JP2003226368A - 梱包箱用緩衝材 - Google Patents
梱包箱用緩衝材Info
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- JP2003226368A JP2003226368A JP2002022442A JP2002022442A JP2003226368A JP 2003226368 A JP2003226368 A JP 2003226368A JP 2002022442 A JP2002022442 A JP 2002022442A JP 2002022442 A JP2002022442 A JP 2002022442A JP 2003226368 A JP2003226368 A JP 2003226368A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】より簡素な構成でありながらも被梱包物を衝撃
から保護することが可能であり、しかも、その作製が極
めて容易な梱包箱用緩衝材を提供する。 【解決手段】梱包箱用緩衝材1は、被梱包物2の端部2
aに係合されて梱包箱3に収納されるものであり、略矩
形状を有する厚紙4には、係合用の空間部5が形成され
るとともに、空間部5を通る第1ハーフカット線6によ
り分割された第1折曲片7及び第2折曲片8と、空間部
5を通らずに第1ハーフカット線6と平行な第2ハーフ
カット線9により第2折曲片8から分割された第3折曲
片10とがそれぞれ設けられている。そして、第1ハー
フカット線6を介して折り曲げられた第1折曲片7は被
梱包物2側に配置され、かつ、第2ハーフカット線9を
介して折り曲げられた第3折曲片10は梱包箱3側に配
置される一方、第2折曲片8は第1折曲片7及び第3折
曲片10間に介装して配置される構成とされている。
から保護することが可能であり、しかも、その作製が極
めて容易な梱包箱用緩衝材を提供する。 【解決手段】梱包箱用緩衝材1は、被梱包物2の端部2
aに係合されて梱包箱3に収納されるものであり、略矩
形状を有する厚紙4には、係合用の空間部5が形成され
るとともに、空間部5を通る第1ハーフカット線6によ
り分割された第1折曲片7及び第2折曲片8と、空間部
5を通らずに第1ハーフカット線6と平行な第2ハーフ
カット線9により第2折曲片8から分割された第3折曲
片10とがそれぞれ設けられている。そして、第1ハー
フカット線6を介して折り曲げられた第1折曲片7は被
梱包物2側に配置され、かつ、第2ハーフカット線9を
介して折り曲げられた第3折曲片10は梱包箱3側に配
置される一方、第2折曲片8は第1折曲片7及び第3折
曲片10間に介装して配置される構成とされている。
Description
【0001】本発明は、梱包箱用緩衝材に係り、特に、
被梱包物の端部に係合されて被梱包物とともに梱包箱に
収納される厚紙製の梱包箱用緩衝材に関する。
被梱包物の端部に係合されて被梱包物とともに梱包箱に
収納される厚紙製の梱包箱用緩衝材に関する。
【0002】
【従来の技術】梱包箱内に収納された被梱包物を衝撃か
ら保護するために使用される梱包箱用緩衝材として、梱
包箱の角部と被梱包物の角部との間に介装して配置され
るものがある。その一例として、特開平11−4924
0号公報で開示されたものがある。この梱包箱用緩衝材
51は、図13に示すように、住宅用分電盤などである
被梱包物52の四隅に位置する角部と係合されたうえ、
この被梱包物52とともに梱包箱(図示省略)へと収納
されることになっている。
ら保護するために使用される梱包箱用緩衝材として、梱
包箱の角部と被梱包物の角部との間に介装して配置され
るものがある。その一例として、特開平11−4924
0号公報で開示されたものがある。この梱包箱用緩衝材
51は、図13に示すように、住宅用分電盤などである
被梱包物52の四隅に位置する角部と係合されたうえ、
この被梱包物52とともに梱包箱(図示省略)へと収納
されることになっている。
【0003】すなわち、この梱包箱用緩衝材51は、略
矩形状を有する段ボールなどのような単一枚の厚紙を折
り曲げ成形して作製されたものであり、被梱包物52の
隣り合う2つの側面と対向する略L字状の対向部53
と、被梱包物52の隣り合う2つの側面間に跨がる状態
で対向部53の上側に設けられて被梱包物52側へと延
出された押さえ部54と、対向部53の下側に設けられ
て被梱包物52側又は梱包箱側へと折り返された略筒形
状の折り返し部55とを有している。
矩形状を有する段ボールなどのような単一枚の厚紙を折
り曲げ成形して作製されたものであり、被梱包物52の
隣り合う2つの側面と対向する略L字状の対向部53
と、被梱包物52の隣り合う2つの側面間に跨がる状態
で対向部53の上側に設けられて被梱包物52側へと延
出された押さえ部54と、対向部53の下側に設けられ
て被梱包物52側又は梱包箱側へと折り返された略筒形
状の折り返し部55とを有している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た梱包箱用緩衝材51にあっては、図13から明らかな
