JPH0614658A - マルチ用フイルムの巻取り回収機 - Google Patents
マルチ用フイルムの巻取り回収機Info
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- JPH0614658A JPH0614658A JP29396091A JP29396091A JPH0614658A JP H0614658 A JPH0614658 A JP H0614658A JP 29396091 A JP29396091 A JP 29396091A JP 29396091 A JP29396091 A JP 29396091A JP H0614658 A JPH0614658 A JP H0614658A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 簡単に分解、組み立て及びフィルム巻取り幅
を変えることができ、フィルムを巻取る作用により前進
可能にする。 【構成】 左機枠2と右機枠3を、両者に連通した棒体
4に内、外方に移動、固定自在に取付けて機枠1にし、
左、右の機枠2、3の外側からハンドル8を着脱可能に
前進方向後方に逆V形に突設し、左、右の機枠2、3に
それぞれ支持輪9を内、外方に摺動、固定自在に取り付
ける。左、右の機枠2、3の外端部の前進方向前方にそ
れぞれ設けた固定横軸受22及び開閉自在軸受23を介
し着脱可能に巻取り軸21を横架し、左右一対の巻取り
ロール受け42、42を巻取り軸21に摺動、固定自在
に外嵌し、遠心クラッチ付エンジン52に連動するVベ
ルト伝動装置62、63から成る巻取り軸回転伝動装置
を機枠1の固定横軸受22を設けた側に配設する。
を変えることができ、フィルムを巻取る作用により前進
可能にする。 【構成】 左機枠2と右機枠3を、両者に連通した棒体
4に内、外方に移動、固定自在に取付けて機枠1にし、
左、右の機枠2、3の外側からハンドル8を着脱可能に
前進方向後方に逆V形に突設し、左、右の機枠2、3に
それぞれ支持輪9を内、外方に摺動、固定自在に取り付
ける。左、右の機枠2、3の外端部の前進方向前方にそ
れぞれ設けた固定横軸受22及び開閉自在軸受23を介
し着脱可能に巻取り軸21を横架し、左右一対の巻取り
ロール受け42、42を巻取り軸21に摺動、固定自在
に外嵌し、遠心クラッチ付エンジン52に連動するVベ
ルト伝動装置62、63から成る巻取り軸回転伝動装置
を機枠1の固定横軸受22を設けた側に配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、畦に被覆されたいろい
ろな幅のマルチ用フィルムを巻取るため、巻取幅を変え
ることができるようにしたマルチ用フィルムの巻取り回
収機に関するものである。
ろな幅のマルチ用フィルムを巻取るため、巻取幅を変え
ることができるようにしたマルチ用フィルムの巻取り回
収機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチ栽培には、各種幅のマルチ用フィ
ルムを用いるが、これらは圃場から除去する際に再使用
できるように巻取り回収することが要望されている。従
来から、畦に被覆されたマルチ用フィルムを巻取るもの
には、多くの提案がある。例えば、「マルチング栽培に
おける被覆シート自動剥取り機」(特許出願公開昭61
−104726)は、その一例である。このものは、畦
をまたぐ大径車輪を取付けた歩行用トラクタの前方に連
結したフレームの前部上側に、シート巻取りロールを着
脱自在に軸承し、この巻取りロールを前記大径車輪の車
軸に固着した駆動スプロケットに連係した伝動機構を介
し前記大径車輪の回転によって回転させ、被覆シートを
巻取りロールに巻取るようにしたものである。
ルムを用いるが、これらは圃場から除去する際に再使用
できるように巻取り回収することが要望されている。従
来から、畦に被覆されたマルチ用フィルムを巻取るもの
には、多くの提案がある。例えば、「マルチング栽培に
おける被覆シート自動剥取り機」(特許出願公開昭61
−104726)は、その一例である。このものは、畦
をまたぐ大径車輪を取付けた歩行用トラクタの前方に連
結したフレームの前部上側に、シート巻取りロールを着
脱自在に軸承し、この巻取りロールを前記大径車輪の車
軸に固着した駆動スプロケットに連係した伝動機構を介
し前記大径車輪の回転によって回転させ、被覆シートを
巻取りロールに巻取るようにしたものである。
【0003】また、フィルムを人手で巻取り回収するこ
とも行われている。その方法は、風で剥がされないよう
に、フィルムの両縁を適当間隔で地面に固定しているク
リップピンを、フィルムの端末から前方へ適当な距離だ
け抜取り 、フィルムの端末を購入時にフィルムが巻か
れていた厚紙製の中空ロールに二、三回巻き付け、中空
ロールに棒を通し、二人の作業者が一人ずつ畦の両側で
棒の端を持ち、中空ロールを手で回しフィルムを巻取り
ながら前進し回収するものである。
とも行われている。その方法は、風で剥がされないよう
に、フィルムの両縁を適当間隔で地面に固定しているク
リップピンを、フィルムの端末から前方へ適当な距離だ
け抜取り 、フィルムの端末を購入時にフィルムが巻か
れていた厚紙製の中空ロールに二、三回巻き付け、中空
ロールに棒を通し、二人の作業者が一人ずつ畦の両側で
棒の端を持ち、中空ロールを手で回しフィルムを巻取り
ながら前進し回収するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述した「マルチング
栽培における被覆シート自動剥取り機」及び従来から提
案されているマルチ用フィルムの巻取り機は、巻取幅が
一定のものである。したがって、巻取幅より幅の広いフ
イルムを巻取ることができないし、幅の広いものを巻取
るようにすると、幅の狭いものに対しては幅が大きす
ぎ、無駄な部分が多くなるという問題点がある。また、
人力で回収する方法は、少なくとも二人の作業者が必要
であり、作物を踏みつけないように神経を使いながらの
作業なので、多大の労力と手間がかかっている。
栽培における被覆シート自動剥取り機」及び従来から提
案されているマルチ用フィルムの巻取り機は、巻取幅が
一定のものである。したがって、巻取幅より幅の広いフ
イルムを巻取ることができないし、幅の広いものを巻取
るようにすると、幅の狭いものに対しては幅が大きす
ぎ、無駄な部分が多くなるという問題点がある。また、
人力で回収する方法は、少なくとも二人の作業者が必要
であり、作物を踏みつけないように神経を使いながらの
作業なので、多大の労力と手間がかかっている。
【0005】以上の事情から、本発明が解決しようとす
る課題は、種々な幅のマルチ用フィルムを、簡単に巻取
幅を変えて巻取ることができるマルチ用フィルムの巻取
り回収機(以下、本機という)を、安価に提供すること
である。また、幅の広いマルチ用フィルムを巻取るよう
にすると、本機の幅がフイルム幅よりも大きくなり、圃
場への運搬が困難になる。したがって、簡単に分解して
圃場に運び、組み立てができるものにすることも、本発
明が解決しようとする課題である。
る課題は、種々な幅のマルチ用フィルムを、簡単に巻取
幅を変えて巻取ることができるマルチ用フィルムの巻取
り回収機(以下、本機という)を、安価に提供すること
である。また、幅の広いマルチ用フィルムを巻取るよう
にすると、本機の幅がフイルム幅よりも大きくなり、圃
場への運搬が困難になる。したがって、簡単に分解して
圃場に運び、組み立てができるものにすることも、本発
明が解決しようとする課題である。
【0006】
【課題を解決するための手段】発明者は、本機を安価に
することに関し、フィルムの両縁が地面に固定されてい
る場合には、フィルムを巻取ることによって、巻取り回
収機がフィルムで引っ張られ、歩行用トラクタ等を用い
なくても前進させることが出来ると考え、次のように手
段を講じたものである。なお、以下の説明での前後、左
右は、本機を前進方向に見ての表示である。
することに関し、フィルムの両縁が地面に固定されてい
る場合には、フィルムを巻取ることによって、巻取り回
収機がフィルムで引っ張られ、歩行用トラクタ等を用い
なくても前進させることが出来ると考え、次のように手
段を講じたものである。なお、以下の説明での前後、左
右は、本機を前進方向に見ての表示である。
【0007】すなはち、種々な幅のフィルムに対し巻取
幅を変えるために、機枠を、左機枠と右機枠の上部、下
部に棒体を平行に連通し、この棒体に前記左右の機枠を
それぞれを内、外方に摺動、固定自在に取付け、左右の
機枠の外側下端部からそれぞれ前進方向にブラケットを
突設したものにした。また、この機枠を、左機枠と右機
枠の中間部に水平に棒体を連通し、この棒体に前記左右
の機枠を内、外方に摺動、固定自在に取付け、それぞれ
の外側下端部からそれぞれ前進方向にブラケットを突設
したものにしてもよい。
幅を変えるために、機枠を、左機枠と右機枠の上部、下
