JP2002287231A - リモコン受光部を取付け可能なカメラ - Google Patents

リモコン受光部を取付け可能なカメラ

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JP2002287231A
JP2002287231A JP2001092708A JP2001092708A JP2002287231A JP 2002287231 A JP2002287231 A JP 2002287231A JP 2001092708 A JP2001092708 A JP 2001092708A JP 2001092708 A JP2001092708 A JP 2001092708A JP 2002287231 A JP2002287231 A JP 2002287231A
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JP
Japan
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remote control
light receiving
control light
receiving unit
camera
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Withdrawn
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JP2001092708A
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English (en)
Inventor
Yukihiro Kaneko
幸裕 金子
Mitsuo Manabe
充雄 真鍋
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Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リモコン受光部を備えていない機種とリモコ
ン受光部を備えた機種との間でのカメラのデザインの変
化を最小にした状態で、リモコン受光部の後付けを容易
にし、かつ部品の共通化を図るため、リモコン受光部取
付け可能なスペースを撮AFファインダ本体の外側の設
ける。 【解決手段】 リモコン受光部18を備えた機種の前カ
バーの透明窓25の、リモコン受光部18を臨ませる延
長部25aに対し、裏面側から遮蔽用塗料を印刷等によ
り施して、リモコン受光部18を備えていない機種の前
カバー20Bとする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮影光学系を保持
した鏡胴ユニットの上方に、オートフォーカス部および
ファインダ部等を含む撮影条件設定用光学系を保持した
AFファインダ本体が配設されてなるカメラに関し、特
にリモコン受光部の取付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にコンパクトカメラと称される小型
カメラは、横長のカメラ本体の前面の略中央に、撮影光
学系を保持した鏡胴ユニットを備えるとともに、この鏡
胴ユニットの上方に、オートフォーカス部およびファイ
ンダ部等を含む撮影条件設定用光学系を配設したものが
多い。
【0003】また、このような小型カメラにおいて、遠
隔操作でシャッタを作動させるためのリモコン受光部を
備えたものも市販されている。そして、このようなカメ
ラの場合、最初に市販された製品はリモコン受光部を備
えていない、より安価な機種であったとしても、その後
の市場のニーズの変化等により、リモコン受光部を備え
た、より高価格の機種が同一型番の製品系列に加えられ
ることが多い。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、カメラの
設計に際しては、当初はリモコン受光部を設けることを
必要としない安価な機種であっても、将来の高級化を予
測して、現在の製品の価格上昇を最低限に抑えた範囲内
で、しかも、両機種のそれぞれのデザインに大きな影響
を与えない範囲内で、当初からリモコン受光部の後付け
が容易な構成にしておくとともに、リモコン受光部を後
付けする場合には、リモコン受信素子以外の追加部品を
なるべく必要とせず、かつ後付け作業が容易な構造にし
ておくことが要望される。
【0005】上述の事情に鑑み、本発明は、リモコン受
光部を備えていない機種とリモコン受光部を備えた機種
との間でのデザインの統一性が損なわれない範囲内で、
リモコン受光部の後付けを容易にし、かつ部品の共通化
を図ったカメラ構造を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、撮影光学系を
保持した鏡胴ユニットの上方に、オートフォーカス部お
よびファインダ部等を含む撮影条件設定用光学系を配設
したAFファインダ本体を備えてなるカメラにおいて、
上記AFファインダ本体が、上記撮影条件設定用光学系
の外側にリモコン受光部取付け用スペースを備えている
ことを特徴とするものである。
【0007】上記撮影条件設定用光学系は、オートフォ
ーカス部およびファインダ部の他に、AE受光部、赤目
防止用発光部等を含むことが多く、上記オートフォーカ
ス部は、それがアクティブ方式の場合、投光部および受
光部からなる。
【0008】上記リモコン受光部取付け用スペースは、
シャッタスイッチの近傍に設けられていることが好まし
い。
【0009】
