JP2003221701A - 下 着 - Google Patents

下 着

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JP2003221701A
JP2003221701A JP2002012584A JP2002012584A JP2003221701A JP 2003221701 A JP2003221701 A JP 2003221701A JP 2002012584 A JP2002012584 A JP 2002012584A JP 2002012584 A JP2002012584 A JP 2002012584A JP 2003221701 A JP2003221701 A JP 2003221701A
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JP
Japan
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underwear
knitted fabric
resin
elongation
fiber
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JP2002012584A
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Emiko Ishikawa
恵美子 石川
Shingo Matsumoto
真吾 松本
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】着用中の快適性を損なわない下着、特に高齢者
用下着を提供する。 【解決手段】タテ方向またはヨコ方向いずれかの伸長率
が50%以上、伸長回復率が60%以上、かつ、厚さが
1.5mm以下、通気量が150cm3/cm2・s以上の
編地を用いてなる下着。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下着、特に失禁用
下着に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、少子高齢化が進む我が国では、2
020年には4人に1人が高齢者になると予測されてい
る。加齢とともに衰える身体機能の中でも、特に失禁、
排泄に関する問題を抱える人は非常に多い。また、女性
の場合、高齢者でなくとも加齢とともに尿失禁による悩
みを抱える人が増加してくる傾向にある。従来、この解
決策として、軽失禁の人(通常の生活をしているが、少
量の尿漏れをしてしまう人)用には、厚手の生地に防水
カバーをつけたような失禁パンツを、また尿漏れ量の多
い人には紙オムツや紙パットをオムツカバーに付けて対
応してきた。これらは一様に着用感が悪く、外衣の上か
らでも着用しているのがわかる、動く時にがさがさと音
がする、蒸れやすい、かさばるため1サイズ上の外衣が
必要となる、など着用快適性に劣るものであった。その
ため、外出しなくなる、人と接するのを嫌がる、またオ
ムツを付けることは人間の尊厳を失すると考える人もい
て、この状態が継続すると、ついには寝たきり状態や痴
呆の症状を引き起こすようになる。
【0003】一方、特許公報においては、特開平10−
179624号公報に使い捨てパットを取り換えやすい
ように股部から尻部まで開閉できる失禁用パンツが提案
されている。また、特開平10−314229号公報に
流動便に対応できるようオムツカバーの中央部に突出部
を設けた大人用オムツカバーが提案されている。また、
使い捨てとしては特開平11−104180号公報に不
織布を使ったパンツ型の使い捨てオムツが提案されてい
る。しかし、いずれにおいてもその使用素材の厚さは厚
くてフィット感が悪いため、上記と同様に着用快適性に
劣るものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、着用
中の快適性を損なわない失禁用下着、特に中高齢者のた
めの失禁用下着を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる課題を
解決するために、次のような手段を採用するものであ
る。
【0006】すなわち本発明は、タテ方向またはヨコ方
向のいずれかの伸長率が50%以上、伸長回復率が60
%以上、かつ厚さが1.5mm以下、通気量が150cm
3/cm2・s以上の編地を用いてなる下着である。
【0007】また本発明は、股部の前後中央にあたる前
身頃と後身頃との股接ぎ部に、前身頃から後身頃にかけ
て長さが10〜30cm、面積が100〜300cm2
の襠部を有する下着である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明は、前記課題、つまり伸縮
性に富み、薄くてフィット感に富み、特に失禁、尿漏れ
対策を施す必要がある時に優れた着用快適性を発揮する
ことのできる下着について、鋭意検討した結果、次の構
成を有することにより解決することを究明したものであ
る。
【0009】本発明の下着には、素材構成として、タテ
方向またはヨコ方向のいずれかの伸長率が50%以上、
伸長回復率が60%以上の編地を用いる。
【0010】かかる伸長率は、編地の伸びの程度を表す
ものであり、この数値が大きい程、下着にして着用した
時、身体の動きに追従し易く、着脱も容易で、疲れ難
い。かかる伸長率が50%未満であると、下着としてフ
ィット感が悪く着脱しづらい。編地のタテまたはヨコ方
向いずれかの伸長率は、好ましくは60%以上、さらに
好ましくは70%以上である。
【0011】かかる伸長回復率は、伸長した編地が、素
早く元の状態に戻ろうとする回復程度を表すものであ
り、この数値が大きい程、下着として着用した時、より
フィット性に富み、動き易い。かかる伸長回復率が60
%未満であると、身体の動きにより伸長された編地が伸
ばされた状態となり、身体へのフィット感に劣ることか
ら、身体の動きに追従しにくくなる。
【0012】なお、タテ方向とヨコ方向で、編地伸長率
と伸長回復率の数値大小がある場合は、伸長率の大きい
方向を下着の胴周り方向に優先して使用することが好ま
しい。
【0013】かかる伸長率および伸長回復率は、JIS
L 1018「メリヤス生地試験方法」の定速伸長法の
グラブ法に基づいて測定される。
【0014】さらに、本発明の下着は、生地厚さが1.
