JP2006144368A - シート張りパネル - Google Patents
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Abstract
【課題】布帛などのシートを接着剤を用いずに張設でき、布帛等のシートの展長が充分でき、表面に皺がよりにくく、施工の容易なシート貼りパネルを提供する。
【解決手段】バックパネルの周縁部にフレームが設けられ、このフレームがバックパネルの縁部と係合する基部とこの基部に対して回動可能となされた回動部からなり、この回動部先端にシートの縁部が取り付けられ回動部の回動によりシートが引っ張られて展張されていることを特徴とするものであり、シートの展張が充分できるので、シートに皺がよりにくく、パネル表面が美麗である。又、接着剤を使わずにシートをパネル表面に設けることができるので、接着剤に含まれる溶剤による問題を回避することができる。
【選択図】 図2
【解決手段】バックパネルの周縁部にフレームが設けられ、このフレームがバックパネルの縁部と係合する基部とこの基部に対して回動可能となされた回動部からなり、この回動部先端にシートの縁部が取り付けられ回動部の回動によりシートが引っ張られて展張されていることを特徴とするものであり、シートの展張が充分できるので、シートに皺がよりにくく、パネル表面が美麗である。又、接着剤を使わずにシートをパネル表面に設けることができるので、接着剤に含まれる溶剤による問題を回避することができる。
【選択図】 図2
Description
本発明は、建築物の内壁などに主として用いられるシート張りパネルに関し、特に布帛を接着剤を用いずに張設したパネルに関する。
しかしながら上記の如き特開2003−328522号公報に提案されている内装工法では、プラスチック押出成形によって一体成形された把持部材の強度が十分ではなく、布帛の展張が充分できずパネル表面の布帛に皺がよりやすいという問題があった。
そこで本発明者は従来の欠点に鑑み鋭意研究の結果、布帛などのシートを接着剤を用いずに張設でき、布帛等のシートの展長が充分でき、表面に皺がよりにくく、施工の容易なシート貼りパネルを提供する。
本発明請求項1記載のシート張りパネルは、バックパネルの周縁部にフレームが設けられ、このフレームがバックパネルの縁部と係合する基部とこの基部に対して回動可能となされた回動部からなり、この回動部先端にシートの縁部が取り付けられ回動部の回動によりシートが引っ張られて展張されていることを特徴とするものであり、シートの展張が充分できるので、シートに皺がよりにくい。
本発明請求項2記載のシート張りパネルは、バックパネルの周縁部にフレームが設けられ、相対する一対のフレームがバックパネルの縁部と係合する基部とこの基部に対して回動可能となされた回動部からなり、この回動部先端にシートの縁部が取り付けられ回動部の回動によりシートが引っ張られて展張されていることを特徴とするものであり、シートの展張が充分できるので、シートに皺がよりにくい。
上述の如く、本発明請求項1記載のシート張りパネルは、バックパネルの周縁部にフレームが設けられ、このフレームがバックパネルの縁部と係合する基部とこの基部に対して回動可能となされた回動部からなり、この回動部先端にシートの縁部が取り付けられ回動部の回動によりシートが引っ張られて展張されていることを特徴とするものであり、シートの展張が充分できるので、シートに皺がよりにくく、パネル表面が美麗である。又、接着剤を使わずにシートをパネル表面に設けることができるので、接着剤に含まれる溶剤による問題を回避することができる。
又、本発明請求項2記載のシート張りパネルは、バックパネルの周縁部にフレームが設けられ、相対する一対のフレームがバックパネルの縁部と係合する基部とこの基部に対して回動可能となされた回動部からなり、この回動部先端にシートの縁部が取り付けられ回動部の回動によりシートが引っ張られて展張されていることを特徴とするものであり、シートの展張が更に充分できるので、シートに皺がよりにくい。
以下、図面を参照しながら本発明に付いて説明する。
図1は本発明シート張りパネルにおけるフレームの実施形態の一例を示す一部断面を透視した斜視図である。図に於いて1は第1のフレームであり、相対する縁部に一対設けられ、他の一対の縁部には第2のフレーム2が設けられている。これら4本のフレームは合板からなるバックパネル5の4縁部に設けられ、このバックパネル5上のグラスマットからなる下地材6上に布帛が張設されるようになされている。
図1は本発明シート張りパネルにおけるフレームの実施形態の一例を示す一部断面を透視した斜視図である。図に於いて1は第1のフレームであり、相対する縁部に一対設けられ、他の一対の縁部には第2のフレーム2が設けられている。これら4本のフレームは合板からなるバックパネル5の4縁部に設けられ、このバックパネル5上のグラスマットからなる下地材6上に布帛が張設されるようになされている。
図2は本発明における第1のフレーム1の作用を示すシート張りパネルの断面図であり、図3は第1のフレーム1の拡大断面図である。第1のフレーム1は基部11と回動部12とシート挟着部13からなっている。基部11はバックパネル5の縁部を挟持するようにしてバックパネル5の縁部に設けられ、このバックパネル5を挟持する挟持部111の反対側端部には後述する回動部12の回動軸121を支持する回動軸受け112が設けられている。
基部11の回動軸受け112には回動部12の回動軸121が回動自在に取り付けられている。回動部12の反対側端部には複数の突条122が表裏両面に設けられ、シート張りパネル表面に張設されるシート4の縁部が後述するシート挟着部13の挟着溝131と協働して保持される。
