JP2003227218A - シート状建築資材の取付具及びシート状建築資材の取付工法 - Google Patents

シート状建築資材の取付具及びシート状建築資材の取付工法

Info

Publication number
JP2003227218A
JP2003227218A JP2002345899A JP2002345899A JP2003227218A JP 2003227218 A JP2003227218 A JP 2003227218A JP 2002345899 A JP2002345899 A JP 2002345899A JP 2002345899 A JP2002345899 A JP 2002345899A JP 2003227218 A JP2003227218 A JP 2003227218A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
locking
sheet
plate
locking plate
fixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2002345899A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4050602B2 (ja
Inventor
Hiroyoshi Hayami
弘義 早見
Yuichi Ono
祐一 小野
Tokio Okubo
時雄 大窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Boseki Co Ltd
Paramount Glass Manufacturing Co Ltd
Nittobo Material Co Ltd
Original Assignee
Nitto Boseki Co Ltd
Paramount Glass Manufacturing Co Ltd
Nittobo Material Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Boseki Co Ltd, Paramount Glass Manufacturing Co Ltd, Nittobo Material Co Ltd filed Critical Nitto Boseki Co Ltd
Priority to JP2002345899A priority Critical patent/JP4050602B2/ja
Publication of JP2003227218A publication Critical patent/JP2003227218A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4050602B2 publication Critical patent/JP4050602B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Finishing Walls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 内装材の端縁を、互いに対峙する係止部内に
押し込むことにより、該内装材の周縁並びに隣接する内
装材の端縁同士を内壁、天井等の下地材に装脱自在に取
り付けうると共に内装材と下地材との間に断熱材等をも
配設できる内装の取付具とその工法とを提供する。 【解決手段】 取付具を、合成樹脂材等の可撓弾性を有
する資材で長さ方向と直交する縦断面において、基板1
0から垂直方向に形成された2枚の係止板12,13の
少なくとも一方の係止板13から基板と平行に頂板15
を延出し、その延出端から別の係止板18を垂下させ、
この係止板と前記係止板12の他方との対向面に係止部
19,20を設けると共に基板外表面24と頂板表面2
2の間隔を吸音材、断熱材25等の規格厚さ寸法と等し
い構造とし、吸音材、シート状内装材等を可撓弾性を利
用した押し込み、張設、端縁の係止のみで取り付けうる
ようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建造物の内壁、天
井等に、吸音材、断熱材と、その外表面を覆う合成繊
維、無機質繊維、天然繊維などで形成された布帛に代表
される可撓性のシート状の内装材を、装脱自在に張設す
る際、或いは、可撓性と強い引張り強度とを有する防虫
網、防塵網等を開窓部に装脱自在に張設する際に使用さ
れるシート状建築資材の取付具と取付工法との改良に関
する。
【0002】
【従来の技術】建造物の内壁、天井等に、布帛製内装
材、シート状吸音材等のシート状内装材を取付金具等を
用いて張設する技術としては、狭小な隙間部にシート状
内装材を折曲して押し込む構造のもの(特許文献1参
照)、或は基材に形成した凹部に係止部材を埋め込み、
