JP4593485B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents

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本発明は、用紙後処理装置に係り、特に用紙後端の引っ掛りを軽減する用紙後処理装置に関する。
画像形成装置で画像形成された用紙は、用紙後処理装置に送られ、ソートあるいはステイプルといった後処理が施されている。用紙後処理装置内では、後処理の種類や、処理枚数に応じて、搬送ルートが選ばれる。例えば、用紙の一端側を引き込んで、用紙の縦方向あるいは横方向を整合してから、排出口側に搬送している。
一般的に、用紙後処理装置内の搬送ルートには、用紙の搬送を円滑に行うためのガイド部材が配設されている。(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−279160号公報
一般的に、画像形成装置本体で画像形成され用紙後処理装置に受け入れられた用紙は、コシの強さ、曲がりの程度等が一様でない。一方、用紙搬送方向に対するガイド部材の断面形状は、用紙幅に亘って、略同じ形状であった。
このため、用紙が搬送される隙間が略用紙幅に亘って同じなり、用紙の特に後端が、引っ掛りや捲れてジャミングするという問題点があった。
そこで、本発明は上記課題を解決するものであり、後端両端の引っ掛りや捲れ等を防止する用紙後処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態によれば、画像形成装置で画像形成された用紙を受け入れ、ステイプル、ソート等の後処理を行う用紙後処理装置であって、
用紙搬送方向に対して略直角を成して配設され、搬送されてきた前記用紙を一端側から引き寄せて、次段の搬送ルートに案内し、その中央部から両端部にいくにしたがって、前記用紙が接触する部分が後退して形成されたガイド部材を備えたことを特徴とする用紙後処理装置が提供される。
また、本発明の別の一実施形態によれば、画像形成装置で画像形成された用紙を受け入れ、ステイプル、ソート等の後処理を行う用紙後処理装置であって、
用紙搬送方向に対して略直交して配設され、搬送されてきた前記用紙を一端側から引き寄せて、次段の搬送ルートに案内するもので、前記用紙の中央部で先に接触し、前記用紙の両端側は、搬送下流側方向に後で接触するような断面形状に形成されたガイド部材を備えたことを特徴とする用紙後処理装置が提供される。
前記ガイド部材は、中央部と両端部にリブが形成されており、中央部のリブのみが前記用紙に接することを特徴とする。
本発明によれば、用紙の引っ掛りや捲れ等を防止でき、進行方向下流側で用紙両端を慣らし押さえ込んで後段の後処理工程に送ることが出来る。
また、上カールした用紙でも用紙両端を慣らし押さえ込んで、後段の後処理工程に送ることが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、各図において同一箇所については同一の符号を付すとともに、重複した説明は省略する。図1は本発明の一実施形態に係る用紙後処理装置7の要部を示す斜視図、図2は複写機等の画像形成装置5に隣接配置した用紙後処理装置7を示す概略構成図である。
この用紙後処理装置7は、基本的に待機トレイ10、処理トレイ12、ステイプラ14、第1の排紙トレイ16、第2の排紙トレイ18とからなる。
複写機等の画像形成装置5にて画像形成され、一対の排紙ローラ6から排紙されてくる用紙Pは、一対の入口ローラ22で受け取られ、一対の給紙ローラ24に供給され、給紙ローラ24から待機トレイ10に送られる。入口ローラ22は入口ローラモータ26で駆動される。入口ローラ22から待機トレイ10までの間には用紙Pを給紙ローラ24に導くペーパーパス天井36が設けられる。入口ローラ22は、上入口ローラ22a、下入口ローラ22bからなる。給紙ローラ24も上給紙ローラ、下給紙ローラからなる。
待機トレイ10の下方には、待機トレイ10上から落下供給される用紙Pを積載する処理トレイ12が配置される。
処理トレイ12は、後処理を行う処理機構であるステイプラ14により用紙Pをステイプル処理する間、積載される用紙Pを整合支持する。
図3に示すように、ステイプラ14はステイプル駆動部49により位置決めされ、ステイプル処理を制御される。処理トレイ12は、待機トレイ10から落下供給される複数枚の用紙Pを搬送方向である縦方向に整合する、図6に示す上下一対の上縦整合ローラ38aと下縦整合ローラ38bとを有する。上下縦整合ローラ38a、38bは、ステイプル処理終了後の用紙束Tを挟持してステイプラ14から取り出す束搬送ローラを兼用する。上縦整合ローラ38aは縦整合上ローラモータ40により駆動され、下縦整合ローラ38bは縦整合下ローラモータ42により駆動される。
