JPH0532782B2 - - Google Patents

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JPH0532782B2
JPH0532782B2 JP56008618A JP861881A JPH0532782B2 JP H0532782 B2 JPH0532782 B2 JP H0532782B2 JP 56008618 A JP56008618 A JP 56008618A JP 861881 A JP861881 A JP 861881A JP H0532782 B2 JPH0532782 B2 JP H0532782B2
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Kazunobu Sugitani
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Description

【発明の詳細な説明】 [技術分野] 本発明は文章を処理する文字処理装置に関す
る。
[従来技術] 従来、キーボードから文字等を入力し、入力さ
れた文字により文章を作成し、その文章の編集を
行うことのできる文字処理装置があつた。前述の
文字処理装置にあつて、作成した文字列を例え
ば、プリンタに出力する際の行ピツチは、文章全
体について、あらかじめ一括して決定しておくも
のであつた。又、他の文字処理装置にあつては、
例えば、特開昭53−80918号公報、特開昭54−
122037号公報にある様に、行ピツチを変更するに
は、変更を行おうとするカラム或いは行に対応し
てフオーマツト文を挿入し、行ピツチ情報をフオ
ーマツト文に記載することによつて以下に続く各
行の行ピツチを決定するものであつた。従つて、
従来の装置において、各行ピツチを変更しようと
するならば、フオーマツト文をそのたびに挿入し
なければならず、又フオーマツト文を挿入するこ
とになるならば、全体レイアウトを外観するにあ
たつて不都合をきたすことになる。
一方、前述の文字処理装置において、印字手段
によつて一意に決定される、紙送り方向の印字サ
イズに応じた量の紙送り動作を行おうとする場
合、操作者がその量に応じたフオーマツト情報を
予め設定しないと行えないという欠点があつた。
[目的] 以上の点に鑑み、本発明の目的は、印字手段に
よつて一意に決定される、紙送り方向の印字サイ
ズに対応する紙送り量情報を記憶する記憶手段を
設けておき、 指示情報に応じ、前記記憶される紙送り量情報
に基づいて、前記量の紙送り動作を必要に応じて
選択的に行うことができる文字処理装置を提供す
ることにある。
[実施例] 本発明の他の目的は以下図面を参照して行なわ
れる実施例の説明より明らかとなるであろう。
次に本発明による実施例を述べる前に本実施例
で用いられる用語の説明をまず行なう。
1 左マージンコードLMM CRT上に〓のマーで表示される。キーボー
ドから入力可能な最左端を表示する。
2 右マージンコードRMM CRT上に〓のマークで表示される。キーボ
ードから入力可能な最右端を表示する。
次に本発明による1実施例の概要を説明する。
実施例に示す装置はキーボード、処理部、表示
装置及びプリンタから成る。
すべての操作はキーボード上にある文字キーあ
るいはフアンクシヨンキーにより実行する。
まずイニシヤライズキーによりすべての状態を
初期化し、本実施例の各機能が実行可能な状態と
なる。
イニシヤライズキーを押すことにより、表示装
置上には、左右マージンマークLMM、RMMが
表示され、他はすべてクリアされる。カーソル
CMは、最上行の第2コラム目に位置し、キーボ
ードからの文字等の入力が可能となる。キーボー
ドから入力された文字等は、表示装置上でカーソ
ルCMが表示されている位置に入力される。カー
ソルCMはキーボードからの文字等の入力に従つ
て、1つずつ歩進する。カーソルCMはカーソル
キーにより1つずつ歩進させることができる。入
力が終了した文字列はプリントキーを押下するこ
とによりプリンタに出力させることができる。以
上説明した入出力制御は公知の技術で容易に実現
することができる。
以下本発明における機能についてその操作方法
を述べる。
まず行挿入の方法について述べる。カーソル
CMを左マージンマークLMMに持つて行き、そ
こで挿入キーを押下する事によつて、カーソルの
ある行の直前にスペースだけからなる行を1行作
り出す事が出来る。