固定し、この係止部材のスリットに化粧板を押し込み固
定した構造のもの、(特許文献2参照)、又は壁面等に
固定した目地部材のスリットに表面材の端縁を押し込む
ようにした構造のもの(特許文献3参照)並びにこれら
を用いる工法等が存する。
【0003】
【特許文献1】特公昭50−32528号公報(第2
頁、図2)
【特許文献2】実開昭53−165722号公報(第1
頁、第1図)
【特許文献3】特開平4−265356号公報(第2
頁、図2)
【0004】然し、前述の従来の構造及び工法は、いず
れも内装材の硬度とか端縁の特定の形状とかを要し任意
内装材を使用し得ない問題、内装材固定の作業効率が悪
い問題、或いは、固定した内装材の把持力が弱く、人や
物体との接触で位置ずれを生ずる問題とか、一旦張設し
た内装材の剥離が困難であり、その再利用が困難である
等の問題並びに吸音、断熱材の付設に別構造の付加を要
する等の問題、または内装材の端縁部、端縁同士の連接
縁部の完全平坦化を図り難く、多くの工程と長い工期を
要する等の問題を有している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術の有す
る問題点に鑑み、本発明は、可撓性、可撓弾性を有する
シート状の建築資材であれば、いかなる材料のものであ
ろうとも、格別の加工を施す必要なしに、同一種の取付
具で内壁面、天井面に簡単な作業で緊締できて作業性が
良好であり、硬質或いは粗面等の異物との接触、衝接等
の際にも内装材の位置ずれ、組織乱れ等も生ぜず、その
取り外し、交換も容易であると共に、内装材を含む諸部
材の再利用も可能とし、吸音、断熱材の付設も、他部材
を必要とすることなく同一の取付具で確実かつ容易に行
いうると共に、可撓性を有する内装材の端縁、端縁同士
の連接縁部の完全平面化を図りうる吸音材等の建築資材
並びに可撓性を有するシート状建築資材の取付具とその
取付工法とを提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明では、布帛に代表される可撓性のシ
ート状の内装材の端縁を係止固定する取付具を、合成樹
脂材或いはアルミやステンレスのごとき金属材に代表さ
れる可撓弾性材で長尺に成形し、該取付具を、長さ方向
と直交する断面において、基板と、基板と直交方向に延
設された第1係止板と、前記基板の中央域から前記第1
の係止板と平行に延設された第2の係止板と、該第2の
係止板の頂部から第1の係止板に向い、基板と平行に延
設された頂板と、該頂板の先端から基板に向って頂板と
直交方向に折曲された第3の係止板と、頂板の他端から
頂板下面と平行に延設された延長片とを有し、第1の係
止板と第3の係止板との対向面が、可撓性のシート状の
内装材を係止する係止部とされているという構成とし
た。
【0007】請求項2の発明では、シート状建築資材の
取付具を、シート状の内装材の端縁を固定する端縁取付
具と、隣接する該内装材の端縁同士を連続させる連接取
付具とで構成し、端縁取付具と連接取付具とを、合成樹
脂材、或いはアルミやステンレスなどの金属材に代表さ
れる可撓弾性材で成形し、端縁取付具は、長さ方向と直
交する断面において、基板と、基板の1端から直角に折
曲された第1係止板と、基板の略中央域から第1係止板
と平行に形成された第2係止板と、第2係止板の頂部か
ら第1係止板に向って基板と平行に延設された頂板と、
頂板先端から、基板に向って頂板と直交方向に折曲され
た第3係止板と、第1係止板の内側面と、この内側面と
対向する第3係止板の外側面とは、前記可撓性のシート
状の内装材の係止部とされている構造に成形した。
【0008】更に、シート状の内装材の端縁同士を連接
する連接取付具は、長さ方向と直交する断面において、
基板と、基板の中央域から、基板と直交方向に、互いに
間隔を存して平行に形成された第1、第2の両係止板
と、両係止板の頂部から互いに対向して基板と平行に延
設された第1、第2の両頂板と、両頂板の先端から第
1、第2の両係止板と平行に基板に向って折曲された第
3、第4の係止板の対向面は、前記シート状内装材の係
止部とされている構造に成形した。
【0009】請求項3の発明では、請求項1または請求
項2の発明に頂板における係止板が形成されている端部
と反対側の端部に、頂板外表面と同一面を形成する延長
片が形成されているという構成を付加した。
【0010】請求項4の発明では、請求項1ないし請求
項3のいずれかの発明に、基板の係止板群の形成されて
いない側の外表面と頂板表面との間隔が、断熱材、吸音
材等の規格寸法の厚さと同寸に設定されているという構
成要件を付加した。
【0011】請求項5の発明では、端縁取付具と連接取
付具のうち少なくとも一方に、合成樹脂、金属等の硬質
板により、該取付具の係止板に形成された頂板の全長
と、狭くとも該頂板の1/4以上の幅とを覆いうる寸法
に形成されたカバー体を組み合わせ、カバー体の裏面か
