JP2003219737A - シート回収機 - Google Patents

シート回収機

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JP2003219737A
JP2003219737A JP2002024255A JP2002024255A JP2003219737A JP 2003219737 A JP2003219737 A JP 2003219737A JP 2002024255 A JP2002024255 A JP 2002024255A JP 2002024255 A JP2002024255 A JP 2002024255A JP 2003219737 A JP2003219737 A JP 2003219737A
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Japan
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sheet
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sheet collecting
roller
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JP2002024255A
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English (en)
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Kanji Akamatsu
寛二 赤松
Sueji Sato
末治 佐藤
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Minoru Industrial Co Ltd
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Minoru Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートを均一かつ綺麗な状態に回収すること
ができるようにする。 【解決手段】 本発明のシート回収機1は、畝Uの両側
を走行する車輪2,3により畝Uに沿って走行自在に支
持された機体4を備え、該機体4には、畝U幅方向に延
びる中心線周りに回転自在に支持されたシート回収ロー
ラ6と、シート回収ローラ6を回転駆動する回転駆動部
8とが設けられ、シート回収ローラ6がシートSを巻き
取る反力により機体4が移動するように構成されてい
る。回転駆動部8は、エンジン51により駆動するよう
に構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、農業用のシート類
を再使用可能に回収する回収機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のシート回収機としては次
の態様がある。 (1)畝長さ方向の一端側に設置され、人力やエンジン
で回転駆動されるシート回収ローラにシートを巻き取り
ながら引き寄せる態様。 (2)シート回収ローラの両側を二人の作業者でそれぞ
れ支持し、両者が移動しながら、人力で該シート回収ロ
ーラを回転させながらシートを巻き取る態様。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記(1)
では、畝の一端側に設置されたシート回収ローラにシー
トを巻き取るようになっているので、巻き取り時にシー
トが引きずられ、シートに泥が付着したり、シートが傷
ついたりし易いという問題がある。特にトンネルハウス
のシートを回収するときには、支柱に引っ掛かってシー
トが破れたり、支柱が壊れたりするという問題がある。
また、近年、産業廃棄物問題の関係から丈夫なシートを
できるだけ何度も使う傾向にあるが、シートに泥が付着
したり、シートが傷ついたりすると、シートの光の透過
性が悪くなり、再使用困難な状態になり易いという問題
もある。
【0004】また、前記(2)では、シート回収ローラ
にシートを均一に巻き取るためには、二人の作業者がシ
ート回収ローラの両側を略同じ高さに支持するとともに
移動するときの歩調を揃える必要がある。しかし、作業
中にこのような状態を維持するのは面倒かつ困難で、作
業性が悪いという問題がある。
【0005】本発明の目的は、上記課題を解決し、シー
トを均一かつ綺麗な状態に回収することができるシート
回収機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のシート回収機は、畝の両側を走行する車輪
により畝に沿って走行自在に支持された機体を備え、該
機体には、畝幅方向に延びる中心線周りに回転自在に支
持されたシート回収ローラと、該シート回収ローラを回
転駆動する回転駆動部とが設けられ、前記シート回収ロ
