JP2003223145A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2003223145A
JP2003223145A JP2002022061A JP2002022061A JP2003223145A JP 2003223145 A JP2003223145 A JP 2003223145A JP 2002022061 A JP2002022061 A JP 2002022061A JP 2002022061 A JP2002022061 A JP 2002022061A JP 2003223145 A JP2003223145 A JP 2003223145A
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哲也 山根
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Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】一旦書込んだ表示データを編集する場合、半角
・太字への変更を禁止し、見やすい表示を提供する。 【解決手段】本発明の表示装置は、表示器1と、表示器
を駆動するドライバ2と、少なくとも文字コード、全角
・半角を示す文字の大きさコード、太字・標準字を示す
修飾コードを記憶するメモリカード7と、メモリカード
7のコードデータに応じたドットデータに変換し、ドラ
イバ2に転送するCPU3と、メモリカード7に記憶さ
れたコードデータを編集するリモコン13とを有する表
示装置において、リモコン13により、全角・太字の文
字を半角に変更する指示があった場合、CPU3は、半
角・標準字に変更するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドットマトリクス
型の電光表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、特開昭60−107084号公報
に示されるようなLED等によるドットマトリクス表示
器を用い、店頭、街頭、バス案内等において文字、図
形、記号等の情報を表示する電光表示装置が商品化され
ている。
【0003】このような電光表示装置においては、文字
あるいは図形等の表示データをパソコン等の編集装置に
よりメモリカードに書込み、そしてこのメモリカードを
電光表示装置のソケットに装着することで所定の表示が
できるようにしている。
【0004】このメモリカードには、文字コードの他
に、スクロール、フラッシュ、ストップモード等の表示
動作を指定する表示モードコード、全角・半角を示すコ
ード、太字・反転等の文字修飾を示すコード等も同時に
書込むことができ、これにより多彩な表示が可能にな
る。
【0005】また、特開平11−305919号公報に
開示されているように、パソコン等の編集装置を使用し
なくとも、赤外線式リモコン等より表示装置に直接表示
データを入力することができるものも発明されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような赤外線式リ
モコンにより直接表示データを入力できるものにあって
は、メモリカードからのデータを編集することも可能で
あり、例えば、メモリカードには全角で書込まれた文字
コードを赤外線リモコンにより半角の文字コードに変更
することもできる。
【0007】しかしながら、メモリカードに全角・太字
で書込まれた文字コードを、赤外線リモコンにより半角
の文字コードに変更すると、太字のコードはそのまま残
るので表示器上では文字が潰れて判読し難くなるという
問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の表示装置は、上
記点に鑑み、表示器と、該表示器を駆動する駆動手段
と、少なくとも文字コード、全角・半角を示す文字の大
きさコード、太字・標準字を示す修飾コードを記憶する
記憶手段と、該記憶手段のコードデータに応じたドット
データに変換し、前記駆動手段に転送する制御手段と、
前記記憶手段に記憶されたコードデータを編集する編集
手段とを有するものにおいて、前記編集手段により、全
角・太字の文字を半角に変更する指示があった場合、前
記制御手段は、半角・標準字に変更することを特徴とす
るものである。
【0009】また、本発明の表示装置は、表示器と、該
表示器を駆動する駆動手段と、少なくとも文字コード、
全角・半角を示す文字の大きさコード、太字・標準字を
示す修飾コードを記憶する記憶手段と、該記憶手段のコ
ードデータに応じたドットデータに変換し、前記駆動手
段に転送する制御手段と、前記記憶手段に記憶されたコ
ードデータを編集する編集手段とを有するものにおい
て、前記編集手段により、半角・標準字の文字を太字に
変更する指示があった場合、前記制御手段は、当該指示
を無効とし半角・標準字を維持することを特徴とするも
のである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の表示装置のブロ
ック図を示し、1は、発光ダイオードランプを使用した
例えば16×128ドット(16×16ドット8文字表
示)構成のドットマトリクス型の表示器、2は表示器1
を駆動するドライバである。3はCPUで、ROMから
なるプログラムメモリ4にしたがって各回路を制御す
る。5はRAMからなるデータメモリ、6はメモリカー
ド7が装着されるソケットである。メモリカード7に
は、パソコン等の編集装置により、文字あるいは図形等
の表示データの他に、スクロール、フラッシュ、ストッ
プモード等の表示動作を指定する表示モードコード、全
角・半角を示すコード、太字・標準字の文字修飾を示す
コードも書込まれる。このメモリカード7に書込まれる
データのフォーマットは、図2のように構成されてい