ら、前記取付具に形成されている係止板のシート状の内
装材の係止部間に挿入されるシート押え部材を、該カバ
ー体と一体に、直交方向に形成したという構成を請求項
1ないし請求項4のいずれかの発明に付加し、該カバー
体のシート押え部材を、端縁取付具、連接取付具の内装
材の係止部間に、押し込み、挟着するのみで、カバー体
の固定とシート状の内装材の固定とが完了するようにし
た。
【0012】請求項6の発明では、請求項5の発明に、
カバー体の幅方向の外端部形状を、該カバー体の長さ方
向と直交する断面において、略倒F字状、略倒L字状、
略T字状の何れかの形状とするという構成を付加した。
【0013】請求項7の発明では、請求項1ないし請求
項4のいずれかの発明に、頂板の外表面に熱可塑性接着
剤層を設けるという構成要件を付加した。
【0014】請求項8の発明では、請求項1ないし請求
項7のいずれかに記載の、シート状建築資材の取付具
を、取付面に固定し、該取付具間に吸音材等の建築資材
を取り付けると共に、シート状の内装材を張設し、該内
装材の端縁を該取付具の係止部に係止するというシート
状建築資材の取付工法とした。
【0015】
【発明の実施の形態】図1ないし図6は、請求項1ない
し請求項4並びに請求項7の各発明を併せ適用した実施
の1例を示しており、本発明に係る吸音材、断熱材並び
にその表面を覆うシート状建築資材等の取付具1は、図
1に示されるごとく、端縁取付具2と、連接取付具3と
で構成されている。
【0016】本発明の取付具1で建造物の内壁面、天井
面等に取り付けられるシート状建築資材は、吸音材、断
熱材及びその表面を覆う合成繊維、ガラス繊維のごとき
無機質繊維、天然繊維等を原料とする織布、編組布、不
織布等の可撓性を有するシート状の内装材であり、場合
によっては、建造物の開口面の周枠に張設される防虫
網、防塵網等のシートであってもよく、またガラスクロ
スで補強された合成樹脂シートであってもよい。
【0017】図1に示される実施例の端縁取付具2は、
図5に示されるシート状の内装材4を建造物5の天井材
6の下地材7の下面に張設する際、内装材4の端縁8を
壁面9に近接させて固定する取付具であり、合成樹脂材
或いはアルミ材、ステンレス材等で代表される可撓弾性
材で長尺に成形されており、図1、図2、図4、図5に
示されるごとく、図1に示す長さL方向と直交する断面
において、基板10と、基板10の一端11から直角に
折曲された第1係止板12と、基板10の略中央域から
第1係止板12と平行に形成された第2係止板13と、
第2係止板13の頂部14から第1係止板12に向って
基板10と平行に延設された頂板15と、頂板15の先
端16から、第1係止板12の第2係止板13側の側面
たる内側面17と対向するよう折曲された第3係止板1
8とを有し、第1係止板12の内側面17と、この内側
面17と対向する第3係止板18とには、互いに係止す
る係止部19、20が形成されている。
【0018】前記頂板15における第3係止板18の形
成されている端部と反対側の端部21からは、頂板15
の外表面22と同一外面を形成する延長片23が形成さ
れている。
【0019】前述の頂板15の外表面22と基板10の
外表面24との間隔Hは、内装材4と天井材6の下地材
7との間に配設される断熱材或いは吸音材25の規格寸
法の厚さWと同寸に設定されている。
【0020】他方、シート状の内装材4の単位内装材の
幅或いは長さが、取付具の幅、長さより短寸の場合に
は、図1に示す連接取付具3により、図4、図6に示さ
れるごとく隣接する単位内装材4A、4Bの端縁8A、
8Bを連接する。
【0021】この連接取付具3は、図1、図3、図4及
び図6に示されるごとく、長さ方向と直交する断面にお
いて、基板26と、基板26の中央域から、該基板26
と直交方向に、互いに間隔WAを存して平行に形成され
た第1係止板27と第2係止板28とを有し、両係止板
27、28の頂部29、30からは、互いに対向して基
板26と平行に延設された第1の頂板31と第2の頂板
32とが形成されている。
【0022】前記第1、第2の両頂板31、32の各先
端33、34からは、第1、第2の係止板27、28と
平行に、基板26に向って第3係止板35と第4係止板
36とが折曲して形成されており、両係止板35、36
の互いに対向する面には、対向する係止部37、38が
形成されている。
【0023】前記第1の頂板31と第2の頂板32とに
おける前記係止板27、28の頂部29、30からは、
各頂板31、32の延設方向と逆方向に、各頂板31、
32と同一外面を形成する延長片39、40が延設され
ている。
【0024】前述の第1、第2の両頂板31、32の外
表面41、42と基板26の外表面43との間隔Hは、
内装材4A、4Bと天井材6の下地材7との間に配設さ
れる断熱材或いは吸音材25の規格寸法の厚さWと同寸
に設定されている。
【0025】図示例の端縁取付具2と連接取付具3と
