JP2003220575A - 流体作動式の打撃機構における内側シールのための保持装置 - Google Patents

流体作動式の打撃機構における内側シールのための保持装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 流体作動式の打撃機構における内側シールの
ための保持装置を改良して、全体として打撃機構の経済
性の高められたものを提供する。 【解決手段】 エラストマから成る延長部12が、独立
した弾性的な支持エレメントとして形成されており、支
持エレメントが、内側シール11とは反対に位置する背
面側の始端区分12cで、工具ガイド2と共に、延長部
12を縦方向および横方向で保持する着脱可能な結合部
を形成しており、延長部12が、工具ガイド2の、延長
部を取り付けるために形成された収容区分2aにおい
て、工具ガイド2に係止することによって、スナップ結
合の形式で作用する、延長部と工具ガイドとの間の前記
結合部が形成されるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、流体作動式の打撃
機構における内側シールのための保持装置であって、該
保持装置がケーシング部分を備えており、ケーシング部
分が、打撃機構を少なくとも端面側で外側周囲環境に対
して遮蔽しており、ケーシング部分に、打撃機構によっ
て駆動される打撃工具が突入しており、当該保持装置が
交換可能な外側シールを備えており、外側シールが、ケ
ーシング部分における、打撃工具のための貫通開口に配
置されていて、かつ打撃工具の縦軸線に対して横方向で
場合によっては僅かな間隔を有して打撃工具を取り囲む
ようにして打撃工具横方向で可動に形成されており、当
該保持装置が、打撃工具の打撃方向とは逆向きでみて外
側シールに後置された内側シールを備えており、内側シ
ールが、打撃工具の工具ガイドの外側で弾性的に打撃工
具に接触しており、内側シールが、工具ガイドの延長部
に打撃方向で交換可能に取り付けられており、延長部
が、打撃工具を、内側シールの領域において打撃工具の
最大横方向変位よりも大きな間隔を有して取り囲んでい
る形式のものに関する。
【0002】
【従来の技術】このような形式の保持装置は、流体作動
式の打撃機構に設けられた保護装置に関して、ドイツ連
邦共和国特許出願公開第19628815号明細書に記
載されている。ここでは特に公知の保護装置は、工具ガ
イドの領域における低減された磨耗によって、打撃機構
の機能性の向上、ならびに修理コストおよび保守コスト
の低下に寄与することが望まれている。このことは、た
とえば可動に支承された横方向スライダの構成をした外
側シールが、同時に機構的な遮蔽装置として作用してお
り、かつ予備スクレーパとして働き、これに対して外側
シールに後置された内側シールが、微細の汚れが工具ガ
イド領域に侵入するのを防止し得る、ということによっ
て達成される。
【0003】打撃機構自体は、打撃機構が工具ガイドに
おいて往復運動可能な打撃工具を備えており、打撃工具
が打撃機構によって駆動されている限り、任意の形式で
形成することができる。
【0004】公知の保護装置によって、打撃機構の機能
性を大幅に高めることができるが、内側シールが工具ガ
イドの延長部に取り付けられており、この場合延長部が
直接工具ガイド自体の構成部材を成している点が欠点と
して挙げられる。場合によっては外側の工具ガイドの外
側の終端区分の近くで生じる、常に回避できるわけでは
ない打撃工具−破損が生じた場合、工具ガイドの延長部
は、破損されるか、または場合によっては工具ガイドを
一般的に極めて大きな時間コストおよび作業コストをか
けて組み外して交換する必要が生じるような損傷を受け
る。
【0005】直接的に延長部を備えた工具ガイドの製作
は比較的高価であるので、このような工具ガイドは、コ
スト的な理由から、外側シールに後置された内側シール
を備えた流体作動式の打撃機構にしか使用されず、した
がって同じ構造サイズで種々異なる構造形式の打撃機構
のためにも種々異なる構造の工具ガイドを提供しなけれ
ばならない。
【0006】
【特許文献1】ドイツ連邦共和国特許出願公開第196
28815号明細書
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、公知の保護装置を、所属の内側シールのための保
護装置に関して改良して、全体として打撃機構の経済性
の高められたものを提供することである。
【0008】重大な障害が生じた場合、特に打撃工具の
破損の際に、工具ガイドが障害によって損傷を受けてい