る。各データは、2byte構成で、1行分のデータの
最初には表示モードコードが位置する。表示モードは、
例えば、ストップ表示モード(一行分の表示を静止状態
で行なうモード)、スクロール表示モードの2種類とす
る。続いて、文字の大きさコード、文字修飾コード、文
字コードの組合わせで1文字分のデータが構成される。
文字の大きさコードは、全角(16×16ドット)、半
角(16×8ドット)のいずれかを示すものである。ま
た、文字修飾コードは、標準字、太字のいずれかを示す
ものである。文字コードには、スペースも含まれている
が、スペースの場合は、文字の大きさコード、文字修飾
コードは付加されない。8文字(全角)分の文字コード
の最後には、行の終了を示す行ターミネイタコードが位
置することになる。なお、メモリカード7のデータは、
データメモリ5に転送されることになる。
【0011】8は文字コードに対応する全角・標準字の
ドットデータを格納するROMからなるフォントメモリ
である。9は実際の表示をするドット単位の一行分のデ
ータをもつRAMからなるリフレッシュメモリで、セレ
クタ10を介してCPU3及びリフレッシュ回路11と
データの授受を行なう。セレクタ10は、CPU3から
のアクセスがない場合にはリフレッシュ回路11からの
アクセスに応ずるように設定されている。また、このリ
フレッシュ回路11は、セレクタ10に対し常時アクセ
スし、そしてセレクタ10がアクセスに応じた場合、リ
フレッシュメモリ9のデータをドライバ2に転送する。
この構成において、スクロール表示をするときは、スク
ロールスピードに合わせて列が1ビットづつシフトする
ようにセレクタを介して表示ドットデータをリフレッシ
ュメモリ9に転送し、またストップ表示をするときは、
一行分の表示ドットデータを一度にリフレッシュメモリ
9にセレクタ10を介して転送することになる。
【0012】12は赤外線リモコン13からの赤外線信
号を受光する受光部で、受光した信号を所定の形式のデ
ータに変換してCPU3に転送する。赤外線リモコン1
3の操作部を図3に示す。図3において、14は編集モ
ードキーで、登録文章の文字変更等のモードに設定する
キーである。15はカーソルキーで、カーソルを左右に
移動させるためのものである。16は修飾キーで、カー
ソル上の文字を標準/太字に変換するキーである。17
は大きさキーで、カーソル上の文字を全角/半角に変換
するキーである。18はカーソル上の文字を削除するク
リアキーてある。19はテンキーで、文字モードキー2
0による文字入力モードに従って「数字」「ひらがな」
「ローマ字」を入力するキーである。文字モードキー2
0の操作により「数字」「ひらがな」「ローマ字」…
「数字」のモードに順次切換わり、例えば、「ひらが
な」のモードにあっては、「1」キーの操作回数によっ
て「あいうえお」の入力ができる(例えば、1回の操作
であれば「あ」、2回の操作であれば「い」となり、6
回の操作で「あ」に戻る)。21は変換キーであり、
「ひらがな」モードの入力時、入力した文字を漢字変換
・カタカナ変換するものである。22は漢字変換・カタ
カナ変換の決定及び編集の決定を行なう決定キーであ
る。
【0013】図4は、上記構成において、プログラムメ
モリ4に書込まれた要部のプログラムのフローチャート
を示し、以下このフローチャートに基づいて動作を説明
する。
【0014】まず、パソコン等の編集装置によりメモリ
カード7に例えば「三洋電機株式会社」(表示モード
は、スクロール、「三洋電機」は、全角・太字、「株式
会社」は、全角・標準字)が書込まれているものとす
る。このメモリカード7がソケット6に装着されると、
CPU3は、メモリカード7に書込まれたコードデータ
をデータメモリ5に転送し(ステップS1,2)、その
コードデータをフォントメモリ8のデータに基づきドッ
トデータに変換してデータメモリ5のドットデータ領域
に格納すると共に、当該ドットデータをスクロールスピ
ードに従いセレクタ10を介してリフレッシュメモリ9
に転送する(ステップS3)。これにより、表示器1に
「三洋電機株式会社」のスクロール表示をすることがで
きる。なお、「三洋電機」は全角・太字、「株式会社」
は全角・標準字としているので、「株式会社」について
はフォントメモリ8からのドットデータをそのままデー
タメモリ5に書込み、「三洋電機」についてはフォント
メモリ8からのドットデータを全角・太字に変換してデ
ータメモリ5に書込こんでおり、表示器1にはこれらの
態様でスクロール表示されることになる。
【0015】このスクロール表示状態において、リモコ
ン13の編集キー14が操作されると、CPU3は、表
示モードをストップ表示とし、カーソルを文頭に位置さ
せる(ステップS4,5)。即ち、「三洋電機株式会
社」が表示器1にストップ表示され、「三」の位置にカ
ーソルが位置することになる。そして、CPU3は、カ
ーソル位置の文字の大きさコード、文字修飾コードを判
定する(ステップS6,9)。ここで、「三」は全角・
太字であり、ステップS6,9を経てステップS11に
移行してキー操作を監視する。ここで、大きさキー17
が操作されると、「三」は全角であるため、CPU3
は、「三」を半角に変更するが、太字ではなく標準字に
変更するようデータメモリ5のドットデータ、コードデ
ータを変更する(ステップS13)。これにより、表示
器1は、「三」が半角・標準字となったストップ表示に
なる。ステップS11にて大きさキー17以外のキーが
操作されると、それに応じた編集処理を行なうことにな
る(ステップS12)。例えば、修飾キー16が操作さ
れると、「三」を全角・標準字となるようにデータメモ
リ5のドットデータ、コードデータを変更する。次に、
カーソルキー15により、カーソルを「株」に位置させ
た場合は、ステップS6,9を経てステップS10に移