この様子を第3図a,bを用い説明する。第3
図aの様に既に複数個の文字A、B、C、D、
EF、GHIが入力されていたとする。カーソルキ
ーを用いてカーソルキCMを2行目の左マージン
マークLMMへ移動した上で挿入キーを押下する
と1行目と2行目の間に新たに空白の行が1行現
われてそれ以下の行は下へ各々1行ずつ繰り下つ
て第3図bの様になる。
次に行削除の方法について述べる。カーソル
CMを削除したい行の左マージンマークLMMへ
持つて行き、そこで削除キーを押下する事によつ
て、カーソルのある行を削除する事が出来る。
この様子を第4図a,bを用いて説明する。第
4図aに示した如く、今2行目を削除したい場
合、カーソルCMを2行目の左マージンマーク
LMMへカーソルキーを用いて移動させる。その
上で削除キーを押下する事によつて2行目は消
え、以下に続く行が各々1行繰り上つて第4図b
の様になる。
次に行ピツチ変更の方法を第5図a,b,cを
用いて説明する。今、表示画面に於ける2行目か
ら4行目迄の行ピツチを5mmと設定したい場合、
2行目の左マージンマークLMMへカーソルCM
を移動させる(第5図a)。そこで数字の5を入
力すると左マージンマークLMMの中に5が表示
され第5図bの様になる。さらに4行目以降の行
ピツチを後述するプリンターの標準フイードナン
バーに相当する標準行ピツチに戻す為に4行目の
左マージンマークLMMにカーソルCMを持つて
行き文字のSを入力する。これで2行目から4行
目だけが行ピツチ5mmになり、他の行の行ピツチ
は前記標準行ピツチの値を取る事になる。
次に互に隣り合う上下の行を隙間なく印刷する
際の指定の方法を第6図a,b,cを用いて説明
する。第6図aの1〜4行目には特殊なパターン
⊥⊥等が既に入力されているが、これ
らを印刷する際全ての記号を連結する為には文字
ピツチの調整はもちろん必要であるが、ここでは
触れない。上下の行を連結させて印刷させる為の
操作方法は、まず1行目の左マージンマーク
LMMにカーソルCMを持つて行く(第6図a)。
その上で文字のL(Lは隙間なく印字することを
指示)を入力するとカーソルCM上の左マージン
マークLMM中にLの文字が表示され第6図bの
様になる。これで1行目以降最終行まで上下隙間
無く文字パターンが連結されて印刷される事にな
る。しかしながら4行目以降前記標準行ピツチに
戻したい場合は4行目の左マージンマークLMM
にカーソルCMを持つて行き文字Sを入力する。
すると第6図cの如く4行目の左マージンマーク
LMMの中にSが表示され、4行目以降は前記標
準行ピツチになる。
次に文章の先頭を表示させる方法を述べる。入
力された文字列に於てまず画面先頭キーHPKを
1回操作する事によりカーソルCMは画面先頭に
移動する。さらにその上でもう1度画面先頭キー
HPKを操作すると、画面には文章の先頭から表
示される訳である。即ちカーソルCMが画面先頭
に予めあれば、画面先頭キーHPKを1回操作す
るだけで文章先頭から表示する事が出来る訳であ
る。
以上入力編集を行つた文書は、プリントキーを
押すことによりプリンタに出力される。
第1図は、本発明による文字処理装置の一実施
例を示すブロツク図である。以下各構成要素を説
明する。KBは文章入力用キーCIK(例えばJIS鍵
盤に配列されているキー群)及び本装置にそなわ
る種々機能を実現するためのフアンクシヨンキー
群より成るキーボードである。
上記フアンクシヨンキー群は第2図に示した如
く、下記のフアンクシヨンキー即ち、文字もしく
は行の挿入、削除を指示する為の挿入キーIK、
削除キーDK、CRT上のカーソルを移動する為の
カーソルキーCK、仕事の開始を指示するイニシ
ヤライズキーINK、及びプリントを指示するプ
リントキーPKから成る。さらにカーソルキーCK
の中にはカーソルCMを画面の先頭に移動させる
為の画面先頭キーHPKが含まれている。
キーボードKBはエンコーダ機能を有し、後述
する処理部CPUにより打鍵されたキーの情報が
読み取られる。
CRはカーソルレジスタである。後述する処理
部CPUにより、カーソルレジスタCRの内容を読
み、書きすることができる。後述するCRTコン
トローラCRTCはここに蓄えられたアドレスに対
応する表示装置CRT上の位置にカーソルを表示
する機能を有する。カーソルレジスタCRに蓄え
られる情報は1〜40までのシリアルナンバーと
し、CRTコントローラCRTCは、このシリアル
ナンバーを行数、桁ナンバーに変更し、表示する
ことになる。