ない限り、工具ガイド自体の組み外しおよび交換を行う
必要のないような保持装置を提供するのが望ましい。
【0009】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
の本発明の装置によれば、エラストマから成る延長部
が、独立した弾性的な支持エレメントとして形成されて
おり、支持エレメントが、内側シールとは反対に位置す
る背面側の始端区分で、工具ガイドと共に、延長部を縦
方向および横方向で保持する結合部を形成しており、延
長部が、工具ガイドの、延長部を取り付けるために形成
された収容区分において工具ガイドに係止することによ
って、スナップ結合の形式で作用する、延長部と工具ガ
イドとの間の結合部が形成されるようになっている。
【0010】
【発明の効果】本発明の基本的な思想によれば、エラス
トマから成る延長部が、内側シールを支持するために、
独立した弾性的な支持エレメントとして形成されてお
り、支持エレメントが、内側シールとは反対に位置する
背面側で、スナップ結合の形式で作用する着脱可能な結
合部を形成しており、この結合部は、延長部が、工具ガ
イドの、延長部を取り付けるために形成された収容区分
において工具ガイドに係止することによって形成される
ようになっている。換言すると、内側シールが、工具ガ
イドから分離可能な延長部を介在して工具ガイドと結合
されている。さらに延長部は次のように弾性的に形成さ
れており、つまりその弾性変形に基づいて、延長部を取
り付けるために形成された収容区分と着脱可能に係合さ
せることができるように形成されており、これによって
製作された結合部は、その弾性特性に基づいて、延長部
と工具ガイドとの間の保持力を超える外力が生じない限
り、維持される。
【0011】工具ガイドの収容区分と延長部とは、延長
部の弾性を考慮して、次のように互いに適合されてお
り、つまり延長部が、収容区分への嵌め込みに基づい
て、嵌め込みにとって必要な変形によって収容区分と不
動に結合されているように、互いに適合されている。延
長部は、収容区分からの分離をもたらす手段が導入され
ないか、または適当な大きさの力をもたらす状況が生じ
ない限り、収容区分と不動に結合されている。
【0012】工具ガイドの外側の端部区分の外側で工具
破損が生じると、多くの場合破片によって内側シールと
共に延長部だけしか損傷を受けないので、単にこれら両
方の部分を、工具ガイド自体を交換せずに、交換すれば
よい。
【0013】場合によっては破片に起因する力作用の影
響下で、工具ガイドの収容区分と延長部との間の結合部
だけが結合解除され、その結果延長部は場合によっては
内側シールの交換後に、再び使用することができ、かつ
係止によって新たに収容区分と結合することができる。
【0014】重要な点は、延長部が、その弾性特性に基
づいて、工具ガイドの、延長部に対して適当な形式で適
合する収容区分に挿入できることであり、この場合製作
される結合部はいわば自動的に維持される。
【0015】これまでに存在する本発明に関する認識に
よれば、熱可塑性のエラストマ特にポリウレタンが使用
されると、延長部に関する要求に対して特に良好な適合
が生じる(請求項2)。
【0016】もちろん延長部は、本発明に関して比較可
能な延長部の特性をその結果として有していると、別の
材料から製作することもできる。
【0017】本発明の別の実施形態によれば、工具ガイ
ドと延長部との間の結合部が、少なくとも部分的に工具
ガイドの内側に形成されている(請求項3)か、または
延長部が、工具ガイドの、打撃工具とは反対に位置する
外側において工具ガイドに支持されている(請求項
4)。
【0018】選択的に本発明は、延長部が、工具ガイド
の、打撃工具に向いた内側で着脱可能に工具ガイドに支
持されているような実施形態にも関する。
【0019】本発明の特に簡単な実施形態によれば、工
具ガイドが、結合部の構成部分として、リング溝状の少
なくとも1つの凹部を備えている(請求項5)。この凹
部に、延長部はその弾性変形に基づいて係入することが
でき、その結果工具ガイドとの形状接続式(formschlue
ssig;形状による束縛)の結合部および/または伝力接
続式(kraftschluessig)の結合部が形成される。
【0020】幾何学形状的な特性とその他の運転状態と
に応じて、工具ガイドに、相互間隔を有して配置された
リング溝状の複数の凹部を形成することができ、これら
の凹部に延長部は適合するリング状の複数の突起を介し
て支持される。
【0021】有利には、リング溝状の少なくとも1つの
凹部が、工具ガイドの、打撃工具とは反対に位置する外
