JP2003220901A - 自動車用スライドドアのワイヤハーネス配索構造 - Google Patents

自動車用スライドドアのワイヤハーネス配索構造

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JP2003220901A
JP2003220901A JP2002019073A JP2002019073A JP2003220901A JP 2003220901 A JP2003220901 A JP 2003220901A JP 2002019073 A JP2002019073 A JP 2002019073A JP 2002019073 A JP2002019073 A JP 2002019073A JP 2003220901 A JP2003220901 A JP 2003220901A
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slide door
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慎一郎 金子
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体側とスライドドア側の間の中継用ワイヤ
ハーネスを、車体側とスライドドア側のワイヤハーネス
に直接接続可能として構造の簡素化を図る。 【解決手段】 車体側とスライドドア側の間に配索され
る中継用ワイヤハーネス13をフレキシブル電線束Wか
ら構成すると共に、その一端には車体側コネクタ13a
を、他端にはドア側コネクタ13bを接続して、車体側
コネクタ13aをケース14に固定された固定側、ドア
側コネクタ13bをスライドドア12の開閉に追従する
可動側とする。そして、中継用ワイヤハーネス13には
ケース14に一端を固定した弾性部材15の自由端側を
屈曲部13cの内面側に当接させて、ドア側コネクタ1
3aを車体側コネクタ13a側へ引き戻す方向に付勢し
てスライドドア12の閉鎖に追従して中継用ワイヤハー
ネス13を自動的にケース14内へ引き戻し可能として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用スライドド
アのワイヤハーネス配索構造に関し、簡易な構造により
コストダウンを図るものである。
【0002】
【従来の技術】周知のように、ワンボックス車やRV車
等には、車体に対して前後方向にスライド自在に設けら
れたスライドドアが備えられているものが普及してい
る。かかるスライドドアには、パワーウインド、挟み込
み防止用タッチセンサー、音響機器のスピーカー等の各
種電装品が装備されており、これら電装品に給電するた
めに、ワイヤハーネスが車体側から配策されている。
【0003】従来の自動車用スライドドアへのワイヤハ
ーネス配策構造を図5(A)(B)(C)に示す。スラ
イドドア2は車体1に対して前後に移動して、車体1の
乗降口1aを開閉するようにしている。また、スライド
ドア2の内部下端2aには、ワイヤハーネスを収容する
ためのボックス状でレール溝3aを有するケース3を取
り付けている。なお、車種によっては、ケース3は車体
1に取り付けられる場合もある。
【0004】車体1の内部からスライドドア2の内部へ
と配索するワイヤハーネスは、まず、車体1からスライ
ドドア2にかけて電線群W1を配索し、該電線群W1を
フラットハーネスCのA端と接続し、該フラットハーネ
スCをスライドドア2のケース3内にU形状に余長を持
たせて収容し、該フラットケーブルCのB端を電線群W
2に接続し、該電線群W2をスライドドア2の内部に配
索している。上記電線群W1とフラットハーネスCとは
接続箱CAを介して接続し、電線群W2とフラットハー
ネスCとは接続箱CBを介して接続している。上記接続
箱CAにはスライド部を設けてケース3に設けたレール
溝3aに摺動自在に嵌合していると共に、接続箱CBは
ケース3に固定している。
【0005】上記ワイヤハーネス配策構造において、ス
ライドドア2を閉鎖状態とすると、図6(A)に示すよ
うに、車体1とスライドドア2との間の電線群W1は、
スライドドア2側より観て、後端に位置する一方、スラ
イドドア2内の上記B端側の接続箱CBは、上記A端側
の接続箱CAの前方に位置し、その間のフラットハーネ
スCがU形状になる。また、図6(B)に示すように、
スライドドア2の移動によりケース3も車体側の接続箱
CBに対して後方へ移動し、ケース3内において接続箱
CAが前方に移動した状態となる。このように、ケース
3内においてフラットハーネスCが変形することによ
り、スライドドア2の開閉作動に追従させている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、従来の
自動車用スライドドアのワイヤハーネスでは、スライド
ドアの開閉作動に追従させるために屈曲させた余長部に
薄厚のフレキシブルフラットケーブルからなるフラット
