JP2007238383A - 水素発生装置及び水素発生方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】水素発生が開始するまでの時間が短く、好ましくは水素発生開始時に急激な水素発生が起こりにくい水素発装置、及びその水素発生方法を提供する。
【解決手段】水を供給する供給部1と、アルミニウム粒子及びアルカリ性無機化合物を含有する水素発生剤2を収容する反応容器3とを備える水素発生装置において、前記水素発生剤2は、水を供給する上流側に、他の部分2bより前記アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分2aを設けて収容されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、水(水蒸気を含む)をアルミニウムに供給して、水素ガスを効率良く発生させる水素発生装置、及びその水素発生方法に関し、特に燃料電池に水素を供給するための技術として有用である。
従来、水とアルミニウムとの反応で水素ガスを発生させる水素発生方法としては、アルミニウムを水中で切削加工等して新生表面を生成しつつ、水とアルミニウムとを反応させる方法が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
しかし、この方法では、アルミニウムの新生表面や微粒子が次々生成するため、水とアルミニウムの反応速度を制御するのが困難であった。また、外部から加熱を行わないと、反応速度が不十分となり、加熱のための加熱制御の問題もあった。
また、アルミニウム粉末に、これよりイオン化傾向の小さい金属粉末を混合した粉末に水を供給して、水とアルミニウムとを反応させる方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。この方法では、アルミニウムよりイオン化傾向の小さい金属粉末を混合することで、水とアルミニウムとの見かけの反応速度を高めることができる。
更に、常温で安定的に水素を生成させることができる水素発生剤として、アルミニウム粉末と酸化カルシウム粉末とを含んでなり、該アルミニウム粉末と該酸化カルシウム粉末の合計を100重量%として、該アルミニウム粉末の配合比が85重量%以下である水素発生剤が知られている(例えば、特許文献3参照)。そして、アルミニウム粉末としては、粒度分布が50〜150μmのものが好ましく使用されている。
しかしながら、上記のような従来のアルミニウム粉末を用いた水素発生剤では、水との反応を開始させる際、水素発生が開始するまでに10分程度の遅れが生じることが判明した。このような遅れが生じると、燃料電池自体の立ち上がりが遅いことと加えて、電源供給が大きく遅れることとなる。例えば、水素供給型の燃料電池により携帯電話などの形態機器類を急速充電する場合、充電時間の短縮が十分行えないという問題が生じる。
また、アルミニウム粉末と酸化カルシウム粉末とを含む水素発生剤は、水素発生の開始が遅いにも係わらず、一旦水素の発生が開始すると急激な水素発生が起こり易く、水素ガスの供給用途によっては、供給過剰による問題が生じる場合があった。
特開2001−31401号公報 特開2002−104801号公報 特開2004−231466号公報
そこで、本発明の目的は、水素発生が開始するまでの時間が短く、好ましくは水素発生開始時に急激な水素発生が起こりにくい水素発装置、及びその水素発生方法を提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成すべく鋭意研究したところ、水を供給する上流側に位置する水素発生剤として、他の部分よりアルカリ性無機化合物の含有率の高いものを使用することで、水素発生が開始するまでの時間が短くなり、水素発生開始時に水素発生がマイルドになる場合があることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明の水素発生装置は、水を供給する供給部と、アルミニウム粒子及びアルカリ性無機化合物を含有する水素発生剤を収容する反応容器とを備える水素発生装置において、前記水素発生剤は、水を供給する上流側に、他の部分より前記アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分を設けて収容されていることを特徴とする。
