JP2008214101A - 用紙後処理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数ある移動可能な用紙積載トレイの、下段側トレイに積載された用紙も取り易い用紙後処理装置を提供する。
【解決手段】昇降自在に形成され、後処理後に処理トレイを経由して排出される用紙を積載する上段側の排紙トレイと、昇降自在に形成され、後処理後に処理トレイを経由して排出される用紙を積載し、かつ、上段側の排紙トレイの下方に配設され、上段側の排紙トレイに積載可能な用紙よりも大きいサイズの用紙を積載可能な下段側の排紙トレイを配設する。
【選択図】図3
【解決手段】昇降自在に形成され、後処理後に処理トレイを経由して排出される用紙を積載する上段側の排紙トレイと、昇降自在に形成され、後処理後に処理トレイを経由して排出される用紙を積載し、かつ、上段側の排紙トレイの下方に配設され、上段側の排紙トレイに積載可能な用紙よりも大きいサイズの用紙を積載可能な下段側の排紙トレイを配設する。
【選択図】図3
Description
本発明は、複写機やプリンタ、複合機等の画像形成装置に関し、特に、画像形成後に排出される用紙の後処理を行う用紙後処理装置に関する。
画像形成された用紙を装置内に受け入れてステイプル処理や穿孔処理等を選択的に施すようにした用紙後処理装置が提供されている(例えば、特許文献1参照。)。用紙後処理装置からは、後処理された用紙が排出されるが、排出された用紙を多数枚積載可能な上段トレイ及び下段トレイを備えている。
また、上段トレイ及び下段トレイは、排出された用紙の端面が用紙後処理装置側において整合されるように、所定の角度で傾斜されて配置されている。
上段トレイ及び下段トレイは、いずれも上下方向に可動となっており、ユーザが利用するジョブの内容、例えばコピー、ネットワークプリンタ、ファクシミリ等に応じて使い分けている。そこで、上段トレイであってもロングサイズの用紙を積載可能となっている。
特開2002−226118号公報
ところが、上段トレイにロングサイズの用紙が積載された場合、下段トレイに積載された用紙を取り出す際、上段トレイのロングサイズの用紙が邪魔になり、取り出しにくいという問題があった。
また、上段トレイにロングサイズの用紙が大量に積載された場合は、積載された用紙の重量により重心が高くなり、用紙後処理装置が転倒し易くなるという不具合が生じる。
そこで、本発明は上記課題を解決するものであり、複数ある移動可能な用紙積載トレイの、下側トレイに積載された用紙も取り易い用紙後処理装置を提供することを目的とする。
本発明の一実施形態によれば、画像形成装置から画像形成された用紙を受け取る処理トレイと、
前記処理トレイに積載される前記用紙に後処理を行う処理機構と、
昇降自在に形成され、後処理後に前記処理トレイを経由して排出される前記用紙を積載する第1の排紙トレイと、
昇降自在に形成され、後処理後に前記処理トレイを経由して排出される前記用紙を積載し、かつ、前記第1の排紙トレイの下段に配設され、前記第1の排紙トレイに積載可能な用紙よりも大きいサイズの用紙を積載可能な第2の排紙トレイを備えたことを特徴とする用紙後処理装置が提供される。
前記処理トレイに積載される前記用紙に後処理を行う処理機構と、
昇降自在に形成され、後処理後に前記処理トレイを経由して排出される前記用紙を積載する第1の排紙トレイと、
昇降自在に形成され、後処理後に前記処理トレイを経由して排出される前記用紙を積載し、かつ、前記第1の排紙トレイの下段に配設され、前記第1の排紙トレイに積載可能な用紙よりも大きいサイズの用紙を積載可能な第2の排紙トレイを備えたことを特徴とする用紙後処理装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る用紙後処理装置は、前記第1の排紙トレイは、ショートサイズの用紙を優先的に積載し、前記第2の排紙トレイは、それ以外のサイズの用紙を優先的に積載することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る用紙後処理装置は、前記第1の排紙トレイは、A4あるいはレターサイズの用紙を積載し、前記第2の排紙トレイは、B4、A3あるいはロングサイズの用紙を積載することを特徴とする。
本発明の一実施形態に係る用紙後処理装置は、前記第2の排紙トレイは、サイズの異なる用紙が混合した用紙束については、混載して積載することを特徴とする。