5mm以下の編地を用いる。編地の生地の厚さが1.5mm
より厚くなると、着用時にかさばり、外衣の上から目立
つ。また、着用時にはその上に身につける外衣のサイズ
を未着用時より大きくしないと入らなくなる可能性もあ
る。
【0015】さらに、総繊度167デシテックス以下
の、合成繊維および/または天然繊維を地糸に用い、目
付250g/cm2以下となるように編成した編地を使
用することが好ましい。編地を構成する繊維は、合成繊
維、天然繊維、あるいは長繊維、単繊維の区別なく使用
でき、特に限定されるものではないが、たとえば、ポリ
アミド系繊維、ポリエステル系繊維、アクリル系繊維、
ポリプロピレン系繊維等の合成繊維、アセテート、レー
ヨン等の半合性繊維、羊毛、絹、木綿、麻等天然繊維の
いずれが含まれてもよい。また、挿入糸や芯糸に弾性糸
を用いても良い。
【0016】かかる編地の目付や厚さは、JIS L 1
018「メリヤス生地試験方法」に準じて測定される。
【0017】次に、本発明の下着の形状について、図面
を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本発明の下着の
一態様前面図、図2は、本発明の他の態様を示す下着の
前面図である。なお、図中、点線で描写している部分は
下着で隠れている部分を示す。
【0018】本発明の下着の一態様は、図1のように前
身頃1と後身頃2、襠部4から構成され、前身頃と後身
頃との股接ぎ部3に、前身頃から後身頃にかけて長さが
10〜30cm、面積が100〜300cm2の失禁用
パット貼付け用の襠部4を有する。かかる構成により、
パットを貼り付けた状態の美観や着用感を向上させるこ
とができる。一般的に市販されている下着にも股接ぎ部
分に襠が縫着されているが、概ね股接ぎ縫目から後身頃
にかけてのみ襠部を有することが多かった。また、襠部
の大きさも、長さが10cm、面積が100cm2に満
たない場合が多く、このような下着を着用してパットを
貼りつけると、股部の前身頃側がカバーできないため、
失禁したときには外へ尿漏れすることがあった。
【0019】一方、本発明の他の態様として、図2のよ
うに前身頃1および後身頃2からなる下着の内側に、タ
テ方向またはヨコ方向のいずれかの伸長率が50%以
上、伸長回復率が60%以上、かつ厚さが1.5mm以
下、通気量が150cm3/cm2・s以上の編地を失禁
用パット固定布5として概ね矩形に裁断し、前身頃のウ
エスト部分6から後身頃のウエスト部分7にかけ連続し
て縫着する下着も提案することができる。下着の内側
に、上述した編地を前身頃のウエスト部分から後身頃の
ウエスト部分にかけ連続して縫着することにより、自分
の好みに合った下着の形状、デザインを変化させずにパ
ットを固定する部位を設けた下着を提供することができ
る。特に男性用下着のトランクス型に代表される布帛の
下着の場合、失禁パットを使用することができなかっ
た。また、使用しても身体との密着ができなかったの
で、尿が漏れることがあり、安心して生活することがで
きなかった。また、本発明のパット固定布として使用す
る素材は、厚さが1.5mm以下、通気量が150cm3
/cm2・s以上であるため、薄くて失禁パットを使用
していることを他人に知られることなく、また、長時間
の着用においても蒸れずに快適に着用することができ
る。
【0020】本発明の下着は、繊維表面に、アルキルシ
リケート系樹脂、シリコーン系樹脂およびフッ素系樹脂
から選ばれた少なくとも1種の樹脂と、光触媒剤を付着
させた素材を用いることが好ましい。
【0021】本発明において、光触媒剤とは、紫外線に
より励起され、強い酸化力によって有機物を酸化分解す
る特性を有するものであり、具体的には、アナターゼ
型、ルチル型と呼ばれる結晶型の構造をもつものが含ま
れる。かかる光触媒は、消臭性、着色物分解除去性(防
汚性)、殺菌性(抗菌、防カビ)を有するものである。
【0022】かかる光触媒剤の作用は、皮膚下のエクリ