は、基板10、26の外表面を、下地材7に当接され、
両面接着テープ、接着剤或いは粘着剤等で接着されるか
或いはガンタッカーによる固定、ビス留め等の手段で固
定される。
【0026】図4、図5及び図6は天井に、内装材4を
取り付けた実施例であるが、取付具1を内壁の下地材に
沿わせて立面に前述の手段で取り付けうることは勿論で
ある。
【0027】図1、図5において、実施の一例として
は、各頂板の外表面に熱可塑性接着剤層を形成した取付
具1を天井面或いは内壁面に接着等の手段で固定し、内
装材4の端縁8の外辺部8Cを端縁取付具2の第1係止
板12と第3係止板18との鋸歯状面たる係止部19、
20間に、平滑表面の押し込み材等で押し込むと、第3
係止板18は、素材の有する可撓弾性により弾性変形し
て基板10との連続部分を回動中心として、第3係止板
18は内側方向へ撓曲するので、内装材4の前記外辺部
8Cは容易に押し込められ、押し込み材等を引き抜け
ば、平滑表面ゆえに内装材4のみを第1係止板12と第
3係止板18との係止部19、20間に残して引き抜か
れ、内装材4の外辺部8Cは、弾性で係合状態に復元し
た係止部19、20間に強固に係止される。
【0028】内壁或いは天井の全周に配設した端縁取付
具2について同様の作業を繰り返すことにより内壁面、
天井面へ緊張状態で内装材4を張設することができる。
次に、頂板と内装材の当接部分をアイロン、ドライヤー
等で加熱して、熱可塑性接着剤層を溶融し、内装材を接
着すれば、頂板の面方向の引っ張りにはさらに強固に固
定される。熱可塑性接着剤としてはポリアミド系、ポリ
エステル系、ウレタン系、オレフィン系などが採用され
る。また熱可塑性接着剤の溶融温度は、施工上からは低
い方が良く、好ましくは100℃以下が採用される。熱
可塑性接着剤層は、液状のものを塗布、またはフィルム
状、シート状のものを貼って設けられる。
【0029】単位内装材の幅或いは長さが、施工面の寸
法より短寸の際は、請求項2の発明に含まれる連接取付
具3を使用することにより、内装材4A、4Bの端縁を
同様手段で緊張状態で接合できるので、該内装材4A、
4Bの周縁を、前記端縁取付具2により張設すれば、広
い面積の内壁面、天井面への内装材4、4A、4Bの張
設を行いうる。
【0030】前記内装材4、4A、4Bの張設に先だ
ち、基板10、26の外表面24、43と頂板15、3
1、32の外表面22、41、42との間隔Hに等しい
厚さの規格寸法の断熱材或いは吸音材25の組み込みと
固定とを端縁取付具2或いは連接取付具3により行うこ
とができる。即ち、既述のごとく、端縁取付具2の頂板
15における第3係止板18の形成されている端部と反
対側の端部21からは頂板15の外表面22と同一外表
面を形成する延長片23が形成され、連接取付具3の第
1、第2の係止板27、28の頂部29、30からは、
第1、第2の頂板31、32との延設方向と逆方向外方
へ、各頂板31、32と同一外面を形成する延長片3
9、40が延設されているので、各基板10、26と各
延長片23、39、40との各内側面内に、断熱材或は
吸音材を、その弾性を利用して押し込むことのみにより
組み込み、固定できる。
【0031】前述の内装材4、4A、4Bの張設に当
り、端縁取付具2及び連接取付具3の頂板15、31、
32には同一面を形成する延長片23、39、40が形
成されているので、頂板15、31、32と内装材4、
4A、4Bとの当接面が広くなり、いわゆる内装材表面
の当りの発現が防止される。
【0032】また各取付具の頂板15、31、32と係
止板18、35、36との折曲部が直角縁またはこれに
近い角縁とされているので係止部へ引き込まれる内装材
4、4A、4Bの折曲部にたるみや凹凸の発生が無く、
整然として形態を保つ。なお係止部の係止構造部分は、
ラック状に噛合する凹凸面その他いかなる構造であって
もよい。
【0033】本発明に係る取付具で張設した内装材は張
設時に使用した押し込み材を、例えば係止部19、20
間に挿入し、第3係止板18を弾性変形させ、係合を解
き、内装材を該押し込み板と共に引き出すことにより容
易にその係止を解き、取付具から取り外しうるので内装
材の交換も容易に行いうる。
【0034】図7は、請求項1ないし請求項4の発明
に、請求項5及び請求項6の発明を併せ適用した端縁取
付具44の第1の実施例を示しており、第3の係止板4
5の形成された頂板46の全長Lと、全幅Wの狭くとも
1/4以上の幅を覆いうる寸法の長さLA、幅LBに形
成されたカバー体47が、合成樹脂、金属等の硬質板で
形成されており、該カバー体47の裏面からは、端縁取
付具44の第1の係止板48と第3の係止板45とが形
成するシート状の内装材49の係止部50内へ圧入され
るシート押え部材51が形成され、感熱接着剤等の接着
剤を用いることなく、内装材49を固定している。
【0035】またカバー体47の幅方向の外端部52
