JP2003224058A - 露光装置及び露光方法 - Google Patents

露光装置及び露光方法

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JP2003224058A
JP2003224058A JP2002021700A JP2002021700A JP2003224058A JP 2003224058 A JP2003224058 A JP 2003224058A JP 2002021700 A JP2002021700 A JP 2002021700A JP 2002021700 A JP2002021700 A JP 2002021700A JP 2003224058 A JP2003224058 A JP 2003224058A
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exposure
substrate
expansion
light flux
light
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JP2002021700A
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English (en)
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Toshio Fukazawa
俊夫 深沢
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NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
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Publication date
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、被露光基板に露光を行う際、被露
光基板又はフォトマスクの伸縮に起因する露光のずれの
発生を防止してマスクパターンの露光を高精度に行うこ
とができ、その結果、生産性を向上できる露光装置及び
露光方法を提供する。 【解決手段】 露光装置1は、被感光剤が塗布された基
板2と、所定のマスクパターンが形成されたフォトマス
ク5と、これらを駆動・制御する制御装置14と、凸レ
ンズ8と、光学素子であるインテグレータ10と、露光
倍率調整装置13とを備え、基板2とフォトマスク5と
の間の微少間隔P及び基板2の伸縮量に基づいて、露光
光を所望の照射角に傾斜させるべくインテグレータ10
の移動距離Sを算出し、算出された移動距離Sだけイン
テグレータ10を光軸方向に移動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、露光装置及び露光
方法に関し、特に、フォトマスクに形成されたマスクパ
ターンを被露光基板に高精度に投影して露光する露光装
置及び露光方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、IC等の製造に用いられる露光装
置では、被感光剤が塗布された被露光基板(ワーク)に
マスクパターンが形成されたフォトマスクを介して光を
照射して露光することにより、被露光基板上にマスクパ
ターンを転写する方法が採られている。露光には、被露
光基板とフォトマスクとを密着させた状態で平行光を照
射する密着露光方式と、被露光基板とフォトマスクとの
間にわずかな間隔を設けた状態で平行光を照射するプロ
キシミティ露光方式とがある。特に、プロキシミティ露
光方式は、密着露光方式に比べてフォトマスクと被露光
基板とが接触しないためにフォトマスクが汚れにくく長
寿命であるという利点がある。
【0003】図11は、プロキシミティ露光方式による
従来の露光装置の概略構成を示す図である。
【0004】図11において、露光装置51は、被感光
剤が塗布された被露光基板(以下「基板」という。)5
2と、ローディングされた基板52を真空吸着して固定
する基台53と、基台53をXY方向及びθ(回転)方
向に駆動するXYθ駆動部54と、所定のマスクパター
ンが形成され、基板52との間に所定の間隔を介して配
置されたフォトマスク55と、フォトマスク55を保持
枠に真空吸着して固定し、Z方向に駆動するZ駆動部5
6と、基板52に形成されたワークアライメントマーク
66とフォトマスク55に形成されたフォトマスクアラ
イメントマーク67との相対的な位置を観測するための
アライメント用カメラ57と、光源装置65とを備え
る。
【0005】光源装置65は、基板52に対して均等に
露光するための凸レンズ58と、光源である水銀灯59
と、入射光をできるだけ均一な光にして射出する周知の
インテグレータ60と、露光を調整するシャッタ61
と、水銀灯59から射出された光をインテグレータ60
に集光する反射鏡62とで構成される。
【0006】水銀灯59から放出された光は、直接に及
び反射鏡62を介して間接にインテグレータ60に照射
され、シャッタ61が開くとインテグレータ60から凸
レンズ58に照射される。インテグレータ61は、凸レ
ンズ58の焦点位置に配置されているので、凸レンズ5
8に照射された光は屈折して略平行な平行光となり、フ
ォトマスク55を介して基板52を露光する。
【0007】露光装置51では、ワークアライメントマ
ーク66及びマスクアライメントマーク67をアライメ
ント用カメラ57で観測し、基台53をXYθ方向に駆
動して基板52とフォトマスク55とのマスクパターン
を重ね合せる。このとき、前工程で所定のパターンが形
成された基板52に対して、さらに別のパターン(フォ
トマスク55のマスクパターン)を形成する場合、既に
形成されたマスクパターンとこれから形成するパターン
との位置関係にずれが生じないように露光する必要があ
る。
【0008】特開2000−250232号公報では、
原版フィルムと基板とを高精度に位置決めするために、
CCDカメラの撮像エリアに原版フィルムのマーク及び
基板のマークが入るように位置調整することが提案され
ている。また、特開2000−250227号公報で
は、マスクとプリント配線基板とに設けられた位置合わ
せマークを一致させる制御装置が提案されている。
【0009】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来の露光装置には、基板が大型になると処理液や熱
等により伸縮しやすく、伸縮に伴って既に形成されてい
