JP2011111166A - 梱包材 - Google Patents
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Abstract
【課題】省梱包化を図ることができ、被梱包物をしっかりと梱包できる梱包材を提供する。
【解決手段】長方形状のシート体10を折り曲げて形成する6面体よりなる梱包材1であって、前記シート体には、少なくとも天面3、側面4、底面2及び他方側の側面4が長手方向に一連に形成され、前記天面または前記底面には、前記長手方向と平行に形成された折曲直線50と、該折曲直線を上底とし且つ前記側面と略同じ高さを備えた台形形状の下底及び一対の斜辺が切り込まれた切込線5aとが平面視して対称に形成されて一対の切込片5をなし、これら前記一対の切込片が、該折曲直線で折り曲げて略垂直に立ち上げられることにより前記側面と直交する方向に配置される両側面を構成することを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】長方形状のシート体10を折り曲げて形成する6面体よりなる梱包材1であって、前記シート体には、少なくとも天面3、側面4、底面2及び他方側の側面4が長手方向に一連に形成され、前記天面または前記底面には、前記長手方向と平行に形成された折曲直線50と、該折曲直線を上底とし且つ前記側面と略同じ高さを備えた台形形状の下底及び一対の斜辺が切り込まれた切込線5aとが平面視して対称に形成されて一対の切込片5をなし、これら前記一対の切込片が、該折曲直線で折り曲げて略垂直に立ち上げられることにより前記側面と直交する方向に配置される両側面を構成することを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、製品などを梱包する梱包材に関する。
従来より、ダンボールなどからなるシート体を折り曲げて6面体の箱を形成し、製品などを梱包する梱包材が知られている。
例えば下記特許文献1には、梱包材そのものではないが、長方形状のシート体を折り曲げれば6面体が形成できるものが開示されている。ここにはシート体に天面、側面、底面、他方側の側面が一連に形成され、平行な3本の折曲線でシート体を折り曲げていけば4面を形成できるものが記載されている。また、底面には切り込み線と切り起こし線により形成される一対の切り起こし部が形成されており、切り起こし線に沿って上方に直角に折り曲げれば対向する一対の側面を形成することができることが記載されている。
例えば下記特許文献1には、梱包材そのものではないが、長方形状のシート体を折り曲げれば6面体が形成できるものが開示されている。ここにはシート体に天面、側面、底面、他方側の側面が一連に形成され、平行な3本の折曲線でシート体を折り曲げていけば4面を形成できるものが記載されている。また、底面には切り込み線と切り起こし線により形成される一対の切り起こし部が形成されており、切り起こし線に沿って上方に直角に折り曲げれば対向する一対の側面を形成することができることが記載されている。
ところで、近年は環境問題に配慮して様々な分野で省資源化が図られており、上述のような梱包材の分野においても省梱包化が求められている。そこで梱包材を構成するシート体の面積を可能な限り小さくしたものでありながら、製品などの被梱包物をしっかり梱包できるものが求められている。
しかしながら上記特許文献1に記載のものは、6面体の箱形状をなすものとはいえ、梱包材ではなく、あくまで梱包箱の中に収められる緩衝材であるので、被梱包物をしっかり梱包できる構成にはなっていないものであった。
しかしながら上記特許文献1に記載のものは、6面体の箱形状をなすものとはいえ、梱包材ではなく、あくまで梱包箱の中に収められる緩衝材であるので、被梱包物をしっかり梱包できる構成にはなっていないものであった。
本発明は、上記実情に鑑みなされたものであり、省梱包化を図ることができ、被梱包物をしっかりと梱包できる梱包材を提供することを目的とする。
本発明に係る梱包材は、長方形状のシート体を折り曲げて形成する6面体よりなる梱包材であって、前記シート体には、少なくとも天面、側面、底面及び他方側の側面が長手方向に一連に設けられ、前記天面または前記底面には、前記長手方向と平行に形成された折曲直線と、該折曲直線を上底とし且つ前記側面と略同じ高さを備えた台形形状の下底及び一対の斜辺が切り込まれた切込線とが平面視して対称に形成されて一対の切込片をなし、これら前記一対の切込片を該折曲直線で折り曲げて略垂直に立ち上げることにより前記側面と直交する方向に配置される両側面を構成することを特徴とする。
この構成によれば、長方形状のシート体から6面体をなす梱包材を形成することができるので、梱包材を構成するシート体の面積が小さく、省梱包化を図ることができるものでありながら、被梱包物をしっかりと梱包することができる。