側において工具ガイドに形成されている(請求項6)。
このことによって、工具ガイドの収容区分は、打撃工具
の、あまり危険にさらされない領域に位置する、という
利点が得られる。
【0022】本発明の範囲内で、リング溝状の少なくと
も1つの凹部を、工具ガイドの、打撃工具に向いた内側
に配置することもできる。
【0023】リング溝状の凹部が、少なくとも内側シー
ルに向いた側でアンダカットされているか、または追加
的に内側シールに向いた側とは反対側でアンダカットさ
れている(請求項7)ことによって、場合によっては新
たな形式の保持装置の作用もしくは作動性をさらに改善
することができる。ここで言及される実施形態によれ
ば、リング溝状の凹部は、周方向に延びる突起によって
部分的に閉鎖されており、要するに断面図で見ると、工
具ガイドの、打撃工具に向いた側かまたはこれとは反対
側に位置する開口を有する中空室が形成される。
【0024】本発明の範囲内で、リング溝状の凹部は、
端面側の凹部として形成することができ、該凹部は、工
具ガイドの、内側シールに向いた側の端面において工具
ガイドから出発している(請求項8)。この実施形態の
利点によれば、各凹部に適合する対抗面を備えた延長部
が、比較的大きな変形なしに工具ガイドと結合すること
ができる。
【0025】有利には、端面側の凹部が、工具ガイドに
向かってアンダカットされている(請求項9)ので、端
面側の凹部に関して延長部が適合するように形成されて
いると、形状接続式の結合部を製作することができる。
【0026】延長部が、追加的に少なくとも1つのリン
グ状の固定エレメントによって、工具ガイドの収容区分
に向かって接触状態で保持されている(請求項10)こ
とによって、必要な場合新しい形式の保持装置の作動性
を高めることもできる。どのように収容区分が方向調整
されているかに応じて、固定エレメントは、延長部の外
側または内側に被せ嵌められ、かつ延長部自体に起因す
る保持力を支持する。
【0027】原則としてリング状の固定エレメントは、
通常任意の形式で形成することができ、つまり特にブシ
ュ状または螺旋状に形成することもできる。有利には、
固定エレメントはばねエレメントとして実現され、これ
によって、延長部は、固定エレメントの使用にもかかわ
らず、許容できない高い力作用の場合に工具ガイドから
結合解除することができ、したがってさらなる損傷を避
けることができる、ということを保証することができ
る。
【0028】工具ガイドの収容区分との着脱可能な結合
部を製作するために、延長部は、少なくとも1つのリン
グ状の係止突起を備えており、係止突起は、工具ガイド
の収容区分に入り込むようになっている(請求項1
1)。
【0029】この場合、延長部が伝力接続式に収容区分
に支持されるように、延長部の少なくとも1つの係止突
起が形成されている(請求項12)。このことは、簡単
な形式で、係止突起が、係止突起を収容するリング溝状
の凹部の該当する寸法よりも大きく寸法設定されてお
り、その結果プレロードをかけて凹部に入り込んでい
る、ということによって実現することができる。
【0030】もちろん本発明の範囲内で、前述の実施形
態を互いに組み合わせることができる。
【0031】特に工具ガイドは、少なくとも1つの端面
側の凹部を備えていて、かつ追加的に打撃工具とは反対
に位置する外側または打撃工具に向いた内側に少なくと
も1つのリング溝状の凹部を備えており、この場合延長
部は、該当する凹部に適合しかつ凹部を支持する突起を
備えている。
【0032】保持装置の別の実施形態によれば、結合部
を形成する始端区分と、内側シールを支持する終端区分
とを除いて、延長部の壁厚は、終端区分に向かって減少
している(請求項13)。この場合壁厚は、最も簡単な
実施形態では、直線的に変化しており、選択的に曲線的
な経過を有していてもよい。
【0033】さらに有利には、延長部の、内側シールを
支持する終端区分の内径が、結合部を形成する始端区分
の内径よりも大きくなっている(請求項14)。
【0034】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を図示の
実施例を用いて詳しく説明する。
【0035】流体作動式の打撃機構の構造は、本発明を
実現するという点以外では重要でないので、図1には単
に打撃機構の下部1しか示されていない。この下部1に
は、工具ガイド2が不動に保持されている。この工具ガ
イド2には、縦軸線3aを有するチゼル3の形式で打撃
工具が縦方向可動に支持されている。打撃方向でのチゼ
ル3の運動は矢印4で示唆されている。
【0036】場合によってはチゼル3によってもたらさ