本発明の水素発生装置によると、水を供給する上流側に、他の部分よりアルカリ性無機化合物の含有率の高い部分を設けて、水素発生剤が収容されているため、実施例の結果が示すように、水素発生が開始するまでの時間が短くなる。その理由の詳細は明らかでないが、アルカリ性無機化合物の含有率が高い部分によって、生成した金属水酸化物などが、アルミニウムと反応してアルミン酸金属と水素を生成する反応が促進されるためと考えられる。
上記において、前記アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分には、アルミニウム粒子の含有量に対するアルカリ性無機化合物の含有率が20〜70重量%である水素発生剤が収容され、他の部分には、アルミニウム粒子の含有量に対するアルカリ性無機化合物の含有率が0.1〜5重量%である水素発生剤が収容されていることが好ましい。
アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分の含有率がこの範囲内であると、水素発生が開始するまでの時間を短縮しながら、しかも水素発生開始時に急激な水素発生が起こりにくくなる。また、他の部分でのアルカリ性無機化合物の含有率がこの範囲内であると、水素発生剤の単位重量当たりの水素発生総量を十分高めることができる。
また、前記他の部分の水素発生剤には、更に水素化マグネシウム又は水素化リチウムが含有されていることが好ましい。水素化マグネシウム又は水素化リチウムを添加することによって、水素化マグネシウム等と水との反応で生成する水酸化マグネシウム等は、アルカリであるため、アルミニウムと水との反応を促進させることができ、アルミニウムのみを用いた水素発生剤と比較して、原料重量当たりの水素発生量も多くなると考えられる。
一方、本発明の水素発生方法は、アルミニウム粒子及びアルカリ性無機化合物を含有する水素発生剤に、水を供給して水素ガスを発生させる水素発生方法において、前記水素発生剤は、水を供給する上流側に、他の部分より前記アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分を設けてあることを特徴とする。
本発明の水素発生方法によると、上記と同様の理由から、水素発生が開始するまでの時間が短く、好ましくは水素発生開始時に急激な水素発生が起こりにくい水素発生方法を提供することができる。
他方、本発明の水素発生剤は、粒子配置を保持した状態で、アルミニウム粒子及びアルカリ性無機化合物を含有する水素発生剤において、他の部分より前記アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分を、表面付近の一部に局在させていること特徴とする。本発明の水素発生剤によると、アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分を、表面の一部に局在させているため、この部分に水を供給することによって、水素発生が開始するまでの時間が短く、好ましくは水素発生開始時に急激な水素発生が起こりにくい水素発生方法を実施することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の水素発生装置の例を模式的に示す図であり、図1(a)は底部から水を供給する例の斜視図であり、図1(b)は上部から水を供給する例の縦断面図である。
本発明の水素発生装置は、図1に示すように、水を供給する供給部1と、アルミニウム粒子及びアルカリ性無機化合物を含有する水素発生剤2を収容する反応容器3とを備えている。水を供給する供給部1は、図1(a)に示すように反応容器3の底部に設けてもよく、図1(b)に示すように反応容器3の上部に設けてもよい。なお、水素ガスの排出部4は、反応容器3の上部に設けるのが好ましい。
本発明は、このような水素発生装置において、図1(a)〜(b)に示すように、水素発生剤2は、水を供給する上流側に、他の部分2bよりアルカリ性無機化合物の含有率の高い部分2aを設けて収容されていることを特徴とする。これらの例では、アルカリ性無機化合物の含有率の異なる2種の領域(部分)を設けているが、アルカリ性無機化合物の含有率の異なる3種の領域や4種以上の領域を設けてもよい。
アルミニウム粒子としては、平均粒子径が40μm未満のものが好ましく、1〜15μmであることがより好ましい。平均粒子径が1μm未満であると、製造が困難となり、また2次凝集し、シンターリングによって、昇温時に表面積の低下が著しくみられ、水素発生が低下する傾向がある。
アルミニウム粒子としては、アトマイズ法で製造したものが好ましい。また、表面の酸化被膜を除去処理したものが好ましい。このようなアルミニウム粒子としては、各種市販のものが使用可能である。