ン腺、アポクリン腺から出た水分に皮膚の周囲にある常
在菌により汗の臭い(主成分:アンモニアやイソ吉草
酸)が発生し、この臭いに光触媒剤で励起された・OH
基(水酸基ラジカル)が汗の主成分に触れ、これをCO
2(炭酸ガス)とH20(水)に分解して消臭すると考え
られている。また、加齢臭(中高年臭)では、主成分:
ノネナールが、老人臭(中高年臭)では、主成分:イン
ドール、スカトールが 、糞尿臭では、主成分:アンモ
ニアが、他の体臭では、主成分:アセトアルデヒド、メ
チルメルカプタンが、タバコ臭では、主成分:ニコチン
が、それぞれ同様に光触媒剤で分解することができるの
である。
【0023】本発明において、光触媒剤の中でも、チタ
ンとケイ素の複合酸化物を使用することが好ましく使用
されるが、かかる複合酸化物は、例えば、田部浩三(触
媒、第17巻、No.3、72頁、1975年、触媒学会発
行)に記載されているように、固体酸として知られ、チ
タンとケイ素の割合は、酸化物に換算して酸化チタンが
20〜95モル%、酸化ケイ素が5〜80モル%の範囲
にあるものが好ましい結果を与える。
【0024】本発明においては、たとえばチタンとケイ
素の複合酸化物の如き光触媒剤を繊維表面に付着させる
場合、アルキルシリケート系樹脂、シリコーン系樹脂お
よびフッ素系樹脂から選ばれた少なくとも1種の樹脂を
バインダーとして用いるのが好ましい。かかるバインダ
ーの存在により、有機系樹脂特有の光触媒剤の酸化によ
る分解、着色、臭気の発生を防止することができる。
【0025】本発明に好ましく用いられるアルキルシリ
ケートは、下記のように主にSi−Oの結合部分と直鎖
または分岐のある飽和アルキルから成り、その両端にO
H基をもつものである。 OH−(Si−O)n −R−OH 式中、Rは、炭素数1〜10の直鎖または分岐のある飽
和アルキル基であり、nは1以上の整数を意味し、無機
性を高めるために、好ましくは1000〜10000の
範囲である。
【0026】かかるアルキル基は、メチル、エチル、プ
ロピル、イソプロピル等直鎖または分岐のある飽和アル
キルである。
【0027】かかる樹脂の付着量は、風合いを良くする
点から、塗布法では、繊維に対して0.05〜30重量
%が好ましく、また、含浸法では、繊維に対して0.0
5〜10重量%が好ましい。
【0028】かかる樹脂の付着量は、風合いを良くする
点から、塗布法では、繊維に対して0.05〜30重量
%が好ましく、また、含浸法では、繊維に対して0.0
5〜10重量%が好ましい。
【0029】また、シリコーン系樹脂としては、シリコ
ーンレジンもしくはシリコーンワニスという分類に属す
る縮合架橋型樹脂を使用することができ、かかる樹脂
は、テトラエトキシシラン、メチルトリメトキシシラン
などの縮合架橋型樹脂を、単独または数種の配合物を縮
合して得ることができるものが含まれる。これらは、3
次元構造の樹脂を形成し、シリコーン樹脂の中でも、最
も耐熱性や耐薬品性に優れたものである。かかる樹脂の
付着量は、風合いを良くする観点から、塗布法では、繊
維に対して0.05〜100重量%が好ましく、また、
含浸法では、繊維に対して0.05〜30重量%が好ま
しい。
【0030】また、フッ素系樹脂としては、ビニルエー
テルおよび/またはビニルエステルとフルオロオレフィ
ン重合性化合物が、非常に優れた特性を持っていて好ま
しく使用される。例えば、ポリフッ化ビニルやポリ四フ
ッ化エチレン、四フッ化エチレン−パーフルオロアルキ
ルビニルエステルやビニルエステル−フルオロオレフィ
ンなどが分解、劣化が少ないので好ましく使用される。
かかる樹脂の付着量は、シリコーン系樹脂と同量の条件
で好ましく使用される。かかる樹脂の付着量は、風合い
を良くする観点から、塗布法では、繊維に対して0.0
5〜100重量%が好ましく、また、含浸法では、繊維
に対して0.05〜30重量%が好ましい。
【0031】かかるシリコーン系樹脂及びフッ素系樹脂
と、通常よく使用されるアクリル樹脂、ウレタン樹脂、
