JP5442035B2 - 装着エレメントをアダプタに連結するための、掘削機および同様の機械類用の連結システムおよびその構成要素 - Google Patents

装着エレメントをアダプタに連結するための、掘削機および同様の機械類用の連結システムおよびその構成要素 Download PDF

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Description

本発明「装着エレメントをアダプタに連結するための、掘削機および同様の機械類用連結システムおよびその構成要素」は、装着エレメント(バケット保護エレメントでも可能だが、好ましくはツメ)、ツメの棒またはアダプタエレメント、および、上記2つのエレメントを固定するための、主にピンにより形成された固定システムにより形成された連結システムに関する。上記固定システムは、ピンに加えて当該ピンに関連した保持エレメントをもまた備えていてもよい。上記保持エレメントは、弾性特性を有していることが好ましい。
一般に、本発明は、公共事業および採掘場において、泥土や石を粉砕したり、運搬したり、積載したりするために用いられるような掘削機および同様の機械類に適用され得る。
掘削機および同様の機械類は、機械のアームに連結されたバケットまたはスコップを備えていることが多い。このバケットまたはスコップは、前方のエッジに泥土や石の塊を突き刺したり貫通したりするための傾斜したリップまたはブレードを備えている。ブレードの過度の装着を防ぐため、および、泥土を貫通させるために、装着エレメント、好ましくはその前方部分から露出しているブレードに結合されたツメ(それらはバケット保護エレメントでもあり得る)を組み立てることが一般的である。しかしながら、上記装着エレメントはまた、それらの名前が示しているように、装着して壊れ、それ故、何度も交換されなければならない。更に、機械が実行する業務に従って、上記装着エレメントの種類や形状を変更することが好ましい。この交換を容易にするために、アダプタエレメントまたはツメの棒が用いられ、バケットまたはスコップに多かれ少なかれ恒久的に固定される。こうして装着エレメントは、通常、ピンを介してツメの棒に着脱可能に組み立てられる。上記ピンは、通常、装着エレメントの孔、および、アダプタエレメントまたはツメの棒を横切る貫通路を貫通する。こうして装着エレメントは、アダプタに固定または固着される。
ピンを組立位置から抜け出させないようにするために、保持装置が用いられることがある。これはピンを組立位置に固定するために重要であり、装着エレメントとアダプタとの連結を固定させ、それ故にシステムまたはセットの組立を固定させる。一般に、保持装置は、保持エレメントを固定位置に推進させるための力を付与するための、それらに結合した弾性エレメントを備えている。通常の配置が、困難な状況において動作する場合、ピンは保持装置を推進させるための力とは逆に動作する傾向にあり、それ故にツメの棒から抜け出ることがあり得る。これが生じる場合、ピンと装着エレメントとの両方を損失してしまう。装着エレメントの損失、主にツメの損失は、時間の損失だけでなく、ツメを用いる機械と同じ現場(例えば、鉱山または採石場)で業務にあたる砕石機のような他の機械の故障の原因になるため、業務面からすると非常に由々しきものである。
米国特許第4027408号明細書には、土木機械用の2つのパーツから成るツメのシステムについて記述されている。このシステムは、掘削機または同様の機械類のブレードの上部表面に固定されるように適合された第一のエレメント、および、ブレードの底部表面に固定されるように適合された第二のエレメントから成る。2つのエレメントは、2つのパーツの分離に耐え得る機能を有する2つのパーツが連結するための連結領域を備えている。このシステムでは、2つのエレメントをボルトを用いて固定することにより、パーツの解体および一般にツメの解体において多くの問題が生じるので、取り外しが難しくなることが知られている。
米国特許第3982339号明細書には、バケットのブレードに固定されたサポートおよび組立の際に当該サポート上を滑らかに動く交換可能なツメを含んでいる、土木機械のバケット用のツメおよびツメの棒のシステムについて記述されている。両エレメントは、上部固定平面および下部固定平面を備えている。このシステムの主な欠点は、ツメの導入を横側から行わなければならないことである。つまり、ツメは開かれていなければならず、それ故に、ツメは、側壁を伴ったキャビティを有していないため、脆弱になってしまう。更に、固定システムはボルトを有しており、これにより先述の事例と同様に、取り外しにおいて多くの問題を抱えてしまう。
米国特許第4182058号明細書には、ツメをツメの棒と固定させるための固定システムについて記述されている。ツメの棒のノーズは、湾曲した窪みを備えており、ツメは、ツメの棒のノーズの当該湾曲した窪みと一列に並んだ上部孔および下部孔を備えている。弾性金属ピンは、ツメとツメの棒とを着脱可能に固定させるために、ツメの当該孔を通して当該窪みに配置される。
米国特許第4027408号明細書(公開日:1977年6月7日) 米国特許第3982339号明細書(公開日:1976年9月28日) 米国特許第4182058号明細書(公開日:1980年1月8日)
本発明の目的は、掘削機または同様の機械類のような土木機械用の装着アセンブリおよび特に当該アセンブリの異なる構成要素、つまりオス型エレメント、メス型エレメント、および当該オス型エレメントと当該メス型エレメントとの間の固定システムを連結させるための連結システムであり、そのようなエレメントを最大限に利用しつつ、それらの交換や変更を容易にするために、機械的な連結に基づく革新的な解決策(嵌合構成および固定エレメント)を用いている。オス型エレメントおよびメス型エレメントの両者は、アダプタエレメント、ツメの棒、または装着エレメント(ツメまたは保護エレメント)であってもよい。
請求項1によれば、本発明の目的は、掘削機および同様の機械類において用いられるタイプの、オス型エレメントをメス型エレメントに連結させるための連結システムである、両エレメント間において連結位置を固定する固定システムを伴って互いに着脱可能に連結された連結システムであって、上記メス型エレメントは、上記オス型エレメントと連結するための連結領域としてキャビティを備えており、上記キャビティは、上記キャビティの内部に向けて少なくとも1つの突起物または突起を有しており、上記突起物は、凸状の表面を備えており、上記オス型エレメントは、上記メス型エレメントと連結するための連結領域としてノーズを備えており、上記ノーズは、上記ノーズの少なくとも1つの表面において少なくとも1つの凹状の窪みを有し、上記メス型エレメントの上記突起と対峙しており、空間または隙間が、上記メス型エレメントの上記突起の上記凸状の表面と上記オス型エレメントの上記凹状の窪みとの間に残存し、上記固定システムは、上記固定システムが連結方向に挿入される際に、上記オス型エレメントと上記メス型エレメントとの間における上記空間または隙間に収容される、上記オス型エレメントの上記凹状の窪みに相補的な凸状の底部表面を有している少なくとも1つの本体またはピンを備えており、第一の固定領域が、上記メス型エレメントの上記凸状の表面と、上記固定システムの湾曲した上記本体またはピンの上記凹状の上部表面との間において生成される、ことを特徴とする連結システムである。