【発明の効果】上記AFファインダ本体がリモコン受光
部の取付けが可能なスペースを備えていることにより、
リモコン受光部を備えた機種と備えない機種との間でA
Fファインダ本体基板の共通化を図ることができ、しか
も、リモコン受光部を備えていない機種に対するリモコ
ン受光部と簡単な取付け作業工数の追加だけで、リモコ
ン受光部を備えた機種へ移行することができる。したが
って、リモコン受光部を備えたカメラの価格低減と部品
管理工数の低減とを図ることができる。
【0010】また、上記撮影条件設定用光学系の前面側
は、通常透明な材料からなる窓を備えた前カバーで覆わ
れるが、本発明によれば、リモコン受光部取付け可能な
スペースが上記AFファインダ本体の撮影条件設定用光
学系の端部の外側に設けられていることにより、リモコ
ン受光部を備えた機種のために用意した前カバーの、撮
影条件設定用光学系の端部の要素をカメラ前面に臨ませ
るための透明窓の外側の隅またはその近傍に、リモコン
受光部をカメラ前面に臨ませるための延長部または独立
した窓を設けることができる。
【0011】そのため、リモコン受光部を備えていない
機種に対しては、上記前カバーの窓の延長部または独立
した窓に対し、裏面側から遮蔽用塗料を印刷等により施
すだけで、上記リモコン受光部が欠如したカメラ本体の
スペースを隠すことができる前カバーを作成することが
できるから、簡単な工程の追加だけで前カバーの共通化
が可能になる。
【0012】またその場合、上記遮蔽用塗料を施す部位
が透明窓の外側の隅またはその近傍であるから、リモコ
ン受光部を備えた機種と備えていない機種との間でのデ
ザインの統一性が損なわれる虞れほとんどない。
【0013】さらに、上記リモコン受光部がシャッタス
イッチの近傍に設けられることにより、リモコン受光部
のための電気配線が最短距離になり、配線も容易になる
という利点もある。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に沿って詳細に説明する。
【0015】図は本発明によるカメラの一実施の形態を
示し、図1は背面側からみた概略的斜視図、図2(a)
はリモコン受光部を備えている機種の前カバーを取り外
した状態を概略的に示す正面図、図2(b)はその前カ
バーの正面図、図3はAFファインダ本体基板の斜視
図、図4はその要部の拡大斜視図、図5(a)はリモコ
ン受光部を備えていない機種の前カバーを取り外した状
態を概略的に示す正面図、図5(b)はその前カバーの
正面図である。
【0016】図1に示すように、後カバー1と前カバー
20とによって覆われた横長のカメラは、その後カバー
1の上面に、シャッタボタン2および液晶表示窓3を備
え、背面には、ファインダの接眼窓4およびプリントモ
ード設定用の回転型操作つまみ5が設けられている。
【0017】そして、操作つまみ5によるプリントモー
ドの設定位置を示すものとして、操作つまみ5の周囲に
「P」,「H」,「C」の各文字が刻印され、操作つま
み5を各文字の位置に合わせると、それぞれPモード,
Hモード,Cモードが選択されるようになっている。
【0018】図2(a)に示すカメラ本体6は、その前
面の中央部に、撮影光学系を保持した鏡胴ユニット7を
備え、かつこの鏡胴ユニット7上方に、ストロボ発光部
8と、撮影条件設定用光学系を備えたAFファインダ本
体10とが配設されている。
【0019】AFファインダ本体10には、上記ストロ
ボ発光部8に近い側から順に、AF受光部11、ファイ
ンダ部12、赤目防止発光部13、AF投光部14およ
びAE受光部15が横1列に整列した態様で設けられて
おり、このAFファインダ本体10の上記ストロボ発光
部8側とは反対側の端にあるAE受光部15の外側(図
2(a)の左側)に、リモコン受光部18が配設されて
いる。
【0020】AFファインダ本体10の上面にはプリン
ト配線基板19が固定されて、この基板19から、スト
ロボ発光部8、AFファインダ本体10およびリモコン
受光部18を構成する電気部品に対する配線がなされる
とともに、シャッタボタン2で作動されるシャッタスイ
ッチ(図示は省略)が設けられている。そして、リモコ
ン受光部18はシャッタスイッチの近傍に配設されてい
る。
【0021】図2(b)に示す前カバー20Aは、カメ
ラ本体6の鏡胴ユニット7をカメラ前面に突出させる円
孔21と、ストロボ発光部8の前面の透明窓22と、A
F受光部11およびファインダ部12の双方の領域に跨
がる横長の透明窓23と、赤目防止発光部13のみのた
めの小さい丸窓24と、AF投光部14およびAE受光
部15の双方の領域に跨がる横長の透明窓25とを備え
ている。さらに、この透明窓25は外側(図2(b)の
左側)に延びる延長部25aを備えており、この延長部
25aから、リモコン受光部18がカメラ前面に臨むよ
うに構成されている。前カバー20Aの上縁にはシャッ
タボタン2(図1)を避ける凹部26が形成されてい
る。なお、上記延長部25aに代わり、窓25から若干
離れた独立窓を設けてもよい。
【0022】AFファインダ本体10は、図3に示すよ
うな、カメラ本体6の横幅全体に亘るAFファインダ本
体基板30上に設けられており、この基板30がカメラ
本体1の上部に固定されるようになっている。基板30
は、図2(a)のストロボ発光部8が設けられるスペー
ス28と、AFファインダ本体10を構成するAF受光
部11、ファインダ部12、赤目防止発光部13、AF
投光部14およびAE受光部15の各機能素子をそれぞ
れ収容するハウジング31〜35が一体に形成されてい
る。
【0023】そして、AE受光部15のハウジング35
