JP2003218996A - 携帯電話のハンズフリー装置 - Google Patents

携帯電話のハンズフリー装置

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JP2003218996A
JP2003218996A JP2002010237A JP2002010237A JP2003218996A JP 2003218996 A JP2003218996 A JP 2003218996A JP 2002010237 A JP2002010237 A JP 2002010237A JP 2002010237 A JP2002010237 A JP 2002010237A JP 2003218996 A JP2003218996 A JP 2003218996A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンズフリーユニットから制御する携帯電話
を選択するときに必要な作業をなくし、ユーザの利便性
を向上できるようにする。 【解決手段】 操作スイッチ7を用いて発信の要求がさ
れたときに、ブルートゥース通信部4が、複数の携帯電
話10a〜10cとの間で通信を行ってそれぞれから携
帯電話に関する情報を取得し、制御部3が、当該取得し
た情報を比較して何れかの携帯電話を選択するようにす
ることにより、ユーザが携帯電話を選択するための手動
操作を行うことなく、複数の携帯電話10a〜10cの
中から、ハンズフリーユニット1が制御する携帯電話を
自動的に選択することができるようにする。例えば、無
料通話時間情報を利用して無料通話時間が最も長い携帯
電話を選択することにより、より通話料が安く済む携帯
電話を自動的に選択する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は携帯電話のハンズフ
リー装置に関し、特に、Bluetooth(ブルートゥース)
等の無線通信機能を備えた携帯電話を利用したハンズフ
リー通話システムに用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電話操作時の片手運転等を回避す
るために、ハンズフリー通話システムが提供されてい
る。この種のハンズフリー通話システムでは、ハンズフ
リーユニットに専用マイクロホン、専用スピーカあるい
は車載オーディオのスピーカ、携帯電話が接続されてい
る。そして、専用マイクロホンからハンズフリーユニッ
トに入力された送話音声が携帯電話を通じて相手先に送
られるとともに、相手先から携帯電話を通じて受信した
受話音声がハンズフリーユニットを介してスピーカから
出力されるように構成されている。したがって、運転者
は、通話の発信時および受信時を除いて、ハンドルから
手を離すことなく(直接携帯電話を持たずに)相手と通
話することができる。
【0003】最近では、携帯電話をハンズフリーユニッ
トに有線で接続するハンズフリー通話システムに加え
て、近距離無線通信規格の1つであるブルートゥースの
通信部を介して携帯電話をハンズフリーユニットに無線
で接続するシステムも提案されている。有線接続の場合
は、1台のハンズフリーユニットに対して1台の携帯電
話が接続され、その間の通信が1:1で行われる。これ
に対して、ブルートゥースを用いた無線接続の場合は、
1台のハンズフリーユニットに対して複数台の携帯電話
を接続することが可能であり、ハンズフリーユニットと
携帯電話との通信は1:多の関係になり得る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のブルートゥース
は、これを搭載した機器の通信ネットワークへの登録が
自動的に行われるタイプの無線通信システムである。そ
のため、ブルートゥース機能を搭載した携帯電話がハン
ズフリーユニットのそばに複数台あった場合、その何れ
もが、ハンズフリーユニット内のブルートゥース機能を
通じて互いに通信可能な状態となる。一方、ハンズフリ
ー通話システムを用いて電話をかけるときは、携帯電話
を直接操作するのではなく、ハンズフリーユニットに設
けられた操作スイッチを操作することによって発信を要
求する。つまり、発信要求を出力するハンズフリーユニ
ットから見て、その接続先である携帯電話が複数存在す
ることになる。