連結システムにおいて装着動作を担うエレメントは、新しいものに交換されなければならない。そして、工場において最初にバケットの準備が成され、それらが磨耗してしまうほどの作業時間が経過した後に、作業現場にてこの交換が行われることが多い。例えば、メンテナンスする工場から遠く離れた採石場のような作業現場にて上記装着エレメントを交換するのに都合が良く、ブロートーチ、溶接、または専門技師の必要が無いため、上記装着エレメントを交換するための作業を容易にする形状を伴った嵌合エレメント(fitting element)および固定エレメントを用いることは適切であり、労働者にとってある種の危険を孕んでいてもおかしくはない異なる道具の使用をしなくてもよく、複合装置の使用をすることも回避できる。
土木機械用の装着エレメント(保護エレメントであってもよいが、多くの場合はツメである)を用いた連結は、多くの場合、以下の特徴に従わなければならない。
a)それらは、ツメ−ツメの棒−バケットの集合体と地面との間の力伝達である機械的な圧力に耐えられなければならず、
b)連結自身の耐用年数は、以下により制限される。
・及ぼされた力に対抗するための反発による素材の塑性変形。
・疲労。通常の耐久性を有するツメは、50,000回以上の作業サイクルにおいて用いられると計算されており、結果として、上記連結は、亀裂等のような疲労現象により生じる欠陥を回避するように設計されなければならない。
・磨耗。装着の2種類を区別する必要がある。
1.素材の流れによるパーツの外部磨耗。
2.2つのエレメント間(ツメ−ツメの棒)に入り込み、該2つのパーツの動きにより磨耗効果を生成し、最終的に2つのエレメントに磨耗及び損傷を与える、微細な素材による内部磨耗。
先述の特徴を鑑みて、本発明に係る装着アセンブリの物体の異なるエレメントは、固定および/または保持システム、特に固定および/または保持システムのピンが被る圧力に耐えるに十分強固な固定システムを取得するだけでなく、装着エレメントをアダプタエレメントに保持させることが可能な、圧力を分散させる構成をしている。
上記装着アセンブリ(装着エレメント−アダプタエレメント−固定エレメント)を設計するために、装着エレメントがアダプタエレメントとの組立または連結のための組立位置または連結位置から抜け出すことを回避した、連結を成している異なるエレメントの間において対向領域を生成するために互いを結合させる固定平面を有しているこれらのエレメントの優れた構成が考えられている。
好都合なことに、これらの対向領域は、安定した方法で上記システムに配置されている(distributed)。つまり、これらの対向領域は、上記システムの上部領域および底部領域において垂直方向に安定した状態であるように配置されている。しかしながら、水平方向に安定するような他の構成、つまり、対向領域が上記システムの各側部または側部の内の1つに存在するような他の構成もまた有用であり有効である。
上記連結システムは、上記アダプタまたはオス型エレメントの上記ノーズを収容するための上記メス型または装着エレメントの上記キャビティの第一の突起に加えて、凸状の表面もまた備えている上記キャビティの上記内部に向いた第二の突起または突起物を備えている。一方、上記オス型エレメントもまた、上記メス型エレメントの少なくとも1つの第二の突起または突起物に対向している、少なくとも1つの第二の凹状の窪みを備えている。上記メス型エレメントの上記凸状の表面は、上記オス型エレメント上記凹状の窪みと相補的であり、上記オス型エレメントと上記メス型エレメントとの間に少なくとも1つの第二の固定領域が生成される。上記メス型エレメントと上記オス型エレメントとが互いに連結される際、上記メス型エレメントは、上記オス型エレメントの2つの凹状の表面に対向する2つの凸状の表面を備えていることが好ましい。
極度の力に対する耐久構造を要しつつ、あらゆる方向において甚大な安定構造を要するシステムが、4つの対向領域(上部−底部および側部−側部)を有する構成をとることもまた可能である。連結に係る側面の何れかにおいて(例えば、その上部側面において)二重の安定構造が用いられる場合おいて、二重ピンまたは2つのピンを用いることも可能である。
先述の上記メス型エレメントの突起物は、上記オス型エレメントの上記ノーズが連結のために続いて導入される連結用キャビティの上記開口部から離れて始まっても、上記開口部の境界において始まってもよい。上記メス型エレメントの突起物が、ある距離において始まる場合、上記メス型エレメントは上記キャビティの上記端部にて突起またはフラップ(flap)を有する。
上記対向領域を形成するための上記システムの異なるエレメントの間における上記固定平面は、以下の好適な配置を有している。上記装着エレメントは、上記キャビティの上記内部に向けて延伸しており、好ましくは中央に向かって互いに対向している少なくとも2つの突起物を伴った上記ツメの上記キャビティまたは口に提供されており、それらの内部表面は、上記ツメの中央平面に関して凸状である。上記突起物は、上記突起物の窪みの内部勾配に配置された固定平面を同様に備えている。少なくとも1つの上記突起物の上記固定平面および凸状の内部表面は、上記装着エレメントおよび上記アダプタエレメントが互いに連結される際に、上記ツメの棒の上記連結領域に配置されたキャビティまたは溝に配置された、ツメの棒の中央平面に関して凹状の表面である他の相補的な固定表面に接触する。上記システムの上記第一の対向領域は、上記連結の間に生成される。上記装着エレメントの突起を有するこの構成は、上記ツメの棒またはアダプタエレメントにおける上記ツメまたは装着エレメントの配置をこのように可能にさせるために、上記アダプタエレメントの上記ノーズにおける上記装着エレメントの導入のために湾曲した動きが必要である。
上記装着エレメントの第二の突起物の上記凸状の内部表面および上記固定平面は、上記アダプタエレメントの他の比較的大きな湾曲したキャビティに配置されるように設計されている。この場合、上記アダプタエレメントのこの第二のキャビティが、上記第二の突起物に相補的な形状を有しておらず、むしろ比較的大きいために、連結されないまたは接触しない。つまり、上記装着エレメントが上記装着エレメントに配置されると、隙間または空間が上記装着エレメントの上記第二の突起物と上記アダプタエレメントの上記第二のキャビティとの間において残存してしまう。上記隙間または空間の上記形状は、上記装着エレメントの上記突起物の上記凸状の内部表面および上記アダプタエレメントの上記キャビティの上記内部表面により規定される。上記空間は、上記固定システムを受け入れるという機能を有しており、上記固定システムは、嵌合を実行するという機能を有している。つまり、上記固定システムが導入されるまでは嵌合されない。
作業条件によっては、上記本体またはピンに連結された保持エレメントも含まれ得るが、上記固定システムは、実質的に単一の本体またはピンにより形成されている。上記固定エレメントまたはピンは、上記装着エレメントと上記アダプタエレメントとの間において形成された上記隙間または空間に、上記連結を貫通せずに上記連結の方向に沿って導入される。これにより、従来技術にて知られているような剪断を被ることはなく、剪断に係る圧力は低減される。それ故に、上記本体またはピンの破損もまた低減される。上記ピンは、上記装着エレメントとの平面を生成し、連結または嵌合の間、連結上記アダプタエレメントにおける上記装置エレメントの自己引き締め効果(self-tigntening effect)を実現させることに加え、上記装着エレメントを上記アダプタエレメントとの連結位置から抜け出させないようにしている。詳細を以下に記述する。
