JP2003226502A - 水素発生装置及び方法 - Google Patents

水素発生装置及び方法

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JP2003226502A
JP2003226502A JP2002028990A JP2002028990A JP2003226502A JP 2003226502 A JP2003226502 A JP 2003226502A JP 2002028990 A JP2002028990 A JP 2002028990A JP 2002028990 A JP2002028990 A JP 2002028990A JP 2003226502 A JP2003226502 A JP 2003226502A
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JP
Japan
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container
fuel
aluminum
generating fuel
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JP2002028990A
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Shigeki Otake
茂樹 大武
Toshiyuki Matsumura
敏之 松村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
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    • Y02E60/36Hydrogen production from non-carbon containing sources, e.g. by water electrolysis
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水素発生装置及び方法において、燃料を安全
に取り扱うことができると共に、大量の水素を発生させ
ることを可能とする。 【解決手段】 処理室31内に容器(外容器2、内容器
3)や蓋6、アルミニウム22、リチウム23、マグネ
シウム24等を持ち込んで、内部を不活性ガス雰囲気と
して充填作業を行い、電気ヒータ15により容器内部を
加熱し、固形のアルミニウム22とリチウム23とマグ
ネシウム24と溶融して合金化することで水素発生用燃
料21を生成し、この水素発生用燃料21に水を供給し
て反応させて水素を発生させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蒸気機関に使用さ
れる高温の水蒸気を得るために用いられたり、燃料電池
の燃料として用いられる水素を発生させるための水素発
生装置及び方法、水素発生用燃料の製造方法、水素発生
用燃料の充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、水素と酸素を合わせて高温の水
蒸気を得て、高温の水蒸気によりタービンを回転させる
蒸気機関が知られている。また、燃料電池の燃料として
は水素が用いられることが知られている。このような蒸
気機関や燃料電池のための水素は、一般的に気体水素や
液体水素をボンベに充填して得ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、気体水素をボ
ンベに充填した場合には、大量の水素を得る場合には大
量のボンベが必要になり、重量及び容積が大きくなるほ
ど、小型の設備には適用することが困難であった。ま
た、液体水素をボンベに充填した場合には、容積を小さ
くすることが可能であるが、温度をマイナス253 ℃以下
の極低温に保つ必要があり、安全上運搬や取り扱いが困
難であった。
【0004】近年、金属に水素を吸蔵させる技術が種々
研究され、水素が吸蔵された金属によって水素を得る研
究が行われている。この場合、極低温に保つ必要がな
く、かつ、貯蔵や輸送時においても安全に取り扱える、
といった利点があるものの、コストが高く、前処理とし
て活性化処理が必要となり、使用する環境により安全性
や反応性を確保する必要がある、といった問題があり、
実用化には至っていないのが現状である。
【0005】本発明は上記状況に鑑みてなされたもの
で、輸送時に燃料を安全に取り扱うことができ、大量の
水素を発生させることができ、しかも、使用する環境に
依存することなく水素を得ることができる水素発生装置