図4は本発明における第2のフレーム2の作用を示すシート張りパネルの断面図である。第2のフレーム2は、第1のフレーム1の基部11と同様にバックパネル5を挟持する挟持部21を有し、この挟持部21の反対側端部には、固定フレーム3と協働してシート縁部を固定する固定溝22が形成されている。固定溝22の内面には固定フレーム3の側壁に形成された嵌合溝と嵌合する嵌合突条が形成されている。固定フレーム3は断面コ字形で脚部の外壁に嵌合溝が形成されている。
次ぎに本発明におけるシート4の展張方法について図を基に説明する。図5に示す状態で回動部12先端にシート4が掛けられ、シート挟着部13でシート4を挟み込みシート4の縁部を固定する。次ぎに回動部12を回して、図2の状態にするとシート4の縁部が引っ張られて弛みのない状態となる。挟持部21の側壁には係合突部が形成されており、基部11に設けられた突条に係合されて、図5の状態に戻ることがない。
本発明シート張りパネルにおけるフレームの材質は特に限定されるものではないが、アルミ合金押出型材が剛性に優れ、好適に用いられる。又、パネル表面のシート4としては合成繊維などの織物が特に好適に用いられる。先に記載した実施形態においては、バックパネル5上にグラスウールからなる下地材6を配設した例を示したが、下地材6は特に必要ではなく、吸音性などを付加させるために配設したものである。
1 第1のフレーム
11 基部
111 挟持部
112 回動軸受け
12 回動部
121 回動軸
122 突条
13 シート挟着部
131 挟着溝
2 第2のフレーム
21 挟持部
22 固定溝
3 固定フレーム
4 シート
5 バックパネル
6 下地材
11 基部
111 挟持部
112 回動軸受け
12 回動部
121 回動軸
122 突条
13 シート挟着部
131 挟着溝
2 第2のフレーム
21 挟持部
22 固定溝
3 固定フレーム
4 シート
5 バックパネル
6 下地材
Claims (2)
- バックパネルの周縁部にフレームが設けられ、このフレームがバックパネルの縁部と係合する基部とこの基部に対して回動可能となされた回動部からなり、この回動部先端にシートの縁部が取り付けられ回動部の回動によりシートが引っ張られて展張されていることを特徴とするシート張りパネル。
- バックパネルの周縁部にフレームが設けられ、相対する一対のフレームがバックパネルの縁部と係合する基部とこの基部に対して回動可能となされた回動部からなり、この回動部先端にシートの縁部が取り付けられ回動部の回動によりシートが引っ張られて展張されていることを特徴とするシート張りパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004335024A JP2006144368A (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | シート張りパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004335024A JP2006144368A (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | シート張りパネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006144368A true JP2006144368A (ja) | 2006-06-08 |
Family
ID=36624376
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004335024A Pending JP2006144368A (ja) | 2004-11-18 | 2004-11-18 | シート張りパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2006144368A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008127829A (ja) * | 2006-11-20 | 2008-06-05 | Sekisui Jushi Co Ltd | 壁装材貼設用パネルおよびその施工方法 |
JP2014201985A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | 野原産業株式会社 | パネル |
KR20180118987A (ko) * | 2017-04-24 | 2018-11-01 | 주식회사 조은데코 | 결로 방지를 위한 마감패널 및 이를 구비한 마감장치 |
-
2004
- 2004-11-18 JP JP2004335024A patent/JP2006144368A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014201985A (ja) * | 2013-04-05 | 2014-10-27 | 野原産業株式会社 | パネル |
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KR101970309B1 (ko) * | 2017-04-24 | 2019-04-18 | 주식회사 조은데코 | 결로 방지를 위한 마감패널 및 이를 구비한 마감장치 |
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