アルカリ性無機化合物としては、アルカリ金属やアルカリ土類金属の酸化物、水酸化物、炭酸塩などが挙げられるが、酸化カルシウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化カルシウム、ほう砂、炭酸ナトリウム、及び炭酸カルシウムからなる群より選ばれる1種以上であることが好ましい。
アルカリ性無機化合物は、粒子として、又は別の粒子に担持させる方法などで添加することができる。アルカリ性無機化合物粒子を用いる場合、その平均粒径が1〜50μmであることが好ましい。アルカリ性無機化合物粒子の平均粒径が1μm未満であると、水素発生時間が遅くなる傾向があり、50μmを超えると、水と激しく反応して発熱し、水を多く使用する傾向がある。
また、アルカリ性無機化合物を別の粒子に担持させる方法としては、カーボンブラックや酸化アルミニウム等を水酸化カルシウム等の分散液又は水溶液に入れ、その後乾燥して担持させる方法等が挙げられる。
アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分2aでは、アルミニウム粒子の含有量に対するアルカリ性無機化合物の含有率が20〜70重量%であることが好ましく、25〜50重量%がより好ましい。この含有率が20重量%未満では、水素発生開始時にやや急激な水素発生が起こり易くなる傾向があり、この含有率が70重量%を超えると、水素発生が開始するまでの時間を短縮しにくくなる傾向がある。
また、他の部分2bでは、アルミニウム粒子の含有量に対するアルカリ性無機化合物の含有率が0.1〜5重量%であることが好ましく、1〜3重量%がより好ましい。この含有率が0.1重量%未満では、水素発生の総量が低下する傾向があり、この含有率が5重量%を超えると、水蒸気に含まれたカルシウムイオンが飛散し易く、燃料電池に水素ガスを供給する場合には悪影響が生じる傾向がある。
本発明では、水素発生剤2が、水を供給する上流側に、他の部分2bよりアルカリ性無機化合物の含有率の高い部分2aを設けて収容されていればよく、上記両者の含有率の中間の含有率の部分を有していてもよい。
上流側に収容するアルカリ性無機化合物の含有率の高い部分2aの重量比率は、水素発生剤2の全重量の1〜50重量%が好ましく、5〜30重量%がより好ましい。1重量%未満では、水素発生が開始するまでの時間を短縮しにくくなる傾向があり、50重量%を超えると、水素発生総量が減少する傾向がある。
アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分2aの配置形状は、層状(図1(a)参照)、半球状(図1(b)参照)、円錐状もしくは逆円錐状、円柱状、直方体、多角柱など何れでもよい。
本発明の水素発生剤は、以上のような成分のみを含有するものでもよいが、更に、凝集抑制粒子を含有するのが好ましい。凝集抑制粒子の添加によって、アルミニウム粒子と酸化アルミニウムの凝集・固化を抑制することができ、より高い反応率を達成することができる。凝集抑制粒子は、アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分2aと、他の部分2bとの両方に添加するのが好ましい。
凝集抑制粒子としては、水素発生反応に不活性な微粒子などを用いることができるが、凝集抑制粒子が、カーボンブラック、シリカ、酸化セリウム、酸化アルミニウム、及び酸化チタンからなる群より選ばれる1種以上であることが好ましい。なかでも、凝集抑制効果を高める上で、特にカーボンブラックが好ましい。
カーボンブラックとしては、例えばチャンネルブラック、サーマルブラック、アセチレンブラック、ケッチェンブラック、ファネスブラックなど、何れのものも使用することもできる。カーボンブラックとしては、親水化処理したものなども存在するが、本発明では凝集抑制効果を高める上で、未処理の疎水性のカーボンブラックが好ましく用いられる。また、これらを用いて、酸化カルシウムを担持することも可能である。カーボンブラックの一次平均粒径は、0.01〜0.5μmが好ましい。
凝集抑制粒子の添加量は、アルミニウム粒子100重量部に対して、0.1〜30重量部であることが好ましく、10〜25重量部を含有することがより好ましい。凝集抑制粒子の含有量が、0.1重量部未満であると、アルミニウム粒子の凝集・固着を抑制する効果が小さくなり、高い反応率を達成するのが困難になる傾向があり、30重量部を超えると、相対的にアルミニウム粒子の含有量が少なくなり、水素ガスの総発生量が不十分となる傾向がある。
