JP2003226498A - 昇降荷台付き運搬車 - Google Patents

昇降荷台付き運搬車

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JP2003226498A
JP2003226498A JP2002026214A JP2002026214A JP2003226498A JP 2003226498 A JP2003226498 A JP 2003226498A JP 2002026214 A JP2002026214 A JP 2002026214A JP 2002026214 A JP2002026214 A JP 2002026214A JP 2003226498 A JP2003226498 A JP 2003226498A
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lifting
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Ryoichi Tetsuo
良一 鉄尾
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 荷台を昇降可能に支持するマストを走行機体
の前部に立設すると共に、該マストを後方に向けて傾倒
可能に支承した昇降荷台付き運搬車において、オペレー
タがマストの傾倒姿勢を段階的に切換調節する際の作業
性を向上させる。 【解決手段】 昇降荷台付き運搬車のマスト10を起立
姿勢から傾倒姿勢に段階的に切換える姿勢切換機構Cに
連繋する手元切換操作具Hを、当該運搬車の操作ハンド
ル16に付設して、該操作ハンドル16の持ち上げ操作
に連動しながら手元切換操作具Hを操作することによっ
て、前記マスト10の傾倒姿勢を段階的に切換えるよう
に構成した。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、走行機体の前部に
マストを立設し、該マストに沿って荷台を昇降可能に設
けると共に、このマストを傾倒可能に支承した昇降荷台
付き運搬車の改良に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、例えば特開2001−32853
9号公報に開示されているように、左右の前輪と後輪を
ミッションケースと、このミッションケースの後方に一
体的に延設した走行機体と、前記ミッションケースの前
側に立設した一本のマストと、更にこのマストにスライ
ド昇降可能に支持され、走行機体側に設置したワイヤ巻
取り方式の昇降機構から延長されたワイヤを介して昇降
される荷台を設けると共に、前記ミッションケースを両
側から挟持して固定した取付けブラケットに、前記マス
トの下方を支持軸を介して回動可能に支承し、更に前記
取付けブラケットとマストとの間に切換操作具を有する
姿勢切換機構を設け、該姿勢切換機構によりマストを起
立姿勢と傾倒姿勢とに切換調節可能に構成することによ
って、当該運搬車の前方視界と前後バランスを良好に保
つようにしたものが知られている。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
ものは、オペレータが姿勢切換機構の切換操作具を操作
してマストを起立姿勢と傾倒姿勢とに切換調節する際
は、オペレータはいちいち通常の運転操作位置である運
搬車後部の操作ハンドルから離れて、前記切換操作具が
配設されている運搬車前方のマストの近傍まで移動しな
ければならず面倒であった。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決することを目的として創案したものであって、前輪と
後輪を左右に有する走行機体の後部にエンジン及び操作
ハンドル等を配設し、前記走行機体の前部に荷台を昇降
可能に支持するマストを立設すると共に、該マストを後
方に向けて傾倒可能に支承した昇降荷台付き運搬車にお
いて、前記マストを起立姿勢から傾倒姿勢に段階的に切
換える姿勢切換機構を設け、更に前記姿勢切換機構に連
繋する手元切換操作具を操作ハンドルに付設して、該操
