JP2008518259A - 柔軟なフレームおよび相互係合可能な固定手段 - Google Patents
柔軟なフレームおよび相互係合可能な固定手段 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008518259A JP2008518259A JP2007538514A JP2007538514A JP2008518259A JP 2008518259 A JP2008518259 A JP 2008518259A JP 2007538514 A JP2007538514 A JP 2007538514A JP 2007538514 A JP2007538514 A JP 2007538514A JP 2008518259 A JP2008518259 A JP 2008518259A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- advertising
- frame member
- fixture
- panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F15/00—Boards, hoardings, pillars, or like structures for notices, placards, posters, or the like
- G09F15/0006—Boards, hoardings, pillars, or like structures for notices, placards, posters, or the like planar structures comprising one or more panels
- G09F15/0025—Boards, hoardings, pillars, or like structures for notices, placards, posters, or the like planar structures comprising one or more panels display surface tensioning means
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F21/00—Mobile visual advertising
- G09F21/04—Mobile visual advertising by land vehicles
-
- G—PHYSICS
- G09—EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
- G09F—DISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
- G09F21/00—Mobile visual advertising
- G09F21/04—Mobile visual advertising by land vehicles
- G09F21/048—Advertisement panels on sides, front or back of vehicles
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Accounting & Taxation (AREA)
- Marketing (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Insertion Pins And Rivets (AREA)
Abstract
広告システムは、車両または固定構造のような構造(55)上に広告パネル(21、121)を解除可能に係合させるための柔軟なフレームを備える。フレームは、フレーム部材(10)と、相互係合可能な第1および第2固定具(20、50)を備えた固定手段とを備える。第1固定具(20)はフレームの柔軟な部分上に設けられる。第2固定具(50)は構造(55)に固定可能である。フレームの柔軟性と、第1固定具と第2固定具の相互係合強度とは、剥離動作によってフレームと第1固定具を第2固定具から分離できるものである。広告パネル(121)は、広告シート(123)と少なくとも1つの縁細片(100)を含んでよい。縁細片は、シートに結合したフランジ(103)と、フレーム部材と係合する突起(104)とを有する。
【選択図】 図3
【選択図】 図3
Description
本発明は、広告パネル用の柔軟なフレームに関し、このフレームは、特に車両に取り付けるための、しかしこの目的に限定されない、相互係合可能な固定手段を有する。本発明は、広告シート用の縁細片にも関する。
印刷したビニルパネルを取り付けボードに永久的に結合させて広告パネルを作成する方法が知られている。車両の場合には、一般的に、取り付けボードは、車両に搭載したフレーム内に滑入した補強ダンボールボード(例えばコーレックスボード(corex board))を備えている。広告を変更する必要がある場合には、まずビニルパネルを取り外す必要がある。寒い天候では、ビニルが脆くなり破損してしまうため、取り外しが困難となり時間がかかる。
車体が長い車両の場合には(例えばバス)、広告パネルが車両の長さの大きな割合にわたり、約5乃至10メートルの長さとなる。これほどに長い広告パネル/支持ボードを作成するのは実用的でないため、一般的には、5つまたはそれ以上の部分で構成される。これはつまり、隣接した各部分どうしの間に望ましくない垂直線が見えてしまい、イメージを壊してしまうことを意味する。隣接した各部分どうしの間にプラスチックのT字型カバーを貼り付ければ、すき間が被覆され、各部分が正確な間隔で配置される。しかし、このT字型カバーが破損すると変色するため、広告パネルの外観が損なわれる。
本発明の第1の態様によれば、
広告パネルを構造上に取り付けるためのフレームを備え、フレームは少なくとも1つのフレーム部材を備えており、
第1固定具と第2固定具を備えた相互係合可能な固定手段をさらに備え、第2固定具は構造に固定可能であり、
第1固定具はフレームの柔軟な部分上に設けられ、フレームの柔軟性と、第1固定具と第2固定具の相互係合強度とは、フレームと第1固定具を剥離動作によって第2固定具から分離できるものであり、
フレームは広告パネルに解除可能に係合するよう適合されている広告システムが得られる。
広告パネルを構造上に取り付けるためのフレームを備え、フレームは少なくとも1つのフレーム部材を備えており、
第1固定具と第2固定具を備えた相互係合可能な固定手段をさらに備え、第2固定具は構造に固定可能であり、
第1固定具はフレームの柔軟な部分上に設けられ、フレームの柔軟性と、第1固定具と第2固定具の相互係合強度とは、フレームと第1固定具を剥離動作によって第2固定具から分離できるものであり、
フレームは広告パネルに解除可能に係合するよう適合されている広告システムが得られる。
広告パネルに「解除可能に係合する」ように適合されたフレームとは、広告パネルに永久的に固定されたフレーム、または広告パネルの一部を備えたフレームとは異なり、広告パネルとフレームを繰り返し係合および係合解除することが可能なことを意味する。
任意で、1つ以上のフレーム部材が設けられる。また任意で、それぞれのフレーム部材は広告パネルの各縁を設けており、フレーム部材の長さはこれに対応する縁の長さとほぼ同じである。
フレームの柔軟な部分はフランジを備えていることが好ましい。
いくつかの実施形態では、フレームは全体的に少なくともいくらかの柔軟性を有する。このような実施形態は平坦でない面への搭載が可能であり、例えば、オイルタンカーのようなタンカーの湾曲した外面や、その他の円筒形の面/湾曲面上に搭載することができる。
任意で、1つ以上のフレーム部材が設けられる。また任意で、それぞれのフレーム部材は広告パネルの各縁を設けており、フレーム部材の長さはこれに対応する縁の長さとほぼ同じである。
フレームの柔軟な部分はフランジを備えていることが好ましい。
いくつかの実施形態では、フレームは全体的に少なくともいくらかの柔軟性を有する。このような実施形態は平坦でない面への搭載が可能であり、例えば、オイルタンカーのようなタンカーの湾曲した外面や、その他の円筒形の面/湾曲面上に搭載することができる。
1つの、または各フレーム部材は、広告パネルの縁を受容するように適合されており、かつフレーム部材の柔軟な部分よりも硬質なパネル受容部分を有することが好ましい。一般的に、フレームの柔軟な部分とパネル受容部分は異なる材料から成る。パネル受容部分がより硬ければ、パネルがフレーム部材から誤って外れてしまうことを防止する助けとなる。
パネル受容部分は完全に硬質ではなく、フレーム部材の固定具部分を撓ませると多少屈曲する程度の柔軟性を有することが好ましい。フレームが全体にいくらかの柔軟性を有していれば、湾曲面上、例えばタンカーの凸状面上に搭載することができる。また、凹状面への搭載も可能である。
パネル受容部分は完全に硬質ではなく、フレーム部材の固定具部分を撓ませると多少屈曲する程度の柔軟性を有することが好ましい。フレームが全体にいくらかの柔軟性を有していれば、湾曲面上、例えばタンカーの凸状面上に搭載することができる。また、凹状面への搭載も可能である。
任意で、フレームはポリ塩化ビニル(PVC)を含む。
任意で、フレームは熱可塑性エラストマを含む。
任意で、フレームは、高分子量PVC樹脂に基づいた熱可塑性エラストマであるSunprene(商標)を含む。
任意で、フレームは熱プラスチック、または熱プラスチックと似た特性を持つ材料を含む。
フレームは、相互に結合された柔軟性の異なる2つの部分を備えており、これらの一方は、フレームの固定具部分用の比較的柔軟性の高いタイプであり、もう一方は、パネル受容部分用の柔軟性のより低いタイプであることが好ましい。
任意で、フレームは熱可塑性エラストマを含む。
任意で、フレームは、高分子量PVC樹脂に基づいた熱可塑性エラストマであるSunprene(商標)を含む。
任意で、フレームは熱プラスチック、または熱プラスチックと似た特性を持つ材料を含む。
フレームは、相互に結合された柔軟性の異なる2つの部分を備えており、これらの一方は、フレームの固定具部分用の比較的柔軟性の高いタイプであり、もう一方は、パネル受容部分用の柔軟性のより低いタイプであることが好ましい。
任意で、フレーム部材は、広告パネル縁上の突起を受容するための凹部を有する。フレーム部材は細長いすき間を有し、このすき間は、内部に突起を保持できるよう十分小さく設けられ、さらに、広告パネルの平坦部分が内部を通って延びることができる十分な大きさを有することが好ましい。また、凹部内に突起を挿入できるよう、フレーム部材の少なくとも一端は開放していることが好ましい。
フレーム部材はトラック部材を備えていることが好ましい。
相互係合可能な固定手段は機械的な固定具を備えていることが好ましい。この機械的な固定具は、永久係合ではなく、解除可能に係合できることが好ましい。機械的な固定具は、第1固定具と第2固定具を共に押圧することで係合し、これらの固定具を引き離すことで係合解除することが好ましい。
フレーム部材はトラック部材を備えていることが好ましい。
相互係合可能な固定手段は機械的な固定具を備えていることが好ましい。この機械的な固定具は、永久係合ではなく、解除可能に係合できることが好ましい。機械的な固定具は、第1固定具と第2固定具を共に押圧することで係合し、これらの固定具を引き離すことで係合解除することが好ましい。
このような実施形態では、第1固定具がフレームの柔軟な部分上に設けられているので、第1固定具と第2固定具を係合および係合解除する際にフレームが屈曲することができる。これにより、固定具の長さ全体にわたって同時に力を付与する必要がないという利点が得られる。固定具の長さ全体ではなく、第1場所の比較的小さい領域に力を付与することで、この第1場所で固定具を係合させることができる。フレームの撓みによって力が小さい領域に作用することができるので、比較的小さい力で閾値係合圧力を作り出すことが可能である。好ましい実施形態では、この力を、複雑な装置を用いずに、1人の人物が手作業で付与することができる。次に、この力が固定具の長さに沿って伝播されることによってより多くの固定具が連続的に係合でき、好ましくは、最終的に固定具の長さ全てにわたって係合する。第1固定具と第2固定具の係合を解除する際、フレームの柔軟性のために、フレームと第1固定具を剥離作用によって第2固定具から分離することができる。
第1固定具と第2固定具は、これらを押圧して係合させる際に相互連結するマッシュルーム型のかえしを有することが好ましい。また、マッシュルーム型のかえしは列と行に配列され、第1固定具と第2固定具の一方ではこの行と列が直線を形成しており、他方の固定具では、各行と列のマッシュルーム型のかえしが隣接するかえしに対してずらして配置されていることが好ましい。相互に係合可能な固定手段は3M(商標)社製のDual Lock(商標)システムを備えていることが好ましい。
本発明の第2の態様によれば、構造上にフレームを搭載する方法が得られ、フレームは、広告パネルと解除可能に係合するのに適しており、この方法は、
第1の細長い固定具をフレームの柔軟な部分に固定するステップを含み、
第2の細長い固定具を構造に固定するステップをさらに含み、第2固定具は第1固定具と係合可能であり、
第1固定具と第2固定具を第1場所にて係合させるために、第1場所に圧力を印加し、また、固定具のより大きな割合の部分を連続的に係合させるために、圧力を固定具の長さに沿って伝播させるステップをさらに含んでいる。
本発明の第2の態様によれば、構造上にフレームを搭載する方法が得られ、フレームは、広告パネルと解除可能に係合するのに適しており、この方法は、
第1の細長い固定具をフレームの柔軟な部分に固定するステップを含み、
第2の細長い固定具を構造に固定するステップをさらに含み、第2固定具は第1固定具と係合可能であり、
第1固定具と第2固定具を第1場所にて係合させるために、第1場所に圧力を印加し、また、固定具のより大きな割合の部分を連続的に係合させるために、圧力を固定具の長さに沿って伝播させるステップをさらに含んでいる。
一般的に、圧力はローラを使用して伝播される。
このような実施形態には、一人の人物が構造上にフレームを搭載できるという利点がある。フレームは、所望時に分解できるように、取り外し可能に構造上に搭載されることが好ましい。いくつかの実施形態では、フレームは、必要な回数だけ、容易に搭載でき、また簡単に取り外すことができる。このようなフレームを使用して広告パネルを搭載することにより、広告を変更する際に、広告パネルを別のパネルに非常に簡単に交換できるようになる。
フレーム部材はパネル受容部分を設けており、この方法はさらに、フレーム内に広告パネルを挿入するステップを含んでいることが好ましい。