先述の構造に加えて、上記メス型エレメントまたは装着エレメントの一表面において作られた開口部または孔を介して上記固定システムを導入し、上記エレメントのキャビティを上記エレメントの外側に接続させることは可能である。更に、上記装着エレメントが、上記アダプタエレメントにおいて連結される際、上記装着エレメントにおける上記開口部は、両エレメントの間に形成された上記空間を上記外側に接続させる。この場合、上記オス型エレメントまたはアダプタエレメントが、自身の凹状の窪みにおいて、当該窪みを横切りつつ、上記保持エレメントをその後連結させるために当該窪みを2分割させる仕切りを有することもまた可能である。上記仕切りは、上記保持エレメントを連結させるために、上記仕切りまたは壁の上部エッジに垂直な溝を組み込んでいてもよく、組み込んでいなくてもよい。
それぞれが装着エレメントとアダプタエレメントであり得るオス型エレメントとメス型エレメントとの連結用の上記固定システムは、上述のように、自身に底部凹状表面伴った本体またはピンであり、両エレメント間において連結方向に導入されることにより両エレメント間の隙間に収容される。
上記固定システムの上記本体またはピンは、細長く、僅かに湾曲した形状をしており、丸みを帯びた頂点を備えている。上記ピンの側壁が、平行ではなく、同一点に向かい前方端部に集束し、前方部分または第一の端部において分断された楔形状を形状付けるように、上記ピンは6つの表面を備えていることが好ましい。
上記固定システムは、上記装着エレメントおよびアダプタエレメントが連結されると、上記アダプタエレメントに配置された上記凹状の窪みを介して、または、上記装着エレメントの表面に配置された上記開口部を介して導入される。上記固定システムが上記開口部を介して導入される場合、上記ピンは、上記メス型エレメントの上記孔または開口部の形状および大きさを伴った第一の端部を備えており、上記オス型エレメントと上記メス型エレメントとの間の空間に導入されると、上記孔または開口部は、上記本体またはピンおよび上記固定システムが上記孔を貫通することなく保持されるように閉塞される。これらの場合、上記固定システムの上記本体またはピンに連結されている上記保持エレメントは、弾性特性を有している。
上記本体またはピンの上部表面は、一般的におよび仮想的に、上記装着エレメントの上記突起物の上記凸状の内部表面に対して相補的な湾曲を全長に沿って有している。上記本体の底部表面は、上記アダプタエレメントまたはツメの棒の上記空洞、窪み、または溝の上記凹状の表面に対して相補的な湾曲を有している。それ故に、上記固定エレメントの上記本体が、上記ツメを介してまたは上記ツメの棒を介して、上記ツメと上記ツメの棒との間における上記隙間または空間に導入される際、および、湾曲した動きにより導入される際、上記固定エレメントの上部表面に配置された上記固定エレメントの固定平面は、装着エレメントまたはツメの突起物の固定平面に接触する。これにより、上記システムの嵌合が完成されることに加え、第二の対向領域が形成される。
上記固定システムの上記本体にとって有効である他の実施可能な構成は、上記本体またはピンが2分割される構成、つまり、湾曲した本体が、当該本体を2分割する溝を中央に備える構成であり、この構成によれば、上記ピンは、上記システムの中央平面ではなく側面に配置される。このピンの構成によれば、上記装着エレメントは2つの突起物を1つの同一表面上に備えており、上記アダプタエレメントは上記固定システムを固定させるために2つの空洞を同一表面に備えている。それ故に、単一表面上において2つの固定領域が得られる。
上述のように、機械の作業条件によっては、保持エレメントを伴った上記固定システムを提供する必要があってもよい。この保持エレメントの目的は、上記固定システムの上記本体またはピンが、作業している際に組立位置から飛び出さないようにすることである。
上記固定システムにおいて、上記保持エレメントは、弾性素材の特性を伴った金属製エレメントであることが好ましい。弾性エレメントまたは弾性素材から成るエレメントに関連した弾性特性を有していない金属製エレメントであってもよい。
本願において、2種類の固定システムが記述されている。上記ツメにおいて開口部を有していない連結システムにおいて用いられるための固定システム、および、上記開口部を有している連結システムにおいて用いられるための固定システムである。固定システムの第一の種類において、固定システムは、上記オス型エレメントと上記メス型エレメントとの間の上記空間に上記オス型エレメントを介して導入される。一方、固定システムの第二の種類において、固定システムは、上記メス型エレメントを介して導入される。
固定システムの両方の種類において、上記システムは、弾性特性を有する保持エレメントを備えている本体またはピンにより形成される。上記保持エレメントは、一方では上記本体またはピン自身に連結されており、他方では上記オス型エレメントまたは上記メス型エレメントに接触している。
上記連結システムの被る作業に依っては、上記システムに張力をかける保持エレメントを有することは必要不可欠であり、上記オス型エレメントと上記メス型エレメントとの間の遊びが回避され、特に、上記メス型エレメントが上記オス型エレメントに対し張力のかかった状態であり続ける。上記保持エレメントを2つのオス型またはメス型エレメントの内の1つに連結させるにあたり、張力のかかった連結システムが得られるように上記エレメントに張力をかけることは必要不可欠である。
上記装着エレメントまたはツメを上記アダプタエレメントまたはツメの棒から除去させるにあたり、先ず上記固定システムを除去させる。保持エレメントを備えている場合、先ず上記保持エレメントを解放させる。
上記固定システムが保持エレメントを備えていない場合、上記本体またはピンは、上記ツメを取り外した後に除去するために上記ピン上にてレバーとして機能する例えばねじ回しのような道具を幇助するための少なくとも1つの溝を自身の上部表面に備えていることが好ましい。
しかしながら、上記固定システムが保持エレメントを備えている場合、そのようなエレメントを解放するにあたり、例えばねじ回しのような標準的な道具を用い、そのようなエレメントに対して圧力をかけることは必要不可欠であり、必要な圧力がかけられた際に、上記保持エレメントは上記ツメまたは上記ツメの棒に備えられた付加的な空洞から解放される。その際、上記固定システムからの上記本体またはピンの除去を幇助するために、上記圧力に梃子の動作が加えられなければならない。
上記固定システムは、上部にて固定されるように配置されることが好ましい。つまり、上記ピンは、上記アダプタエレメントまたはツメの棒の上部と上記装着エレメント、ツメ、または保護物との間に生成された上記空間に導入され、これにより、上記システムを組立および解体する間の動作(access)が容易になる。一方、上記固定システムが、上記装着アセンブリの底部領域に配置されるのか、側部領域に配置されるのかによって、他の構成が可能となる。更に、機械の形状および状態により、上部システムおよび他の底部システム、同一表面上の2つの保持システム、または、垂直なシステムおよび水平なシステムのような2つの保持システムに変形し得る。
機械にとってごく一般の作業状況であるが、上記ツメの先端において下方向または上方向に垂直な圧力が加えられた際、上記固定平面の構成により、保持効果に加えて、上記装着エレメントと上記アダプタエレメントとの間の引き締め効果(tightening effect)または粉砕効果(crushing effect)を実現できる。