エポキシ樹脂などとの違いは、熱や薬品の作用で分解さ
れやすい炭化水素基をほとんど含まず、シリコーン系樹
脂はSi−O結合、フッ素系樹脂はF−C結合を主体に
構成されており、末端基や側鎖に少量のメチル基やフェ
ニル期が炭化水素として含まれる程度であるところにあ
る。
【0032】また、かかるバインダーに、ゼオライトを
さらに添加すると、抗菌性能を更に高める効果があるの
で好ましい。すなわち、臭い成分の吸着力の向上と構造
物中の無機系成分比を増加させ、光触媒剤による分解を
抑制する作用がある。かかるゼオライトは、金、白金、
銀、パラジウム等の貴金属を、好ましくは0.01〜5
重量%の範囲で担持したものを用いると、更に抗菌効果
が向上するという機能を発揮する。かかるゼオライトの
付着量は、繊維に対して、塗布法では好ましくは0.0
1〜10重量%であり、また、含浸法では、風合いの点
から、好ましくは0.01〜5重量%の範囲に制御する
のがよい。
【0033】本発明においては、かかる光触媒剤を表面
上に固定するために、特定の中間層を設けてもよい。
【0034】この中間層としては、過酸化チタン粒子
層、ゼオライトの層、ゼオライトとシリコーン系もしく
はフッ素系樹脂で固定した層、アルキルシリケートの層
が好ましく用いられる。これらいずかの中間層を用いる
ことにより、有機系樹脂特有の光触媒の酸化による分
解、着色、臭気の発生をより効果的に防止することがで
きる。
【0035】次に、上記光触媒剤を編物に付着させる方
法について説明する。
【0036】その一例は、アルキルシリケート系樹脂、
シリコーン系樹脂およびフッ素系樹脂から選ばれる少な
くとも1種をバインダーとし、好ましくはゼオライト微
粒子を添加する。次いでチタンとケイ素の複合酸化物の
水溶液を混合し、これを加工液とする。次いで、この加
工液に編物を含浸させた後、マングルロールで絞り、ド
ライキュアの工程を経るか、あるいはこの加工液を適当
な粘度に調整して、ナイフコーターやグラビアロールコ
ータ、捺染などで塗布した後、200℃以下の温度で固
定する。
【0037】他の一例は、中間層として過酸化チタン粒
子層を用いる場合の処理法として、ゾル状態からゲル状
態に状態を変化させている途中の性状を示す過酸化チタ
ンを含む処理液を、編物に含浸させた後、マングルロー
ルで絞り、200℃以下の温度で固定する。あるいはこ
の処理液を適当な粘度に調整して、ナイフコーターやグ
ラビアロールコーターなどで、塗布した後200℃以下
の温度で固定することによって、過酸化チタン層(中間
層)を有する編物が得られる。
【0038】また、中間層としてゼオライト微粒子の層
を設ける場合は、ゼオライト微粒子をPVA法によって
編物に気層皮膜を作り融着させる。
【0039】中間層としてシリコーン系もしくはフッ素
系樹脂で固定されたゼオライト微粒子層を設ける場合
は、ゼオライト微粒子と水溶解性のシリコーン系樹脂も
しくはフッ素系樹脂を含む処理液中に編物を含浸させた
後、マングルロールで絞り、200℃以下の温度で固定
する。あるいはこの水溶液を適当な粘度に調整して、ナ
イフコーターやグラビアロールコーターなどで、塗布し
た後200℃以下の温度で固定する。
【0040】中間層としてアルキルシリケート層を設け
る場合は、アルキルシリケートの水溶液に、反応をより
安定的なものにするために、アルコールと塩酸、硫酸、
酢酸等を加え、pHを2〜4にする。そしてこの溶液を
よく攪拌する。編物をこの水溶液中に含浸させた後、マ
ングルロールで絞り、200℃以下の温度で固定する。
あるいはこの水溶液を適当な粘度に調整して、ナイフコ
ーターやグラビアロールコーターなどで、塗布した後2
00℃以下の温度で固定する。
【0041】上記の方法により得られた編物を、チタン
とケイ素の複合酸化物の水分散液に含浸させ、パッド−
ドライ−キュアの工程を経ると、光触媒を繊維に固着さ
せることができる。また、チタンとケイ素の複合酸化物