部に棒体を平行に連通し、この棒体に前記左右の機枠を
それぞれを内、外方に摺動、固定自在に取付け、左右の
機枠の外側下端部からそれぞれ前進方向にブラケットを
突設したものにした。また、この機枠を、左機枠と右機
枠の中間部に水平に棒体を連通し、この棒体に前記左右
の機枠を内、外方に摺動、固定自在に取付け、それぞれ
の外側下端部からそれぞれ前進方向にブラケットを突設
したものにしてもよい。
【0008】そして、操縦のために、前記左右の機枠の
外側下端部にそれぞれ水平回動自在にかつ着脱可能に基
端部を取付け、先端部を握り部に枢着し、前進方向の後
方に逆V形に突設した左右の棒体から成るハンドルを設
けた。また、走行のために、支持輪を前記左、右の機枠
にそれぞれ内、外方に摺動、固定自在に取付け、前記機
枠の下方に同高に突設した。
外側下端部にそれぞれ水平回動自在にかつ着脱可能に基
端部を取付け、先端部を握り部に枢着し、前進方向の後
方に逆V形に突設した左右の棒体から成るハンドルを設
けた。また、走行のために、支持輪を前記左、右の機枠
にそれぞれ内、外方に摺動、固定自在に取付け、前記機
枠の下方に同高に突設した。
【0009】さらに、フィルムを巻取るため、巻取り軸
を、一方の前記ブラケットの前端部に着脱自在に設けた
固定横軸受に一端部を軸支し、もう一方の前記ブラケッ
トの前端部に立設した開閉自在軸受に中間部を軸支する
と共に、前記機枠前方に前進方向と直交に横架した。そ
して、前記巻取り軸に前述の厚紙製の中空ロールを付け
替え可能に装着するため、左右一対の巻取りロール受け
を前記巻取り軸にコーン体を内向きに対向させ中心部を
摺動、固定自在に外嵌した。さらに、前記巻取り軸を回
転及び停止するために、原動Vベルト車を直結した遠心
クラッチ付きエンジン及び前記原動Vベルト車に連動す
るものにした巻取り軸回転伝動装置を、前記機枠の固定
横軸受を設けた側に配設した。
を、一方の前記ブラケットの前端部に着脱自在に設けた
固定横軸受に一端部を軸支し、もう一方の前記ブラケッ
トの前端部に立設した開閉自在軸受に中間部を軸支する
と共に、前記機枠前方に前進方向と直交に横架した。そ
して、前記巻取り軸に前述の厚紙製の中空ロールを付け
替え可能に装着するため、左右一対の巻取りロール受け
を前記巻取り軸にコーン体を内向きに対向させ中心部を
摺動、固定自在に外嵌した。さらに、前記巻取り軸を回
転及び停止するために、原動Vベルト車を直結した遠心
クラッチ付きエンジン及び前記原動Vベルト車に連動す
るものにした巻取り軸回転伝動装置を、前記機枠の固定
横軸受を設けた側に配設した。
【0010】
【作用】以上のように構成した本機は、左右の機枠の固
定を緩め、棒体に対し内方及びに外方に摺動すると、両
者の間隔が縮小及び拡大し、また、巻取るフィルム幅に
対し適当な位置で固定すれば、機枠が各種幅のフィルム
に対応するものになる。このとき、ハンドルは、基端部
の水平回動と前端部の握り部への枢着を介し逆V形の形
状が変形し(図1、図4参照)、また、開閉自在軸受も
巻取り軸に対し左右に滑動し、左、右の機枠を内、外方
に支障なく摺動させる。そして、ハンドルは、基端部を
機枠の両側下端部から取り外すと、機枠から分解され、
また、ハンドルを機枠から分解すると、左、右の機枠を
固定を緩めて棒体の外方に摺動し棒体と分解ができ、さ
らに支持輪も固定を緩め左右の機枠から取り外すことが
できるようになる。
定を緩め、棒体に対し内方及びに外方に摺動すると、両
者の間隔が縮小及び拡大し、また、巻取るフィルム幅に
対し適当な位置で固定すれば、機枠が各種幅のフィルム
に対応するものになる。このとき、ハンドルは、基端部
の水平回動と前端部の握り部への枢着を介し逆V形の形
状が変形し(図1、図4参照)、また、開閉自在軸受も
巻取り軸に対し左右に滑動し、左、右の機枠を内、外方
に支障なく摺動させる。そして、ハンドルは、基端部を
機枠の両側下端部から取り外すと、機枠から分解され、
また、ハンドルを機枠から分解すると、左、右の機枠を
固定を緩めて棒体の外方に摺動し棒体と分解ができ、さ
らに支持輪も固定を緩め左右の機枠から取り外すことが
できるようになる。
【0011】左右の支持輪は、機枠を圃場面と平行に支
持すると共に、固定を緩め内方または外方に摺動し固定
すると、作物を踏まない位置になる。本機は、人力でハ
ンドルを押し、引き及び左右に振ると、支持輪により前
進、後退及び旋回する。巻取り軸は、固定横軸受によっ
て左右の移動が固定され、また、中間部を開閉自在軸受
を開放し持ち上げると、公知のように固定横軸受の軸受
外径球面が回動し他端部が旋回上昇する(図8参照)。
このように巻取り軸の他端部を旋回上昇し、一端部を軸
支したまま固定横軸受をブラケットから取り外すと、巻
取り軸は機枠から分解される。
持すると共に、固定を緩め内方または外方に摺動し固定
すると、作物を踏まない位置になる。本機は、人力でハ
ンドルを押し、引き及び左右に振ると、支持輪により前
進、後退及び旋回する。巻取り軸は、固定横軸受によっ
て左右の移動が固定され、また、中間部を開閉自在軸受
を開放し持ち上げると、公知のように固定横軸受の軸受
外径球面が回動し他端部が旋回上昇する(図8参照)。
このように巻取り軸の他端部を旋回上昇し、一端部を軸
支したまま固定横軸受をブラケットから取り外すと、巻
取り軸は機枠から分解される。
【0012】前述のように巻取り軸の他端部を旋回上昇
し、他端部側の巻取りロール受けを固定を緩めて他端部
から抜き取り、前述した厚紙製中空ロールを他端部から
巻取り軸に外嵌し、巻取り軸に固定したままのもう一方
の巻取りロール受けのコーン体に先端部を押し込んで外
嵌し、前記抜き取った巻取りロール受けを再びコーン体
から巻取り軸に外嵌し、中空ロールの後端部にコーン体
を押し込んで巻取り軸に固定すると、中空ロールが左右
の巻取りロール受けの間に装着される。巻取りロール受
けは、上述のように中空ロールの両端部内周にコーン体
を押し込むと、コーン体外周面のテーパにより中空ロー
ル両端部の内周面を外方に押圧し、中空ロールの両端部
内周との間に摩擦力を生じ、中空ロールを簡単には空回
りしないように装着する。
し、他端部側の巻取りロール受けを固定を緩めて他端部
から抜き取り、前述した厚紙製中空ロールを他端部から
巻取り軸に外嵌し、巻取り軸に固定したままのもう一方
の巻取りロール受けのコーン体に先端部を押し込んで外
嵌し、前記抜き取った巻取りロール受けを再びコーン体
から巻取り軸に外嵌し、中空ロールの後端部にコーン体
を押し込んで巻取り軸に固定すると、中空ロールが左右
の巻取りロール受けの間に装着される。巻取りロール受
けは、上述のように中空ロールの両端部内周にコーン体
を押し込むと、コーン体外周面のテーパにより中空ロー
ル両端部の内周面を外方に押圧し、中空ロールの両端部
内周との間に摩擦力を生じ、中空ロールを簡単には空回
りしないように装着する。
【0013】上述のように中空ロールを左右の巻取りロ
ール受けの間に装着し、巻取り軸の中間部を既に開いて
いる開閉自在軸受に載せ、開閉自在軸受を閉じると、巻
取り軸が旋回上昇前の状態に復元し、中空ロールが巻取
りロール受けを介し巻取り軸と一体に機枠前方に前進方
向と直交に横架される。また、巻取りロール受けに装着
された中空ロールは、前述のように巻取り軸の他端部を
旋回上昇し、他端部側の巻取りロール受けを巻取り軸か
ら抜き取れば、巻取り軸から取り外すことができる。さ
らに、左右一対の巻取りロール受けは、固定を緩め巻取
り軸に対し内、外方に摺動すると、その間に種々な長さ
の中空ロールを装着することが可能になる。
ール受けの間に装着し、巻取り軸の中間部を既に開いて
いる開閉自在軸受に載せ、開閉自在軸受を閉じると、巻
取り軸が旋回上昇前の状態に復元し、中空ロールが巻取
りロール受けを介し巻取り軸と一体に機枠前方に前進方
向と直交に横架される。また、巻取りロール受けに装着
された中空ロールは、前述のように巻取り軸の他端部を
旋回上昇し、他端部側の巻取りロール受けを巻取り軸か
ら抜き取れば、巻取り軸から取り外すことができる。さ
らに、左右一対の巻取りロール受けは、固定を緩め巻取
り軸に対し内、外方に摺動すると、その間に種々な長さ
の中空ロールを装着することが可能になる。
【0014】圃場において、マルチ用フィルムを巻取り
回収するには、ハンドルを持ち人力で本機を走行させ、
フィルムの端末部に移動し、巻取り軸をフィルムと直交
にその上方を横断させて停止する。そして、左右の機枠
外側部のブラケット間の間隔をフィルム幅よりも若干広
くなるように、左、右の機枠を固定を緩めて摺動し、棒
体に固定する。次に、左右の支持輪を、作物を踏まない
位置に固定を緩めて摺動し、機枠に固定する。
回収するには、ハンドルを持ち人力で本機を走行させ、
フィルムの端末部に移動し、巻取り軸をフィルムと直交
にその上方を横断させて停止する。そして、左右の機枠
外側部のブラケット間の間隔をフィルム幅よりも若干広
くなるように、左、右の機枠を固定を緩めて摺動し、棒
体に固定する。次に、左右の支持輪を、作物を踏まない