るマスクパターンも伸縮するため、この伸縮を無視して
固定寸法のフォトマスクにより新たなマスクパターンを
基板に重ねて露光(重ね露光)してしまうと、作成すべ
きマスクパターンとずれが生じてしまうという問題があ
る。この問題に対して、上記従来の露光装置には解決手
段が開示されていない。
【0010】また、特開2000−250232号公報
における露光装置では、基板及びマスクの伸縮が補正で
きず、特開2000−250227号公報を含む他の従
来の方法では、露光回数が増加するので生産性が悪く、
1回の露光面内の伸縮を補正することができない。
【0011】本発明は、上記問題に鑑みてなされてもの
であり、被露光基板に露光を行う際、被露光基板又はフ
ォトマスクの伸縮に起因する露光のずれの発生を防止し
てマスクパターンの露光を高精度に行うことができ、そ
の結果、生産性を向上できる露光装置及び露光方法を提
供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の露光装置は、被感光材が塗布された
被露光基板と、所定のマスクパターンが形成されたマス
クと、前記マスクパターンを前記被露光基板に投影して
露光する光源装置とを備える露光装置において、前記被
露光基板と前記マスクとを所定の間隔を介して対向して
位置決めする位置決め手段と、前記被露光基板に投影す
る前記マスクパターンの露光倍率を調整する露光倍率調
整手段と、前記所定の間隔並びに前記被露光基板及び前
記マスクの少なくとも一方の伸縮量に基づいて前記露光
倍率を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
【0013】請求項2記載の露光装置は、請求項1記載
の露光装置において、前記制御手段は、前記伸縮量を検
出する伸縮量検出手段を備えることを特徴とする。
【0014】請求項3記載の露光装置は、請求項2記載
の露光装置において、前記伸縮量検出手段は、前記被露
光基板に形成された少なくとも2つの第1のマーク、及
び前記第1のマークに対応して前記マスクに形成された
少なくとも2つの第2のマークを検出し、前記各マーク
の位置情報を取得するマーク検出手段を備え、前記制御
手段は、前記取得された位置情報に基づいて前記伸縮量
を算出することを特徴とする。
【0015】請求項4記載の露光装置は、請求項2又は
3記載の露光装置において、前記伸縮量検出手段は、前
記露光中において前記伸縮量を逐次検出し、前記制御手
段は、前記逐次検出された伸縮量に基づいて前記露光倍
率を制御することを特徴とする。
【0016】請求項5記載の露光装置は、請求項1乃至
4のいずれか1項に記載の露光装置において、前記光源
装置は、光源と、前記光源の光から光束を生成する露光
光束生成手段と、前記生成された光束から前記マスクに
照射する露光光を略平行に調整する光束調整手段とを備
え、前記制御手段は、前記露光倍率調整手段により前記
マスクに照射する前記露光光の照射角を変更して前記露
光倍率を制御することを特徴とする。
【0017】請求項6記載の露光装置は、請求項5記載
の露光装置において、前記露光倍率調整手段は、前記光
束調整手段に対する前記露光光束生成手段の位置を移動
して前記照射角を変更することを特徴とする。
【0018】請求項7記載の露光装置は、請求項5記載
の露光装置において、前記露光倍率調整手段は、焦点距
離が互いに異なる複数のレンズを備え、前記複数のレン
ズを切り替えて前記照射角を変更することを特徴とす
る。
【0019】請求項8記載の露光装置は、請求項5記載
の露光装置において、前記露光倍率調整手段は、レンズ
と、該レンズを光軸方向に移動する移動手段とを備え、
前記光束調整手段に対する前記レンズの位置を移動して
前記照射角を変更することを特徴とする。
【0020】請求項9記載の露光装置は、請求項5乃至
8のいずれか1項に記載の露光装置において、前記制御
手段は、前記被露光基板及び前記マスクの少なくとも一
方の伸縮量に基づいて前記露光倍率に対応する前記照射
角を演算し、前記露光倍率調整手段は、前記露光光束生
成手段により射出され、前記光束調整手段の有効範囲に
入射する光束の仰角を前記制御手段により演算された前
記照射角に対応するように調整することを特徴とする。
【0021】請求項10記載の露光装置は、請求項5乃
至9のいずれか1項に記載の露光装置において、前記光
源装置は、前記露光光束生成手段により射出された光束
のすべてが前記光束調整手段の有効範囲に入射するよう
に前記光束の仰角を補正する光束補正手段を備えること
を特徴とする。
【0022】上記目的を達成するために、請求項11記
載の露光方法は、被感光材が塗布された被露光基板と所
定のマスクパターンが形成されたマスクとを対向して配
置し、前記マスクパターンを前記被露光基板に投影して
露光する露光方法において、前記被露光基板と前記マス
クとを所定の間隔を介して対向して位置決めする位置決
め工程と、前記被露光基板に投影する前記マスクパター
ンの露光倍率を調整する露光倍率調整工程と、前記所定
の間隔並びに前記被露光基板及び前記マスクの少なくと
も一方の伸縮量に基づいて前記露光倍率を制御する制御
工程とを備えることを特徴とする。
【0023】請求項12記載の露光方法は、請求項11
記載の露光方法において、前記制御工程は、前記伸縮量
を検出する伸縮量検出工程を備えることを特徴とする。
【0024】請求項13記載の露光方法は、請求項12
記載の露光方法において、前記伸縮量検出工程は、前記
被露光基板に形成された少なくとも2つの第1のマー
ク、及び前記第1のマークに対応して前記マスクに形成
された少なくとも2つの第2のマークを検出し、前記各
マークの位置情報を取得するマーク検出工程を備え、前
記制御工程は、前記取得された位置情報に基づいて前記
伸縮量を算出することを特徴とする。
【0025】請求項14記載の露光方法は、請求項12
又は13記載の露光方法において、前記伸縮量検出工程
は、前記露光中において前記伸縮量を逐次検出し、前記
制御工程は、前記逐次検出された伸縮量に基づいて前記
露光倍率を制御することを特徴とする。
【0026】請求項15記載の露光方法は、請求項11
乃至14のいずれか1項に記載の露光方法において、前
記光源装置は、光源と、前記光源の光から光束を生成す
る露光光束生成手段と、前記生成された光束から前記マ
スクに照射する露光光を略平行に調整する光束調整手段
とを備え、前記制御工程は、前記露光倍率調整工程にて
前記マスクに照射する前記露光光の照射角を変更して前
記露光倍率を制御することを特徴とする。