及び方法、水素発生用燃料の製造方法、水素発生用燃料
の充填方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明の水素発生装置は、アルミニウムと
アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属とからなる水素
発生用燃料を収容する容器と、該容器に収容された水素
発生用燃料を加熱溶融して合金化する加熱手段と、前記
容器内の水素発生用燃料に水を供給する水供給手段と、
該水供給手段により供給された水と前記水素発生用燃料
とが反応して発生する水素を回収する水素回収手段とを
具えたことを特徴とするものである。
【0007】請求項2の発明の水素発生装置では、前記
容器に収容される前記アルミニウムと前記アルカリ金属
もしくはアルカリ土類金属は、ペレット状あるいは固体
状であることを特徴としている。
【0008】請求項3の発明の水素発生装置では、前記
容器に収容されるアルミニウムにマグネシウムとリチウ
ムが添加されていることを特徴としている。
【0009】請求項4の発明の水素発生装置では、前記
容器に収容される水素発生用燃料は、前記アルカリ金属
もしくはアルカリ土類金属の割合が2.0 %乃至30.0%で
あることを特徴としている。
【0010】請求項5の発明の水素発生装置では、前記
容器に内部を冷却する冷却手段が設けられたことを特徴
としている。
【0011】また、請求項6の発明の水素発生方法は、
容器内にペレット状あるいは固体状のアルミニウムとア
ルカリ金属もしくはアルカリ土類金属を投入し、これを
加熱溶融して水素発生用燃料とし、該水素発生用燃料に
水を反応させて水素を発生させることを特徴とするもの
である。
【0012】請求項7の発明の水素発生方法では、前記
アルミニウムにマグネシウムとリチウムが添加されてい
ることを特徴としている。
【0013】請求項8の発明の水素発生方法では、水素
発生用燃料は、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属
の割合が2.0 %乃至30.0%であることを特徴としてい
る。
【0014】更に、請求項9の発明の水素発生用燃料の
製造方法は、所定の容器内にペレット状あるいは固体状
のアルミニウムとアルカリ金属もしくはアルカリ土類金
属を投入し、これを加熱溶融して合金化することで水素
発生用燃料とすることを特徴とするものである。
【0015】また、請求項10の発明の水素発生用燃料
の充填方法は、処理室内に容器とその蓋、密封されたペ
レット状あるいは固体状のアルミニウムとアルカリ金属
もしくはアルカリ土類金属を収容し、前記処理室を密閉
して内部を不活性ガス雰囲気とし、前記容器内に前記ア
ルミニウムとアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属を
投入し、該容器に前記蓋を固定して密閉することを特徴
とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。
【0017】図1に本発明の一実施形態に係る水素発生
装置の断面、図2に水素発生用燃料が収容された水素発
生装置の断面、図3に水素発生用燃料の充填装置の断
面、図4に水素発生用燃料の充填方法を表す概略を示
す。
【0018】図1に示すように、水素発生装置1におい
て、金属製の有底円筒状をなす外容器2の内部には、こ
の外容器2よりも若干小径の有底円筒状をなす内容器3
が嵌合している。そして、外容器2の上部周縁には外フ
ランジ4が固定されると共に、内容器3の上部周縁には
内フランジ5が固定されている。
【0019】内容器3には上部開口を閉止するように蓋
6が設けられ、この蓋6は内フランジ5及び外フランジ
4にボルト7及びナット8により固定されている。即
ち、水素発生装置1の容器がこの外容器2、内容器3、
蓋6により構成されており、ボルト7及びナット8の締
結を解除することにより内容器3から蓋6を取り外し可
能であると共に、外容器2から内容器3を分離可能とな
っている。
【0020】なお、内容器3は耐熱金属としてチタン合
金製で形成され、内部にチタン合金が設けられた構成と
なっている。また、鉄等の内容器3の内周面にチタン
(チタン合金)をコーティングすることにより内周面に
耐熱合金であるチタン合金を設けるようにすることも可
能である。更に、耐熱合金としては、チタンの他に、モ
リブデン、タングステン等やセラミックス等の焼結材を
用いることが可能である。
【0021】内容器3の外周面にはスパイラル状の溝1
1が形成され、外容器2内に内容器3を収容することに
より外容器2と内容器3との間に冷却手段としての冷却