この構成によれば、長方形状のシート体から6面体をなす梱包材を形成することができるので、梱包材を構成するシート体の面積が小さく、省梱包化を図ることができるものでありながら、被梱包物をしっかりと梱包することができる。
本発明において前記切込片の下底をなす前記切込線が、前記天面又は前記底面の前記長手方向の略全長に形成されているものとしてもよい。
また本発明において前記切込片を備えた面と対向する面の前記長手方向両端部には、前記切込片を外方側から保持する一対の保持帯が切り込み形成されているものとしてもよい。
また本発明において前記切込片を備えた面と対向する面の前記長手方向両端部には、前記切込片を外方側から保持する一対の保持帯が切り込み形成されているものとしてもよい。
本発明に係る梱包材によれば、省梱包化を図ることができるものでありながら、被梱包物をしっかりと梱包することができる。
以下に本発明における実施の形態の一例について、図1〜図4に基づいて説明する。
本発明における梱包材1は、長方形状のシート体10を折り曲げて形成する6面体をなす梱包材であり、被梱包物として一対のドアハンドル9を梱包材1で梱包した例について説明する。なお、ここでは、図3に示すように、ドアハンドル9を梱包した状態における梱包材1の上面側を天面3、下面側を底面2とする。
シート体10は、ダンボールなどからなり、底面2、側面4、天面3、他方側の側面4、被せ面6、押さえ面7が長手方向に一連に順に設けられ、それぞれの面の境界(例えば底面2と側面4の境界など)には複数の折曲線11がシート体10の幅方向と平行に形成されている。
折曲線11は、シート体10を折り曲げたときにまず4面体をなすように底面2、天面3及び被せ面6の長手方向の長さはいずれも同じになるように設けられている。また側面4と押さえ面7の長手方向の長さも同じになるように折曲線11が設けられている。
本発明における梱包材1は、長方形状のシート体10を折り曲げて形成する6面体をなす梱包材であり、被梱包物として一対のドアハンドル9を梱包材1で梱包した例について説明する。なお、ここでは、図3に示すように、ドアハンドル9を梱包した状態における梱包材1の上面側を天面3、下面側を底面2とする。
シート体10は、ダンボールなどからなり、底面2、側面4、天面3、他方側の側面4、被せ面6、押さえ面7が長手方向に一連に順に設けられ、それぞれの面の境界(例えば底面2と側面4の境界など)には複数の折曲線11がシート体10の幅方向と平行に形成されている。
折曲線11は、シート体10を折り曲げたときにまず4面体をなすように底面2、天面3及び被せ面6の長手方向の長さはいずれも同じになるように設けられている。また側面4と押さえ面7の長手方向の長さも同じになるように折曲線11が設けられている。
天面3には、シート体10の長手方向と平行に形成された折曲直線50と、折曲直線50を上底とし且つ台形形状の下底51及び一対の斜辺52が切り込まれた切込線5aとが平面視して対称に形成され、これら折曲直線50と切込線5aとによって一対の切込片5が形成されている。
一対の折曲直線50は、一対のドアハンドル9を保持できる間隔となるよう形成されている。
図4では側面4の高さを4aで示し、切込片5の高さを5bで示しており、側面4の高さ4aと切込片5の高さ5bとは略同じ高さ、すなわち4a=5bとなるように形成されている。よって、上述のように側面4と押さえ面7の長手方向の長さは同じになるように折曲線11が設けられているので、切込片5の高さ5bは、押さえ面7の高さとも略同じに形成されている。
一対の折曲直線50は、一対のドアハンドル9を保持できる間隔となるよう形成されている。
図4では側面4の高さを4aで示し、切込片5の高さを5bで示しており、側面4の高さ4aと切込片5の高さ5bとは略同じ高さ、すなわち4a=5bとなるように形成されている。よって、上述のように側面4と押さえ面7の長手方向の長さは同じになるように折曲線11が設けられているので、切込片5の高さ5bは、押さえ面7の高さとも略同じに形成されている。
折曲直線50(上底)、下底51、一対の斜辺52によって台形形状の一対の切込片5が形成され、これら一対の切込片5を折曲直線50で折り曲げて略垂直に立ち上げることにより側面4と直交する方向に配置される両側面が構成される。
天面3には下底51と一対の斜辺52とが切り込まれているため、台形形状の開口部53が対称に設けられた状態となり、この一対の開口部53の間には帯状の底面中間部54が形成されている。またこのように一対の切込片5が台形形状に形成されており、斜辺52に対応する切込線5aが斜めの切込線5aとなっているため、天面3の角部には三角形状の角保持部55が形成される。
切込片5の下底51に対応する切込線5aは、好ましくは図1または図4(a)に示すように底面5の長手方向の略全長に形成されているものとしてもよい。
