JP2003226459A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003226459A JP2002027917A JP2002027917A JP2003226459A JP 2003226459 A JP2003226459 A JP 2003226459A JP 2002027917 A JP2002027917 A JP 2002027917A JP 2002027917 A JP2002027917 A JP 2002027917A JP 2003226459 A JP2003226459 A JP 2003226459A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定着処理後の用紙をカール矯正手段に対して
安定した状態で送り出すことができる構成を有する画像
形成装置を提供する。 【解決手段】 像担持体上に形成されるトナー像を転写
材上に転写させ、定着させる構成を有する画像形成装置
において、可回転のスポンジローラと、当該スポンジロ
ーラの周面一部を押圧する円弧部を有する固定の押圧部
材とを含むカール矯正手段を定着処理手段の下流に設け
るとともに、前記スポンジローラの中心と、当該スポン
ジローラと前記押圧部材との押圧開始位置を結んででき
る基準線から5度以上10度以下の範囲にある前記スポ
ンジローラの周面上に前記転写材の先端を導く規制手段
を設けたことを特徴とする画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式によ
り画像を形成する複写機やプリンタ等の画像形成装置に
関し、特に、トナー像を担持した定着処理後の転写材
(以下、用紙という)を、カール矯正手段に対して正確
にガイドできるように構成した画像形成装置に係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、原稿、または、画像データに従う
露光(書き込み)を介して感光体上に形成した潜像を現
像することにより顕像化し、当該トナー画像を転写手段
の作用により用紙(転写材)の第1面に転写するととも
に、加熱ローラ型の定着装置により定着処理した後、前
記用紙を反転機構により反転せしめ、再度、転写領域に
向けて給紙し、第2面に新たなトナー像を転写せしめる
構成の複写機においては、定着処理時に用紙にカール
(巻癖)が発生しやすく、そのために、以後の用紙の搬
送性が低下したり、用紙の第2面に対する転写がうまく
いかないことがあった。
【0003】このような問題に対応すべく、定着処理後
の用紙に逆カール方向の力を付与し、以て、カールを矯
正するように、スポンジローラ対で用紙をしごくカール
矯正手段(カール矯正機構)を付設することが考えられ
るが、このようなスポンジローラ方式では用紙の線速度
の管理が難しく、同時に、カールした用紙の先端をスポ
ンジローラ対にうまく咬ませることができるように用紙
を規制することができず、満足できる結果は得られなか
った。
【0004】具体的には、例えば、加熱源を内蔵した定
着上ローラと、当該定着上ローラと圧接しながら回転す
る定着下ローラとを主要構成要素とする定着処理手段の
下流であって、当該定着処理手段に割合と近い位置にス
ポンジローラ対を設けるとともに、当該スポンジローラ
対の直前位置にガイド部材を設けた。
【0005】前記ガイド部材は、用紙の先端を前記スポ
ンジローラ対のニップ位置に向けてガイドするように調
整した。
【0006】しかしながら、スポンジローラ対のニップ
部に対する用紙の進入角度を安定して得ることは難し
く、紙詰まりを起こしたり、用紙の角折れが多く発生し
た。
【0007】前述のような不具合に関しては、カール矯
正手段の構成もさることながら、定着部からカール矯正
手段に至る用紙の進入経路も多少関係することが判明し
た。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題点に鑑みてなされたもので、その目的は、定着処
理後の用紙をカール矯正手段に対して安定した状態で送
り出すことができる構成を有する画像形成装置を提供す
ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、下記の
構成要件によって達成することができる。
【0010】(1)像担持体と、前記像担持体上にトナ