【0005】したがって、この場合は、通信可能な状態
にある複数台の携帯電話の中から、ハンズフリーユニッ
トから制御する1台の携帯電話を選択する方法を用意し
なければならない。それは、ディスプレイ画面を用意し
て、現在選択可能な携帯電話をリスト表示し、どの携帯
電話を使うのかをユーザに手動で選択させるものかもし
れない。しかしながら、この方法では、通話の発信時に
おいてユーザは、何れかの携帯電話を選択するために煩
わしい操作をしなければならず、利便性に欠けるという
問題があった。また、運転者が携帯電話の選択操作を行
う場合は、完全なハンズフリー通話を実現できないとい
う問題もあった。
【0006】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、ハンズフリーユニットから制御
する携帯電話を選択するときに必要な作業をなくし、ユ
ーザの利便性を向上できるようにすることを第1の目的
とする。また、本発明は、より好ましいハンズフリー通
話を実現できるようにすることを第2の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記した課題を解決する
ために、本発明のハンズフリー装置は、携帯電話が備え
る通信機能部との間で通信を行って携帯電話に関する情
報(例えば、無料通話時間情報、通話料金情報、電界強
度情報、電池残量情報、機種情報など)を取得し、当該
携帯電話から取得した情報を比較して何れかの携帯電話
を選択する。これにより、ユーザが携帯電話を選択する
ための手動操作を行うことなく、ハンズフリー装置と通
信可能なネットワーク内に入っている1以上の携帯電話
の中から、ハンズフリー装置が制御する携帯電話を自動
的に選択することが可能となる。例えば、無料通話時間
情報を利用して無料通話時間が最も長い携帯電話を選択
するようにした場合は、より通話料が安く済む携帯電話
を自動的に選択することができる。
【0008】本発明の他の態様では、上述の選択手法
と、音声認識による発信要求手法とを組み合わせる。例
えば、発信の要求をするときは、まず特定話者認識によ
って何れかの携帯電話を選択する。そして、当該選択し
た携帯電話から必要な情報を取得し、それが所定の条件
を満たすか否か(例えば、無料通話分の残りが少ないか
否か)を判断する。この条件を満たさないときは、その
ままその携帯電話を選択する。一方、この条件を満たす
ときは、上述の選択手法に従って、特定話者認識によっ
て選択された携帯電話以外の携帯電話からも必要な情報
を取得して比較し、何れかの携帯電話を選択する。この
ようにすれば、携帯電話を選択するときだけでなく、そ
の前に発信の要求をするときも、ユーザは手動操作を行
う必要がなくなる。これにより、より理想的なハンズフ
リー通話を実現することができる。しかも、最初はユー
ザの意思で何れか1つの携帯電話を選択することがで
き、その選択した携帯電話が所定の条件を満たすときに
のみ、他の携帯電話から何れかを自動的に選択すること
ができる。
【0009】本発明のその他の態様では、通話中の携帯
電話の無料通話分が所定時間より短くなったかどうかを
監視し、所定時間より短くなったときに、通話中の携帯
電話以外の携帯電話が備える通信機能部との間で通信を
行い、無料通話時間情報を当該通話中の携帯電話以外の
携帯電話から取得する。そして、当該取得した無料通話
時間情報に基づいて所定メッセージの出力を制御する。
例えば、非通話の携帯電話から取得した無料通話時間
が、現在通話中の携帯電話の残り無料通話時間よりも長
い場合に、そのことを音声にてユーザに通知する。この
ようにすれば、何れかの携帯電話を選択して通話中のと
きも、その無料通話分が少なくなり、かつ、それよりも
長い無料通話分を持つ他の携帯電話があるときは、その
ことが自動的に通知されるので、ユーザは必要に応じて
他の携帯電話に切り替えて通話を続けることができる。
なお、通知を行う代わりに、当該他の携帯電話に自動的
に切り替えるように制御しても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。 (第1の実施形態)図1は、本発明の第1の実施形態に
係る携帯電話のハンズフリー通話システムの全体構成例
を示すブロック図である。
【0011】図1において、10a〜10cは携帯電話