この場合によれば、下底51に対応する切込線5aが底面5の長手方向の略全長に形成された場合でも、切込片5が台形形状よりなるので、角保持部55によって梱包材1によって梱包されたドアハンドル9が保持され、開口部53からドアハンドル9が落下してしまうことを防止することができる。
天面3には下底51と一対の斜辺52とが切り込まれているため、台形形状の開口部53が対称に設けられた状態となり、この一対の開口部53の間には帯状の底面中間部54が形成されている。またこのように一対の切込片5が台形形状に形成されており、斜辺52に対応する切込線5aが斜めの切込線5aとなっているため、天面3の角部には三角形状の角保持部55が形成される。
切込片5の下底51に対応する切込線5aは、好ましくは図1または図4(a)に示すように底面5の長手方向の略全長に形成されているものとしてもよい。
この場合によれば、下底51に対応する切込線5aが底面5の長手方向の略全長に形成された場合でも、切込片5が台形形状よりなるので、角保持部55によって梱包材1によって梱包されたドアハンドル9が保持され、開口部53からドアハンドル9が落下してしまうことを防止することができる。
天面3の長手方向両側には一対の切込片5によって形成される両側面と直交する方向に配置される両側面4が設けられている。これら両側面4のうち、被せ面6側に設けられた側面4と被せ面6との境界となる折曲線11には、つまみ挿通部60が形成されている。
シート体10を折り曲げ、6面体とした際には、このつまみ挿通部60には、底面2の片端部に形成されたつまみ止め部20が挿入され、これによりつまみ止め部20が係止されて底面2が被せ面6の上に覆い被さった状態で係止される。
シート体10を折り曲げ、6面体とした際には、このつまみ挿通部60には、底面2の片端部に形成されたつまみ止め部20が挿入され、これによりつまみ止め部20が係止されて底面2が被せ面6の上に覆い被さった状態で係止される。
被せ面6は、天面3と対向するように一対の切込片5で構成される両側面の上に被さるように折り曲げ配置される。
被せ面6には、好ましくは図1などに示すように被せ面6と隣接して設けられる押さえ面7側に切り起こし片61を形成したものとしてもよい。
切り起こし片61は、方形形状に3辺が切り込まれた切込線61aと、折曲線11に沿って折り曲げられる切り起こし折曲線61bとより形成され、シート体10で6面体を形成したときの内方側に折曲線61aで折り曲げて切り起こし片61としている。
この場合によれば、ドアハンドル9を梱包する際にこの切り起こし片61がドアハンドル9の化粧座90(図4(b)参照)に当接してドアハンドル9が梱包材1によって収まりよく梱包することができる。
被せ面6には、好ましくは図1などに示すように被せ面6と隣接して設けられる押さえ面7側に切り起こし片61を形成したものとしてもよい。
切り起こし片61は、方形形状に3辺が切り込まれた切込線61aと、折曲線11に沿って折り曲げられる切り起こし折曲線61bとより形成され、シート体10で6面体を形成したときの内方側に折曲線61aで折り曲げて切り起こし片61としている。
この場合によれば、ドアハンドル9を梱包する際にこの切り起こし片61がドアハンドル9の化粧座90(図4(b)参照)に当接してドアハンドル9が梱包材1によって収まりよく梱包することができる。
被せ面6の長手方向両端部には、好ましくは、一対の切込片5を折曲直線50で折り曲げて略垂直に立ち上げたときに、切込片5を外方側から保持する一対の保持帯8が切り込み形成されているものとしてもよい。ここで図に示す保持帯8は一部、押さえ面7にも切り込まれている。保持帯8には折り目8aが複数いれられている。
この場合によれば、シート体10を折り曲げて6面体としたときに、図3や図4(c)に示すように保持帯8の折り目8aがたわんで、保持帯8の内方端部が切込片5の外面に当接し、略垂直に立ち上げられた切込片5を外方から保持することができる。よって、一対の切込片5が外方に倒れこんでしまうことを防止することができる。またこの構成によれば、一対の保持帯8によって一対の切込片5を保持することができるので、一対の切込片5で構成される両側面からドアハンドル9が飛び出ることがなく、またこれにより、側方の強度を確保することができる。
この場合によれば、シート体10を折り曲げて6面体としたときに、図3や図4(c)に示すように保持帯8の折り目8aがたわんで、保持帯8の内方端部が切込片5の外面に当接し、略垂直に立ち上げられた切込片5を外方から保持することができる。よって、一対の切込片5が外方に倒れこんでしまうことを防止することができる。またこの構成によれば、一対の保持帯8によって一対の切込片5を保持することができるので、一対の切込片5で構成される両側面からドアハンドル9が飛び出ることがなく、またこれにより、側方の強度を確保することができる。