の水分散液にシリコーン系もしくはフッ素系樹脂を混合
させても固着させることができる。
【0042】また、この中でも特に糞尿臭に対する消臭
加工をより発揮するために、カルボン酸化合物、金属お
よび多孔質物質を含んでなるものは好ましい。カルボン
酸化合物を用いる理由としては、アンモニア、トリメチ
ルアミンなどの塩基性悪臭の消臭効果が非常に優れてい
ることが挙げられる。
【0043】カルボン酸化合物については、カルボキシ
ル基を含有している化合物であるならば特に限定しない
が、なかでも上記の式で示される脂肪族ポリカルボン酸
化合物が、消臭機能、コストおよび安全性の面で優れて
いることから、好ましく使用される。また、水酸基を有
する水酸化合物や、スルホン基を有するスルホン酸化合
物などを用いる場合にも同様の消臭効果が期待できる
が、これらに比してカルボン酸化合物は抗菌性、皮膚刺
激性などの安全性が優れているという利点もある。
【0044】また、本発明では、糞便臭の中に含まれる
メチルメルカプタン臭、ジメチルジサルファイド臭およ
びジメチルトリサルファイド臭などの硫黄系の悪臭を消
臭するためには、上記脂肪族ポリカルボン酸化合物に対
し金属を添加することが好ましい。この金属としては、
銀、銅および亜鉛から選ばれた少なくとも一種が好まし
く、これらの金属は、イオンの状態で脂肪族ポリカルボ
ン酸化合物中に存在することがさらに好ましい。
【0045】さらに、本発明の下着に使用する編地は、
インドール臭およびスカトール臭の消臭を可能にするた
めに、上記脂肪族ポリカルボン酸化合物および金属に対
し、さらに多孔質物質を添加することが好ましい。
【0046】また、脂肪族ポリカルボン酸化合物、多孔
質物質および金属を併用した系に、さらに酸化チタン系
光触媒などの酸化分解性を有する触媒を添加した場合に
は、一端中和および吸着した悪臭を光触媒作用により酸
化分解し、その後再び消臭剤としての機能を回復すると
いう消臭機能の半永久的サイクルが実現する可能性があ
るため好ましい。
【0047】次に、本発明で使用の編地に上記の添加加
工をする方法の一例について説明する。
【0048】まず、脂肪族ポリカルボン酸化合物、多孔
質物質および銀などの金属を、所望の割合で水溶液にし
たものを加工液とする。
【0049】次いで、この加工液に編地物を含浸させた
後、マングルロールで絞り、ドライ−キュアの工程を経
るか、あるいは、この加工液を適当な粘度に調整して、
ナイフコーターやグラビアロールコーター、捺染などで
繊維に塗布した後、200℃以下の温度で固定する。
【0050】
【実施例】以下、本発明の下着について実施例ならびに
比較例をあげてさらに具体的に説明するが、本発明はこ
れらに限定されるものではない。実施例中での品質評価
は次の方法を用いた。
【0051】(測定方法) (1)編地伸長率 JIS L 1018「メリヤス生地試験方法」の定速伸
長法のグラブ法に準じて行った。すなわち、10cm×
約15cmの試験片をタテ、ヨコ方向にそれぞれ3枚ず
つ採取した。自記記録装置付定速伸長形引張試験機を用
い、上下つかみとも表側は2.54cm×2.54c
m、裏側は2.54cm×5.08cmのものを取り付
け、つかみ間隔を7.6cmとして試験片のたるみや、
張力を除いてつかみに固定した。これを引張速度10c
m/minで17.7N(1.8kg)荷重まで引伸ば
し、その時のつかみ間隔を測った。次に即、荷重を取り
除く方向へ元のつかみ間隔である7.6cmまで戻し
た。この荷重−除重による挙動を自記記録計に荷重−伸
長−回復曲線として描いた。
【0052】これを基に、次の式により伸長率LA
(%)を求め、編地のタテ方向、ヨコ方向の各々につい
て3枚の平均値で表した。 伸長率LA(%)=[(L1−L0)/L0]×100 L0:初期つかみ間隔(cm)(=7.6cm) L1:17.7Nまで伸ばした時のつかみ間隔(c
m)。
【0053】(2)編地伸長回復率 前記自記記録計で描いた荷重−伸長−回復曲線を基に、