このような実施形態には、一人の人物が構造上にフレームを搭載できるという利点がある。フレームは、所望時に分解できるように、取り外し可能に構造上に搭載されることが好ましい。いくつかの実施形態では、フレームは、必要な回数だけ、容易に搭載でき、また簡単に取り外すことができる。このようなフレームを使用して広告パネルを搭載することにより、広告を変更する際に、広告パネルを別のパネルに非常に簡単に交換できるようになる。
フレーム部材はパネル受容部分を設けており、この方法はさらに、フレーム内に広告パネルを挿入するステップを含んでいることが好ましい。
一般的に、広告パネルは広告シートと、広告シートの縁に取り付けた突起とを備えており、フレームは細長い凹部と開放端部とを有する少なくとも1つのフレーム部材を備えており、上記方法は、フレーム部材を広告パネルに取り付けるために、突起を開放端部から凹部内にねじ込むステップを含んでいる。
任意で、フレームは複数のフレーム部材を備えており、それぞれのフレーム部材は、広告用パネルの各縁への取り付けのために設けられている。
任意で、フレームは複数のフレーム部材を備えており、少なくとも1つのフレーム部材が、広告パネル縁に取り付けられる前に、構造上に搭載される。あるいは、フレームは複数のフレーム部材を備えており、少なくとも1つのフレーム部材が、構造上に搭載される前に、広告パネルに取り付けられる。広告パネル縁をフレーム部材にその一端からねじ込まなければならない場合にも、これら両方の方法を組み合わせて用いれば、パネルの全ての縁を構造上に搭載することができる。
任意で、フレームは複数のフレーム部材を備えており、それぞれのフレーム部材は、広告用パネルの各縁への取り付けのために設けられている。
任意で、フレームは複数のフレーム部材を備えており、少なくとも1つのフレーム部材が、広告パネル縁に取り付けられる前に、構造上に搭載される。あるいは、フレームは複数のフレーム部材を備えており、少なくとも1つのフレーム部材が、構造上に搭載される前に、広告パネルに取り付けられる。広告パネル縁をフレーム部材にその一端からねじ込まなければならない場合にも、これら両方の方法を組み合わせて用いれば、パネルの全ての縁を構造上に搭載することができる。
この方法は任意で、1つまたは複数のフレーム部材を構造上に搭載してこれ以外のフレーム部材を広告パネルに取り付けるステップと、広告パネルを搭載されているフレーム部材(1つまたは複数)に取り付けるステップと、その後、上記これ以外のフレーム部材を構造上に取り付けるステップとを連続して含んでいてもよい。あるいは、フレーム部材のいずれかを構造上に搭載する前に、全てのフレーム部材を広告パネルに取り付けることもできる。
任意で、第1フレーム部材のみを、広告パネルに取り付ける前に構造上に搭載できる。
一般的にこの方法は、第1フレーム部材を構造上に搭載するステップと、
広告パネルの1つの縁を第1フレーム部材に取り付け、広告パネルの1つの縁の反対側の縁を第2フレーム部材に取り付けるステップと、
第2フレーム部材を構造上に搭載するステップとを連続して含んでいる。
任意で、第1フレーム部材のみを、広告パネルに取り付ける前に構造上に搭載できる。
一般的にこの方法は、第1フレーム部材を構造上に搭載するステップと、
広告パネルの1つの縁を第1フレーム部材に取り付け、広告パネルの1つの縁の反対側の縁を第2フレーム部材に取り付けるステップと、
第2フレーム部材を構造上に搭載するステップとを連続して含んでいる。
一般的にこの方法は、第2フレーム部材を構造上に搭載する前に、広告パネルを引張するステップをさらに含んでいる。
あるいは、この広告パネルはさらに、突起と広告シートの縁との間に配置された引張手段を備え、上記方法は、広告パネルをフレーム部材に取り付けた後に、突起と広告シートの縁との間の距離を短縮するべく引張手段を作動させることで広告シートを引張するステップを含んでいる。任意で、この引張手段は、内部係合構成部を有する解除可能な閉鎖細片を備えており、上記方法は、解除可能な閉鎖細片を閉鎖するステップを含んでいる。
広告パネルを引張することにより、搭載された広告パネルがたるむことがなくなる。これらの方法により、広告パネルをより容易に搭載することが可能になり、この搭載時に、広告パネルを1つ以上の既に搭載されているフレーム部材と同時係合させる必要がなく、また、2つの既に搭載されたフレーム部材を同時係合させると同時に、広告パネルをぴんと引っ張る必要がない。
あるいは、この広告パネルはさらに、突起と広告シートの縁との間に配置された引張手段を備え、上記方法は、広告パネルをフレーム部材に取り付けた後に、突起と広告シートの縁との間の距離を短縮するべく引張手段を作動させることで広告シートを引張するステップを含んでいる。任意で、この引張手段は、内部係合構成部を有する解除可能な閉鎖細片を備えており、上記方法は、解除可能な閉鎖細片を閉鎖するステップを含んでいる。
広告パネルを引張することにより、搭載された広告パネルがたるむことがなくなる。これらの方法により、広告パネルをより容易に搭載することが可能になり、この搭載時に、広告パネルを1つ以上の既に搭載されているフレーム部材と同時係合させる必要がなく、また、2つの既に搭載されたフレーム部材を同時係合させると同時に、広告パネルをぴんと引っ張る必要がない。
任意でこの方法は、広告パネルの上記以外の縁に各々別の対応するフレーム部材を取り付けるステップと、その後、これらの別のフレーム部材を構造上に搭載するステップとをさらに含む。
任意で、構造は、例えばバス、ローリー、自動車、バン、バイク、タンカーのような車両を含むが、しかし、これらは単に例証であり、本発明は車両、またはいかなる特定タイプの車両にも限定されない。
任意で、フレームは、構造の湾曲した表面、例えばオイルタンカーの湾曲した外面上に搭載される。
任意で、構造は、例えばバス、ローリー、自動車、バン、バイク、タンカーのような車両を含むが、しかし、これらは単に例証であり、本発明は車両、またはいかなる特定タイプの車両にも限定されない。
任意で、フレームは、構造の湾曲した表面、例えばオイルタンカーの湾曲した外面上に搭載される。
任意で、広告パネルは矩形であるが、本発明はいかなる特定の広告パネル形状にも限定されない。
あるいは、広告パネルはT字型であり、T字型形状の各縁に1つのフレーム部材を設けていてもよい。
本発明の第3の態様によれば、広告パネルを構造上に搭載する方法が得られ、この方法は、
広告パネルの第1縁を、構造に取り付けた第1フレーム部材のすき間付きトラックに係合させるステップと、
広告パネルの第2縁を、構造に取り付けられていない第2フレーム部材のすき間付きトラックと係合させるステップと、
第2フレーム部材の柔軟な部分に固定された第1の細長い固定具を、構造に固定された第2の細長い固定具に係合させるステップと、
第1場所に圧力を印加することで、この第1場所において第1固定具と第2固定具を係合させ、また、圧力を固定具の長さに沿って伝播させることで、固定具のより大きな割合の部分と連続的に係合させるステップとを含んでいる。
あるいは、広告パネルはT字型であり、T字型形状の各縁に1つのフレーム部材を設けていてもよい。
本発明の第3の態様によれば、広告パネルを構造上に搭載する方法が得られ、この方法は、
広告パネルの第1縁を、構造に取り付けた第1フレーム部材のすき間付きトラックに係合させるステップと、
広告パネルの第2縁を、構造に取り付けられていない第2フレーム部材のすき間付きトラックと係合させるステップと、
第2フレーム部材の柔軟な部分に固定された第1の細長い固定具を、構造に固定された第2の細長い固定具に係合させるステップと、
第1場所に圧力を印加することで、この第1場所において第1固定具と第2固定具を係合させ、また、圧力を固定具の長さに沿って伝播させることで、固定具のより大きな割合の部分と連続的に係合させるステップとを含んでいる。
好ましい実施形態で用いている柔軟な部分を設けたフレームとは、固定具を比較的弱い力によって(例えば手で)係合および係合解除できることを意味する。これは、係合時にはハンマーで打ちつける必要があり、係合解除時には金てこの使用が必要となる、機械的な固定手段を設けた硬質のフレームと比較して顕著な利点である。
本発明の第4の態様によれば、構造にフレームによって取り付けた広告パネルを交換する方法が得られ、上記フレームは、第1固定具を取り付けた複数のフレーム部材を備えており、この方法は、
少なくとも1つのフレーム部材と取り付けられた第1固定具とを、構造に取り付けた第2固定具から剥離するステップと、
全てのフレーム部材をもとの広告パネルから係合解除するステップと、
フレーム部材を交換用広告パネルと再係合させるステップと、
第1固定具と第2固定具を第1場所において係合させるために、第1場所に圧力を印加することで、剥離したフレーム部材を構造に再度取り付け、また、より大きな割合の固定具を連続的に係合させるために、固定具の長さに沿って圧力を伝播させるステップとを含んでいる。
本発明の第4の態様によれば、構造にフレームによって取り付けた広告パネルを交換する方法が得られ、上記フレームは、第1固定具を取り付けた複数のフレーム部材を備えており、この方法は、
少なくとも1つのフレーム部材と取り付けられた第1固定具とを、構造に取り付けた第2固定具から剥離するステップと、
全てのフレーム部材をもとの広告パネルから係合解除するステップと、
フレーム部材を交換用広告パネルと再係合させるステップと、
第1固定具と第2固定具を第1場所において係合させるために、第1場所に圧力を印加することで、剥離したフレーム部材を構造に再度取り付け、また、より大きな割合の固定具を連続的に係合させるために、固定具の長さに沿って圧力を伝播させるステップとを含んでいる。
一般的には、この方法の実行中に、少なくとも1つのフレーム部材を構造に取り付けたままの状態にする。
この方法の実行中、1つのみのフレームを構造に取り付けたままの状態にすることが好ましい。
本発明の第5の態様によれば広告システムが得られ、この広告システムは、
広告パネルを備え、
広告パネルを構造に取り付けるためのフレームをさらに備え、このフレームは広告パネルと解除可能に係合でき、少なくとも1つのフレーム部材を備えており、
第1固定具と第2固定具を備えた相互係合可能な固定手段をさらに備え、第2固定具は構造に固定可能であり、
第1固定具はフレームの柔軟な部分上に設けられ、フレームの柔軟性と、第1固定具と第2固定具の相互係合強度とは、フレームと第1固定具を剥離動作によって第2固定具から分離できるものである。
この方法の実行中、1つのみのフレームを構造に取り付けたままの状態にすることが好ましい。
本発明の第5の態様によれば広告システムが得られ、この広告システムは、
広告パネルを備え、
広告パネルを構造に取り付けるためのフレームをさらに備え、このフレームは広告パネルと解除可能に係合でき、少なくとも1つのフレーム部材を備えており、
第1固定具と第2固定具を備えた相互係合可能な固定手段をさらに備え、第2固定具は構造に固定可能であり、
第1固定具はフレームの柔軟な部分上に設けられ、フレームの柔軟性と、第1固定具と第2固定具の相互係合強度とは、フレームと第1固定具を剥離動作によって第2固定具から分離できるものである。
このフレームは、本発明の第1の態様に従ったフレームであることが好ましい。
広告パネルは、巻き上げたり、容易に移送できるように柔軟であることが好ましい。
この広告パネルは1枚の合成紙を含むことが好ましい。また、広告パネルはポリエステルマットの上に1枚のビニルを備えていることが好ましい。このような実施形態は、頑丈で、安価に製造でき、例えばスクリーン印刷によって表面上に容易に印刷を施すことができる。あるいは、広告パネルは1枚のメッシュを備えていてよい。広告パネルが非常に大型であったり、高速で移送されて大量の空気流に晒されるいくつかの場合においては、パネルの両側に圧力を均一に配分できるメッシュが有利である。しかし、多くの場合には、非穿孔(非メッシュ)パネルが適切である。本発明は、いかなる特定タイプのパネルにも限定されない。
広告パネルは、巻き上げたり、容易に移送できるように柔軟であることが好ましい。
この広告パネルは1枚の合成紙を含むことが好ましい。また、広告パネルはポリエステルマットの上に1枚のビニルを備えていることが好ましい。このような実施形態は、頑丈で、安価に製造でき、例えばスクリーン印刷によって表面上に容易に印刷を施すことができる。あるいは、広告パネルは1枚のメッシュを備えていてよい。広告パネルが非常に大型であったり、高速で移送されて大量の空気流に晒されるいくつかの場合においては、パネルの両側に圧力を均一に配分できるメッシュが有利である。しかし、多くの場合には、非穿孔(非メッシュ)パネルが適切である。本発明は、いかなる特定タイプのパネルにも限定されない。
広告パネルの少なくとも一部は半透明であることが好ましい。このような実施形態は背後から照明することができる。
一般的には、広告パネルは、その少なくとも1つの縁または各縁に沿って、取り付け手段を設けている。一般的には、この取り付け手段は、これと対応する、フレームの凹部と係合する突起を備えている。
この広告パネルは広告シートと、少なくとも1つの縁に沿った突起とを備えていることが好ましい。広告パネルの各縁に突起が設けられていることが最も好ましい。それぞれのフレーム部材は、各パネル縁と係合するように設けられている。
一般的には、広告パネルは、その少なくとも1つの縁または各縁に沿って、取り付け手段を設けている。一般的には、この取り付け手段は、これと対応する、フレームの凹部と係合する突起を備えている。
この広告パネルは広告シートと、少なくとも1つの縁に沿った突起とを備えていることが好ましい。広告パネルの各縁に突起が設けられていることが最も好ましい。それぞれのフレーム部材は、各パネル縁と係合するように設けられている。
広告パネルはフレーム内に、広告パネル縁上の突起をフレーム部材の凹部に係合させることによって搭載されることが好ましい。フレーム部材は、すき間付きのトラック部材を備えていてよい。フレーム部材は、突起を保持するように十分小さいが、広告パネルの平坦部分が通って延びることができるように十分大きい細長いすき間を設けていることが好ましい。フレーム部材は、突起を凹部内に挿入できるよう、少なくとも一端が開放していることが好ましい。
広告パネルが柔軟であり、すき間付きのトラック/フレーム部材に連結して使用される実施形態では、広告パネルの一部を構造に既に取り付けた状態で、広告パネルを屈曲させてすき間にねじ込むことができる。
広告パネルが柔軟であり、すき間付きのトラック/フレーム部材に連結して使用される実施形態では、広告パネルの一部を構造に既に取り付けた状態で、広告パネルを屈曲させてすき間にねじ込むことができる。