ーラがシートを巻き取る反力により前記機体が移動する
ように構成されたシート回収機において、前記シート回
収ローラは、シートを巻き付ける芯材と、該芯材の両端
部にそれぞれ装着され、該芯材を着脱可能に支持するよ
うに構成された一対の支持部材とを備えている。
【0007】これによれば、前記機体が畝の両側を走行
する車輪により支持されているので、該機体に設けられ
た前記シート回収ローラは、畝表面に対する相対距離を
略一定に維持しながら畝上を移動することができる。こ
のため、シートを丁寧かつ綺麗に回収することができ
る。また、シート回収ローラがシートを巻き取る反力に
よって前記機体が移動するように構成しているので、前
記機体の移動のために前記車輪を別途駆動する必要がな
く、シートの巻き取り速度に応じて前記機体を移動させ
ることができる。このように、シートを引きずるのでは
なく、機体が移動する自走式に構成しているので、シー
トを傷めずに綺麗な状態で回収することができる。ま
た、自走式にしているので作業者は、シートの状態を間
近で見ながら順次回収して行くことができる。また、前
記一対の支持部材は、前記芯材を着脱可能に支持するよ
うに構成されているので、巻き取られたシートを前記芯
材ごと前記支持部材から取り外して保管しておくことが
できる。そして、別のシートを回収するときは、別の前
記芯材を取り付ける。また、この回収したシートを再使
用するときは、該シートを芯材ごと前記支持部材に取り
付ければよい。
【0008】前記支持部材が前記芯材を着脱可能に支持
する構成としては、特に限定されないが、次の態様を例
示する。 (1)前記一対の支持部材の少なくとも一方は、前記芯
材が着脱可能になるように、前記芯材に対して相対移動
可能に支持された態様。 (2)前記一対の支持部材は、前記芯材に装着されたま
ま前記機体から着脱可能に構成された態様。
【0009】前記(1)の態様では、前記機体に前記芯
材(及びシート)のみを着脱するようにしている。ま
た、前記(2)の態様では、前記機体に前記芯材及び前
記支持部材を着脱するようにし、該機体から取り外され
た状態で前記芯材に前記支持部材を着脱するようにして
いる。
【0010】前記回転駆動部としては、特に限定されな
いが、次の態様を例示する。 (a)原動機により駆動するように構成された態様。 (b)人力により駆動するように構成された態様。
【0011】また、シートの表面側に当接し該シートを
上方へ向けてガイドするへ字状に配設された一対の下側
ガイドローラと、該下側ガイドローラの上方で該下側ガ
イドローラから送られてきたシートの裏面側に当接し該
シートを前記シート回収ローラへ向けてガイドするへ字
状に配設された一対の上側ガイドローラとを備えたシー
ト調整部を有する態様を例示する。
【0012】これによれば、シートは、まず、ヘ字状に
配設された前記両下側ガイドローラの下側を通過するこ
とにより略山形になるように表面側がガイドされ、次
に、ヘ字状に配設された両上側ガイドローラの上側を通
過することにより、該略山形のままで該両上側ガイドロ
ーラの接続部付近を中心に左右に広げらた状態にガイド
されるようになっている。
【0013】また、前記シート回収ローラへの動力伝動
を入切するクラッチを備えた態様を例示する。
【0014】これによれば、クラッチを切って押して行
けば、シートを張る作業にも使用することができる。こ
のとき、前記機体を移動させながら前記シート回収ロー
ラからシートを引き出して行くようにすると、シートを
順次張って行くことができるので、丁寧かつ綺麗に張る
ことができる。
【0015】また、基端側が略垂直軸周りに回動自在に
前記機体に支持され、先端側が水平方向へ張り出したハ
ンドルを備えた態様を例示する。
【0016】これによれば、水平方向へ張り出した前記
ハンドルの先端側を機体の進行方向や作業内容等に応じ
て機体の前後左右に適宜回動移動させることができ、作
業者が楽な姿勢で操作をすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】図1〜図6は本発明を具体化した
一実施形態のシート回収機を示している。このシート回
収機1は、畝U両側の畝間Pを走行する左右の前輪2及
び左右の後輪3により畝Uに沿って走行自在に支持され
た機体4と、該機体4の前側に設けられてシートSの状
態を調整するシート調整部5と、該シート調整部5の後
方に設けられてシートSをシート回収ローラ6に巻き取
るシート回収部7と、該シート回収ローラ6を回転駆動
する回転駆動部8とを備えている。
【0018】機体4は、前後方向に延びる左右一対の側
フレーム11と、該左右の側フレーム11を連結する左
右に延びる前後一対の横フレーム12とを備えている。
前側の横フレーム12の両端部には、下方に延びる前脚
部13がそれぞれ設けられ、該各前脚部13の下端部に
は、前輪2が回転自在かつ方向転回可能に設けられてい
る。また、後側の横フレーム12の両端部には、下方に