作ハンドルの持ち上げ操作に連動しながら手元切換操作
具を操作することによって、前記マストの傾倒姿勢を段
階的に切換えるように構成したことを特徴としている。 【0005】 【発明の実施の形態】本発明の一実施形態を図面に基づ
いて説明する。図1及び図2に示すように、1は本発明
に係る昇降荷台付き運搬車であり、この運搬車1は、左
右の前輪2と後輪3を軸架したミッションケース4の後
方に機台5を一体的に延設し、該機台5上にエンジン
6、燃料タンク7を搭載した走行機体8と、前輪2の前
方に位置し、且つ走行機体8の前端側の取付けブラケッ
ト9の中央部位に立設した断面方形状の中空マスト1
0、及び該マスト10に沿って昇降移動する荷台11等
からなる荷台部12と、前記荷台11をワイヤ13を介
して昇降レバー14の操作により昇降すべく、前記走行
機体8側に設置したワイヤ巻取り方式の昇降機構15
と、走行機体8の後端側から後方に延設した回動式の操
作ハンドル16と、前記ミッションケース4に内装した
前後進変速機構を切換操作するための操作レバー17等
によって昇降荷台付き運搬車1を構成している。 【0006】以下各部の詳細な構成について説明する。
前記走行機体8に装備したミッションケース4は側面視
において、前方側が短辺となり、後方側が長辺となる略
へ字状に形成してあり、その短辺側の下部に車軸18を
介して前輪2を軸架し、長辺側の下部に車軸19を介し
て後輪3を軸架すると共に、前記エンジン6の出力軸2
0に軸支したプーリ21と、後輪3の上方部位に軸架し
た駆動軸22の一端側に軸支したプーリ23との間に懸
回した伝動ベルト24を介して、前記荷台11の昇降用
クラッチ24に動力を伝達するようにしてあり、前記昇
降レバー14で当該昇降用クラッチ25を「入」操作す
ることによって、荷台11をマスト10に沿って昇降移
動させることが出来るようになっている。 【0007】また、前記駆動軸22の他端側にはプーリ
26を軸支すると共に、該プーリ26とミッションケー
ス4の頂部に軸架した入力軸27に軸支したプーリ28
との間に伝動ベルト29を懸回し、テンションクラッチ
30の「入」操作によりミッションケース4に動力が伝
達され、前記操作レバー17によって走行機体8の前後
進変速ができるようになっている。 【0008】尚、上述したように、テンションクラッチ
30を昇降用クラッチ24より下手側に配置したことに
よって、走行機体8の前後進変速を切換操作する操作レ
バー17やテンションクラッチ30を操作しなくても、
昇降レバー14の操作のみで荷台11を昇降移動させる
ことができるので、運搬作業の効率化を図ることができ
る。 【0009】また、前記荷台11を昇降移動させる昇降
機構15は、ミッションケース4の頂部上方に配設した
箱型のケース31内に、巻取りドラム32を軸着した巻
取ドラム軸33とウォームホイル軸34とを縦方向に軸
支し、該巻取りドラム軸33とウォームホイル軸34と
を伝動チェン35を介して連動連結すると共に、ウォー
ムホイル軸34に歯合するウォームギヤ36の後端部を
正逆回転軸37に連結し、更にジョイント38を介して
昇降用クラッチ25側に連結してある。 【0010】そして、前記巻取りドラム32に巻き付け
たワイヤ13の先端側は、走行機体8の前端側の取付け
ブラケット9の中央部位で、且つマスト10の背面側に
臨ませて設けたガイドローラ39の下面側からマスト1
0の中空部上端側に設けたガイドローラ40の上面側を
迂回して巻き掛けられ、更に前記マスト10の中空部に
設けたスライド体41の上端部と連結している。また、
前記スライド体41の左右端面の上下部位にはガイドロ
ーラ42,43を遊転自在に装着すると共に、マスト1
0の前面側には縦方向にスライド溝10mを形成してあ
り、これにより前記荷台11の背当て部11aとスライ
ド体41との連結部材41aがスライド溝10mに沿っ
て昇降移動できるようになっている。 【0011】また、上述した昇降荷台付き運搬車1は、
操作ハンドル16の回動操作に連繋して後輪2を操舵す
る操舵機構50を備えたものであって、前記操作ハンド
ル16を平面視で略U字状に形成すると共に、該操作ハ
ンドル16の左右方向の中心位置に、その取付け基端部