任意で、広告パネルは、本発明の第9または第10の態様の縁細片と、広告シートとを備え、この場合、縁細片は広告シートに結合されている。
本発明の第6の態様によれば、広告システムが得られ、この広告システムは、
広告パネルを構造上に取り付けるためのフレームを備え、フレームは少なくとも1つのトラック部材を備えており、
第1固定具と第2固定具を備えた相互係合可能な固定手段をさらに備え、第2固定具は構造に固定されており、
第1固定具はトラック部材の柔軟な部分上に設けられ、トラック部材の柔軟性と、第1固定具と第2固定具の相互係合強度とは、トラック部材と第1固定具を剥離動作によって第2固定具から分離できるものであり、
トラック部材は、広告パネルの縁を受容して広告パネルを搭載するように適合されている。
本発明の第6の態様によれば、広告システムが得られ、この広告システムは、
広告パネルを構造上に取り付けるためのフレームを備え、フレームは少なくとも1つのトラック部材を備えており、
第1固定具と第2固定具を備えた相互係合可能な固定手段をさらに備え、第2固定具は構造に固定されており、
第1固定具はトラック部材の柔軟な部分上に設けられ、トラック部材の柔軟性と、第1固定具と第2固定具の相互係合強度とは、トラック部材と第1固定具を剥離動作によって第2固定具から分離できるものであり、
トラック部材は、広告パネルの縁を受容して広告パネルを搭載するように適合されている。
本発明の第7の態様によれば、広告システムが得られ、この広告システムは、
構造上の広告パネルに搭載するフレームを備え、このフレームは少なくとも1つのフレーム部材を備えており、
第1および第2相互連結固定具を備えた相互係合可能な固定手段をさらに備え、この第2固定具は構造に固定可能であり、
フレーム部材は、広告パネルと係合するように適合された第1部分と、柔軟であり、第1固定具を固定できる第2部分とを備えており、フレームの柔軟性と、第1固定具と第2固定具の相互係合強度とは、フレームと第1固定具を剥離動作によって第2固定具から分離できるものである。
構造上の広告パネルに搭載するフレームを備え、このフレームは少なくとも1つのフレーム部材を備えており、
第1および第2相互連結固定具を備えた相互係合可能な固定手段をさらに備え、この第2固定具は構造に固定可能であり、
フレーム部材は、広告パネルと係合するように適合された第1部分と、柔軟であり、第1固定具を固定できる第2部分とを備えており、フレームの柔軟性と、第1固定具と第2固定具の相互係合強度とは、フレームと第1固定具を剥離動作によって第2固定具から分離できるものである。
本発明の第8の態様によれば、広告システムが得られ、この広告システムは、
広告を構造に取り付けるためのフレームを備え、このフレームは少なくとも1つのフレーム部材を備えており、
第1固定具と第2固定具を備えた相互係合可能な固定手段をさらに備え、第2固定具は構造に固定可能であり、
フレームは柔軟な部分とパネル受容部分とを備え、この柔軟な部分は第1材料を含み、パネル受容部分は柔軟性のより低い第2材料を含み、
第1固定具はフレームの柔軟な部分上に設けられており、フレームの柔軟性と、第1固定具と第2固定具の相互係合強度とは、剥離動作によってフレームと第1固定具を第2固定具から分離できるものである。
広告を構造に取り付けるためのフレームを備え、このフレームは少なくとも1つのフレーム部材を備えており、
第1固定具と第2固定具を備えた相互係合可能な固定手段をさらに備え、第2固定具は構造に固定可能であり、
フレームは柔軟な部分とパネル受容部分とを備え、この柔軟な部分は第1材料を含み、パネル受容部分は柔軟性のより低い第2材料を含み、
第1固定具はフレームの柔軟な部分上に設けられており、フレームの柔軟性と、第1固定具と第2固定具の相互係合強度とは、剥離動作によってフレームと第1固定具を第2固定具から分離できるものである。
本発明の第9の態様によれば、広告シート用の縁細片が設けられており、この細片は、
細長いすき間付きのトラック部材を備えたフレーム部材と係合するためのフレーム係合部分を備え、このフレーム係合部分は突起を備えており、
広告シートに結合するためのフランジをさらに備え、
フレーム係合部分はフランジよりも摩擦係数が低い。
フレーム係合部分のより低い摩擦係数によって、フレーム係合部分をすき間付きのトラック部材に対して容易に摺動させることができ、一方で、フランジの比較的高い摩擦によって、フランジを広告シートに容易に固定することができる。
細長いすき間付きのトラック部材を備えたフレーム部材と係合するためのフレーム係合部分を備え、このフレーム係合部分は突起を備えており、
広告シートに結合するためのフランジをさらに備え、
フレーム係合部分はフランジよりも摩擦係数が低い。
フレーム係合部分のより低い摩擦係数によって、フレーム係合部分をすき間付きのトラック部材に対して容易に摺動させることができ、一方で、フランジの比較的高い摩擦によって、フランジを広告シートに容易に固定することができる。
任意で、フレーム係合部分とフランジは2つの異なる材料を含み、フレーム係合部分の材料はフランジの材料よりも摩擦係数が低い。フレーム係合部分は低摩擦プラスチックを含んでいてよく、フランジは摩擦係数がより高い摩擦プラスチックを含んでいてよい。任意で、フレーム係合部分は低摩擦ポリ塩化ビニルを含んでいる。
あるいは、フレーム係合部分とフランジが同じ材料を含み、フレーム係合部分は低摩擦コーティング、例えばPTFEコーティングで被覆されている。
本発明の第10の態様を参照して記述されるように、任意で縁細片はさらに、引張手段と、任意で引張手段のさらなる特徴のいずれかとを含んでいる。
あるいは、フレーム係合部分とフランジが同じ材料を含み、フレーム係合部分は低摩擦コーティング、例えばPTFEコーティングで被覆されている。
本発明の第10の態様を参照して記述されるように、任意で縁細片はさらに、引張手段と、任意で引張手段のさらなる特徴のいずれかとを含んでいる。
本発明の第10の態様によれば、広告シート用の縁細片を設けており、この細片は、
細長いすき間付きのトラック部材を備えたフレーム部材に係合するためのフレーム係合部分を備え、このフレーム係合部分は突起を備えており、
広告シートに結合するためのフランジをさらに備えており、
フレーム係合部分とフランジとの間に設けられた引張手段をさらに備えている。
この引張手段により、突起がすき間付きのトラック部材内に保持され、広告シートを反対側の縁に固定する際に、広告シートをぴんと張った状態で維持することができる。
引張手段は弾性部分を備えていてよい。一般的には、弾性部分は、伸張時に元の形状へ強制的に戻る実質的に中空のシリンダを備える。
細長いすき間付きのトラック部材を備えたフレーム部材に係合するためのフレーム係合部分を備え、このフレーム係合部分は突起を備えており、
広告シートに結合するためのフランジをさらに備えており、
フレーム係合部分とフランジとの間に設けられた引張手段をさらに備えている。
この引張手段により、突起がすき間付きのトラック部材内に保持され、広告シートを反対側の縁に固定する際に、広告シートをぴんと張った状態で維持することができる。
引張手段は弾性部分を備えていてよい。一般的には、弾性部分は、伸張時に元の形状へ強制的に戻る実質的に中空のシリンダを備える。
あるいは、引張手段は、フレーム係合部分とフランジとの間の距離を短縮する手段を備える。フレーム係合部分とフランジの間との距離を短縮するこの手段は、フレーム係合部分とフランジとの間に配置された解除可能な閉鎖細片を備えている。任意で、解除可能な閉鎖細片は、相互係合構成部を設けた2つの細片部材を備えている。
任意で、縁細片は広告シートの対向する2つの縁上に設けることができる。また任意で、各縁細片はそれぞれ引張手段を設けている。任意で、それぞれの縁細片は、広告パネルのさらなる縁上に設けることができ、任意数のさらなる縁は引張手段を設けていても、設けていなくてもよい。
任意で、縁細片は広告シートの対向する2つの縁上に設けることができる。また任意で、各縁細片はそれぞれ引張手段を設けている。任意で、それぞれの縁細片は、広告パネルのさらなる縁上に設けることができ、任意数のさらなる縁は引張手段を設けていても、設けていなくてもよい。
任意で、フレーム係合部分はフランジよりも摩擦係数が低く、また任意で、本発明の第9の態様を参照して記述したさらなる特徴のいずれかを備えている。
以下に述べる任意の特徴は、本発明の第9および第10の態様の両方に組み込むことができる。
一般的に、フレーム係合部分とフランジは1つの押し出し成形部分として形成される。
一般的に、縁細片はプラスチック材料を含んでいる。
一般的に、フレーム係合部分はまた、突起よりも狭い平坦部分を含んでいる。突起がすき間よりも広い場合には、このような実施形態を、突起がトラック内に保持され、平坦部分がすき間を通って延びた状態で、すき間付きトラック部材と共に使用することができる。
以下に述べる任意の特徴は、本発明の第9および第10の態様の両方に組み込むことができる。
一般的に、フレーム係合部分とフランジは1つの押し出し成形部分として形成される。
一般的に、縁細片はプラスチック材料を含んでいる。
一般的に、フレーム係合部分はまた、突起よりも狭い平坦部分を含んでいる。突起がすき間よりも広い場合には、このような実施形態を、突起がトラック内に保持され、平坦部分がすき間を通って延びた状態で、すき間付きトラック部材と共に使用することができる。
本発明の第11の態様によれば、広告パネル組み立て品が得られ、この広告パネル組み立て品は、
広告シートと、この広告シートの少なくとも1つの縁に結合した、本発明の第9または第10の態様による縁細片とを備えた広告パネルを備え、
細長いすき間付きトラック部材を備えたフレーム部材をさらに備え、
縁細片のフレーム係合部分は、フレーム係合部分の突起をフレーム部材内で摺動可能にするために、フレーム部材と協働する形状になっている。
任意で、フレーム部材は本発明の第1の態様のフレーム部材を備えている。
広告シートと、この広告シートの少なくとも1つの縁に結合した、本発明の第9または第10の態様による縁細片とを備えた広告パネルを備え、
細長いすき間付きトラック部材を備えたフレーム部材をさらに備え、
縁細片のフレーム係合部分は、フレーム係合部分の突起をフレーム部材内で摺動可能にするために、フレーム部材と協働する形状になっている。
任意で、フレーム部材は本発明の第1の態様のフレーム部材を備えている。
任意で、フレーム部材は、フレーム部材を構造に着脱可能に取り付けるための固定手段を備えている。
任意で、フレーム部材は、剥離動作によってフレーム部材を取り付け先の構造から分離できるよう柔軟になっている。
細長いすき間付きトラック部材は、本発明の第1、第5、第6、第7、または第8の態様による柔軟なフレームを備えていてよい。
本発明の第9、第10、第11の態様の任意の部分を、本発明の別の態様のいずれかと組み合わせることができる。またこの反対の組み合わせも可能である。したがって、第9、第10、第11の態様の縁細片の突起は、先行の態様の実施形態による、広告シートの縁に取り付けた突起/パネル縁上の突起を備えることができる。
任意で、フレーム部材は、剥離動作によってフレーム部材を取り付け先の構造から分離できるよう柔軟になっている。
細長いすき間付きトラック部材は、本発明の第1、第5、第6、第7、または第8の態様による柔軟なフレームを備えていてよい。
本発明の第9、第10、第11の態様の任意の部分を、本発明の別の態様のいずれかと組み合わせることができる。またこの反対の組み合わせも可能である。したがって、第9、第10、第11の態様の縁細片の突起は、先行の態様の実施形態による、広告シートの縁に取り付けた突起/パネル縁上の突起を備えることができる。
本発明の第12の態様によれば、広告シートを構造に取り付ける方法が得られ、この方法は、
細長いすき間付きトラック部材を備えたフレーム部材を構造に取り付けるステップと、
本発明の第9または第10の態様による縁細片を広告シートに結合するステップと、
縁細片の突起をフレーム部材の凹部内に挿入するステップとを含んでいる。
任意で、縁細片は、本発明の第9および第10の態様を参照して記述した引張手段を含み、この方法は、フレーム係合部分とフランジとの間の距離を短縮するために引張手段を作動させることで、縁細片の突起がフレーム部材の凹部内に係合した後に広告パネルを引張するステップを含む。
細長いすき間付きトラック部材を備えたフレーム部材を構造に取り付けるステップと、
本発明の第9または第10の態様による縁細片を広告シートに結合するステップと、
縁細片の突起をフレーム部材の凹部内に挿入するステップとを含んでいる。
任意で、縁細片は、本発明の第9および第10の態様を参照して記述した引張手段を含み、この方法は、フレーム係合部分とフランジとの間の距離を短縮するために引張手段を作動させることで、縁細片の突起がフレーム部材の凹部内に係合した後に広告パネルを引張するステップを含む。
次に、本発明の実施形態を、以下の図面を参照しながら、例証の方法のみにより説明する。
次に図面を参照すると、図1は、パネル受容部分12とフランジ14とを備えたフレーム部材10を示す。図1の上方面はフレーム部材10の背面、図1の下方面はフレーム部材10の前面である。
パネル受容部分12の断面はC字型であり、円形断面とすき間18を設けた内径16を備えている。図2に見られるように、フレーム部材10は細長い形状である。内径16の端部は開放している。パネル受容部分12は比較的堅いが完全な硬質ではなく、一般的には高剛性PVCまたはその他のプラスチック材料から成る。本発明はいかなる特定の材料にも限定されない。
パネル受容部分12の断面はC字型であり、円形断面とすき間18を設けた内径16を備えている。図2に見られるように、フレーム部材10は細長い形状である。内径16の端部は開放している。パネル受容部分12は比較的堅いが完全な硬質ではなく、一般的には高剛性PVCまたはその他のプラスチック材料から成る。本発明はいかなる特定の材料にも限定されない。
フランジ14は低剛性PVCを含むが、例えば柔軟性プラスチックのような他の材料を使用してもよい。フランジ14は、パネル受容部分12よりも柔軟性の高い材料で形成されていることが好ましいが、この理由は以降で説明する。フランジ14の裏面(図1中の上方面)には固定具20が接着または他の方法で固定されている。固定具20は相互係合可能な固定手段の一部であり、また、これと協働する固定具は、ここでは図示されていないが、車両の側部のような構造に固定されたベース固定具であってよい。これについては以降で説明する。この実施形態では、相互に係合可能な固定手段は3M(商標)社製のDual Lock(商標)固定システムを備えているが、これ以外の適切な固定手段の使用も可能である。パネル受容部分12から最も離れたフランジ端部の一部を切除して形成した溝19を除き、フランジ14の奥行きは概して一定である。この溝は、フランジ14の、固定具20が位置する面(図1中のフランジ14の上方面)に設けられている。