れる振子運動(揺動)は、それぞれ破線3bおよび破線
3cによって極端に誇張して概略的に示されている。打
撃機構−下部1には、延長部としてケーシング部分5が
取り付けられており、このケーシング部分5は端面側
(つまり図面の下側)で着脱可能に交換−構成部分6を
収容している。このためにケーシング部分5は切欠7を
備えており、この切欠7は交換−構成部分6の高さより
も僅かに深く寸法設定されていて、切欠の直径は、交換
−構成部分の直径に適合されている。ケーシング部分5
と交換−構成部分6とは、ピン8を介して互いに着脱可
能に取り付けられている。
【0037】交換−構成部分6自体は、フロントプレー
ト6aとバックプレート6bとから成っている。これら
のプレートは、一方ではチゼル3にとって十分な大きさ
の貫通開口6cを提供し、かつ他方では縦軸線3aに対
して横方向でリング室9を制限するように形成されてお
り、このリング室9には、プレート状の横方向スライダ
10の構成をした外側シールが可動に支承されている。
【0038】縦軸線3aの方向でリング室の高さは、横
方向スライダ10の厚さよりも僅かに大きく寸法設定さ
れているので、横方向スライダ10は、ケーシング部分
5に関して、横方向運動を行うチゼル3の作用下で、堅
固なユニットとして往復運動することができる。
【0039】概略的に示された図1の実施例とは異なっ
て、横方向スライダ10の壁部10aは、チゼル3のた
めの貫通開口を制限しており、壁部10aは、チゼル3
の横方向運動(破線3bおよび破線3cによって示され
ている)でも、チゼル3と横方向スライダ10とのロッ
クがもたらされないように、形成されている。このため
に壁10aは(図1とは異なって)チゼル3に向かって
凸状に湾曲されている。
【0040】フロントプレート6aとバックプレート6
bとは、(図示されていない形式で)互いに結合されて
おり、したがって交換−構成部分6は、この構成部分内
で自由に運動可能に支承された横方向スライダ10と共
に、1つのユニットとして組み付けることができかつ組
み外すことができる。
【0041】横方向スライダ10には、打撃方向(矢印
4)とは逆方向でみて、ケーシング部分5の内側におい
て内側シール11が後置されており、この内側シール1
1のシールリップ11aは、工具ガイド2の外側で弾性
的にチゼル3に接触していて、かつケーシング部分5に
侵入する汚れのためのスクレーパとして作用する。
【0042】内側シール11は延長部12に着脱可能に
取り付けられていて、それも終端区分12aに設けられ
た取付溝12bに沿って取り付けられている(図2参
照)。延長部12は内側シールの領域において間隔sを
有してチゼル3を取り囲んでおり、この間隔sは、前記
領域におけるチゼルの最大横方向変位(破線3bおよび
破線3cによって示されている)よりも大きくなってい
る。
【0043】種々異なる作業条件で内側シール11の欠
点のない機能性を保証するために、シールリップ11a
の長さは、シールリップ長さとシールリップの領域にお
けるチゼル3の最大横方向変位との間の比が、2よりも
大きい値を占めるように寸法設定されている。
【0044】従来技術とは異なって、エラストマから成
る延長部12は、独立した弾性的な支持エレメントとし
て形成されており、この延長部12は、該延長部12
の、内側シール11とは反対の背面側に位置する始端区
分12cを介して、これに対して適合する、工具ガイド
2の端面2bの領域における収容区分2aと共に、スナ
ップ結合の形式で作用する着脱可能な結合部を形成する
ことができる(図2参照)。
【0045】このために収容区分2aは、端面2bから
間隔を有してリング溝状の凹部13を備えており、この
凹部13は縦軸線3aに対して横方向に向けられてい
る。
【0046】延長部12の始端区分12cは、リング段
部の形式で周方向に延びる係止突起14を備えており、
この係止突起14は、受容区分と同様に、延長部の、工
具ガイド2の端面2bと協働する支持面としての端面1
2dから間隔を有して位置している。
【0047】延長部12の弾性変形に基づいて、この延
長部12は、工具ガイド2に関して次のように移動で
き、すなわち係止突起14がリング溝状の凹部13の領
域に到達し、既に説明した着脱可能な結合部を形成して
凹部13に係合するように、移動できる。
【0048】このようにして形成された、収容区分2a
と始端区分12cとの間の結合部は、延長部12の弾性
変形に基づいて、延長部に起因する保持力よりも大きな
外力が延長部12に作用するまで、維持される。
【0049】延長部12の領域に打撃工具破損が生じた