延びる後脚部14がそれぞれ設けられ、該各後脚部14
の下端部には、後輪3が回転自在に設けられている。各
横フレーム12は、角筒体からなる横フレーム本体15
と、該横フレーム本体15両側の筒穴に左右スライド可
能に挿入されるとともに、固定ボルト16で位置固定さ
れたスライドフレーム17とからなっており、横フレー
ム本体15に対する各スライドフレーム17の固定位置
を調節することにより、畝Uの幅に応じて左右の車輪
2,3の間隔を調節することができるようになってい
る。さらに、後側の横フレーム12には、基端側が該横
フレーム12の略中央において略垂直軸周りに回動自在
に支持され、先端側が水平方向へ張り出したハンドル2
1が設けられている。ハンドル21の先端部には、後述
するエンジン51の回転速度を制御するスロットルレバ
ー22や、後述する減速ミッション53のクラッチを操
作するクラッチレバー23等の各種操作手段が配設され
ている。
【0019】シート調整部5は、左右の側フレーム11
の前側に支持された、平面視で左右に横長の略矩形枠状
の枠フレーム25を備えており、該枠フレーム25の前
枠片25a及び後枠片25bにはそれぞれ下側ガイド部
26と、上側ガイド部27とが支持されている。
【0020】下側ガイド部26は、前枠片25aの両端
側から前斜め下方に延びる左右一対の支持アーム31を
備えている。両支持アーム31の先端部には、接続部3
2が後斜め上方に出っ張るようにへ字状に配設された左
右一対の軸33が支持されており、該両軸33にはそれ
ぞれ下側ガイドローラ34が回転自在に支持されてい
る。また、前枠片25aの中央部には連結部材35を介
して両軸の接続部32が支持されている。そして、下側
ガイドローラ34は、シートSの表面側に当接し該シー
トSを上方へ向けてガイドするようになっている。
【0021】上側ガイド部27は、後枠片25bの両端
側から後斜め上方に延びる左右一対の支持アーム36を
備えている。両支持アーム36の先端部には、接続部3
7が前斜め上方に出っ張るようにへ字状に配設された左
右一対の軸38が支持されており、該両軸38にはそれ
ぞれ上側ガイドローラ39が回転自在に支持されてい
る。また、後枠片25bの中央部には連結部材40を介
して両軸38の接続部37が支持されている。そして、
上側ガイドローラ39は、下側ガイドローラ34の上方
で該下側ガイドローラ34から送られてきたシートSの
裏面側に当接し該シートSをシート回収ローラ6へ向け
てガイドするようになっている。
【0022】シート回収部7は、左右の側フレーム11
の後側に支持された左右に延びるベースフレーム42を
備え、該ベースフレーム42の両端部には、それぞれ上
下に延びる縦フレーム43が配設されている。そして、
両縦フレーム43の上端側にはシート回収ローラ6が左
右方向に延びる中心線周りに回転自在に支持されてい
る。このシート回収ローラ6は、シートSを巻き付ける
芯材44と、該芯材44の両端部にそれぞれ装着され、
芯材44を着脱可能に支持するように構成された一対の
支持部材45とを備えている。支持部材45は、図5に
示すように、その先端側に芯材44端部の穴に嵌入され
るホルダ部45aが形成されるとともに、その基端側に
は芯材44の端面を受け止めるフランジ部45bが形成
されている。そして、一方(本例では図3の右側)の支
持部材45は、該一方の縦フレーム43に回転自在に支
持された駆動軸46に取り付けられている。この支持部
材45のホルダ部45aは、その基端側になるほど芯材
44の端穴を徐々に拡径することにより、芯材44と強
く結合するように、テーパ状に形成されている。また、
他方(本例では図3の左側)の支持部材45は、該他方
の縦フレーム43を左右に貫通する雌ネジ穴に螺入され
た長手の雄ネジ軸47の先端部に回転自在に支持されて
いる。この雄ネジ軸47の反支持部材45側には、該雄
ネジ軸47を回転させるための回転ハンドル48が取り
付けられている。
【0023】このシート回収部7の操作方法について説
明すると、図5(a)は、芯材44が一対の支持部材4
5に挾持された状態を示しており、この状態で、シート
回収ローラ6にシートSが巻き取られたり、シート回収
ローラ6からシートSが解かれたりする。そして、雄ネ
ジ軸47が芯材44から離れる方向に移動するように回
転ハンドル48を回転し、同図(b)に示すように支持
部材45のホルダ部45aを芯材44の端穴から抜き出
た状態にすると、芯材44が取り外し可能になる。この
ように、一方の支持部材45が芯材44の軸長さ方向へ
該芯材44に対して相対移動するようになっており、こ
れによって支持部材45が芯材44を着脱可能に支持す
るようになっている。
【0024】回転駆動部8は、後側の横フレーム12の
略中央部に支持された原動機としてのエンジン51と、
該エンジン51の駆動力を前記一方の支持部材45を介
してシート回収ローラ6に伝動する動力伝動機構52と
