JP2003221503A - ポリフェニレンエーテル硬化性樹脂組成物 - Google Patents

ポリフェニレンエーテル硬化性樹脂組成物

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JP2003221503A JP2002020720A JP2002020720A JP2003221503A JP 2003221503 A JP2003221503 A JP 2003221503A JP 2002020720 A JP2002020720 A JP 2002020720A JP 2002020720 A JP2002020720 A JP 2002020720A JP 2003221503 A JP2003221503 A JP 2003221503A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板、絶縁封止剤等の電機・電子材
料に有用な官能化ポリフェニレンエーテルの提供。 【解決手段】 (A)官能基を有するポリフェニレンエ
ーテル100重量部に対して、(B)硬化剤0.5〜1
0重量部、および(C)ケイ素化合物0.5〜15重量
部含むことを特徴とする硬化性樹脂組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐熱性、誘電特
性、難燃性に優れ、なおかつ、環境に与える負荷がすく
ない硬化性樹脂組成物およびこれを硬化して得られる硬
化物、その硬化性複合材料と金属箔との積層体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】ポリフェニレンエーテルは耐熱性が高
く、誘電特性に優れるため、その硬化物は電機・電子機
器のプリント基板や絶縁封止剤等に適しているが、難燃
性の観点から見ると、これら用途の要求に十分応えるレ
ベルに達しているとは言い難い。特許第2667625
号公報、特公平6−17457号公報、特公平6−89
117号公報、および特開平8−253673号公報で
は、ポリフェニレンエーテル樹脂組成物に臭素含有のエ
ポキシ樹脂や臭素化合物を加えることで難燃性を付与し
ている。しかしダイオキシン発生の一因とも言われるハ
ロゲン系化合物の使用は地球環境上好ましくない。ま
た、特開平2000−336261号公報ではポリフェ
ニレンエーテル樹脂組成物にリン化合物を加えることで
難燃性を付与している。しかしリン化合物が環境に与え
る影響も好ましくないという問題点があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点を
解決するために、組成物中にハロゲン系またはリン系難
燃剤を含まなくとも十分な難燃性が付与された硬化性樹
脂組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前記課題を
解決するために、ポリフェニレンエーテル系硬化性樹脂
組成物について検討した結果、ケイ素化合物を難燃剤と
して加えると組成物に十分な難燃性が付与されることを
見出し、本発明に至った。即ち、本発明は、(A)官能
基を有するポリフェニレンエーテル100重量部に対し
て、(B)硬化剤0.5〜10重量部、および(C)ケ
イ素化合物0.5〜15重量部含むことを特徴とする硬
化性樹脂組成物、である。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
本発明で用いる官能化ポリフェニレンエーテル(A)と
は下記(式1)の繰り返しユニットから構成され、かつ
分子鎖中に官能基を有する重合体、または共重合体であ
る。
【0006】
【化1】
【0007】[R1、R2、R3、R4は各々独立して、水
素原子、アルキル基またはハロゲン原子を表す。] 具体的には、ポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニ
レンエーテル)、ポリ(2−メチルー6−フェニル−
1,4−フェニレンエーテル)、ポリ(2−メチル−6
−フェニル−1,4−フェニレンエーテル)、ポリ
(2,6−ジクロロ−1,4−フェニレンエーテル)等
である。
【0008】本発明の共重合体の具体例としては、2,
6−ジメチルフェノールと他のフェノール類(例えば