とすると、延長部は、この場合に生じる横方向力の作用
下で先ず変形されるか、または過度の負荷が生じる際に
は工具ガイド2の収容区分2aから結合解除され、これ
によって場合によっては生じる少なくとも工具ガイド2
の損傷が回避される。該当する障害の影響に応じて、分
離された延長部12は、場合によっては引き続き使用す
ることもでき、すなわち新たな係合(嵌め込み)によっ
て収容区分2と結合することができる。
【0050】必要な場合、本発明の範囲内で、収容区分
2aと始端区分12cとの間の結合(特に図2参照)
は、周方向に延びる係止突起14の高さ(縦軸線3aに
対して平行にみた)が、この方向でみたリング溝状の凹
部13の高さよりも組み外し状態で大きく設定されてい
ることによって、さらに助成することができる。したが
って係止突起14は、凹部13への嵌入時に圧縮され、
その結果係止突起は収容区分2aに伝力接続式にも保持
されている。これに対して追加的にまたは選択的に、係
止突起14と端面12dとの間に形成されたリング溝が
収容区分2aと共に伝力接続式の結合部を形成するよう
に、本発明の実施例を形成することもできる。
【0051】図1および図2から判るように、リング溝
状の凹部13は、工具ガイド2の、チゼル3に向いた内
側において工具ガイド2に形成されており、さらに工具
ガイド2の、作用内径と、始端区分12cの領域におけ
る延長部12の内径とは、工具ガイド2が、段部Aを成
して延長部12に移行するように、互いに適合されてい
る。その他の点では、延長部12は、その壁厚が、一定
の外径の場合、収容区分2aの領域における始端区分1
2cを除いて、終端区分12aに向かって次第に減少す
るように構成されている。
【0052】このようにして、延長部12は、通常打撃
工具3によってカバーされる作用領域の外側(図1参
照)に位置し、かつ場合によっては工具ガイド2の収容
区分2から結合解除できる、ということが保証されてい
る。
【0053】図3には、本発明の1実施例が示されてお
り、ここでは工具ガイド2の収容区分2aに、工具ガイ
ドに向かって(つまり図で上向きに)アンダカットされ
たリング溝状の凹部15が形成されている。ここでも同
様に、凹部15は(既に図1および図2に基づいて説明
したように)、工具ガイド2の、打撃工具ひいては縦軸
線3aに向いた内側において工具ガイド2に配置されて
いる。
【0054】前述のアンダカットに基づいて、凹部15
は、縦軸線3aに向かってリング状に周方向に延びる段
部2cを備えている。したがって凹部15の(縦軸線3
aに対して平行にみた)開口は、記載の方向での凹部1
5の全体高さよりも小さく寸法設定されている。
【0055】延長部12の始端区分12cは、端面12
dから間隔を有して周方向に延びる係止突起16を備え
ており、この係止突起16は、断面図で見ると、縦軸線
3aに対して実質的に平行に向けられている。
【0056】単に判りやすく示すために、縦軸線3aに
対して平行の係止突起16の寸法は、大げさに示されて
いるが、もちろん凹部15と係止突起16とは寸法的に
次のように互いに適合させなければならず、すなわち係
止突起16が、所望の着脱可能な結合部を形成して凹部
15に入り込むことができ、かつ許容できない高い力が
延長部12に作用し、場合によっては収容区分2aと始
端区分12cとの間の結合が解除されるまで、占有した
係止位置が維持されるように、互いに適合させなければ
ならない。
【0057】必要な場合、収容区分2aと延長部の始端
区分12cとは、特に凹部15と係止突起16との構成
および寸法に関して、係止突起16が組み付け状態で伝
力接続式に凹部15に保持されるように、互いに適合さ
れている。
【0058】弾性的な独立した支持エレメントを成す延
長部12は、図1および図2の実施例とは異なって、そ
の内径が、始端区分12cを除いて、一定の壁厚では、
終端区分12aに向かって次第に増加するように形成さ
れている。
【0059】図4の実施例では、収容区分2aは、弾性
的な延長部12を取り付けるためにリング溝状の凹部1
7を備ており、この凹部17は、縦軸線3aに対して横
方向に向けられていて、工具ガイド2の、打撃工具(図
1参照)とは反対に位置する外側において工具ガイド2
に形成されている。始端区分12cがリング状の係止突
起18を備えており、この係止突起18が、縦軸線3a
に向かって突出していて、かつ凹部17への進入過程を
簡単にするために、傾斜付けされた終端エッジ18aを
備えていることによって、延長部12は収容区分2aに
適合されている。
【0060】エラストマから成る延長部12の弾性的な