固定具20と、これと協働する固定具とが、機械固定システムを提供する。固定具20とこれと協働する固定具の両方は、マッシュルーム型のかえしが付いた細片を備えている。図18に示すように、固定具20と協働固定具を共に押すと、かえしの頭部どうしが相互に連結して固定具の分離を防止する。各固定具上のかえしは行と列にて配置されている。一方の固定具上ではかえしが各行と各列で整列され、他方の固定具上では、かえしは、その近接するかえしからずらして配置されている。これにより、かえしを相互連結した際により堅固な結合が得られる。
本発明はこのタイプの固定手段に限定されるものではない。
本発明はこのタイプの固定手段に限定されるものではない。
図3、図4は、フレーム部材10と広告パネル21の一部を示す。
一般的に、広告パネル21は例えばプラスチック材料の広告シートを備えている。この広告シートは多孔性のもの(即ちメッシュ)でも、非孔性のものでもよい。広告シートは、片面に印刷を施して広告画像を提供することができる。レーザ印刷またはスクリーン印刷のような、適切な任意の印刷処理を使用できる。非孔性の実施形態は、デジタル印刷が不要なため製造コストはより安価である。
一般的に、パネル21はポリエステルマットの上に1枚の合成紙、例えばビニルを備えている。このような広告紙は製造が安価で、頑丈であり、また、フレーム内に外装した際に背後から照明できるよう半透明であってよい。あるいは、パネル21は、WO 03/069592で説明されているような1枚のメッシュシートを備えている。
一般的に、広告パネル21は例えばプラスチック材料の広告シートを備えている。この広告シートは多孔性のもの(即ちメッシュ)でも、非孔性のものでもよい。広告シートは、片面に印刷を施して広告画像を提供することができる。レーザ印刷またはスクリーン印刷のような、適切な任意の印刷処理を使用できる。非孔性の実施形態は、デジタル印刷が不要なため製造コストはより安価である。
一般的に、パネル21はポリエステルマットの上に1枚の合成紙、例えばビニルを備えている。このような広告紙は製造が安価で、頑丈であり、また、フレーム内に外装した際に背後から照明できるよう半透明であってよい。あるいは、パネル21は、WO 03/069592で説明されているような1枚のメッシュシートを備えている。
広告シートの任意の縁または全ての縁に強化PVCまたは類似の材料からなる補強細片を結合して、使用時における広告シートの破れまたは伸張を防止することができる。補強細片は、接着剤または超音波溶接を用いて結合できる。細片は、広告シートへの接合を容易にするためにPVCで被覆したポリプロピレンまたはポリエステルスクリムであってよい。細片の厚さは、細片を取り付けた状態でもパネル21を選択された印刷工程にかけられる厚さにする。一般的には、補強細片は幅5から15cmの間であり、パネル21の周辺に延びている。
広告パネル21(一部分のみを図示)は、その各々の縁の長さに沿って延びた突起22を有する。
広告パネル21(一部分のみを図示)は、その各々の縁の長さに沿って延びた突起22を有する。
突起22は断面が円形であり、使用時には内径16内に受容される(図3を参照)。突起22の直径は隙間18の幅よりも大きいため、隙間18を大幅に変形しない限り、突起22を内径16の隙間18から取り出すことはできない。突起22は、開放端部からボア16内に挿入でき、取り出すことができる。
突起が隙間18を通過してしまう程に隙間18が大きく変形することのないよう、パネル受容部分12に適度な硬さの材料を選択することが好ましい。しかし、パネル受容部分12に或る程度の柔軟性を持たせて、フランジ14の撓みに応じてパネル受容部分12も撓めるようにすることが好ましい。
突起が隙間18を通過してしまう程に隙間18が大きく変形することのないよう、パネル受容部分12に適度な硬さの材料を選択することが好ましい。しかし、パネル受容部分12に或る程度の柔軟性を持たせて、フランジ14の撓みに応じてパネル受容部分12も撓めるようにすることが好ましい。
突起22を、補強細片を取り付けた、または取り付けていないパネル21の複数の縁に結合する。この結合は、広告パネル21の縁で突起22の周囲を被い、糸で縫うか結合してへりを形成するか、または、適切な任意のプラスチック材料の縁細片を取り付け、結合することで行う。熱または接着剤による結合を使用してもよい。突起22は、コードまたはロープを備えているか、あるいは、へりまたは縁細片内に押し出し加工され保持された可撓性プラスチックまたはゴムを備えている。このコードまたはロープは、へりまたは縁細片の内部を自由に摺動できるようになっていても、あるいはへりもしくは縁細片に拘束または結合されていてもよい。縁細片の材料は補強細片の材料と同じであってよい。突起22と補強細片は共にケダーを備えていてよい。一般的なケダーは、ポリエステル生地に頑丈なコーティングを施し、固体PVC材料のコードに溶接したものである。
別の実施形態では、パネル21の縁が突起22の周囲を被っていなくてもよい。そのかわりに、突起は、押し出し成形され、パネル21に結合された細片を備えることができる。この突起は、パネル21の縁を受容するV字型の延長部分を設けていてよい。一般的にこれらの実施形態において、突起は、上で説明および定義したSunprene(商標)を含む。
突起22の好ましい実施形態は、摺動し易く、角を曲げることができる、柔軟性が非常に高く易滑性のトラックへり部分を提供する。
別の実施形態では、補強細片と突起22を、以下で図20乃至図22を参照して説明する縁細片の形状をしたケダーで代用することもできる。
突起22の好ましい実施形態は、摺動し易く、角を曲げることができる、柔軟性が非常に高く易滑性のトラックへり部分を提供する。
別の実施形態では、補強細片と突起22を、以下で図20乃至図22を参照して説明する縁細片の形状をしたケダーで代用することもできる。
図5は、フレーム部材10どうしが相互に対して垂直となるように、各端部をL字型コネクタ35の対応するアームに取り付けた状態にある、2つのフレーム部材10の端部を示す。
図11乃至図15にコネクタ35の様々な図を示す。コネクタの裏面(図11及び図13を参照)は、フレーム部材の前面(図4では上方面)と一致する形状になっている。L字型の外側にあたるコネクタ35の裏面は平坦で平面な部分36であり、この平坦な部分36は、フランジ部分14の前部を受容するように適合されている。任意でこの裏面に、例えば3M(商標)社製のDual Lock(商標)のような固定具(図示せず)を取り付けて、コネクタ35が取り付けられる表面に設けた別の固定具と係合させることもできる。
図11乃至図15にコネクタ35の様々な図を示す。コネクタの裏面(図11及び図13を参照)は、フレーム部材の前面(図4では上方面)と一致する形状になっている。L字型の外側にあたるコネクタ35の裏面は平坦で平面な部分36であり、この平坦な部分36は、フランジ部分14の前部を受容するように適合されている。任意でこの裏面に、例えば3M(商標)社製のDual Lock(商標)のような固定具(図示せず)を取り付けて、コネクタ35が取り付けられる表面に設けた別の固定具と係合させることもできる。
また、コネクタ35のL字型の内側に沿って、パネル受容部分12の前半部(図4中の上方半部)を受容するように適合された、湾曲した半円チャネル37が設けられている。
図5乃至図7は、コネクタ35に連結したフレーム部材10を示す。フレーム部材10はコネクタのアーム、チャネル37内のパネル受容部分と摺動係合し、フランジが平坦部分36と当接する。
チャネル37の内側縁と平坦部分36の外側縁には、張り出しリップ部42、44がそれぞれ設けられ、フレーム部材を適所に保持している。「内側」と「外側」はL字型の内部角と外部角に対して定義される。リップ部44は図8に最良に示されており、リップ部44はフランジ14の溝19と係合する。図9は、C字型パネル受容部分12の前半部の端部上に張り出したリップ部42を示す。
図5乃至図7は、コネクタ35に連結したフレーム部材10を示す。フレーム部材10はコネクタのアーム、チャネル37内のパネル受容部分と摺動係合し、フランジが平坦部分36と当接する。
チャネル37の内側縁と平坦部分36の外側縁には、張り出しリップ部42、44がそれぞれ設けられ、フレーム部材を適所に保持している。「内側」と「外側」はL字型の内部角と外部角に対して定義される。リップ部44は図8に最良に示されており、リップ部44はフランジ14の溝19と係合する。図9は、C字型パネル受容部分12の前半部の端部上に張り出したリップ部42を示す。
フレーム部材10どうしは全く接続していなくてもよく、接続する場合でも別の接続方法を用いることも可能であるため、コネクタ35は本発明の重要な要素でない点に留意すべきである。
次に、図16乃至図18を参照しながら、構造55上への広告パネル21の搭載について説明する。構造55は静止構造であるか、車両の一部を形成していてよい。図17は、搭載する広告パネル21の一実施形態を示す。このパネル21は矩形であり、広告シート23と、広告シート23の各縁に取り付けられたそれぞれの突起22とを備えている。
図16を参照すると、それぞれの「ベース」固定具は、パネル21の各縁用の構造55に接着されており、この場合、パネルの高さと幅により規定された場所において、2つのベース固定具50、52が水平に、別の2つのベース固定具54、56が垂直に接着されている。用語「ベース固定具」は、フランジ14上の固定具20が係合できる固定具を意味するべく使用されている。ベース固定具と固定具20は共に、相互に係合可能な固定手段を備えている。
次に、図16乃至図18を参照しながら、構造55上への広告パネル21の搭載について説明する。構造55は静止構造であるか、車両の一部を形成していてよい。図17は、搭載する広告パネル21の一実施形態を示す。このパネル21は矩形であり、広告シート23と、広告シート23の各縁に取り付けられたそれぞれの突起22とを備えている。
図16を参照すると、それぞれの「ベース」固定具は、パネル21の各縁用の構造55に接着されており、この場合、パネルの高さと幅により規定された場所において、2つのベース固定具50、52が水平に、別の2つのベース固定具54、56が垂直に接着されている。用語「ベース固定具」は、フランジ14上の固定具20が係合できる固定具を意味するべく使用されている。ベース固定具と固定具20は共に、相互に係合可能な固定手段を備えている。
次に、2つのフレーム部材10が水平固定具50、52に取り付けられており、この段階を図16に示す。フランジ14は柔軟であるので、たった1人で、固定具20をベース固定具50、52に、次に説明する方法で係合させることができる。
図18に示すように、まず固定具20、50を共にフランジ14の一方の端部へ押して、固定具の端部に付いているマッシュルーム型のかえしを相互連結させる。フランジ14が屈曲し、固定具20の圧力が印加された部分が下方へ押されて固定具50と係合するが、固定具20のこれ以外の部分は係合しない。
次に、圧力がフランジ14の端部からフランジ14に沿って伝播することで、さらなるかえしが連続的に係合する。一般的に、これは、下方への圧力を印加されたローラを、フランジ14の全長にかけて押し進めることで行う。これにより、固定具20のかえしがローラによって次々と下方へ押し下げられて、固定具50のかえしと連続的に係合する。図18では、ローラの移動を矢印Fで示す。このステップは、ローラを用いずに、固定具20、50を共に手で押圧することでも優れた結果が得られる点に留意すべきである。
図18に示すように、まず固定具20、50を共にフランジ14の一方の端部へ押して、固定具の端部に付いているマッシュルーム型のかえしを相互連結させる。フランジ14が屈曲し、固定具20の圧力が印加された部分が下方へ押されて固定具50と係合するが、固定具20のこれ以外の部分は係合しない。
次に、圧力がフランジ14の端部からフランジ14に沿って伝播することで、さらなるかえしが連続的に係合する。一般的に、これは、下方への圧力を印加されたローラを、フランジ14の全長にかけて押し進めることで行う。これにより、固定具20のかえしがローラによって次々と下方へ押し下げられて、固定具50のかえしと連続的に係合する。図18では、ローラの移動を矢印Fで示す。このステップは、ローラを用いずに、固定具20、50を共に手で押圧することでも優れた結果が得られる点に留意すべきである。
フランジ14が柔軟であることで、固定具20、50の特定部分のみを、他の部分が係合していない場合にも係合させることができる。これにより、1人の人物が、フランジ14の或る特定の場所を押すことで、その他のかえしとは関係なく、その場所のかえしだけを係合させることが可能になる。フランジ14が硬質であれば、固定具20、50を係合させるためにはフランジ14の全長にかけて同時に圧力を印加しなければならない。これは1人の人物が簡単に行うことはできず、複雑な機械的補助や、複数の人数が同時に作業することが必要となる。
フレームの柔軟性と、第1固定具20と第2固定具50の相互係合強度とは、剥離動作によって固定具20、50を係合解除できるものである。フレーム部材10の端部が、固定具50の平面に対して或る角度で引っ張られると、フレーム部材10が屈曲し、固定具20のかえしが固定具50のかえしから係合解除される。
フレームの柔軟性と、第1固定具20と第2固定具50の相互係合強度とは、剥離動作によって固定具20、50を係合解除できるものである。フレーム部材10の端部が、固定具50の平面に対して或る角度で引っ張られると、フレーム部材10が屈曲し、固定具20のかえしが固定具50のかえしから係合解除される。
図18はフレーム部材10の長手方向に沿った変形を示しているが、固定具20、50の取り付けと取り外しを行うべく、フレーム部材10を横方向(または長手方向と横方向の組み合わせ)に変形させることも可能である。
上述では固定具50を具体的に言及したが、固定具52も全く同じ方法で係合する。
次に、さらに2つのフレーム部材10がパネル21の垂直突起22に取り付けられる。この取り付けは、隙間18を広告シート23と整列させ、突起22を、フレーム部材10の一端から、内径16内へとねじ込むことで行う。この結果を図17に示している。
次に、既に構造55に取り付けられた水平フレーム部材10のC字型パネル受容部分12内にパネル21の水平突起22をねじ込むことで、広告パネル21を構造55に取り付ける。これにより、パネル21に取り付けた垂直フレーム部材10のフランジ14が、構造55に取り付けた垂直なベース固定部50、52と整列する。最終的に、水平固定具50、52を対応するフレーム部材10に取り付けたのと同じ方法で(図18を参照)、垂直なフレーム部材10が垂直な固定具54、56に取り付けられる。
