JP2003221837A - 油圧ショベル機用バケット - Google Patents

油圧ショベル機用バケット

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JP2003221837A
JP2003221837A JP2002022874A JP2002022874A JP2003221837A JP 2003221837 A JP2003221837 A JP 2003221837A JP 2002022874 A JP2002022874 A JP 2002022874A JP 2002022874 A JP2002022874 A JP 2002022874A JP 2003221837 A JP2003221837 A JP 2003221837A
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bucket
sieving
hydraulic excavator
sieve body
sieve
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Masami Kawana
正巳 川名
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Abstract

(57)【要約】 【課題】バケット全体を揺動させることなく掬い取った
土砂等の収集物から所定の大きさ以上の収集物を効率的
に選別することができる油圧ショベル機用バケットを提
供する。 【解決手段】油圧ショベル機のブーム先端部に揺動可能
に支持されるバケットにより収集物を掬い取る。バケッ
トの底板に設けられた開口に対し、多数のふるい部が形
成されたふるい体の基端部を回動可能に支持する。ふる
い体に揺動部材を連結してふるい体を往復揺動させる。
揺動部材によるふるい体の往復揺動により掬い取られた
バケット内の収集物を振動させて上記ふるい部以下の大
きさの収集物をふるい落としてふるい部以上の大きさの
収集物を残して分別可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、油圧ショベル掘削
機のブームに取り付けられる油圧ショベル機用バケット
に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】油圧ショベル機は、ブ
ームの先端部に取り付けられたバケットを油圧シリンダ
ーや油圧モータの作動に伴って揺動して、例えばコンク
リートや岩(石)の瓦礫が混じった土砂等の収集物を掬
い取って収集している。そして掬い取った収集物を廃棄
する際には、廃棄コストを低減する必要から収集物中か
ら廃棄すべき瓦礫を選別する必要があるが、従来は掬い
取った土砂等の収集物をふるい装置等にかけて瓦礫と土
砂とに分別し、瓦礫を取り出している。しかし、この方
法にあっては、掬い取った収集物を一旦溜めた後にふる
い選別作業を別々に行う必要があり、作業効率が極めて
悪かった。
【0003】この欠点を解決するため、バケットの底板
に、選別しようとするコンクリート片や岩(石)等の瓦
礫の大きさに応じた網目を有したふるい板を取り付け、
コンクリート片等の瓦礫を含む土砂をバケット内に掬い
取った後に該バケットを堀削動作させる油圧シリンダー
や油圧モータにより往復揺動して網目以下の大きさの土
砂や瓦礫をふるい落として所望の大きさ以上の瓦礫を選
別しているが、この方法にあっては、バケット全体を揺
動させる必要からバケットに連結された油圧機器を短い
ストロークで往復移動制御しなければならず、油圧操作
に手間がかかって作業性が悪かった。
【0004】本発明は、上記した従来の欠点を解決する
ために発明されたもので、その課題とする処は、バケッ
ト全体を揺動させることなく掬い取った土砂等の収集物
から所定の大きさ以上の収集物を効率的に選別すること
ができる油圧ショベル機用バケットを提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、油圧ショベル
機のブーム先端部に揺動可能に支持されるバケットにお
いて、該バケットの底板に設けられた開口を覆い、かつ
基端部が回動可能に支持されると共に多数のふるい部が
形成されたふるい体と、基端部を中心にふるい体を往復
揺動させる揺動部材とからなり、揺動部材によるふるい
体の往復揺動により掬い取られたバケット内の収集物を
振動させて上記ふるい部以下の大きさの収集物をふるい
落としてふるい部以上の大きさの収集物を残して分別可
能にしたことを特徴とし、上記した課題を解決してい
る。
【0006】
【発明の実施形態】以下に実施形態を示す図に従って本
発明を説明する。図1及び図2において、従来公知の油
圧ショベル機(図示せず)のブーム1先端部には油圧シ
ョベル機用バケット3が揺動可能に支持されると共に油
圧ショベル機用バケット3に軸支されたレバー3a及び
ブーム1の先端部に軸支されたレバー1aのリンク部に
はブーム1に固定された油圧シリンダー(図示せず)の
ロッド5が連結される。そして油圧シリンダーの作動に
伴ってロッド5を伸縮させることにより油圧ショベル機
用バケット3を往復揺動してコンクリート片や岩(石)
等の瓦礫を含む土砂等の収集物を堀削して掬い取る。
【0007】油圧ショベル機用バケット3は所望のバケ
ット容量で、その底板3bの先端部にはすくい取り用ま
たは掘削用の爪3cが設けられている。また、油圧ショ
ベル機用バケット3における一部の底板3b及び一部の
背面板3dには開口部3eが形成され、該開口部3eに
応じた油圧ショベル機用バケット3にはふるい体7が揺
動可能に支持されている。
【0008】該ふるい体7は多数のふるい板7aと軸7
bを組み合わせて格子状に構成したもので、選別しよう
とするコンクリート片や岩等の瓦礫の大きさに応じたふ
るい部としての多数の網目7cを有している。そしてふ
るい体7の基端部は油圧ショベル機用バケット3の側板
3fに設けられた軸受部9に揺動可能に軸支される。
【0009】また、油圧ショベル機用バケット3の背面
板3dには揺動部材15が取り付けられ、該揺動部材1
5がふるい体7の後部アーム7dに連結されている。揺
動部材15は油圧シリンダーや油圧モータ等から構成さ
れ、揺動部材15を油圧シリンダーとした場合には、供
給される油圧を正逆切換え制御してロッドを伸縮させる
ことによりふるい体7を往復揺動させる。
【0010】また、揺動部材15を油圧モータとした場
合には、油圧モータの回転軸に回転盤15aを取り付
け、該回転盤15aの偏心箇所とふるい体7の後部アー
ム7dとをクランク軸15bで連結して回転盤15aの
回転に伴ってふるい体7を往復揺動させる。尚、図に示
す揺動部材15は油圧モータで構成する場合を示す。
【0011】次に、油圧ショベル機用バケット3による
収集物の分別作用を説明する。先ず、油圧ショベル機用
バケット3のレバー3aを地面に押し当てた状態で油圧
シリンダーのロッド5を伸縮して、例えばコンクリート
片や岩等の瓦礫を含んだ土砂を堀削してすくい取る。こ
のとき、すくい取られた土砂の大部分は油圧ショベル機
用バケット3内のふるい体7上に位置した状態で溜めら
れる。
【0012】図3に示すように、この状態にて揺動部材
15を作動してふるい体7を、基端部を中心に図示する
矢印方向へ往復揺動することによりすくい取られた土砂
を振動させると、ふるい体7の網目7cより小さい土砂
やコンクリート片、岩(石)をふるい落として該網目7
cより大きい瓦礫を油圧ショベル機用バケット3内に残
させることにより網目7cより大きいコンクリート片等
の瓦礫を分別する。
【0013】本実施形態は、油圧ショベル機用バケット
3全体を揺動することなく、ふるい体7のみを揺動させ
ることによりして掬い取られた収集物中から網目7c以
上の大きさの瓦礫等を分別することができ、簡易な油圧
制御作業により分別作業を効率的に行うことができる。
【0014】ふるい体7としては図1及び図2に示す構
造のものの他に図4に示すようにふるい部としての多数
の孔41aが形成されたふるい板41としてもよい。こ
の場合にあっては、掬い取られる収集物自体、重量物で
あるため、強度を高める必要から板を厚手状にする必要
がある。
【0015】また、上記説明は回転盤15aの偏心箇所
とふるい体7の後部アーム7dとをクランク軸15bで
連結したが、回転盤15aに後部アーム7dを直接、回
動可能に支持してもよいことは勿論である。
【0016】更に、上記説明は油圧ショベル機用バケッ
ト3により掬い取られるものとして瓦礫が混ざった土砂
等としたが、掬い取られて分別されるものとしては土砂
に限定されるものではなく、例えば色々な大きさの混ざ
った塵や瓦礫であってもよいことは勿論である。
【0017】更に、上記説明はふるい体7を往復揺動さ
せる構成としたが、開口3eの端部に応じた油圧ショベ
ル機用バケット3にふるい体7の端部を軸支して往復回
動させる構成であってもよい。
【0018】
【発明の効果】本発明は、バケット全体を揺動させるこ
となく掬い取った土砂等の収集物から所定の大きさ以上
の収集物を効率的に選別することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】油圧ショベル機のブーム先端部に取り付けられ
る油圧ショベル機用バケットを示す略体斜視図である。
【図2】油圧ショベル機用バケットを背面側から見た略
体斜視図である。
【図3】選別作用を示す説明図である。
【図4】ふるい体の変更例を示す説明図である。
【符号の説明】
1−ブーム、3−油圧ショベル機用バケット、3e−開
口部、7−ふるい体、7c−ふるい部としての網目、1
5−揺動部材