変形に基づいて、係止突起は、端面2bを通って、収容
区分2aに向かって、最終的にリング溝状の凹部17に
係止し、これによって延長部12が始端区分12cを介
して工具ガイド2と着脱可能に結合するまで移動され
る。
【0061】この結合は、所望の形式でまたは障害の生
じたの場合に、十分に高い横方向力が延長部12にもた
らされるかもしくは作用することによって解消すること
ができる。
【0062】収容区分2aと終端区分12cとの間に形
成された結合部は、係止突起18が過大寸法で製作さ
れ、したがって伝力接続式にも凹部17に支持されるこ
とによって、必要な場合追加的に助成することができ
る。
【0063】さらに前述の結合部は、ばねリング19が
凹部17の高さで外側から延長部12に被せ嵌められる
ことによって、追加的に支持することができる。このよ
うなばねリングは、係止突起18を切欠17の内側で保
持しようとする力成分を追加的に形成する。
【0064】ばねリングの不都合な移動を防止するため
に、延長部12は、たとえば図4に示されているよう
な、ばねリング19を収容するリング溝20のような適
当な位置固定機構を備えている。
【0065】その他の点では、延長部12は、一定の内
径で、断面図で見て内側シール11に向かって次第に減
少するように、形成されている。
【0066】工具ガイド2の内径は、円錐状に延びる移
行部を備えた収容区分2aの領域において、延長部12
の内径に移行する。
【0067】図5の実施例は、工具ガイド2の収容区分
2aが、相互間隔を有して配置されたリング溝状の凹部
17と凹部21とを備えており、これらの凹部17,2
1に、弾性変形可能な延長部12がリング状の係止突起
18もしくは係止突起22を介して着脱可能に支持され
る点で、前述の実施例とは異なっている。
【0068】既に図4に基づいて説明したように、収容
区分2aと始端区分12cとの間に形成された結合部
は、必要な場合、有利には弾性変形可能な固定エレメン
トが収容区分2aの高さで延長部12に被せ嵌められ、
かつ縦軸線3aに対して平行の不都合な運動を防止する
ために適当に固定されることによって、追加的に確保す
ることができる。
【0069】図6に示された保持装置は、収容区分2a
が同様にリング溝状の凹部23を備えており、この凹部
23が工具ガイド2に向かって(つまり図面で上向き
に)アンダカットされており、このアンダカットに、組
み付け状態でリング状の係止突起24が支持されている
という点で、図3の保持装置に対応している。係止突起
24は、場合によっては、適当なプレロード(Vorspann
ung;予荷重)を形成して、凹部23に圧入することが
できる。
【0070】図3の実施例とは異なって、リング溝状の
凹部23は、工具ガイド2の、打撃工具3(図1参照)
とは反対に位置する外側に形成されており、したがって
係止突起24は打撃工具3もしくは縦軸線3aに向かう
方向でも凹部23の内側に突入している。
【0071】収容区分2aの領域における係止突起24
の構成および配置形式を除くと、弾性的な延長部12
は、該延長部に取り付けられた内側シール11と共に、
図4に示された実施例と同様に形成されている。
【0072】図7に基づく本発明の実施例では、工具ガ
イド2の収容区分2aは、一方でリング溝状の凹部25
を備えており、この凹部25は縦軸線3aに対して横方
向に向けられて工具ガイド2の外側に位置しており、こ
の凹部25に、組み付け状態で周方向に延びるリング状
の係止突起26が傾斜付けされた終端エッジ26aで
(図4の終端エッジに対応して)突入している。
【0073】さらに収容区分2aは、端面2bから出発
するリング溝状の端面側の凹部27を備えており、この
凹部27は工具ガイド2に向かって(つまり図面で上向
きに)拡張されており、要するにアンダカットされてい
る。
【0074】延長部12の始端部12cは、収容区分2
aの構成に応じて、別のリング状の係止突起28を備え
ており、この係止突起28は、2つの保持面28bを有
するヘッド部分28aを備えている。
【0075】図示の組み込み状態では、ヘッド部分は、
保持面28bを介して端面側の凹部27の拡張部の内側
で固定されている。
【0076】したがって記述の保持部は、適合するリン
グ溝状の凹部に側方で係止する係止突起26と端面側で
係止する係止突起28とから成る組み合わせから形成さ
れる。
【0077】特に本発明によって得られる利点によれ
ば、工具ガイドが、独立した支持エレメントとしての、
内側シールを支持する延長部の構成によって、従来のも
のより大幅に損傷に対して保護することができる。この