位置に固定を緩めて摺動し、機枠に固定する。
【0015】そして、前述したようにして左右の巻取り
ロール受けの間に中空ロールを装着し、フィルムの端末
を中空ロールの外周に二、三回巻き付け、前方に適当な
距離だけクリップピンを取り除く。次いで、遠心クラッ
チ付きエンジンを原動Vベルト車が回転しない低速に調
節して始動し、ハンドルの握り部を持ち前記エンジンの
回転を上げる。そうすると、自動的に遠心クラッチが入
り、原動Vベルト車が回転すると共に、巻取り軸回転伝
動装置を介し巻取り軸が回転し、中空ロールにフィルム
を巻取る。
ロール受けの間に中空ロールを装着し、フィルムの端末
を中空ロールの外周に二、三回巻き付け、前方に適当な
距離だけクリップピンを取り除く。次いで、遠心クラッ
チ付きエンジンを原動Vベルト車が回転しない低速に調
節して始動し、ハンドルの握り部を持ち前記エンジンの
回転を上げる。そうすると、自動的に遠心クラッチが入
り、原動Vベルト車が回転すると共に、巻取り軸回転伝
動装置を介し巻取り軸が回転し、中空ロールにフィルム
を巻取る。
【0016】フィルムが巻取られると、フィルムがクリ
ップピンで地面に固定されているので、本機がフィルム
に引っ張られ左右の支持輪を介し前進する。やがて、ま
だ抜き取っていないクリップピンの若干手前までフィル
ムを巻取ったら、エンジンの回転を下げる。そうする
と、遠心クラッチが自動的に切れ、原動Vベルト車の回
転が停止し、フィルムの巻取りと前進が停止する。そこ
で、再び前方へ適当な距離だけクリップピンを抜き取
り、ハンドルを持ち、エンジンの回転を上げると、本機
は再びフィルムを中空ロールに巻取りながら前進する。
ップピンで地面に固定されているので、本機がフィルム
に引っ張られ左右の支持輪を介し前進する。やがて、ま
だ抜き取っていないクリップピンの若干手前までフィル
ムを巻取ったら、エンジンの回転を下げる。そうする
と、遠心クラッチが自動的に切れ、原動Vベルト車の回
転が停止し、フィルムの巻取りと前進が停止する。そこ
で、再び前方へ適当な距離だけクリップピンを抜き取
り、ハンドルを持ち、エンジンの回転を上げると、本機
は再びフィルムを中空ロールに巻取りながら前進する。
【0017】このようにして、クリップピンの抜取りと
フィルムの巻取りを順次繰り返し、所定長さだけフィル
ムを巻取ったら、エンジンの回転を下げ本機を停止し、
開閉自在軸受を開き、巻取り軸の中間部を持ち上げ、前
述のようにしてフィルムを巻取った中空ロールを巻取り
軸から抜き取り、新たな中空ロールを左右の巻取りロー
ル受けの間に装着する。そして、前方に適当な距離だけ
クリップピンを抜き取り、新たに巻取るフィルムの端末
部を中空ロールの外周に巻き付け、ハンドルを持ち、エ
ンジンの回転を上げると、本機はフィルムを巻取ると共
に前進する。本機は、以上のことを繰り返し、圃場に被
覆されたマルチ用フィルムを巻取り回収するものであ
る。
フィルムの巻取りを順次繰り返し、所定長さだけフィル
ムを巻取ったら、エンジンの回転を下げ本機を停止し、
開閉自在軸受を開き、巻取り軸の中間部を持ち上げ、前
述のようにしてフィルムを巻取った中空ロールを巻取り
軸から抜き取り、新たな中空ロールを左右の巻取りロー
ル受けの間に装着する。そして、前方に適当な距離だけ
クリップピンを抜き取り、新たに巻取るフィルムの端末
部を中空ロールの外周に巻き付け、ハンドルを持ち、エ
ンジンの回転を上げると、本機はフィルムを巻取ると共
に前進する。本機は、以上のことを繰り返し、圃場に被
覆されたマルチ用フィルムを巻取り回収するものであ
る。
【0018】
【実施例】次に、実施例について図面を参照して説明す
る。図1ないし図4において、機枠1は、左機枠2と右
機枠3、棒体4、4及びブラケット5、6を主な構成要
素にしている。左機枠2は、図2のように、横桁2aを
上下平行に並べ、内端側及び外端側にそれぞれ縦桁2b
及び縦桁2cを固着し、横長の矩形枠に形成する。右機
枠3も、左機枠2と同様に、横桁3a、縦桁3b及び縦
桁3cで、横長の矩形枠に形成する。横桁2a、3a、
縦桁2b、3b及び棒体4は、本機を軽いものにするた
め、規格鋼材の角パイプを用いる。縦桁2c、3cは、
後述のハンドル8を取付けるため、上、下端をそれぞれ
横桁2a及び3aから上方及び下方に若干突出する。
る。図1ないし図4において、機枠1は、左機枠2と右
機枠3、棒体4、4及びブラケット5、6を主な構成要
素にしている。左機枠2は、図2のように、横桁2aを
上下平行に並べ、内端側及び外端側にそれぞれ縦桁2b
及び縦桁2cを固着し、横長の矩形枠に形成する。右機
枠3も、左機枠2と同様に、横桁3a、縦桁3b及び縦
桁3cで、横長の矩形枠に形成する。横桁2a、3a、
縦桁2b、3b及び棒体4は、本機を軽いものにするた
め、規格鋼材の角パイプを用いる。縦桁2c、3cは、
後述のハンドル8を取付けるため、上、下端をそれぞれ
横桁2a及び3aから上方及び下方に若干突出する。
【0019】そして、機枠1は、同じ長さの棒体4を上
下の横桁2a及び3aにそれぞれ連通し、左、右の機枠
2、3を棒体4、4に対し内、外方に摺動し、左右両端
部に貫通に固設した止めねじ7で固定するようになって
いる。さらに、機枠1は、縦桁2c及び3cの下端部か
らそれぞれ前進方向に斜め下向き及び水平に角パイプの
ブラケット5及び6を突設する(図3参照)。なお、以
下の説明における角パイプ及び丸パイプは鋼材である。
下の横桁2a及び3aにそれぞれ連通し、左、右の機枠
2、3を棒体4、4に対し内、外方に摺動し、左右両端
部に貫通に固設した止めねじ7で固定するようになって
いる。さらに、機枠1は、縦桁2c及び3cの下端部か
らそれぞれ前進方向に斜め下向き及び水平に角パイプの
ブラケット5及び6を突設する(図3参照)。なお、以
下の説明における角パイプ及び丸パイプは鋼材である。
【0020】現在、一般的に用いられているマルチ用フ
ィルムは、幅80cmから360cmまでの間に種々な
幅のものがある。本機は、これらのフィルムをすべて巻
取ることができるように、棒体4の長さを320cm、
左機枠2と右機枠3の正面幅を70cmにした。すなわ
ち、左機枠2と右機枠3を棒体4の両端から30cmず
つ跳ね出して固定すると、左右の機枠2、3の両外側間
の正面幅が380cmになり、また、左機枠2と右機枠
3を内端面が当接するまで内方に摺動して固定すると、
連接した左、右の機枠の正面幅が140cmになり、上
記種々な幅のマルチ用フィルムの巻取りに対応できるよ
うにしたものである。図4は、左機枠2と右機枠3を棒
体4、4の端末から外方に跳ね出し、止めねじ7で固定
した場合の本機の平面図である。
ィルムは、幅80cmから360cmまでの間に種々な
幅のものがある。本機は、これらのフィルムをすべて巻
取ることができるように、棒体4の長さを320cm、
左機枠2と右機枠3の正面幅を70cmにした。すなわ
ち、左機枠2と右機枠3を棒体4の両端から30cmず
つ跳ね出して固定すると、左右の機枠2、3の両外側間
の正面幅が380cmになり、また、左機枠2と右機枠
3を内端面が当接するまで内方に摺動して固定すると、
連接した左、右の機枠の正面幅が140cmになり、上
記種々な幅のマルチ用フィルムの巻取りに対応できるよ
うにしたものである。図4は、左機枠2と右機枠3を棒
体4、4の端末から外方に跳ね出し、止めねじ7で固定
した場合の本機の平面図である。
【0021】8はハンドルであり、同じ長さの棒体8
a、8aを、それぞれ縦桁2c、3cの下端部に基端部
を水平回動自在にかつ着脱可能にピン止め8bし、先端
部を握り部8cに枢着8dし、前進方向の後方に逆V形
に突設している。棒体8a、8aは丸パイプであり、ピ
ン止め8b、枢着8dを介し左、右の機枠2、3の摺動
に連動できる長さである。ハンドル8の先端部下面に固
着したU形片8eは、握り部8cを地上に置いたとき、
再び持ち易いように地面との間に若干の間隙を形成する
ためのものである。8f、8fはブレースであり、基端
部のナックルジョイント8gをそれぞれ縦桁2c及び3
cの上端部に止着8hし、先端部のねじ部aを棒体8
a、8aの中間部に取付けた筒形ナット8iに螺着し、
ナックルジョイント8gによって、左機枠2、右機枠3
の摺動時に棒体8a、8aと一体に動くようになってい
る。
a、8aを、それぞれ縦桁2c、3cの下端部に基端部
を水平回動自在にかつ着脱可能にピン止め8bし、先端
部を握り部8cに枢着8dし、前進方向の後方に逆V形
に突設している。棒体8a、8aは丸パイプであり、ピ
ン止め8b、枢着8dを介し左、右の機枠2、3の摺動
に連動できる長さである。ハンドル8の先端部下面に固
着したU形片8eは、握り部8cを地上に置いたとき、
再び持ち易いように地面との間に若干の間隙を形成する
ためのものである。8f、8fはブレースであり、基端
部のナックルジョイント8gをそれぞれ縦桁2c及び3
cの上端部に止着8hし、先端部のねじ部aを棒体8
a、8aの中間部に取付けた筒形ナット8iに螺着し、