となる支持軸51を下方に向け溶接して一体化し、更に
機台5の後端部中心にブラケット52を介して固設した
円筒体53に、前記支持軸51を遊嵌することによっ
て、一体的な回動式の操作ハンドル16を形成してい
る。 【0012】そして、前記支持軸51の下端部に固着し
た取付けプレート51aを介して略コ字状のプレート5
4の基端部が連結してあり、該プレート54の先端部を
走行機体5の機台4の外側面に沿って延設したロッド5
5の基端部と連結すると共に、該ロッド55の先端部を
回動縦軸56の上端部に設けたプレート57と連結し、
次に、前記縦軸56の下端部に設けたプレート58の先
端部にロッド59を連結し、更に、該ロッド59の先端
部を、後輪操舵の回動支点となるベアリングを内装した
ベアリングホルダ60のアーム(図示せず)と連結する
ことによって、後輪2を操舵する操舵機構50を連繋し
ている。 【0013】尚、上述した操作ハンドル16には、図3
及び図4に示すような回動ロック機構61を設けてい
る。即ち、前記操作ハンドル16の回動ロック機構61
は、操作ハンドル16の支持軸51を回動自在に遊嵌支
持する円筒体53の下部に設けてあり、該円筒体53の
下方に抜け出た支持軸51に平面視で左側方に向けて略
扇形のプレート57を固着し、該プレート57の幅方向
略振り分け中心と、前記円筒体52の中心Pから半径R
との交点に孔57aを穿設すると共に、その孔57aに
嵌挿するロックピン62を弾装したホルダ63を円筒体
53側に固着し、常時は、前記孔57aにロックピン6
2を嵌挿することによって操作ハンドル16をロック
し、前記昇降荷台付き運搬車1の直進性を保持するよう
に構成してある。 【0014】そして、前記操作ハンドル16の回動ロッ
クを解除するには、右側操作ハンドル16aのグリップ
部に設けた操作レバー64を引き操作し、該操作レバー
64に連繋するワイヤ65を介してロックピン62を孔
57aから抜き取ればよく、この状態で操作ハンドル1
6を所望方向に回動することによって、走行機体8を回
行させることができる。また、前記操作ハンドル16の
切り過ぎ(過回動)を防止する手段として、前記略扇形
のプレート57に設けた孔57aと同様の半径R上で、
且つ、該孔57aの左右両側の振り分け位置にピン57
b,57bを突設させてあり、そのピン57b,57b
に前記ロックピン62を接当させることによって、操作
ハンドル16の切り過ぎを防止するようにしてある。 【0015】次に、本発明の特徴部分であるマスト10
を起立姿勢から傾倒姿勢に段階的に切換える姿勢切換機
構C、及びその手元切換操作具Hの操作手順について詳
しく説明する。 【0016】上述したマスト10を立設する走行機体8
の前端側の取付けブラケット9は、図5及び図6に示す
ように、ミッションケース4の前方側上部を左右両側か
ら挟持する取付け板9a,9bからなり、該取付け板9
a,9bは上方に向けて二股に突出した状態でミッショ
ンケース4に固定してある。 【0017】また、前記マスト10下方の背面には略コ
字状の取付け部材10aを後方に向けて突出させた状態
で溶接してあり、その取付け部材10aを前記取付け板
9a,9bの間に嵌挿し、更に該取付け板9a,9bの
前方側上部において支持軸71を介して取付け部材10
aを装着することによって、マスト10を傾倒可能に支
承している。 【0018】更に詳しくは、前記支持軸71は軸部71
aの寸法公差が管理されているリーマボルトからなり、
その軸部71aにパイプ体72を外嵌して、前記二股に
突出した取付け板9a,9bの内側スペーサとなすと共
に、該取付け板9a,9bでパイプ体72を挟持しなが
ら、前記支持軸71をロックナット73によって締め付
け固定するようにしてある。そして、前記パイプ体72
の外周面で、前記略コ字状の取付け部材10aを支承す
ることによって支持軸71を中心としてマスト10が自
由に回動するように構成してある。また、前記パイプ体
72の外周には、上述したガイドローラ39を固着して
なるボス75がブッシュ74,74を介して遊転可能に
支承してある。 【0019】そして、図5に示すように、前記支持軸7