DBuFはデータバツフアで、キーボードKBよ
り入力された文章情報を蓄えるためのメモリであ
り、後述するCRTコントローラCRTCによつて
ここに蓄えられた情報が表示装置CRT上に表示
される。表示装置CRT用のリフレツシユメモリ
として使用される。CPUにより自由に読み書き
できるものとする。
データバツフアDBuFは8×10W(W;Word)
(1W;1文字)の容量を有し、そのうち8×5W
のみが表示装置CRT上に表示されるものとする。
文字等の表示は横8文字、縦5行の表示とし、
データバツフアDBuFの内容80ワードのうち連続
した40ワードの内容と順に対応づけられている。
さらにデータバツフアDBuFには1から順に80ま
で番号を付け、最初のデータはDBuF(1)、次のを
DBuF(2)とし、一般にN番目のデータをDBuF(N)
と表現する。DRはデータバツフアDBuFの何番
目からをCRT上に表示するかを指示するデイス
プレーレジスタであり、今、1例として20番目の
データ、即ちDBuF(20)から以下40ワードを表示す
る際にはDRの値を20にすれば良い事になる。
CRTコントローラCRTCはここに蓄えられた値
に対応するデータバツフアDBuFの内容から連続
した40ワードの内容をCRT上に表示する。
CRTCはCRTコントローラでデータバツフア
DBuFに蓄えられた情報に従つて文字等を表示装
置CRTに表示し、カーソルレジスタCRに蓄えら
れた情報に従つて表示装置CRT上にカーソルを
表示するコントロールを行う。
第15図を用いCRTコントローラCRTCをさ
らに詳細に説明する。第15図は、デイスプレイ
レジスタDRに蓄えられた値をバイアス値とし
て、データバツフアDBuF内の情報を順に表示装
置CRTに40文字分表示する方法を説明するブロ
ツク図である。(但しカーソルの表示方法につい
ては公知であるので省略する) 表示装置CRTからのタイミング信号Hを入力
することによつて表示装置CRT上に表示すべき
キヤラクタナンバーD(本実施例においては0〜
39までの値)と表示すべき文字のロウナンバーF
を出力しかつ表示のための各種タイミング信号
(不図示)を出力するコントローラCONT、コン
トローラから出力されたキヤラクタナンバーD
と、デイスプレイレジスタDRからの出力信号A
との加算を行う加算回路ADDR、及びキヤラク
タジエネレータCGから出力されたパラレルのパ
ターン情報Eをシリアル信号Gに変換するシフト
レジスタSRから成る。
デイスプレイナンバーAは、表示装置CRTに
表示すべき文字のデータバツフア内の先頭アドレ
スを示すものであり、その値とキヤラクタナンバ
ーDとの和である加算回路ADDRの出力信号B
は、その時点における表示装置CRTに表示すべ
き文字のデータバツフア内アドレスを示すことに
なる。出力信号Bをアドレスとしてアクセスされ
た結果出力されたデータバツフアDBuFの出力信
号Cは、その時点で表示装置CRTに表示すべき
文字のコード信号となる。キヤラクタジエネレー
タCGは、コード信号CとコントローラCONTか
らのローナンバFを入力信号とし、該当文字の該
当ローナンバーの文字パターン信号E(パラレル
情報)を出力する。文字パターン情報Eはシフト
レジスタSRを介し、シリアル信号Gに変換され
表示装置CRTに出力され、該当文字の表示が行
なわれることになる。
文字等の表示にあたつては、後述するキヤラク
タジエネレータCGを参照し、文字コードを文字
パターンに変更することを行う。
CRTは表示装置であり、CRTコントローラ
CRTCにより文字とカーソルを表示できる。
CGはキヤラクタジエネレータであり、表示装
置CRTへの文字表示やプリンタPRTへの文字出
力のために使用される。CRTコントローラ
CRTC、及び後述するプリンタコントローラ
PRTCにより用いられる。
PRTCはプリンタコントローラであり、後述す
る処理部CPUからの文字コード情報をキヤラク
タジエネレータCGを参照することによりパター
ンに直し、該パターンをプリンタPRTに出力す
る。
但し左マージンマークLMM、右マージンマー
クRMMはプリントされない。
プリンターコントローラPRTCは、罫線コード
を罫線パターンに変換し出力する。
PRTはプリンタで第7図aに示す如く、サー
マルヘツド101、キヤリツジ102、キヤリツ
ジ駆動ベルト103、キヤリツジガイド104、
印刷用紙105、プラテン106、印刷用紙ガイ
ド108、等から構成されているプリンタメカ部