ように、その全体形状が極めて複雑になるという不都合
がある。また、その形状が複雑であるため、梱包箱用緩
衝材51を作製するのに多大な手間を要することもなっ
ている。
た梱包箱用緩衝材51にあっては、図13から明らかな
ように、その全体形状が極めて複雑になるという不都合
がある。また、その形状が複雑であるため、梱包箱用緩
衝材51を作製するのに多大な手間を要することもなっ
ている。
【0005】本発明は、係る事由に鑑みてなしたもので
あって、より簡素な全体形状でありながら被梱包物を衝
撃から保護することが可能であり、しかも、その作製に
要する手間が少なくてすむ梱包箱用緩衝材の提供を目的
としている。
あって、より簡素な全体形状でありながら被梱包物を衝
撃から保護することが可能であり、しかも、その作製に
要する手間が少なくてすむ梱包箱用緩衝材の提供を目的
としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る梱
包箱用緩衝材は、被梱包物の端部に係合されたうえで被
梱包物とともに梱包箱に収納される厚紙製のものであ
る。そして、略矩形状を有する単一枚の厚紙には、係合
用の空間部が形成されるとともに、該空間部を通る第1
ハーフカット線により分割された第1折曲片及び第2折
曲片と、空間部を通らないで第1ハーフカット線と平行
な第2ハーフカット線により第2折曲片から分割された
第3折曲片とがそれぞれ設けられている。また、第1ハ
ーフカット線を介して折り曲げられた第1折曲片は被梱
包物側に配置され、かつ、第2ハーフカット線を介して
折り曲げられた第3折曲片は梱包箱側に配置される一
方、第2折曲片は第1折曲片及び第3折曲片間に介装し
て配置される構成としている。
包箱用緩衝材は、被梱包物の端部に係合されたうえで被
梱包物とともに梱包箱に収納される厚紙製のものであ
る。そして、略矩形状を有する単一枚の厚紙には、係合
用の空間部が形成されるとともに、該空間部を通る第1
ハーフカット線により分割された第1折曲片及び第2折
曲片と、空間部を通らないで第1ハーフカット線と平行
な第2ハーフカット線により第2折曲片から分割された
第3折曲片とがそれぞれ設けられている。また、第1ハ
ーフカット線を介して折り曲げられた第1折曲片は被梱
包物側に配置され、かつ、第2ハーフカット線を介して
折り曲げられた第3折曲片は梱包箱側に配置される一
方、第2折曲片は第1折曲片及び第3折曲片間に介装し
て配置される構成としている。
【0007】この梱包箱用緩衝材は、全体形状が従来に
比して大幅に簡素化されていることになり、手間を要す
ることのない容易な作製が可能になる。
比して大幅に簡素化されていることになり、手間を要す
ることのない容易な作製が可能になる。
【0008】請求項2の発明に係る梱包箱用緩衝材は、
被梱包物の端部に係合されて被梱包物とともに梱包箱に
収納される厚紙製のものである。そして、略矩形状を有
する単一枚の厚紙には、第1ハーフカット線により分割
された第1折曲片及び第2折曲片と、第1ハーフカット
線に接する係合用の空間部と第1ハーフカット線に平行
な第2ハーフカット線とにより第1折曲片内に区画して
切り込み形成された第3折曲片とがそれぞれ設けられて
いる。さらに、第1ハーフカット線を介して折り曲げら
れた前記第1折曲片及び第2折曲片の各々は被梱包物側
及び梱包箱側にそれぞれ配置される一方、第2ハーフカ
ット線を介して折り曲げられた第3折曲片は第1折曲片
及び第2折曲片のいずれかに重ねて配置される構成とし
ている。
被梱包物の端部に係合されて被梱包物とともに梱包箱に
収納される厚紙製のものである。そして、略矩形状を有
する単一枚の厚紙には、第1ハーフカット線により分割
された第1折曲片及び第2折曲片と、第1ハーフカット
線に接する係合用の空間部と第1ハーフカット線に平行
な第2ハーフカット線とにより第1折曲片内に区画して
切り込み形成された第3折曲片とがそれぞれ設けられて
いる。さらに、第1ハーフカット線を介して折り曲げら
れた前記第1折曲片及び第2折曲片の各々は被梱包物側
及び梱包箱側にそれぞれ配置される一方、第2ハーフカ
ット線を介して折り曲げられた第3折曲片は第1折曲片
及び第2折曲片のいずれかに重ねて配置される構成とし
ている。
【0009】この梱包箱用緩衝材は、厚紙を有効に活用
することが可能であり、使用する紙材量を削減すること
が可能になる。
することが可能であり、使用する紙材量を削減すること
が可能になる。
【0010】請求項3の発明に係る梱包箱用緩衝材は、
請求項2に記載したものにおいて、第3折曲片は、第1
折曲片及び第2折曲片同士間に介装して配置される構成
としている。
請求項2に記載したものにおいて、第3折曲片は、第1
折曲片及び第2折曲片同士間に介装して配置される構成
としている。
【0011】この梱包箱用緩衝材は、第3折曲片が介装
される結果として第1折曲片及び第2折曲片間の間隔が
広くなり、第1折曲片が被梱包物の内方へと向かう状態