は、カバー体47の主板53と前記シート押え部材51
と、シート押え部材51と平行する外側部材54とによ
り、略倒F字状の断面形状とされており、該外側部材5
4と前記シート押え部材51とは、端縁取付具44の第
1の係止板48を挟圧し、カバー体47の位置保持を行
っている。
【0036】カバー体47の略倒F字状の断面形状は、
端縁取付具44により係止されたシート状の内装材49
の係止部分に、硬質或は粗面等の異物が衝接した際の、
該内装材49の位置ずれ、或いは破損、組織の乱れ等を
防止し、内装材49の固定部の美麗化を図っており、外
側部材54を、壁面55に当接させることにより、より
一層の美麗化を図りうる。
【0037】図8は、前記カバー体47の第2の実施例
を示しており、本例のカバー体56は、第1実施例と同
じく、端縁取付具の全長に等しい長さと、該端縁取付具
の全幅Wの大部分を覆いうる寸法の幅LCとされ、該幅
LCの先端から、前記第1実施例のシート押え部材51
と同一のシート押え部材57が形成されており、全体と
して縦断面略倒L字形とされたものであり、このシート
押え部材51により、図7に示すシート押え部材51と
同一の作用を生ずる。前記幅LCは、狭くとも幅Wの1
/4以上の幅を覆いうれば足りる。
【0038】図9は、前記カバー体47、56の更に異
なる第3の実施例を示しており、本例のカバー体58は
図8に示すカバー体56の幅LCの先端から、端縁取付
具44の第1の係止板48の端面59を覆う延長片60
を延設し、端縁取付具44の端部の外観を佳良としたも
のであり、カバー体58は縦断面で略T字形とされてい
る。この実施例においても、幅LCは幅Wの狭くとも1
/4以上を覆いうれば足りる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明では、係止部が、基板か
ら延出された第2の係止板の頂部から直交方向に延設さ
れた頂板の先端を折曲部として基板に向って直交方向に
形成された第3の係止板と、この第2の係止板と対向し
て基板から延出された第1の係止板との対向面に形成さ
れているので、少なくとも第3の係止板の撓曲度合いを
著しく大きくすることができ、シート状の内装材の厚薄
に対する適応度合を著しく拡大できる効果を奏する。
【0040】また各係止板は、基板から延出されている
ので、この基板により下地材に固定でき、両面接着テー
プ、接着剤、ガンタッカー留め、ビス留め等用途と施工
現場の状況に応じた最適の固定手段を採用できる効果が
あり、いかなる固定手段が採用されても前記内装材の固
定強度に影響することが無い効果を奏する。
【0041】また1個の係止板の頂部からは頂板が延設
されているので、この頂板の外表面をシート状の内装材
の支持面としうるので、該内装材の取り付け、固定が容
易かつ確実となり、作業性を向上させうるのみでなく、
リフォーム時のシート状内装材の交換も容易としうる効
果を奏する。
【0042】請求項2の発明によると、壁面、天井面等
の周縁に密接させて内装材を固定できるのみでなく、壁
面、天井面等が広いため、単位内装材の幅、長さでは、
全面を被覆し得ない際には、端縁取付具と直交させて連
接取付具を配設することにより、壁面、天井面の広さい
かにかかわらず複数枚の内装材を一連に連続させて整然
と配設しうる効果を請求項1の発明に付加できる。
【0043】請求項3の発明によると、請求項1或いは
請求項2の発明によって張設される内装材と取付具との
当接面が広くなり、内装材表面に発現しがちないわゆる
当りの発生を良好に防止できる効果を奏する。
【0044】更に、前記頂板から頂板下面と平行に延設
された延長片の存在により、該取付具は基板と第2の係
止板と延長片とで縦断面略コ字状の凹所を形成してグラ
スウール、ロックウール等を主材とし、弾性変形能と保
形能とを有する断熱材、吸音材等の場合には、この略コ
字状の凹所内へ前記弾性変形能を利用して押し込むこと
により、該断熱材、吸音材等は自己の保形能により、接
着剤、保持くぎ等による固定を要せずにその取付姿勢を
保つことができ、施工性を著しく向上させうる効果も奏
する。
【0045】請求項4の発明によると、内装材の取付具
を利用して、規格寸法の断熱材或いは吸音材を壁面天井
面等に配設でき、しかも内装材取付面を平坦に維持でき
る効果を奏し、作業効率を著しく向上させうる効果を奏
する。
【0046】請求項5の発明によると、端縁取付具及び
連接取付具の係止板に形成された頂板に、その全長と、
狭くとも頂板の全幅を覆いうる硬質弾性板製のカバー体
が組み合わされ、かつカバー体の裏面から、取付具の係
止板に形成されているシート状の内装材の係止部間に挿
入されるシート押え部材が、カバー体と直交方向に形成
されているので、該カバー体の取り付けによりシート状
の内装材の固定が確実となるのみでなく、シート状内装
材の固定部分に、机、椅子、その他の事務器具、掃除用