及びこれらをコントロールする公知の不図示のコ
ントロール部より成る。サーマルヘツド101は
9×1ドツトのサーマルエレメントより成る。印
刷にあたつては、第7図bのごとく、9×7ドツ
トマトリツクスの文字パターンの印刷を可能とす
る。
プリンターをフイードする際にマイクロプロセ
ツサCPUから送られる信号はラインフイード情
報1回の送信で1mmだけフイードされる様に設定
してある。この設定はプリンターの機構部からの
制限によるものである。
PHSはプリンターのヘツド検出装置であり、
前記キヤリツジ102の中に設定されている。そ
の詳細を第8図a,b,cを用いて説明する。第
8図aに於て201はヘツドを支える支持板であ
る。202はヘツドとの接点で、電源につつてあ
る。203もヘツドとの接点で後述する検出回路
と結ばれている。204もヘツドとの接点で、ア
ースされている。205は検出回路で、アドレス
デコーダー、バスドライバーが内蔵されている。
AB、DB、CBは後述するアドレスバス、データ
バス、コントロールバスの各バスである。206
は縦3mm文字のヘツドであり、208はヘツド支
持板との接点である。207は縦4mm文字のヘツ
ドであり、209はヘツド支持板との接点であ
る。210はネジで211はネジ穴である。第8
図bに示した10ポイントのヘツドを201のヘツ
ド支持板にセツトすると接点203と接点204
が導通し、接点203はアースされる。
又、第8図cに示した12ポイントのヘツドを2
01のヘツド支持板にセツトすると接点202と
接点203が導通し、接点203が電源につられ
る事になる。即ち、ヘツドを切り替える事により
接点203の電位が変化する為、検出回路205
に与えられる信号も変化する。これによつていず
れのヘツドがセツトされたかが、後述するCPU
で知る事が出来る。
CPUはマイクロプロセツサであり、演算、論
理判断等を行う。後述するバスAB、CB、DBを
コントロールする。
ABはアドレスバスで、制御対象を指示する信
号を転送する。
CBはコントロールバスで、各種制御対象に制
御信号を印加するものである。
DBはデータバスで、各種データを転送する。
ROMは制御メモリで、第9図以降に示す制御
手順やプリンターの標準フイードナンバーSN等
を記憶している。
RAMはランダムアクセスメモリで、各種デー
タの例えば挿入モードフラグINFG、データナン
バーDN、フイードナンバーFN等の一時記憶に
用いられる。挿入モードフラグINFGは電源投入
時、自動的に0にクリアされ、その後挿入キーが
押下されると1の値を持たせ、挿入モードになつ
て、文字を入力すると現カーソル位置に文字が挿
入される事になる。再び挿入キーを押下すると挿
入モードフラグINFGは0にクリアされ、この後
は文字を入力しても現カーソルの文字にオーバー
ライトされるだけになる。
次に本実施例の動作説明を行う。
本実施例は、電源投入時に自動的に挿入フラグ
INFGが0にクリアされ、キーボード処理が動作
する様構成されている。
以下各処理につき具体的に第8図以降のフロー
チヤートを参照し、説明を行う。
まずキーボードKB上のキーが操作されると以
下の順序に従つて操作キーが判別され、それぞれ
のキーに対する処理が行なわれ、しかる後キー待
ちの状態となる。
ステツプKB1でキーボードKBから入力があ
つたかを判別する。入力がなければ、キー待ちに
もどり、入力があればステツプKB2に移りキー
ボードKBからのデータを取り込む。
ステツプKB3で、取り込んだデータがカーソ
ルキーCKか否かを判別する。YESであればステ
ツプKB4のカーソル移動処理を行ない、NOで
あれば次のステツプKB5へ進む。
ステツプKB4では入力されたカーソルキー
CKに従いCRT画面上のカーソルキCMの移動を
行う。かかる処理が終了すれば、キー待ちに戻
る。
ステツプKB5では文字キーCIKが操作された
か否かを判別し、YESであれば、ステツプKB6
に移りカーソルCMの位置に入力された文字を表
示する。かかる処理を終えるとキー入力待ちへ戻
る。ステツプKB5でNOであれば、ステツプKB
7で進み挿入キーIKが操作されたか否か判別し、
YESの時ステツプKB8へ移り挿入処理を行つた
後キー待ちへ行く。NOであれば、次のステツプ
KB9へ移り、削除キーDKが操作されたか否か
判別する。YESの時ステツプKB10へ移り削除
処理を行つた後キー待ちへ行く。又NOの時次の
ステツプKB11へ移り、プリントキーPKが操
作されたか否か判別する。YESであればステツ