上述では固定具50を具体的に言及したが、固定具52も全く同じ方法で係合する。
次に、さらに2つのフレーム部材10がパネル21の垂直突起22に取り付けられる。この取り付けは、隙間18を広告シート23と整列させ、突起22を、フレーム部材10の一端から、内径16内へとねじ込むことで行う。この結果を図17に示している。
次に、既に構造55に取り付けられた水平フレーム部材10のC字型パネル受容部分12内にパネル21の水平突起22をねじ込むことで、広告パネル21を構造55に取り付ける。これにより、パネル21に取り付けた垂直フレーム部材10のフランジ14が、構造55に取り付けた垂直なベース固定部50、52と整列する。最終的に、水平固定具50、52を対応するフレーム部材10に取り付けたのと同じ方法で(図18を参照)、垂直なフレーム部材10が垂直な固定具54、56に取り付けられる。
コネクタ35を、最終ステップとして隣接のフレーム部材10に取り付けるか、または、フレーム部材10を構造55に取り付ける前に、1つのフレーム部材10に取り付けることができる。張り出しリップ部42、44によってもたらされたフレーム部材10への取り付けに加え、任意で、コネクタ35の背面上の固定具を、構造55に取り付けた固定具と係合させてもよい。
広告パネルを変更するには、上述のステップを逆行させる(即ち、垂直フレーム部材10をベース固定部54、56から引き抜いて、水平突起をパネル受容部分12から滑らせて出せる、など)。広告パネル21の突起はパネル受容部分12内部に滑り入れ、パネル受容部分12から滑り出すことができるため、広告パネル21はフレーム部材10に取り外し可能に係合できると言える。所望であれば、水平フレーム部材10もベース固定具50、52から取り外すことができる。
広告パネルを変更するには、上述のステップを逆行させる(即ち、垂直フレーム部材10をベース固定部54、56から引き抜いて、水平突起をパネル受容部分12から滑らせて出せる、など)。広告パネル21の突起はパネル受容部分12内部に滑り入れ、パネル受容部分12から滑り出すことができるため、広告パネル21はフレーム部材10に取り外し可能に係合できると言える。所望であれば、水平フレーム部材10もベース固定具50、52から取り外すことができる。
この方法を用いれば、1人の人物が、広告パネル21の搭載および取り外しを非常に容易に行うことができる。C字型のパネル受容部分により、しっかりした搭載が得られる。
相互係合可能な固定手段20、50は、どの段階で、各フレーム部材10が構造55に取り付けられるかに関連した多数の選択肢を提供する。
別の方法では、フレーム部材10のいずれかが構造55に取り付けられる前の4つ全てのフレーム部材10が、それぞれ対応する突起内に滑入してこれと係合する。この方法では、この段階で、フレーム部材10を構造55に取り付ける前に、コネクタ35をフレーム部材10と連接することができる。
相互係合可能な固定手段20、50は、どの段階で、各フレーム部材10が構造55に取り付けられるかに関連した多数の選択肢を提供する。
別の方法では、フレーム部材10のいずれかが構造55に取り付けられる前の4つ全てのフレーム部材10が、それぞれ対応する突起内に滑入してこれと係合する。この方法では、この段階で、フレーム部材10を構造55に取り付ける前に、コネクタ35をフレーム部材10と連接することができる。
フレーム部材10を構造55に取り外し可能に機械的に固定することで、パネル21の各縁を、フレーム部材のトラック内部にしっかりと取り付けることが可能になる。これは、フレーム部材10が構造55に永久的に固定されている場合には行えない。
図16、図17に示したステップの順序は逆行させることもできる点に留意すべきである。さらに、構造55に最初に取り付けるのは、必ずしも水平フレーム部材10でなくてもよい(しかし、水平フレーム部材10を最初に取り付けることで、垂直フレーム部材10が取り付けられた状態で、広告パネルを上方フレーム部材10によって支持することができるため、こちらの方が好ましい)。あるいは、パネル21に取り付ける前の垂直フレーム部材10を、構造55に取り付け、また、構造55に取り付ける前の水平フレーム部材10を、広告パネル21に取り付けることもできる。
図16、図17に示したステップの順序は逆行させることもできる点に留意すべきである。さらに、構造55に最初に取り付けるのは、必ずしも水平フレーム部材10でなくてもよい(しかし、水平フレーム部材10を最初に取り付けることで、垂直フレーム部材10が取り付けられた状態で、広告パネルを上方フレーム部材10によって支持することができるため、こちらの方が好ましい)。あるいは、パネル21に取り付ける前の垂直フレーム部材10を、構造55に取り付け、また、構造55に取り付ける前の水平フレーム部材10を、広告パネル21に取り付けることもできる。
また別の方法では、1つのフレーム部材10(例えば上方フレーム部材)のみを対応するベース固定具に最初に取り付けておく。その後に、広告パネル21を搭載されたフレーム部材10に取り付け、広告パネル21の他の縁を別のフレーム部材10に取り付ける。これらのステップの順序はこの通りでなくてもよい。次に、広告パネル21を任意で引張し、その後、最初に取り付けたフレーム部材10(例えば下方フレーム部材)の反対側において、フレーム部材10をベース固定具によって構造55に搭載することができる。最後に、残りのフレーム部材10(例えば側部フレーム部材)を対応するベース部材に取り付けると、全ての側部でのフレームの取り付けが完了する。この方法を用いれば、取り付けた広告パネル21を、たるまないよう正確に引張することができる。
この方法は、2つの対向したフレーム部材10が既に/永久的に構造55に取り付けられている方法と比較して、広告パネル21の取り付けが容易であるという利点もある。これには2つの理由がある。まず第一に、2つの既に搭載されているフレーム部材10と同時に係合するのではなく、広告パネル21を各フレーム部材10と連続的に係合させることができる。第二に、2つの既に搭載されたフレーム部材10と同時に係合させるために、広告パネル21をぴんと引張させる必要がない。代わりに、広告パネル21の第1縁を、この時点では広告パネル21に引張を全く付加せずに、搭載されたフレーム部材10と係合させればよい。したがって、上述の方法により、1人の人物が広告パネル21を容易に搭載できるようになる。
広告パネル21を構造55から取り外す場合は、一般的には、全てのフレーム部材10を対応するベース部材から剥がす。あるいは、1つまたは2つのフレーム部材10を構造55上に搭載したまま残して、広告パネル21をこれら搭載されているフレーム部材10との係合から滑り出させる。
或る好ましい方法では、1つのフレーム部材10だけが構造55上に搭載されたまま残され、これ以外のフレーム部材10は剥がされる。取り外す広告パネル21を、剥がされたフレーム部材10との係合から滑り出させ、次に、フレーム部材10を新たな広告パネル21の3つの縁の上に配置する。新たな広告パネル21のこれ以外の縁を、搭載したフレーム部材10と滑入係合させる。一般的に、新たな広告パネル21は引張され、構造55に搭載したまま残ったフレーム部材10の反対側のフレーム部材10が、対応するベース部材に取り付けられ、これにより新たな広告パネル21がぴんと引張される。この方法のこれ以外の部分は上述したものと同様である。
或る好ましい方法では、1つのフレーム部材10だけが構造55上に搭載されたまま残され、これ以外のフレーム部材10は剥がされる。取り外す広告パネル21を、剥がされたフレーム部材10との係合から滑り出させ、次に、フレーム部材10を新たな広告パネル21の3つの縁の上に配置する。新たな広告パネル21のこれ以外の縁を、搭載したフレーム部材10と滑入係合させる。一般的に、新たな広告パネル21は引張され、構造55に搭載したまま残ったフレーム部材10の反対側のフレーム部材10が、対応するベース部材に取り付けられ、これにより新たな広告パネル21がぴんと引張される。この方法のこれ以外の部分は上述したものと同様である。
本発明は矩形の広告パネルに限定されるものではない。例えば、バスの場合には、広告パネルは典型的に図19に示すT字型である。
図19は、T字型の広告パネル62を設けたバス60を示す。パネル62の好ましい実施形態は柔軟であり、非使用時には巻き上げることができる。この広告パネル62は、垂直幹部63と水平枝部65を備えている。水平枝部65に3つの水平縁64、66A、66Bが設けられ、垂直幹部63の底部に第4の水平縁が設けられている。水平枝部には2つの垂直縁70、72が、垂直幹部63には別の2つの垂直縁74、76が設けられている。
図19は、T字型の広告パネル62を設けたバス60を示す。パネル62の好ましい実施形態は柔軟であり、非使用時には巻き上げることができる。この広告パネル62は、垂直幹部63と水平枝部65を備えている。水平枝部65に3つの水平縁64、66A、66Bが設けられ、垂直幹部63の底部に第4の水平縁が設けられている。水平枝部には2つの垂直縁70、72が、垂直幹部63には別の2つの垂直縁74、76が設けられている。
形状の違いを除き、広告パネル62はパネル21と同じであり、各縁に突起が付いた広告シートも備えている。
T字型の広告パネル62は構造(この例ではバス60)に、矩形の広告パネル21の取り付け方法と同じ方法で取り付けられる。ここでも、広告パネル62の各縁に1つのフレーム部材10が提供される。
まず、パネル62の縁の所望の取り付け場所に対応した場所において、ベース固定具が取り付けられる(例えばバスに接着される)。次に、図18に示すように、フレーム部材10が、縁64、66A、66B、74、76に対応したベース固定具に係合される(例えば手またはローラによってフレーム部材全長に沿ってかえしを押圧し、係合させる)。この段階で、任意で、残りのフレーム部材10をパネル62の縁68、70、72に設けられた対応する突起上で螺着してもよいが、これは後に行ってもよい。
T字型の広告パネル62は構造(この例ではバス60)に、矩形の広告パネル21の取り付け方法と同じ方法で取り付けられる。ここでも、広告パネル62の各縁に1つのフレーム部材10が提供される。
まず、パネル62の縁の所望の取り付け場所に対応した場所において、ベース固定具が取り付けられる(例えばバスに接着される)。次に、図18に示すように、フレーム部材10が、縁64、66A、66B、74、76に対応したベース固定具に係合される(例えば手またはローラによってフレーム部材全長に沿ってかえしを押圧し、係合させる)。この段階で、任意で、残りのフレーム部材10をパネル62の縁68、70、72に設けられた対応する突起上で螺着してもよいが、これは後に行ってもよい。
次に、水平枝部65の水平縁64、66A、66Bの突起を、これに対応する、バス60に取り付けられたフレーム部材の内径内部にねじ込む。その後、垂直幹部63を持ち上げ、屈曲させることで、幹部の垂直縁74、76の突起を、対応するフレーム部材10の内径端部と整列させる。最終的に垂直幹部63がバスに対して平坦に配置されるように、突起を内径全長にわたってねじ込む。このステップは、縁68、70、72において突起が対応するフレーム部材10とまだ係合していない場合にはこの段階で行われる。最終ステップで、縁68、70、72のフレーム部材(広告パネル62に取り付けられる)が対応するベース固定具と係合される。
上述の方法は、フレームの柔軟性を利用して固定具と係合させ、さらに、広告パネル62の柔軟性を利用して、垂直幹部63を屈曲させることで、垂直縁74、76を対応するフレーム部材10内部へねじ込ませることができる。
本発明のいくつかの実施形態は、広告パネルを容易に設置、取り外し、変更できる広告システムを提供する。好ましい実施形態では、フレームを構造から取り外すことができる。いくつかの実施形態では、構造に取り付けた、比較的薄型の邪魔にならない設計の固定具を使用して、フレームを構造に取り付ける。これらの実施形態では、構造に大型でかさばるフレーム/トラックシステムを溶接するための公知の方法と違い、構造自体を大幅に変更する必要がない。
本発明のいくつかの実施形態は、広告パネルを容易に設置、取り外し、変更できる広告システムを提供する。好ましい実施形態では、フレームを構造から取り外すことができる。いくつかの実施形態では、構造に取り付けた、比較的薄型の邪魔にならない設計の固定具を使用して、フレームを構造に取り付ける。これらの実施形態では、構造に大型でかさばるフレーム/トラックシステムを溶接するための公知の方法と違い、構造自体を大幅に変更する必要がない。
図20に、本発明の別の実施形態を示す。この図は、広告シート用の縁細片100を示している。縁細片100は広告シート123の縁に結合され、また、細長いすき間付きのトラック部材を備えるフレーム部材と係合している。この実施形態では、フレーム部材は図1のフレーム部材10を備えているが、しかし、他の実施形態では、フレーム部材は細長いすき間付きの任意のトラック部材であってよい。広告シート123と少なくとも1つの縁細片100とが広告パネル121を形成する。
縁細片100は、フレーム係合部分102とフランジ103を備えている。フレーム係合部分102は、突起104と平坦部分106を備えている。フレーム係合部分102はフレーム部材10と協働し、突起104は実質的に円筒形であり、フレーム部材10の内径16内部に合致するように寸法取りされている。平坦部分106はフレーム部材10のすき間18を通って延びている。
縁細片100は、フレーム係合部分102とフランジ103を備えている。フレーム係合部分102は、突起104と平坦部分106を備えている。フレーム係合部分102はフレーム部材10と協働し、突起104は実質的に円筒形であり、フレーム部材10の内径16内部に合致するように寸法取りされている。平坦部分106はフレーム部材10のすき間18を通って延びている。
フレーム係合部分102は低摩擦プラスチックを含み、フランジ103は比較的高摩擦のプラスチックを含んでいる。フレーム係合部分102の摩擦係数が低いために、フレーム係合部分102をフレーム部材10に対して容易に摺動させることができる。突起104と平坦部分106の両方は低摩擦材料で形成されているため、それぞれ内径16とすき間18の内部を容易に摺動することができる。フランジ103の比較的高い摩擦性によって、フランジ103を広告シート123に容易に固定することが可能になる。