具等の硬質或は粗面等の物体が衝接した際に、シート状
内装材固定部の位置ずれ、シート状内装材のしわ寄り、
破損等を良好に防止できる効果を奏するのみでなく、外
観を佳良にしうる効果も奏する。
【0047】請求項6の発明によると、端縁取付具の第
1係止板の先端を完全に掩蔽できるので、シート状内装
材部位の外観を一層佳良にしうる効果を奏する。
【0048】請求項7の発明によると、頂板の外表面に
熱可塑性接着剤層が形成されているので、内装材の張設
完了後に、頂板と内装材との当接部分をアイロン、ドラ
イヤー等で加熱するのみで、熱可塑性接着剤層が溶融
し、内装材の構成糸間にアンカー状に入り込み内装材を
頂板表面に接着させる。この接着は頂板の面方向の引張
りには強く、剥がれず、内装材表面に作用する面方向の
外力では、ゆるみやたるみが生じないものの、頂面と直
交方向の外力では、容易に剥れるので、内装材の張り替
え作業が容易になる効果を奏する。
【0049】請求項8の発明によると、取付具を建造物
の壁面、天井面等に固定する作業のほかは、吸音材、断
熱材等をその弾性変形能を利用して取付具に押し込んで
固定し、シート状建築資材を張設し、その端縁を取付具
の係止部に係止するのみで、吸音材、断熱材、その表面
を覆うシート状建築資材の取付けが完了するので工法が
簡単であり、工期を短縮できる効果を奏する。
【0050】本発明の請求項1ないし請求項4及び請求
項7の各発明並びに請求項5及び請求項6及び請求項8
の各発明によると、本発明により内装されている吸音
材、断熱材、或いはシート状の内装材に電波吸収性を具
備させる必要の生じた際は、分解して、電波吸収性資材
との交換等を容易に行いうる効果も有するし、リフォー
ム時には、本発明に係る全部材と、吸音材、断熱材、シ
ート状の内装材等のすべてを、各別に取り外すことが可
能であり、従って再使用が可能となり、建設ゴミとして
廃棄される部材を著しく減少させうる等の効果も奏しう
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】取付具の配設状態を下地材への取付面たる基板
外表面側から示した一部省略平面図である。
【図2】端縁取付具の端面図である。
【図3】連接取付具の端面図である。
【図4】下地材、各取付具、断熱材、内装材の取付構造
を模型的に示した略示縦断面図である。
【図5】端縁取付具による断熱材、内装材の取付状態を
示す略示縦断面図である。
【図6】連接取付具による断熱材、内装材の取付状態を
示す略示縦断面図である。
【図7】カバー体の実施の一例を断面として示した端縁
取付具の斜視図である。
【図8】カバー体の異なる実施例を示す縦断面である。
【図9】カバー体の別の実施例を示す縦断面である。
【符号の説明】
1 取付具 2 端縁取付具 3 連接取付具 4 内装材 10 基板 11 一端 12 第1係止板 13 第2係止板 15 頂板 18 第3係止板 19、20 係止部 21 頂板の端部 22 頂板の外表面 23 延長片 24 基板の外表面 25 断熱材または吸音材 47 カバー体 51 シート押え部材 52 外端部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早見 弘義 東京都中央区京橋2−13−10 株式会社日 東紡マテリアル内 (72)発明者 小野 祐一 東京都中央区日本橋久松町11−6 パラマ ウント硝子工業株式会社内 (72)発明者 大窪 時雄 東京都中央区日本橋浜町1−2−1 日東 紡績株式会社内 Fターム(参考) 2E110 AA02 AA33 AA42 AA50 AA64 AB03 AB04 AB15 AB23 AB34 CA03 CA09 CA25 CB01 CC02 CC14 CC17 CC18 CC25 DA09 DA10 DA12 DA22 DC12 DC14 DC21 DC23 DC34 DC36 GA14Y GA14Z GA15W GA32W GA36Y GA36Z GB03Y GB03Z GB06Y GB06Z GB43Z GB47Z GB52Z GB54Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布帛に代表される可撓性のシート状の内装
    材の端縁を係止固定する取付具が、合成樹脂或いはアル
    ミやステンレスなどの金属材に代表される可撓弾性材で
    長尺に成形されており、 該取付具は、長さ方向と直交する断面において、基板
    と、基板の1端からと直交方向に延設された第1の係止
    板と、前記基板の中央域から前記第1の係止板と平行に
    延設された第2の係止板と、該第2の係止板の頂部から
    第1の係止板に向い基板と平行に延設された頂板と、該
    頂板の先端から基板に向って頂板と直交方向に折曲され
    た第3の係止板とを有し、 第1の係止板と第3の係止板との、対向面は、前記可撓