ー画像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上に形
成されるトナー像を転写材上に転写させる転写手段と、
前記トナー像を前記転写材に定着させる定着上ローラと
定着下ローラを含む定着処理手段とを有する画像形成装
置において、可回転のスポンジローラと、当該スポンジ
ローラの周面一部を押圧する円弧部を有する固定の押圧
部材とを含むカール矯正手段を前記定着処理手段の下流
に設けるとともに、前記スポンジローラの中心と、当該
スポンジローラと前記押圧部材との押圧開始位置を結ん
でできる基準線から5度以上10度以下の範囲にある前
記スポンジローラの周面上に前記転写材の先端を導く規
制手段を設けた、ことを特徴とする画像形成装置。
【0011】(2)前記スポンジローラのゴム硬度は2
度以上12度以下であることを特徴とする前記(1)に
記載の画像形成装置。
【0012】(3)定着処理後の転写材を反転排紙・再
給紙する反転排紙・再給紙機構を前記カール矯正手段の
下流に有し、前記規制手段は、定着処理後の前記転写材
を前記反転排紙・再給紙機構に向けることができる搬送
路切替部材を含むことを特徴とする前記(1)に記載の
画像形成装置。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の一例
を図面を用いて説明する。
【0014】図1はデジタル式複写機からなる画像形成
装置の構成を示す模式図である。本実施の形態の画像形
成装置は、自動原稿送り装置1、画像読取装置2、画像
形成部3、用紙収納部4、給紙部5、反転排紙・再給紙
部6、および反転搬送部8を有している。
【0015】前記自動原稿送り装置1は、原稿を一枚ず
つ送り出し、原稿を画像読取位置へと搬送し、画像読取
が終わった原稿を所定の場所に排紙処理する装置であ
る。
【0016】前記自動原稿送り装置1は、原稿を載置す
る原稿載置台11、原稿載置台11上に載置された原稿
を分離する原稿分離手段12、原稿分離手段12で分離
された原稿を搬送する複数のローラを含む原稿搬送手段
13、原稿搬送手段13で搬送された原稿を排紙する原
稿排紙手段14、原稿排紙手段14によって排紙された
原稿を載置する原稿排紙台15、および、両面複写モー
ドにおいて原稿の表裏を反転させるための反転ローラ対
からなる原稿反転手段16を有している。
【0017】前記原稿載置台11上に載置された複数枚
の原稿(不図示)は、原稿分離手段12によって1枚づ
つ分離され、前記原稿搬送手段13によって画像読取位
置に向けて搬送される。
【0018】原稿読取位置は前記原稿搬送手段13の下
方に設けられており、画像読み取り装置2のスリット2
1を通して原稿の画像が読み取られるようになってい
る。
【0019】画像が読み取られた原稿は、原稿排紙手段
14によって原稿排紙台15上へと排紙される。
【0020】一方、原稿の両面の画像を読み取る際に
は、一度片面の画像が読み取られた原稿を原稿反転手段
16に導き、原稿の後端が前記原稿反転手段16を構成
する反転ローラ対に挟持された状態において当該反転ロ
ーラ対を逆回転させて原稿の表裏を反転し、再度、前記
原稿搬送手段13で搬送することにより、前記原稿読取
位置において他の面(第2面)の画像を読み取ることが
できる。
【0021】このような工程が原稿載置台11上に載置
された原稿の枚数分繰り返される。また、前記自動原稿
送り装置1は可倒式に構成されており、この自動原稿送
り装置1を起こしてプラテンガラス22上を開放し、当
該プラテンガラス22上に原稿を直接載置して複写を行
うこともできるように構成してある。
【0022】画像読取装置2は、原稿の画像を読み取っ
て画像データを得るための装置であり、前記スリット2
1を介して原稿を照射するランプ231と原稿からの反
射光を反射させる第1ミラー232とを一体化してなる
第1ミラーユニット23と、前記第1ミラー232から
の光を反射させる第2ミラー241と第3ミラー242
とを一体化してなる第2ミラーユニット24と、当該第
2ミラーユニット24からの反射光を、撮像素子である
CCD(後記)に結像させる結像レンズ25、および、
結像レンズ25によって結像された光像を光電変換して
画像データを得るライン状のCCD26を有している。
【0023】前記画像データは、適宜の画像処理を施さ
れた後、一旦、図示しないメモリに蓄積されるようにな
っている。
【0024】前記自動原稿送り装置1によって送られる
原稿を、画像読取装置2で読み取る態様においては、前