別の実施形態では、フレーム係合部分102は、低摩擦コーティング(例えばPTFEコーティング)の形で低摩擦材料を含み、一方、フランジ103はこのようなコーティングを備えていない。
別の実施形態では、フレーム係合部分102は、低摩擦コーティング(例えばPTFEコーティング)の形で低摩擦材料を含み、一方、フランジ103はこのようなコーティングを備えていない。
一般的に、フレーム係合部分102とフランジ103は1回の押し出し成形によって一緒に形成される。
縁細片100はフランジ103において広告シート123と結合している。この結合は、一般的に例えば高周波溶接や熱溶接のような溶接部分を含んでいる。しかし、縁細片100は、これ以外の任意の手段によって広告シート123に溶接、結合、固定することができる。
使用時に、フレーム部材10は構造に取り付けられ、縁細片100は広告シート123の1つの縁に結合され、縁細片100の突起104はフレーム部材10の内径16内部に挿入される。広告シート123の対向するもう1つの縁に別の縁細片100を結合し、任意で、別のフレーム部材10を構造に取り付ける前に、この対向するもう1つの縁を該別のフレーム部材10内に挿入することができる。一般的にこの方法は、別のフレーム部材および縁細片を使用して、任意で第1縁と同じ方法で、広告シート123の他の縁を構造に固定するステップを含む。
縁細片100はフランジ103において広告シート123と結合している。この結合は、一般的に例えば高周波溶接や熱溶接のような溶接部分を含んでいる。しかし、縁細片100は、これ以外の任意の手段によって広告シート123に溶接、結合、固定することができる。
使用時に、フレーム部材10は構造に取り付けられ、縁細片100は広告シート123の1つの縁に結合され、縁細片100の突起104はフレーム部材10の内径16内部に挿入される。広告シート123の対向するもう1つの縁に別の縁細片100を結合し、任意で、別のフレーム部材10を構造に取り付ける前に、この対向するもう1つの縁を該別のフレーム部材10内に挿入することができる。一般的にこの方法は、別のフレーム部材および縁細片を使用して、任意で第1縁と同じ方法で、広告シート123の他の縁を構造に固定するステップを含む。
図21、図22に、縁細片150のさらなる実施形態を示す。
図20の実施形態と同様に、縁細片150はフレーム係合部分152とフランジ153を備えており、フレーム係合部分152は突起154を備えている。これらの構成部品は図20の実施形態の構成部品と類似しており、同じ目的で機能するが、縁細片150には図20の特徴のいずれかを採用しても、採用しなくてもよい。特に、図20の実施形態に関連して説明したように、フレーム係合部分152は低摩擦材料と、これに関連する任意選択的な特徴とを備えることができる。
しかし、図21の実施形態は、フレーム係合部分152とフランジ153との間に設けられる引張手段158をさらに含んでいる点で異なる。引張手段158は弾性部分160を備えている。
図20の実施形態と同様に、縁細片150はフレーム係合部分152とフランジ153を備えており、フレーム係合部分152は突起154を備えている。これらの構成部品は図20の実施形態の構成部品と類似しており、同じ目的で機能するが、縁細片150には図20の特徴のいずれかを採用しても、採用しなくてもよい。特に、図20の実施形態に関連して説明したように、フレーム係合部分152は低摩擦材料と、これに関連する任意選択的な特徴とを備えることができる。
しかし、図21の実施形態は、フレーム係合部分152とフランジ153との間に設けられる引張手段158をさらに含んでいる点で異なる。引張手段158は弾性部分160を備えている。
弾性部分160は、図21に示す非引張状態において、中空で実質的に円筒形部分を備える。
使用時には、すき間付きの細長いトラック部材(この例ではフレーム部材10を備えている)を備えたフレーム部材が構造に取り付けられる。縁細片150はフランジ153にて広告シート163に結合されて、広告パネル161が形成される。次に、突起154がフレーム部材10の内径16内に挿入される。
広告シート163を引張するには、広告シート163を引いて突起154をすき間18の縁に当接させて、これにより弾性部分160の断面を図21に示す円形から図22に示す引張状態にある楕円形に変形させる。
使用時には、すき間付きの細長いトラック部材(この例ではフレーム部材10を備えている)を備えたフレーム部材が構造に取り付けられる。縁細片150はフランジ153にて広告シート163に結合されて、広告パネル161が形成される。次に、突起154がフレーム部材10の内径16内に挿入される。
広告シート163を引張するには、広告シート163を引いて突起154をすき間18の縁に当接させて、これにより弾性部分160の断面を図21に示す円形から図22に示す引張状態にある楕円形に変形させる。
任意で、弾性部分160は最大で10mm伸張するが、別の実施形態では最大伸張を変えることができる。
次に、広告シート163の反対側の縁が構造に固定される一方で、広告シート163が引張状態に維持される。
任意で、広告シート163のこの反対側の縁を、別の縁細片150と第2フレーム部材10を使用し、第1縁と同じ方法によって構造に固定することもできる。このような場合には、別の弾性部分によってさらに10mmの最大伸張が得られる。一般的には、別のフレーム部材10を構造に取り付ける前に、この別の縁細片150を該別のフレーム部材10と係合させる。あるいは、広告シート163の反対側の縁を、弾性手段を全く備えていない任意の他の手段によって構造に取り付けてもよい。
次に、広告シート163の反対側の縁が構造に固定される一方で、広告シート163が引張状態に維持される。
任意で、広告シート163のこの反対側の縁を、別の縁細片150と第2フレーム部材10を使用し、第1縁と同じ方法によって構造に固定することもできる。このような場合には、別の弾性部分によってさらに10mmの最大伸張が得られる。一般的には、別のフレーム部材10を構造に取り付ける前に、この別の縁細片150を該別のフレーム部材10と係合させる。あるいは、広告シート163の反対側の縁を、弾性手段を全く備えていない任意の他の手段によって構造に取り付けてもよい。
広告シート163の反対側の縁を構造に取り付けると、弾性部分160が図21に示す元の形状に戻ろうとすることで広告シート163が引張状態に維持される。故に、引張手段158が広告シート163を引張するべく機能する。
任意で、広告シート163のこれ以外の全ての縁も、同様の方法で構造に固定することができる。一般的に、任意の別のフレーム部材10は、構造に取り付ける前に、広告パネル161と係合させられている。
縁細片170のさらに別の実施形態を図23、図24に示す。
図20乃至図22の実施形態と同様に、縁細片170はフレーム係合部分172とフランジ173とを備えており、フレーム係合部分172は突起174を備えている。図23、図24では、突起174はソリッドシリンダを備えているが、あるいは図20乃至図22に示すように中空シリンダを備えていてもよい。これらの構成部品は、図20乃至図22の実施形態の構成部品と類似し、同じ目的で機能し、図20乃至図22の実施形態のどの特徴も縁細片170に採用してもよいし、しなくてもよい。図20の実施形態を参照して説明したように、特に任意で、フレーム係合部分172は低摩擦材料と、これに関連するいかなる任意の特徴をも備えている。
任意で、広告シート163のこれ以外の全ての縁も、同様の方法で構造に固定することができる。一般的に、任意の別のフレーム部材10は、構造に取り付ける前に、広告パネル161と係合させられている。
縁細片170のさらに別の実施形態を図23、図24に示す。
図20乃至図22の実施形態と同様に、縁細片170はフレーム係合部分172とフランジ173とを備えており、フレーム係合部分172は突起174を備えている。図23、図24では、突起174はソリッドシリンダを備えているが、あるいは図20乃至図22に示すように中空シリンダを備えていてもよい。これらの構成部品は、図20乃至図22の実施形態の構成部品と類似し、同じ目的で機能し、図20乃至図22の実施形態のどの特徴も縁細片170に採用してもよいし、しなくてもよい。図20の実施形態を参照して説明したように、特に任意で、フレーム係合部分172は低摩擦材料と、これに関連するいかなる任意の特徴をも備えている。
図21、図22の実施形態と同様に、縁細片170はフレーム係合部分172とフランジ173との間に引張手段178を備えている。
しかし、この縁細片170は、引張手段178がフレーム係合部分172とフランジ173との間の距離を短縮する手段を備えているという点で異なっている。上記距離を短縮する手段は解除可能な閉鎖細片を備えている。この解除可能な閉鎖細片は、突起174と平行に配置された2つの細長い細片部材180、182を備えており、この細片部材180はフレーム係合部分172に直接連接しており、もう一方の細片部材182はフランジ173に直接連接している。細片部材180、182は、協働する内部係合構成部180f、182fを設けている。構成部180fは突起を備え、構成部182fは突起に対応する凹部を備えている。凹部構成部182fは、突起構成部180fの最も幅広い部分よりも狭いネック部を設けている。
しかし、この縁細片170は、引張手段178がフレーム係合部分172とフランジ173との間の距離を短縮する手段を備えているという点で異なっている。上記距離を短縮する手段は解除可能な閉鎖細片を備えている。この解除可能な閉鎖細片は、突起174と平行に配置された2つの細長い細片部材180、182を備えており、この細片部材180はフレーム係合部分172に直接連接しており、もう一方の細片部材182はフランジ173に直接連接している。細片部材180、182は、協働する内部係合構成部180f、182fを設けている。構成部180fは突起を備え、構成部182fは突起に対応する凹部を備えている。凹部構成部182fは、突起構成部180fの最も幅広い部分よりも狭いネック部を設けている。
引張手段はまた、細片部材180と182とを連接させる柔軟な連結部分184を含んでいる。柔軟な連結部分184は、屈曲および折り畳みできるように柔軟である。
図23に示す非引張状態では、細片180、182は開放位置にあり、構成部180f、182fは係合していない。柔軟な連結部分184によって、細片部材180と182が、柔軟な連結部分184の長さによって許容される範囲内、一般的には約10mm以内で、互いに接近したり離間したりする。
使用時には、先に縁細片100、150に関連して説明したように、少なくとも1つの縁細片170が広告シート183の縁に取り付けられ、構造上の対応するフレーム部材と係合する。その一方で、縁細片170は図23の非引張状態にてフレーム部材と係合していなければならない。一般的に、別の縁細片170が広告シート183の反対側の縁に取り付けられ、別の縁細片170も構造上のこれと対応するフレーム部材と係合する。この別の縁細片170も、フレーム部材との係合時には図23の非引張状態になくてはならない。
図23に示す非引張状態では、細片180、182は開放位置にあり、構成部180f、182fは係合していない。柔軟な連結部分184によって、細片部材180と182が、柔軟な連結部分184の長さによって許容される範囲内、一般的には約10mm以内で、互いに接近したり離間したりする。
使用時には、先に縁細片100、150に関連して説明したように、少なくとも1つの縁細片170が広告シート183の縁に取り付けられ、構造上の対応するフレーム部材と係合する。その一方で、縁細片170は図23の非引張状態にてフレーム部材と係合していなければならない。一般的に、別の縁細片170が広告シート183の反対側の縁に取り付けられ、別の縁細片170も構造上のこれと対応するフレーム部材と係合する。この別の縁細片170も、フレーム部材との係合時には図23の非引張状態になくてはならない。
縁細片170を広告シート183の対向する両縁に使用する場合には、広告シート183と、縁細片170と、フレーム部材どうしの相対的な空間とで形成される広告パネルの寸法を、取り付けた広告シート183が約20mmの弛み(各々の柔軟な連結部分184が10mmずつ提供)を有するように配置する。
広告シート183を引張するには、1つの縁細片170のうち細片部材180、182を、この縁細片170の一端において、構成部180f(突起)が構成部182f(凹部)と係合するように共に押圧する。協働する構成部180f、182fの形状、特に構成部182fの細いネック部によって、構成部180fが構成部182f内に保持される。次に、構成部180f全体(突起)が構成部182f(凹部)内に閉じ込められるまで、圧力が縁細片の長さに沿って伝播される。この閉じ込めにより、細片部材180、182が、図24に示すように閉鎖位置、即ち引張状態において互いに密接に保持される。他の縁細片170(広告シート183の反対側の縁に設けられているもの)にも同じ工程を繰り返す。
広告シート183を引張するには、1つの縁細片170のうち細片部材180、182を、この縁細片170の一端において、構成部180f(突起)が構成部182f(凹部)と係合するように共に押圧する。協働する構成部180f、182fの形状、特に構成部182fの細いネック部によって、構成部180fが構成部182f内に保持される。次に、構成部180f全体(突起)が構成部182f(凹部)内に閉じ込められるまで、圧力が縁細片の長さに沿って伝播される。この閉じ込めにより、細片部材180、182が、図24に示すように閉鎖位置、即ち引張状態において互いに密接に保持される。他の縁細片170(広告シート183の反対側の縁に設けられているもの)にも同じ工程を繰り返す。
図24の引張状態において示しているように、柔軟な連結部分184は、細片部材180、182を接近させるために屈曲され折り畳まれている。各縁細片170の全体高さが、ほぼ柔軟な連結部分184の長さだけ短縮される(例えば約10mm)。そのため、引張前の広告シート183には20mmの弛みがあるため、引張後の広告シート183はフレーム部材内でぴんと張られて引張した状態に維持される。
フレーム係合部分172とフランジ173との間の距離は、解除可能な閉鎖細片を閉鎖することで短縮できることが理解される。
一般的にこの方法は、任意で別の縁細片100、150、170の手段により、広告シート183の他の縁を構造に固定するステップを含む。
フレーム係合部分172とフランジ173との間の距離は、解除可能な閉鎖細片を閉鎖することで短縮できることが理解される。
一般的にこの方法は、任意で別の縁細片100、150、170の手段により、広告シート183の他の縁を構造に固定するステップを含む。