ナックルジョイント8gによって、左機枠2、右機枠3
の摺動時に棒体8a、8aと一体に動くようになってい
る。
【0022】さらに、左、右の機枠2及び3には、それ
ぞれ支持輪9を内、外方に摺動、固定自在に設けてい
る。図5は、左機枠2に支持輪9を取付ける要領を示し
た要部の分解斜視図である。図5も参照し説明すると、
車輪ヨーク9aは、上辺部と中間横桁9bとの間隔を左
機枠2の上下の横桁2aの間隔に等しくし、横桁2aと
同じ角パイプで門形に形成し、両側の下端部に左右対向
に軸受9c、9cを固着している。そして、軸受9c、
9cには、前進方向と直交かつ水平に車軸10を連通
し、軸受9c、9cから外方に突出した両端部に止めカ
ラー11を小ねじ12で固定し、車軸10を左右に動か
ないように軸支している。
ぞれ支持輪9を内、外方に摺動、固定自在に設けてい
る。図5は、左機枠2に支持輪9を取付ける要領を示し
た要部の分解斜視図である。図5も参照し説明すると、
車輪ヨーク9aは、上辺部と中間横桁9bとの間隔を左
機枠2の上下の横桁2aの間隔に等しくし、横桁2aと
同じ角パイプで門形に形成し、両側の下端部に左右対向
に軸受9c、9cを固着している。そして、軸受9c、
9cには、前進方向と直交かつ水平に車軸10を連通
し、軸受9c、9cから外方に突出した両端部に止めカ
ラー11を小ねじ12で固定し、車軸10を左右に動か
ないように軸支している。
【0023】13、13はコ形枠金であり、開口部を前
方から上下の横桁2aを通過させ、車輪ヨーク9aの上
辺部と中間横桁9bにそれぞれ外嵌し、ボルト14、1
4をボルト孔16、17に連通してナット15、15で
固定し、車輪ヨーク9aを左機枠2に摺動自在に取付け
ている。また、コ形枠金13の閉塞部の前面には止めね
じ18を貫通に螺着し、これを締め付け車輪ヨーク9a
を上下の横桁2aに固定するようになっている。支持輪
9は、図2に示すように、図示省略の車輪ボスに車軸1
0を貫通してその中央部に固定し、車輪ヨーク9aの内
側中央部に軸支している。右機枠3にも、左機枠2と同
様に支持輪9を取付けている。
方から上下の横桁2aを通過させ、車輪ヨーク9aの上
辺部と中間横桁9bにそれぞれ外嵌し、ボルト14、1
4をボルト孔16、17に連通してナット15、15で
固定し、車輪ヨーク9aを左機枠2に摺動自在に取付け
ている。また、コ形枠金13の閉塞部の前面には止めね
じ18を貫通に螺着し、これを締め付け車輪ヨーク9a
を上下の横桁2aに固定するようになっている。支持輪
9は、図2に示すように、図示省略の車輪ボスに車軸1
0を貫通してその中央部に固定し、車輪ヨーク9aの内
側中央部に軸支している。右機枠3にも、左機枠2と同
様に支持輪9を取付けている。
【0024】前述したブラケット6は、図1のように、
角パイプの棒体19を前端部に出退自在に挿入し、上面
に貫通に固設した止めねじ20で固定している。21は
巻取り軸であり、棒体19の下面に取付けた公知の固定
横軸受(英語名、ピロー・ブロック)22に一端部を軸
支し、ブラケット7の前端部に立設した開閉自在軸受2
3に中間部を軸支すると共に、機枠1の前方に前進方向
Fと直交に横架している。巻取り軸21は、厚さ2.9
mm、外径30mm、長さ4mの丸パイプで、図4のよ
うに、左、右の機枠2、3を棒体7、8から外方に跳ね
出しても、左端部が開閉自在軸受23から外れないよう
になっている。
角パイプの棒体19を前端部に出退自在に挿入し、上面
に貫通に固設した止めねじ20で固定している。21は
巻取り軸であり、棒体19の下面に取付けた公知の固定
横軸受(英語名、ピロー・ブロック)22に一端部を軸
支し、ブラケット7の前端部に立設した開閉自在軸受2
3に中間部を軸支すると共に、機枠1の前方に前進方向
Fと直交に横架している。巻取り軸21は、厚さ2.9
mm、外径30mm、長さ4mの丸パイプで、図4のよ
うに、左、右の機枠2、3を棒体7、8から外方に跳ね
出しても、左端部が開閉自在軸受23から外れないよう
になっている。
【0025】図6は、開閉自在軸受23に軸支した巻取
り軸21の中間部を示した斜視図である。開閉自在軸受
23は、図6のように、板体25をブラケット36の前
端部に立設し、ローラ26、26を板体25の後端面か
ら前進方向Fの後方に外周の一部を突出させ、板体25
に前進方向Fと直交に固設した丸軸27、28を介し上
下対向に軸支している。さらに、29は角パイプで形成
したソケット体であり、ローラ26、26より後方のブ
ラケット6の上面に、前端部をローラ26、26の間の
中間部に対向させて立設し、ソケット体29に出退自在
に挿通した角棒体30を止めねじ31で固定し、角棒体
30の前端部に前進方向と直交に固設した丸軸32にロ
ーラ26を回動自在に取付けている。
り軸21の中間部を示した斜視図である。開閉自在軸受
23は、図6のように、板体25をブラケット36の前
端部に立設し、ローラ26、26を板体25の後端面か
ら前進方向Fの後方に外周の一部を突出させ、板体25
に前進方向Fと直交に固設した丸軸27、28を介し上
下対向に軸支している。さらに、29は角パイプで形成
したソケット体であり、ローラ26、26より後方のブ
ラケット6の上面に、前端部をローラ26、26の間の
中間部に対向させて立設し、ソケット体29に出退自在
に挿通した角棒体30を止めねじ31で固定し、角棒体
30の前端部に前進方向と直交に固設した丸軸32にロ
ーラ26を回動自在に取付けている。
【0026】そして、上述の3個のローラ26の外周で
巻取り軸21の外周を3点で支持し、止めねじ31を緩
め角棒体30を引っ込めると、前方のローラ26、26
と後方のローラ26との間隙が、巻取り軸21の外径よ
りも大きく開くように構成している。33はL形棒で、
丸軸28の内方側の先端部から巻取り軸21の後方に斜
め上向きに突設し、開閉自在軸受23を開き巻取り軸2
1を軸支するとき、巻取り軸21の中間部を一時支え、
軸支を容易にするものである。
巻取り軸21の外周を3点で支持し、止めねじ31を緩
め角棒体30を引っ込めると、前方のローラ26、26
と後方のローラ26との間隙が、巻取り軸21の外径よ
りも大きく開くように構成している。33はL形棒で、
丸軸28の内方側の先端部から巻取り軸21の後方に斜
め上向きに突設し、開閉自在軸受23を開き巻取り軸2
1を軸支するとき、巻取り軸21の中間部を一時支え、
軸支を容易にするものである。
【0027】図7は図1の要部背面図である。巻取り軸
21は、図7のように、固定横軸受22に付設された止
めねじ24で左右の移動が固定され、固定横軸受22か
ら外方への突出端部にVベルト車73を固設している。
図8は、開閉自在軸受23を開き、巻取り軸21の中間
部を手で持ち上げると、固定横軸受22の軸受外径球面
が回動し、巻取り軸21の他端部が旋回上昇する状態を
示したものである。なお、図示を省略したが、固定横軸
受22は、棒体19をブラケット6に回動自在に挿入し
て止めねじ20で固定し、一般的な軸受を棒体19の下
面に取付け、巻取り軸21の一端部をカラーで左右の移
動を止めて軸支し、止めねじ20を緩めて棒体19をブ
ラケットに対し回動し、図8のように巻取り軸21を棒
体19を中心軸に旋回上昇するものにしてもよい。本発
明における固定横軸受22は、このような技術手段も含
むものである。
21は、図7のように、固定横軸受22に付設された止
めねじ24で左右の移動が固定され、固定横軸受22か
ら外方への突出端部にVベルト車73を固設している。
図8は、開閉自在軸受23を開き、巻取り軸21の中間
部を手で持ち上げると、固定横軸受22の軸受外径球面
が回動し、巻取り軸21の他端部が旋回上昇する状態を
示したものである。なお、図示を省略したが、固定横軸
受22は、棒体19をブラケット6に回動自在に挿入し
て止めねじ20で固定し、一般的な軸受を棒体19の下
面に取付け、巻取り軸21の一端部をカラーで左右の移
動を止めて軸支し、止めねじ20を緩めて棒体19をブ
ラケットに対し回動し、図8のように巻取り軸21を棒
体19を中心軸に旋回上昇するものにしてもよい。本発
明における固定横軸受22は、このような技術手段も含
むものである。
【0028】図9、図10は、別な実施例の開閉自在軸
受34を示したものである。すなはち、上半部軸受35
と下半部軸受36の一端部をピン37で回動自在に結合
し、下半部軸受36をブラケット5の前端部上面にボル
ト止め38、38したものである。上半部軸受35は、
前端部に切込み溝が刻設され、ブラケット5に貫通に止
着したボルト39の上端部を前記切込み溝にはめ込み、
ボルト39に螺着した蝶ナット40を締め付けるとブラ
ケット5に固定され、蝶ナット40を取り外すと、図1
0中の一点鎖線のように、ピン37の回りに上向き反転
できるものである。41はすべり軸受部で、上半部軸受
35と下半部軸受36の中央部に前進方向Fと直交に形
成している。
受34を示したものである。すなはち、上半部軸受35