上記装着エレメントと上記アダプタエレメントとの連結のために上記ピンが連結の方向に導入されるこの連結システムによれば、ツメの先端において下方向または上方向に垂直な負荷がかかる際、ツメ−ツメの棒システムは自己引き締めをするため、従来の嵌合システムに比べ上記ピンに圧力は殆どかからず、上記連結システムおよびそのピンから圧力は取り除かれ、より良い嵌合を実現できる。
一旦、上記装着エレメントが上記アダプタエレメントに連結され、上記機械が後ろ方向への動作を実行する際に通常の力が長手方向にかかる場合、両エレメントの固定平面は対向しているため、上記装着エレメントは上記アダプタエレメントから抜け出さない。
それにより、従来の連結において上記ツメが被る排除力は補償される。
上述のように、本連結システムまたは装着アセンブリにおいて用いられる上記固定システムの主な特徴の1つは、導入または除外のためにハンマーで打ちつけることなく本連結システムまたは装着アセンブリを解放可能な点である。
地面が極度に削れる高生産性を有する適用例(鉱山や大採石場)にとって、3パーツシステム、つまり、アダプタエレメントまたはツメの棒のアセンブリ、中間の装着エレメントまたは中間のツメ、および、交換可能な先端または装着エレメントが提供される。上記中間のツメと上記交換可能な先端との連結は、上記ツメの棒と上記中間のツメとの連結と同様に、上記ツメの先端にて交換可能に連結できる形状(通常は長さが圧縮される)に適した構成を伴っている。
上記装着エレメントおよびアダプタエレメントの嵌合領域についての本記述は、当業者にとって明白な変更もその範疇に入る。特定の作業条件に従って、上記アダプタエレメントまたはツメの棒の上記ノーズが、上記装着エレメントまたはツメに配置されて、上記装着エレメントまたはツメのキャビティが、上記アダプタエレメントまたはツメの棒に配置されるように、上記システムは入れ替えられる。
前述および後述において、エレメントは、組立または動作位置にある場合は凹状であり、湾曲したキャビティまたは窪み(皿状の凹み)を備えているとみなされる。一方、組立または動作位置にある場合は凸状であり、湾曲した突起または突起物を備えているとみなされる。
更に、上述の連結システムは、上記連結の構成および構造に適合された、および、異なる適用例に適合された異なる固定システムと共に用いられ得る。上記アセンブリのパーツの構成における他の特徴および特にそれらの典型的な変形例、および、上記連結システムの構成要素を固定させるために用いられる上記保持システムの異なる変形例が、好適な実施形態および図面において記述されており、それらは請求項においても詳述されている。
ツメ、ツメの棒、および、固定エレメントとしてのピンが見て取れる、本発明に係る連結物体を表す解体図である。 ツメとツメの棒との連結を表す斜視図である。 互いに連結したツメとツメの棒を表す平面図である。 互いに連結したツメとツメの棒を表す側面図である。 ツメの平面図である。 ツメの側面図である。 ツメの背面図である。 図9のLL平面に従った、ツメの断面図である。 ツメの平面図である。 図9のKK平面に従った、ツメの断面図である。 ツメの棒の斜視図である。 ツメの棒の側面図である。 ツメの棒の平面図である。 ツメの棒の平面図である。 MM平面に従った、図14のツメの棒の断面図である。 ツメの棒のノーズを表す前方斜視図である。 ツメとツメの棒との連結を表す断面図である。 本体またはピンを有する固定システムを表す斜視図である。 PPに従った、図20のピンの断面図である。 ピンの平面図である。 第二の固定システムを伴ったツメの棒を表す斜視図である。 ツメと上記図面に係る固定システムを伴ったツメの棒との連結を表す断面図である。 上記図面に係る固定システムを表す斜視図である。 上記図面に係る固定システムのピンを表す図である。 上記図面に係る固定システムの本体またはピン、保持エレメント、および、弾性エレメントを表す図である。 第三の固定システムを伴ったツメの棒を表す斜視図である。 上記図面に係る固定システムを伴った連結システムを表す断面図である。 上記図面に係る固定システムを表す斜視図である。 上記図面に係る固定システムのピンを表す図である。 上記図面に係る固定システムの保持エレメントを表す図である。 ツメと第四の固定システムを伴ったツメの棒との連結システムを表す断面図である。 ツメと上記図面に係る固定システムと連結したツメの棒との連結領域を表す詳細な断面図である。 上記図面に係る固定システムを表す斜視図である。 上記図面に係る固定システムのピンおよび保持エレメントを表す平面図である。 保持エレメントを表す斜視図である。 図33および34の断面図である。 ツメと第五の固定システムを伴ったツメの棒との連結システムを表す斜視図である。 上記図面に係るツメとツメの棒との連結システムを表す断面図である。 図38に係る固定システムのピンを表す図である。 図38に係る保持エレメントを表す図である。 図38に係る固定システムを表す図である。 ツメと第六の固定システムを伴ったツメの棒との連結システムを表す斜視図である。 ツメと上記図面に係るツメの棒との連結システムを表す断面図である。 図43に係る固定システムを表す図である。 図43に係る保持エレメントを表す図である。 図43に係る固定システムのピンを表す図である。 ツメと第七の固定システムを伴ったツメの棒との連結システムを表す断面図である。 上記図面に係るツメとツメの棒との連結システムを表す詳細な上面図である。 図48に係る固定システムを表す上面斜視図である。 図48に係る固定システムを表す底面斜視図である。 図48に係る固定システムの保持エレメントを表す図である。 二重ピンを伴ったツメの棒を表す斜視図である。 図52のAA断面図である。 ツメと二重ピンを用いているツメの棒との連結を表す平面図である。 二重ピンを表す斜視図である。 二重ピンを表す側面図である。 ツメとツメの棒との連結を表す斜視図である。 上図の連結に係るツメのノーズを導入させるための筐体を伴ったツメの棒を表す斜視図である。
本発明に係る連結システムを成す物体は、主に、装着エレメントまたはツメ(1)、アダプタエレメントまたはツメの棒(2)、および固定エレメント(3)またはピンにより形成されている。
装着エレメント(1)は、前方領域または先端(11)および背面後方領域または連結領域(12)を備えている。前方領域または先端(11)は、互いに集束する上面(top face)(111)および底面(bottom face)(112)を有している。それらにより装着エレメント(1)の先端(11)は楔形状を成し、楔形状の機能により大地を突き刺すことができる。ツメの前方領域の形状は、その適用例に従って変更されてもよい。
背面領域または連結領域(12)は、4つの内部壁面(131、132、133、および134)により形成されるキャビティを備えており、4つの内部壁面(131、132、133、および134)はそれらの開いている遊離端において平面状垂直表面(15)により制限される。
キャビティ(13)の内部形状は、その水平区域において、一定区域(136)である第二の部分に到達している減少区域(135)である第一の部分を有している。一定区域(136)である部分は、第一の安定平面(137および138)を備えており、それらは掘削機または同様の機械類のブレードに平行であることが好ましい。また、第一の安定平面(137および138)は、装着エレメント(1)が組立位置または連結位置から外れる傾向のあるシステムを安定させる機能に加え、第一の安定平面(137および138)が下方向および上方向に垂直な圧力が与えられたアダプタエレメント(2)の第一の安定平面(223および224)と接触する場合、システムを安定させる機能を有する。