2,3,6−トリメチルフェノールや2−メチル−6−
メチルブチルフェノール)との共重合体のようなポリフ
ェニレンエーテル共重合体などが挙げられる。中でもポ
リ(2,6−ジメチル−1,4−フェニレンエーテ
ル)、2,6−ジメチルフェノールと2,3,6−トリ
メチルフェノールとの共重合体が好ましく使用でき、最
も好ましくはポリ(2,6−ジメチル−1,4−フェニ
レンエーテル)である。
【0009】本発明では、(A)官能基をもつポリフェ
ニレンエーテルの重量平均分子量が8万以下のものが使
用できるが、特に好ましい範囲は1万以下である。重量
平均分子量1万以下に相当する、30℃、0.5g/d
lのクロロホルム溶液の還元粘度は0.2dl/g以下
の範囲にある。分子量が低いほど、架橋、硬化反応の速
度は早くなり、硬化生成物の橋架け間の平均分子量は小
さくなる。その結果、よりガラス転移温度が高く、耐溶
剤性が向上した硬化ポリフェニレンエーテル樹脂が得ら
れる。
【0010】本発明で用いる官能化ポリフェニレンエー
テルが有する官能基は、エポキシ基、酸無水基、および
シアネート基の官能基群から選ばれる少なくとも1種の
官能基である。中でもエポキシ基が好ましい。本発明で
用いる(A)官能基を有するポリフェニレンエーテルが
有する官能基数は、1分子鎖あたり平均1.0個以上で
あり、より好ましくは1分子鎖あたり平均1.5個以
上、特に好ましくは1.7個以上である。
【0011】本発明で用いる(B)硬化剤は、1分子中
にエポキシ基と反応し得る官能基を複数有するものであ
れば良く、例えば、1分子中に複数のアミノ基、水酸
基、フェノール性水酸基、またはチオール基を有するも
のが挙げられる。中でも多官能アミン化合物が好まし
い。多官能アミン化合物としては、エチレンジアミン、
ジエチレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テト
ラエチレンペンタミン、ペンタエチレンヘキサミン、ポ
リメチレンジアミン、キシリレンジアミン等が例として
挙げられる。
【0012】本発明で用いる(B)硬化剤の添加量は、
(A)成分100重量部に対して0.1〜10重量部で
あることが必要である。0.1重量部未満では組成物は
十分に硬化しない。10重量部を越えると、硬化物の耐
熱性や誘電特性が悪化するので好ましくない。本発明で
用いる(C)ケイ素化合物としては、シリカ、ポリオル
ガノシロキサン、アミノ基、エポキシ基、水酸基、また
はアルコキシ基等の官能基で変性されたポリオルガノシ
ロキサンが好ましい。
【0013】シリカとは、基本構造式がSiO2で表さ
れ、難燃性の観点からヒュームドシリカが好ましい。ヒ
ュームドシリカはポーラスシリカとも呼ばれ、一次粒子
系が5〜50nmであり、比表面積が非常に大きく50
〜500m2/g程度の微細粒子である。標準的な親水
性タイプのものと、化学的に表面をメチル基などの疎水
グループで覆った疎水性タイプのものを用いることがで
きる。具体的には日本アエロジル(株)のAEROSI
L(アエロジル)(登録商標)が好適で、さらにはグレ
ードとして200、R972などが好適に用いることが
できる。これらは、難燃性、衝撃性を向上させることが
できる。
【0014】本発明で用いる(C)ケイ素化合物の添加
量は、(A)成分100重量部に対して0.5〜15重
量部であることが必要である。0.5重量部未満では十
分な難燃性は得られない。一方、15重量部を越える
と、硬化物の耐熱性や誘電特性が悪化するので好ましく
ない。本発明の組成物に(C)ケイ素化合物と共に
(D)環状窒素化合物を加えると難燃性はより向上す
る。環状窒素化合物としては、メラミン、メレム、メロ
ンが好ましい。
【0015】本発明で用いる(C)と(D)の重量比
(C)/(D)は1〜10.0であることが好ましい。
この範囲外の重量比では十分な難燃効果は得られない。
本発明の(A)官能基を有するポリフェニレンエーテル
の官能基としてはカルボキシル基、シアノ基、ビニル
基、アミノ基、エポキシ基、酸無水基、シアネート基等
が挙げられる。中でも、エポキシ基、酸無水基、または
シアネート基が好ましく、エポキシ基が特に好ましい。
【0016】本発明の(A)はポリフェニレンエーテル
と(E)分子内に少なくとも2個のエポキシ基を有する
化合物、の固相反応生成物であることが好ましい。
(E)成分は、好ましくはエポキシ樹脂と総称される化