ハーネスを用いている。このため、車体側およびスライ
ドドア側の一般電線群からなるワイヤハーネスと直接接
続できず、こられと接続するために、図5(C)に示す
ように、フラットケーブルと一般電線とを接続するため
の特別な接続箱CA、CBおよび、これらから延出され
る電線群W1、W2を必要とする。このため、部品点数
が増加して構造が複雑となりコスト高になるというがあ
った。
【0007】本発明は上記した問題に鑑みてなされたも
ので、車体側とスライドドア側の間に配索される中継用
ワイヤハーネスを、車体側およびスライドドア側のワイ
ヤハーネスと直接接続できるようにして、構造の簡素化
を図るようにすることを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明では、自動車の車体側からスライドドア側へ
配索される中継用ワイヤハーネスを、車体側あるいはス
ライドドア側に固定したケースにU形状に屈曲させて挿
通し、上記スライドドアの開閉に応じて屈曲部が変形し
て追従できる構成としているワイヤハーネスの配索構造
であって、上記中継用ワイヤハーネスはフレキシブル電
線束から構成すると共に、その一端には車体側コネクタ
を、他端にはドア側コネクタを接続して、上記車体側コ
ネクタあるいはドア側コネクタのいずれか一方をケース
に固定された固定側、他方を上記スライドドアの開閉に
追従する可動側とし、上記中継用ワイヤハーネスには上
記ケースに一端を固定した弾性部材の自由端側を屈曲部
の内面側に当接させて、上記車体側コネクタあるいはド
ア側コネクタのいずれか一方をいずれか他方へ引き戻す
方向に付勢するようにしたことを特徴とする自動車用ス
ライドドアのワイヤハーネス配索構造を提供している。
【0009】上記フレキシブル電線としては、好ましく
はJIS規格の自動車用超薄肉低圧電線(AVSS)を
使用している。上記構成によれば、中継用ワイヤハーネ
スとしてフレキシブル電線を使用しているので、その端
末に取り付けられるドア側コネクタおよび車体側コネク
タとして特殊なものでなく、通常のワイヤハーネス同士
の接続に用いられるコネクタを使用することができる。
よって、ドア側コネクタおよび車体側コネクタには、車
体側に配索されるワイヤハーネスとスライドドアに配索
されるワイヤハーネスをそれぞれ直接接続することがで
きる。また、スライドドアの開放動作に伴ってケースに
U形状で収容されたフレキシブル電線からなる中継用ワ
イヤハーネスの一端方を弾性部材の付勢力に抗して引き
出すことができる。一方、スライドドア閉鎖時には、弾
性部材の付勢力の作用によって、引き出された中継用ワ
イヤハーネスの一端はケース内に順次引き戻される。
【0010】他一方の発明では、自動車の車体側からス
ライドドア側へ配索される中継用ワイヤハーネスを、車
体側あるいはスライドドア側に固定したケースにU形状
に屈曲させて挿通し、上記スライドドアの開閉に応じて
屈曲部が変形して追従できる構成としているワイヤハー
ネスの配索構造であって、上記中継用ワイヤハーネスは
フレキシブル電線を並設したフラット電線束から構成す
ると共に、その一端には車体側コネクタを、他端にはド
ア側コネクタを接続して、上記車体側コネクタあるいは
ドア側コネクタのいずれか一方をケースに固定された固
定側、他方を上記スライドドアの開閉に追従する可動側
とし、上記中継用ワイヤハーネスには屈曲部を含んで上
記フラット電線束に沿って板状の弾性部材を貼り付け、
該弾性部材により上記車体側コネクタあるいはドア側コ
ネクタのいずれか一方をいずれか他方へ引き戻す方向に
付勢するようにしたことを特徴とする自動車用スライド
ドアのワイヤハーネス配索構造を提供している。
【0011】上記構成では、フレキシブル電線をフラッ
ト電線束としているため、U形状に屈曲しやすくなり耐
久性を向上することができる。また、フラット電線束に
沿って板状の弾性部材を貼り付けているので、スライド
ドアの開放に伴って引き出された中継用ワイヤハーネス
を、閉鎖時には弾性部材の付勢力により円滑にケースへ
引き戻すことができる。なお、上記弾性部材としては、
具体的には板バネを用いている。板バネは、板厚が薄い
ため、中継用ワイヤハーネスに馴染ませやすく全体が屈
曲方法に太くならず、ケース内にコンパクトに収容する
ことができる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1乃至図3は自動車用スライドド
アのワイヤハーネス配索構造の第1実施形態を示し、車
体11の側壁11aに開口された乗降口11bを開閉す
べく側壁11aに沿って開閉可能なスライドドア12
と、車体11とスライドドア12との間に配索される中
継用ワイヤハーネス13と、この中継用ワイヤハーネス
13を収容するケース14から構成している。
【0013】中継用ワイヤハーネス13は、図2(B)
に示すように、屈曲可能なフレキシブル電線Wa(JI
S規格の自動車用超薄肉低圧電線(AVSS))を束ね