記第1ミラーユニット23、および、前記第2ミラーユ
ニット24は、図示の如き位置に固定される。
【0025】なお、前記プラテンガラス22上に直接載
置された原稿の画像を読み取る態様においては、前記第
1ミラーユニット23と前記第2ミラーユニット24と
を、光路長を保ちながら、プラテンガラス22に沿って
移動させることにより行う。
【0026】画像形成部3は、電子写真プロセスを用い
て形成したトナー像を用紙上に転写する画像形成領域で
あり、像担持体としての光導電性感光層を表面に有する
感光体ドラム31、当該感光体ドラム31の表面を一様
帯電させる帯電器32、画像処理後の画像データに基い
て作動され、前記感光体ドラム31上を露光して静電荷
潜像を形成するための露光手段であるレーザー書込系3
3、前記感光体ドラム31上に形成される静電荷潜像を
反転現像してトナー画像を形成する画像形成手段である
現像器34、顕像化された前記トナー像を用紙上に転写
せしめる転写極35、トナー像が転写された用紙の裏面
からACコロナ放電を行い、前記感光体ドラム31上か
らの用紙の分離を促進する除電器36、および、転写工
程終了後の前記感光体ドラム31を清掃するためのクリ
ーニング手段37等を有する。
【0027】38は分離後の用紙を、加熱ローラ型の定
着装置9に向けて搬送する搬送ベルト、63は排紙ロー
ラである。
【0028】上記において、用紙上にトナー像を転写す
ることをもって画像形成とする場合、前記像担持体31
から転写極35までの構成部材が画像形成手段を構成し
ているといえる。
【0029】前記定着装置9は、加熱源Hを内蔵し、そ
の周囲を独立回転する定着上ローラ900と、前記定着
上ローラ900と圧接しながら回転する定着下ローラ9
03からなる定着処理手段を主要素とし、定着排出ロー
ラ61、用紙の搬送路の選択的な切り替えをする切替手
段(切替部材)としての機能と、搬送される用紙の挙動
を規制する規制部材としての機能を有する切替手段兼第
1規制部材(以下、場合に応じて切替手段、または、第
1規制部材といい、特に、図1の説明においては切替手
段、図2の説明においては第1規制部材という)62、
および、カール矯正手段等を一体的に有している。
【0030】前記カール矯正手段は搬送ローラ600の
手前の位置にあるが、スペースの問題から図1において
は割愛し、図2において本発明に係わる第2規制部材等
とともに示すこととする。
【0031】なお、図中のCは前記定着上ローラ900
の表面に接触して設けたクリーニングウェブで、例え
ば、装置作動中における適宜の時間間隔で図の左側に示
す巻き取り芯上に少しづつ巻き取られるようになってい
る。
【0032】上記構成による画像形成は、適宜の駆動手
段によって矢示の方向に回転する感光体ドラム31を帯
電器32により順次帯電した後、レーザー書込系33に
よるドット露光で原稿画像に対応した静電荷潜像を形成
し、現像器34により前記静電荷潜像をトナー像とな
し、その後、第2給紙手段としてのレジストローラ56
の回転開始により給送される用紙上に、前記転写極35
の作用を介して転写させることで達成される。
【0033】実際には、前記レジストローラ56に用紙
が到達している状態で、当該レジストローラ56の回転
開始に伴う給紙にタイミングを合わせて、前記感光体ド
ラム31上にトナー像を形成するためのプロセスを開始
するようになっている。
【0034】そのために、前記転写極35のある転写領
域でトナー像と用紙とが重畳するように、露光部から転
写極までの距離とレジストローラから転写極までの距離
を同一に設定するとともに、感光体ドラム31、レジス
トローラ56、転写前ローラ57の線速度を同一に設定
してある。
【0035】転写後の用紙は除電器36の作用により前
記感光体ドラム31上から分離され、前記定着装置9の
加熱・加圧作用を受けた後、機外に排出される。
【0036】一方、転写領域を通過した感光体ドラム3
1は更に回転を続け、クリーニング手段37によって残
留トナーが除去されて次の画像形成への準備がなされ
る。
【0037】構成の説明に戻って、用紙収納部4には、
用紙Pを積層状態で収納する給紙トレイ400、41
0、420が上下方向に配列してあり(用紙Pは給紙ト
レイ400においてのみ図示)、また、それぞれの給紙
トレイは、専用の給紙ローラ401、411、421と
重層防止用の分離手段である一対の分離ローラ403、
413、423とを一体的に引き出し可能に設けてあ
る。