であり、通常の通話を行うための通話処理部の他に、ブ
ルートゥース通信部(図示せず)を備えている。携帯電
話10a〜10cは、このブルートゥース通信部によっ
て、ハンズフリーユニット1と無線で接続される。各携
帯電話10a〜10cが備えるブルートゥース通信部
は、ハンズフリーユニット1から送られてくる問い合わ
せに対して、自身の携帯電話に関する情報を応答として
返信する機能を備えている。
【0012】上述のハンズフリーユニット1は、ユーザ
(車両の搭乗者等)が携帯電話10a〜10cを持たず
に相手とハンズフリー通話を行うために必要な各種制御
を実行する。このハンズフリーユニット1は、音声処理
部2、制御部3、ブルートゥース通信部4を備えてい
る。音声処理部2にはマイクロホン5およびスピーカ6
が接続され、制御部3には操作スイッチ7が接続されて
いる。
【0013】音声処理部2は、図示しないマイク用プリ
アンプ、スピーカ用パワーアンプ、音声変調回路、音声
復調回路、電子ボリュームなどの各回路を備えており、
マイク5を通して入力した音声信号を変調して相手に送
信する処理や、相手から受信した音声信号を復調してス
ピーカ6から出力する処理を行う。このとき、相手に送
信する音声信号は、音声処理部2からブルートゥース通
信部4を介して携帯電話10a〜10cの何れか1つに
送られる。また、相手から携帯電話10a〜10cの何
れか1つで受信した音声信号は、ブルートゥース通信部
4を介して音声処理部2に入力される。
【0014】この音声処理部2は、エコーキャンセラ機
能も備えている。エコーキャンセラ機能とは、ハンズフ
リー通話システムを用いた車内のユーザどうしが通話を
する場合などに、自分の話した声が相手のスピーカ6か
ら出力され、それが相手のマイク5から入力されて自分
のスピーカ6に遅れて戻ってくるエコー音を除去する機
能である。
【0015】制御部3は、例えばCPU、ROM、RA
M等を含んだマイクロコンピュータにより構成されるも
のであり、ハンズフリーユニット1の全体を制御する。
例えば、操作スイッチ7の操作状態を検出して、その操
作信号に応じて各種の処理を制御する。通話の発信要
求、音量制御等は、ユーザが操作スイッチ7を操作して
制御部3に指示を与えることによって実行する。また、
本実施形態において制御部3は、ハンズフリーユニット
1と通信可能な状態にある複数台の携帯電話10a〜1
0cの中から、ハンズフリーユニット1から制御する1
台の携帯電話を自動的に選択する処理を実行する。すな
わち、この制御部3は、本発明の選択手段を備えてい
る。
【0016】ユーザは、選択手段を用いて何れかの携帯
電話を選択する前提として、選択の対象となる携帯電話
をあらかじめハンズフリーユニット1(例えば、制御部
3が備えるメモリ等)に登録しておく。これは、ハンズ
フリーユニット1と通信可能なブルートゥースネットワ
ークの範囲内に複数台の携帯電話が入っていても、それ
らの所有者が異なる場合には、どれでも勝手に選択して
通話のために使用すると問題となることがあるからであ
る。なお、この登録は、操作スイッチ7を用いて行うこ
とが可能である。ここでは、3台の携帯電話10a〜1
0cがあらかじめ登録されているものとしている。
【0017】ブルートゥース通信部4は、複数の携帯電
話10a〜10cとの間で無線通信し、種々の情報をや
り取りする。特に、本実施形態では、操作スイッチ7の
操作によって発信の要求が出されたときに、携帯電話1
0a〜10cが備えるブルートゥース通信部(図示せ
ず)との間で通信を行い、携帯電話に関する情報を当該
携帯電話10a〜10cから取得する。ここで取得する
情報は、例えば、携帯電話10a〜10cに設定されて
いる無料通話分の残り時間を表す無料通話時間情報であ
る。この無料通話時間情報が、何れかの携帯電話を選択
する際の判断基準となる。このブルートゥース通信部4
は、本発明の通信手段を構成する。
【0018】次に、上記のように構成した本実施形態の
ハンズフリー通話システムによる携帯電話の選択動作に
ついて説明する。図2は、本実施形態による携帯電話選
択処理の全体の流れを示すフローチャートである。
【0019】図2において、ユーザは、電話をかけると
きは、ハンズフリーユニット1の操作スイッチ7を操作
して発信を要求する(ステップS1)。この発信要求を