1を回動中心とする半径r上の後側斜め下方の取付け板
9aには、支持軸71を中心とする放射状の長孔76
a,76b,76cを略等間隔に穿設してあり、それら
の最上部に位置する長孔76aに、後述するマスト10
の姿勢切換機構Cの構成部品であるロックピン77を係
入することによって、前記マスト10を起立姿勢に維持
する構成にしてある。 【0020】次に、上述したマスト10の姿勢切換機構
Cについて説明する。図6に示すように、78は、前記
取付け板9aに穿設した長孔76aの孔中心と対応する
略コ字状の取付け部材10aに横架させて固着したガイ
ドパイプであり、そのガイドパイプ78内に、前記ロッ
クピン77を出没自在に支持すると共に、該ロックピン
77を常時長孔76a側に向けて付勢する圧縮スプリン
グ79、及び前記ロックピン77に索端金具を螺装して
なるワイヤ80等によってマスト10の姿勢切換機構C
を構成している。尚、前記ガイドパイプ78の支持軸7
1を中心とする回動が融通されるように、前記取付け板
9bには支持軸71を回動中心とする半径r上に円弧状
の大きな長孔81を設けてある。 【0021】そして、前記ワイヤ80は、左側操作ハン
ドル16bのグリップ部に設けた手元切換操作具である
操作レバーHに連結してあり、該操作レバーHの握り操
作(引き操作)によって、ワイヤ80に連繋するロック
ピン77の長孔76aへの係入を解除することができ
る。 【0022】次に、オペレータが前記マスト10を起立
姿勢から傾倒姿勢に段階的に切換える際の作業手順を図
7に基づいて説明する。 【0023】まず、オペレータは、前記昇降荷台付き運
搬車1のマスト10を二点鎖線で示す起立姿勢に維持し
た状態で、その荷台11を昇降機構15によって地面G
まで降下させ、次いで荷台11上に運搬しようとする荷
物Lを載置する。次に、左側操作ハンドル16bのグリ
ップ部に設けた手元切換操作具である操作レバーHを握
りながら操作ハンドル16を上方(図中矢印方向)に持
ち上げる。この時、前記操作レバーHの握り操作(引き
操作)によって、ワイヤ80に連繋するロックピン77
の長孔76aへの係入が解除され、それによりマスト1
0は起立姿勢のままで、走行機体8のみを前輪2を梃子
支点として荷物Lの影響を受けずに容易に持ち上げるこ
とができる。 【0024】そして、前記操作ハンドル16の持ち上げ
操作に連動しながら操作レバーHの握り操作(引き操
作)を解除して、前記長孔76a側に圧縮スプリング7
9で常時付勢されているロックピン77を所望の長孔7
6a,76b,76cに順次係入させることによって、
前記マスト10の傾倒姿勢を段階的に切換えることがで
きる。図7においては、前記ロックピン77を長孔76
bに係入させた状態を示したものであり、しかる後に操
作ハンドル16の持ち上げ操作を止めて徐々に元に戻せ
ば、前記マスト10は実線で示すような傾倒姿勢とな
る。尚、同様の手順で操作ハンドル16を更に持ち上げ
ながらロックピン77を長孔76cに係入させると、マ
スト10の傾倒をより大きくすることができる。 【0025】即ち、上述した構成によれば、オペレータ
がマスト10の傾倒姿勢を切換調節する際は、従来のよ
うに、いちいち通常の運転操作位置である昇降荷台付き
運搬車1の操作ハンドル16から離れ、当該切換操作具
Cが配設されている運搬車1前方のマスト10の近傍ま
で移動して、前記切換操作具Cを操作する必要がなくな
るので運搬作業の効率化が図れる。 【0026】また、前記昇降荷台付き運搬車1の荷台1
1上に荷物を載置して運搬作業を行っている最中に、不
用意に操作レバーHを握り操作(引き操作)することも
あり得るので、該操作レバーHに連繋するマスト10の
姿勢切換機構Cを図8及び図9に示すような構成にして
おけばよい。即ち、前記姿勢切換機構Cを構成するロッ
クピン77の先端に、プレート状の係止爪82をビス8
3によって固定すると共に、その係止爪82の先端部分
が常時はマスト10の取付け板9aに穿設した長孔76
dからはみ出して係止するように構成してあり、運搬作
業中に操作レバーHを不用意に握り操作(引き操作)し
たとしても、前記係止爪82によってロックピン77の