【0038】給紙部5には、前記給紙トレイ400、4
10、420のそれぞれから前記画像形成部3へと用紙
Pを搬送するための搬送手段として、搬送ローラ対(以
下、搬送ローラともいう)R1、R2、R3、R4、R
5、R6を設けてある。
【0039】前記搬送ローラR1乃至R3は、プレレジ
ストローラとして前記給紙トレイ400、410、42
0と一体的に設けることが好ましく、本実施の形態にお
いては一体構成としてある。
【0040】PSはフォトセンサで、例えば、給紙トレ
イ400から給紙ローラ401により給紙された用紙P
が前記分離ローラ403の下流に設けてある前記搬送ロ
ーラ対R1に到達したか否かを検知する機能を有し、搬
送ローラR1の直前の位置に配設してある。
【0041】55は前記用紙Pの搬送方向にみて前記搬
送ローラR4の下流に設けた搬送ローラで、反転搬送部
8を介して再給紙される用紙の搬送路と、例えば、給紙
トレイ400から給紙される用紙の搬送路との合流部に
設けてある。
【0042】56は第2給紙手段としてのレジストロー
ラ、57は転写前ローラである。反転排紙・再給紙部6
は、転写・定着後の用紙Pを反転排紙したり、両面画像
形成モードに従って用紙Pを再給紙するための領域であ
り、前記定着排出ローラ61により排出された用紙Pを
そのまま機外へ排出する場合と、表裏反転させた後に排
出する場合と、用紙Pの裏面(第2面)に画像形成する
ために当該用紙Pを前記レジストローラ56に向けて再
給紙する場合とにおいて搬送路を切り替える切替手段
(既述)62を有している。
【0043】画像形成された用紙Pをそのまま、即ち、
今、転写した画像面を上側にしたまま排出する場合は、
前記切替手段62を図において一点鎖線で示す位置に保
持させ、また、画像形成された用紙Pの表裏を反転させ
て排出する場合は、前記切替手段62を図において実線
で示す位置に保持させて、前記定着排出ローラ61によ
り搬送される用紙Pを搬送ローラ600、610が付設
されている反転排紙・再給紙部6の搬送路中(部位)に
送り込み、後端が前記搬送ローラ600の手前位置に到
達するタイミングで前記ローラ群の作動を停止させ、し
かる後、前記搬送ローラ600の回転方向を前記と逆方
向に回転せしめることにより、前記切替手段62の左側
を通過せしめ、排紙ローラ63を介して、機外の排紙ト
レイ64へと排出する。
【0044】更に、第1面に引き続き用紙Pの第2面に
画像を形成する両面画像形成モードの場合は、前記切替
手段62を図において実線で示す位置に保持させ、定着
排出ローラ61により搬送される用紙を、排紙モータで
駆動される反転排紙・再給紙部6の各搬送ローラ60
0、610を介して反転搬送部8に送り込み、当該反転
搬送部8において用紙Pの表裏を反転させた後、前記レ
ジストローラ56に向けて送り出すことになる。
【0045】前記用紙Pの第2面に転写画像を得る間で
のプロセスは前述と同じであり、定着処理後の用紙Pの
排紙については、前記したいずれかの形態による。
【0046】なお、前記反転搬送部8は、前記搬送ロー
ラ610により搬送される用紙Pを更に右方向に送り込
み、その後端を挟持しているタイミングで回転停止した
後に逆回転するように駆動制御される搬送ローラ対80
0を有し、当該搬送ローラ対800の逆回転による左方
向への搬送途上から、上方に弧を描いた後に右方向に延
びる搬送路に沿って搬送される。
【0047】搬送ローラ対800を含む803、80
5、807、809、811は、前記反転搬送部8の搬
送路上に設けた複数の搬送ローラ対(以下、単に、搬送
ローラという)である。
【0048】図2は定着装置の主要部の構成を拡大して
示す説明用の図であり、図の右側が転写処理後の用紙の
入口にあたる。
【0049】なお、既出の部材(手段)と同じ部材(手
段)には同一の符号を付してあり、必要のない限り、重
複した説明は省略する。
【0050】図中、905および907は、入り口側の
上ガイドおよび下ガイドである。前述した定着上ローラ
900は、例えば、中空のアルミニウムからなる芯金上
にPFA層を設け、更に、その表面にフッ素コーティン
グを施した構成を有し、定着下ローラ903は鉄の芯金
上にシリコンゴム層を設けた構成を有する。
【0051】定着温度制御は、前記定着上ローラ900
の表面温度を温度センサで検知する公知技術を用いて行
うことができる。
【0052】前記した両定着ローラの出口側には、位置
固定の上ガイド部材910と、下ガイド部材920とが
対向配置してある。