プKB12へ移り、、作成された文章を印刷する。
かかる処理が終わるとキー待ちへ行く。NOであ
れば、ステツプKB15へ移る。
次に上記のステツプKB4,KB6,KB8,
KB10,KB12の詳細について説明する。
まずステツプKB4の処理であるが、第10図
のフローチヤートを参照し説明する。(カーソル
キー入力の処理である。) ステツプ4.1 画面先頭キーHPKか? ステツプ4.2 現カーソル位置は画面先頭か ステツプ4.3 カーソル移動 ステツプ4.4 文章の先頭から画面に表示する。
即ちデイスプレーレジスタDRの値を1にす
る。
ステツプ4.5 カーソルCMを画面先頭に表示す
る。即ちカーソルレジスタCRの値を1にする。
次にステツプKB6の処理を第11図を参照し
説明する。(文字キー入力の処理である。) ステツプ6.1 現カーソルの位置は左マージンマ
ークLMMにあるか? ステツプ6.2 入力された文字キーコードは0,
1,2,3,4,5,6,7,8,9,S,L
のいずれかであるか? ステツプ6.3 入力された文字キーコードに対応
した新たな文字コードをデータバツフアDBuF
(CR)に格納する。1例として今1という数字
が入力された場合画面には〓と表示する。その
為に〓という文字コードをデータバツフア
DBuF(CR)に格納すると良い事になる。ここ
で1という文字コードから〓という文字コード
への変換は数学的な処理で簡単に求める事が出
来る。
ステツプ6.4 挿入フラグINFGが0か? ステツプ6.5 入力された文字コードをデータバ
ツフアDBuF(CR)へ格納する。
ステツプ6.6 現カーソル位置に、入力された文
字が挿入される。即ち現カーソル位置に相当す
るデータバツフアDBuFの内容を、それ以降最
後のデータに至るまで1ワードずつ後へずら
す。但し左マージンコードと右マージンコード
の位置はずない。これにより文字ワードの入る
最後のデータバツフアDBuF(79)の内容は消
滅する事になる。
次に挿入処理ステツプKB8を第12図を参照
して説明する。
ステツプ8.1 現カーソルは左マージンマーク
LMMの位置にあるか? ステツプ8.2 現カーソル位置以降のデータバツ
フアDBuFの内容全てを、各々8ワードずつ後
方のデータバツフアDBuFに移し、現カーソル
位置に対応するデータバツフア−DBuF(CR)
からの8ワードには左マージンマークコード、
スペースコード6ワード、右マージンマークコ
ードを、この順に格納する。以上の手順によつ
て現カーソル行には左マージンマークLMMと
右マージンマークRMMだけから成る1行が挿
入され、それ以降の行は1行ずつ下方へずれる
様に表示される事になる。又この操作によつて
データバツフアDBuFからはみ出るデータは自
動的に消滅する事になる。
ステツプ8.3 挿入フラグINFGは0か? ステツプ8.4 挿入フラグINFGに1をセツトす
る。
ステツプ8.5 挿入フラグINFGを0にクリヤす
る。
次に削除キー入力の処理ステツプKB10につ
いて第13図を参照して説明する。
ステツプ10.1 現カーソルは左マージンマーク
LMMの位置にあるか? ステツプ10.2 現カーソルのある行を1行削除す
る。即ち上記行の次の行の先頭に於けるデータ
バツフアDBuF(CR+8)以降に連らなる内容
を各々8ワード前方へずらす訳である。従つて
DBuF(CR+8)をDBuF(CR)へ移し、次に
DBuF(CR+9)をDBuF(CR+1)へ移すと
いう操作を最後のデータDBuF(80)まで行う。
又最後に入つているデータDBuF(72)からデ
ータバツフアDBuF(80)までの8ワードの内
容にはスペースコードを入れる。
ステツプ10.3 現カーソルのある文字を1文字削
除し、それ以降に連らなる文字を、右マージン
マークRMM、左マージンマークLMMが入つ
たデータバツフアDBuFはそのままにしてそれ
以外の内容は全て1ワード前へずらす。文字ワ
ードが入つていた最後のデータバツフアーには
スペースコードを代りに入れる。
プリント処理のステツプKB12を第14図a
を参照して説明する。
ステツプ12.1 データナンバーDNに1をセツト
する。
ステツプ12.2 データナンバーDNに相当するデ
ータバツフアーDBuF(DN)の内容がスペース
コードか? ステツプ12.3 データバツフアDBuF(DN)に連
続する8ワード、即ち1行分を印刷する。
ステツプ12.4 データバツフアDBuF(DN)は〓