    性のシート状の内装材を係止する係止部とされているシ
    ート状建築資材の取付具。
  2. 【請求項2】布帛に代表される可撓性のシート状の内装
    材の端縁を固定する端縁取付具と、 隣接する該内装材の端縁同士の連続させる連接取付具と
    より成り、 端縁取付具と連接取付具とは、合成樹脂、或いはアルミ
    やステンレスなどの金属材に代表される可撓弾性材で長
    尺に成形されており、 端縁取付具は、長さ方向と直交する断面において、基板
    と、基板の1端から直角に折曲された第1係止板と、基
    板の略中央域から第1係止板と平行に形成された第2係
    止板と、第2係止板の頂部から第1係止板に向って基板
    と平行に延設された頂板と、頂板先端から基板に向って
    頂板と直交方向に折曲された第3係止板と、第1係止板
    の内側面と、この内側面と対向する第3係止板の外側面
    とは、前記可撓性のシート状の内装材の係止部とされて
    おり、 連接取付具は、長さ方向と直交する断面において、基板
    と、基板の中央域から、基板と直交方向に互い間隔を存
    して、平行に形成された第1、第2の両係止板と、両係
    止板の頂部から互いに対向して基板と平行に延設された
    第1、第2の両頂板と、両頂板の先端から第1、第2の
    両係止板と平行に基板に向って折曲された第3、第4の
    係止板とを有し、第3、第4の両係止板の対向面は、前
    記可撓性のシート状の内装材の係止部とされているシー
    ト状建築資材の取付具。
  3. 【請求項3】頂部における係止板が形成されている端部
    と反対側の端部には、頂板の外表面と同一面を形成する
    延長片が形成されている請求項1または請求項2のいず
    れかに記載のシート状建築資材の取付具。
  4. 【請求項4】基板の係止板群の形成されていない側の外
    表面と頂板の外表面との間隔が、断熱材、吸音材等の規
    格寸法の厚さと同寸に設定されている請求項1ないし請
    求項3のいずれかに記載のシート状建築資材の取付具。
  5. 【請求項5】シート状建築資材の取付具たる端縁取付具
    及び連接取付具のうちの少なくとも一方に、 該取付具の係止板に形成された頂板の全長と、狭くとも
    該頂板の1/4以上の幅を覆いうる寸法に形成された合
    成樹脂、金属等の硬質弾性板製のカバー体が組み合わさ
    れており、 該カバー体の裏面からは、前記取付具の係止板に形成さ
    れているシート状の内装材の係止部間に挿入されるシー
    ト押え部材が、該カバー体と直交方向に形成されている
    請求項1ないし請求項4のいずれかに記載されるシート
    状建築資材の取付具。
  6. 【請求項6】カバー体の幅方向の外端部の形状が、該カ
    バー体の長さ方向と直交する縦断面において、略倒F字
    状、略倒L字状、略T字状の何れかの形状とされている
    請求項5記載のシート状建築資材の取付具。
  7. 【請求項7】頂板の外表面に熱可塑性接着剤層を設けた
    ことを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれかに
    記載のシート状建築資材の取付具。
  8. 【請求項8】請求項1ないし請求項7のいずれかに記載
    の、シート状建築資材の取付具を、取付面に固定し、該
    取付具間に吸音材等の建築資材をその弾性変形能を利用
    して取り付けると共に、シート状の内装材を張設し、該
    内装材の端縁を該取付具の係止部に係止する、シート状
    建築資材の取付工法。
JP2002345899A 2001-11-30 2002-11-28 シート状建築資材の取付具及びシート状建築資材の取付工法 Expired - Lifetime JP4050602B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002345899A JP4050602B2 (ja) 2001-11-30 2002-11-28 シート状建築資材の取付具及びシート状建築資材の取付工法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-367015 2001-11-30
JP2001367015 2001-11-30
JP2002345899A JP4050602B2 (ja) 2001-11-30 2002-11-28 シート状建築資材の取付具及びシート状建築資材の取付工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003227218A true JP2003227218A (ja) 2003-08-15
JP4050602B2 JP4050602B2 (ja) 2008-02-20