【0053】913は上分離爪で、その先端は前記定着
上ローラ900の周面一部に対して近接、または、軽圧
接するように、不図示のコイルスプリングとストッパと
で制御してある。
【0054】また、前記上分離爪913は、前記定着上
ローラ900の長手方向に適宜の間隔をもって複数個設
けてある。
【0055】上記構成により、定着処理後の用紙が前記
定着上ローラ900に付着して上昇移動しても、前記上
分離爪913で用紙先端が定着上ローラ900の周面か
ら引き離され、当該上分離爪913の下腹部(ガイド
部)や前記上ガイド部材910のガイド斜面911に規
制されながら左方に送り出され、やがて、前記下ガイド
部材920のガイド部に支持されながら送り出されるよ
うになる。
【0056】前記下ガイド部材920は、位置固定の第
1部材921と垂直方向に可動な第2部材925とを有
する。
【0057】具体的には、前記第1部材921は前記定
着下ローラ903の側における垂直な壁の上部(上流側
エッジともいう)922から下流(図において左側)に
行くに従って上昇した後、略水平なガイド面に連なり、
端部(下流側エッジともいう)923で終わっている。
【0058】換言すれば、用紙の移動方向に見て上流側
エッジ922の高さ位置よりも下流側エッジ923の高
さ位置が高くなるように構成してある。
【0059】これは、前記第1部材921の上流側エッ
ジ922から始まる斜面ガイド面上に水蒸気が付着し、
水滴となって当該斜面ガイド面上に滞留することを極力
防止しうる角度を得るためであり、本実施の形態におい
ては、前記した斜面ガイド面と水平線とのなす角度を2
0度とした。
【0060】前記第1部材921は、金属、具体的には
鉄の板材からなり、絞り加工により形成した複数の段差
部や窪み等を斜面ガイド面(斜面のガイド部)に有し、
ニッケルメッキによる表面処理を施してある。
【0061】700は段差部、710は窪み、720は
隆起部を示す。925は第2部材で、断面で見て樋状の
形状を有し、かつ、全体が前記第1部材921よりも前
記定着下ローラ903側に位置するとともに、前記第1
部材921との間に設けたコイルスプリング750によ
り当該第1部材921と一体化してある。
【0062】また、前記第2部材925は、前記第1部
材921に対して垂直方向(上下方向)に動くことがで
きるように構成してある。
【0063】前記第2部材925の幅の狭い上辺は、前
記定着下ローラ903に近接する壁の上部(上流側エッ
ジともいう)926から下流に行くに従い上昇する斜面
を有し、端部(下流側エッジともいう)927で終わっ
ている。
【0064】前記第2部材925の上辺と水平線とのな
す角度は、本実施の形態においては約30度とした。
【0065】図から明らかなように、前記第2部材が上
昇位置(定位置)にあるとき、当該第2部材の下流側エ
ッジ927の高さ位置は、当該下流側エッジと対向する
関係にある前記第1部材921の上流側エッジ922の
高さ位置よりも高く、従って、両者間には間隙Sが形成
される。
【0066】前記間隙Sは、前記第1部材921のガイ
ド面から流れ落ちる水滴を前記第2部材925に流れ込
ませる機能を有する。
【0067】前記第2部材925に流れ込んだ水滴は適
宜のボトル等に回収する。また、前記第2部材925の
上流側エッジ926の高さ位置は、前記第1部材の上流
側エッジ922よりも低い高さ位置、換言すれば、前記
第1部材の斜面ガイド面の延長線上にある。
【0068】上記の如く、第1部材921および第2部
材925のガイド面は、それぞれにおいて上流側エッジ
(922、926)よりも下流側エッジ(923、92
7)の方が高さ位置が高く、下ガイド部材920として
見た場合でも、上流側エッジ926よりも下流側エッジ
923の方が高い位置にある。
【0069】929は下分離爪であり、その先端が前記
定着下ローラ903の周面一部に対して近接、または、
軽圧接するように、前記第1部材921および第2部材
925で支持している。
【0070】具体的には、前記第1部材921に設けた
係止部材(分離爪の上部側の肉厚が薄い部分を利用して
突出させ、上部側の厚さよりも厚く形成してある基部側
は突出できないように間隔を以て設けた2個の突片部材
で図4において、724で示されている)と前記第2部
材925の樋状の底辺との間に落とし込み、前記部材間
に設けた前述のコイルスプリング750の作用で前記下
分離爪929の底部を前記第2部材925で押し上げ、