次に図を参照しながら、梱包材1による一対のドアハンドル9の梱包方法を説明する。
まず、図1に示すように一対の切込片5を折曲直線50で折り曲げて略垂直に立ち上げておく。図4(b)に示すように透明のビニールなどよりなる袋92に入れられたドアハンドル9を天面3の内面上に置く。このとき、一対の切込片5がドアハンドル9のレバーハンドル91の側面に沿うように配置する。またドアハンドル9の化粧座90が底面2側、レバーハンドル91の端部が被せ面6側になるように、また被せ面6に形成された切り起こし片61が化粧座90に当接するように配置する。
まず、図1に示すように一対の切込片5を折曲直線50で折り曲げて略垂直に立ち上げておく。図4(b)に示すように透明のビニールなどよりなる袋92に入れられたドアハンドル9を天面3の内面上に置く。このとき、一対の切込片5がドアハンドル9のレバーハンドル91の側面に沿うように配置する。またドアハンドル9の化粧座90が底面2側、レバーハンドル91の端部が被せ面6側になるように、また被せ面6に形成された切り起こし片61が化粧座90に当接するように配置する。
続いて、図2に示すように被せ面6をドアハンドル9の上に覆い被さるように折り曲げ配置し、被せ面6に連設されている押さえ面7はドアハンドル9の側面4側を覆うように折曲げ配置する(図2の白抜矢印12参照)。ここでドアハンドル9は、天面3、被せ面6、押さえ面7、天面3と被せ面6の間に設けられた側面4によって包まれた状態となる。またこのときに、一対の保持帯8を下方側に折り曲がったように配置し、一対の切込片5を外方から保持しておく。
そして切り起こし片61で押さえ面7側に折りたたむことで切り起こし片61が化粧座90に当たり、上述したようにドアハンドル9を収まりよく梱包することができる。また、切り起こし片61が折り曲げられた部分は、押さえ面7とさらに側面4が重なって設けられることになるので、例えば梱包材1に衝撃が加わった場合でも、化粧座90の周辺部材を保護することもできる。
なお、ドアハンドル9を置く向きを上述とは逆向きにおいても梱包することができるが、この場合、切り起こし片60で化粧座90を保持できなくなる。
そして切り起こし片61で押さえ面7側に折りたたむことで切り起こし片61が化粧座90に当たり、上述したようにドアハンドル9を収まりよく梱包することができる。また、切り起こし片61が折り曲げられた部分は、押さえ面7とさらに側面4が重なって設けられることになるので、例えば梱包材1に衝撃が加わった場合でも、化粧座90の周辺部材を保護することもできる。
なお、ドアハンドル9を置く向きを上述とは逆向きにおいても梱包することができるが、この場合、切り起こし片60で化粧座90を保持できなくなる。
図2に示すように底面2を被せ面6の上面に覆い被さるように折り曲げ配置し、押さえ面7の上面に底面2と天面3の間に設けられた側面4を配置する。
底面2のつまみ止め部20をつまみ挿通部60に挿入すれば、つまみ止め部20が係止されて、底面2が2層の図4(c)の状態になる。そして、梱包材1の天地を逆転させれば、開口部53が上面にくる図3の状態になり、6面体の梱包材1によってドアハンドル9をしっかりと梱包することができる。
底面2のつまみ止め部20をつまみ挿通部60に挿入すれば、つまみ止め部20が係止されて、底面2が2層の図4(c)の状態になる。そして、梱包材1の天地を逆転させれば、開口部53が上面にくる図3の状態になり、6面体の梱包材1によってドアハンドル9をしっかりと梱包することができる。
この構成によれば、長方形状のシート体10から6面体をなす梱包材1を形成することができる。よって、長方形状のシート体の外方に側面が突出して形成された従来の箱体からなる梱包材と比べて梱包材1を構成するシート体10の面積が小さく、省梱包化を図ることができる。また図4(c)に示すように被せ面6を備えたものとした場合は、底面2側は底面2と被せ面6とで2層に重ねられているため、底面2の強度を確保することができる。
またこの構成によれば、シート体10の折り曲げ箇所が8箇所と少ないので梱包材1の組み立て工数が少なく、梱包作業をすばやく容易に行うことができる。
さらに、この構成によれば、天面3に形成された開口部53が台形形状になっているので、その斜辺部によってレバーハンドル91の自由端が保持される(図3、図4(b)参照)。そのため、仮に梱包材1の天面3側が下方に向けられた場合でも、レバーハンドル91が開口部53からぶらついて突き出ることはない。
またこの構成によれば、シート体10の折り曲げ箇所が8箇所と少ないので梱包材1の組み立て工数が少なく、梱包作業をすばやく容易に行うことができる。