装着エレメント(1)のキャビティ(13)の内部壁面(131、132、133、および134)の少なくとも2つが、それらの遊離端近傍に平面状垂直表面(15)から突出している突起(14)を有している。そして、一区域において、それらはキャビティ(13)の内部に向かい凸状である表面を有している。突起(14)の区域が徐々に減少していくにつれて、装着エレメント(1)のキャビティ(13)の減少区域(135)である第一の部分に徐々に集束される。これらの突起(14)は上記突起(14)の内部勾配に配置された凸上の内部表面(142)および固定平面(141)を有している。
上述の固定平面(141)は、アダプタエレメント(2)の少なくとも1つの相補的な固定平面(241)および/または固定エレメント(3)またはピンの本体(31)の上部表面(33)と接触する機能を有する。
好適な実施形態において、上記突起(14)は、平面状垂直壁面または表面(15)からある距離離れた位置において突出しており、上述の垂直壁面(15)から露出するフラップ(17)を形成している。
突起(14)を伴うキャビティ(13)の形状には、上記装着エレメント(1)とアダプタエレメント(2)のノーズ(22)とを組み立てるために湾曲した動きが必要である。このようにして、突起(14)がノーズ(22)に及ぼす相互作用を回避することが可能になる。壁面(15)から所定の距離離れた位置に突起(14)を有する利点は、装着エレメント(1)をアダプタエレメント(2)に容易に導入させることができる点であり、起こり得る相互作用を克服することができる。
これらの突起(14)は、上部内部表面(132)および底部内部表面(134)に配置されることが好ましいが、固定システムが配置されている方向に従って、側部内部壁面(131および132)に配置されてもよい。極度の反発を要する場合および比較的大きな固定システムを要する場合は、4つの内部壁面(131、132、133、および134)に突起(14)を有するシステムが用いられ、これにより、2つの固定システムを備えることができ、当該システムを垂直方向および水平方向において安定および補強させることができる。
突起(14)は、装着エレメント(1)の内部表面(131、132、133、および134)の中心に配置されることが好ましいが、開発上および/または構造上の必要性に応じて、上記内部表面の各端部に置き換えられてもよい。加えて、2つの対向領域が同一平面上に形成されるように、同一の内部平面上に2つの突起を有するキャビティに配置させることができる。この最後のケースにおいて、図41、52、および56に示されている保持エレメントを備えている1つまたは保持エレメントが削除されている1つと同様に、保持エレメントまたは二重ピン(300)を有する固定システムまたはピン、または、保持エレメントまたは二重ピン(300)を有さない固定システムまたはピンの両方が用いられてもよい。
更に、装着エレメント(1)の突起(14)は、もし必要であるならば、保持エレメント(333)を配置させるための付加的なキャビティ(18)を備えていてもよい。上記付加的なキャビティ(18)の形状は、保持エレメント(321)および固定システムまたはピン(3)の本体に依存する。
装着エレメント(1)のキャビティ(13)の一定区域(136)の領域において、互いに対して互いに傾斜している上部表面(161)および底部表面(162)を備えている側部副キャビティ(16)が配置される。これらの傾斜している壁面(161および162)は、アダプタエレメント(2)の側部突出物(25)に配置されたそれらの相補的な平面(251および252)と接触する場合、上方向および下方向に垂直な圧力が与えられた当該システムの第二の安定領域を表している。
上述のように、固定システムは、本体またはピン(3)に加えて、保持の機能自体を伴うエレメント(321)により形成された保持エレメント(32)を要してもよく、付加的に弾性エレメント(322)を要してもよいことは明白である(図21〜25)。この場合、突起(14)は、固定システム(32)の保持エレメント(321)の突出物(333)を受け入れるための付加的なキャビティ(18)を備えていてもよい。
アダプタエレメントまたはツメの棒(2)は、アダプタエレメント(2)を掘削機または同様の機械類のブレードに固定させる機能を有している背面領域または固定領域(21)、および、ツメ(13)の背面キャビティに挿入される、一般にノーズ(22)と呼ばれる前方領域または連結領域により形成される。
背面領域(21)は、ブレードに溶接されているクランプのシステムを備えている。クランプをブレードに固定するためのこの固定システムは最も一般的なものの1つであるが、アダプタエレメントを土木機械のブレードに固定させるための他の固定システムが有効である。
連結領域またはノーズ(22)は、安定平面(223および224)が存在する一定区域(222)である領域に至る減少区域(221)である領域を備えている。先述のように、この安定平面(223および224)は、装着エレメント(1)またはツメの第一の安定平面(137および138)と接触し、上方向および下方向に垂直な圧力に対してシステムを安定させる。
減少区域(221)である領域は、少なくとも2つの凹状のキャビティ、つまり第一のキャビティ(23)および他の第二のキャビティ(24)を備えており、一方のキャビティは他方のキャビティよりも大きいことが好ましい。第一のキャビティ(23)は凹状の内部表面(232)を備えており、第二のキャビティ(24)も凹状の内部表面(242)を備えている。第二のキャビティの凹状の内部表面(242)は、装着エレメント(1)の突起(14)の凸状の内部表面(142)の湾曲に対して相補的な湾曲を有している。
第二のキャビティ(24)は、システムの第一の対向領域を形成している、装着エレメント(1)の突起(14)の固定表面(141)と接触するという機能を有する第一の固定表面(241)を備えている。
第一の凹状のキャビティ(23)は、第二の凹状のキャビティ(24)よりも大きいことが好ましい。システムが組立位置にある場合、つまり装着エレメント(1)のキャビティ(13)がアダプタエレメント(2)のノーズ(22)に導入される場合、装着エレメント(1)の突起(14)とアダプタエレメント(2)の第一の空間(23)との間に、空間(4)または隙間が残存する。上記空間または隙間(4)の形状は、装着エレメント(1)の突起(14)の内部表面(142)の凸状の湾曲、および、アダプタエレメント(2)の第一のキャビティ(23)の凹状の内部表面(232)の凸状の湾曲により規定される。上記空間(4)の機能は、固定システム(3)の本体またはピン(31)を収容することである。
比較的大きなキャビティは、固定システム(3)を収容する。比較的大きなキャビティは、システムを組立および解体する際に、固定システム(3)への出入りを容易にするために連結領域の上部に配置されることが好ましいが、システムの底部に配置されてもよい。この連結に係る他の構成として、キャビティおよび固定システムを側部に据え付けてもよい。