【0027】請求項16記載の露光方法は、請求項15
記載の露光方法において、前記露光倍率調整工程は、前
記光束調整手段に対する前記露光光束生成手段の位置を
移動して前記照射角を変更することを特徴とする。
【0028】請求項17記載の露光方法は、請求項15
記載の露光方法において、前記露光倍率調整工程は、焦
点距離が互いに異なる複数のレンズを備え、前記複数の
レンズを切り替えて前記照射角を変更することを特徴と
する。
【0029】請求項18記載の露光方法は、請求項15
記載の露光方法において、前記露光倍率調整工程は、レ
ンズを光軸方向に移動する移動手段により前記光束調整
手段に対する前記レンズの位置を移動して前記照射角を
変更することを特徴とする。
【0030】請求項19記載の露光方法は、請求項15
乃至18のいずれか1項に記載の露光方法において、前
記制御工程は、前記被露光基板及び前記マスクの少なく
とも一方の伸縮量に基づいて前記露光倍率に対応する前
記照射角を演算し、前記露光倍率調整手段は、前記露光
光束生成手段により射出され、前記光束調整手段の有効
範囲に入射する光束の仰角を前記制御工程にて演算され
た前記照射角に対応するように調整することを特徴とす
る。
【0031】請求項20記載の露光方法は、請求項15
乃至19のいずれか1項に記載の露光方法において、前
記光源装置は、前記露光光束生成手段により射出された
光束のすべてが前記光束調整手段の有効範囲に入射する
ように前記光束の仰角を補正する光束補正手段を備える
ことを特徴とする。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0033】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施の形態に係る露光装置の全体構成を示す概略図
である。
【0034】図1において、露光装置1は、プロキシミ
ティ方式の露光装置であり、被感光剤が塗布された被露
光基板(以下「基板」という。)2と、基板2を固定す
る基台3と、基台3を駆動するXYθ駆動部4と、所定
のマスクパターンが形成されたフォトマスク5と、フォ
トマスク5を駆動するZ駆動部6,6と、CCDカメラ
等から成るアライメント用カメラ7,7と、XYθ駆動
部4、Z駆動部6、アライメント用カメラ7,7等に接
続され、これらを駆動・制御する制御装置14と、光源
装置15とを備える。
【0035】基台3は、露光装置1にローディングされ
た基板2を真空吸着して固定するものである。XYθ駆
動部4及びZ駆動部6は、基板2とフォトマスク5とを
所定の間隔、即ち微少間隔Pを介して対向して位置決め
するものである。この微少間隔Pとは、例えば、数μm
〜数10μmである。
【0036】XYθ駆動部4は、基台3の水平方向、即
ちX方向及びY方向に駆動すると共に、その中心点を軸
として回転方向(θ方向)に駆動する。Z駆動部6は、
フォトマスク5を保持枠に真空吸着して固定すると共
に、基板2とフォトマスク5との間の微少間隔Pを不図
示のセンサ等により測定し、当該間隔Pを一定に保つよ
うにZ方向(鉛直方向)に駆動する。
【0037】フォトマスク5の周縁部近傍の上方には、
2つのアライメント用カメラ7,7が配置されている。
アライメント用カメラ7,7は、基板2に形成された2
つのワークアライメントマーク16,16と、それぞれ
のワークアライメントマーク16,16に対応してフォ
トマスク5に形成された2つのマスクアライメントマー
ク17,17とを観測するものである。アライメントカ
メラ7,7で得られる画像データは、電気信号として制
御装置14へ送られる。これにより、基板2とフォトマ
スク5との相対的な位置(位置情報)を検出することが
できる。
【0038】前工程で所定のパターンが形成された基板
2に対して別のパターン(フォトマスク5のマスクパタ
ーン)を形成する場合、既に形成されたパターンとこれ
から形成するマスクパターンとの位置のずれを防止する
ことができる。また、基板2が伸縮した場合、その伸縮
量を正確に測定できるだけでなく、フォトマスク5が露
光時に受けた熱等による伸縮をも正確に測定することが
できる。
【0039】光源装置15は、基板2に対して均等に露
光するための凸レンズ8(光束調整手段)と、光源であ
る水銀灯9と、入射光をできるだけ均一な光にして射出
する光学素子であるインテグレータ10(露光光束生成
手段)と、露光を調整するシャッタ11と、水銀灯9か
ら射出された光をインテグレータ10に集光する反射鏡
12と、露光倍率調整装置13とで構成される。水銀灯
9、シャッタ11、露光倍率調整装置13は制御装置1
4に接続され、駆動・制御される。露光倍率調整装置1
3は、インテグレータ10を保持し、該インテグレータ
10と凸レンズ8との間隔を調整するものである。
【0040】露光装置1において、水銀灯9から放出さ
れた光は、直接に及び反射鏡12を介して間接にインテ
グレータ10に照射され、シャッタ11が開くとインテ
グレータ10から凸レンズ8に照射される。露光倍率調
整部13は、インテグレータ10から射出して凸レンズ
8の有効範囲に入射する光束の仰角を制御装置14で演
算された照射条件に対応するように調整する。インテグ
レータ10は、凸レンズ8の焦点位置に配置されている
場合、凸レンズ8に入射した光は屈折して略平行な平行
光として射出され、フォトマスク5を介してマスクパタ
ーンを基板2に投影して露光する。
【0041】図2は、図1における基板2とフォトマス
ク5との位置合わせ方法を説明する図であり、(a)は
アライメント用カメラ7から見た位置合わせ前の状態の
一例を示し、(b)はアライメント用カメラ7から見た
図3(a)の位置合わせ後の状態を示し、(c)は
(b)を側面から見た状態を示す。
【0042】図2(a)において、18,18はアライ
メント用カメラ7の各カメラ視野であり、16aはワー
クアライメントマーク16,16間の中点であり、17
aはマスクアライメントマーク17,17間の中点であ
る。
【0043】基板2とフォトマスク5との正確な位置合
わせを行う場合、図2(a)に示す状態から、それぞれ
のアライメントマーク同士を結ぶ線が互いに重なり、且
つ各線の中点同士が重なるように基板2の位置をXYθ
駆動部4を駆動することにより調整する(アライメント
調整)。これは、アライメントカメラ7,7から得られ
た画像データに基づき制御装置14にて制御装置14に
内蔵された演算装置により移動すべきX、Y、θの値を
算出し、その結果をXYθ駆動部4に出力することによ
り行われる。このとき、中心位置、即ち中点16a,1