と下半部軸受36の一端部をピン37で回動自在に結合
し、下半部軸受36をブラケット5の前端部上面にボル
ト止め38、38したものである。上半部軸受35は、
前端部に切込み溝が刻設され、ブラケット5に貫通に止
着したボルト39の上端部を前記切込み溝にはめ込み、
ボルト39に螺着した蝶ナット40を締め付けるとブラ
ケット5に固定され、蝶ナット40を取り外すと、図1
0中の一点鎖線のように、ピン37の回りに上向き反転
できるものである。41はすべり軸受部で、上半部軸受
35と下半部軸受36の中央部に前進方向Fと直交に形
成している。
【0029】図1、図4において、42、42は巻取り
ロール受けであり、一点鎖線で示す43は前述した厚紙
製の中空ロールである。左、右の巻取りロール受け42
は、コーン体44を内向きに対向させ、中心部を巻取り
軸21に摺動、固定自在に外嵌し、ブラケット5と6の
間に左右一対に設ける。図11、図12を参照し、巻取
りロール受け42の細部を説明すると、コーン体44
は、コーンの頂角を約10度にし、段部を介し大径端側
を一段小径のボス45に削成し、中心部に巻取り軸21
を摺動自在に貫通する孔を穿設し、中空ロール43の端
末部に押し込んで内嵌したとき、中空ロール43が簡単
には空回りしないようにするため、外周をローレット加
工でギザギザ面bにしている。円形フランジ46は、プ
ラスチック円板で外径約30cmの突円弧面に形成し、
中心部にボス45がちょうど嵌入する孔を設けている。
ロール受けであり、一点鎖線で示す43は前述した厚紙
製の中空ロールである。左、右の巻取りロール受け42
は、コーン体44を内向きに対向させ、中心部を巻取り
軸21に摺動、固定自在に外嵌し、ブラケット5と6の
間に左右一対に設ける。図11、図12を参照し、巻取
りロール受け42の細部を説明すると、コーン体44
は、コーンの頂角を約10度にし、段部を介し大径端側
を一段小径のボス45に削成し、中心部に巻取り軸21
を摺動自在に貫通する孔を穿設し、中空ロール43の端
末部に押し込んで内嵌したとき、中空ロール43が簡単
には空回りしないようにするため、外周をローレット加
工でギザギザ面bにしている。円形フランジ46は、プ
ラスチック円板で外径約30cmの突円弧面に形成し、
中心部にボス45がちょうど嵌入する孔を設けている。
【0030】そして、巻取りロール受け42は、円形フ
ランジ46をコーン体44の大径端面に突面を当接させ
てボス45に外嵌し、次いで丸座金47をボス45に外
嵌し、両者を適当数の小ねじ48で大径端面に固定し、
ボス45に設けた止めねじ49で巻取り軸21に固定す
るようになっている。円形フランジ46は、中空ロール
43にフィルムを巻取る際、フィルムの案内になる。
ランジ46をコーン体44の大径端面に突面を当接させ
てボス45に外嵌し、次いで丸座金47をボス45に外
嵌し、両者を適当数の小ねじ48で大径端面に固定し、
ボス45に設けた止めねじ49で巻取り軸21に固定す
るようになっている。円形フランジ46は、中空ロール
43にフィルムを巻取る際、フィルムの案内になる。
【0031】図1、図3において、50及び51は機枠
スタンドで、巻取りロール受け42及び中空ロール43
を巻取り軸21に一人で容易に着脱できるように、ブラ
ケット5及び6の前端面から下方へ同じ高さに突設し、
ハンドル8を持ち上げると、下端面が地面に当接して機
枠1を支え、フィルムの巻取り時は、図16のように下
端面が地面と接触しないものである。
スタンドで、巻取りロール受け42及び中空ロール43
を巻取り軸21に一人で容易に着脱できるように、ブラ
ケット5及び6の前端面から下方へ同じ高さに突設し、
ハンドル8を持ち上げると、下端面が地面に当接して機
枠1を支え、フィルムの巻取り時は、図16のように下
端面が地面と接触しないものである。
【0032】52は右機枠3の内端側下方に取付けた公
知の遠心クラッチ付エンジン(以下、エンジンと略す)
であり、先端部にギヤケース54を付設した筒形軸受5
3を前方に水平に突設し、ハンドル8の棒体8aの中間
部に取付けたスロットルレバー55を作動し、スロット
ルワイヤー56を介し回転速度を変えるようになってい
る。筒形軸受53は、内部に図示省略の遠心クラッチに
連結した回転軸を軸支し、ギヤケース54は、内部に前
記回転軸で回転されるベベルギヤ機構を収容し、このベ
ベルギヤ機構で回転される出力軸を筒形軸受53の右側
に突出し、前記出力軸の突出部に原動Vベルト車57を
筒形軸受53とほぼ平行に固設している。そして、エン
ジン52は、回転速度によつて遠心クラッチを介し原動
Vベルト車57を回転および停止するものである。
知の遠心クラッチ付エンジン(以下、エンジンと略す)
であり、先端部にギヤケース54を付設した筒形軸受5
3を前方に水平に突設し、ハンドル8の棒体8aの中間
部に取付けたスロットルレバー55を作動し、スロット
ルワイヤー56を介し回転速度を変えるようになってい
る。筒形軸受53は、内部に図示省略の遠心クラッチに
連結した回転軸を軸支し、ギヤケース54は、内部に前
記回転軸で回転されるベベルギヤ機構を収容し、このベ
ベルギヤ機構で回転される出力軸を筒形軸受53の右側
に突出し、前記出力軸の突出部に原動Vベルト車57を
筒形軸受53とほぼ平行に固設している。そして、エン
ジン52は、回転速度によつて遠心クラッチを介し原動
Vベルト車57を回転および停止するものである。
【0033】さらに、図2A−A線矢視の要部縦断面図
を示した図13を参照して説明すると、エンジン52
は、原動Vベルト車57を前方かつ前進方向Fと平行に
し、丸パイプ棒60(図7参照)の下端部に、筒形軸受
53の締付金具58で取付けている。丸パイプ棒60
は、右機枠3の縦桁3bの前面に沿い下方に突設し、締
め付け金具58は、二つ割にした円筒体をクランプボル
ト59で上下、左右を締め付けるように結合し、筒形軸
受53の中間部左側に垂直に形成したものである。な
お、エンジン52は、固定横軸受22を設けた側の機枠
(実施例は右機枠3)に設けるものである。
を示した図13を参照して説明すると、エンジン52
は、原動Vベルト車57を前方かつ前進方向Fと平行に
し、丸パイプ棒60(図7参照)の下端部に、筒形軸受
53の締付金具58で取付けている。丸パイプ棒60
は、右機枠3の縦桁3bの前面に沿い下方に突設し、締
め付け金具58は、二つ割にした円筒体をクランプボル
ト59で上下、左右を締め付けるように結合し、筒形軸
受53の中間部左側に垂直に形成したものである。な
お、エンジン52は、固定横軸受22を設けた側の機枠
(実施例は右機枠3)に設けるものである。
【0034】図1、図2において、61は巻取り軸回転
伝動装置であり、Vベルト伝動装置62と63で構成し
ている。図3、図13も参照し、Vベルト伝動装置62
を説明すると、く形に折り曲げたブラケット64を、前
述の丸パイプ軸60の前面中間部に下端部を固着し、上
端部を丸パイプ軸60と平行に上方に突出する。また、
台形枠65をブラケット6の上面に立設し、その上面に
平鋼板66を立設する(図3参照)。そして、ブラケッ
ト64及び長方形板66の上端部前面に、それぞれ軸受
67及び68を固設し、両軸受に中間軸69を回動自在
に支持すると共に、右機枠3の斜め上前方に右機枠3と
平行かつ水平に横架し、中間軸69に固設したVベルト
車70と原動Vベルト車57との間にVベルト71を巻
掛け、Vベルト伝動装置62にしている。Vベルト伝動
装置63は、軸受68から外方に突出した中間軸69の
右端部にVベルト車72を固設し、巻取り軸21の右端
部に固設したVベルト車73との間にVベルト74を巻
掛け、弾機76を介しVベルト74に接する張り車75
でVベルト74を緊張したものである。
伝動装置であり、Vベルト伝動装置62と63で構成し
ている。図3、図13も参照し、Vベルト伝動装置62
を説明すると、く形に折り曲げたブラケット64を、前
述の丸パイプ軸60の前面中間部に下端部を固着し、上
端部を丸パイプ軸60と平行に上方に突出する。また、
台形枠65をブラケット6の上面に立設し、その上面に
平鋼板66を立設する(図3参照)。そして、ブラケッ
ト64及び長方形板66の上端部前面に、それぞれ軸受
67及び68を固設し、両軸受に中間軸69を回動自在
に支持すると共に、右機枠3の斜め上前方に右機枠3と
平行かつ水平に横架し、中間軸69に固設したVベルト
車70と原動Vベルト車57との間にVベルト71を巻
掛け、Vベルト伝動装置62にしている。Vベルト伝動
装置63は、軸受68から外方に突出した中間軸69の
右端部にVベルト車72を固設し、巻取り軸21の右端
部に固設したVベルト車73との間にVベルト74を巻
掛け、弾機76を介しVベルト74に接する張り車75
でVベルト74を緊張したものである。
【0035】そして、巻取り軸回転伝動装置61は、中
空ロール43の外径が5.5cm、エンジン52でピッ
チ円径9cmの原動Vベルト車57を毎分1000回転
したとき、中空ロール43の初期巻取り速度が毎時1.