水流路12が形成される。そして、外容器2の上部には
冷却水流路12の上部に連通するように冷却水導入管1
3が固定される一方、外容器2の下部には冷却水流路1
2を流通した冷却水を排出する冷却水排出管14が固定
されている。
【0022】従って、冷却水導入管13から冷却水流路
12に冷却水を導入することで、冷却水が冷却水流路1
2を上方から下方にスパイラル状に流通して冷却水排出
管14から排出されることとなり、内容器3の内部を冷
却することができる。このように外容器2と内容器3と
の間に冷却手段が設けられているので、冷却手段のため
のスペースを必要としない。
【0023】なお、冷却手段としては、冷却管等を内容
器3の外部に設けたり、内容器3の壁内に流路を直接形
成する等の手段を適用することが可能である。
【0024】また、外容器2の外周面には加熱手段とし
ての電気ヒータ15が装着されている。従って、この電
気ヒータ15により外容器2を介して内容器3の内部を
加熱することで、内容器3に水素発生用燃料21とする
ために投入された各種材料を溶融することができる。
【0025】容器の蓋6には水供給手段としての水配管
16が設けられ、この水配管16の先端は内容器3内を
臨み先端に噴射ノズル17が取付けられている。従っ
て、水配管16から噴射ノズル17を介して水素発生用
燃料21に水を噴射(供給)することにより、水と水素
発生用燃料21が反応して水素を発生させることができ
る。
【0026】容器の蓋6には水素回収手段としての水素
回収管18が設けられ、内容器3内で発生した水素をこ
の水素回収管18により回収することができる。なお、
内容器3の上部には水素回収管18の下端部を取り囲む
ようにフィルタ19が設けられており、このフィルタ1
9により水素回収管18に回収される水素にまじった塵
等を除去することができる。
【0027】ここで、水素発生用燃料21について説明
すると、この水素発生用燃料21は、アルミニウム22
とアルカリ金属であるリチウム23との合金であり、リ
チウム23のアルミニウム22に対する重量割合は約2
0.0%となっている。そして、このアルミニウム22に
はマグネシウム24も添加でき、リチウム23の重量割
合は2.0 %から30.0%の間で任意に設定することも可能
である。なお、アルカリ金属としては、ナトリウム、カ
リウムを用いることも可能であり、アルカリ金属に代え
てアルカリ土類金属であるカルシウムを用いることも可
能である。
【0028】本実施形態では、この水素発生用燃料21
を製造する場合、所定量のアルミニウム22とリチウム
23とマグネシウム24とをペレット状(粉体状)ある
いは固体状のままで容器に投入し、電気ヒータ15によ
り容器(内容器3)の内部を加熱することで、固形のア
ルミニウム22とリチウム23とマグネシウム24と溶
融して合金化することで、水素発生用燃料21を生成し
ている。
【0029】この場合、容器内に投入するアルミニウム
22、リチウム23、マグネシウム24、生成された水
素発生用燃料21の酸化を防止するために、容器内への
アルミニウム22、リチウム23、マグネシウム24の
投入を不活性ガス雰囲気で行っている。図3に示すよう
に、容器内にアルミニウム22、リチウム23、マグネ
シウム24等の各種材料を充填すための処理室31は、
グローブボックスにより構成されている。
【0030】即ち、下ハウジング32は上方が開口した
箱型形状をなし、その両側に一対の作業開口部33,3
4が形成され、各作業開口部33,34に作業用グロー
ブ35,36が取付けられている。また、この下ハウジ
ング32には不活性ガス(Ar,He等)を導入するための
ガス供給管37が固定されている。上ハウジング38は
下方が開口した箱型形状をなし、下ハウジング32の開
口を閉止するように着脱自在であり、その両側に一対の
作業開口部39,40が形成され、各作業開口部39,
40に作業用グローブ41,42が取付けられている。
そして、処理室31の内部には水素発生装置1を載置し
て支持するための架台43が設けられている。
【0031】以下、処理室31を用いた水素発生用燃料
の充填方法、この水素発生用燃料の製造方法、並びに水
素発生装置1による水素発生方法を説明する。
【0032】まず、図4(a)に示すように、処理室31
から上ハウジング38を取り外した状態で、下ハウジン
グ32内に蓋6を取り外した容器(外容器2、内容器
3)を架台43上に載置し、必要に応じて位置決めす
る。また、下ハウジング32内に蓋6、アルミニウム2
2、リチウム23、マグネシウム24も入れる。この場
合、アルミニウム22、リチウム23、マグネシウム2