7aは、露光光の光軸上にくるようにする。
【0044】図2(b)において、中点同士が重なるよ
うに基板2の位置を調整した際、基板2又はフォトマス
ク5が伸縮しているときは、アライメントマーク16,
17間にΔ分のずれが発生する。即ち、本来、Δ=0に
なるように設計されているがワークアライメントマーク
16,16間又はマスクアライメントマーク17,17
間の伸縮によりΔ≠0となる。Δの値は、制御装置14
内の演算装置により求められ、制御装置14内の不図示
のメモリに記憶される。
【0045】従って、基板2又はフォトマスク5が伸縮
している場合、フォトマスク5に形成されたマスクパタ
ーンを正確に基板2に露光するには、マスクパターンを
前記アライメントマーク16,17間のずれ量、即ち前
記伸縮量Δに基づいて定まる所定量分だけ補正してマス
クパターンを変倍する必要がある。
【0046】図3は、図1の露光装置1における露光倍
率調整方法の原理を示す図である。
【0047】図3において、5aはフォトマスク5に形
成されたマスクパターンの一部で光軸からある量だけ離
れた位置でのパターンであり、20はインテグレータ1
0が凸レンズ8の焦点位置にある場合に凸レンズ8から
フォトマスク5に直角に照射された平行光であり、21
は露光倍率調整装置13によりインテグレータ10が凸
レンズ8の焦点位置から離れた位置に移動した状態での
照射光であり、フォトマスク5に対して傾斜(デクリネ
ーション)させた傾斜光である。
【0048】マスクパターン5aは、凸レンズ8からの
光が平行光20としてフォトマスク5に直角に照射され
た場合、等倍の大きさで基板2上に露光される。一方、
凸レンズ8からの光がフォトマスク5に傾斜光21とし
て所定の照射角で照射された場合は、直角に照射された
ときの位置から水平方向にずれて所定の倍率で基板2上
に露光される。
【0049】露光装置1では、露光倍率調整装置13に
より凸レンズ8に対するインテグレータ10の位置を光
軸方向に移動し、凸レンズ8の焦点位置からインテグレ
ータ10をずらす。これにより、フォトマスク5に照射
する露光光の照射角を変更して露光倍率を調整する。例
えば、基板2がワークアライメントマーク16の位置に
おいて図2で示した伸縮量Δ分だけ伸縮している場合、
露光倍率調整装置13によりインテグレータ10の位置
を移動し、Δの値に基づいて定まる所定量分だけずらす
べく照射角を傾斜させることにより、伸縮した状態の基
板2にずれのないマスクパターン5aの露光を行うこと
が可能となる。
【0050】具体的に例を示す。パターンの最外縁位置
を上述した「光軸からある量離れた位置」として説明す
る。例えば、パターンの最外縁位置がアライメントマー
ク16,17の位置とあまり離れていない場合であれ
ば、この位置でもΔ分だけ伸縮していると考えてよいの
で、この位置において、図3のΔ’がΔに一致するよう
な傾斜光となるようにすればよい。または、アライメン
トマーク16,17からの距離が無視できない場合は、
例えば、基板(又はマスク)の伸縮が一様と仮定し、伸
縮量が光軸からの距離に比例するとしてΔの値からこの
位置における伸縮量を算出し、その値が図3のΔ’とな
るような傾斜光となるようにすればよい。さらに、正確
さが要求される場合は、予め伸縮の仕方を調べておき、
算出された伸縮量に補正を加えるようにしてもよい。
【0051】図4は、図1の露光装置1における露光倍
率調整方法の算出処理を説明する図である。
【0052】図4において、点aは、インテグレータ1
0、凸レンズ8、フォトマスク5、及び基板2の中心を
通る垂直軸(光軸)25と凸レンズ8の中心を通る水平
軸26との交点であり、点bは凸レンズ8内の水平軸2
6上の任意の点(例えば、パターンの最外縁位置)であ
る。点bへ向けて入射した光が凸レンズ8により屈折
し、フォトマスク5を透過して平行光20として基板2
上に到達した位置を点eとし、そのときのインテグレー
タ10の出口の位置を点cとする。abcが成す角度は
βとする。
【0053】基板2の伸縮により露光すべき位置が点e
から点fに移動している場合は、露光光を傾斜させるた
めに点eから点fまでの距離Tが、上記のようにΔの値
に基づき必要に応じて演算装置が併用され、予め求めら
れている。例として、T=5μmとする。次に、基板2
とフォトマスク5との微少間隔Pは、Z軸駆動部6によ
って設定された値が用いられている。例として、P=1
00μmとする。T及びPに基づいて露光倍率調整装置
13によるインテグレータ10の移動位置、即ち点dの
位置を制御装置14にて算出する。ここで、ab間の距
離をQ=250mm、ac間の距離をR=1000m
m、cd間の距離をSとし、cbdが成す角度をαとす
ると、三角関数の定理により点cから点dまでの移動距
離Sが求められる。
【0054】 tan(α+β)=(R+S)/Q tanα=T/P=5μm/100μm、tanβ=R/Q=1000mm/ 250mmであることから、 tan(α+β)=(1000mm+S)/250mm =(tanα+tanβ)/(1−tanα・tanβ) ∴S=265mmなお、図4の点hの位置をパターンの
最外縁位置とすると、点dからきた光は点hより内側を
通り点gに達し、点fに達する光はbgより外側のhf
の経路を通ることになり、厳密にはbgとhfとは平行
ではない。しかし、egの距離はQに比べ十分に小さ
く、bgとhfは平行とみなして問題ない。従って、上
記においてtanα=T/Pと近似している。
【0055】従って、基板2が伸縮している場合、露光
光の照射角を所望のデクリネーション角に傾斜させるた
めに制御装置14により微少間隔P及び基板2の伸縮量
Tに基づいてインテグレータ10の移動距離Sを算出
し、露光倍率調整装置13によりインテグレータ10を
移動距離Sだけ光軸方向に移動する。これにより、露光
光を所望の照射角に傾斜させることができ、伸縮した状
態の基板2にずれのないマスクパターン5aの露光を行
うことができる。
【0056】上記第1の実施の形態によれば、基板2と
フォトマスク5との間の微少間隔P及び基板2の伸縮量
に基づいて露光光を所望の照射角に傾斜させるべくイン
テグレータ10の移動距離Sを算出し、算出された移動
距離Sだけインテグレータ10を光軸方向に移動するの
で、露光の照射角を調節することができ、重ね露光を行
う場合でも、基板2又はフォトマスク5の伸縮に起因す
る露光のずれの発生を防止し、マスクパターンの露光を
高精度に行うことができる。
【0057】(第2の実施の形態)図5は、本発明の第
2の実施の形態に係る露光装置における光源装置の概略