条件が極端である場合、2つの固定システム、2つの垂直な固定システム、2つの水平な固定システム、または、1つの垂直な固定システムおよびもう1つの水平な固定システムを考慮している実施形態を必要に用いてもよい。そのため、付加的な上部/底部および側部のキャビティが必要不可欠である。加えて、先述のように、他に可能な構成としては、単一の表面上において二重に固定させるための二重ピン(300)を配置することである。
固定システムは、ピン(3)に加えて、本体またはピン(31)、保持エレメント(321)それ自体、および弾性エレメント(322)により形成された保持エレメント(32)が必要であってもよいことは明白である。図21〜25に見られるように、このケースでは、比較的大きなキャビティが、保持システム(32)の保持エレメント(321)の突出物(333)を受け入れるための付加的なキャビティ(18)を備えている。
固定システム(3)は、本体(31)により形成されており、本発明の実施形態の種類によって保持エレメント(32)を有している。図17〜20は、保持機能の無い固定システムを示している。固定システムが、保持システムを備えていない場合、装着エレメント(1)およびアダプタエレメント(2)のどちらも、保持システム(32)の保持エレメント(321)の突出物(333)用の付加的なキャビティ(18)を備えていない。
アダプタエレメントのキャビティ(23)を介して導入された装着エレメント(1)およびアダプタエレメント(2)の両者により規定された空間(4)に保持エレメントの無い固定システムのケースでは、本体(31)が装着エレメント(1)をアダプタエレメント(2)に連結させるための連結方向に導入される。上記本体またはピン(31)は、矩形の断面を有する細長い湾曲した形状であることが好ましい。上記本体またはピン(31)は、上面(33)、底面(34)、および2つの側面(36および37)を備えている。
上面(33)の湾曲は、装着エレメント(1)の突起(14)の凸状の表面(142)の湾曲に対して相補的である。本体またはピン(31)の底面(34)の湾曲は、アダプタエレメント(2)の第一のキャビティ(23)の凹状の内部表面(232)に対して相補的である。
図20は、本体(31)が平行な側部壁面(36および37)を有してはいないが、その壁面が互いに対してαの傾斜を有していることを示している。この傾斜αにより、本体(31)が、ツメとツメの棒との間にある空間または隙間(4)の内部の組立位置にある場合、本体(31)の導入および取り外しに都合の良い楔形状を本体(31)に提供する。更に、上面(33)および底面(34)は同心円上に無いことが好ましく、主に本体(31)の連結システムからの取り外しを容易にするために、本体(31)の厚みは同一で無いことが好ましい。
固定物(31)の代替である保持エレメント(32)を有する固定システムは、一般に、突起物(333)および保持エレメント(321)の面の1つに隣接して配置されている弾性積載ブロック(resiliently loaded block)(322)を備えた好適な金属製保持エレメント(321)から形成される。
装着エレメント(1)をアダプタに固定するためにピン(31)の本体が空間(4)に導入される際、保持エレメント(321)の突起物(333)は、保持エレメント(321)を妨害から退避させつつ、圧縮された弾性ブロック(322)に向けて保持エレメント(321)を押す。ピン(31)の本体が組立位置に到達する際、保持エレメント(321)の突起物(333)は、ツメまたはツメの棒に配置された付加的なキャビティ(18)に到達し、弾性ブロック(322)の張力を緩和し、ピン(31)の本体を当該位置に固定させる。
装着エレメント(1)の取り外しのために、ピン(31)の本体を取り除く必要があり、もし必要であれば、先ず保持エレメント(32)を除去する。保持エレメント(32)を除去するために、標準的な道具(例えば、ねじ回し)を用いて保持エレメント(321)に圧力が印加される。その結果、及ぼされた圧力が保持エレメント(321)の突起物(333)を付加的なキャビティ(18)から取り除く。その際に、本体(31)を保持エレメント(32)からの取り除きを幇助するために、圧力に梃子の動作が加えられなければならない。
保持エレメントの無い固定システム(3)のケースでは、本体またはピン(31)は、道具の先端を連結することにより取り外しを幇助するための少なくとも1つの溝(35)を上面(33)に有することが検討されてきた。
図21〜25は、保持エレメントを有する固定システムの第一の例を示している。
図21〜25に示されている変形例は、保持エレメント(321)それ自体および弾性エレメント(322)を備える保持エレメントを有している。保持エレメントの無いピンの場合と同様に、固定システム(3)の本体(31)は、中において保持エレメント(321)が弾性ブロック(322)上に配置されるキャビティ(38)を上面(33)に備えている。固定システムのこの実施形態においては、保持エレメント(321)は、装着エレメント(1)の突起(14)の端部の1つに配置されている付加的なキャビティ(18)に組立位置において収容される突起物(333)を有しており、装着エレメントにおいて保持が行われる。
先述の構造に代わるものとして、装着エレメント、ツメ、またはメス型エレメント(1)を、アダプタエレメント、ツメの棒、またはオス型エレメント(2)に連結するための連結シテスムにおいて用いられるための固定システムの変形例が5つ記述されている。上記エレメントは、上記の特徴に加えて特定の特徴を有している。
これらの変形例の連結システムは、上記のような、つまり、キャビティ(135)および突起(142)を有し、特に上記キャビティ(135)との連結部の外側に接続している開口部(19)を有するメス型エレメント、ツメ、または装着エレメント(1)を有している。更に、メス型エレメント(1)と連結するための連結領域としてノーズを供えているオス型エレメント(2)は、メス型エレメント(1)の突起(142)と対面しているノーズにおいて凹状の窪み(23)を有している。これにより、先述の空間または隙間(4)は、メス型エレメント(2)の突起(142)の凸状の表面とオス型エレメント(2)の凹状の窪みとの間に残留し、メス型エレメント(1)の開口部(19)は、オス型エレメント(2)とメス型エレメント(1)との間にて空間または隙間(4)にもまた接続されている。
記述された連結に用いられる固定システムは、ツメ(1)の孔または開口部(19)の形状および大きさを有している第一の端部を有する本体またはピン(50、51、52、53、54)を有している。これにより、ツメの棒(2)とツメ(1)との間における空間(4)に一旦導入されると、孔(19)は閉塞され、本体またはピン(50、51、52、53、および54)は孔(19)を貫通することなく保持される。更に、それらは、弾性特性を有しており本体またはピン(50、51、52、53、54)に連結されている、異なる構成を有する保持エレメント(60、61、62、63、64)を有している。上記保持エレメント(60、61、62、63、64)は、その形状(例えば、ストリップ、バネ等)に由来する弾性特性を有する金属素材または弾性非金属素材から形成されてもよい。