の外側には、図4に示すように、リモコン受光部18を
上方から挿入固定することが可能なスペース38が設け
られている。このスペース38には、例えば互いに対向
する溝39a,39aを備えた一対のリモコン受光部取
付けブロック39,39が一体に突設されており、リモ
コン受光部18をカメラ本体6に取り付ける場合には、
リモコン受光部18が左右端に備えている凸部18a,
18を上記溝39a,39aに嵌着することによって、
リモコン受光部18が基板10に固定されるとともに、
リモコン受光部18を構成する電気部品の端子をプリン
ト配線基板19の導電部に接続することによって、リモ
コン受光部18がカメラ本体6に機能的に連結される。
【0024】一方、リモコン受光部18を必要としない
機種については、図5(a)に示すように、上記スペー
ス38を空いたままにしておけばよい。そして、この機
種のための前カバー20Bは、図2(b)の前カバー2
0Aの透明窓25の延長部25aに対し、例えば裏面側
から遮蔽用塗料を印刷等により施すだけで、窓25は、
AF投光部14およびAE受光部15の双方のみをカメ
ラ前面に臨ませる窓となり、上記リモコン受光部18が
欠如したスペース38を隠すことができる。
【0025】以上の説明で明らかなように、AFファイ
ンダ本体10がリモコン受光部取付け可能なスペース3
8を備えていることにより、リモコン受光部18を備え
た機種と備えない機種との間でAFファインダ本体基板
30の共通化を図ることができ、しかも、リモコン受光
部18を備えていない機種に対するリモコン受光部18
と簡単な取付け作業工数の追加だけで、リモコン受光部
18を備えた機種に移行することができ、リモコン受光
部18を備えたカメラの価格低減と部品管理工数の低減
とを図ることができる。
【0026】また、リモコン受光部取付け可能なスペー
ス38がAFファインダ本体10の端部に配設されたA
E受光部15の外側に設けられていることにより、リモ
コン受光部18を備えた機種のために用意した前カバー
20Aの、AF投光部14およびAE受光部15の双方
をカメラ前面に臨ませるための透明窓25の外側の隅ま
たはその近傍に、リモコン受光部18をカメラ前面に臨
ませるための延長部25aまたは独立窓を設けることが
できる。そして、リモコン受光部18を備えていない機
種に対しては、前カバー20Aの透明窓25の延長部2
5aに対し、裏面側から遮蔽用塗料を印刷等により施す
だけで、リモコン受光部18が欠如したカメラ本体6の
スペース38を隠すことができる前カバー20Bを作成
することができるから、簡単な工程の追加だけで前カバ
ーの共通化が可能になる。
【0027】またその場合、上記遮蔽用塗料を施す部位
が透明窓25の外側であるから、リモコン受光部18を
備えた機種と備えていない機種との間でのデザインの統
一性が損なわれる虞れほとんどないと言うことができ
る。
【0028】さらに、上記リモコン受光部18がシャッ
タスイッチの近傍に設けられることにより、リモコン受
光部18のための電気配線が最短距離になり、配線も容
易になるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカメラの一実施の形態を背面側か
ら見た、要部以外は省略した概略的斜視図
【図2】図2(a)はリモコン受光部を備えている機種
の前カバーを取り外した状態を概略的に示す正面図、図
2(b)はその前カバーの正面図
【図3】AFファインダ本体基板の斜視図
【図4】その要部の拡大斜視図
【図5】図5(a)はリモコン受光部を備えていない機
種の前カバーを取り外した状態を概略的に示す正面図、
図5(b)はその前カバーの正面図
【符号の説明】
1 後カバー 2 シャッタボタン 6 カメラ本体 7 鏡胴ユニット 8 ストロボ発光部 10 AFファインダ本体 11 AF受光部 12 ファインダ部 13 赤目防止発光部 14 AF投光部 15 AE受光部 18 リモコン受光部 19 プリント配線基板 20A,20B 前カバー 22〜25 透明窓 25a 透明窓25の延長部 30 AFファインダ本体基板 38 リモコン受光部取付け可能なスペース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H011 AA01 BA11 2H018 BE01 2H020 FB03 MD15 2H051 CA04 CA05 CA12 CA13 2H100 BB05

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮影光学系を保持した鏡胴ユニットの上
    方に、オートフォーカス部およびファインダ部等を含む
    撮影条件設定用光学系を配設したAFファインダ本体を
    備えてなるカメラにおいて、 前記AFファインダ本体が、リモコン受光部取付け可能
    なスペースを前記撮影条件設定用光学系の外側に備えて
    いることを特徴とする、リモコン受光部を取付け可能な
    カメラ。
  2. 【請求項2】 前記リモコン受光部取付け可能なスペー
    スがシャッタスイッチの近傍に設けられていることを特
    徴とする請求項1記載のカメラ。
JP2001092708A 2001-03-28 2001-03-28 リモコン受光部を取付け可能なカメラ Withdrawn JP2002287231A (ja)

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Effective date: 20080603