で被梱包物の端部と係合するため、梱包箱用緩衝材が被
梱包物から外れ難くなる。
される結果として第1折曲片及び第2折曲片間の間隔が
広くなり、第1折曲片が被梱包物の内方へと向かう状態
で被梱包物の端部と係合するため、梱包箱用緩衝材が被
梱包物から外れ難くなる。
【0012】請求項4の発明に係る梱包箱用緩衝材は、
被梱包物の端部に係合されて被梱包物とともに梱包箱に
収納される厚紙製のものである。そして、略矩形状を有
する単一枚の厚紙には、第1ハーフカット線により分割
された第1折曲片及び第2折曲片と、第1ハーフカット
線と平行な第2ハーフカット線により第1折曲片内に区
画して切り込み形成された第3折曲片とがそれぞれ設け
られ、かつ、該第3折曲片と対向する第2折曲片の対向
部分は第1ハーフカット線を越えて第1折曲片内にまで
延出されている。また、第1ハーフカット線を介して折
り曲げられた第1折曲片及び第2折曲片の各々は被梱包
物側及び梱包箱側にそれぞれ配置される一方、第2ハー
フカット線を介して折り曲げられた第3折曲片は第1折
曲片及び第2折曲片同士間に介装して配置される構成と
している。
被梱包物の端部に係合されて被梱包物とともに梱包箱に
収納される厚紙製のものである。そして、略矩形状を有
する単一枚の厚紙には、第1ハーフカット線により分割
された第1折曲片及び第2折曲片と、第1ハーフカット
線と平行な第2ハーフカット線により第1折曲片内に区
画して切り込み形成された第3折曲片とがそれぞれ設け
られ、かつ、該第3折曲片と対向する第2折曲片の対向
部分は第1ハーフカット線を越えて第1折曲片内にまで
延出されている。また、第1ハーフカット線を介して折
り曲げられた第1折曲片及び第2折曲片の各々は被梱包
物側及び梱包箱側にそれぞれ配置される一方、第2ハー
フカット線を介して折り曲げられた第3折曲片は第1折
曲片及び第2折曲片同士間に介装して配置される構成と
している。
【0013】この梱包箱用緩衝材は、より一層材料取り
が良好となる結果、厚紙をより有効に活用し得ることと
なる。
が良好となる結果、厚紙をより有効に活用し得ることと
なる。
【0014】請求項5の発明に係る梱包箱用緩衝材は、
請求項4に記載したものにおいて、第1折曲片の両端位
置には、第1ハーフカット線を越えて第2折曲片内にま
で延出された脚部分がそれぞれ切り込み形成されてい
る。そして、該脚部分は第2折曲片の対向部分と同等の
長さを有している。
請求項4に記載したものにおいて、第1折曲片の両端位
置には、第1ハーフカット線を越えて第2折曲片内にま
で延出された脚部分がそれぞれ切り込み形成されてい
る。そして、該脚部分は第2折曲片の対向部分と同等の
長さを有している。
【0015】この梱包箱用緩衝材は、梱包箱に収納され
た梱包箱用緩衝材自体がぐらつき難くなり、その結果と
して被梱包物との係合状態が良好となる。
た梱包箱用緩衝材自体がぐらつき難くなり、その結果と
して被梱包物との係合状態が良好となる。
【0016】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1は実施の形
態1に係る梱包箱用緩衝材を被梱包物とともに梱包箱へ
と収納した状態を示す全体斜視図であり、図2はその分
解斜視図である。また、図3は実施の形態1に係る梱包
箱用緩衝材を展開した場合の平面形状を示す展開図であ
り、図4は梱包箱用緩衝材を組み立てた場合の平面形状
及び側面形状を示す組立図である。なお、これらの図に
おける符号1は、梱包箱用緩衝材を示している。
態1に係る梱包箱用緩衝材を被梱包物とともに梱包箱へ
と収納した状態を示す全体斜視図であり、図2はその分
解斜視図である。また、図3は実施の形態1に係る梱包
箱用緩衝材を展開した場合の平面形状を示す展開図であ
り、図4は梱包箱用緩衝材を組み立てた場合の平面形状
及び側面形状を示す組立図である。なお、これらの図に
おける符号1は、梱包箱用緩衝材を示している。
【0017】実施の形態1に係る梱包箱用緩衝材1は、
図1及び図2に示すように、住宅用分電盤などである被
梱包物2の端部2aに係合され、かつ、被梱包物2とと
もに梱包箱3へと収納されるものである。すなわち、梱
包箱用緩衝材1は、被梱包物2の端部2aと、この端部
2aに対面する梱包箱3の内側面との間に配置されたう
え、梱包箱3に収納済みの被梱包物2へと外部から衝撃
が加わることを有効に防止し、被梱包物2を衝撃から保
護するために使用される。
図1及び図2に示すように、住宅用分電盤などである被
梱包物2の端部2aに係合され、かつ、被梱包物2とと
もに梱包箱3へと収納されるものである。すなわち、梱
包箱用緩衝材1は、被梱包物2の端部2aと、この端部
2aに対面する梱包箱3の内側面との間に配置されたう
え、梱包箱3に収納済みの被梱包物2へと外部から衝撃
が加わることを有効に防止し、被梱包物2を衝撃から保
護するために使用される。
【0018】梱包箱用緩衝材1は、図3に示すように、
略矩形状を有する単一枚の厚紙4、例えば、段ボールな
どのような厚紙4を折り曲げ成形することによって作製