8kmになるように、各Vベルト車のピツチ円径を設定
したものである。また、巻取りにより次第に巻取られる
フィルムの外径が大きくなり、巻取り速度が増加するこ
とに対しては、エンジン52の回転速度を低下させて対
応するようにした。なお、図8のように、巻取り軸21
の他端部を旋回上昇する際、Vベルト車73の上部が外
方に傾斜するが、張り車75が弾機76の伸びによって
Vベルト74の緊張を緩めるので、巻取り軸21の旋回
上昇には支障がない。
空ロール43の外径が5.5cm、エンジン52でピッ
チ円径9cmの原動Vベルト車57を毎分1000回転
したとき、中空ロール43の初期巻取り速度が毎時1.
8kmになるように、各Vベルト車のピツチ円径を設定
したものである。また、巻取りにより次第に巻取られる
フィルムの外径が大きくなり、巻取り速度が増加するこ
とに対しては、エンジン52の回転速度を低下させて対
応するようにした。なお、図8のように、巻取り軸21
の他端部を旋回上昇する際、Vベルト車73の上部が外
方に傾斜するが、張り車75が弾機76の伸びによって
Vベルト74の緊張を緩めるので、巻取り軸21の旋回
上昇には支障がない。
【0036】次に、図14、図15は、機枠1Aを、左
機枠2Aと右機枠3A及び棒体4Aで構成した、別な機
枠の実施例を示したものである。この場合は、左機枠2
A及び右機枠3Aを、それぞれ横桁78の外端部を縦桁
77の中間部に縦桁77と直交に固着したものにし、縦
桁77を外方にして左機枠2Aと右機枠3Aを左右に対
向させ、棒体4Aを横桁78、78に水平に連通し、そ
れぞれを棒体4Aに内、外方に摺動自在に取付け、横桁
78の両端部に貫通に設けた止めねじ79で固定するよ
うになっている。そして、機枠1と同様に、機枠1Aは
両外側の縦桁77の下端部からブラケット5及び6を前
進方向に突設し、左機枠2A、右機枠3Aの正面幅が7
0cm、棒体4Aの長さが320cmである。
機枠2Aと右機枠3A及び棒体4Aで構成した、別な機
枠の実施例を示したものである。この場合は、左機枠2
A及び右機枠3Aを、それぞれ横桁78の外端部を縦桁
77の中間部に縦桁77と直交に固着したものにし、縦
桁77を外方にして左機枠2Aと右機枠3Aを左右に対
向させ、棒体4Aを横桁78、78に水平に連通し、そ
れぞれを棒体4Aに内、外方に摺動自在に取付け、横桁
78の両端部に貫通に設けた止めねじ79で固定するよ
うになっている。そして、機枠1と同様に、機枠1Aは
両外側の縦桁77の下端部からブラケット5及び6を前
進方向に突設し、左機枠2A、右機枠3Aの正面幅が7
0cm、棒体4Aの長さが320cmである。
【0037】機枠1Aの場合にも、機枠1の場合と全く
同様に、左右の縦桁77の下端部からハンドル8を前進
方向の後方に逆V形に突設し、支持輪9、9を、角パイ
プで門形に形成した車輪ヨーク80の下端部に軸支し、
車輪ヨーク80の上辺部を、コ形枠金81、ボルト・ナ
ット82で、左右の横桁78にそれぞれ内、外方に摺
動、固定自在に取付けるものである。また、機枠1Aの
ブラケット5に開閉自在軸受23または34を設け、ブ
ラケット6に着脱、固定自在に挿通した棒体19に固定
横軸受22を取付け、巻取り軸21の一端部及び中間部
をそれぞれ固定横軸受22及び開閉自在軸受23または
34に軸支し、巻取り軸21を機枠1Aの前方に前進方
向と直交に横架し、巻取り軸21には、左右一対の巻取
りロール受け42を内、外方に摺動、固定自在に外嵌す
ることも、機枠1の場合と同様である。
同様に、左右の縦桁77の下端部からハンドル8を前進
方向の後方に逆V形に突設し、支持輪9、9を、角パイ
プで門形に形成した車輪ヨーク80の下端部に軸支し、
車輪ヨーク80の上辺部を、コ形枠金81、ボルト・ナ
ット82で、左右の横桁78にそれぞれ内、外方に摺
動、固定自在に取付けるものである。また、機枠1Aの
ブラケット5に開閉自在軸受23または34を設け、ブ
ラケット6に着脱、固定自在に挿通した棒体19に固定
横軸受22を取付け、巻取り軸21の一端部及び中間部
をそれぞれ固定横軸受22及び開閉自在軸受23または
34に軸支し、巻取り軸21を機枠1Aの前方に前進方
向と直交に横架し、巻取り軸21には、左右一対の巻取
りロール受け42を内、外方に摺動、固定自在に外嵌す
ることも、機枠1の場合と同様である。
【0038】さらに、右機枠3Aには、内端部前面に垂
下に固着した丸パイプ棒83の下端部に、前述した右機
枠3の場合と同様に、締付具58を介し前記遠心クラッ
チ付エンジン52を取付ける。また、丸パイプ棒83の
前面に、く形に折り曲げたブラケット84をその下端部
を固着して立設し、ブラケット6の上面に立設した台形
枠85の上面に平鋼板86を立設する。そして、ブラケ
ット84及び平鋼板86の前面にそれぞれ軸受を固設
し、この軸受を介し中間軸87を右機枠3Aの斜め上前
方に機枠と平行かつ水平に横架すると共に、Vベルト伝
動装置88及び89で構成した巻取り軸回転伝動装置9
0を、エンジン52に直結した原動Vベルト車57で回
転するように設けることも、機枠1の場合と同様であ
る。
下に固着した丸パイプ棒83の下端部に、前述した右機
枠3の場合と同様に、締付具58を介し前記遠心クラッ
チ付エンジン52を取付ける。また、丸パイプ棒83の
前面に、く形に折り曲げたブラケット84をその下端部
を固着して立設し、ブラケット6の上面に立設した台形
枠85の上面に平鋼板86を立設する。そして、ブラケ
ット84及び平鋼板86の前面にそれぞれ軸受を固設
し、この軸受を介し中間軸87を右機枠3Aの斜め上前
方に機枠と平行かつ水平に横架すると共に、Vベルト伝
動装置88及び89で構成した巻取り軸回転伝動装置9
0を、エンジン52に直結した原動Vベルト車57で回
転するように設けることも、機枠1の場合と同様であ
る。
【0039】図16は、本機のフィルム巻取り状況を模
式的に示した側面図である。同図において、既に本機の
作用を説明したように、フィルムAを中空ロール43に
巻取ると、フィルムAがクリッピンCで土に固定されて
いるので、本機がフィルムAに引っ張られ左右の支持輪
9を介し矢印F方向にフィルム巻取り速度と同速度で前
進する。このとき、作業者は、支持輪が作物Bを踏まな
いように、ハンドル8で本機を操縦し、またハンドル8
の握り部8cを上下動し、支持輪9を支点にフィルムA
の張り具合を調節し、フィルムが中空ロール43に堅く
巻かれるようにする。そして、本機は、クリップピンC
の抜取りとフィルムAの巻取りを順次繰り返し、畦を被
覆しているマルチ用フィルムを巻取り回収するものであ
ることは、前述したとおりである。
式的に示した側面図である。同図において、既に本機の
作用を説明したように、フィルムAを中空ロール43に
巻取ると、フィルムAがクリッピンCで土に固定されて
いるので、本機がフィルムAに引っ張られ左右の支持輪
9を介し矢印F方向にフィルム巻取り速度と同速度で前
進する。このとき、作業者は、支持輪が作物Bを踏まな
いように、ハンドル8で本機を操縦し、またハンドル8
の握り部8cを上下動し、支持輪9を支点にフィルムA
の張り具合を調節し、フィルムが中空ロール43に堅く
巻かれるようにする。そして、本機は、クリップピンC
の抜取りとフィルムAの巻取りを順次繰り返し、畦を被
覆しているマルチ用フィルムを巻取り回収するものであ
ることは、前述したとおりである。
【0040】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したように構成さ
れているので、以下に記載する効果を奏する。左、右の
機枠を、棒体に対しそれぞれを内、外方に摺動して固定
するという簡単な操作で、機枠を各種幅のマルチ用フィ
ルムを巻取るものにできる。また、巻取り軸を固定横軸
受と開閉自在軸受に軸支したことにより、開閉自在軸受
を開き固定横軸受を介し巻取り軸を旋回上昇できるの
で、前記旋回上昇側の巻取りロール受けを固定を緩めて
巻取り軸から抜取り、中空ロールを巻取り軸に外嵌し、
前記の抜き取った巻取りロール受けを巻取り軸に戻して
固定すれば、各種長さの中空ロールを左右一対の巻取り
ロール受けの間に装着することができる。そして、中空
ロールを装着した巻取り軸を下降して開閉自在軸受に載
せ、開閉自在軸受を閉じ、巻取るフィルムの端末部を中
空ロールに巻き付け、遠心クラッチ付エンジンを回転す
ることにより、各種幅のマルチ用フィルムを巻取ること
ができる。フィルムを巻取った中空ロールは、上述のよ
うに旋回上昇側の巻取りロール受けを巻取り軸から抜き
取れば、簡単に巻取り軸から取り外し回収することがで
きる。
れているので、以下に記載する効果を奏する。左、右の
機枠を、棒体に対しそれぞれを内、外方に摺動して固定
するという簡単な操作で、機枠を各種幅のマルチ用フィ
ルムを巻取るものにできる。また、巻取り軸を固定横軸
受と開閉自在軸受に軸支したことにより、開閉自在軸受
を開き固定横軸受を介し巻取り軸を旋回上昇できるの
で、前記旋回上昇側の巻取りロール受けを固定を緩めて
巻取り軸から抜取り、中空ロールを巻取り軸に外嵌し、
前記の抜き取った巻取りロール受けを巻取り軸に戻して
固定すれば、各種長さの中空ロールを左右一対の巻取り
ロール受けの間に装着することができる。そして、中空
ロールを装着した巻取り軸を下降して開閉自在軸受に載
せ、開閉自在軸受を閉じ、巻取るフィルムの端末部を中
空ロールに巻き付け、遠心クラッチ付エンジンを回転す
ることにより、各種幅のマルチ用フィルムを巻取ること