合物のグループである。特に好ましくは式(式2)で表
されるビスフェノールA型エポキシ樹脂、または(式
3)で表されるポリグリシジルエーテルである。
【0017】
【化2】
【0018】(式中、X1及びX2は芳香族炭化水素、A
は脂肪族炭化水素、nは0または1以上の整数)
【0019】
【化3】
【0020】(式中、Rは脂肪族または芳香族炭化水
素、nは0または1以上の整数) 固相反応とは、粉体やペレット等の固体状ポリフェニレ
ンエーテルと(E)成分を混合し反応させる際、ポリフ
ェニレンエーテルが反応中常に固体状態であることを示
す。ポリフェニレンエーテルと(E)成分を溶融状態や
溶液状体で反応させるとポリフェニレンエーテルの架橋
反応が起こる。本発明の硬化性樹脂組成物は(E)成分
を単体として含んでもよい。(E)の組成は(A)10
0重量部に対して0〜20重量部であることが好まし
く、より好ましくは0〜10重量部である。(E)が2
0重量部を越えると難燃性が低下する。
【0021】本発明の硬化性樹脂には、所望の性能を付
与することを目的として、本来の性質を損なわない範囲
の量で充填剤や添加剤を配合することができる。充填剤
としては、カーボンブラック、酸化チタン、チタン酸バ
リウム、ガラスビーズ、ガラス中空球等が例として挙げ
られる。また、添加剤としては、酸化防止剤、熱安定
剤、帯電防止剤、可塑剤、顔料、染料、着色剤等が例と
して挙げられる。本発明の(A)〜(D)成分を混合す
る方法としては、(A)が固体の形状を維持した状態で
混合させるドライブレンド法、(A)が溶媒中に均一に
溶解した状態で各成分を均一に分散させる溶液混合法、
(A)を加熱溶融し、各成分を混練させる溶融混練法が
挙げられる。溶液法で用いられる溶媒としては、トルエ
ン、ベンゼン、キシレン、クロロホルム、クロロベンゼ
ン、アセトン、メチルエチルケトン、テトラヒドロフラ
ン等が例として挙げられる。
【0022】本発明の硬化物は、(A)官能基を有する
ポリフェニレンエーテルと(B)硬化剤との反応によっ
て生成したポリフェニレンエーテルの架橋体であるが、
架橋構造の一部に(E)が取り込まれてもよい。本発明
の硬化性複合材料は、本発明の硬化性樹脂組成物と基材
とから構成される。基材としては、ロービングクロス、
クロス、チョップドマット、サーフェシングマット、等
の各種ガラス布、アスベスト布、金属繊維布、およびそ
の他合成もしくは天然の無機繊維布、全芳香族ポリアミ
ド繊維、全芳香族ポリエステル繊維、ポリベンゾオキサ
ゾール繊維等の液晶繊維から得られる織布または不織
布、綿布、麻布、フェルト、などの天然繊維布、カーボ
ン繊維布、クラフト紙、コットン紙、紙−ガラス混繊糸
などの天然セルロース系布、ポリテトラフルオロエチレ
ン多孔質フィルム等がそれぞれ単独で、あるいは2種以
上合わせて用いることができる。
【0023】このような基材の占める割合は硬化性複合
材料100重量部に対して5〜90重量部、より好まし
くは10〜80重量部、さらに好ましくは20〜70重
量部である。本発明の積層体は、本発明の硬化性複合材
料と金属箔から構成される。金属箔としては銅箔、アル
ミニウム箔などが例として挙げられる。その厚みは、特
に限定されないが、3〜200μm、より好ましくは3
〜105μmの範囲である。
【0024】以下、本発明を実施例に基づいて説明す
る。各成分または組成物の調整・分析方法または評価方
法は、次の通りである。 <評価方法> 1)エポキシ基を有するポリフェニレンエーテルの精製
法 エポキシ化反応後のポリフェニレンエーテルの反応生成
物5gをトルエン50gに溶解して得られた溶液を攪拌
しながら1Lのメタノールに徐々に注ぐと白色沈殿物が
得られるので、これをろ別する。ろ別された固形分を1
00℃、1時間減圧乾燥させるとエポキシ基を有するポ
リフェニレンエーテルが得られる。
【0025】2)エポキシ基を有するポリフェニレンエ
ーテルの分析方法 1)で得られたエポキシ基を有するポリフェニレンエー
テルをトルエンに溶解したものをガスクロマトグラフを
用いて分析し、触媒が検出されないことを確認した。ま
た、エポキシ基を有するポリフェニレンエーテルのGP
C測定を行い、未反応のエポキシ樹脂が検出されないこ
とを確認した。
【0026】3)ポリフェニレンエーテルに付加したエ