されたものである。この厚紙4には、係合用の空間部5
が形成されるとともに、この空間部5を通るようにして
設定された一対の平行線6a,6bからなる第1ハーフ
カット線6により分割された第1折曲片7及び第2折曲
片8と、空間部5を通らずに第1ハーフカット線6と平
行な第2ハーフカット線9により第2折曲片8から分割
された第3折曲片10とがそれぞれ設けられている。
略矩形状を有する単一枚の厚紙4、例えば、段ボールな
どのような厚紙4を折り曲げ成形することによって作製
されたものである。この厚紙4には、係合用の空間部5
が形成されるとともに、この空間部5を通るようにして
設定された一対の平行線6a,6bからなる第1ハーフ
カット線6により分割された第1折曲片7及び第2折曲
片8と、空間部5を通らずに第1ハーフカット線6と平
行な第2ハーフカット線9により第2折曲片8から分割
された第3折曲片10とがそれぞれ設けられている。
【0019】そして、この厚紙4における第1折曲片7
は第1ハーフカット線6を介して折り曲げられたうえで
被梱包物2側に配置され、かつ、第3折曲片10は第2
ハーフカット線9を介して折り曲げられたうえで梱包箱
3側に配置されるとともに、第1及び第2ハーフカット
線6、9を介して三つ折りされた厚紙4の中央に位置す
る第2折曲片8は第1折曲片7及び第3折曲片10間に
介装して配置される。
は第1ハーフカット線6を介して折り曲げられたうえで
被梱包物2側に配置され、かつ、第3折曲片10は第2
ハーフカット線9を介して折り曲げられたうえで梱包箱
3側に配置されるとともに、第1及び第2ハーフカット
線6、9を介して三つ折りされた厚紙4の中央に位置す
る第2折曲片8は第1折曲片7及び第3折曲片10間に
介装して配置される。
【0020】このような折り曲げ成形の結果、本実施の
形態に係る梱包箱用緩衝材1は、図4(a)で平面形状
を示し、かつ、図4(b)で側面形状を示すように組み
立てられたこととなる。そして、この梱包箱用緩衝材1
は、第1ハーフカット線6を介して折り曲げられた第1
折曲片7及び第2折曲片8に形成済みの空間部5が住宅
用分電盤などである被梱包物2の端部2aに対して係合
され、図1及び図2で示すような状態として被梱包物2
とともに梱包箱3へと収納される。
形態に係る梱包箱用緩衝材1は、図4(a)で平面形状
を示し、かつ、図4(b)で側面形状を示すように組み
立てられたこととなる。そして、この梱包箱用緩衝材1
は、第1ハーフカット線6を介して折り曲げられた第1
折曲片7及び第2折曲片8に形成済みの空間部5が住宅
用分電盤などである被梱包物2の端部2aに対して係合
され、図1及び図2で示すような状態として被梱包物2
とともに梱包箱3へと収納される。
【0021】すなわち、梱包箱用緩衝材1の空間部5が
被梱包物2の端部2aに係合される結果、この空間部5
の両側に位置している第1折曲片7及び第2折曲片8の
端部それぞれは被梱包物2の側部と梱包箱3の内側面と
の間に配置される。また、被梱包物2の端部2aと、こ
れが対面する梱包箱3の内側面との間には、梱包箱用緩
衝材1を構成する厚紙4の第3折曲片10が配置されて
いる。従って、梱包箱3に収納された被梱包物2へと衝
撃が加わることは、梱包箱緩衝材1により有効に防止さ
れる。
被梱包物2の端部2aに係合される結果、この空間部5
の両側に位置している第1折曲片7及び第2折曲片8の
端部それぞれは被梱包物2の側部と梱包箱3の内側面と
の間に配置される。また、被梱包物2の端部2aと、こ
れが対面する梱包箱3の内側面との間には、梱包箱用緩
衝材1を構成する厚紙4の第3折曲片10が配置されて
いる。従って、梱包箱3に収納された被梱包物2へと衝
撃が加わることは、梱包箱緩衝材1により有効に防止さ
れる。
【0022】ところで、本実施の形態にあっては、被梱
包物2が住宅用分電盤であるとしているが、住宅用分電
盤に限定されることはなく、被梱包物2は他のものであ
ってもよい。また、梱包箱用緩衝材1の作製用素材であ
る厚紙4が段ボールのみに限られず、段ボール以外の厚
紙4を使用して梱包箱用緩衝材1を作製することも可能
である。なお、これらのことは、以下に説明する実施の
形態2,3でも同じとなる。
包物2が住宅用分電盤であるとしているが、住宅用分電
盤に限定されることはなく、被梱包物2は他のものであ
ってもよい。また、梱包箱用緩衝材1の作製用素材であ
る厚紙4が段ボールのみに限られず、段ボール以外の厚
紙4を使用して梱包箱用緩衝材1を作製することも可能
である。なお、これらのことは、以下に説明する実施の
形態2,3でも同じとなる。
【0023】(実施の形態2)図5は実施の形態2に係
る梱包箱用緩衝材を被梱包物とともに梱包箱へと収納し
た状態を示す全体斜視図、図6はその分解斜視図であ
り、図7は実施の形態2に係る梱包箱用緩衝材を展開し
た場合の平面形状を示す展開図である。また、図8は梱
包箱用緩衝材を組み立てた場合の平面形状及び側面形状
を示す組立図であり、これらの図における符号11は梱
包箱用緩衝材を示している。なお、図5及び図6におい