4はペレット状あるいは固体状であり、図示しまい容器
内に密封された状態とする。
【0033】次に、図4(b)に示すように、下ハウジン
グ32に上ハウジング38を固定して処理室31内を密
閉状態とし、内部を吸引して真空状態とする一方、ガス
供給管37から内部に不活性ガスを導入することで、処
理室31内を不活性ガス雰囲気とする。そして、図4
(c)に示すように、作業者は作業用グローブ41,42
を用いてアルミニウム22、リチウム23、マグネシウ
ム24の密封を解いて容器(外容器2、内容器3)内に
投入する。続いて、図4(d)に示すように、容器(外容
器2、内容器3)に蓋6を装着し、ボルト7及びナット
8を用いてこの蓋6を容器に締結して密閉する。
【0034】このように処理室31内の不活性ガス雰囲
気で、水素発生装置1の容器内に水素発生用燃料21の
材料となるアルミニウム22、リチウム23、マグネシ
ウム24が充填されると、上ハウジング38を取り外し
て水素発生用燃料21を搬出し、図1に示すように、所
定の位置にセットする。そして、電気ヒータ15に給電
して外容器2を介して内容器3の内部を加熱し、この内
容器3に充填された固形のアルミニウム22、リチウム
23、マグネシウム24を加熱(例えば、600℃〜800
℃) して溶融する。すると、図2に示すように、固形の
アルミニウム22、リチウム23、マグネシウム24は
液体されて混合し、合金化して水素発生用燃料15を生
成することができる。
【0035】そして、水素発生装置1の容器内に水素発
生用燃料21が生成されると、この状態で水配管16か
ら水を供給して噴射ノズル17を介して水素発生用燃料
21に水を噴射する。すると、噴射ノズル17から噴射
された水と水素発生用燃料21が反応し(Li+Al+2H2O→
LiAlO2+2H2) 、内容器3内に水素が発生する。このと
き、例えば、0.4g/secの水量で、30l/min の水素が発生
したことが確認されている。
【0036】この反応時には、水素発生用燃料21に重
量比で約20.0%含まれるリチウム(Li)23により酸化
被膜が強く形成されることが防止され、例えば、700 ℃
〜800 ℃で反応が継続し、効率良く水素を発生させるこ
とができる。水素発生用燃料21のリチウム(Li)23
が2.0 %よりも少ない場合、酸化被膜が強く形成され反
応が継続されず、水の量に比べて水素の発生効率が著し
く低下する。例えば、リチウム(Li)23が約20.0%の
時に比べて約1/5 となる。また、水素発生用燃料21の
リチウム(Li)23が30.0%よりも多くなると、反応が
過剰になり、水の量による水素発生量のコントロールが
困難になる。
【0037】このため、水素発生用燃料21のリチウム
(Li)23の割合は、2.0 %〜30.0%の範囲が好まし
く、リチウム(Li)23の割合を約20.0%とすること
で、モル比が1対1となり好適である。
【0038】水素を発生させている時に、同時に、冷却
水導入管13から冷却水流路12に冷却水を導入して冷
却水を上方から下方に流通させて内容器3の内部を冷却
して、反応時の過熱を防止する。内容器3内で発生した
水素は、フィルタ19で塵等が除去されて水素回収管1
8で回収される。回収された水素は、蒸気機関に使用さ
れる高温の水蒸気を得るために用いられたり、燃料電池
の燃料として用いられる。
【0039】そして、水素の発生が終了した後、ボルト
7、ナット8を取り外して蓋6を開けることで外容器2
に対して内容器3が分離可能となる。このため、反応が
終了した水素発生用燃料21を内容器3内に収容したま
ま外容器2から内容器3を分離し、内容器3と共に水素
発生用燃料21を回収することができる。このため、内
容器3だけを交換することで外容器2及び蓋6等を繰り
返して使用することが可能となる。なお、容器は、外容
器2と内容器3が分離できる構成となっていない一体型
のものを用いることも可能である。
【0040】このように本実施形態では、所定量のアル
ミニウム22とリチウム23とマグネシウム24とをペ
レット状あるいは固体状のままで容器(外容器2、内容
器3)に投入し、電気ヒータ15により容器内部を加熱
することで、固形のアルミニウム22とリチウム23と
マグネシウム24と溶融して合金化することで、水素発
生用燃料21を生成している。従って、アルミニウム2
2、リチウム23、マグネシウム24の合金で構成され
る水素発生用燃料21を事前に製造する必要はなく、作
業性及び作業効率を向上することができる。
【0041】そして、容器(外容器2、内容器3)内に
アルミニウム22、リチウム23、マグネシウム24を
投入する場合、処理室31内に容器や蓋6、アルミニウ