また、用紙Pが処理トレイ12に落下供給される際に用紙P後端が落下する位置には、処理トレイ12に載置される最上位の用紙Pを縦方向に整合するための回転可能なパドル44が配置される。パドル44は、図7に示すように処理トレイ12上に落下供給される用紙Pの受け部44a、処理トレイ12上に用紙Pをはたき落とすはたき部44b、処理トレイ12上の用紙Pを整合する送り部44cを有し、パドルモータ46により駆動される。パドル44は、ゴム材から成り弾性を有する。
次にガイド部材について説明する。図8は、ガイド部材近傍を説明するための斜視図である。また、図9はガイド部材近傍を示す略正面図で、図10はガイド部材近傍を示す略断面図である。
図8乃至図10に示されるように、用紙搬送方向に対して略直交してガイド部材52が配設されている。このガイド部材52は、搬送されてきた用紙を一端側、例えば後端から引き寄せて、次段の搬送ルートに案内するものである。ガイド部材52は、その中央部52aから両端部52bにいくにしたがって、用紙が接触する部分が後退して形成されている。換言すれば、ガイド部材52は、用紙の中央部で先に接触し、用紙の両端側は、搬送下流側方向に後で接触するような断面形状に形成されている。尚、図10に示されるように、ガイド部材52の下端では、中央部52a、両端部52b共、平らな形状となっている。
一般的に、複雑な形状の板金加工、あるいは絞り加工を施した場合には、いわゆるスプリングバックへの対応が欠かせない。そこで、ガイド部材52には、中央部と両端部にリブが形成されている。中央部のリブ52cのみが用紙に接して、用紙のガイドとなると共に、ガイド部材の形状を安定化させる役目を果たしている。両端部に形成されるリブ52dは、主としてガイド部材の曲げ形状を安定化させるものである。
処理トレイ12のステイプラ14側の端部には、用紙P後端を当接して後端位置を規制するストッパ45が設けられる。処理トレイ12の略中央には、ステイプル処理され、上下縦整合ローラ38a、38bによりステイプラ14から取り出された用紙束Tを第1あるいは第2の排紙トレイ16、18迄搬送する搬送ベルト50が設けられる。搬送ベルト50には、用紙束Tの後端を引っ掛ける送り爪50aが取着されている。
図2に示すように、待機トレイ10は、用紙Pを処理トレイ12に落下供給可能である一方、用紙Pを第1あるいは第2の排紙トレイ16、18方向に搬送可能となっている。排紙トレイ16、18方向への用紙Pの搬送は、用紙Pの整合を行う待機トレイローラ28を待機トレイ10上の用紙Pに接触して行う。待機トレイローラ28は、待機トレイローラ駆動源30により上下移動を制御される。
待機トレイ10は用紙Pの先端が後端より高くなる状態で用紙Pを支持するために傾斜角度θ1となるよう配置される。第1あるいは第2の排紙トレイ16、18は排紙トレイ駆動部52により昇降されて、いずれかを選択される。第1あるいは第2の排紙トレイ16、18は用紙Pの積載時に待機トレイ10あるいは処理トレイ12と略同じ高さに昇降して、排紙される用紙Pの整合性向上を図っている。また第1あるいは第2の排紙トレイ16、18は用紙Pの先端が後端より高くなる状態で用紙Pを支持するために傾斜角度θ2となるよう配置される。
待機トレイ10から処理トレイ12に達するまでの間には、待機トレイ10上の用紙Pを処理トレイ12に落下供給する際に、用紙Pが、搬送方向と直交する横方向に乱れるのを防止して横整合を行う、図8に示す横整合板47a、47bが設けられる。横整合板47a、47bは、横整合モータ48により用紙Pの幅に合わせるようスライド可能に形成されている。
次に作用について述べる。画像形成装置5にて画像形成され排紙ローラ6から用紙Pが供給されると、用紙後処理装置7は、用紙Pの後処理をする場合としない場合、あるいは先行する用紙Pが後処理を実行中であるか後処理を終了したかにより異なる操作を行う。
後処理をしない場合、例えば第1の排紙トレイ16は図2に点線で示す位置にスライド移動していて、待機トレイ10から排紙される用紙Pを整合性良く積載可能となっている。後処理をしない場合には、入り口ローラ22からペーパーパス天井36を介して給紙ローラ24に搬送された用紙Pは、給紙ローラ24により待機トレイ10に給紙される。次いで用紙Pは、待機トレイ10上に降下され矢印f方向に回転される待機トレイローラ28により搬送され第1の排紙トレイ16に排紙される。