場合延長部は、比較的手間のかからない交換部分を成し
ていて、この交換部分を介して、その弾性変形に基づい
て、延長部に許容できないような高い力が作用しない限
りは、工具ガイドとの着脱可能な結合部を形成して維持
することができる。
【0078】障害の生じた場合、延長部は工具ガイドか
ら結合解除することができ、これによって場合によって
は生じるさらなる損傷を、工具ガイドにおいても、場合
によっては延長部自体においても回避することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】移動可能に支承された外側シールを備えた交換
部分を収容する、打撃機構に所属のケーシング部分と共
に、打撃機構の下部を示す部分断面図である。
【図2】図1の実施例の部分拡大図である。
【図3】工具ガイドの内側に形成されたリング溝状の凹
部が工具ガイドに向かってアンダカットされた、図2に
類似の実施例を示す部分断面図である。
【図4】外側でリング溝状の凹部を備えた工具ガイド
と、工具ガイドに結合された延長部と、延長部に取り付
けられた内側シールとの領域を示す部分断面図である。
【図5】工具ガイドの外面が相互間隔を有して配置され
たリング溝状の2つの凹部を備えた、図4に類似の実施
例を示す部分断面図である。
【図6】工具ガイドの外面に配置されたリング溝状の凹
部が工具ガイドに向かってアンダカットされた、図4に
類似の実施例を示す部分断面図である。
【図7】内側シールを支持する延長部が、一方では工具
ガイドの外面に設けられたリング溝状の凹部を介して、
他方では工具ガイドの端面から出発するリング溝状の端
面側の凹部を介して保持される実施例を示す部分断面図
である。
【符号の説明】 1 下部、 2 工具ガイド、 2a 収容区分、 2
b 端面、 2c 段部、 3 チゼル、 3a 縦軸
線、 3b,3c 破線、 4 矢印、 5ケーシング
部分、 6 交換−構成部分、 6a フロントプレー
ト、 6bバックプレート、 6c 貫通開口、 7
切欠、 8 ピン、 9 リング室、 10 横方向ス
ライダ、 10a 壁部、 11 内側シール、 11
aシールリップ、 12 延長部、 12a 終端区
分、 12b 取付溝、 12c 始端区分、 12d
端面、 13 凹部、 14 係止突起、 15凹
部、 16 係止突起、 17 凹部、 18 係止突
起、 18a 終端エッジ、 19 ばねリング、 2
0 リング溝、 21 凹部、 22 係止突起、 2
3 凹部、 24 係止突起、 25 凹部、 26
係止突起、 26a 終端エッジ、 27 凹部、 2
8 係止突起、 28a ヘッド部分、28b 保持
面、 A 段部、 s 間隔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス ダイメル ドイツ連邦共和国 ミュールハイム フェ ルアッカーシュトラーセ 15 (72)発明者 クリスティアン デルシュ ドイツ連邦共和国 ブレーメン アム ヴ ァール 73 (72)発明者 マルクス メルヴィヒ ドイツ連邦共和国 ハーゲン シューマン シュトラーセ 8 (72)発明者 トルステン アール ドイツ連邦共和国 エッセン フェルトハ ウスカンプ 55 Fターム(参考) 2D058 AA12 DA21

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体作動式の打撃機構(1)における内
    側シール(11)のための保持装置であって、該保持装
    置がケーシング部分(5)を備えており、該ケーシング
    部分(5)が、打撃機構を少なくとも端面側で外側周囲
    環境に対して遮蔽しており、該ケーシング部分(5)
    に、打撃機構によって駆動される打撃工具(3)が突入
    しており、 当該保持装置が交換可能な外側シール(10)を備えて
    おり、該外側シール(10)が、ケーシング部分(5)
    における、打撃工具(3)のための貫通開口(6c)に
    配置されていて、かつ打撃工具の縦軸線(3a)に対し
    て横方向で場合によっては僅かな間隔を有して打撃工具
    を取り囲むようにして打撃工具横方向で可動に形成され
    ており、 当該保持装置が、打撃工具(3)の打撃方向とは逆向き
    でみて外側シール(10)に後置された内側シール(1
    1)を備えており、該内側シール(11)が、打撃工具
    の工具ガイド(2)の外側で弾性的に打撃工具(3)に
    接触しており、 内側シール(11)が、工具ガイド(2)の延長部(1