ポキシ基の定量方法 1)の精製操作によって得られた官能化ポリフェニレン
エーテルを重クロロホルムに溶解し270MHzNMR
にて測定を行った。ピークのケミカルシフトはテトラメ
チルシランのピーク(0.00ppm)を基準として決
定した。ポリフェニレンエーテル1分子当たりのエポキ
シ基の数はポリフェニレンエーテルの芳香環3,5位プ
ロトンに起因するピーク(6.47ppm)とエポキシ
基に起因するピーク(2.7〜3.4ppm)の面積比
から求めた。
【0027】4)ポリフェニレンエーテルの分子量測定 クロロホルムを溶剤としたGPC測定を行い、予め作成
したポリスチレンの数平均分子量−溶出量の関係のグラ
フから分子量を算出した。 5)プリプレグ外観 目視でスジ、タレの有無を観察し、無い場合は○、ある
場合は×とした。 6)プリプレグ取扱い性 プリプレグを折り曲げ、樹脂成分が剥がれ落ちる場合は
×、落ちない場合は○とした。
【0028】7)誘電率 MIL規格(電子材料のアメリカ軍用規格)に基づいて
測定した。 8)はんだ耐熱性 JIS規格C6481に基づき測定した。「膨れ」、ま
たは「はがれ」がある場合は×、ない場合は○とした。 9)燃焼性 UL94規格(自己消炎性プラスチックの燃焼試験方
法)に基づき測定した。
【0029】
【実施例1】数平均分子量3,500、重量平均分子量
6,600であるポリフェニレンエーテル300gとビ
スフェノールA型エポキシ樹脂(旭化成エポキシ(株)
製Grade250)75g、トリブチルアミン3gを
容量3Lのヘンシェルミキサーに仕込み、100℃、2
時間、加熱攪拌した。この反応生成物(1)は粉体状で
あった。(1)を上記1)エポキシ基を有するポリフェ
ニレンエーテルの精製法に記載の方法に従って処理し、
GPC測定及びプロトンNMR測定を行った。反応後ポ
リマーのGPC曲線は、原料ポリフェニレンエーテルの
GPC曲線が高分子量側にわずかに平行移動している
が、形状は全く同一であり、ポリマー鎖同士が架橋、ゲ
ル化していないことが確認された。また、プロトンNM
R測定の結果、反応後のポリマーは1分子当たり平均
1.8個のエポキシ基を有することが判った。反応生成
物(1)100g、トリエチレンテトラミン2.0g、
ジメチルシリコン1.0gをトルエン500gに攪拌し
ながら溶解させ、これに目付107g/平方メートルの
ガラスクロスを浸漬して含浸を行い、エアーオーブン中
で乾燥させプリプレグを得た。
【0030】次に硬化後の厚さがおよそ0.8mmとな
るように上記プリプレグを6枚重ね合わせ、その両面に
厚さ35μmの銅箔をおいて150℃、40Kg/平方
センチメートルで90分間プレス成形機を用いて成形・
硬化させた。この積層体について、UL94規格に準拠
して燃焼性試験を行い、5秒以内に自己消火した場合に
は○、5秒以上燃焼した場合や滴下した場合は×とし
た。
【0031】
【実施例2〜17】樹脂組成物の各成分の組成を変えた
他は実施例1と同様に行った。結果を表1および2に示
す。
【0032】
【比較例1および2】樹脂組成物の各成分の組成を変え
た他は実施例1と同様に行った。結果を表3に示す。
【0033】
【比較例3】実施例1で官能化に用いた原料ポリフェニ
レンエーテル100g、トリエチレンテトラミン2.0
g、ジメチルシリコン1.0g、メラミン0.5gを硬
化性樹脂組成物として用いた他は実施例1と同様に行っ
た。 結果を表3に示す。
【0034】
【表1】
【0035】
【表2】
【0036】
【表3】
【0037】
【発明の効果】本発明の硬化性樹脂組成物、硬化物、そ
の硬化性複合材料と金属箔との積層体は、耐熱性、誘電
特性、難燃性に優れ、なおかつ、環境に与える負荷がす
くない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C08K 5/17 C08K 5/17 5/3492 5/3492 //(C08L 71/12 C08L 71/12 83:04) 83:04 Fターム(参考) 4F072 AA04 AA07 AA09 AB09 AB28 AD42 AD53 AD54 AE01 AE07 AF06 AF11 AF15 AF28 AG03 AG17 AG19 AL12 4F100 AA20A AA20H AB01B AB33B AG00 AH03A AH06A AH07A AK01A AK36A AK52A AK53 AK54A AK79A AL05A BA02 CA02 EJ82 EJ822 EJ86 EJ862 GB41 JB12A JJ07 JL08A YY00A 4J002 CD012 CD042 CD052 CH071 CP032 DJ017 EN036 EN046 EU188 FD010 FD132 FD137 FD138 FD146 GQ01 4J036 AB01 AC01 AC05 AD08 CD12 DA01 DC03 DC06 FA05 FA12 FB16 JA08