縁細片100、150、170は、それぞれ対応するフレーム部材10と共に使用できるが、これに限定されるものではなく、あらゆる細長いすき間付きトラック部材と共に使用することが可能である。この方法は、本発明の任意の実施形態に関連して本書において説明および請求しているいかなる方法ステップをも含むことができる。
縁細片100、150、170は、任意でケダーを備える。
本発明の範囲から逸脱することなく、変形および改良を組み入れることが可能である。
例えば、図1乃至図19に関するこれらの方法ステップの全てを上述の順序で実施する必要はない。例えば、別の方法では、フレーム部材のいずれかを対応するベース部材に取り付ける前に、より多くのまたは全てのフレーム部材をパネル62の全ての縁に係合させる。この場合、広告パネル62は柔軟である必要はない。
縁細片100、150、170は、任意でケダーを備える。
本発明の範囲から逸脱することなく、変形および改良を組み入れることが可能である。
例えば、図1乃至図19に関するこれらの方法ステップの全てを上述の順序で実施する必要はない。例えば、別の方法では、フレーム部材のいずれかを対応するベース部材に取り付ける前に、より多くのまたは全てのフレーム部材をパネル62の全ての縁に係合させる。この場合、広告パネル62は柔軟である必要はない。
水平突起を縁64、66A、66Bのフレーム部材内にねじ込む前に、パネル縁74、76に対応したフレーム部材をバスに取り付けておく必要はない。この場合には、このステップの直後にフレーム部材74、76をバスに取り付け、その後、これ以降の方法ステップを上述のとおりに実施することができる。あるいは、この時点でパネル縁74、76、68を対応するフレーム部材10に取り付け、その後、対応するベース固定具と係合させることもできる。
或る方法では、頂部縁64に対応したフレーム部材のみをベース部材に取り付けた後に、パネル62の最上突起がこのフレーム部材に受容されるようにしている。頂部フレーム部材はパネル62の重量を支持することができる一方で、他の固定具は対応するベース固定具およびパネル62に任意の適切な順序で固定される。これにより、所望の場合に、他のフレーム部材をバス60上に搭載する前に、広告パネル62を任意で引張することが可能になるため、広告パネル62をぴんと引いて、緩まないようにすることができる。一般的にこの方法では、パネル縁66A、66Bのフレーム部材は2番目に搭載されるが、これは、これらの縁が頂部縁64の反対側に位置しているためである。
或る方法では、頂部縁64に対応したフレーム部材のみをベース部材に取り付けた後に、パネル62の最上突起がこのフレーム部材に受容されるようにしている。頂部フレーム部材はパネル62の重量を支持することができる一方で、他の固定具は対応するベース固定具およびパネル62に任意の適切な順序で固定される。これにより、所望の場合に、他のフレーム部材をバス60上に搭載する前に、広告パネル62を任意で引張することが可能になるため、広告パネル62をぴんと引いて、緩まないようにすることができる。一般的にこの方法では、パネル縁66A、66Bのフレーム部材は2番目に搭載されるが、これは、これらの縁が頂部縁64の反対側に位置しているためである。
上述の変更は、図16、図17の矩形の実施形態にも当てはまる。
本発明により、パネル62を、従来の5つまたはより多くのバスパネル部分ではなく、一体型の単体部品として作製することが可能になる。
広告パネルは柔軟または硬質であってよい。
いくつかの実施形態では、フレームを、構造の凹部と係合する、フレーム上に設けた突起の手段によって構造に取り付けることができ、例えば、凹部付近において構造に細長いすき間を設けることができる。このすき間の端部は、フレーム上の突起をねじ込むことができるように開放されている。このすき間は突起よりも狭くなっているため、突起はすき間内部に保持される。
本発明により、パネル62を、従来の5つまたはより多くのバスパネル部分ではなく、一体型の単体部品として作製することが可能になる。
広告パネルは柔軟または硬質であってよい。
いくつかの実施形態では、フレームを、構造の凹部と係合する、フレーム上に設けた突起の手段によって構造に取り付けることができ、例えば、凹部付近において構造に細長いすき間を設けることができる。このすき間の端部は、フレーム上の突起をねじ込むことができるように開放されている。このすき間は突起よりも狭くなっているため、突起はすき間内部に保持される。
上述したように、例証した実施形態では、相互係合可能な固定手段は、3M(商標)社製のDual Lock(商標)固定システムを備えているが、これ以外の適切な固定手段の使用も可能である。例えば、固定手段は「フックとループ」タイプの任意の固定具や、または、例えば第1固定具と第2固定具が突起したマッシュルーム型の頭部を持つ任意のマッシュルーム型固定具であってよい。
3M(商標)社製のDual Lock(商標)、または類似の相互連結機械的固定具を使用する利点は、フレームを構造内にリベットやねじで留める必要がないことである。その代わりに固定具の一部を構造に接着または結合する。
3M(商標)社製のDual Lock(商標)、または類似の相互連結機械的固定具を使用する利点は、フレームを構造内にリベットやねじで留める必要がないことである。その代わりに固定具の一部を構造に接着または結合する。
いくつかの実施形態では、第1固定具とフレームを一体に形成している(即ち、単体として形成している)。
図20乃至図22の実施形態はフレーム部材10と共に使用する必要はなく、これらの実施形態は、任意の細長いすき間付きトラック部材と共に使用することができ、この場合、これらの部材が構造に既に固定されているか固定されていないかは関係ない。したがって、フレーム部材10上の解除可能な固定具20はこれらの実施形態の必須要素ではない。
さらに、細長いすき間付きトラック部材の断面は図20、図22に示すような円形でなくてもよく、楕円形、四角形、三角形の実施形態も有効である。また、突起104、154、174の形状は内径16の形状と合致しなくてもよい。突起104、154、174は内径16の内部に嵌り、隙間18から落下しないよう十分幅広いものでありさえすればよい。
図20乃至図22の実施形態はフレーム部材10と共に使用する必要はなく、これらの実施形態は、任意の細長いすき間付きトラック部材と共に使用することができ、この場合、これらの部材が構造に既に固定されているか固定されていないかは関係ない。したがって、フレーム部材10上の解除可能な固定具20はこれらの実施形態の必須要素ではない。
さらに、細長いすき間付きトラック部材の断面は図20、図22に示すような円形でなくてもよく、楕円形、四角形、三角形の実施形態も有効である。また、突起104、154、174の形状は内径16の形状と合致しなくてもよい。突起104、154、174は内径16の内部に嵌り、隙間18から落下しないよう十分幅広いものでありさえすればよい。
いくつかの実施形態では、広告パネルの全ての縁を構造に取り付ける必要はなく、また全ての縁が取り付けられている場合でも、全てがここで説明した方法で取り付けられている必要はない。本発明には、広告パネルの1つの縁のみが構造に取り付けられる場合も含まれる。
図23、図24の実施形態では、広告シートの対向する縁の両方が、引張手段178を持つ縁細片170を備えている必要はない。あるいは、1対の対向した縁の一方のみが縁細片170を備え、もう一方の縁は引張手段を備えていなくてもよい。この場合は、1つの引張手段178によってもたらされた弛みによる非引張状態にて、広告パネルを対応するフレーム部材と係合させながら、あたかも2つの縁細片170が存在しているかのように広告パネルを引張することができる。
図23、図24の実施形態では、広告シートの対向する縁の両方が、引張手段178を持つ縁細片170を備えている必要はない。あるいは、1対の対向した縁の一方のみが縁細片170を備え、もう一方の縁は引張手段を備えていなくてもよい。この場合は、1つの引張手段178によってもたらされた弛みによる非引張状態にて、広告パネルを対応するフレーム部材と係合させながら、あたかも2つの縁細片170が存在しているかのように広告パネルを引張することができる。
柔軟な連結部分184の長さは10mmでなくてもよく、非引張状態において所望される広告パネルの弛みの量に応じて、また、広告シートの対向した両側の一方の縁細片170と共に使用するか、または両方の縁細片170と共に使用するか、いずれが意図されるかによって適宜変更することができる。当然ながら、縁細片170を両側に使用した場合にはこの2倍の弛みが得られる。
本願明細書中にはこれ以外の変更も説明されている。
本願明細書中にはこれ以外の変更も説明されている。
Claims (54)
- 広告システムであって、
広告パネルを構造上に取り付けるためのフレームを備え、前記フレームは少なくとも1つのフレーム部材を備えており、
第1固定具と第2固定具を備えた相互係合可能な固定手段をさらに備え、前記第2固定具は前記構造に固定可能であり、
前記第1固定具は前記フレームの柔軟な部分上に設けられ、前記フレームの柔軟性と、前記第1固定具と第2固定具の相互係合強度とは、前記フレームと前記第1固定具を剥離動作によって前記第2固定具から分離できるものであり、
前記フレームは広告パネルに解除可能に係合するよう適合されている、広告システム。 - 前記少なくとも1つのフレーム部材は、広告パネルの縁を受容するよう適合されたパネル受容部分を備える、請求項1に記載の広告システム。
- 前記フレームの柔軟な部分とパネル受容部分は異なる材料を含む、請求項2に記載の広告システム。
- 前記パネル受容部分は前記フレーム部材の柔軟な部分よりも硬質である、請求項2または3に記載の広告システム。
- 前記パネル受容部分は、広告パネル縁上の突起を受容するための凹部を備える、請求項2から4までのいずれかに記載の広告システム。
- 前記相互係合可能な固定手段は機械的固定具を備える、前出の請求項のいずれかに記載の広告システム。
- 前記機械的固定具は、前記第1固定具と前記第2固定具を共に押圧することで係合し、これらを引き離すことで係合解除する、請求項6に記載の広告システム。
- 前記第1固定具と前記第2固定具はマッシュルーム型の相互連結かえしを有する、請求項6または7に記載の広告システム。
- 広告パネルをさらに備える、前出の請求項のいずれかに記載の広告システム。
- 前記広告パネルは柔軟である、請求項9に記載の広告システム。
- 前記広告パネルの少なくとも一部は半透明である、請求項9または10に記載の広告システム。
- 前記広告パネルの各縁につき1つのフレーム部材が設けられる、請求項9から11までのいずれかに記載の広告システム。
- 前記広告パネルはT字型であり、前記T字型の各縁につき1つのフレーム部材が設けられる、請求項9から12までのいずれかに記載の広告システム。
- 前記広告パネルは、
広告シートと縁細片を備え、前記縁細片はフランジとフレーム係合部分を備えており、前記フレーム係合部分は突起を備えており、
前記縁細片の前記フランジは前記広告シートに結合される、請求項9から13までのいずれかに記載の広告システム。 - 前記縁細片の前記フレーム係合部分と前記フランジとは単体の押し出し成形物として形成される、請求項14に記載の広告システム。
- 前記フレーム係合部分は、前記縁細片の前記フランジよりも摩擦係数の低い材料を含む、請求項14または15に記載の広告システム。
- 前記縁細片の前記フレーム係合部分と前記フランジは2つの異なる材料を含み、前記フレーム係合部分の材料は前記縁細片のフランジの材料よりも摩擦係数が低い、請求項16に記載の広告システム。
- 前記縁細片は引張手段を含む、請求項14から17までのいずれかに記載の広告システム。
- 前記引張手段は、前記フレーム係合部分と前記フランジとの間に弾性部分を備える、請求項18に記載の広告システム。
- 前記弾性部分は、伸張時に強制的に元の形状に戻る中空シリンダを備える、請求項19に記載の広告システム。
- 前記引張手段は、前記縁細片の前記フレーム係合部分と前記フランジとの間の距離を短縮する手段を備える、請求項18に記載の広告システム。
- 前記縁細片の前記フレーム係合部分と前記フランジとの間の距離を短縮する手段は、前記縁細片の前記フレーム係合部分と前記フランジとの間に配置された解除可能な閉鎖細片を備える、請求項21に記載の広告システム。
- 前記解除可能な閉鎖細片は、内部係合構成部を有する2つの細片部材を備える、請求項22に記載の広告システム。
- 構造上にフレームを搭載する方法であって、前記フレームは、広告パネルと解除可能に係合するのに適しており、前記方法は、
第1の細長い固定具を前記フレームの柔軟な部分に固定するステップを含み、
第2の細長い固定具を前記構造に固定するステップをさらに含み、前記第2固定具は前記第1固定具と係合可能であり、
前記第1固定具と第2固定具を第1場所にて係合させるために、前記第1場所に圧力を印加し、かつ前記固定具のより大きな割合の部分を連続的に係合させるために、前記圧力を前記固定具の長さに沿って伝播させるステップをさらに含む、方法。 - 前記フレームは前記構造上に解除可能に搭載される、請求項24に記載の方法。
- 前記フレーム内に広告パネルを設置するステップをさらに含む、請求項24または25に記載の方法。
- 前記広告パネルは、広告シートと、前記広告シートの縁に取り付けた突起とを備え、前記フレームは細長い凹部と開放端部とを有する少なくとも1つのフレーム部材を備え、前記方法は、前記フレーム部材を前記広告パネルに取り付けるために、前記突起を前記開放端部から前記凹部内にねじ込むステップを含む、請求項26に記載の方法。
- 前記フレームは複数のフレーム部材を備え、少なくとも1つのフレーム部材が、前記フレーム部材を前記構造に搭載する前に、前記広告パネルに取り付けられる、請求項26または27に記載の方法。
- 前記フレームは複数のフレーム部材を備え、少なくとも1つのフレーム部材が、前記広告パネル上に取り付けられる前に前記構造上に搭載される、請求項26から28までのいずれかに記載の方法。
- 前記フレーム部材の少なくとも1つを前記構造上に搭載するステップと、他のフレーム部材を前記広告パネルに取り付けるステップと、前記広告パネルを前記少なくとも1つの搭載されたフレーム部材に取り付けるステップと、この後に前記他のフレーム部材を前記構造上に搭載するステップとを連続して含む、請求項29に記載の方法。
- 第1フレーム部材を前記広告パネルに取り付ける前に、前記構造上に前記第1フレーム部材のみが搭載される、請求項29または30に記載の方法。
- 前記第1フレーム部材を前記構造上に搭載するステップと、
前記広告パネルの1つの縁を前記第1フレーム部材に取り付け、前記広告パネルの前記1つの縁の反対側の縁を第2フレーム部材に取り付けるステップと、