図である。以下、上記第1の実施の形態における図と対
応する要素には同じ符号を付してそれらの説明は省略す
る。
【0058】光源装置15は、凸レンズ8と、水銀灯9
と、インテグレータ10と、シャッタ11と、反射鏡1
2と、焦点距離が互いに異なる複数の凸レンズ31a,
31b,31c及び凸レンズ31a,31b,31cを
保持するレンズ板31を備える露光倍率調整装置30と
で構成される。制御装置14は、水銀灯9、シャッタ1
1、露光倍率調整装置30に接続され、これらを駆動・
制御する。露光倍率調整装置30は、レンズ板31がイ
ンテグレータ10と凸レンズ8との間に配置され、制御
装置14からの制御信号に応じて駆動装置(不図示)を
駆動してレンズ板31を水平方向に移動して凸レンズ3
1a〜31cを切り替える。
【0059】基板2が伸縮した場合、露光光の照射角を
所望のデクリネーション角に傾斜させるために制御装置
14により微少間隔P及び基板2の伸縮量Tに基づいて
焦点距離を算出し、露光倍率調整装置30により焦点距
離が互いに異なる凸レンズ31a〜31cを選択・切り
替える。これにより、露光光を所望の照射角に傾斜させ
ることができ、伸縮した状態の基板2にずれのないマス
クパターン5aの露光を行うことができる。
【0060】上記第2の実施の形態によれば、インテグ
レータ10と凸レンズ8との間に焦点距離が互いに異な
る複数の凸レンズ31a〜31cを備える露光倍率調整
装置30を配置し、基板2とフォトマスク5との間の微
少間隔P及び基板2の伸縮量に基づいて、露光光を所望
の照射角に最も近い傾斜角に傾斜させるべくレンズ31
a〜31cを選択・切り替えるので、重ね露光を行う場
合でも、基板2又はフォトマスク5の伸縮に起因する露
光のずれの発生を容易に抑制し、マスクパターンの露光
を高精度に行うことができる。
【0061】露光倍率調整装置30が有するレンズ31
a〜31cは、基板2の伸縮量に細かく対応すべく図に
示す数に限らず多数あってもよく、図に示すような形状
に限らず、他の形状、例えば、円形、多角形等であって
もよい。また、レンズ31a〜31cの選択・切り替え
は、不図示の制御部により決定されるが、オペレータに
より決定するようにしてもよい。
【0062】さらに、本第2の実施の形態は、上記第1
の実施の形態と組み合わせることにより、より確実にず
れの発生を防止することができると共に、レンズの切り
換えとの併用によりインテグレータ10の移動距離Sの
短縮を図ることができ、装置全体の小型化を図ることが
できる。
【0063】(第3の実施の形態)図6は、本発明の第
3の実施の形態に係る露光装置における光源装置の概略
図である。以下、上記第1の実施の形態における図と対
応する要素には同じ符号を付してそれらの説明は省略す
る。
【0064】光源装置15は、凸レンズ8と、水銀灯9
と、インテグレータ10と、シャッタ11と、反射鏡1
2と、凸レンズ36aを保持するレンズ板36及びレン
ズ板36を光軸方向に駆動する駆動装置37を備える露
光倍率調整装置35とで構成される。制御装置14は、
水銀灯9、シャッタ11、露光倍率調整装置35に接続
され、これらを駆動・制御する。露光倍率調整装置35
は、インテグレータ10と凸レンズ8との間に配置さ
れ、制御装置14からの制御信号に応じてレンズ板36
を光軸方向に駆動する。
【0065】基板2が伸縮した場合、露光光の照射角を
所望のデクリネーション角に傾斜させるために制御装置
14により微少間隔P及び基板の伸縮量Tに基づいて焦
点距離を算出し、露光倍率調整装置35により凸レンズ
36aの位置を光軸方向に移動する。これにより、露光
光を所望の照射角に傾斜させることができ、伸縮した状
態の基板2にずれのないマスクパターン5aの露光を行
うことができる。
【0066】上記第3の実施の形態によれば、インテグ
レータ10と凸レンズ8との間に凸レンズ36aを保持
するレンズ板36及びレンズ板36を光軸方向に駆動す
る駆動装置37を備える露光倍率調整装置35を配置
し、基板2とフォトマスク5との間の微少間隔P及び基
板2の伸縮量に基づいて、露光光を所望の傾斜角に傾斜
させるべく凸レンズ36aの位置を光軸方向に調整する
ので、重ね露光を行う場合でも、基板2又はフォトマス
ク5の伸縮に起因する露光のずれの発生を防止し、マス
クパターンの露光を高精度に行うことができる。
【0067】上記第3の実施の形態における図6の露光
倍率調整装置35を上記第1の実施の形態又は上記第2
の実施の形態の構成に追加して用いてもよい。
【0068】(第4の実施の形態)図7は、本発明の第
4の実施の形態に係る露光装置における光源装置の概略
図である。以下、上記第1の実施の形態における図と対
応する要素には同じ符号を付してそれらの説明は省略す
る。
【0069】光源装置15は、凸レンズ8と、水銀灯9
(不図示)と、インテグレータ10と、シャッタ11
(不図示)と、反射鏡12(不図示)と、インテグレー
タ10を保持し、該インテグレータ10と凸レンズ8と
の間隔を調整する露光倍率調整装置13と、光量補正用
凸レンズ41aを保持するレンズ板41及びレンズ板4
1を光軸方向に駆動する駆動装置42を備える変倍装置
40とで構成される。制御装置14は、水銀灯9、シャ
ッタ11、露光倍率調整装置13、及び変倍装置40に
接続され、これらを駆動・制御する。変倍装置40は、
インテグレータ10と凸レンズ8との間に配置され、制
御装置14からの制御信号に応じてインテグレータ10
からの光量補正用凸レンズ41aの位置を調整する。
【0070】図8は、インテグレータ10と凸レンズ8
との距離を変更させた場合の露光量の変化を説明する図
であり、(a)はインテグレータ10が凸レンズ8の焦
点に位置する場合を示し、(b)はインテグレータ10
が凸レンズ8の焦点よりも凸レンズ8に近い状態に位置
する場合を示し、(c)はインテグレータ10が凸レン
ズ8の焦点よりも凸レンズ8から遠い状態に位置する場
合を示す。
【0071】図8(a)では、bcaが成す角度をγと
すると点bに入射した光は、凸レンズ8により屈折して
フォトマスク5に平行光として照射される。一方、図8
(b)に示すように、インテグレータ10の位置を光軸
方向に下方に移動してインテグレータ10と凸レンズ8
との間隔を狭めると、点b、即ち露光面の周辺部の露光
量が低下して基板2全体に一様な露光ができなくなる場
合がある。また、図8(c)に示すように、インテグレ
ータ10の位置を光軸方向に上方に移動してインテグレ
ータ10と凸レンズ8の間隔を離すと基板2面での露光
量が低下して露光時間の増加を招く場合がある。