長孔76dへの係入が解除されることはない。 【0027】そして、前記マスト10を起立姿勢から傾
倒姿勢に段階的に切換える際、前記操作ハンドル16の
持ち上げ操作に連繋しながら操作レバーHを握り操作
(引き操作)及び握り操作を解除することによって、前
記長孔76d側に常時付勢されているロックピン77の
係止爪82を所望の長孔76d,76e,76fに融通
挿通させるべく、前記マスト10の支持軸71を回動中
心とする半径r方向に当該長孔76d,76e,76f
を略等間隔で穿設してある。また、前記ロックピン77
の係止爪82の回転を防止するために、該ロックピン7
7が出没自在に支持されているガイドパイプ78との両
摺動面77a,78aに二面加工を施している。 【0028】また、図10に示す昇降荷台付き運搬車1
には、マスト10後方の走行機体8側に設置したワイヤ
巻取り方式の荷台11の昇降機構15の上方に、その空
きスペースを利用して小型のコンテナー91や軽量の荷
物等を載置可能な補助荷台92が設けてある。尚、前記
補助荷台92は、走行機体8側の取付けブラケット9等
から延設したパイプ状の支持部材92a,92bの上端
開口部に、載置台92の盤面92c側に固設したテーパ
状のピン93を差し込むことによって一体的な載置台を
形成している。 【0029】 【発明の効果】以上説明したように本発明は請求項1の
ように、前輪2と後輪3を左右に有する走行機体8の後
部にエンジン6及び操作ハンドル16等を配設し、前記
走行機体8の前部に荷台11を昇降可能に支持するマス
ト10を立設すると共に、該マスト10を後方に向けて
傾倒可能に支承した昇降荷台付き運搬車において、前記
マスト10を起立姿勢から傾倒姿勢に段階的に切換える
姿勢切換機構Cを設け、更に前記姿勢切換機構Cに連繋
する手元切換操作具Hを操作ハンドル16に付設して、
該操作ハンドル16の持ち上げ操作に連動しながら手元
切換操作具Hを操作することによって、前記マスト10
の傾倒姿勢を段階的に切換えるように構成したので、オ
ペレータがマスト10の傾倒姿勢を切換調節する際は、
従来のように、いちいち通常の運転操作位置である昇降
荷台付き運搬車1の操作ハンドル16から離れ、当該切
換操作具Cが配設されている運搬車1前方のマスト10
の近傍まで移動して、前記切換操作具Cを操作する必要
がなくなることから運搬作業の効率化が図れる。
【図面の簡単な説明】 【図1】昇降荷台付き運搬車の側面図である。 【図2】同上平面図である。 【図3】操舵機構を示す要部側面図である。 【図4】同上要部平面図である。 【図5】図1におけるA部の詳細図である。 【図6】図5におけるB矢視図である。 【図7】マストの姿勢を段階的に切換える作業手順を示
す側面図である。 【図8】姿勢切換機構の第二の実施例を示す側面図であ
る。 【図9】同上平面図である。 【図10】補助荷台の設置状態を示す側面図である。 【符号の説明】 2 前輪 3 後輪 6 エンジン 8 走行機体 10 マスト 11 荷台 16 操作ハンドル C 姿勢切換機構 H 手元切換操作具

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 前輪(2)と後輪(3)を左右に有する
    走行機体(8)の後部にエンジン(6)及び操作ハンド
    ル(16)等を配設し、前記走行機体(8)の前部に荷
    台(11)を昇降可能に支持するマスト(10)を立設
    すると共に、該マスト(10)を後方に向けて傾倒可能
    に支承した昇降荷台付き運搬車において、前記マスト
    (10)を起立姿勢から傾倒姿勢に段階的に切換える姿
    勢切換機構(C)を設け、更に前記姿勢切換機構(C)
    に連繋する手元切換操作具(H)を操作ハンドル(1
    6)に付設して、該操作ハンドル(16)の持ち上げ操
    作に連動しながら手元切換操作具(H)を操作すること
    によって、前記マスト(10)の傾倒姿勢を段階的に切
    換えるように構成したことを特徴とする昇降荷台付き運
    搬車。
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