たフレキシブル電線束Wから構成され、外周にテープT
を巻き付けて形態を整えたものである。このフレキシブ
ル電線束Wの一端には車体11に配索される車体側ワイ
ヤハーネスW/H−Bと接続するたもの車体側コネクタ
13aを取り付けている。また、中継用ワイヤハーネス
13の他端には、スライドドア12内に配索されるドア
側ワイヤハーネスW/H−Dと接続されるドア側コネク
タ13bを取り付けている。これら、車体側コネクタ1
3a、ドア側コネクタ13bは、いずれも一般電線用の
コネクタを使用できるため、車体側ワイヤハーネスW/
H−Bおよびドア側ワイヤハーネスW/H−Dの端末に
取り付けられるコネクタと直接嵌合して接続可能であ
る。
【0014】ケース14はスライドドア12の開閉方向
に沿って車体11側に固定され、図2(A)に示すよう
に、中継用ワイヤハーネス13をU形状に屈曲して余長
部として収容可能な収容部14aと、収容された中継用
ワイヤハーネス13の一端のドア側コネクタ13bを繰
り出し可能な開口部14bを備えている。中継用ワイヤ
ハーネス13は、ケース14内において車体側コネクタ
13a側が収容部14aの端部所要個所に固定されると
共に、ドア側コネクタ13b側が開口部14bから繰り
出し可能な状態とされている。ケース14内に収容され
た中継用ワイヤハーネス13の屈曲部13cの内面側に
は、収容部14aの端部に一端が固定された板バネより
なる細長い弾性部材15の他端方を当接させている。こ
の弾性部材15の作用により屈曲部13cを収容部14
aの奥側に向けて付勢することで、ドア側コネクタ13
bを車体側コネクタ13a側に引き戻し可能としてい
る。そして、ドア側コネクタ13bが引き戻し方向に付
勢された状態でドア側コネクタ13bはスライドドア1
2内のドア側ワイヤハーネスW/H−Dのコネクタと嵌
合接続される
【0015】次に上記構成からなる自動車用スライドド
アのワイヤハーネス配索構造の作用について説明する。
図3(A)(B)に示すように、スライドドア12が閉
じた状態では、板バネからなる弾性部材15の作用によ
り、中継用ワイヤハーネス13の屈曲部13cは収容部
14aの奥側に引き戻された状態となっている。かかる
状態からスライドドア12を開放すると、図3(B)に
示すように、スライドドア12の動作に伴ってドア側コ
ネクタ13bが開放方向に引き出される。これに伴っ
て、中継用ワイヤハーネス13の屈曲部13cは弾性部
材15の付勢力に抗して引き出し方向に移動し、中継用
ワイヤハーネス13を繰り出す。そして、スライドドア
12が再び閉鎖されると、繰り出されていた中継用ワイ
ヤハーネス13は弾性部材15の付勢作用により、図3
(A)に示す初期状態に引き戻される。
【0016】図4(A)(B)は、第2実施形態を示
し、本実施形態では、中継用ワイヤハーネス23を複数
本のフレキシブル電線Waを並設したフラット電線束W
Aから構成している。このラット電線束Wの形態を構成
するため、フラット電線束WAの片面には幅広の板バネ
からなる弾性部材25をあてがい、他方の面には粘着層
26aを有するシート26を貼り付けている。更に、シ
ート26の両側端を弾性部材25に貼り付けることで、
シート26と弾性部材25との間でフラット電線束WA
を挟持している。また、フラット電線束Wの両端部に
は、車体側コネクタ23a、ドア側コネクタ23bをそ
れぞれ取り付けている。このようにして、形態が整えら
れた中継用ワイヤハーネス23は、第1実施形態と同様
に、弾性部材25を内面側としてU形状に屈曲させてケ
ース24の収容部24a内に収容している。そして、車
体側コネクタ23a側を収容部24aの端部所要個所に
固定すると共に、ドア側コネクタ23b側は弾性部材2
5による引き戻し方向の付勢力に抗して開口部24bか
ら外部への引き出し可能としている。なお、その他の構
成は第1実施形態と同様のため、同一符号を付してその
説明を省略する。
【0017】次に、上記構成からなる第2実施形態の作
用について説明する。スライドドア12が閉じた状態で
は、板バネからなる弾性部材25の作用により、中継用
ワイヤハーネス23の屈曲部23cは収容部24aの奥
側に引き戻された状態となっている。かかる状態からス
ライドドア12を開放すると、スライドドア12の動作
に伴ってドア側コネクタ23bが開放方向に引き出され
る。これに伴って、中継用ワイヤハーネス23の屈曲部
23cは弾性部材25の付勢力に抗して引き出し方向に
移動し、中継用ワイヤハーネス23を繰り出す。そし
て、スライドドア12が再び閉鎖されると、繰り出され
ていた中継用ワイヤハーネス23は弾性部材25の付勢
作用により、初期状態に引き戻される。この第2実施形
態では、中継用ワイヤハーネス23がフラット電線束W
Aから構成されているので、狭いケース24内でもU形
状に屈曲させ易く、スライドドア12の開閉動作に対応
する追従性もよい。
【0018】なお、上記各実施形態においては、ケース