【0072】そこで、変倍装置40により光量補正用凸
レンズ41aをインテグレータ10の移動に対応して光
軸方向に移動して光量の補正を行うことにより、基板2
又はフォトマスク5の伸縮による影響を除去すると共
に、光源装置15により生成される露光光を無駄なく活
用することができる。
【0073】上記第4の実施の形態によれば、インテグ
レータ10と凸レンズ8との間に光量補正用凸レンズ4
1aを保持するレンズ板41及びレンズ板41を光軸方
向に駆動する駆動装置42を備える変倍装置40を配置
し、基板2とフォトマスク5との間の微少間隔P及び基
板2の伸縮量に基づいて、露光光を所望の照射角に傾斜
させるべく光軸方向に移動したインテグレータ10の露
光量を補正するので、基板2又はフォトマスク5の伸縮
による影響を除去すると共に、光源装置15により生成
される露光光を無駄なく活用することができる。
【0074】上記第4の実施の形態では、光量補正用と
しての変倍装置40のみを用いているが、上記第2の実
施の形態における図5の露光倍率調整装置30を追加し
て用いてもよい。
【0075】また、上記第4の実施の形態は、上記第2
の実施の形態の図5における露光倍率調整装置30又は
上記第3の実施の形態の図6における露光倍率調整装置
35と、光量補正用としての変倍装置40とを組み合わ
せても同様な効果が得られる。
【0076】(第5の実施の形態)図9は、本発明の第
5の実施の形態に係る露光装置の概略構成を示す図であ
る。以下、上記第1の実施の形態における図と対応する
要素には同じ符号を付してそれらの説明は省略する。
【0077】図9において、露光装置45は、基板2
と、基台3と、XYθ駆動部4と、フォトマスク5と、
Z駆動部6,6と、アライメント用カメラ7,7と、X
Yθ駆動部4、Z駆動部6、アライメント用カメラ7,
7等に接続され、これらを駆動・制御する制御装置14
と、光源装置48、凹面鏡49とを備える。
【0078】光源装置48は、水銀灯9と、インテグレ
ータ10と、光路反転用の平面鏡46と、インテグレー
タ10の位置を光軸方向に駆動する露光倍率調整装置4
7とで構成される。水銀灯9、露光倍率調整装置47は
制御装置14に接続され、駆動・制御される。露光倍率
調整装置47は、光源装置48を移動させることによっ
てインテグレータ10と凹面鏡49との間隔を調整する
ものである。
【0079】露光装置45において、水銀灯9から射出
された光は、直接的及び反射鏡12を介して間接的に平
面鏡46に照射され、平面鏡46により反射され光がイ
ンテグレータ10を介して凹面鏡49に到達する。凹面
鏡49で反射された光は略平行な平行光となりフォトマ
スク5を介して基板2を露光する。
【0080】基板2が伸縮している場合、露光光の照射
角を所望のデクリネーション角に傾斜させるために制御
装置14により微少間隔P及び基板2の伸縮量Tに基づ
いて焦点距離を算出し、露光倍率調整装置47により光
源装置48を光軸方向に移動する。これにより、露光光
を所望の照射角に傾斜させることができ、伸縮した状態
の基板2にずれのないマスクパターン5aの露光を行う
ことができる。
【0081】上記第5の実施の形態によれば、基板2と
フォトマスク5との間の微少間隔P及び基板2の伸縮量
に基づいて、露光光を所望の照射角に傾斜させるべく光
源装置46の移動距離を算出し、算出された移動距離だ
け光源装置46を光軸方向に移動するので、露光の照射
角を調節することができ、重ね露光を行う場合でも、基
板2又はフォトマスク5の伸縮に起因する露光のずれの
発生を防止し、マスクパターンの露光を高精度に行うこ
とができる。
【0082】なお、上記第2乃至第4の実施の実施の形
態についても、凸レンズ8に代えて凹面鏡49を用いて
構成することができる。
【0083】(第6の実施の形態)本第6の実施の形態
は、その構成が上記第1の実施の形態における図1の露
光装置1と同様であり、それらの説明は省略する。
【0084】図10は、本発明の第6の実施の形態に係
る露光装置におけるアライメント動作処理を示すフロー
チャートである。
【0085】図10において、まず、フォトマスク5及
び基板2の各アライメントマークをアライメント用カメ
ラ7で観測する(ステップS1)。次に、フォトマスク
5及び基板2の各アライメントマーク間の誤差をXY成
分と伸縮成分とに分けて計算し(ステップS2)、XY
成分誤差をXYθ駆動部4により補正し、伸縮成分誤差
を変倍装置40により補正する(ステップS3)。
【0086】次に、XY成分誤差及び伸縮成分誤差の両
誤差が設定値以内か否かを判別し(ステップS4)、両
誤差が設定値以内でないときは(ステップS4でN
O)、ステップS1へ戻る一方、両誤差が設定値以内で
あるときは(ステップS4でYES)、シャッタ11を
開いて露光を開始する(ステップS5)。露光量は、不
図示のセンサ等により監視されており、当該センサが露
光を終了したときに制御装置14に信号を出力する。
【0087】つづいて、設定露光量に達したか否かを判
別し(ステップS6)、設定露光量に達したときは(ス
テップS6でYES)、シャッタ11を閉じて露光を終
了する一方、設定露光量に達していないときは(ステッ
プS6でNO)、フォトマスク5及び基板2の各アライ
メントマークをアライメント用カメラで観測する(ステ
ップS7)。
【0088】次に、フォトマスク5と基板2との各アラ
イメントマーク間の誤差をXY成分と伸縮成分とに分け
て計算し(ステップS8)、XYθ駆動部4によるXY
成分誤差、又は変倍装置40による伸縮成分誤差の少な
くとも一方を補正し(ステップS9)、ステップS6へ
戻って処理を繰り返す。なお、露光中の補正は一定時間
の間隔で行う。また、誤差の設定値は、露光精度を考慮
して任意に設定できるものとする。
【0089】本処理により露光処理中の基板2やフォト
マスク5の熱膨張による重ね合せ誤差にも対応できるの
で、より高精度に露光を行うことが可能となる。また、
フォトマスク5を高価な低熱膨張材にする必要がないの
で、低コストで露光を行うことができる。
【0090】上記第6の実施の形態によれば、露光中に
基板2の伸縮を測定し、基板2が伸縮した場合、露光光
の照射角を所望のデクリネーション角に傾斜させるため
に制御装置14により微少間隔P及び基板2の伸縮量T
に基づいてインテグレータ10の移動距離Sを算出し、
露光倍率調整装置13によりインテグレータ10を移動
距離Sだけ光軸方向に移動するので、露光中における熱
によるフォトマスク5や基板2の熱膨張による重ね合せ