本発明によれば、上段側トレイを小型化でき、下段側トレイに積載された用紙が取り易くなるとともに、サイズが混載した印刷物を下段側トレイにのみ排出することにより、印刷物が取り扱い易くなる。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための最良の形態を詳細に説明する。
図1は本発明の実施形態の用紙後処理装置の要部を示す斜視図、図2は用紙後処理装置の要部の平面図、図3は画像形成装置に隣接配置された用紙後処理装置の概略構成をそれぞれ示している。
用紙後処理装置7は、画像形成装置5にて画像形成され、一対の排紙ローラ6から排紙されたシートである用紙Pを用紙後処理装置7内に取り入れる一対の入り口ローラ22を有する。入り口ローラ22は入り口ローラモータ26で駆動される。入り口ローラ22から、待機トレイ10までの間には用紙Pを一対の給紙ローラ24に導くペーパーパス天井36が設けられる。待機トレイ10の下方には、待機トレイ10上から落下供給される用紙Pを積載する処理トレイ12が配置されている。
処理トレイ12は、後処理を行う処理機構で有るステイプラ14により用紙Pをステイプル処理する間、積載される用紙を整合支持する。
図4に示す様にステイプラ14はステイプル駆動部49により矢印u方向にスライド移動可能であり、かつステイプル方向に応じて回転移動されて位置決めされ、ステイプル処理を制御される。処理トレイ12は、待機トレイ10から落下供給される複数枚の用紙Pを搬送方向である縦方向に整合するために、図5に示す上下一対の上縦整合ローラ38aと下縦整合ローラ38bとを有する。上下縦整合ローラ38a、38bは、ステイプル処理終了後の用紙束T(図3に表示)を挟持してステイプラ14から取り出す束搬送ローラを兼用する。上縦整合ローラ38aは縦整合上ローラモータ40により駆動され、下縦整合ローラ38bは縦整合下ローラモータ42により駆動される。
また、用紙P(図3に表示)が処理トレイ12に落下供給される際に用紙P後端が落下する位置には、処理トレイ12に載置される最上位の用紙Pを縦方向に整合するための回転可能なパドル44が配置される。パドル44は、図6に示すように処理トレイ12上に落下供給される用紙Pの受け部44a、処理トレイ12上に用紙Pをはたき落とすはたき部44b、処理トレイ12上の用紙Pを整合する送り部44cを有し、パドルモータ46により駆動される。パドル44は、ゴム材からなり弾性を有する。
処理トレイ12のステイプラ14側の端部には、用紙P後端を当接して後端位置を規制するストッパ45が設けられる。処理トレイ12の略中央には、ステイプル処理され、上下縦整合ローラ38a、38bによりステイプラ14から取り出された用紙束Tを第1あるいは第2の排紙トレイ16、18迄搬送する搬送機構であり、処理トレイ12上の最下層の用紙Pに接触する搬送ベルト50が設けられる。搬送ベルト50は矢印t方向に移動する無端ベルトで、また、搬送ベルト50には、用紙束Tの後端を引っ掛けるための送り爪50aが取着されている。
待機トレイ10は、用紙Pを処理トレイ12に落下供給可能である一方、用紙Pを第1(上段)あるいは第2(下段)の排紙トレイ16、18方向に搬送可能となっている。排紙トレイ16、18の方向への用紙Pの搬送は、用紙Pの整合を行う待機トレイローラ28を待機トレイ10上の用紙Pに接触して行う。待機トレイローラ28は、待機トレイローラ駆動源30により上下移動を制御され、待機トレイローラモータ32により回転駆動される。
待機トレイ10は用紙Pの先端が後端より高くなる傾斜を有して配置される。第1あるいは第2の排紙トレイ16、18は排紙トレイ駆動部52により昇降されて、いずれかを選択される。第1あるいは第2の排紙トレイ16、18は用紙Pの積載時に待機トレイ10あるいは処理トレイ12と略同じ高さに昇降して、排紙される用紙Pの整合性向上を図っている。
第1あるいは第2の排紙トレイ16、18は、図示しない案内レールに案内され上下方向に駆動手段により昇降する。排紙トレイ16は、排紙トレイ18に比べて用紙サイズの小さい、例えば、A4サイズあるいはレターサイズ以下のサイズの用紙を積載する。一方、排紙トレイ18は、A4サイズよりも大きいB4サイズやA3サイズあるいはロングサイズの用紙を積載する。第1の排紙トレイ16は、第2の排紙トレイ18よりも外形サイズが小さくしてもよいことは勿論である。