    2)に打撃方向で交換可能に取り付けられており、該延
    長部(12)が、打撃工具(3)を、内側シール(1
    1)の領域において打撃工具の最大横方向変位よりも大
    きな間隔を有して取り囲んでいる形式のものにおいて、 エラストマから成る延長部(12)が、独立した弾性的
    な支持エレメントとして形成されており、該支持エレメ
    ントが、内側シール(11)とは反対に位置する背面側
    の始端区分(12c)で、工具ガイド(2)と共に、延
    長部(12)を縦方向および横方向で保持する着脱可能
    な結合部を形成しており、 延長部(12)が、工具ガイド(2)の、該延長部を取
    り付けるために形成された収容区分(2a)において該
    工具ガイド(2)に係止することによって、スナップ結
    合の形式で作用する、延長部と工具ガイドとの間の前記
    結合部が形成されるようになっていることを特徴とす
    る、流体作動式の打撃機構における内側シールのための
    保持装置。
  2. 【請求項2】 延長部(12)が、熱可塑性のエラスト
    マたとえばポリウレタンから成っている、請求項1記載
    の保持装置。
  3. 【請求項3】 前記結合部が、少なくとも部分的に工具
    ガイド(2)の内側に形成されている、請求項1または
    2記載の保持装置。
  4. 【請求項4】 延長部(12)が、工具ガイド(2)
    の、打撃工具(3)とは反対に位置する外側において該
    工具ガイド(2)に支持されている、請求項1から3ま
    でのいずれか1項記載の保持装置。
  5. 【請求項5】 工具ガイド(2)が、前記結合部の構成
    部分として、リング溝状の少なくとも1つの凹部(1
    3;15;17;21;23;25;27)を備えてい
    る、請求項1から4までのいずれか1項記載の保持装
    置。
  6. 【請求項6】 リング溝状の少なくとも1つの凹部(1
    7;21;23;25)が、工具ガイド(2)の、打撃
    工具(3)とは反対に位置する外側において該工具ガイ
    ド(2)に形成されている、請求項5記載の保持装置。
  7. 【請求項7】 リング溝状の凹部(15;23;27)
    が、少なくとも内側シール(11)に向いた側でアンダ
    カットされているか、または追加的に内側シールに向い
    た側とは反対側でアンダカットされている、請求項5ま
    たは6記載の保持装置。
  8. 【請求項8】 リング溝状の凹部が、端面側の凹部(2
    7)として形成されており、該凹部(27)が、工具ガ
    イド(2)の、内側シール(11)に向いた側の端面
    (2b)において該工具ガイド(2)から出発してい
    る、請求項5から7までのいずれか1項記載の保持装
    置。
  9. 【請求項9】 端面側の凹部(27)が、工具ガイド
    (2)に向かってアンダカットされている、請求項8記
    載の保持装置。
  10. 【請求項10】 延長部(12)が、追加的にリング状
    の少なくとも1つの固定エレメント(19)によって、
    工具ガイド(2)の収容区分(2a)に向かって接触状
    態で保持されている、請求項1から9までのいずれか1
    項記載の保持装置。
  11. 【請求項11】 延長部(12)が、リング状の少なく
    とも1つの係止突起(14;16;18;22;24;
    26;28)を備えており、該係止突起が、工具ガイド
    (2)の収容区分(2a)に入り込むようになってい
    る、請求項1から10までのいずれか1項記載の保持装
    置。
  12. 【請求項12】 延長部(12)の少なくとも1つの係
    止突起が、伝力接続式に収容区分(2a)に支持されて
    いる、請求項11記載の保持装置。
  13. 【請求項13】 前記結合部を形成する始端区分(12
    c)と、内側シール(11)を支持する終端区分(12
    a)とを除いて、延長部(12)の壁厚が、終端区分
    (12a)に向かって減少している、請求項1から12
    までのいずれか1項記載の保持装置。
  14. 【請求項14】 延長部(12)の、内側シール(1
    1)を支持する終端区分(12a)の内径が、前記結合
    部を形成する始端区分(12c)の内径よりも大きくな
    っている、請求項1から13までのいずれか1項記載の
    保持装置。
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