のコードか? ステツプ12.5 プリンターのキヤリツジにセツト
されているヘツドの種類を検出器205の出力
により判別し、そのヘツドに対応する文字の縦
サイズをフイードナンバーFNにセツトする。
ステツプ12.6 データバツフアDBuF(DN)はS
のコードか? ステツプ12.7 標準フイードナンバーSNをフイ
ードナンバーFNにセツトする。
ステツプ12.8 データバツフアDBuF(DN)は
〓、〓、〓、〓、〓、〓、〓、〓、〓、〓コー
ドのうちのずれかであるか? ステツプ12.9 特殊文字コード〓、〓、……〓に
表示されている数字の値をフイードナンバー
FNにセツトする。
ステツプ12.10 フイードナンバーFNの回数だけ
プリンターをフイードする。プリンターの1回
のフイード量は1mmであるからFNmmフイード
する事になる。さらにデータナンバーDNに8
を加えて次の行の先頭文字に相当する番号をセ
ツトする。かかる処理を終えた後再びステツプ
12.2へ戻る。
上述したステツプ12.5に於てさらに第14図b
を参照して詳細に説明する。
ステツプ12.5.1 プリンターのキヤリツジにセツ
トされているヘツドの文字の縦サイズが3mm
か? ステツプ12.5.2 フイードナンバーFNに3をセ
ツトする。
ステツプ12.5.3 フイードナンバーFNに4をセ
ツトする。
上述の如き制御が操作キー毎に行なわれる。
例えば行挿入の場合、カーソルCMをカーソル
キーCKを操作し、第9図の制御手順に従つてカ
ーソルキーCKの操作を判別し、第10図に示す
カーソルキー処理をマイクロプロセツサCPUは
選択し、前述の如くしてカーソルマークCMを移
動させる。かかる移動はカーソルマークCMが第
3図aに示す如く左マージンコードLMMに移動
する迄行なわれる。
カーソルキーCKを用いてカーソルCMを2行
目の左マージンマークLMMへ移動した上で挿入
キーIKが押下されると、第9図のキーボード処
理を経た後第12図に示す挿入処理に移り、左マ
ージンマークLMMの位置を確認した後、1行挿
入処理を開始する。1行目と2行目との間に新た
な空白を作り、それ以後の各行を各々1行ずつ繰
り下つて第3図bのようになる。
次に行削除の場合、第4図aのようにカーソル
キーCKを操作し、カーソル処理によりカーソル
マークCMを左マージンマークLMMに移動させ
る。次に削除キーDKが押下されると、第13図
に示す制御手順が制御メモリROMから読み出さ
れ、第2行目を削除し、第3行目以降を1行繰り
上げる制御を行なわせる。
上述の挿入・削除に於いてカーソルが左マージ
ンマークLMM上にないとき、カーソルが指示す
る文字位置を開けるか、削除する制御を行なう。
次に行ピツチ変更の処理を説明する。今第5図
aの第2行目“DEF”から第4行目“JKL”迄
の行ピツチを5mmと設定したい場合、2行目の左
マージンマークLMMへカーソルCMを移動させ
る(第5図a)。そこで文字キーCIKを操作し、
第11図に示す如き制御手順を制御メモリROM
より導出し、文字キーCIKにより“5”を入力さ
せる。入力後の表示が第5図bに示される。さら
に4行目以降の行ピツチを後述するプリンターの
標準フイードナンバーに相当する標準行ピツチに
戻す為に4行目の左マージンマークLMMにカー
ソルCMを持つて行き文字のSを入力する。これ
で2行目から4行目だけが行ピツチ5mmになり、
他の行の行ピツチは前記標準行ピツチの値を取る
事になる。
上述の行ピツチによる印刷制御は第14図a,
bに示す制御手順によつて行なわれる。
次に互に隣り合う上下の行を隙間なく印刷する
際の指定の方法を第6図a,b,cを用いて説明
する。第6図aの1〜4行目には特殊なパターン
⊥⊥等が入力されているが、これらを
印刷する際全ての記号を連結する為には文字ピツ
チの調整はもちろん必要であるが、ここでは触れ
ない。上下の行を連結させて印刷させる為の操作
方法は、カーソルキーCKを操作し、まず1行目
の左マージンマークLMMにカーソルCMを持つ
て行く。
次に文字キーCIKを操作し、文字のLを入力す
るとカーソルCM上の左マージンマークLMM中
にLの文字が表示される第6図bの様になる。こ
れで1行目以降最終行まで上下隙間無く文字パタ
ーンが連結されて印刷される指示が入力されたこ
とになる。かかる指示は第14図の処理に於いて
判断され行間を開けず印刷される。しかしながら
4行目以降前記標準行ピツチに戻したい場合は、
4行目の左マージンマークLMMにカーソルCM
を持つて行き文字Sを入力する。すると第6図c