分離爪の基部側の一部と前記係止部との係止を介して所
定の姿勢を保たせる。
【0071】前記下分離爪929は、前記定着下ローラ
903の長手方向に適宜の間隔をもって複数個設けてあ
る。
【0072】なお、本実施の形態における前記下分離爪
929の頂部(上辺)は、前記第2部材925の上辺が
占める用紙搬送方向における領域をほぼ覆う大きさを有
し、かつ、高さ位置も高く、また、下流に行くに従って
上昇する斜面を形成する。
【0073】61は定着排出ローラ、62は前記切替手
段兼第1規制部材(以下、前述したように図2の説明に
おいては第1規制部材という)で、当該第1規制部材6
2は、図において定着処理後の用紙を反転排紙または再
給紙のための部位に向ける位置にある。
【0074】換言すれば、定着処理後の用紙は上下のガ
イド部材910、920にガイドされ、ほぼ同じ高さ位
置にニップ部を有する定着排出ローラ61を介して搬送
され、前記第1規制部材62上の用紙を規制するための
1つの規制面(ガイド面と同義)620と、前記第1規
制部材62と対向して設けた第2規制部材65の規制面
650により規制されながら、弧を描く格好で左斜め下
方向(搬送方向にみて、前方斜め下方向)に導かれ、両
規制部材の下方(下流)に設けたカール矯正手段68の
所定位置に向けて所定角度で進入する。
【0075】前記第1規制部材62の規制面620は下
側の前記定着排出ローラ61とも対向する長さを有して
いる。
【0076】前記第1規制部材62、および、前記第2
規制部材65の規制面で形成される用紙の搬送路は、入
り口660が広く、出口663に向かうに従って狭くな
るように構成してある。
【0077】これは、定着処理時に多少のカールがつい
た用紙を容易に受け入れるとともに、徐々に、用紙の送
り出し方向を所定方向に定めるためである。
【0078】また、前記第2規制部材65の出口側端は
前記第1規制部材62の出口側端よりも突出した長さを
有するが、これに拘束されるものではない。
【0079】前記第1規制部材62、および、第2規制
部材65は、ともにPBT(ポリブチレンテレフタレー
ト)樹脂からなる成型品である。
【0080】本実施の形態において、用紙と接触する機
会が多い前記第2規制部材65は、複数、できれば3つ
以上に分割されたもの(これを規制部品という)を幅方
向(図の表裏方向の意)に配列したことからなり、前記
第1規制部材62の規制面620と前記第2規制部材6
5の規制面650とで形成する間隙を、幅方向にみて、
端部よりも中央部の方が大きくなるように構成してあ
る。
【0081】全規制部品の断面形状は、図示の如くに、
釣り鐘を半分にしたような形状であり、実質的に同一サ
イズの断面形状を有する。
【0082】68はカール矯正手段で、可回転のスポン
ジローラ680と、固定して設けたステンレス(SU
S)の丸棒からなる押圧部材690とを備えており、前
記押圧部材690の外周一部を前記スポンジローラ68
0の外径よりも内側にくい込ませた構成としてある。
【0083】上記構成に加えて、定着ローラ(900、
903)の線速度よりも大きい線速度で前記スポンジロ
ーラ680を回転駆動することにより、進入してくる用
紙をしごき、カールを矯正する。
【0084】ここでカール矯正手段の近傍の構成を拡大
して示す模式図である図3を参照するに、第1規制部材
62の規制面620は用紙の進入側における弧面と出口
側における平面とで形成され、その平面の延長線(二点
鎖線で示す)があたるスポンジローラ680の周面上の
位置681は、送り込まれてくる用紙の先端が当接する
に適した領域の一端側位置である。
【0085】具体的には、前記スポンジローラ680の
中心と、当該スポンジローラと前記押圧部材690との
押圧開始位置(スポンジローラの回転方向に見て、押圧
部材と接触している上流側端の意であり、用紙が進入す
る側のスポンジローラと押圧部材との接触端である)6
91とを結んでできる基準線Kから右側に5度傾いた前
記スポンジローラの周面上の位置681である。
【0086】また、前記第2規制部材65の規制面65
0は用紙の進入側における弧面と出口側における平面と
で構成され、その平面の延長線(二点鎖線で示す)があ
たるスポンジローラ680の周面上の位置683は、送
り込まれてくる用紙の先端が当接するに適した領域の他
端側位置である。
【0087】具体的には、前記基準線Kから右側に10
度傾いた前記スポンジローラの周面上の位置683であ
る。