回復曲線がゼロ荷重になった時点から残留伸び(cm)
を求め、次の式により伸長回復率LB(%)を算出し、
編地のタテ方向、ヨコ方向の各々について3枚の平均値
で表した。 伸長回復率LB(%)={(L1−L2)/L1}×1
00 L1:17.7Nまで伸ばした時のつかみ間隔(cm) L2:ゼロ荷重における残留伸び(cm)。
【0054】(3)目付、厚さ測定 目付、厚さの測定はJIS L 1018「メリヤス生地
試験方法」に準じて、目付は標準状態における単位面積
あたりの質量を算出し、厚さは0.7kPa時の厚さを
異なる5ヶ所について測定し平均値を求めた。
【0055】(4)通気量の測定 通気量の測定はJIS L 1018「メリヤス生地試
験方法」に準じて行った。すなわち、20cm×20c
mの試験片を採取し、フラジール形試験機を用い、円筒
の一端に試験片を取り付け、加減抵抗器により一定の圧
力(125Pa)で吸引し、試験片を通過するときの空
気量(cm3/cm2・s)を求め通気量とした。測定は
5回とし、平均値で示した。
【0056】(5)パット着用時の安定性、フィット
感、審美性評価 市販されている幅20cm×長さ40cmの失禁用パッ
トを下着に貼り付け、実着用による官能評価とした。そ
の評価基準を表1に示す。
【0057】
【表1】
【0058】(6)アンモニア、メチルメルカプタンの
消臭性評価 試料を3g入れた500mlの容器に初期濃度が200
ppmになるようにアンモニアガスをいれて密閉し、1
時間放置後、ガス検知管で残留アンモニア濃度を測定し
た。そして下記の式に従い消臭率(%)として算出し
た。
【0059】消臭率(%)=(1−(ガス検知管測定濃
度)/(初期濃度))×100 同様な方法でメチルメルカプタン(MMP)40pp
m、2時間後の残留ガス濃度を測定し、各気体の消臭率
を算出した。
【0060】(7)スカトール、インドールの消臭官能
評価 0.01重量%スカトール溶液、0.1重量%インドー
ル溶液をそれぞれ調整し、これを悪臭溶液とする。衛生
剤組成物を加工した繊維を10cm角にカットし、内容
積500mlのすり合わせ活栓付きの三角フラスコに、
各悪臭溶液をマイクロシリンジにて25μl注入して、
悪臭溶液と接触しないよう、繊維をフラスコ内の上部に
懸垂する。
【0061】次に、室温で放置し、30分毎に官能試験
を行い、臭気の強さを次に示す6段階で評価した。 0:無臭 1:やっと感知できる臭い 2:何の臭いか分かる弱い臭い 3:楽に感知できる臭い 4:強い臭い 5:強烈な臭い。
【0062】(8)抗菌評価 抗菌性能の評価については、繊維製品新機能評価協議会
(SEK)が制定した統一試験方法に準じて行った。
【0063】対象菌種としては、黄色ブドウ状球菌(M
SSA)、メチシリン耐性黄色ブドウ状球菌(MRS
A)を用いた。
【0064】(実施例1)ナイロンに吸湿ポリマーであ
るポリビニルピロリドンを5重量%練り込んだ155デ
シテックス48フィラメント糸を用い、22Gの両面丸
編機にて、裏面側ハニカムリバーシブル編組織となる上
記繊維100%の丸編地を編成した。
【0065】この編地を通常の丸編地の染色法に準じ、
リラックス・精練、染色、乾燥、仕上げセットを行っ
た。さらに、脂肪族ポリカルボン酸(帝国化学産業株式
会社SZ−2B(商品名) 未中和品):3.0重量
%、銀:0.5重量%、多孔質物質(富士シリシア
(株)サイリシア#550、比表面積500m2 /g、
平均1次粒子径2.7μm)1.0重量%および水:9
6.5重量%からなる加工液に含浸させた。含浸後、マ
ングルロールで絞り、ドライ−キュアの工程を経て目的
の編地を得た。
【0066】この編地を用いて女性用下着を縫製し、該
下着の股接ぎ部に長さ22cm、面積200cm2の襠
部を前身頃から後身頃にかけて縫合した。このようにし
て得られた下着について、生地物性、パットの安定性、
着用感、着用した状態の審美性、消臭性、抗菌性、など
の評価を行い、結果を表3に示した。