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】油圧ショベル機のブーム先端部に揺動可能
    に支持されるバケットにおいて、該バケットの底板に設
    けられた開口を覆い、かつ基端部が回動可能に支持され
    ると共に多数のふるい部が形成されたふるい体と、基端
    部を中心にふるい体を往復揺動させる揺動部材とからな
    り、揺動部材によるふるい体の往復揺動により掬い取ら
    れたバケット内の収集物を振動させて上記ふるい部以下
    の大きさの収集物をふるい落としてふるい部以上の大き
    さの収集物を残して分別可能にした油圧ショベル機用バ
    ケット。
  2. 【請求項2】揺動部材は流体圧シリンダーからなり、該
    シリンダー内に供給される流体を正逆切換えてふるい体
    を往復揺動可能にした請求項1の油圧ショベル機用バケ
    ット。
  3. 【請求項3】揺動部材は供給される流体により回転軸を
    回転させる流体圧モータと、該回転軸に固定され、偏心
    箇所にてふるい体に連結される回転盤とからなり、流体
    圧モータの回転駆動に伴ってふるい体を往復揺動可能に
    した請求項1の油圧ショベル機用バケット。
  4. 【請求項4】回転盤における偏心箇所とふるい体とをク
    ランク軸により連結した請求項3の油圧ショベル機用バ
    ケット。
  5. 【請求項5】ふるい体は多数の縦桟と横桟を組み合わせ
    た格子体に形成した請求項1の油圧ショベル機用バケッ
    ト。
  6. 【請求項6】バケットは底板と背面板にわたる開口を有
    し、該開口の前側に位置する側板に設けられた軸受部に
    ふるい体の基端部を回動可能に支持すると共にふるい体
    の他端部と背面板に設けられた揺動部材とを連結してな
    り、揺動部材の作動に伴ってふるい体を、軸受部を中心
    の往復回動可能にした請求項1の油圧ショベル機用バケ
    ット。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7591379B2 (en) 2002-05-31 2009-09-22 Sam Dominic Seaton Turnbull Screen/mixer
KR101194847B1 (ko) 2011-01-25 2012-10-25 신강하이텍(주) 토사 및 괴상물질 굴착 및 진동 선별 장치 및 이를 이용한 토양 내 괴상물질 선별과 토양 정화방법
JP2019210790A (ja) * 2018-06-02 2019-12-12 ウエダ産業株式会社 バケット装置
KR102471926B1 (ko) * 2022-05-16 2022-11-29 주식회사 태원 가공조경석 제조 및 분류 방법

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