【0088】換言すれば、用紙の先端は押圧開始位置6
91に向けられるのではなく、前記基準線Kから5度以
上10度以下の角度範囲にある前記スポンジローラの周
面上に当接するように規制されることが望ましい。
【0089】前記角度が5度未満であると用紙の先端が
押圧部材690にぶつかりやすく、押圧開始位置から始
まるニップ部に送り込むことが困難となり、紙詰まりを
生じたり、用紙が波打ち状態になったり、角折れを生じ
易くなる。
【0090】また、前記角度が10度を越えると、用紙
の先端両コーナが折れたり、紙詰まりを引き起こし易く
なる不具合がある。
【0091】上記のような不具合は、特に、定着処理等
により両サイドがカールした用紙の場合に多く見られ
る。
【0092】なお、本実施の形態において、前記スポン
ジローラ680はゴム硬度2度乃至12度(Asker
Cの測定法による)、前記押圧部材690のスポンジ
ローラ680に対するくいこみ量(スポンジローラのつ
ぶし量の意で、正規の外径から押し込んだ位置までの
量)は最深部で2.0mm、スポンジローラの直径は2
0.3mm、押圧部材の直径は8mm、定着ローラの線
速度は320mm/s、スポンジローラの線速度325
乃至329mm/s、定着ローラの定着制御温度は17
5℃〜205℃とした。
【0093】ゴム硬度は柔らかいほど潰しやすく、しご
きの効果も大きいが上記範囲のものが、取り扱い性がよ
く、線速度の管理もしやすいことから好適である。
【0094】図4は第2規制部材、下ガイド部材、およ
び、定着排出ローラを含んだ模式的平面図で、特に、第
2規制部材の構成を説明するための図である。
【0095】図中、既出の部材(手段)と同一の部材
(手段)については同じ参照符号を付してある。
【0096】651、652、653、654は第2規
制部材65を構成する分割した規制部品で、支持体65
7上の幅方向(図における左右方向)に一列に固定配置
してある。
【0097】位置固定ならびに位置規制は、例えば、前
記支持体657に孔を穿つとともに、前記部品651乃
至654のそれぞれの一方端部に突起を設け、両者を嵌
合させ、調整した後、ビスで固定することにより達成す
ることができる。
【0098】隣接する規制部品は適宜の間隔を以て設け
てあり、また、左右端部における前記規制部品651、
654の規制面における最下端は二点鎖線で示す基準線
655上に位置するが、中央部の規制部品652、65
3の規制面における最下端は、前記基準線655よりも
退避した位置に位置づけてある。
【0099】換言すれば、図2に示される第1規制部材
62の規制面620に対して、端部の規制部品651、
654の規制面を近くに、一方、中央部の規制部品65
2、653の規制面を遠くに位置づけて、搬送路の幅方
向における広さを中央部が広くなるように構成してあ
る。
【0100】以上のように、第2規制部材65を分割し
たのは、第2規制部材65が1つの樹脂部材でできてい
る場合に、幅方向に生じる熱膨張に基づく反りを軽減す
るためであり、また、中央部の規制部品の位置を端部の
規制部材の位置よりも遠ざけたのは、前記幅方向と直交
する方向にも熱膨張が生じ、特に中央部にその影響が大
きく出ることを究明したからであり、以て、用紙の搬送
における不具合を抑制できる。
【0101】前記規制部材652、653の前記基準線
655に対する退避距離は適宜に決定できるが、本実施
の形態においては、約0.5mmとした。
【0102】定着排出ローラ61は輪切り形状をなし、
軸605上に固定されている。また、下ガイド部材92
0を構成する第1部材921は金属の板材からなり、絞
り加工により形成された複数の段差部700、複数の窪
み710および複数の隆起部720を長手方向に有す
る。
【0103】ここで、「段差部」とは、斜面ガイド面9
28内の下流位置から上流側に向かって延び、上流側エ
ッジ922を含む領域(底面が上流側エッジまで含んで
いる意)にわたって形成した窪みである。
【0104】また、「窪み」とは、斜面ガイド面928
の領域内に形成した凹部(陥没部)であり、「隆起部」
とは、加工前の斜面ガイド面を基準としたとき、前記段
差部700および前記窪み710が形成される側と反対
側に形成された突出部で、前記斜面ガイド面928の領
域内にある。
【0105】前記段差部700は前記下分離爪929と
位相をズラした位置に設けてあり、前記窪み710は前
記下分離爪とほぼ位相が同じ位置に設けてあり、更に、
前記隆起部720は前記段差部および窪みの左右に設け