を備えている。この動力伝動機構52は、次のように構
成されている。まず、エンジン51の駆動力はクラッチ
付きの減速ミッション53を介して横向きの出力軸54
に伝動される。そして、ベースフレーム42の下側に
は、左右に延びる横軸55が回転自在に支持されてお
り、出力軸54の駆動力はチェーン伝動機構を介して横
軸55に伝動される。そして、横軸55の駆動力はベル
ト伝動機構を介して駆動軸46に伝動され、これにより
シート回収ローラ6が回転駆動されるようになってい
る。
【0025】次に、このシート回収機1の動作について
説明する。まず、シートSを回収するときは、畝Uに張
られたシートSの一端側を少し剥ぎ取り、該一端側を下
側ガイド部26の下側と、上側ガイド部27の上側とを
経由させてシート回収ローラ6の手前まで通す。次い
で、シートSの一端側を左右に広げた状態で、シート回
収ローラ6の芯材44の表面に粘着テープ等の固定手段
により固定する。次いで、エンジン51を始動させ、ス
ロットルレバー22及びクラッチレバー23を操作する
ことにより、シート回収ローラ6を回転駆動する。する
と、例えば図6に示すように、シート回収ローラ6がト
ンネルハウスの支柱60上に張られたシートSを巻き取
って行くとともに、その巻き取る反力により機体4が前
方に移動して行く。シートSを巻き取り終わったとき
は、回転ハンドル48を回転することにより、支持部材
45を芯材44の端穴から抜き出し、芯材44ごとシー
トSを取り外し、倉庫等に保管する。
【0026】また、回収しておいたシートSを再使用す
るときは、該シートSを芯材44ごと支持部材45に取
り付ける。そして、シートSの先端側をシート回収ロー
ラ6から解いて、上側ガイド部27の上側と、下側ガイ
ド部26の下側を経由させて機体4の前方に引き出し、
畝Uに固定する。そして、クラッチを切って、機体4を
押す(又は引く)ことにより機体4をその後方へ進行さ
せて行けば、機体4の進行に応じてシートSが引き出さ
れるので、シートSを畝Uに順次丁寧に張って行くこと
ができる。このとき、シートSはシート調整部5により
広げられた状態で引き出されるので、シートSを広げた
状態で綺麗に張って行くことができる。
【0027】以上のように構成された本発明のシート回
収機1によれば、機体4が畝U両側の畝間Pを走行する
車輪2,3により支持されているので、該機体4に設け
られたシート回収ローラ6は、畝U表面に対する相対距
離を略一定に維持しながら畝U上を移動することができ
る。このため、シートSを丁寧かつ綺麗に回収すること
ができる。また、シート回収ローラ6がシートSを巻き
取る反力によって機体4が移動するように構成している
ので、機体4の移動のために車輪2,3を別途駆動する
必要がなく、シートSの巻き取り速度に応じて機体4を
移動させることができる。このように、シートSを引き
ずるのではなく、機体4が移動する自走式に構成してい
るので、シートSを傷めずに綺麗な状態で回収すること
ができる。
【0028】また、自走式にしているので作業者は、シ
ートSの状態を間近で見ながら順次回収して行くことが
できる。農家では時折、様々な長さの畝Uに再使用でき
るように、シートSを畝U毎に切らずに一本のシートS
を複数列の畝Uに渡って張ることもある。自走式であれ
ば、このような状況を作業者が近くで見ながらシートS
を回収して行くことができ、確実かつ安定的に回収する
ことができる。
【0029】また、シート回収ローラ6は、芯材44が
着脱可能になるように、該両支持部材45の少なくとも
一方が該芯材44の軸長さ方向へ該芯材44に対して相
対移動可能に支持されているので、巻き取られたシート
Sを芯材44ごと支持部材45から取り外して保管して
おくことができる。そして、別のシートSを回収すると
きは、別の芯材44を取り付ける。また、この回収した
シートSを再使用するときは、該シートSを芯材44ご
と支持部材45に取り付ければよい。
【0030】また、シート調整部5を備えているので、
シートSは、まず、ヘ字状に配設された両下側ガイドロ
ーラ34の下側を通過することにより略山形になるよう
に表面側がガイドされ、次に、ヘ字状に配設された両上
側ガイドローラ39の上側を通過することにより、該略
山形のままで該両上側ガイドローラ39の接続部付近を
中心に左右に広げらた状態にガイドされるようになって
いる。このため、シートSが広げられた状態でシート回
収ローラ6に送られるので、シートSが広げられた状態
で綺麗に巻き取ることができる。
【0031】また、シート回収ローラ6への動力伝動を
入切するクラッチを備えているので、クラッチを切って
押して行けば、シートSを張る作業にも使用することが
できる。このとき、特にシート回収ローラ6からシート
Sを解きつつ、それに応じて機体4を移動させることに
より、順次シートSを張って行くことができるので、丁
寧かつ綺麗に張ることができる。
【0032】また、基端側が機体4の幅方向略中央にお