行し、全てのキーに対する編集処理が行なわれる。例え
ば、修飾キー16により全角・太字、また大きさキー1
7により半角・標準字の「株」に変更できる。ここで
「株」が半角・標準字に変更された場合、カーソル位置
がこの「株」にあると、次はステップS6からステップ
S7に移行し、キー操作を監視する。このステップS7
で文字修飾キー16が操作されたことを検出した場合、
半角・太字にはできないのでそのキー操作を無効にして
ステップS14に移行することになる。他のキーであれ
ば、そのキー操作に応じた編集処理を行なうことになる
(ステップS8)。
【0016】なお、ステップS8,10,12におい
て、クリアキー18が操作されると、カーソル位置の文
字に対応するドットデータ、コードデータをデータメモ
リ5より削除する。また、テンキー19が操作される
と、カーソル文字の前にテンキー19による入力文字が
挿入される。但し、「数字」・「ローマ字」の入力モー
ドでは、入力した文字が直ちに確定してドットデータ、
コードデータの変更が行なわれるが(なお、入力当初
は、全角・標準字である)、「かたかな」の入力モード
では、入力した「かたかな」文字が変換キー21の操作
により、所望の漢字等に変換された後、決定キー22が
操作されるまでは、データメモリ5のドットデータに対
してのみデータの書込みが行われ(したがって、変換さ
れた文字は表示器1に表示されている)、コードデータ
に対しては書き込みが行われない。決定キー22が操作
されると、データメモリ5のコードデータに対しても対
象文字のコードデータが書込まれることになる。
【0017】さて、S8,10,12,13において、
データメモリ5のドットデータ、コードデータの変更が
行われた後、決定キー22が操作されると(「かたか
な」モードでの文字入力後であれば、続けて決定キー2
2が操作される)、ステップS3に移行し、その変更さ
れたデータに基づいて表示処理が行なわれることになる
(ステップS14)。例えば、上記例において、「三洋
電機株式会社」の「三」を半角・標準字に変更した場合
は、その態様でのスクロール表示がなされることにな
る。
【0018】
【発明の効果】本発明は、上記のように一旦書込んだ表
示データを編集する場合、半角・太字への変更を禁止す
るようにしたものであり、見やすい表示を提供すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の表示装置のブロック図である。
【図2】本発明の表示装置のメモリカードに書込まれる
データのフォーマットを示す図である。
【図3】本発明の表示装置のリモコンの平面図である。
【図4】本発明の表示装置のプログラムメモリに書込ま
れた要部のプログラムのフローチャートである。
【符号の説明】
1 表示器 2 ドライバ 3 CPU 4 プログラムメモリ 5 データメモリ 7 メモリカード 12 受光部 13 リモコン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山根 哲也 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 (72)発明者 田中 慎也 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5C080 AA07 BB05 DD30 EE01 EE21 GG12 JJ02 JJ06 JJ07 KK33

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示器と、該表示器を駆動する駆動手段
    と、少なくとも文字コード、全角・半角を示す文字の大
    きさコード、太字・標準字を示す修飾コードを記憶する
    記憶手段と、該記憶手段のコードデータに応じたドット
    データに変換し、前記駆動手段に転送する制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されたコードデータを編集する編集
    手段とを有する表示装置において、前記編集手段によ
    り、全角・太字の文字を半角に変更する指示があった場
    合、前記制御手段は、半角・標準字に変更することを特
    徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 表示器と、該表示器を駆動する駆動手段
    と、少なくとも文字コード、全角・半角を示す文字の大
    きさコード、太字・標準字を示す修飾コードを記憶する
    記憶手段と、該記憶手段のコードデータに応じたドット
    データに変換し、前記駆動手段に転送する制御手段と、
    前記記憶手段に記憶されたコードデータを編集する編集
    手段とを有する表示装置において、前記編集手段によ
    り、半角・標準字の文字を太字に変更する指示があった
    場合、前記制御手段は、当該指示を無効とし半角・標準
    字を維持することを特徴とする表示装置。
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JP2009092886A (ja) * 2007-10-05 2009-04-30 Sanyo Electric Co Ltd 発光表示器
CN114333723A (zh) * 2021-12-28 2022-04-12 浙江航芯科技有限公司 Lcd显示文字的方法、系统、设备及存储介质

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CN114333723B (zh) * 2021-12-28 2023-08-18 浙江航芯科技有限公司 Lcd显示文字的方法、系统、设备及存储介质

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