ム22、リチウム23、マグネシウム24等を持ち込ん
で、内部を不活性ガス雰囲気として充填作業を行ってい
る。従って、アルミニウム22、リチウム23、マグネ
シウム24、生成された水素発生用燃料21の酸化を防
止することができる。
【0042】また、水素発生用燃料21は、常温での貯
蔵・輸送が可能なアルミニウム22とリチウム23(あ
るいはマグネシウム24)の合金で構成されているた
め、輸送時等に安全に取り扱いが行える。また、水素発
生用燃料21を内容器3内に収容し、水素発生用燃料2
1に水を供給して反応させて水素を発生させるようにし
ているので、液体水素や水素吸蔵合金よりも多くの水素
を発生させることができる。このため、水素発生用燃料
21を用いた水素発生装置1による水素発生方法では、
輸送時に水素発生用燃料21を安全に取り扱うことがで
き、大量の水素を発生させることができ、しかも、使用
する環境に依存することなく水素を得ることが可能にな
る。
【0043】
【発明の効果】以上、実施形態において詳細に説明した
ように請求項1の発明の水素発生装置によれば、アルミ
ニウムとアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属とから
なる水素発生用燃料を収容する容器と、この容器に収容
された水素発生用燃料を加熱溶融して合金化する加熱手
段と、容器内の水素発生用燃料に水を供給する水供給手
段と、水供給手段により供給された水と水素発生用燃料
とが反応して発生する水素を回収する水素回収手段とを
設けたので、容器内のアルミニウムとアルカリ金属もし
くはアルカリ土類金属を加熱溶融して合金化することで
水素発生用燃料を生成することとなり、液体水素や水素
吸蔵合金よりも多くの水素を発生させることができると
共に、輸送時に水素発生用燃料を安全に取り扱うことが
でき、使用する環境に依存することなく大量の水素を得
ることが可能となる。
【0044】請求項2の発明の水素発生装置によれば、
容器に収容されるアルミニウムとアルカリ金属もしくは
アルカリ土類金属をペレット状あるいは固体状としたの
で、水素発生用燃料の材料となるアルミニウムとアルカ
リ金属もしくはアルカリ土類金属の取り扱いが容易とな
り、作業性を向上することができる。
【0045】請求項3の発明の水素発生装置によれば、
容器に収容されるアルミニウムにマグネシウムとリチウ
ムを添加したので、水と反応させた場合に効率良く水素
を発生させることができる。
【0046】請求項4の発明の水素発生装置によれば、
容器に収容される水素発生用燃料のアルカリ金属もしく
はアルカリ土類金属の割合を2.0 %乃至30.0%としたの
で、水と反応させた場合に効率良く水素を発生させるこ
とができる。
【0047】請求項5の発明の水素発生装置によれば、
容器に内部を冷却する冷却手段を設けたので、水と水素
発生用燃料とが反応するときの過熱を防止することで、
効率良く水素を発生させることができる。
【0048】また、請求項6の発明の水素発生方法によ
れば、容器内にペレット状あるいは固体状のアルミニウ
ムとアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属を投入し、
これを加熱溶融して水素発生用燃料とし、水素発生用燃
料に水を反応させて水素を発生させるようにしたので、
液体水素や水素吸蔵合金よりも多くの水素を発生させる
ことができると共に、輸送時に水素発生用燃料を安全に
取り扱うことができ、使用する環境に依存することなく
大量の水素を得ることが可能となる。
【0049】請求項7の発明の水素発生方法によれば、
アルミニウムにマグネシウムとリチウムを添加したの
で、水と反応させた場合に効率良く水素を発生させるこ
とができる。
【0050】請求項8の発明の水素発生方法によれば、
水素発生用燃料のアルカリ金属もしくはアルカリ土類金
属の割合を2.0 %乃至30.0%としたので、水と反応させ
た場合に効率良く水素を発生させることができる。
【0051】更に、請求項9の発明の水素発生用燃料の
製造方法によれば、所定の容器内にペレット状あるいは
固体状のアルミニウムとアルカリ金属もしくはアルカリ
土類金属を投入し、これを加熱溶融して合金化すること
で水素発生用燃料とするようにしたので、アルミニウム
とアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の合金で構成
される水素発生用燃料を事前に製造する必要はなく、作
業性及び作業効率を向上することができる。
【0052】また、請求項10の発明の水素発生用燃料
の充填方法によれば、処理室内に容器とその蓋、密封さ
れたペレット状あるいは固体状のアルミニウムとアルカ