て、図1及び図2と互いに同一となるものには、同一符
号を付している。
る梱包箱用緩衝材を被梱包物とともに梱包箱へと収納し
た状態を示す全体斜視図、図6はその分解斜視図であ
り、図7は実施の形態2に係る梱包箱用緩衝材を展開し
た場合の平面形状を示す展開図である。また、図8は梱
包箱用緩衝材を組み立てた場合の平面形状及び側面形状
を示す組立図であり、これらの図における符号11は梱
包箱用緩衝材を示している。なお、図5及び図6におい
て、図1及び図2と互いに同一となるものには、同一符
号を付している。
【0024】実施の形態2に係る梱包箱用緩衝材11
は、図5及び図6に示すように、住宅用分電盤などであ
る被梱包物2の端部2aに係合され、かつ、被梱包物2
とともに梱包箱3へと収納されるものであって、梱包箱
3に収納済みの被梱包物2へと外部からの衝撃が加わる
ことを有効に防止し、被梱包物2を衝撃から保護するも
のとなっている。すなわち、梱包箱用緩衝材11は、図
7で示すような略矩形状を有する単一枚の厚紙12、例
えば、段ボールなどの厚紙12を折り曲げ成形して作製
されたものである。
は、図5及び図6に示すように、住宅用分電盤などであ
る被梱包物2の端部2aに係合され、かつ、被梱包物2
とともに梱包箱3へと収納されるものであって、梱包箱
3に収納済みの被梱包物2へと外部からの衝撃が加わる
ことを有効に防止し、被梱包物2を衝撃から保護するも
のとなっている。すなわち、梱包箱用緩衝材11は、図
7で示すような略矩形状を有する単一枚の厚紙12、例
えば、段ボールなどの厚紙12を折り曲げ成形して作製
されたものである。
【0025】この厚紙12には、第1ハーフカット線1
3により分割された第1折曲片14及び第2折曲片15
と、第1ハーフカット線13に接する係合用の空間部1
6と第1ハーフカット線13に平行な第2ハーフカット
線17とにより第1折曲片14内に区画して切り込み形
成された第3折曲片18とがそれぞれ設けられている。
そして、この厚紙12は基本的に第1ハーフカット線1
3でもって二つ折りされることになっており、第1ハー
フカット線13を介して折り曲げられた第1折曲片14
及び第2折曲片15の各々は、被梱包物2側及び梱包箱
3側にそれぞれ配置される。
3により分割された第1折曲片14及び第2折曲片15
と、第1ハーフカット線13に接する係合用の空間部1
6と第1ハーフカット線13に平行な第2ハーフカット
線17とにより第1折曲片14内に区画して切り込み形
成された第3折曲片18とがそれぞれ設けられている。
そして、この厚紙12は基本的に第1ハーフカット線1
3でもって二つ折りされることになっており、第1ハー
フカット線13を介して折り曲げられた第1折曲片14
及び第2折曲片15の各々は、被梱包物2側及び梱包箱
3側にそれぞれ配置される。
【0026】また、第1折曲片14内に設けられた第3
折曲片18は、第2ハーフカット線17でもって折り曲
げられることになり、第2ハーフカット線17を介して
折り曲げられた第3折曲片18は、第1折曲片14及び
第2折曲片15同士間に介装したうえで配置される。こ
のような折り曲げ成形を実行した結果、図8(a)で平
面形状を示し、かつ、図8(b)で側面形状を示すよう
な状態として梱包箱用緩衝材11は組み立てられる。そ
こで、この梱包箱用緩衝材11は、第3折曲片18の折
り曲げに伴って形成された空間部19と、予め形成され
ていた空間部16とが互いに連通したうえで被梱包物2
の端部2aに係合されることになり、図5及び図6で示
すような状態として被梱包物2とともに梱包箱3へ収納
される。
折曲片18は、第2ハーフカット線17でもって折り曲
げられることになり、第2ハーフカット線17を介して
折り曲げられた第3折曲片18は、第1折曲片14及び
第2折曲片15同士間に介装したうえで配置される。こ
のような折り曲げ成形を実行した結果、図8(a)で平
面形状を示し、かつ、図8(b)で側面形状を示すよう
な状態として梱包箱用緩衝材11は組み立てられる。そ
こで、この梱包箱用緩衝材11は、第3折曲片18の折
り曲げに伴って形成された空間部19と、予め形成され
ていた空間部16とが互いに連通したうえで被梱包物2
の端部2aに係合されることになり、図5及び図6で示
すような状態として被梱包物2とともに梱包箱3へ収納
される。
【0027】なお、本実施の形態では、第3折曲片18
が第1折曲片14及び第2折曲片15間に介装されると
しているが、このような構成である必然性はなく、第3
折曲片18が少なくとも第1折曲片14及び第2折曲片
15のいずれかに重ねて配置された構成であればよい。
ただし、第1折曲片14及び第2折曲片15間に第3折
曲片18を介装した場合には、第1及び第2折曲片1
4,15間の間隔が広くなり、第1折曲片14に形成さ
れた空間部16が被梱包物2の内方へと向かう状態で被
梱包物2の端部2aと係合している。
が第1折曲片14及び第2折曲片15間に介装されると
しているが、このような構成である必然性はなく、第3
折曲片18が少なくとも第1折曲片14及び第2折曲片