本発明では、他の部分2bの水素発生剤に、更に水素化マグネシウム又は水素化リチウムが含有されていることが好ましい。水素化マグネシウム又は水素化リチウムの含有量としては、他の部分2bの水素発生剤の総量中、10〜95重量%が好ましく、40〜90重量%がより好ましい。この含有量が95重量%を超えると、反応熱が欠乏し、水素化マグネシウム等の反応が進行しにくい傾向がある。
本発明では、更に活性炭、ゼオライトなどを添加することも可能である。活性性炭としては、椰子殻炭, 木粉炭、ピート炭などが挙げられるが、活性炭は保水剤としても作用する。活性炭としてはヨウ素吸着性能が800〜1200mg/gであるものが好ましい。
また、無機電解質を添加することも可能である。無機電解質としては、アルカリ金属、アルカリ土類金属、重金属の塩化物、およびアルカリ金属の硫酸塩などが好ましく、例えば、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化マグネシウム、塩化第二鉄、硫酸ナトリウムなどが用いられる。
本発明の水素発生剤は、粒子配置を保持した状態で、アルミニウム粒子及びアルカリ性無機化合物を含有する水素発生剤において、他の部分より前記アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分を、表面付近の一部に局在させていること特徴とする。粒子配置を保持した状態とするには、圧密化したり、少量のバインダーで固化するか、多孔質シートや布帛などでパッケージする方法が挙げられる。
好ましくは、加圧プレスにより圧密化させて、ペレットやタブレットなどの圧密化物とする。このような圧密化を行うことにより、単位体積当たりの水素発生量を増加させることができる。圧密化物は、アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分2aと、他の部分2bとを一体化してもよく、別々に構成してもよい。
本発明では、水素発生の反応速度と反応率を維持する上で、特に密度が0.4〜1.5g/cmであることが好ましく、密度が0.7〜1.1g/cmであることがより好ましい。
加圧プレスは、このような密度となるまで加圧することで、行うことができる。但し、混合粒子の過密による材料の変形および材料の接触を回避をする上で、3〜50MPaの圧力で加圧プレスするのが好ましい。
本発明において、例えば酸化カルシウムは、次の式Aに示すように、水と反応して水酸化カルシウムを生成する。
CaO+HO→Ca(OH)・・・(A)
生成した水酸化カルシウムは、アルミニウムと反応してアルミン酸カルシウムと水素を生成するが、その代表的な反応は次の式Bの如きである。
3Ca(OH)+2Al→3CaO・Al+3H・・・(B)
なお、アルミン酸カルシウムは、式2中の3CaO・Alの化合物の他に、CaO・2Al、CaO・Al、Ca[Al(OH)、2Ca(OH)・Al(OH)・5/2HOなどの化合物が知られている。
一方、本発明の水素発生方法は、以上のような本発明の水素発生装置を用いて好適に実施することができるものである。即ち、本発明の水素発生方法は、アルミニウム粒子及びアルカリ性無機化合物を含有する水素発生剤に、水を供給して水素ガスを発生させる水素発生方法において、前記水素発生剤は、水を供給する上流側に、他の部分より前記アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分を設けてあることを特徴とする。水の供給は、液体又は気体(水蒸気)で供給することができる。
具体的には、例えば、携帯電子機器類の燃料電池に水素ガスを供給する場合、密閉された反応容器に水素発生剤を充填しておき(脱脂綿や不織布で挟み込んでもよい)、シリンジポンプやマイクロポンプで水を供給しながら、密閉容器に接続したチューブを経由して水素ガスを燃料電池に供給すればよい。このとき、必要に応じて密閉容器を加熱してもよい。
水素発生の際の反応温度は、加熱のエネルギーと反応速度のバランスを考慮すると、30〜90℃が好ましく35〜50℃がより好ましい。また、水素ガスの発生を安定した発生量で行う場合、アルミニウム粉末1g当たり、1.0〜3.0ml/hの供給速度で水の供給を行うのが好ましい。
本発明の水素発生方法は、室温付近で効率良くかつ高い反応率で水素ガスを発生することができ、好ましくは、発生する水素ガスが固体電解質のプロトン伝導機能を阻害しにくいものであるため、発生した水素ガスを燃料電池に供給する用途に使用するのが好ましい。
以下、本発明の構成と効果を具体的に示す実施例等について説明する。なお、実施例等における評価項目は下記のようにして測定を行った。