の如く4行目の左マージンマークLMMの中にS
が表示され、かかる文字が第14図の処理で判断
され、4行目以降は前記標準行ピツチになる。
次に文章の先頭を表示させる方法を述べる。入
力された文字列に於てまずカーソルが文章先頭に
ない場合、画面先頭キーHPKを1回操作する事
によりカーソル処理に移り、カーソルCMは画面
先頭に移動する。さらにその上でもう1度画面先
頭キーHPKを操作するとカーソル処理により画
面には文章の先頭から表示される訳である。
またカーソルCMが画面先頭に予めあれば、画
面先頭キーHPKを1回操作するだけで文章先頭
から表示する事が出来る。
[効果] 以上、詳述した様に、本発明により、印字手段
によつて一意に決定される、紙送り方向の印字サ
イズに対応する紙送り量情報を記憶する記憶手段
を設けておき、 指示情報に応じ、前記記憶される紙送り量情報
に基づいて、前記量の紙送り動作を必要に応じて
選択的に行うことができる文字処理装置を提供す
ることが可能となつた。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による1実施例を示すブロツク
図。第2図は第1図に示すキーボードKBの詳細
図。第3図a,bは行挿入を説明する図。第4図
a,bは行削除を説明する図。第5図a,b,c
は行ピツチの指定を説明する図。第6図a,b,
cは文字サイズに合わせた行ピツチの指定を説明
する図。第7図aは第1図に於けるプリンター
PRTの詳細図。第7図bは上記プリンターによ
つて印刷される文字のドツト構成の一例を示す
図。第8図aは上記プリンターに於けるキヤリツ
ジの詳細図。第8図b,cはヘツドの詳細図。第
9図はキー処理を示す制御手順を示す図。第10
図はカーソルキー処理を示す図。第11図は文字
キー処理を示す図。第12図は挿入キー処理を示
す図。第13図は削除キー処理を示す図。第14
図a,bはプリント処理を示す図。第15図は第
1図に於けるCRTコントローラCRTC付近の詳
細図。 RAM…メモリ、DR…デイスプレイレジスタ、
CR…カーソルレジスタ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 行方向に沿つて文字列を印字する印字手段、 紙を送る紙送り手段、 前記印字手段によつて一意に決定される、紙送
    り方向の印字サイズに対応する紙送り量情報を記
    憶できる記憶手段、 前記印字手段によつて一意に決定される、紙送
    り方向の印字サイズに応じた量の紙送り動作を行
    うことを指示する情報を発生する指示情報発生手
    段、 前記指示情報発生手段から発生される前記指示
    情報が存在する場合に、前記印字手段による行に
    沿つた方向の印字動作が終了した後、前記記憶手
    段に記憶された前記紙送り量情報に基づいて、前
    記印字手段によつて一意に決定される、紙送り方
    向の印字サイズに応じた量の紙送り動作を行うべ
    く、前記紙送り手段を制御する制御手段、 とを有したことを特徴とする文字処理装置。
JP56008618A 1981-01-23 1981-01-23 Character processor Granted JPS57123441A (en)

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JPH0532782B2 true JPH0532782B2 (ja) 1993-05-17

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
NL8900519A (nl) * 1989-03-02 1990-10-01 Oce Nederland Bv Documentopmaaksysteem.

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5380918A (en) * 1976-12-25 1978-07-17 Toshiba Corp Layout system for characters, symbols and others
JPS54122037A (en) * 1978-03-06 1979-09-21 Ibm Line interval and column format controller

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