に示すファインダ表示枠5に表示される。すなわち、上
記LCD43に表示されるファインダ内表示のAF実行
マーク71,ストロボ発光モードマークおよびマクロ撮
影モードマーク72,シャッタスピード値73,絞り値
74,平均/スポット測光モードマーク75,露出補正
値マーク76がEL素子41のバックライトを受け、表
示光としてファインダ内表示プリズム24でファインダ
本体21のダハミラー側に反射され、ファインダにて観
察される。
【0043】上述したように本実施形態の第1,第2の
カメラ1,2間でその仕様が異なり、ファインダ内表示
も図2,3に示すように両者間で異なっている。従来の
カメラの場合、ファインダユニットには、異なるFPC
を用いなければならなかったが、しかし、上述した第
1,2のカメラ1,2に適用する本実施形態の電気基板
システムによれば、ファインダユニット6,7のFPC
として同一のFPC31を共通化して適用することがで
きる。したがって、仕様の異なるカメラを製造する場合
であってもファインダユニット用のFPCの種類の増加
を避けることができ、上記FPCのコストが抑えられ、
部品の管理も容易となる。
【0044】上述した本発明の実施形態に基づいて、 (1) カメラのための電気基板システムであって、第
1のカメラと、上記第1のカメラと仕様の異なる第2の
カメラと、上記第1のカメラと上記第2のカメラとに共
通に実装可能で、上記第1のカメラに実装されるときは
上記第1のカメラのファインダ表示のために用いられる
第1の接続部と、さらに上記第2のカメラに実装される
ときは上記第2のカメラのファインダ表示のために用い
られる第2の接続部を有するフレキシブルプリント基板
と、を有しており、上記フレキシブルプリント基板は、
上記第1のカメラに実装されたときは、上記第2の接続
部は利用されず、上記第1の接続部のみ利用され、さら
に、上記第1の接続部には、上記ファインダ表示のため
のチップLEDが実装されていることを特徴とするカメ
ラのための電気基板システムを提案することができる。
【0045】(2) カメラのための電気基板システム
であって、第1のカメラと、上記第1のカメラと仕様の
異なる第2のカメラと、上記第1のカメラと上記第2の
カメラとに共通に実装可能で、上記第1のカメラに実装
されるときに上記第1のカメラのファインダ表示のため
に用いられる第1の接続部と、さらに上記第2のカメラ
に実装されるときに上記第2のカメラのファインダ表示
のために用いられる第2の接続部を有するフレキシブル
プリント基板と、を有してなり、上記フレキシブルプリ
ント基板は、上記第2のカメラに実装されたときは、上
記第1の接続部と、上記第2の接続部の両方が利用さ
れ、上記第2の接続部には、LCDと接続されたコネク
タフレキシブルプリント基板が接続され、上記第1の接
続部には、上記LCDを照明するための光源が実装され
ていることを特徴とするカメラのための電気基板システ
ムを提案することができる。
【0046】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、仕様の異
なるカメラに対して共通化が可能な電気基板を用いるこ
とを可能とするカメラのための電気基板システムを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電気基板システムを適用
する第1、または、第2カメラの主要部の分解斜視図で
ある。
【図2】上記図1の第1のカメラにおけるファインダ表
示枠の表示状態を示す図である。
【図3】上記図1の第2のカメラにおけるファインダ表
示枠の表示状態を示す図である。
【図4】上記図1の第1のカメラに組み込まれるファイ
ンダユニットの斜視図である。
【図5】上記図4のファインダユニットの分解斜視図で
ある。
【図6】上記図4のファインダユニットに適用されるフ
レキシブルプリント基板ユニットの展開図である。
【図7】上記図4のA−A断面図である。
【図8】上記図1の第2のカメラに組み込まれるファイ
ンダユニットの斜視図である。
【図9】上記図8のファインダユニットの分解斜視図で
ある。
【図10】上記図8のファインダユニットに適用される
フレキシブルプリント基板ユニットの展開図である。
【図11】上記図8のB−B断面図である。
【符号の説明】
1 …第1のカメラ 2 …第2のカメラ 31e…表示部材接続部(第1の接続部) 31f…FPC接続部(第2の接続部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のカメラと、 上記第1のカメラと仕様の異なる第2のカメラと、 上記第1のカメラと上記第2のカメラとに共通に実装可
    能で、上記第1のカメラに実装されるときに上記第1の
    カメラのファインダ表示のために用いられる第1の接続
    部と、さらに、上記第2のカメラに実装されるときに上
    記第2のカメラのファインダ表示のために用いられる第
    2の接続部とを有するフレキシブルプリント基板と、 を有してなることを特徴とするカメラのための電気基板
    システム。
  2. 【請求項2】 上記フレキシブルプリント基板は、上記
    第1のカメラに実装されたときは上記第2の接続部は、
    利用されず、上記第1の接続部のみ利用されることを特
    徴とする請求項1記載のカメラのための電気基板システ
    ム。
  3. 【請求項3】 上記フレキシブルプリント基板は、上記
    第2のカメラに実装されたときは上記第1の接続部と、
    上記第2の接続部の両方が利用されることを特徴とする
    請求項1記載のカメラのための電気基板システム。
  4. 【請求項4】 第1のカメラと、上記第1のカメラと異
    なる仕様の第2のカメラとの両方に実装可能なファイン
    ダ内表示を行うカメラのためのフレキシブルプリント基
    板であって、 上記フレキシブルプリント基板は、二つの接続部を有し
    て、上記第1のカメラに実装されるときは、上記二つの
    接続部の一方を情報提供のための表示のために用い、上
    記第2のカメラに実装されるときは、上記二つの接続部
    の他方を情報提供のための表示のために用いることを特
    徴とするカメラのためのフレキシブルプリント基板。
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