(1)水素発生速度および総量
発生した水素ガスをシリカゲル乾燥器を経由させて乾燥させた後、水素発生速度および総量をマスフローメータ(KOT−LOC製)で測定した。
実施例1
アルミニウム粉末(高純度化学研究所製:平均粒径3μm)2.25gと、カーボンブラック(キャボット社製:バルカンXC−72R、平均粒径20nm)0.225gと、酸化カルシウム(和光純薬工業A−12112、粉末試薬)0.0338gとを20ccビーカに入れて混合して、アルミニウム粉末に対するアルカリ含有率1.5重量%の水素発生剤組成物1−1(総重量2.5088g)を得た。
アルミニウム粉末(高純度化学研究所製:平均粒径3μm)0.250gと、カーボンブラック(キャボット社製:バルカンXC−72R、平均粒径20nm)0.025gと、酸化カルシウム(和光純薬工業A−12112、粉末試薬)0.0625gとを20ccビーカに入れて混合して、アルミニウム粉末に対するアルカリ含有率25重量%の水素発生剤組成物1−2(総重量0.3375g)を得た。
両者の水素発生剤組成物を縦置きの筒状の反応容器に、高アルカリ含有率の水素発生剤組成物が底部に配置されるように収容して水素発生装置を構成し、室温下で保温しつつ反応容器の底面から水を供給速度2.5ml/hで供給しながら、発生するガスをチューブで取り出した。その際、水上置換法により水素を採取しながらマスフローメータで発生量を測定した。この時の水素発生速度の経時的な変化を図2(初期)及び図3(全体)に示す。また、水素発生総量の経時的な変化を図4に示す。また、上記の水素発生剤組成物1−1〜1−2の組成をトータルの組成と併せて表1に示す。
Figure 2007238383
実施例2
実施例1において、水素発生剤組成物1−2の代わりに表1に示す組成の水素発生剤組成物5−2を用いること以外は、実施例1と同様にして水素発生装置を構成して、水素発生を行い、その際の水素発生速度および総量の測定を行った。その結果を図2〜図4に示す。
比較例1
実施例1において、水素発生剤組成物1−1と水素発生剤組成物1−2とを用いる代わりに表1に示す組成の1種の水素発生剤組成物7を用いること以外は、実施例1と同様にして水素発生装置を構成して、水素発生を行い、その際の水素発生速度および総量の測定を行った。その結果を図2〜図4に示す。
比較例2
実施例1において、水素発生剤組成物1−1の代わりに表1に示す組成の水素発生剤組成物2−1(アルカリ無添加)を用い、水素発生剤組成物1−2の代わりに表1に示す組成の水素発生剤組成物2−2を用いること以外は、実施例1と同様にして水素発生装置を構成して、水素発生を行い、その際の水素発生速度および総量の測定を行った。その結果を図2〜図4に示す。
比較例3
実施例1において、水素発生剤組成物1−1の代わりに表1に示す組成の水素発生剤組成物6−1(組成比は同じ)を用い、水素発生剤組成物1−2の代わりに表1に示す組成の水素発生剤組成物6−2(アルカリ100重量%)を用いること以外は、実施例1と同様にして水素発生装置を構成して、水素発生を行い、その際の水素発生速度および総量の測定を行った。その結果を図2〜図4に示す。
参考例1
実施例1において、水素発生剤組成物1−1の代わりに表1に示す組成の水素発生剤組成物3−1を用い、水素発生剤組成物1−2の代わりに表1に示す組成の水素発生剤組成物3−2(アルカリ15重量%)を用いること以外は、実施例1と同様にして水素発生装置を構成して、水素発生を行い、その際の水素発生速度および総量の測定を行った。その結果を図2〜図4に示す。
参考例2
実施例1において、水素発生剤組成物1−1の代わりに表1に示す組成の水素発生剤組成物4−1を用い、水素発生剤組成物1−2の代わりに表1に示す組成の水素発生剤組成物4−2(アルカリ15重量%)を用いること以外は、実施例1と同様にして水素発生装置を構成して、水素発生を行い、その際の水素発生速度および総量の測定を行った。その結果を図2〜図4に示す。
(評価結果)
実施例1〜2の水素発生方法では、均一な組成の場合(比較例1)と比較して、10分の1程度の時間経過後に水素発生を開始し、水素発生開始時にマイルドな水素発生が起こり、しかも水素発生総量も同等であった。これに対して、供給下流側の水素発生剤組成物がアルカリを含有しない比較例2では、水素発生総量が大きく低下した。また、供給上流側の水素発生剤組成物がアルカリのみで構成された比較例3では、水素発生を開始する時間がさほど改善できなかった。