ができる。フィルムを巻取った中空ロールは、上述のよ
うに旋回上昇側の巻取りロール受けを巻取り軸から抜き
取れば、簡単に巻取り軸から取り外し回収することがで
きる。
【0041】そして、両縁をクリップピン等で地面に固
定し畦を被覆しているフィルムを、機枠に配設した原動
Vベルト車を直結した遠心クラッチ付エンジン及び前記
原動Vベルト車に連動する巻取り軸回転装置の回転で中
空ロールに巻取り、この巻取り作用により本機を前進さ
せるものにしたことにより、前進のために高価な歩行用
トラクタや走行用の駆動装置の必要がなくなり、マルチ
用フィルムの巻取り回収機を安価に提供することができ
る。また、遠心クラッチ付エンジンを用いたことによ
り、エンジンの回転を上げ下げするだけのきわめて簡単
な操作で、前進速度とフィルムの巻取り速度の調節を行
うことができるので、マルチ用フィルムの巻取り回収機
を取り扱いが容易で、作業性の良いものにすることがで
きる。
定し畦を被覆しているフィルムを、機枠に配設した原動
Vベルト車を直結した遠心クラッチ付エンジン及び前記
原動Vベルト車に連動する巻取り軸回転装置の回転で中
空ロールに巻取り、この巻取り作用により本機を前進さ
せるものにしたことにより、前進のために高価な歩行用
トラクタや走行用の駆動装置の必要がなくなり、マルチ
用フィルムの巻取り回収機を安価に提供することができ
る。また、遠心クラッチ付エンジンを用いたことによ
り、エンジンの回転を上げ下げするだけのきわめて簡単
な操作で、前進速度とフィルムの巻取り速度の調節を行
うことができるので、マルチ用フィルムの巻取り回収機
を取り扱いが容易で、作業性の良いものにすることがで
きる。
【0042】機枠に関しては、左右の機枠を、上部、下
部に平行に連通した棒体にそれぞれ内、外方に摺動固定
自在に取付けた場合は、棒体が2本なので機枠の強度を
大きくすることができる。一方、左右の機枠を、中間部
に水平に連通した棒体に摺動、固定自在に取り付けた場
合は、機枠の構成を簡単にすることができる。
部に平行に連通した棒体にそれぞれ内、外方に摺動固定
自在に取付けた場合は、棒体が2本なので機枠の強度を
大きくすることができる。一方、左右の機枠を、中間部
に水平に連通した棒体に摺動、固定自在に取り付けた場
合は、機枠の構成を簡単にすることができる。
【0043】支持輪を左、右の機枠に対しそれぞれ内、
外方に摺動し固定することにより、支持輪の位置を作物
を傷めない位置にすると共に、機枠を圃場面と平行に走
行させることができる。したがって、畦を被覆している
マルチ用フィルムを、作物を傷めないで中空ロールに片
寄りなくスムースに巻取ることができる。また、ハンド
ルを左右の機枠の外側下端部から前進方向の後方に逆V
形に突設したので、握り部を上下動することにより、中
空ロールが支持輪を支点に上下動する。したがって、従
来フィルムを中空ロールに緊密に巻取ることが難しいと
されていたが、ハンドルの握り部を上下動するという簡
単な操作で、フィルムの張り具合いを調節し、フィルム
を中空ロールに緊密に巻取ることができる。
外方に摺動し固定することにより、支持輪の位置を作物
を傷めない位置にすると共に、機枠を圃場面と平行に走
行させることができる。したがって、畦を被覆している
マルチ用フィルムを、作物を傷めないで中空ロールに片
寄りなくスムースに巻取ることができる。また、ハンド
ルを左右の機枠の外側下端部から前進方向の後方に逆V
形に突設したので、握り部を上下動することにより、中
空ロールが支持輪を支点に上下動する。したがって、従
来フィルムを中空ロールに緊密に巻取ることが難しいと
されていたが、ハンドルの握り部を上下動するという簡
単な操作で、フィルムの張り具合いを調節し、フィルム
を中空ロールに緊密に巻取ることができる。
【0044】また、開閉自在軸受を開き、巻取り軸の開
閉軸受側の端末部を旋回上昇し、固定横軸受を一方のブ
ラケットの前端部から取り外すと、巻取り軸を左右の巻
取りロール受けを取付けたまま機枠から分解することが
できる。ハンドルも左右の棒体の基端部を機枠から取り
外すと、機枠と分解ができ、ハンドルを取り外すと、左
右の機枠を固定を緩め棒体の外方に摺動して抜き取るこ
とができる。さらに、左右の支持輪もコ形枠金のボルト
止めを取り外すことによって、機枠から分解することが
できる。そして、機枠の主要部を角パイプで構成したの
で、巻取り回収機を軽量なものにすることができる。し
たがって、本機は、幅の広いフィルムを巻取り可能にし
たものでありながら、機枠を容易に左右の機枠と棒体に
分解し、機枠からハンドル、支持輪及び巻取り軸を分解
することにより、小型トラック等で圃場に運搬し、簡単
に組み立ててフィルムを回収することができる。
閉軸受側の端末部を旋回上昇し、固定横軸受を一方のブ
ラケットの前端部から取り外すと、巻取り軸を左右の巻
取りロール受けを取付けたまま機枠から分解することが
できる。ハンドルも左右の棒体の基端部を機枠から取り
外すと、機枠と分解ができ、ハンドルを取り外すと、左
右の機枠を固定を緩め棒体の外方に摺動して抜き取るこ
とができる。さらに、左右の支持輪もコ形枠金のボルト
止めを取り外すことによって、機枠から分解することが
できる。そして、機枠の主要部を角パイプで構成したの
で、巻取り回収機を軽量なものにすることができる。し
たがって、本機は、幅の広いフィルムを巻取り可能にし
たものでありながら、機枠を容易に左右の機枠と棒体に
分解し、機枠からハンドル、支持輪及び巻取り軸を分解
することにより、小型トラック等で圃場に運搬し、簡単
に組み立ててフィルムを回収することができる。
【0045】さらに、作物が繁茂し過ぎたために、本機
を畦内に入れることができない場合には、杭等を地中に
打ち込み、ハンドルの握り部を前記杭に結合し、支持輪
の前下端部に車止めを差し込み、本機を地上に固定すれ
ば、定置用としてマルチ用フィルムを巻取り回収するこ
とができる。
を畦内に入れることができない場合には、杭等を地中に
打ち込み、ハンドルの握り部を前記杭に結合し、支持輪
の前下端部に車止めを差し込み、本機を地上に固定すれ
ば、定置用としてマルチ用フィルムを巻取り回収するこ
とができる。
【図1】この発明の実施例を示す平面図。
【図2】図1の拡大正面図。
【図3】図1の右側面図。
【図4】左右の機枠を外方に摺動した態様を示す平面
図。
図。
【図5】支持輪要部の分解斜視図。
【図6】開閉自在軸受に軸支した巻取軸の一部を示す斜
視図。
視図。
【図7】図1の要部背面図。
【図8】巻取軸の一端部を旋回上昇した図1要部の背面
図。
図。
【図9】機枠に別な実施例の開閉自在軸受を設けた一部
分の平面図。
分の平面図。
【図10】図9B−B線矢視の拡大断面図。
【図11】巻取りロール受けの一部破断の平面図。
【図12】図11の右側面図。
【図13】図2のA−A線矢視要部の拡大縦断面図。
【図14】機枠が別な実施例の場合を示す本発明機の一
部省略の正面図。
部省略の正面図。
【図15】図14の一部省略の右側面図。
【図16】図1に示す実施例の作業時の態様を模式的に
示した右側面図。
示した右側面図。
1、1A 機枠 2、2A 左機枠 3、3A 右機枠 4、4A 棒体 5、6 ブラケット 8 ハンドル 8a 棒体 8c 握り部 9 支持輪 21 巻取り軸 22 固定横軸受 23、34 開閉自在軸受 42 巻取りロール受け 44 コーン体 52 遠心クラッチ付エンジン 57 原動Vベルト車 61、90 巻取り軸回転伝動装置
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成4年4月30日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0003
【補正方法】変更
【補正内容】
【0003】 また、フィルムを人手で巻取り回収する
ことも行われている。その方法は、風で剥されないよう
にフィルムの両縁を適当間隔で地面に固定しているクリ
ップピンを、フィルムの端末から前方へ適当な距離だけ
抜取り、フィルムの端末を購入時にフィルムが巻かれて
いた厚紙製の中空ロールに二、三回巻き付け、中空ロー
ルに棒を通し、二人の作業者が一人ずつ畦の両側で棒の
端を持ち、中空ロールを手で回しフィルムを巻取りなが
ら前進し回収するものである。
ことも行われている。その方法は、風で剥されないよう
にフィルムの両縁を適当間隔で地面に固定しているクリ
ップピンを、フィルムの端末から前方へ適当な距離だけ
抜取り、フィルムの端末を購入時にフィルムが巻かれて
いた厚紙製の中空ロールに二、三回巻き付け、中空ロー
ルに棒を通し、二人の作業者が一人ずつ畦の両側で棒の
端を持ち、中空ロールを手で回しフィルムを巻取りなが
ら前進し回収するものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】
【作用】 以上のように構成した本機は、左右の機枠の
固定を緩め、棒体に対し内方及び外方に摺動すると、両
者の間隔が縮小及び拡大し、また、巻取るフィルム幅に
対し適当な位置で固定すれば、機枠が各種幅のフィルム
に対応するものになる。このとき、ハンドルは、基端部
の水平回動と前端部の握り部への枢着を介し逆V形の形
状が変形し(図1、図4参照)、また、開閉自在軸受も
巻取り軸に対し左右に滑動し、左右の機枠を内、外方に
支障なく摺動させる。そして、ハンドルは、基端部を機
枠の両側下端部から取り外すと、機枠から分解される。
また、ハンドルを機枠から分解すると、左、右の機枠を
固定を緩めて棒体の外方に摺動し棒体と分解ができ、さ