リ金属もしくはアルカリ土類金属を収容し、処理室を密
閉して内部を不活性ガス雰囲気とし、容器内にアルミニ
ウムとアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属を投入
し、容器に蓋を固定して密閉するようにしたので、アル
ミニウムとアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属、生
成された水素発生用燃料の酸化を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る水素発生装置の断面
図である。
【図2】水素発生用燃料が収容された水素発生装置の断
面図である。
【図3】水素発生用燃料の充填装置の断面図である。
【図4】水素発生用燃料の充填方法を表す概略図であ
る。
【符号の説明】
1 水素発生装置 2 外容器 3 内容器 6 蓋 7 ボルト 8 ナット 12 冷却水流路(冷却手段) 15 電気ヒータ(加熱手段) 16 水配管 17 噴射ノズル 18 水素回収管 21 水素発生用燃料 22 アルミニウム 23 リチウム 24 マグネシウム 31 処理室 32 下ハウジング 35,36 作業用グローブ 37 ガス供給管 38 上ハウジング 41,42 作業用グローブ 43 架台

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルミニウムとアルカリ金属もしくはア
    ルカリ土類金属とからなる水素発生用燃料を収容する容
    器と、該容器に収容された水素発生用燃料を加熱溶融し
    て合金化する加熱手段と、前記容器内の水素発生用燃料
    に水を供給する水供給手段と、該水供給手段により供給
    された水と前記水素発生用燃料とが反応して発生する水
    素を回収する水素回収手段とを具えたことを特徴とする
    水素発生装置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記容器に収容され
    る前記アルミニウムと前記アルカリ金属もしくはアルカ
    リ土類金属は、ペレット状あるいは固体状であることを
    特徴とする水素発生装置。
  3. 【請求項3】 請求項1において、前記容器に収容され
    るアルミニウムにマグネシウムとリチウムが添加されて
    いることを特徴とする水素発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項1において、前記容器に収容され
    る水素発生用燃料は、前記アルカリ金属もしくはアルカ
    リ土類金属の割合が2.0 %乃至30.0%であることを特徴
    とする水素発生装置。
  5. 【請求項5】 請求項1において、前記容器に内部を冷
    却する冷却手段が設けられたことを特徴とする水素発生
    装置。
  6. 【請求項6】 容器内にペレット状あるいは固体状のア
    ルミニウムとアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属を
    投入し、これを加熱溶融して水素発生用燃料とし、該水
    素発生用燃料に水を反応させて水素を発生させることを
    特徴とする水素発生方法。
  7. 【請求項7】 請求項6において、前記アルミニウムに
    マグネシウムとリチウムが添加されていることを特徴と
    する水素発生方法。
  8. 【請求項8】 請求項6において、水素発生用燃料は、
    アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の割合が2.0 %
    乃至30.0%であることを特徴とする水素発生方法。
  9. 【請求項9】 所定の容器内にペレット状あるいは固体
    状のアルミニウムとアルカリ金属もしくはアルカリ土類
    金属を投入し、これを加熱溶融して合金化することで水
    素発生用燃料とすることを特徴とする水素発生用燃料の
    製造方法。
  10. 【請求項10】 処理室内に容器とその蓋、密封された
    ペレット状あるいは固体状のアルミニウムとアルカリ金
    属もしくはアルカリ土類金属を収容し、前記処理室を密
    閉して内部を不活性ガス雰囲気とし、前記容器内に前記
    アルミニウムとアルカリ金属もしくはアルカリ土類金属
    を投入し、該容器に前記蓋を固定して密閉することを特
    徴とする水素発生用燃料の充填方法。
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