このようにして第1の排紙トレイ16上には順次用紙が積載される。第1の排紙トレイ16は傾斜角度がθ2となるよう配置されていて、用紙先端が後端より高くなっていることから、例えば用紙Pが図9に点線で示す様に山なりにカールした状態で第1の排紙トレイ16上に排紙されたとしても、先行して第1の排紙トレイ16上に載置される用紙Pが後続の用紙Pの先端との接触により押し出されることがない。即ち、排出された用紙Pは順番が狂うことなく順次第1の排紙トレイ16上に載置される。また、先行する用紙Pが後続の用紙Pに押されて多少位置ずれを生じたとしても、傾斜角度θ2があることから、用紙Pは自重により落下して、第1の排紙トレイ16上にて後端が揃った状態に整合して積載される。
ここで、画像形成装置5で画像形成された用紙を受け取り、ステイプル、ソート等の後処理を行わない場合、用紙後処理装置7から排紙される用紙が所定枚数になるまで排紙トレイ16,18は一切の上下動作は行わないようになっている。排紙される用紙枚数は、例えば用紙の上面を検知する用紙上面検知センサ(図示せず)により、計数することができる。
排紙トレイ16,18に積載された用紙が、所定枚数に達した場合は、排紙トレイ16,18の上下動作を行い、用紙後処理装置7の用紙排出口(図示せず)への用紙後端残りを回避し、正確な上面検知を行う。
尚、所定枚数到達後、用紙上面検知センサが所定時間以上、例えば5msec以上、ON状態となるまで、排紙トレイ16,18の静止状態を維持させておくのが好適である。一般的に、各種センサ等のアクチュエータは、不感帯の存在が避けられないからである。
ここで、用紙の上面を検知するのは、排紙トレイ16,18の積載可能枚数を超えないように管理するとともに、排紙トレイ16,18の現在の可動位置を把握するためである。
上記した設定枚数は、用紙後処理装置7の出荷時にデフォルトとして、例えば40枚と設定しておいてもよいし、ユーザにおいて、設定可能とすることもできる。
排紙トレイ16,18の上下動作のストローク量は、少なくとも50mm程度とする。ストローク量が少なすぎる場合には、用紙後端の引っ掛りが外せないからである。一方、ストローク量が多すぎる場合には、排紙トレイ16,18の上下動作に時間を要し、生産性が悪くなる。
排紙トレイ16,18の上下動作のストローク量は、用紙後処理装置7の出荷時にデフォルトとして設定しておいてもよいし、ユーザにおいて、設定可能とすることもできる。
排紙トレイ16,18の上下動作は上昇時より下降時の方が速いことが好適である。用紙がより早く排紙トレイ16,18に落下するからである。
次に、後処理であるステイプル処理を行う場合であって、処理トレイ20上に先行してステイプル処理を実行中の用紙Pがない場合について述べる。
この場合、待機トレイ10は、用紙Pを処理トレイ12上に落下供給する。また図7に示すように、横整合板47a、47bは落下される用紙Pの横方向を整合するために、横整合板47a、47bの間が略用紙Pと同じ幅になるよう配置される。これにより、給紙ローラ24により給紙される用紙Pは、待機トレイ10を経由して処理トレイ12上に落下供給される。
落下供給時、上縦整合ローラ38aは上方に退避されていて、パドル44の受け部44aが用紙P後端を受ける。用紙Pの両側は、横整合板47a、47bに接触しながら落下して、横方向を整合される。次いでパドル44は矢印o方向に回転して、受け部44aから用紙P後端を落下し、はたき部44bにより処理トレイ12上にはたき落とす。更にパドル44は、送り部44cにより用紙Pを矢印q方向に送り、用紙P後端をストッパ45に当接して用紙Pの縦方向の整合を完了する。尚、処理トレイ12上での用紙Pの縦方向の整合は、上縦整合ローラ38aをその都度上下して上縦整合ローラ38aにより行うようにしても良い。
このようにして、画像形成された用紙Pを順次横方向及び縦方向に整合しながら、給紙ローラ24から待機トレイ10を経由して処理トレイ12に積載する。用紙Pが所定枚数に達したら、ステイプラ14は所望の位置にて処理トレイ12上の用紙Pをステイプルして束状にして用紙束Tを形成する。この後、上縦整合ローラ38aを用紙束上に降下して、矢印r方向に回転する上縦整合ローラ38a及び矢印s方向に回転する下縦整合ローラ38bにより用紙束Tを挟持し、第1の排紙トレイ16方向に束搬送する。
用紙束Tの後端は、上下縦整合ローラ38a、38bを通過すると、矢印t方向に回転される搬送ベルト50の送り爪50aに引っ掛けられ第1の排紙トレイ16上に束出しされる。