15のいずれかに重ねて配置された構成であればよい。
ただし、第1折曲片14及び第2折曲片15間に第3折
曲片18を介装した場合には、第1及び第2折曲片1
4,15間の間隔が広くなり、第1折曲片14に形成さ
れた空間部16が被梱包物2の内方へと向かう状態で被
梱包物2の端部2aと係合している。
【0028】(実施の形態3)図9は実施の形態3に係
る梱包箱用緩衝材を被梱包物とともに梱包箱へと収納し
た状態を示す全体斜視図、図10はその分解斜視図であ
り、図11は実施の形態3に係る梱包箱用緩衝材を展開
した場合の平面形状を示す展開図である。そして、図1
2は梱包箱用緩衝材を組み立てた場合の平面形状及び側
面形状を示す組立図であり、図9〜図12における符号
21は梱包箱用緩衝材を示している。なお、図9及び図
10において、図1及び図2と互いに同一となるものに
は、同一符号を付している。
る梱包箱用緩衝材を被梱包物とともに梱包箱へと収納し
た状態を示す全体斜視図、図10はその分解斜視図であ
り、図11は実施の形態3に係る梱包箱用緩衝材を展開
した場合の平面形状を示す展開図である。そして、図1
2は梱包箱用緩衝材を組み立てた場合の平面形状及び側
面形状を示す組立図であり、図9〜図12における符号
21は梱包箱用緩衝材を示している。なお、図9及び図
10において、図1及び図2と互いに同一となるものに
は、同一符号を付している。
【0029】実施の形態3に係る梱包箱用緩衝材21
は、図9及び図10に示すように、住宅用分電盤などで
ある被梱包物2の端部2aに係合され、かつ、被梱包物
2とともに梱包箱3へと収納されるものである。そし
て、この梱包箱用緩衝材21は、図11で示すような略
矩形状を有する単一枚の厚紙22、例えば、段ボールな
どのような厚紙22を折り曲げ成形して作製されたもの
となっている。
は、図9及び図10に示すように、住宅用分電盤などで
ある被梱包物2の端部2aに係合され、かつ、被梱包物
2とともに梱包箱3へと収納されるものである。そし
て、この梱包箱用緩衝材21は、図11で示すような略
矩形状を有する単一枚の厚紙22、例えば、段ボールな
どのような厚紙22を折り曲げ成形して作製されたもの
となっている。
【0030】すなわち、この厚紙22には、第1ハーフ
カット線23により分割された第1折曲片24及び第2
折曲片25と、第1ハーフカット線23と平行な第2ハ
ーフカット線26により、第1折曲片24内に区画して
切り込み形成された第3折曲片27とがそれぞれ設けら
れている。そして、この第2折曲片25の対向部分25
a、つまり、第3折曲片27と対向する対向部分25a
は、第1ハーフカット線23を越えて第1折曲片24内
にまで延出されている。
カット線23により分割された第1折曲片24及び第2
折曲片25と、第1ハーフカット線23と平行な第2ハ
ーフカット線26により、第1折曲片24内に区画して
切り込み形成された第3折曲片27とがそれぞれ設けら
れている。そして、この第2折曲片25の対向部分25
a、つまり、第3折曲片27と対向する対向部分25a
は、第1ハーフカット線23を越えて第1折曲片24内
にまで延出されている。
【0031】また、第1折曲片24の両端位置に対して
は、第1ハーフカット線23を越えて第2折曲片25内
にまで延出された脚部分24aがそれぞれ切り込み形成
されており、これらの脚部分24aは第2折曲片25の
対向部分25aと同等の長さを有している。さらに、第
1折曲片24及び第2折曲片25は第1ハーフカット線
23を介して折り曲げられ、折り曲げられた第1折曲片
24及び第2折曲片25の各々は被梱包物2側及び梱包
箱3側にそれぞれ配置される。一方、第3折曲片27は
第2ハーフカット線26を介して折り曲げられることに
なり、折り曲げられた第3折曲片27は第1及び第2折
曲片24,25同士間に介装して配置されている。
は、第1ハーフカット線23を越えて第2折曲片25内
にまで延出された脚部分24aがそれぞれ切り込み形成
されており、これらの脚部分24aは第2折曲片25の
対向部分25aと同等の長さを有している。さらに、第
1折曲片24及び第2折曲片25は第1ハーフカット線
23を介して折り曲げられ、折り曲げられた第1折曲片
24及び第2折曲片25の各々は被梱包物2側及び梱包
箱3側にそれぞれ配置される。一方、第3折曲片27は
第2ハーフカット線26を介して折り曲げられることに
なり、折り曲げられた第3折曲片27は第1及び第2折
曲片24,25同士間に介装して配置されている。
【0032】このような折り曲げ成形を実行した結果、
本実施の形態に係る梱包箱用緩衝材21は、図12
(a)に平面形状を示し、かつ、図12(b)に側面形
状を示すようにして組み立てられたこととなる。すなわ
ち、この梱包箱用緩衝材21は、第2折曲片25の対向
部分25aと第3折曲片27とが折り曲げられたことに
より、新たに形成された空間部28が被梱包物2の端部
2aに係合される結果、図9及び図10で示しているよ
うな状態で被梱包物2とともに梱包箱3へと収納され