前記第2フレーム部材を前記構造上に搭載するステップとを連続して含む、請求項31に記載の方法。 - 前記広告パネルの他の縁の各々に、それぞれ対応する別のフレーム部材を取り付けるステップと、その後、前記別のフレーム部材を前記構造上に搭載するステップとをさらに含む、請求項32に記載の方法。
- 前記第2フレーム部材を前記構造上に搭載する前に、前記広告パネルを引張するステップを含む、請求項32または33に記載の方法。
- 前記広告パネルはさらに、前記突起と前記広告シートの縁との間に配置された引張手段を備え、前記方法は、前記広告パネルを前記フレーム部材に取り付けた後に、前記突起と前記広告シートの縁との間の距離を短縮するべく前記引張手段を作動させることで前記広告シートを引張するステップを含む、請求項27または請求項28から33までのいずれかに記載の方法。
- 前記引張手段は、内部係合構成部を有する解除可能な閉鎖細片を備え、前記方法は、前記解除可能な閉鎖細片を閉鎖するステップを含む、請求項35に記載の方法。
- 前記構造は車両を含む、請求項24から36までのいずれかに記載の方法。
- 構造にフレームによって取り付けた広告パネルを交換する方法であり、前記フレームは、第1固定具を取り付けた複数のフレーム部材を備え、前記方法は、
少なくとも1つのフレーム部材と取り付けられた第1固定具とを、前記構造に取り付けた第2固定具から剥離するステップと、
全てのフレーム部材を前記もとの広告パネルから係合解除するステップと、
前記フレーム部材を前記交換用広告パネルと再係合させるステップと、
前記第1固定具と第2固定具を第1場所において係合させるために、前記第1場所に圧力を印加することで、前記剥離したフレーム部材を前記構造に再度取り付け、かつ前記固定具のより大きな割合の部分を連続的に係合するために、前記固定具の長さに沿って前記圧力を伝播させるステップとを含む、方法。 - 前記方法の最中に、少なくとも1つのフレーム部材が前記構造に取り付けられた状態で維持される、請求項38に記載の方法。
- 前記方法の最中に、1つのフレーム部材のみが前記構造に取り付けられた状態で維持される、請求項38または39に記載の方法。
- 広告シート用の縁細片であって、前記細片は、
フレーム部材と係合するためのフレーム係合部分は、すき間付きの細長いトラック部材を備え、前記フレーム係合部分は、
突起と、
前記広告シートに結合するためのフランジとを備え、
前記フレーム係合部分の摩擦係数は前記フランジの摩擦係数よりも低い、縁細片。 - 広告シート用の細片であって、前記細片は、
すき間付きの細長いトラック部材を備えたフレーム部材に係合するためのフレーム係合部分を備え、前記フレーム係合部分は突起を備えており、
前記広告シートに結合するためのフランジと、
前記フレーム係合部分と前記フランジとの間に設けられた引張手段とを備え、縁細片。 - 前記フレーム係合部分と前記フランジは単体の押し出し成形部分として形成される、請求項41または42に記載の縁細片。
- 引張手段をさらに含む、請求項41から43までのいずれかに記載の縁細片。
- 前記引張手段は、前記フレーム係合部分と前記フランジとの間に配置された弾性部分を備える、請求項44に記載の縁細片。
- 前記弾性部分は、伸張時に、元の形状に強制的に戻る中空シリンダを備える、請求項45に記載の縁細片。
- 前記引張手段は、前記フレーム係合部分と前記フランジとの間の距離を短縮する手段を備える、請求項44に記載の縁細片。
- 前記フレーム係合部分と前記フランジとの間の距離を短縮する手段は、前記フレーム係合部分と前記フランジとの間に配置された解除可能な閉鎖細片を備える、請求項47に記載の縁細片。
- 前記解除可能な閉鎖細片は、内部係合構成部を有する2つの細片部材を備える、請求項48に記載の広告システム。
- 広告パネル組み立て品であって、
広告パネルは、前記シートの少なくとも1つの縁に結合されている、請求項41から49までに記載の広告シートと縁細片と、
すき間付きの細長いトラック部材を備えたフレーム部材とを備え、
前記フレーム係合部分の突起が前記フレーム部材内で摺動できるように、前記縁細片の前記フレーム係合部分は、前記フレーム部材と協働する形状に形成されている、広告パネル組み立て品。 - 前記フレーム部材は、構造に着脱可能に取り付けるための固定手段を有する、請求項50に記載の広告パネル組み立て品。
- 前記フレーム部材は、前記フレーム部材を、取り付けられている構造から剥離動作によって分離できるように柔軟である、請求項51に記載の広告パネル組み立て品。
- 広告シートを構造に取り付ける方法であって、前記方法は、
すき間付きの細長いトラック部材を備えたフレーム部材を前記構造に取り付けるステップと、
請求項41から49までのいずれかに記載の縁細片を広告シートに結合するステップと、
前記縁細片の突起を前記フレーム部材の凹部内に挿入するステップとを含む方法。 - 前記縁細片は、請求項47から49までのいずれかに記載の縁細片であり、前記方法は、前記縁細片の突起が前記フレーム部材の凹部と係合した後に、前記フレーム係合部分と前記フランジとの間の前記距離を短縮するために、前記引張手段を作動させることで前記広告パネルを引張するステップを含む、請求項53に記載の方法。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
GBGB0423899.4A GB0423899D0 (en) | 2004-10-28 | 2004-10-28 | Flexible frame and mutually engageable fastening means |
US11/204,782 US7225569B2 (en) | 2004-10-28 | 2005-08-16 | Flexible frame and mutually engageable fastening means |
PCT/GB2005/004181 WO2006046064A2 (en) | 2004-10-28 | 2005-10-28 | Flexible frame and mutually engageable fastening means |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008518259A true JP2008518259A (ja) | 2008-05-29 |
Family
ID=36228148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007538514A Pending JP2008518259A (ja) | 2004-10-28 | 2005-10-28 | 柔軟なフレームおよび相互係合可能な固定手段 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1805747B1 (ja) |
JP (1) | JP2008518259A (ja) |
AU (1) | AU2005298437A1 (ja) |
CA (1) | CA2585729C (ja) |
WO (1) | WO2006046064A2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101262203B1 (ko) | 2011-06-01 | 2013-05-15 | 손영길 | 막 구조물 |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1958782B1 (en) | 2007-02-16 | 2014-08-27 | FUJIFILM Corporation | Ink-jet recording method and apparatus |
GB2448724A (en) * | 2007-04-25 | 2008-10-29 | Andrew Duncan Cassidy | Graphic display system having graphic suspended between tracks provided with channels. |
WO2012156680A1 (en) * | 2011-05-17 | 2012-11-22 | Agripaflex Limited | Apparatus and method for displaying recyclable advertising posters |
FR2993696B1 (fr) * | 2012-07-23 | 2015-10-16 | Profac | Support profile, notamment pour suspendre un materiau en feuille |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2376789B (en) * | 2001-06-23 | 2004-07-14 | John Pitt | Method and apparatus for displaying advertisments on a vehicle |
GB0203209D0 (en) * | 2002-02-12 | 2002-03-27 | Pitt John | Method and apparatus for displaying advertisements on vehicles |
EP1376518A3 (en) * | 2002-05-10 | 2005-12-07 | Spedian Limited | Display panel for a vehicle |
GB0223782D0 (en) * | 2002-10-12 | 2002-11-20 | Agripa Ltd | Advertising system for a vehicle |
-
2005
- 2005-10-28 JP JP2007538514A patent/JP2008518259A/ja active Pending
- 2005-10-28 EP EP05798364.5A patent/EP1805747B1/en active Active
- 2005-10-28 AU AU2005298437A patent/AU2005298437A1/en not_active Abandoned
- 2005-10-28 CA CA2585729A patent/CA2585729C/en not_active Expired - Fee Related
- 2005-10-28 WO PCT/GB2005/004181 patent/WO2006046064A2/en active Application Filing
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101262203B1 (ko) | 2011-06-01 | 2013-05-15 | 손영길 | 막 구조물 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP1805747B1 (en) | 2013-10-23 |
WO2006046064A3 (en) | 2007-01-04 |
AU2005298437A1 (en) | 2006-05-04 |
CA2585729C (en) | 2013-05-14 |
EP1805747A2 (en) | 2007-07-11 |
WO2006046064A2 (en) | 2006-05-04 |
CA2585729A1 (en) | 2006-05-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6339889B1 (en) | Spring biased assembly for mounting flexible sheet on structure | |
US7644749B2 (en) | System for holding a membrane in tension | |
EP0382478B1 (en) | Display device | |
US20060070282A1 (en) | Vehicle display panels | |
JP2008518259A (ja) | 柔軟なフレームおよび相互係合可能な固定手段 | |
US8595966B2 (en) | Sign assembly | |
US7909393B2 (en) | Reclosable fastener riser/spacer, and methods of constructing and utilizing same | |
US7225569B2 (en) | Flexible frame and mutually engageable fastening means | |
US7861448B2 (en) | Banner mounting assembly and method | |
US5647155A (en) | Sheet tensioning system | |
US20060207141A1 (en) | Method and apparatus for displaying advertisements on a vehicle | |
JPH09262144A (ja) | 流し等の器具のための取付具 | |
WO2006010168A1 (en) | Tensioning sheet material | |
US7036256B2 (en) | Display device | |
EP1826740B1 (en) | Mounting system for a panel | |
WO2010133888A1 (en) | Flexible rail for a display system | |
WO2003088196A1 (en) | Panel hanging system | |
US20060218833A1 (en) | Display system | |
WO2020035660A2 (en) | Poster attachment system for curtain sided vehicles | |
JP2687898B2 (ja) | シート連結具及びシート取付具 | |
JPH0579995B2 (ja) | ||
JP2003227218A (ja) | シート状建築資材の取付具及びシート状建築資材の取付工法 | |
JPH0328881A (ja) | 広告装置 | |
JP2000081854A (ja) | 幕状物保持具 | |
ZA200504882B (en) | Vehicle display panels |