なお、供給上流側の水素発生剤組成物のアルカリ含有率が低い参考例1〜2では、均一な組成の場合(比較例1)と比較して、水素発生開始時の水素発生がマイルドになっているものの、実施例1〜2と比較すると、やや急激な水素発生が生じている。
実施例3
アルミニウム粉末(高純度化学研究所製:平均粒径3μm)1.00gと、水素化マグネシウム(和光純薬工業(株))1.00gと、カーボンブラック(キャボット社製:バルカンXC−72R、平均粒径20nm)0.10gと、酸化カルシウム(和光純薬工業A−12112、粉末試薬)0.015gとを20ccビーカに入れて混合して、アルミニウム粉末に対するアルカリ含有率1.5重量%の水素発生剤組成物7−1(総重量2.115g)を得た。
アルミニウム粉末(高純度化学研究所製:平均粒径3μm)0.250gと、カーボンブラック(キャボット社製:バルカンXC−72R、平均粒径20nm)0.025gと、酸化カルシウム(和光純薬工業A−12112、粉末試薬)0.0625gとを20ccビーカに入れて混合して、アルミニウム粉末に対するアルカリ含有率25重量%の水素発生剤組成物7−2(総重量0.3375g)を得た。
両者の水素発生剤組成物を縦置きの筒状の反応容器に、高アルカリ含有率の水素発生剤組成物が底部に配置されるように収容して水素発生装置を構成し、室温下で保温しつつ反応容器の底面から水を供給速度2.5ml/hで供給しながら、発生するガスをチューブで取り出した。その際、水上置換法により水素を採取しながらマスフローメータで発生量を測定した。この時の水素発生速度の経時的な変化を図5(初期)に示す。また、水素発生総量の経時的な変化を図6に示す。次の比較例4と比べて、5分の1程度の時間経過後に水素発生を開始し、水素発生開始時にマイルドな水素発生が起こり、しかも水素発生総量も同等であった。
比較例4
実施例3において、水素発生剤組成物7−2を用いずに水素発生剤組成物7−1のみを用いること以外は、実施例3と同様にして水素発生装置を構成して、水素発生を行い、その際の水素発生速度および総量の測定を行った。その結果を図5〜図6に示す。
本発明の水素発生装置の例を模式的に示す図 実施例等における水素ガスの発生速度の経時的な変化(初期)を示すグラフ 実施例等における水素ガスの発生速度の経時的な変化(全体)を示すグラフ 実施例等における水素ガスの発生総量の経時的な変化(全体)を示すグラフ 実施例等における水素ガスの発生速度の経時的な変化(初期)を示すグラフ 実施例等における水素ガスの発生総量の経時的な変化(全体)を示すグラフ
符号の説明
1 供給部
2 水素発生剤
2a アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分
2b 他の部分
3 反応容器

Claims (5)

  1. 水を供給する供給部と、アルミニウム粒子及びアルカリ性無機化合物を含有する水素発生剤を収容する反応容器とを備える水素発生装置において、
    前記水素発生剤は、水を供給する上流側に、他の部分より前記アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分を設けて収容されていることを特徴とする水素発生装置。
  2. 前記アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分には、アルミニウム粒子の含有量に対するアルカリ性無機化合物の含有率が20〜70重量%である水素発生剤が収容され、他の部分には、アルミニウム粒子の含有量に対するアルカリ性無機化合物の含有率が0.1〜5重量%である水素発生剤が収容されている請求項1に記載の水素発生装置。
  3. 前記他の部分の水素発生剤には、更に水素化マグネシウム又は水素化リチウムが含有されている請求項1又は2に記載の水素発生装置。
  4. アルミニウム粒子及びアルカリ性無機化合物を含有する水素発生剤に、水を供給して水素ガスを発生させる水素発生方法において、
    前記水素発生剤は、水を供給する上流側に、他の部分より前記アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分を設けてあることを特徴とする水素発生方法。
  5. 粒子配置を保持した状態で、アルミニウム粒子及びアルカリ性無機化合物を含有する水素発生剤において、
    他の部分より前記アルカリ性無機化合物の含有率の高い部分を、表面付近の一部に局在させていること特徴とする水素発生剤。
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