る。なお、本実施の形態では、第1折曲片24の両端位
置に対して脚部分24aを切り込み形成しているが、こ
れらの脚部分24aが設けられていなくてもよいことは
勿論である。
本実施の形態に係る梱包箱用緩衝材21は、図12
(a)に平面形状を示し、かつ、図12(b)に側面形
状を示すようにして組み立てられたこととなる。すなわ
ち、この梱包箱用緩衝材21は、第2折曲片25の対向
部分25aと第3折曲片27とが折り曲げられたことに
より、新たに形成された空間部28が被梱包物2の端部
2aに係合される結果、図9及び図10で示しているよ
うな状態で被梱包物2とともに梱包箱3へと収納され
る。なお、本実施の形態では、第1折曲片24の両端位
置に対して脚部分24aを切り込み形成しているが、こ
れらの脚部分24aが設けられていなくてもよいことは
勿論である。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の梱包箱用緩衝材によれ
ば、全体形状が従来に比して大幅に簡素化されているこ
とになり、煩わしい多大な手間を要することのない容易
な作製が可能になる。その結果、より簡素な全体形状で
ありながら被梱包物を衝撃から確実に保護することがで
きるとともに、その作製に要する手間が少なくて済むと
いう効果が得られる。
ば、全体形状が従来に比して大幅に簡素化されているこ
とになり、煩わしい多大な手間を要することのない容易
な作製が可能になる。その結果、より簡素な全体形状で
ありながら被梱包物を衝撃から確実に保護することがで
きるとともに、その作製に要する手間が少なくて済むと
いう効果が得られる。
【0034】請求項2記載の梱包箱用緩衝材によれば、
厚紙を有効に活用することが可能となり、使用する紙材
量を請求項1記載の梱包箱用緩衝材よりも大幅に削減す
ることができる。請求項3記載の梱包箱用緩衝材によれ
ば、第1折曲片及び第2折曲片間の間隔が広くなり、第
1折曲片が被梱包物の内方へと向かう状態で被梱包物の
端部と係合しているため、梱包箱用緩衝材が被梱包物か
ら外れ難くなるという効果が得られる。
厚紙を有効に活用することが可能となり、使用する紙材
量を請求項1記載の梱包箱用緩衝材よりも大幅に削減す
ることができる。請求項3記載の梱包箱用緩衝材によれ
ば、第1折曲片及び第2折曲片間の間隔が広くなり、第
1折曲片が被梱包物の内方へと向かう状態で被梱包物の
端部と係合しているため、梱包箱用緩衝材が被梱包物か
ら外れ難くなるという効果が得られる。
【0035】請求項4記載の梱包箱用緩衝材によれば、
厚紙における材料取りがより一層良好となる結果、厚紙
をより有効に活用できることとなる。請求項5記載の梱
包箱用緩衝材によれば、梱包箱に収納された梱包箱用緩
衝材自体がぐらつき難くなるため、被梱包物との係合状
態が良好になるという効果が得られる。
厚紙における材料取りがより一層良好となる結果、厚紙
をより有効に活用できることとなる。請求項5記載の梱
包箱用緩衝材によれば、梱包箱に収納された梱包箱用緩
衝材自体がぐらつき難くなるため、被梱包物との係合状
態が良好になるという効果が得られる。
【図1】実施の形態1に係る梱包箱用緩衝材を被梱包物
とともに梱包箱へと収納した状態を示す全体斜視図であ
る。
とともに梱包箱へと収納した状態を示す全体斜視図であ
る。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】その梱包箱用緩衝材を展開した場合の平面形状
を示す展開図である。
を示す展開図である。
【図4】その梱包箱用緩衝材を組み立てた場合の平面形
状及び側面形状を示す組立図である。
状及び側面形状を示す組立図である。
【図5】実施の形態2に係る梱包箱用緩衝材を被梱包物
とともに梱包箱へと収納した状態を示す全体斜視図であ
る。
とともに梱包箱へと収納した状態を示す全体斜視図であ
る。
【図6】その分解斜視図である。
【図7】その梱包箱用緩衝材を展開した場合の平面形状
を示す展開図である。
を示す展開図である。
【図8】その梱包箱用緩衝材を組み立てた場合の平面形
状及び側面形状を示す組立図である。
状及び側面形状を示す組立図である。
【図9】実施の形態3に係る梱包箱用緩衝材を被梱包物
とともに梱包箱へと収納した状態を示す全体斜視図であ
る。
とともに梱包箱へと収納した状態を示す全体斜視図であ
る。
【図10】その分解斜視図である。
【図11】その梱包箱用緩衝材を展開した場合の平面形
状を示す展開図である。
状を示す展開図である。
【図12】その梱包箱用緩衝材を組み立てた場合の平面
形状及び側面形状を示す組立図である。
形状及び側面形状を示す組立図である。
【図13】従来の形態に係る梱包箱用緩衝材を被梱包物
とともに梱包箱へと収納した状態を示す全体斜視図であ
る。
とともに梱包箱へと収納した状態を示す全体斜視図であ
る。
1 梱包箱用緩衝材
2 被梱包物
2a 被梱包物の端部
3 梱包箱
4 厚紙
5 空間部
6 第1ハーフカット線
7 第1折曲片
8 第2折曲片
9 第2ハーフカット線
10 第3折曲片