14、24を車体11側に固定する構成としたが、ケー
ス14、24をスライドドア12側に固定して、ドア側
コネクタ13b、23bを固定側、車体側コネクタ13
a、23aを可動側としてもよい。このようにすれば、
スライドドア12の開閉動作に追従して車体側コネクタ
13a、23aがスライドドア12に対し相対的に引き
出し、引き戻しが行われる。
【0019】
【発明の効果】以上の説明より明らかなように、本発明
によれば、中継用ワイヤハーネスとしてフレキシブル電
線を使用しているので、ドア側コネクタおよび車体側コ
ネクタには、車体側に配索されるワイヤハーネスとスラ
イドドアに配索されるワイヤハーネスをそれぞれ直接接
続することができ、従来のものに比し構造を簡素化する
ことができる。また、中継用ワイヤハーネスは弾性部材
によりケース内への引き戻し方向に付勢されているの
で、中継用ワイヤハーネスの引き出し、引き戻しをスラ
イドドアの開閉動作に対し、円滑に追従させることがで
きる。また、他一方の発明では、フレキシブル電線をフ
ラット電線束としているため、U形状に屈曲しやすくな
り耐久性を向上できると共に、スライドドアの開閉動作
に対する中継用ワイヤハーネスの追従性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動車用スライドドアのワイヤ
ハーネス配索構造の第1実施形態を示す斜視図である。
【図2】 (A)は要部の斜視図、(B)は第1実施形
態で用いるフレキシブル電線束の断面図である。
【図3】 (A)(B)はスライドドアの開閉動作に伴
う中継用ワイヤハーネスの追従状態を示す簡略平面図で
ある。
【図4】 第2実施形態の自動車用スライドドアのワイ
ヤハーネス配索構造の要部を示す斜視図、(B)は第2
実施形態で用いるフラット電線束の断面図である。
【図5】 (A)(B)(C)は従来のワイヤハーネス
配策構造を示す概略図である。
【図6】 (A)(B)は従来のワイヤハーネス配策構
造における、スライドドアの開閉状態の概略図である。
【符号の説明】
11 車体 12 スライドドア 13 中継用ワイヤハーネス 13a、23a 車体側コネクタ 13b、23b ドア側コネクタ 13c 屈曲部 14、24 ケース 14a、24a 収容部 15、25 弾性部材 26 シート Wa フレキシブル電線 W フレキシブル電線束 WA フラット電線束

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の車体側からスライドドア側へ配
    索される中継用ワイヤハーネスを、車体側あるいはスラ
    イドドア側に固定したケースにU形状に屈曲させて挿通
    し、上記スライドドアの開閉に応じて屈曲部が変形して
    追従できる構成としているワイヤハーネスの配索構造で
    あって、 上記中継用ワイヤハーネスはフレキシブル電線束から構
    成すると共に、その一端には車体側コネクタを、他端に
    はドア側コネクタを接続して、上記車体側コネクタある
    いはドア側コネクタのいずれか一方をケースに固定され
    た固定側、他方を上記スライドドアの開閉に追従する可
    動側とし、 上記中継用ワイヤハーネスには上記ケースに一端を固定
    した弾性部材の自由端側を屈曲部の内面側に当接させ
    て、上記車体側コネクタあるいはドア側コネクタのいず
    れか一方をいずれか他方へ引き戻す方向に付勢するよう
    にしたことを特徴とする自動車用スライドドアのワイヤ
    ハーネス配索構造。
  2. 【請求項2】 自動車の車体側からスライドドア側へ配
    索される中継用ワイヤハーネスを、車体側あるいはスラ
    イドドア側に固定したケースにU形状に屈曲させて挿通
    し、上記スライドドアの開閉に応じて屈曲部が変形して
    追従できる構成としているワイヤハーネスの配索構造で
    あって、 上記中継用ワイヤハーネスはフレキシブル電線を並設し
    たフラット電線束から構成すると共に、その一端には車
    体側コネクタを、他端にはドア側コネクタを接続して、
    上記車体側コネクタあるいはドア側コネクタのいずれか
    一方をケースに固定された固定側、他方を上記スライド
    ドアの開閉に追従する可動側とし、 上記中継用ワイヤハーネスには屈曲部を含んで上記フラ
    ット電線束に沿って板状の弾性部材を貼り付け、該弾性
    部材により上記車体側コネクタあるいはドア側コネクタ
    のいずれか一方をいずれか他方へ引き戻す方向に付勢す
    るようにしたことを特徴とする自動車用スライドドアの
    ワイヤハーネス配索構造。
  3. 【請求項3】 上記弾性部材は、板バネよりなる請求項
    1または請求項2のいずれか1項に記載の自動車用スラ
    イドドアのワイヤハーネス配索構造。
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