【0067】(実施例2)地糸に44デシテックス38
フィラメントのナイロン糸を用い、挿入糸に130デシ
テックス、芯糸に395デシテックスの弾性糸を用いラ
ッセル編機を使い全幅133cmの6コースサテンを編
成した。この編地を通常の染色法に準じ、リラックス・
精練と染色および乾燥を行った。
【0068】ついで、次のように調製をした。四塩化チ
タンTiCl4 の30重量%溶液に、水酸化ナトリウム
NaOHの5重量%溶液を加え、しばらく放置したの
ち、水酸化チタンTi(OH)4 を得た。これを25重
量%の過酸化水素水で処理し、非結晶質過酸化チタンゾ
ルを得た。
【0069】これに、前記編地を浸し、マングルロール
でピックアップ80重量%で絞り、120℃で2分乾燥
した後、170℃で1分間熱処理し、繊維表面に非結晶
質過酸化チタン粒子層を有する編物を得た。
【0070】次に、この編物を、チタン、ケイ素複合酸
化物水分散液(粒子径12nm、比表面積150m2
g、日本触媒株式会社製:処理液A)に含浸し、マング
ルロールで絞り、100℃で1分乾燥した後、170℃
で30秒の加熱処理をして、光触媒剤を有する編地を得
た。この編地を用いて女性用下着を縫製し、該下着の股
接ぎ部に長さ17cm、面積166cm2の襠部を前身
頃から後身頃にかけて縫合した。このようにして得られ
た下着について、生地物性、パットの安定性、着用感、
着用した状態の審美性、消臭性、抗菌性、などの評価を
行い、結果を表3に示した。
【0071】(実施例3)経糸および緯糸に83デシテ
ックス−36フィラメントのポリエチレンテレフタレー
ト糸を用い、織物組織が平織物、経密度が140本/
2.54cm、緯密度が70本/2.54cmの生機を
作製した。この生機をリラックス精練(98℃×10
分)、中間セット(190℃×1分)を行った後、高圧
染色機を用いて染色した。
【0072】この織物を、チタン、ケイ素複合酸化物水
分散液(粒子径12nm、比表面積150m2 /g、日
本触媒株式会社製:処理液A)に含浸し、マングルロー
ルで絞り、100℃で1分乾燥した後、170℃で30
秒の加熱処理をして、光触媒を有する織物を得た。この
織物を用いて男性用トランクス型の下着に縫製し、該下
着の内側に、実施例2で使用したのと同様の、光触媒剤
の付与まで施した編地を幅25cm、長さ42cmの概
ね矩形に裁断し、パット固定布として前後のウエスト部
で縫着し得た下着について、生地物性、パットの安定
性、着用感、着用した状態の審美性、消臭性、抗菌性、
などの評価を行い、結果を表3に示した。
【0073】尚、表3中の実施例3の伸長率、伸長回復
率、目付、厚さは、パット固定布の値である。
【0074】(比較例1)ポリエチレンテレフタレート
フィラメント糸155デシテックス48フィラメント糸
を用い、22Gの両面丸編機にてポリエチレンテレフタ
レート糸100%からなるダブルフェース編地を編成し
た。この編地を通常の染色法に準じ、リラックス・精練
と染色および乾燥、仕上げセットを行った。この編地を
用いて女性用下着を縫製し、該下着の股接ぎ部に長さ8
cm、面積64cm2の襠部を縫合した。
【0075】このようにして得られた下着について、生
地物性、パットの安定性、着用感、着用した状態の審美
性、消臭性、抗菌性、などの評価を行い、結果を表3に
示した。
【0076】(比較例2)比較例1で使用したものと同
様の編地を用いて女性用下着を縫製し、該下着の股接ぎ
部に350cm2の面積の開孔部を作成した。別に40
0cm2の面積を持つ襠部を作り、襠部の一端を下着本
体の後身頃側に縫着した。パット交換時に該襠部を開閉
して使用できるようパットの他端と該当する下着本体に
係止具を取り付け、女性用下着を得た。このように得ら
れた下着について、生地物性、パットの安定性、着用
感、着用した状態の審美性、消臭性、抗菌性、などの評
価を行い、結果を表3に示した。
【0077】(比較例3)経糸および緯糸に83デシテ