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
Fターム(参考) 3E060 AA03 BA02 BC02 CC19 CC70
DA11 DA26 EA06 EA17
3E066 AA03 BA05 CA03 GA01 HA01
JA03 KA04 KA10 MA01 MA09
NA42
3E067 AA11 AB31 AC01 BA06A
BB01A BC06A EA01 EC32
ED03 FA02 FC01 GD03
Claims (5)
- 【請求項1】 被梱包物の端部に係合されて被梱包物と
ともに梱包箱に収納される厚紙製の梱包箱用緩衝材であ
って、 略矩形状を有する単一枚の厚紙には、係合用の空間部が
形成されるとともに、該空間部を通る第1ハーフカット
線により分割された第1折曲片及び第2折曲片と、空間
部を通らずに第1ハーフカット線と平行な第2ハーフカ
ット線により第2折曲片から分割された第3折曲片とが
それぞれ設けられており、 第1ハーフカット線を介して折り曲げられた第1折曲片
は被梱包物側に配置され、かつ、第2ハーフカット線を
介して折り曲げられた第3折曲片は梱包箱側に配置され
る一方、第2折曲片は前記第1折曲片及び第3折曲片間
に介装して配置される構成であることを特徴とする梱包
箱用緩衝材。 - 【請求項2】 被梱包物の端部に係合されて被梱包物と
ともに梱包箱に収納される厚紙製の梱包箱用緩衝材であ
って、 略矩形状を有する単一枚の厚紙には、第1ハーフカット
線により分割された第1折曲片及び第2折曲片と、第1
ハーフカット線に接する係合用の空間部と第1ハーフカ
ット線に平行な第2ハーフカット線とにより第1折曲片
内に区画して切り込み形成された第3折曲片とがそれぞ
れ設けられており、 第1ハーフカット線を介して折り曲げられた第1折曲片
及び第2折曲片の各々は被梱包物側及び梱包箱側にそれ
ぞれ配置される一方、第2ハーフカット線を介して折り
曲げられた第3折曲片は前第1折曲片及び第2折曲片の
いずれかに重ねて配置される構成であることを特徴とす
る梱包箱用緩衝材。 - 【請求項3】 前記第3折曲片は、前記第1折曲片及び
第2折曲片同士間に介装して配置される構成であること
を特徴とする請求項2に記載の梱包箱用緩衝材。 - 【請求項4】 被梱包物の端部に係合されて被梱包物と
ともに梱包箱に収納される厚紙製の梱包箱用緩衝材であ
って、 略矩形状を有する単一枚の厚紙には、第1ハーフカット
線により分割された第1折曲片及び第2折曲片と、第1
ハーフカット線と平行な第2ハーフカット線により前記
第1折曲片内に区画して切り込み形成された第3折曲片
とがそれぞれ設けられ、かつ、該第3折曲片と対向する
第2折曲片の対向部分は第1ハーフカット線を越えて第
1折曲片内にまで延出されており、 第1ハーフカット線を介して折り曲げられた第1折曲片
及び第2折曲片の各々は被梱包物側及び梱包箱側にそれ
ぞれ配置される一方、第2ハーフカット線を介して折り
曲げられた第3折曲片は第1折曲片及び第2折曲片同士
間に介装して配置される構成であることを特徴とする梱
包箱用緩衝材。 - 【請求項5】 前記第1折曲片の両端位置には前記第1
ハーフカット線を越えて前記第2折曲片内にまで延出さ
れた脚部分がそれぞれ切り込み形成されており、該脚部
分は前記第2折曲片の対向部分と同等の長さを有してい
ることを特徴とする請求項4に記載の梱包箱用緩衝材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002022442A JP2003226368A (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | 梱包箱用緩衝材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002022442A JP2003226368A (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | 梱包箱用緩衝材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003226368A true JP2003226368A (ja) | 2003-08-12 |
Family
ID=27745434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002022442A Pending JP2003226368A (ja) | 2002-01-30 | 2002-01-30 | 梱包箱用緩衝材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003226368A (ja) |
-
2002
- 2002-01-30 JP JP2002022442A patent/JP2003226368A/ja active Pending
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