いて略垂直軸周りに回動自在に支持され、先端側が水平
方向へ張り出したハンドル21を備えているので、ハン
ドル21の先端側を機体4の進行方向や作業内容等に応
じて機体4の前後左右に適宜回動移動させることがで
き、作業者が楽な姿勢で操作をすることができる。
【0033】なお、本発明は前記実施形態に限定される
ものではなく、例えば以下のように、発明の趣旨から逸
脱しない範囲で適宜変更して具体化することもできる。 (1)回転駆動部8を人力により駆動するように構成す
ること。 (2)シート調整部5を省いたり、別の態様に適宜変更
したりすること。 (3)一対の支持部材45を、芯材44に装着されたま
ま機体4から着脱可能に構成すること。
【0034】
【発明の効果】本発明のシート回収機によれば、シート
を均一かつ綺麗な状態に回収することができるという優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るシート回収機の側
面図である。
【図2】 同シート回収機の正面図である。
【図3】 同シート回収機の後面図である。
【図4】 同シート回収機の平面図である。
【図5】 同シート回収機のシート回収ローラの操作方
法を示す図である。
【図6】 同シート回収機の動作状態を示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 シート回収機 2 前輪 3 後輪 4 機体 5 シート調整部 6 シート回収ローラ 7 シート回収部 8 回転駆動部 21 ハンドル 34 下側ガイドローラ 39 上側ガイドローラ 44 芯材 45 支持部材 51 エンジン S シート U 畝

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 畝の両側を走行する車輪により畝に沿っ
    て走行自在に支持された機体を備え、該機体には、畝幅
    方向に延びる中心線周りに回転自在に支持されたシート
    回収ローラと、該シート回収ローラを回転駆動する回転
    駆動部とが設けられ、前記シート回収ローラがシートを
    巻き取る反力により前記機体が移動するように構成され
    たシート回収機において、 前記シート回収ローラは、シートを巻き付ける芯材と、
    該芯材の両端部にそれぞれ装着され、該芯材を着脱可能
    に支持するように構成された一対の支持部材とを備えた
    シート回収機。
  2. 【請求項2】 前記一対の支持部材の少なくとも一方
    は、前記芯材が着脱可能になるように、前記芯材に対し
    て相対移動可能に支持された請求項1記載のシート回収
    機。
  3. 【請求項3】 前記一対の支持部材は、前記芯材に装着
    されたまま前記機体から着脱可能に構成された請求項1
    記載のシート回収機。
  4. 【請求項4】 前記回転駆動部は、原動機により駆動す
    るように構成された請求項1〜3のいずれか一項に記載
    のシート回収機。
  5. 【請求項5】 前記回転駆動部は、人力により駆動する
    ように構成された請求項1〜3のいずれか一項に記載の
    シート回収機。
  6. 【請求項6】 シートの表面側に当接し該シートを上方
    へ向けてガイドするへ字状に配設された一対の下側ガイ
    ドローラと、該下側ガイドローラの上方で該下側ガイド
    ローラから送られてきたシートの裏面側に当接し該シー
    トを前記シート回収ローラへ向けてガイドするへ字状に
    配設された一対の上側ガイドローラとを備えたシート調
    整部を有する請求項1〜5のいずれか一項に記載のシー
    ト回収機。
  7. 【請求項7】 前記シート回収ローラへの動力伝動を入
    切するクラッチを備えた請求項1〜6のいずれか一項に
    記載のシート回収機。
  8. 【請求項8】 基端側が略垂直軸周りに回動自在に前記
    機体に支持され、先端側が水平方向へ張り出したハンド
    ルを備えた請求項1〜7のいずれか一項に記載のシート
    回収機。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014223021A (ja) * 2013-05-15 2014-12-04 独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 被覆資材の巻取展開装置
JP2016032454A (ja) * 2014-07-31 2016-03-10 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 圃園管理装置における作業支障回避構造
JP2021036770A (ja) * 2019-08-30 2021-03-11 株式会社クボタ 農業用被覆シートの巻き取り装置

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