この時、第1の排紙トレイ16は、図2に点線で示す位置から実線で示す位置にスライド移動されている。第1の排紙トレイ16は傾斜角度がθ2となるよう配置されていて、用紙先端が後端より高くなっていることから、先行して第1の排紙トレイ16上に束出しされた用紙Pが後続の用紙束Tの先端との接触により押し出されることがない。また、先行する用紙束Tが後続の用紙Pにより多少位置ずれを生じたとしても、傾斜角度θ2があることから、用紙束Tは自重により落下して、第1の排紙トレイ16上にて後端が揃った状態に整合して積載され用紙Pのステイプル処理を完了する。
次に、後処理であるステイプル処理を行う場合であって、処理トレイ20上に先行してステイプル処理を実行中の用紙Pが残っている場合について述べる。
この場合、待機トレイ10にあっては、用紙Pを支持可能となっている。また、待機トレイローラ28は、用紙Pの妨げとならないよう待機トレイ10上方に退避されている。画像形成装置5から排出され給紙ローラ24により供給される用紙Pは、処理トレイ12が空くのを待つために、一旦待機トレイ10上に載置される。
待機トレイ10に載置された用紙Pは、矢印f方向と反対方向に回転される待機トレイローラ28により縦整合される。更に待機トレイ10は傾斜角度がθ1となるよう配置されていて、用紙先端が後端より高くなっていることから、用紙Pは、自重によっても縦整合する。
また、待機トレイ10は傾斜角度がθ1となるよう配置されていることから、例えば用紙Pが山なりにカールした状態で給紙ローラ24から供給され待機トレイ10上に給紙されたとしても、先行して待機トレイ10上に載置される用紙Pが後続の用紙Pの先端との接触により押し出されることがない。即ち、供給された用紙Pは順番が狂うことなく順次待機トレイ10上に載置される。また、先行する用紙Pが後続の用紙Pに押されて多少位置ずれを生じたとしても、傾斜角度θ1があることから、用紙Pは自重により落下して、待機トレイ10上にて後端が揃った状態に整合して積載される。
この間に処理トレイ12上の先行する用紙Pが第1の排紙トレイ16側に排出されて処理トレイ12が空になると、待機トレイ10は、用紙Pを処理トレイ12上に落下供給する。この時、横整合板47a、47bの両者の間隔は、用紙Pと略同じ幅になるよう配置されている。従って待機トレイ10から落下される用紙Pは、両側を横整合板47a、47bに規制されて、横方向を整合される。
処理トレイ12に落下された2枚の用紙Pの下側の用紙Pは、矢印s方向と反対方向に回転される下縦整合ローラ38bにより矢印q方向に送られて、用紙P後端をストッパ45に当接して用紙Pの縦方向の整合を完了する。処理トレイ12に落下された2枚の用紙Pの上側の用紙Pは、矢印r方向と反対方向に回転される上縦整合ローラ38aにより矢印q方向に送られて、用紙P後端をストッパ45に当接して用紙Pの縦方向の整合を完了し、この後上縦整合ローラ38aは上方に退避される。
画像形成装置5から排出される3枚目以降の用紙Pは、待機トレイ10上に待機されることなく、直接処理トレイ12上に落下供給される。この後3枚目以降の用紙Pは、パドル44により先に処理トレイ12上に積載される用紙P上に順次整合される。
処理トレイ12上に積載される用紙Pが所定枚数に達すると、ステイプラ14によりステイプル処理され用紙束Tを形成される。この後用紙束Tは上下縦整合ローラ38a、38bにより第1の排紙トレイ16方向に束搬送され、更に後端が搬送ベルト50の送り爪50aに引っ掛けられて、第1の排紙トレイ16上に束出しされ、用紙Pのステイプル処理を完了する。
待機トレイから処理トレイへの用紙搬送の際、用紙の整列性を乱すことなく、静粛な動作で速やかな動きをすることができるので、用紙後処理のスループットをあげることができる。
また、待機トレイ10に傾斜角度θ1を持たせることにより、待機トレイ10上で用紙Pを自重により整合可能となり、更に先行して載置されていた用紙Pが後続の用紙Pにより押し出される恐れが無く、待機トレイ10上での用紙Pの整合性を高められ、用紙Pのジャムを防止でき更に待機トレイ10上の用紙の載置の順番の狂いを防止できる。同様に第1あるいは第2の排紙トレイ16、18に傾斜角度θ2を持たせることにより、第1あるいは第2の排紙トレイ16、18に先行して載置されていた用紙Pあるいは用紙束Tが後続の用紙Pあるいは用紙束Tにより押し出される恐れが無く第1あるいは第2の排紙トレイ16、18上での用紙Pの整合性を高められ、用紙Pのジャムを防止でき更に第1あるいは第2の排紙トレイ16、18上の用紙Pあるいは用紙束Tの載置の順番の狂いを防止できる。