なお、第1あるいは第2の排紙トレイ16、18は、形状的には、用紙Pの先端が後端より高くなる傾斜を有して配置されている。
図7は、用紙後処理装置7の制御系と画像形成装置本体の制御系との関係を示す機能ブロック図である。図7において、画像形成装置本体5の本体コントローラ61が用紙後処理装置7のコントローラ62に接続されている。すなわち、ユーザの操作等により、画像形成装置本体5の本体コントローラ61は、プリントジョブを受信したとき、プリントする文書データとともにプリント出力の用紙サイズの情報も取得する。画像形成装置本体5の本体コントローラ61は、プリントジョブを受信したということと併せて用紙サイズ情報を用紙後処理装置7のコントローラ62に伝達する。
なお、用紙後処理装置7のコントローラ62は、用紙後処理装置7を制御するCPU63と、用紙後処理装置7を制御するためのプログラム等が格納されたROM65と、前記プログラムのワーキングエリアおよび用紙後処理装置7の制御に必要なデータを一時的に記憶するRAM64とを有している。
次に上述の構成の用紙後処理装置7の作用について説明する。
前提として、用紙後処理装置7の各排紙トレイ16、18は、画像形成装置本体側から排出されてきた種々のサイズの用紙を落下することなく積載する必要がある。つまり、用紙サイズが最大A3規格のサイズあるいはロングサイズの場合であっても、あるいは、実際に使用される用紙の80%程度と推定されているA4サイズあるいはレターサイズであっても、さらに、小さいB5サイズであっても、各排紙トレイ16、18は、確実に積載できなければならない。
しかも、各排紙トレイ16、18に積載された用紙が取り出しやすく、また、各排紙トレイ16、18に積載された状態でも、用紙後処理装置7がバランスを崩して転倒しやすくならないことも肝要である。
これらの要件を満たすために、用紙後処理装置7はそれぞれのモードに対応して動作する。
すなわち、画像形成装置5にて画像形成され排紙ローラ6から用紙Pが供給されると、用紙後処理装置7は、用紙Pの後処理をする場合としない場合、あるいは先行する用紙Pが後処理を実行中であるか後処理を終了したかにより異なる動きをする。
(イ)後処理をしない場合
操作者の印刷ジョブの設定により、予め、用紙後処理装置7のコントローラ62には、画像形成装置本体5のコントローラ61から用紙サイズ情報が伝達されている。用紙後処理装置7のコントローラ62は、伝達された用紙サイズ情報に基づいて、各排紙トレイ16、18の位置を制御する。
操作者の印刷ジョブの設定により、予め、用紙後処理装置7のコントローラ62には、画像形成装置本体5のコントローラ61から用紙サイズ情報が伝達されている。用紙後処理装置7のコントローラ62は、伝達された用紙サイズ情報に基づいて、各排紙トレイ16、18の位置を制御する。
すなわち、用紙サイズが、A4あるいはレターサイズ以下のサイズの用紙である場合は、上段の排紙トレイ16が、図3に点線で示す位置16’にスライド移動する。一方、用紙のサイズが、A4サイズよりも大きいB4サイズやA3サイズあるいはロングサイズの場合は、下段の排紙トレイ18が、図3に点線で示す位置16’にスライド移動する。
その状態で、後処理をしない場合には、入り口ローラ22からペーパーパス天井36を介して給紙ローラ24に搬送された用紙Pは、給紙ローラ24により待機トレイ10に給紙される。次いで用紙Pは、待機トレイ10上に降下され矢印f方向に回転される待機トレイローラ28により搬送され、用紙サイズに応じて、上段の排紙トレイ16あるいは、下段の排紙トレイ18に排紙される。
このようにして各排紙トレイ16、18の上には順次用紙が積載される。このとき、各排紙トレイ16、18は用紙Pの先端側が後端側より高くなるように傾斜して配置されていることから、先行して各排紙トレイ16、18の上に載置される用紙Pが後続の用紙Pの先端との接触により押し出されることがない。即ち、排出された用紙Pは順番が狂うことなく、順次各排紙トレイ16、18の上に載置される。また、先行する用紙Pが後続の用紙Pに押されて多少位置ずれを生じたとしても、傾斜角度があることから、用紙Pは自重により落下して、各の排紙トレイ16、18の上にて後端が揃った状態に整合して積載され、用紙Pの排紙処理を完了する。