誤差にも対応でき、マスクパターンの露光をより高精度
に行うことができる。また、フォトマスク5を高価な低
熱膨張材にする必要がなくなる。
【0091】上記第6の実施の形態では、露光装置の構
成として上記第1の実施の形態のものを使用した場合を
示したが、上記第2乃至第5の実施の形態の各露光装置
又はこれらを組み合わせたものについても上記第6の実
施の形態のアライメント動作処理を用いることができ
る。
【0092】上記第1〜第5の実施の形態では、基板2
の伸縮量Tは伸縮前後に測定したワークアライメントマ
ーク17,17間の距離の比較を行うことにより求めて
もよく、また、伸縮前後における基板2のエッジの位置
をセンサ等により検知して測定してもよい。また、予め
実施される処理工程毎の基板2の伸縮量の変化を調べて
おき、実施された処理に基づいて伸縮量Tを求めるよう
にしてもよい。
【0093】また、インテグレータ10の移動距離は、
制御装置14における演算処理により算出されるが、オ
ペレータが手動で算出するようにしてもよい。
【0094】また、ワークアライメントマーク16,1
6及びマスクアライメントマーク17,17の数や形状
は図示のものに限定されないのは云うまでもない。ま
た、ワークアライメントマーク16とマスクアライメン
トマーク17は異なる形状や色彩で構成されていてもよ
い。
【0095】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1記
載の装置及び請求項11記載の方法によれば、被露光基
板とマスクとを所定の間隔を介して対向するように配置
し、所定の間隔と被露光基板及びマスクの少なくとも一
方の伸縮量に基づいて露光倍率を制御するので、被露光
基板に露光を行う際、被露光基板又はフォトマスクの伸
縮に起因する露光のずれの発生を防止し、マスクパター
ンの露光を高精度に行うことができる。
【0096】請求項3記載の装置及び請求項13記載の
方法によれば、被露光基板に形成された少なくとも2つ
の第1のマーク、及び第1のマークに対応してマスクに
形成された少なくとも2つの第2のマークを検出し、各
マークの位置情報を取得し、取得された位置情報に基づ
いて伸縮量を算出するので、被露光基板及びフォトマス
クの少なくとも一方の伸縮量を正確に測定することがで
きる。
【0097】請求項4記載の装置及び請求項14記載の
方法によれば、露光中において伸縮量を逐次検出し、逐
次検出された伸縮量に基づいて露光倍率を制御するの
で、被露光基板或いは、それに加え、フォトマスクが熱
等により伸縮しても伸縮量を正確に測定してマスクパタ
ーンの露光を高精度に行うことができる。
【0098】請求項5記載の装置及び請求項15記載の
方法によれば、マスクに照射する露光光の照射角を変更
して露光倍率を制御するので、露光倍率を容易に制御す
ることができる。
【0099】請求項9記載の装置及び請求項19記載の
方法によれば、被露光基板及びマスクの少なくとも一方
の伸縮量に基づいて露光倍率に対応する照射角を演算
し、露光光束生成手段により射出され、光束調整手段の
有効範囲に入射する光束の仰角を演算された照射角に対
応するように調整するので、マスクパターンの露光を高
精度に行うことができる。
【0100】請求項10記載の装置及び請求項20記載
の方法によれば、光源装置は、射出された光束のすべて
が光束調整手段の有効範囲に入射するように光束の仰角
を補正するので、光源装置により生成される露光光を無
駄なく活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る露光装置の全
体構成を示す概略図である。
【図2】図1における基板2とフォトマスク5との位置
合わせ方法を説明する図であり、(a)はアライメント
用カメラ7から見た位置合わせ前の状態を示し、(b)
はアライメント用カメラ7から見た位置合わせ後の状態
を示し、(c)は(b)を側面から見た状態を示す。
【図3】図1の露光装置1における露光倍率調整方法の
原理を示す図である。
【図4】図1の露光装置1における露光倍率調整方法の
算出処理を説明する図である。
【図5】本発明の第2の実施の形態に係る露光装置にお
ける光源装置の概略図である。
【図6】本発明の第3の実施の形態に係る露光装置にお
ける光源装置の概略図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態に係る露光装置にお
ける光源装置の概略図である。
【図8】インテグレータ10と凸レンズ8との距離を変
更させた場合の露光量の変化を説明する図であり、
(a)はインテグレータ10が凸レンズ8の焦点に位置
する場合を示し、(b)はインテグレータ10が凸レン
ズ8の焦点よりも凸レンズ8に近い状態に位置する場合
を示し、(c)はインテグレータ10が凸レンズ8の焦
点よりも凸レンズ8から遠い状態に位置する場合を示
す。
【図9】本発明の第5の実施の形態に係る露光装置の概
略構成を示す図である。
【図10】本発明の第6の実施の形態に係る露光装置に
おけるアライメント動作処理を示すフローチャートであ
る。
【図11】プロキシミティ露光方式による従来の露光装
置の概略構成を示す図である。
【符号の説明】
1 露光装置 2 基板 3 基台 4 XYθ駆動部 5 フォトマスク 6 Z駆動部 7 アライメント用カメラ 8 凸レンズ 9 水銀灯 10 インテグレータ 11 シャッタ 13,30,35 露光倍率調整装置 14 制御装置 15,48 光源装置 16 ワークアライメントマーク 17 フォトアライメントマーク 40 変倍装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被感光材が塗布された被露光基板と、所
    定のマスクパターンが形成されたマスクと、前記マスク
    パターンを前記被露光基板に投影して露光する光源装置
    とを備える露光装置において、 前記被露光基板と前記マスクとを所定の間隔を介して対
    向して位置決めする位置決め手段と、 前記被露光基板に投影する前記マスクパターンの露光倍
    率を調整する露光倍率調整手段と、 前記所定の間隔並びに前記被露光基板及び前記マスクの
    少なくとも一方の伸縮量に基づいて前記露光倍率を制御
    する制御手段とを備えることを特徴とする露光装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記伸縮量を検出する
    伸縮量検出手段を備えることを特徴とする請求項1記載
    の露光装置。
  3. 【請求項3】 前記伸縮量検出手段は、前記被露光基板