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)官能基を有するポリフェニレンエ
    ーテル100重量部に対して、(B)硬化剤0.1〜1
    0重量部、および(C)ケイ素化合物0.5〜15重量
    部含むことを特徴とする硬化性樹脂組成物。
  2. 【請求項2】 (C)がポリオルガノシロキサンである
    請求項1に記載の硬化性樹脂組成物。
  3. 【請求項3】 (C)が分子内にアミノ基、エポキシ
    基、水酸基、またはアルコキシ基を持つことを特徴とす
    る請求項1または2に記載の硬化性樹脂組成物。
  4. 【請求項4】 (C)がシリカであることを特徴とする
    請求項1に記載の硬化性樹脂組成物。
  5. 【請求項5】 (A),(B),(C)からなる硬化性
    樹脂組成物が、さらに(D)環状窒素化合物をも含むこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の硬化性
    樹脂組成物。
  6. 【請求項6】 (D)がメラミン、メレム、メロンであ
    ることを特徴とする請求項5に記載の硬化性樹脂組成
    物。
  7. 【請求項7】 (C)と(D)の重量比(C)/(D)
    が0.1〜10.0であることを特徴とする請求項5ま
    たは6に記載の硬化性樹脂組成物。
  8. 【請求項8】 (A)が、ポリフェニレンエーテルと
    (E)分子内に少なくとも2個以上のエポキシ基を有す
    る化合物、の固相反応生成物であることを特徴とする請
    求項1〜7のいずれかに記載の硬化性樹脂組成物。
  9. 【請求項9】 (A)の重量平均分子量が10,000
    以下であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに
    記載の硬化性樹脂組成物。
  10. 【請求項10】 (A),(B),(C)からなる硬化
    性樹脂組成物が、さらに(E)成分をも含むことを特徴
    とする請求項1〜9のいずれかに記載の硬化性樹脂組成
    物。
  11. 【請求項11】 (A)成分100重量部に対して、さ
    らに(E)成分を1〜10重量部含むことを特徴とする
    請求項1〜7,および10のいずれかに記載の硬化性樹
    脂組成物。
  12. 【請求項12】 請求項1〜11のいずれかに記載の硬
    化性樹脂組成物を硬化して得られた硬化物。
  13. 【請求項13】 請求項1〜11のいずれかに記載の硬
    化性樹脂組成物と基材からなる硬化性複合材料であっ
    て、基材を5〜90重量%の割合で含有することを特徴
    とする硬化性複合材料。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の硬化性複合材料と
    金属箔からなる積層体。
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JP2012077306A (ja) * 2011-11-11 2012-04-19 Sekisui Chem Co Ltd 樹脂組成物及び板状体
US9051465B1 (en) 2012-02-21 2015-06-09 Park Electrochemical Corporation Thermosetting resin composition containing a polyphenylene ether and a brominated fire retardant compound
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