この場合、排紙トレイ16、18の上に用紙が積載された状態でも、上段の排紙トレイ16には、A4あるいはレターサイズ以下のサイズの用紙が積載され、一方、下段の排紙トレイ18には、A4サイズよりも大きいB4サイズやA3サイズあるいはロングサイズの用紙が積層されている。したがって、上段の排紙トレイ16に積載されている用紙も、下段の排紙トレイ18に積載されている用紙も、他のトレイに積載されている用紙に邪魔されること無く、容易に用紙を取り出すことができる。
また、従来は、同じ排紙トレイ16、18への積載で、ロングサイズの用紙の下にショートサイズの用紙が積載された状態では、ショートサイズの用紙の取出しが大変困難であった。しかし、本実施態様ではトレイごとにサイズを分離しているので取り出しの困難さは解消される。
また、サイズの異なる混載印刷物は、下段の排紙トレイ18に積載することに統一すれば、印刷物が分かれて積載されて困ることを防止できる。しかも、下段の排紙トレイ18よりも上段の排紙トレイ16が小さい為、混載したロングサイズの用紙が仕切りとなることにより取出しが容易である。
また、下段の排紙トレイ18に積載されている用紙の重量は、上段の排紙トレイ16に積載されている用紙の重量よりも重いので、両排紙トレイに用紙が積載された状態で、用紙後処理装置7の重心が低くなり、用紙後処理装置が転倒しにくくなり安定する。
(ロ)後処理を行う場合
後処理の一例として、ステイプル処理を行う場合で、処理トレイ12上に先行してステイプル処理を実行中の用紙Pがない場合について説明する。
後処理の一例として、ステイプル処理を行う場合で、処理トレイ12上に先行してステイプル処理を実行中の用紙Pがない場合について説明する。
この場合も、ユーザの印刷ジョブの設定により、予め、用紙後処理装置7のコントローラ62には、画像形成装置本体5のコントローラ61から用紙サイズ情報が伝達されている。用紙後処理装置7のコントローラ62は、伝達された用紙サイズ情報に基づいて、各排紙トレイ16、18の位置を制御する。
後処理を行う場合、用紙は処理トレイ12を経由するので、各排紙トレイ16、18は図3に示す実線16の位置で排出される用紙を待つ。これは、点線16’で示す位置では、処理トレイ12から排出される用紙を受け取れないからである。
すなわち、用紙サイズが、A4あるいはレターサイズ以下のサイズの用紙である場合は、上段の排紙トレイ16が、図3に実線で示す位置にスライド移動する。一方、用紙のサイズが、A4サイズよりも大きいB4サイズやA3サイズあるいはロングサイズの場合は、下段の排紙トレイ18が、図3に実線で示す16の位置にスライド移動する。
図8に示したように、その状態で、待機トレイ10は、トレイ部材10a、10bを夫々、図8に点線で示す位置まで矢印m方向あるいは矢印n方向にスライド移動して、用紙Pの落下供給路を開放する。又横整合板47a、47bは給紙ローラ24から落下される用紙Pの横方向を整合するために、横整合板47a、47bの間が略用紙Pと同じ幅になるよう配置される。これにより、給紙ローラ24により給紙される用紙Pは、待機トレイ10により搬送を邪魔されることなく、直接処理トレイ12上に落下供給される。
落下供給時、上縦整合ローラ38aは上方に退避されていて、パドル44の受け部44aが用紙P後端を受ける。用紙Pの両側は、横整合板47a、47bに接触しながら落下して、横方向を整合される。次いでパドル44は矢印o方向に回転して、受け部44aから用紙P後端を落下し、はたき部44bにより処理トレイ12上にはたき落とす。更にパドル44は、送り部44cにより用紙Pを矢印q方向に送り、用紙P後端をストッパ45に当接して用紙Pの縦方向の整合を完了する。この様に処理トレイ12に供給された用紙Pをストッパ45を基準に整合する際に、搬送ベルト50上の用紙Pの後端側が処理トレイ12の用紙Pの支持面より下がっている。従って、最下層の用紙Pの後端に対する搬送ベルト50による接触摩擦は小さく、用紙Pの整合性は妨げられることがなく、用紙Pは確実に整合される。尚、処理トレイ12上での用紙Pの縦方向の整合は、パドル44ではなく上縦整合ローラ38aをその都度上下して上縦整合ローラ38aにより行うようにしても良い。
このようにして、画像形成された用紙Pを順次横方向及び縦方向に整合しながら、給紙ローラ24から直接処理トレイ12に積載する。用紙Pが所定枚数に達したら、ステイプラ14は所望の位置にて処理トレイ12上の用紙Pをステイプルして束状にして用紙束Tを形成する。この後上縦整合ローラ38aを用紙束上に降下して、矢印r方向に回転する上縦整合ローラ38a及び矢印s方向に回転する下縦整合ローラ38bにより用紙束Tを挟持し、第1の排紙トレイ16方向に束搬送する。