さらに、この構成によれば、天面3に形成された開口部53が台形形状になっているので、その斜辺部によってレバーハンドル91の自由端が保持される(図3、図4(b)参照)。そのため、仮に梱包材1の天面3側が下方に向けられた場合でも、レバーハンドル91が開口部53からぶらついて突き出ることはない。
そして図3に示すように、この構成によれば、梱包材1による梱包後、天面3に形成された台形形状の開口部53から梱包材1によって梱包されたドアハンドル9を視認することができる。よって、例えば開口部53から被梱包物の色や形状が確認できるので、梱包材1を解くことなく被梱包物の確認を行うことができ、倉庫出荷時の間違いを防止することができる。
またここでは図示していないが、ドアハンドル9の取り付け部品なども一緒に梱包することができ、天地が逆になっても天面3に形成された帯状の底面中間部54や三角形状の角保持部55の存在により、天面3から梱包したものが落下することを防止することができる。
またここでは図示していないが、ドアハンドル9の取り付け部品なども一緒に梱包することができ、天地が逆になっても天面3に形成された帯状の底面中間部54や三角形状の角保持部55の存在により、天面3から梱包したものが落下することを防止することができる。
以上、ここでは天面3に一対の切込片5を形成した例について説明したが、これに限定されるものではなく、底面2に一対の切込片5を形成してもよい。
また梱包材1で梱包する被梱包物は図例の一対のドアハンドル9に限定されるものではない。特に左右対称形状をなし、その一方が開口部53よりも大きな物品を梱包材1は好適に梱包することができる。さらに、梱包材1を構成する底面2、天面3、両側面4の大きさなどは図例に限定されるものではなく、被梱包物の大きさなどにあわせて形成される。
そして、押さえ面7、切り起こし片61は必須構成ではなく、また被せ面6は、底面2により共用されてもよく、この場合、例えば、保持帯8が底面2、すなわち切込片5を備えた面(天面3)と対向する面に形成される。
また梱包材1で梱包する被梱包物は図例の一対のドアハンドル9に限定されるものではない。特に左右対称形状をなし、その一方が開口部53よりも大きな物品を梱包材1は好適に梱包することができる。さらに、梱包材1を構成する底面2、天面3、両側面4の大きさなどは図例に限定されるものではなく、被梱包物の大きさなどにあわせて形成される。
そして、押さえ面7、切り起こし片61は必須構成ではなく、また被せ面6は、底面2により共用されてもよく、この場合、例えば、保持帯8が底面2、すなわち切込片5を備えた面(天面3)と対向する面に形成される。
1 梱包材
10 シート体
2 底面
3 天面
4 側面
5 切込片
5a 切込線
50 折曲直線(上底)
51 下底
52 斜辺
10 シート体
2 底面
3 天面
4 側面
5 切込片
5a 切込線
50 折曲直線(上底)
51 下底
52 斜辺
Claims (3)
- 長方形状のシート体を折り曲げて形成する6面体よりなる梱包材であって、
前記シート体には、少なくとも天面、側面、底面及び他方側の側面が長手方向に一連に形成され、
前記天面または前記底面には、前記長手方向と平行に形成された折曲直線と、該折曲直線を上底とし且つ前記側面と略同じ高さを備えた台形形状の下底及び一対の斜辺が切り込まれた切込線とが平面視して対称に形成されて一対の切込片をなし、
これら前記一対の切込片が、該折曲直線で折り曲げて略垂直に立ち上げられることにより前記側面と直交する方向に配置される両側面を構成することを特徴とする梱包材。 - 請求項1において、
前記切込片の下底をなす前記切込線が、前記天面又は前記底面の前記長手方向の略全長に形成されていることを特徴とする梱包材。 - 請求項1又は請求項2において
前記切込片を備えた面と対向する面の前記長手方向両端部には、前記切込片を外方側から保持する一対の保持帯が切り込み形成されていることを特徴とする梱包材。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017206290A (ja) * | 2016-05-19 | 2017-11-24 | マツ六株式会社 | 包装体及び建物扉用把手の包装構造 |
-
2009
- 2009-11-24 JP JP2009266648A patent/JP2011111166A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017206290A (ja) * | 2016-05-19 | 2017-11-24 | マツ六株式会社 | 包装体及び建物扉用把手の包装構造 |
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Legal Events
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