    に形成された少なくとも2つの第1のマーク、及び前記
    第1のマークに対応して前記マスクに形成された少なく
    とも2つの第2のマークを検出し、前記各マークの位置
    情報を取得するマーク検出手段を備え、前記制御手段
    は、前記取得された位置情報に基づいて前記伸縮量を算
    出することを特徴とする請求項2記載の露光装置。
  4. 【請求項4】 前記伸縮量検出手段は、前記露光中にお
    いて前記伸縮量を逐次検出し、前記制御手段は、前記逐
    次検出された伸縮量に基づいて前記露光倍率を制御する
    ことを特徴とする請求項2又は3記載の露光装置。
  5. 【請求項5】 前記光源装置は、光源と、前記光源の光
    から光束を生成する露光光束生成手段と、前記生成され
    た光束から前記マスクに照射する露光光を略平行に調整
    する光束調整手段とを備え、前記制御手段は、前記露光
    倍率調整手段により前記マスクに照射する前記露光光の
    照射角を変更して前記露光倍率を制御することを特徴と
    する請求項1乃至4のいずれか1項に記載の露光装置。
  6. 【請求項6】 前記露光倍率調整手段は、前記光束調整
    手段に対する前記露光光束生成手段の位置を移動して前
    記照射角を変更することを特徴とする請求項5記載の露
    光装置。
  7. 【請求項7】 前記露光倍率調整手段は、焦点距離が互
    いに異なる複数のレンズを備え、前記複数のレンズを切
    り替えて前記照射角を変更することを特徴とする請求項
    5記載の露光装置。
  8. 【請求項8】 前記露光倍率調整手段は、レンズと、該
    レンズを光軸方向に移動する移動手段とを備え、前記光
    束調整手段に対する前記レンズの位置を移動して前記照
    射角を変更することを特徴とする請求項5記載の露光装
    置。
  9. 【請求項9】 前記制御手段は、前記被露光基板及び前
    記マスクの少なくとも一方の伸縮量に基づいて前記露光
    倍率に対応する前記照射角を演算し、前記露光倍率調整
    手段は、前記露光光束生成手段により射出され、前記光
    束調整手段の有効範囲に入射する光束の仰角を前記制御
    手段により演算された前記照射角に対応するように調整
    することを特徴とする請求項5乃至8のいずれか1項に
    記載の露光装置。
  10. 【請求項10】 前記光源装置は、前記露光光束生成手
    段により射出された光束のすべてが前記光束調整手段の
    有効範囲に入射するように前記光束の仰角を補正する光
    束補正手段を備えることを特徴とする請求項5乃至9の
    いずれか1項に記載の露光装置。
  11. 【請求項11】 被感光材が塗布された被露光基板と所
    定のマスクパターンが形成されたマスクとを対向して配
    置し、前記マスクパターンを前記被露光基板に投影して
    露光する露光方法において、前記被露光基板と前記マス
    クとを所定の間隔を介して対向して位置決めする位置決
    め工程と、前記被露光基板に投影する前記マスクパター
    ンの露光倍率を調整する露光倍率調整工程と、前記所定
    の間隔並びに前記被露光基板及び前記マスクの少なくと
    も一方の伸縮量に基づいて前記露光倍率を制御する制御
    工程とを備えることを特徴とする露光方法。
  12. 【請求項12】 前記制御工程は、前記伸縮量を検出す
    る伸縮量検出工程を備えることを特徴とする請求項11
    記載の露光方法。
  13. 【請求項13】 前記伸縮量検出工程は、前記被露光基
    板に形成された少なくとも2つの第1のマーク、及び前
    記第1のマークに対応して前記マスクに形成された少な
    くとも2つの第2のマークを検出し、前記各マークの位
    置情報を取得するマーク検出工程を備え、前記制御工程
    は、前記取得された位置情報に基づいて前記伸縮量を算
    出することを特徴とする請求項12記載の露光方法。
  14. 【請求項14】 前記伸縮量検出工程は、前記露光中に
    おいて前記伸縮量を逐次検出し、前記制御工程は、前記
    逐次検出された伸縮量に基づいて前記露光倍率を制御す
    ることを特徴とする請求項12又は13記載の露光方
    法。
  15. 【請求項15】 前記光源装置は、光源と、前記光源の
    光から光束を生成する露光光束生成手段と、前記生成さ
    れた光束から前記マスクに照射する露光光を略平行に調
    整する光束調整手段とを備え、前記制御工程は、前記露
    光倍率調整工程にて前記マスクに照射する前記露光光の
    照射角を変更して前記露光倍率を制御することを特徴と
    する請求項11乃至14のいずれか1項に記載の露光方
    法。
  16. 【請求項16】 前記露光倍率調整工程は、前記光束調
    整手段に対する前記露光光束生成手段の位置を移動して
    前記照射角を変更することを特徴とする請求項15記載
    の露光方法。
  17. 【請求項17】 前記露光倍率調整工程は、焦点距離が
    互いに異なる複数のレンズを備え、前記複数のレンズを
    切り替えて前記照射角を変更することを特徴とする請求
    項15記載の露光方法。
  18. 【請求項18】 前記露光倍率調整工程は、レンズを光
    軸方向に移動する移動手段により前記光束調整手段に対
    する前記レンズの位置を移動して前記照射角を変更する
    ことを特徴とする請求項15記載の露光方法。
  19. 【請求項19】 前記制御工程は、前記被露光基板及び
    前記マスクの少なくとも一方の伸縮量に基づいて前記露
    光倍率に対応する前記照射角を演算し、前記露光倍率調
    整手段は、前記露光光束生成手段により射出され、前記
    光束調整手段の有効範囲に入射する光束の仰角を前記制
    御工程にて演算された前記照射角に対応するように調整
    することを特徴とする請求項15乃至18のいずれか1
    項に記載の露光方法。
  20. 【請求項20】 前記光源装置は、前記露光光束生成手
    段により射出された光束のすべてが前記光束調整手段の
    有効範囲に入射するように前記光束の仰角を補正する光
    束補正手段を備えることを特徴とする請求項15乃至1
    9のいずれか1項に記載の露光方法。
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