てある。
【0106】724は前記第2部材925と協同して前
記下分離爪を支持するための係止部材で前記第1部材の
一部で構成してあり、また、750はコイルスプリング
で、前記第1部材921と第2部材925とを相対的移
動可能に一体化せしめる要素であり、これらについては
図2の説明において言及した。
【0107】次に、図3、図4の構成を念頭におきなが
ら図2の構成におけるプロセスについて簡略に述べる。
【0108】転写処理後の用紙Pが入り口側のガイド9
05、907に規制されながら搬送され、次いで定着上
ローラ900と定着下ローラ903とにより加熱、加圧
作用を受けると、当該用紙P上で像を形成しているトナ
ー粉末が溶融され、用紙P上に定着される。
【0109】定着処理後の用紙Pの先端は、例えば、下
分離爪929あるいは上分離爪913等の作用を受けな
がら送り出され、第1規制部材62、および、第2規制
部材65で規制されて、カール矯正手段を構成するスポ
ンジローラ680の周面上、所定領域に当接する。
【0110】しかる後、前記スポンジローラ680の回
転により搬送され、押圧部材690とのニップ部に送り
込まれ、しごき作用(カール矯正作用)を受け、反転排
紙・再給紙部6の所定部位に向けて送り出される。
【0111】本実施の形態においては、用紙搬送路の切
替手段を第1規制部材として兼用したが、切替手段と第
1規制部材とを別部材で作ることができることは言うま
でもなく、また、スポンジローラの硬度やサイズ(直
径)、スポンジローラの潰し量、押圧部材のサイズ(直
径)、定着ローラとスポンジローラの線速度等も適宜決
定できる。
【0112】
【発明の効果】定着に関連した熱の影響を受け易い場所
にある規制部材の構成を改良し、カール矯正手段に対す
る用紙の送り込みを安定して実施することができるよう
にしたので、用紙の巻癖矯正、および、それに伴う用紙
の第2面に対する良好な画像形成を可能とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル式複写機からなる画像形成装置の構成
を示す模式図である。
【図2】定着装置の主要部の構成を拡大して示す説明用
の図である。
【図3】カール矯正手段の近傍の構成を拡大して示す模
式図である。
【図4】第2規制部材、下ガイド部材、および、定着排
出ローラを含んだ模式的平面図である。
【符号の説明】
1 自動原稿送り装置 6 反転排紙・再給紙部 62 切替手段兼第1規制部材 65 第2規制部材 68 カール矯正手段 9 定着装置 900 定着上ローラ 903 定着下ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 15/20 102 G03G 15/20 102

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、前記像担持体上にトナー画
    像を形成する画像形成手段と、前記像担持体上に形成さ
    れるトナー像を転写材上に転写させる転写手段と、前記
    トナー像を前記転写材に定着させる定着上ローラと定着
    下ローラを含む定着処理手段とを有する画像形成装置に
    おいて、 可回転のスポンジローラと、当該スポンジローラの周面
    一部を押圧する円弧部を有する固定の押圧部材とを含む
    カール矯正手段を前記定着処理手段の下流に設けるとと
    もに、 前記スポンジローラの中心と、当該スポンジローラと前
    記押圧部材との押圧開始位置を結んでできる基準線から
    5度以上10度以下の範囲にある前記スポンジローラの
    周面上に前記転写材の先端を導く規制手段を設けた、 ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記スポンジローラのゴム硬度は2度以
    上12度以下であることを特徴とする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 定着処理後の転写材を反転排紙・再給紙
    する反転排紙・再給紙機構を前記カール矯正手段の下流
    に有し、前記規制手段は、定着処理後の前記転写材を前
    記反転排紙・再給紙機構に向けることができる搬送路切
    替部材を含むことを特徴とする請求項1に記載の画像形
    成装置。
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