用紙束Tの後端が上下縦整合ローラ38a、38bを通過すると、矢印t方向に回転される搬送ベルト50の送り爪50aに引っ掛けられ第1の排紙トレイ16上に束出しされる。この搬送ベルト50による束出し時に、搬送ベルト50は、用紙Pの先端側に行くに従い処理トレイ12の用紙Pの支持面より突出するように傾斜している。従って最下層の用紙Pの先端に行くに従い搬送ベルト50による接触摩擦は徐々に大きくなり、第1の排紙トレイ16に近付くに連れて搬送ベルト50による用紙Pの排紙方向への搬送力が増加して、用紙束Tは、送り爪50a及び搬送ベルト50の搬送力により、乱れを生じることなく、用紙のサイズに対応して設定されている排紙トレイ16、18に確実に束搬送される。
各排紙トレイ16、18は傾斜して配置されていて、用紙Pの先端側が後端側より高くなっていることから、先行して第1の排紙トレイ16上に束出しされた用紙Pが後続の用紙束Tの先端との接触により押し出されることがない。又、先行する用紙束Tが後続の用紙Pにより多少位置ずれを生じたとしても、傾斜角度があることから、用紙束Tは自重により落下して、各排紙トレイ16、18の上にて後端が揃った状態に整合して積載され用紙Pのステイプル処理を完了する。
この場合も、排紙トレイ16、18の上に用紙が積載され状態でも、上段の排紙トレイ16には、A4あるいはレターサイズ以下のサイズの用紙が積載され、一方、下段の排紙トレイ18には、A4サイズよりも大きいB4サイズやA3サイズあるいはロングサイズの用紙が積層されている。したがって、上段の排紙トレイ16に積載されている用紙も、下段の排紙トレイ18に積載されている用紙も、他のトレイに積載されている用紙に邪魔されること無く、容易に用紙を取り出すことができる。
また、従来は、同じ排紙トレイ16、18への積載で、ロングサイズの用紙の下にショートサイズの用紙が積載された状態では、ショートサイズの用紙の取出しが大変困難であった。しかし、本実施態様ではトレイごとにサイズを分離しているので取り出しの困難さは解消された。
また、サイズの異なる混載印刷物は、下段の排紙トレイ18に積載することに統一すれば、印刷物が分かれて積載されて困ることを防止できる。しかも、下段の排紙トレイ18よりも上段の排紙トレイ16が小さい為、混載したロングサイズの用紙が仕切りとなることにより取出しが容易である。
また、下段の排紙トレイ18に積載されている用紙の重量は、上段の排紙トレイ16に積載されている用紙の重量よりも重いので、両排紙トレイに用紙が積載された状態で、用紙後処理装置7の重心が低くなり、装置が転倒しにくくなり安定する。
本発明は上記した実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることはいうまでもない。
7・・・用紙後処理装置、10・・・待機トレイ、12・・・処理トレイ、16・・・上段側の排紙トレイ、18・・・下段側の排紙トレイ。
Claims (4)
- 画像形成装置から画像形成された用紙を受け取る処理トレイと、
前記処理トレイに積載される前記用紙に後処理を行う処理機構と、
昇降自在に形成され、後処理後に前記処理トレイを経由して排出される前記用紙を積載する第1の排紙トレイと、
昇降自在に形成され、後処理後に前記処理トレイを経由して排出される前記用紙を積載し、かつ、前記第1の排紙トレイの下段に配設され、前記第1の排紙トレイに積載可能な用紙よりも大きいサイズの用紙を積載可能な第2の排紙トレイを備えたことを特徴とする用紙後処理装置。 - 前記第1の排紙トレイは、ショートサイズの用紙を優先的に積載し、前記第2の排紙トレイは、それ以外のサイズの用紙を優先的に積載することを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
- 前記第1の排紙トレイは、A4あるいはレターサイズの用紙を積載し、前記第2の排紙トレイは、B4、A3あるいはロングサイズの用紙を積載することを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
- 前記第2の排紙トレイは、サイズの異なる用紙が混合した用紙束については、混載して積載することを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
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