図26〜30に第一の変形例を見ることができる。それには上記のものとは異なる第三の固定システムが用いられており、上述のように、メス型エレメント(1)の表面の1つに配置された開口部または孔(19)を通してツメ(1)とツメの棒(2)との間の空間(4)において導入される。本変形例の固定システムは、第一の端部(501)と反対側の第二の端部近傍にてピン(50)の本体(502)の中に筐体(503)を伴って、ツメ(1)の開口部(19)の大きさに適合された第一の端部(501)を有する本体またはピン(50)により形成される。バネ(602)により形成された保持エレメント(60)の第一の端部(601)および円形状の第二の端部(603)は、上記筐体に設置される。保持エレメント(60)の上記第二の端部(603)は、ツメの棒(2)に連結されている。上記連結は、ツメの棒(2)の凹状の窪み(23)が上記凹状の窪みを2分割する仕切りを有しており、更に上記仕切り(26)のエッジに垂直な溝(27)を有しているので可能である。保持エレメント(60)の第二の端部(603)は、ツメ(1)の開口部(19)を通してピン(50)を導入した後、ツメの棒(2)の仕切り(26)の溝(27)に導入される。それ故、固定システムには張力がかかり、ツメ(1)とツメの棒(2)との連結は安定する。
図31〜36に第二の変形例を見ることができる。これは第四の固定システムを有しており、保持エレメント(61)は、ピン(51)の上部表面に適合された平面状または若干湾曲した本体(612)、突起を通して本体(612)に垂直な湾曲した第一の端部(611)、および第二の端部(613)とを有するストリップにより形成される。本体またはピン(51)は、ピン(51)の本体(512)の上部表面の略中心に設置された筐体(513)を伴って、ツメ(1)の開口部(19)の大きさに適合された第一の端部(511)により形成される。ピン(51)の第一の端部(511)の反対側の第二の端部にまで至る、ピン(51)の本体(512)に設置された溝に導入された保持エレメント(61)の第一の端部(611)が、上記筐体の中に設置される。保持エレメント(61)の上記第二の端部(613)は、ツメ(1)のキャビティの端部に連結されている。本固定システムは、ツメ(1)における開口部(19)を通してツメ(1)とツメの棒(2)との間における連結に導入されるものであり、その目的のために、ストリップまたは保持エレメント(61)は、その遊離端(613)にて下方向に湾曲しており、ツメ(1)の端部に到達すると、引き続き当該端部に接触し、突起物(613)の結果として固定される。
図37〜41に第三の変形例を見ることができる。これには第五の固定システムが用いられており、上述のようにメス型エレメント(1)の表面の1つに配置された開口部または孔(19)を通してツメ(1)とツメの棒(2)との間の空間(4)に導入される。本変形例の固定システムは、第一の端部(521)と反対側の第二の端部近傍にてピン(52)の本体(522)の中に筐体(523)を伴って、ツメ(1)の開口部(19)の大きさに適合された第一の端部(521)を有する本体またはピン(52)により形成される。中央部分に2つのひだ(622および623)を伴うストリップにより形成された保持エレメント(62)の湾曲した第一の端部(621)および湾曲した第二の端部(624)が、上記筐体(523)の中に設置される。保持エレメント(62)の上記第二の端部(623)は、ツメの棒(2)に連結されている。上記連結は、ツメの棒(2)の凹状の窪み(23)が、上記凹状の窪みを2つの部分に分割する仕切り(26)を有しているので可能である。その結果、第二の端部(623)は、上記第二の端部の湾曲の結果としてツメの棒(2)の仕切り(26)に連結される。この連結は、固定システムがツメ(1)の開口部(19)を通して導入されるやいなや実行される。固定システムはそこで緊張し、ツメ(1)とツメの棒(2)との連結が安定する。
図42〜46に直前のものと類似している第四の変形例および第六の固定システムを見ることができる。ここで、保持エレメント(63)は、その本体(632)に2つの湾曲した端部(631および633)の間において1つのひだを有している。ピン(53)は、上述された保持エレメントの構成要素、すなわち第一の端部(531)およびストリップ(63)の第一の端部(631)が導入されるキャビティ(533)を伴う本体(532)を再現する。
図47〜51に第五の変形例および第七の固定システムを見ることができる。ここで、保持エレメント(64)は、ピン(54)の底部表面に適合された平面状または若干湾曲した本体(642)、湾曲した第一の端部(641)、および湾曲した第二の端部(643)を有する平面状ストリップにより形成されている。本体またはピン(54)は、ピン(54)の本体(542)の底部表面の略中心に設置された筐体(543)を伴って、ツメ(1)の開口部(19)の大きさに適合された第一の端部(541)により形成される。保持エレメント(64)の第二の端部(643)が、ツメの棒(2)の窪みに配置された筐体(28)に導入されるまで、ピン(542)の本体に沿って第一の端部(541)の反対側の端部に向かって動く保持エレメント(64)の第一の端部(641)が、上記筐体の中に設置される。本固定システムは、ツメ(1)の開口部(19)を通してツメ(1)とツメの棒(2)との連結に導入され。その目的のため、ストリップまたは保持エレメント(64)は、導入されると、直ちにツメの棒(2)の筐体(28)の中において連結されるためにその第二の端部(643)にて上方向に湾曲する。
上記の記述は、ツメまたは装置システム(100)がツメの棒またはアダプタエレメント(200)において形成される筐体(130)に導入されるノーズ(22)を有する連結システムに拡張可能である。図46および47に上記の例を見ることができる。

Claims (22)

  1. 掘削機または同様の機械類において用いられるタイプの、オス型エレメントをメス型エレメントに対して互いに着脱可能に連結させるための連結システムであって、両エレメント間の連結位置を固定する固定システムを伴う連結システムにおいて、
    上記メス型エレメントは、上記オス型エレメントと連結するための連結領域としてキャビティを備えており、
    上記キャビティは、上記キャビティの内部に向けて少なくとも1つの突起物または突起を有しており、
    上記突起物は、凸状の表面を備えており、
    上記オス型エレメントは、上記メス型エレメントと連結するための連結領域としてノーズを備えており、
    上記ノーズは、上記ノーズの少なくとも1つの表面において少なくとも1つの凹状の窪みを有し、上記メス型エレメントの上記突起と対峙しており、
    空間または隙間が、上記メス型エレメントの上記突起の上記凸状の表面と上記オス型エレメントの上記凹状の窪みとの間に残存し、
    上記固定システムは、上記固定システムが連結方向に挿入される際に、上記オス型エレメントと上記メス型エレメントとの間における上記空間または隙間に収容される、上記オス型エレメントの上記凹状の窪みに相補的な凸状の底部表面を有している少なくとも1つの本体またはピンを備えており、
    第一の固定領域が、上記メス型エレメントの上記凸状の表面と、上記固定システムの湾曲した上記本体またはピンの上記凹状の上部表面との間において生成される、
    ことを特徴とする連結システム。
  2. 上記メス型エレメントは、上記キャビティの上記内部に向いた少なくとも1つの第二の突起または突起物を備えており、また凸状の表面も備えており、
    上記オス型エレメントは、上記メス型エレメントの上記少なくとも1つの突起または突起物に対向している少なくとも1つの第二の凹状の窪みを備えており、