Family

ID=27759565

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002345899A Expired - Lifetime JP4050602B2 (ja) 2001-11-30 2002-11-28 シート状建築資材の取付具及びシート状建築資材の取付工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4050602B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007146500A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Taiyo Kogyo Corp 把持材
JP2014201985A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 野原産業株式会社 パネル
GB2531482A (en) * 2016-02-09 2016-04-20 Jbh Soft Furnishings Ltd Acoustic damping panel system
JP2020100990A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 大成建設株式会社 吸音内装材

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007146500A (ja) * 2005-11-28 2007-06-14 Taiyo Kogyo Corp 把持材
JP4516005B2 (ja) * 2005-11-28 2010-08-04 太陽工業株式会社 把持材
JP2014201985A (ja) * 2013-04-05 2014-10-27 野原産業株式会社 パネル
GB2531482A (en) * 2016-02-09 2016-04-20 Jbh Soft Furnishings Ltd Acoustic damping panel system
JP2020100990A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 大成建設株式会社 吸音内装材
JP7246181B2 (ja) 2018-12-21 2023-03-27 大成建設株式会社 吸音内装材

Also Published As

Publication number Publication date
JP4050602B2 (ja) 2008-02-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2004013394A3 (en) Fastener fabric and related method
ATE438001T1 (de) Struktur eines gebäudeteils
JP2006336199A (ja) シート張りパネル
JP2003227218A (ja) シート状建築資材の取付具及びシート状建築資材の取付工法
JP2007138650A (ja) シート張りパネル
JP2007239359A (ja) シート張りパネル
JP5046616B2 (ja) シート張りパネル
JP2009046924A (ja) 壁装材貼設パネルの取付構造およびその取付施工方法
JP2008518259A (ja) 柔軟なフレームおよび相互係合可能な固定手段
JP5626746B2 (ja) 内装パネル
JP2010233872A (ja) トリムカバーの端末止着構造
JP4466251B2 (ja) 出隅部の改修方法
WO2006120459A1 (en) Fastener arrangements
JP4860492B2 (ja) シート接続方法及び取付治具
JPH0425457Y2 (ja)
JP2009167780A (ja) シート材の留め具
CN214479273U (zh) 一种用于槽式桥架盖板的弹簧卡扣
JP2007100473A (ja) 外壁のタイル張り工法及び外壁
JP3950338B2 (ja) 壁下地材及び建屋室内壁構造
JPH07150754A (ja) 目地部材
AU685138B2 (en) Fastening bracket
JP2591300Y2 (ja) 連結敷物
JPH10227075A (ja) 目地被覆材及び目地被覆方法
JP3626706B2 (ja) リサイクル可能な建築用面板
JP2006144368A (ja) シート張りパネル

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050628

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070731

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070927

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071106

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071129

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4050602

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101207

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111207

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 5

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121207

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131207

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term