上記した実施の形態によれば、ガイド部材52は、その中央部52aから両端部52bにいくにしたがって、用紙が接触する部分が後退して形成され、用紙の中央部で先に接触し、用紙の両端側は、搬送下流側方向に後で接触するような断面形状に形成されているので、用紙の引っ掛りや捲れ等を防止でき、進行方向下流側で用紙両端を慣らし押さえ込んで後段の後処理工程に送ることが出来る。
また、上カールした用紙でも用紙両端を慣らし押さえ込んで、後段の後処理工程に送ることが出来る。
本発明は上記した実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることは言うまでもない。
なお、本発明において処理トレイに積載された用紙に行う後処理は、ステイプル処理を記載してある。しかしながら、この後処理はステイプルを行う場合に限定されず、例えば用紙にホールパンチ(穴あけ)処理を行うといった後処理でも問題ない。この場合、処理トレイに積載された用紙は、複数枚でなく一枚の用紙であっても何ら問題ない。またそのような後処理機構を有した後処理装置に対しても、本発明は効果を発揮するのは言うまでもない。
本発明の一実施形態に係る用紙後処理装置の要部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る用紙後処理装置を示す概略構成図である。 本発明の一実施形態に係る用紙後処理装置のステイプラを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る縦整合ローラを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係るパドルを示す説明図である。 本発明の一実施形態に係る横整合板及び搬送ベルトを示す概略斜視図である。 本発明の一実施形態に係る待機トレイあるいは排紙トレイ上の用紙が押し出される状態を示す説明図である。 ガイド部材近傍を説明するための斜視図である。 ガイド部材近傍を示す略正面図である。 ガイド部材近傍を示す略断面図である。
符号の説明
5・・・画像形成装置、7・・・用紙後処理装置、10・・・待機トレイ、12・・処理トレイ、14・・・ステイプラ、16・・・第1の排紙トレイ、18・・・第2の排紙トレイ、22・・・入口ローラ、22a・・・上入口ローラ、22b・・・下入口ローラ、24・・・給紙ローラ、26・・・入口ローラモータ、28・・・待機トレイローラ、30・・・待機トレイローラ駆動源、32・・・待機トレイローラモータ、33・・・ベルト、34…待機トレイモータ、36・・・ペーパーパス天井、38a・・・上縦整合ローラ、38b・・・下縦整合ローラ、40・・・縦整合上ローラモータ、42・・・縦整合下ローラモータ、44・・・パドル、45・・・ストッパ、46・・・パドルモータ、47・・・横整合板、48・・・横整合モータ、49・・・ステイプル駆動部、50・・・搬送ベルト、50a・・・送り爪、52・・・ガイド部材。

Claims (4)

  1. 画像形成装置で画像形成された用紙を受け入れ、ステイプル、ソート等の後処理を行う用紙後処理装置であって、
    用紙搬送方向に対して略直交して配設され、搬送されてきた前記用紙を一端側から引き寄せて、次段の搬送ルートに案内するもので、該中央部から両端部にいくにしたがって、前記用紙が接触する部分が後退して形成されたガイド部材を備えたことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 画像形成装置で画像形成された用紙を受け入れ、ステイプル、ソート等の後処理を行う用紙後処理装置であって、
    用紙搬送方向に対して略直交して配設され、搬送されてきた前記用紙を一端側から引き寄せて、次段の搬送ルートに案内するもので、前記用紙の中央部で先に接触し、前記用紙の両端側は、搬送下流側方向に後で接触するような断面形状に形成されたガイド部材を備えたことを特徴とする用紙後処理装置。
  3. 前記ガイド部材は、中央部と両端部にリブが形成されており、中央部のリブのみが前記用紙に接することを特徴とする請求項1又は2記載の用紙後処理装置。
  4. 前記ガイド部材は、ニッケルメッキ処理されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
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