    上記メス型エレメントの上記凸状の表面は、上記オス型エレメントの上記凹状の窪みと相補的であり、
    少なくとも1つの第二の固定領域が、上記オス型エレメントと上記メス型エレメントとの間に生成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の連結システム。
  3. 上記メス型エレメントは、外部と上記キャビティとを接続している開口部を有しており、
    上記開口部は、上記オス型エレメントと上記メス型エレメントとの間の上記空間または隙間に接続されている、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の連結システム。
  4. 上記固定システムの上記本体またはピンは、保持エレメントに結合されている、
    ことを特徴とする請求項に記載の連結システム。
  5. 上記オス型エレメントおよび上記メス型エレメントまたは何れか一方は、上記保持エレメントを受けるために、上記オス型エレメントおよび上記メス型エレメントまたは何れか一方の表面にキャビティまたは筐体を有している、
    ことを特徴とする請求項4に記載の連結システム。
  6. 上記固定システムの上記本体またはピンは、保持エレメントに結合されるために、幾つかの表面においてキャビティまたは筐体を有している、
    ことを特徴とする請求項4に記載の連結システム。
  7. 上記本体またはピンは、上記メス型エレメントの上記開口部の形状および大きさを有する第一の端部を備えており、
    上記第一の端部が上記オス型エレメントと上記メス型エレメントとの間の上記空間に一旦導入されると、上記開口部は固定され、上記本体またはピンは上記開口部を貫通する可能性無く保持され、
    上記保持エレメントは弾性特性を有するエレメントである、
    ことを特徴とする請求項に記載の連結システム。
  8. 上記本体またはピンは、上記保持エレメントを収容するために、自身の上部表面に上記筐体を備えており、
    上記保持エレメントの突起は、上記メス型エレメントまたは組立位置における上記オス型エレメントの溝またはキャビティに収容されるために上記本体またはピンの上記上部表面から露出する、
    ことを特徴とする請求項5または6に記載の連結システム。
  9. 上記本体またはピンは、上記保持エレメントを収容するために、自身の底部表面に上記筐体を備えており、
    上記保持エレメントの突起は、組立位置における上記オス型エレメントの溝またはキャビティに収容されるために上記ピンの上記底部表面から露出する、
    ことを特徴とする請求項5または6の何れか1項に記載の連結システム。
  10. 上記本体またはピンは、上記保持エレメントを収容するために、自身の上部表面に上記筐体を備えており、
    上記保持エレメントの突起は、上記メス型エレメントの上記キャビティの端部に接触するため、または、組立位置における上記メス型エレメントの溝またはキャビティに収容されるために、上記ピンの上記上部表面から露出する、
    ことを特徴とする請求項5または6の何れか1項に記載の連結システム。
  11. 上記オス型エレメントは、自身の凹状の窪みにおいて、上記窪みを横切り上記窪みを2分割する仕切りを備えている、
    ことを特徴とする請求項3に記載の連結システム。
  12. 上記オス型エレメントは、自身の凹状の窪みにおいて、上記窪みを横切り上記窪みを2分割する仕切りを備え、
    上記本体またはピンは、自身の第一の端部と上記第一の端部とは反対に位置する第二の端部との間において、上記保持エレメントの第一の端部に連結するための連結手段を備えており、
    上記保持エレメントの上記第二の端部は、上記仕切りに連結されている上記第一の端部とは反対に位置している、
    ことを特徴とする請求項4または7に記載の連結システム。
  13. 上記仕切りは、上記保持エレメントの上記第二の端部に連結するために、上記仕切りのエッジに対して垂直な溝を備えている、
    ことを特徴とする請求項12に記載の連結システム。
  14. 上記保持エレメントは、上記本体またはピンの上記上部表面に配置されたキャビティに収容されており、上記メス型エレメントまたは組立位置における上記オス型エレメントの溝またはキャビティに収容されるために上記ピンから露出している突起を規定するL字型の保持エレメントを収容するために側部表面の1つが開いており、上記保持エレメントと上記本体またはピンとの間に配置された弾性エレメントを備えている、
    ことを特徴とする請求項8に記載の連結システム。
  15. 上記オス型エレメントは、自身の凹状の窪みにおいて、上記窪みを横切り上記窪みを2分割する仕切りを備え、
    上記保持エレメントは、端部に2つの湾曲を伴ったストリップであり、
    上記2つの湾曲は、一方の端部にて、上記本体またはピンの上記底部表面に配置されたキャビティまたは溝に固定されることに適しており、反対の端部にて上記オス型エレメントに配置された上記仕切りに固定されることに適している、
    ことを特徴とする請求項9に記載の連結システム。
  16. 上記保持エレメントは、L字型の湾曲したストリップであり、
    抜け止め用端部が、上記本体またはピンの上記上部表面に配置された溝を有するキャビティに固定されており、
    上記本体またはピンは、組立および解体の間、ストリップを移動させるために自身の第二の端部に傾斜を有しており、一旦、組み立てられると、
    上記ストリップの上記抜け止め用端部は、上記メス型エレメントの上記キャビティの上記端部に接触する、または、上記メス型エレメントの溝またはキャビティに収容される、ことを特徴とする請求項10に記載の連結システム。
  17. 上記保持エレメントは、スプリングであり、
    上記スプリングは、上記スプリングの第一の端部にて上記本体またはピンの中に作られた筐体またはキャビティを介して上記本体またはピンの上記第二の端部に連結されており、
    上記スプリングの第二の端部を介して上記オス型エレメントの上記仕切りに配置された上記溝に連結されている、
    ことを特徴とする請求項13に記載の連結システム。
  18. 上記保持エレメントは、平面状ストリップであり、
    上記平面状ストリップは、上記平面状ストリップの2つの端部の間に少なくとも1つのひだを備えており、
    上記端部は、一方の端部にて上記本体またはピンの上記第二の端部に配置されたキャビティまたは溝に連結されるため、および、反対の端部にて上記オス型エレメントの上記仕切りに連結されるために湾曲している、
    ことを特徴とする請求項12に記載の連結システム。
  19. 上記ストリップは、自身の2つの端部の間に少なくとも2つのひだを備えている、
    ことを特徴とする請求項18に記載の連結システム。
  20. 上記ピンは、二重ピンであり、2つの湾曲した本体により形成され、
    上記2つの湾曲した本体は、上記2つの湾曲した本体の端部の一端にて一体的に接続されている、
    ことを特徴とする請求項1から19の何れか1項に記載の連結システム。
  21. ツメまたはツメの棒であることを特徴とする請求項1から20の何れか1項に記載のメス型エレメント。
  22. ツメまたはツメの棒であることを特徴とする請求項1から21の何れか1項に記載のオス型エレメント。
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