らに支持輪も固定を緩め左右の機枠から取り外すことが
できるようになる。
固定を緩め、棒体に対し内方及び外方に摺動すると、両
者の間隔が縮小及び拡大し、また、巻取るフィルム幅に
対し適当な位置で固定すれば、機枠が各種幅のフィルム
に対応するものになる。このとき、ハンドルは、基端部
の水平回動と前端部の握り部への枢着を介し逆V形の形
状が変形し(図1、図4参照)、また、開閉自在軸受も
巻取り軸に対し左右に滑動し、左右の機枠を内、外方に
支障なく摺動させる。そして、ハンドルは、基端部を機
枠の両側下端部から取り外すと、機枠から分解される。
また、ハンドルを機枠から分解すると、左、右の機枠を
固定を緩めて棒体の外方に摺動し棒体と分解ができ、さ
らに支持輪も固定を緩め左右の機枠から取り外すことが
できるようになる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】 前述したブラケット6は、図1のよう
に、角パイプの棒体19を前端部に出退自在に挿入し、
上面に貫通に固設した止めねじ20で固定している。2
1は巻取り軸であり、棒体19の下面に取付けた公知の
固定横軸受(英語名、ピロー・ブロック)22に一端部
を軸支し、ブラケット5の前端部に立設した開閉自在軸
受23に中間部を軸支すると共に、機枠1の前方に前進
方向Fと直交に横架している。巻取り軸21は、厚さ
2.9mm、外径30mm、長さ4mの丸パイプで、図
4のように、左、右の機枠2、3を棒体4、4から外方
に跳ね出しても、左端部が開閉自在軸受23から外れな
いようになっている。
に、角パイプの棒体19を前端部に出退自在に挿入し、
上面に貫通に固設した止めねじ20で固定している。2
1は巻取り軸であり、棒体19の下面に取付けた公知の
固定横軸受(英語名、ピロー・ブロック)22に一端部
を軸支し、ブラケット5の前端部に立設した開閉自在軸
受23に中間部を軸支すると共に、機枠1の前方に前進
方向Fと直交に横架している。巻取り軸21は、厚さ
2.9mm、外径30mm、長さ4mの丸パイプで、図
4のように、左、右の機枠2、3を棒体4、4から外方
に跳ね出しても、左端部が開閉自在軸受23から外れな
いようになっている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】 図6は、開閉自在軸受23に軸支した巻
取り軸21の中間部を示した斜視図である。開閉自在軸
受23は、図6のように、板体25をブラケット5の前
端部に立設し、ローラ26、26を板体25の後端面か
ら前進方向Fの後方に外周の一部を突出させ、板体25
に前進方向Fと直交に固設した丸軸27、28を介し上
下対向に軸支している。さらに、29は角パイプで形成
したソケット体であり、ローラ26、26より後方のブ
ラケット6の上面に、前端部をローラ26、26の間の
中間部に対向させて立設し、ソケット体29に出退自在
に挿通した角棒体30を止めねじ31で固定し、角棒体
30の前端部に前進方向と直交に固設した丸軸32にロ
ーラ26を回動自在に取付けている。
取り軸21の中間部を示した斜視図である。開閉自在軸
受23は、図6のように、板体25をブラケット5の前
端部に立設し、ローラ26、26を板体25の後端面か
ら前進方向Fの後方に外周の一部を突出させ、板体25
に前進方向Fと直交に固設した丸軸27、28を介し上
下対向に軸支している。さらに、29は角パイプで形成
したソケット体であり、ローラ26、26より後方のブ
ラケット6の上面に、前端部をローラ26、26の間の
中間部に対向させて立設し、ソケット体29に出退自在
に挿通した角棒体30を止めねじ31で固定し、角棒体
30の前端部に前進方向と直交に固設した丸軸32にロ
ーラ26を回動自在に取付けている。
【手続補正6】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図6
【補正方法】変更
【補正内容】
【図6】
Claims (2)
- 【請求項1】 左機枠と右機枠を、上部、下部に平行に
連通した棒体にそれぞれ内、外方に摺動、固定自在に取
り付け、それぞれの外側下端部から前進方向にブラケッ
トを突設した機枠と、左右の棒体を、それぞれ前記左、
右機枠の外側下端部に基端部を水平回動自在にかつ着脱
可能に取付け、先端部を握り部に枢着し、前進方向の後
方に逆V形に突設したハンドルと、前記左、右の機枠に
それぞれ内、外方に摺動、固定自在に取付け、前記機枠
下方に同高に突設した支持輪と、一方の前記ブラケット
の前端部に着脱自在に設けた固定横軸受に一端部を軸支
し、もう一方の前記ブラケットの前端部に立設した開閉
自在軸受に中間部を軸支すると共に、前記機枠前方に前
進方向と直交に横架した巻取り軸と、前記巻取り軸にコ
ーン体を内向きに対向させ中心部を摺動、固定自在に外
嵌した左右一対の巻取りロール受けと、前記機枠の前記
固定横軸受を設けた側にそれぞれ配設した、原動Vベル
ト車を直結した遠心クラッチ付エンジン及び前記原動V
ベルト車に連動するものにした巻取り軸回転伝動装置と
から成ることを特徴とするマルチ用フィルムの巻取り回
収機。 - 【請求項2】 請求項1の機枠を、左機枠と右機枠を、
中間部に水平に連通した棒体にそれぞれ内、外方に摺
動、固定自在に取付け、それぞれの外側下端部から前進
方向にブラケットを突設したものにしたことを特徴とす
る請求項1記載のマルチ用フィルムの巻取り回収機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3293960A JPH0755104B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | マルチ用フイルムの巻取り回収機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3293960A JPH0755104B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | マルチ用フイルムの巻取り回収機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0614658A true JPH0614658A (ja) | 1994-01-25 |
JPH0755104B2 JPH0755104B2 (ja) | 1995-06-14 |
Family
ID=17801420
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3293960A Expired - Lifetime JPH0755104B2 (ja) | 1991-08-20 | 1991-08-20 | マルチ用フイルムの巻取り回収機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0755104B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100866742B1 (ko) * | 2007-05-03 | 2008-11-03 | 김동문 | 엔진탑재형 비닐하우스의 폐비닐 수거장치 |
CN114467590A (zh) * | 2022-02-14 | 2022-05-13 | 董自豪 | 一种农业种植用拱棚收杆收膜装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS634660U (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-13 | ||
JPH0246545U (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-30 | ||
JP3005358U (ja) * | 1994-06-17 | 1994-12-20 | 株式会社ショウエイ | ろ過器 |
-
1991
- 1991-08-20 JP JP3293960A patent/JPH0755104B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS634660U (ja) * | 1986-06-28 | 1988-01-13 | ||
JPH0246545U (ja) * | 1988-09-21 | 1990-03-30 | ||
JP3005358U (ja) * | 1994-06-17 | 1994-12-20 | 株式会社ショウエイ | ろ過器 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100866742B1 (ko) * | 2007-05-03 | 2008-11-03 | 김동문 | 엔진탑재형 비닐하우스의 폐비닐 수거장치 |
CN114467590A (zh) * | 2022-02-14 | 2022-05-13 | 董自豪 | 一种农业种植用拱棚收杆收膜装置 |
CN114467590B (zh) * | 2022-02-14 | 2023-12-08 | 台州市路桥方兴混凝土厂 | 一种农业种植用拱棚收杆收膜装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0755104B2 (ja) | 1995-06-14 |
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