ックス−36フィラメントのポリエチレンテレフタレー
ト糸を用い、織物組織が平織物、経密度が140本/
2.54cm、緯密度が70本/2.54cmの生機を
作製した。この生機をリラックス精練(98℃×10
分)、中間セット(190℃×1分)を行った後、通常
の染色、乾燥、仕上を行った。
【0078】この織物を用いて男性用トランクス型の下
着に縫製し、生地物性、パットの安定性、着用感、着用
した状態の審美性、消臭性、抗菌性、などの評価を行
い、結果を表3に示した。
【0079】
【表2】
【0080】
【表3】
【0081】
【発明の効果】本発明によれば、着用快適性に優れた失
禁用下着を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の下着の前面図である。
【図2】本発明の他の形態を示す下着の前面図である。
【符号の説明】 1:前身頃 2:後身頃 3:股接ぎ部 4:襠部 5:パット固定布 6:前身頃のウエスト部分 7:後身頃のウエスト部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) D06M 13/192 D06M 101:34 // D06M 101:34 11/12 Fターム(参考) 3B028 EA01 EB11 EB31 EC12 KA01 4C098 AA09 CC02 CC07 CC10 CC12 CC16 CC38 CE05 DD01 DD06 DD13 DD14 DD17 DD23 DD25 DD26 DD27 DD28 DD29 4L031 AA20 BA09 DA08 DA12 DA13 4L033 AA08 AC07 AC10 BA18 DA06

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】タテ方向またはヨコ方向のいずれかの伸長
    率が50%以上、伸長回復率が60%以上、かつ厚さが
    1.5mm以下、通気量が150cm3/cm2・s以上
    の編地を用いてなる下着。
  2. 【請求項2】前身頃および後身頃を有し、その内側に、
    前記の編地を前身頃のウエスト部分から後身頃のウエス
    ト部分にかけ連続して縫着した請求項1記載の下着。
  3. 【請求項3】編地が、総繊度167デシテックス以下
    の、合成繊維および/または天然繊維の地糸を用い、目
    付250g/cm2以下となるように編成したものであ
    る請求項1または2記載の下着。
  4. 【請求項4】股部の前後中央にあたる前身頃と後身頃と
    の股接ぎ部に、前身頃から後身頃にかけて長さが10〜
    30cm、面積が100〜300cm2の襠部を有する
    下着。
  5. 【請求項5】繊維表面に、アルキルシリケート系樹脂、
    シリコーン系樹脂およびフッ素系樹脂から選ばれた少な
    くとも1種の樹脂と、光触媒剤を有する請求項1〜4の
    いずれかに記載の下着。
  6. 【請求項6】繊維表面にカルボン酸化合物、金属および
    多孔質物質を有する請求項1〜5のいずれかに記載の下
    着。
  7. 【請求項7】カルボン酸化合物が脂肪族ポリカルボン酸
    である請求項6に記載の下着。
  8. 【請求項8】吸湿ポリマーを練り込んだ合成繊維を少な
    くとも一部に用いた、請求項1〜7のいずれか記載の下
    着。
  9. 【請求項9】ポリビニルピロリドンを練り込んだナイロ
    ン繊維を少なくとも一部に用いた、請求項8記載の下
    着。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007520644A (ja) * 2003-12-31 2007-07-26 キンバリー クラーク ワールドワイド インコーポレイテッド 垂下脚部を有する衣類の製造方法
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