受けた制御部3は、ブルートゥース通信部4を制御し
て、図示しないメモリにあらかじめ登録されている携帯
電話10a〜10cに対して無料通話可能な時間を問い
合わせる(ステップS2)。このとき、あらかじめ登録
されている携帯電話10a〜10cで、かつ、ハンズフ
リーユニット1と通信可能なブルートゥースネットワー
クの範囲内に入っている携帯電話があれば、ハンズフリ
ーユニット1からの問い合わせを受信する。今の例で
は、3台の携帯電話10a〜10cが全てハンズフリー
ユニット1からの問い合わせを受信したものとしてい
る。
【0020】ハンズフリーユニット1からの問い合わせ
を受信した携帯電話10a〜10cは、ハンズフリーユ
ニット1のブルートゥース通信部4に対して、自身の無
料通話可能時間を通知する(ステップS3〜S5)。こ
のとき携帯電話10a〜10cは、携帯電話10a〜1
0cが備えるブルートゥース固有のIDと共に無料通話
時間情報を回答する。このように、ブルートゥース通信
部4は、発信の要求が指示されたときに、携帯電話10
a〜10cが備える図示しないブルートゥース通信部と
の間で通信を行い、携帯電話10a〜10cからそれぞ
れの無料通話時間情報を取得する。
【0021】なお、携帯電話10a〜10cの無料通話
時間情報は、例えば、携帯電話10a〜10cの事業主
サーバ(図示せず)等からインターネット等を通じて携
帯電話10a〜10cにてあらかじめ取得し、内部のメ
モリに保持しておく。このメモリ内の無料通話時間は、
通話を行った時間に応じて減じていく。そして、ハンズ
フリーユニット1から問い合わせがあったときに、その
ときメモリ内に保持されている無料通話時間情報を読み
出して通知するようにすれば良い。
【0022】次に、制御部3は、ブルートゥース通信部
4によって携帯電話10a〜10cから取得した無料通
話時間情報を比較して、最も無料通話時間の長い携帯電
話を選択する(ステップS6)。そして、ブルートゥー
ス通信部4を制御して、その選択した携帯電話に対して
コマンド(電話をかける命令であるATDコマンド)を
送信する(ステップS7)。図2の例では、2番目の携
帯電話10bを選択して、当該選択した携帯電話10b
のIDを付けてATDコマンドを送信している。携帯電
話10bは、送信信号に付されている自己のIDを識別
してATDコマンドを受信することにより、通話可能な
状態となる(ステップS8)。
【0023】以上説明したように、第1の実施形態によ
れば、発信が要求されたときに、ハンズフリーユニット
1が携帯電話10a〜10cと通信を行って無料通話時
間情報を取得し、当該取得した情報を比較して何れかの
携帯電話を選択する。これにより、ユーザが携帯電話を
選択するための手動操作を行うことなく、ハンズフリー
ユニット1と通信可能なネットワーク内に入っている1
以上の携帯電話10a〜10cの中から、ハンズフリー
ユニット1が制御する携帯電話を自動的に選択すること
ができる。また、無料通話時間が最も長い携帯電話を選
択することにより、より通話料が安く済む携帯電話を自
動的に選択することができる。
【0024】なお、上記実施形態では、無料通話時間情
報の比較によって何れか1つの携帯電話を選択した後、
ATDコマンドを送信して、当該選択した携帯電話を自
動的に通話状態に設定している。しかし、本発明におい
て携帯電話選択後の動作はこの例に限らず、任意に変更
し得る。例えば、上述のように自動的に選択した携帯電
話を画面表示あるいは音声案内等によりユーザに通知
し、これに応じてユーザが手動でATDコマンドを発行
するようにしても良い。このようにすれば、無料通話分
が最も長い携帯電話がどれであるかを理解した上で、そ
の無料通話分が最も長い携帯電話あるいはそれ以外の携
帯電話を任意に指定して通話することができる。
【0025】また、上記実施形態では、操作スイッチ7
の操作によって発信要求が行われたときに無料通話時間
の問い合わせを行うようにしたが、次のようにしても良
い。すなわち、ハンズフリーユニット1は無料通話時間
の問い合わせ信号を常に出力し、携帯電話10a〜10
cがブルートゥースネットワーク内に入って問い合わせ
信号を受信したときに回答するようにする。このように
すれば、ハンズフリーユニット1の操作スイッチ7を用
いて発信要求を行う前から、ハンズフリーユニット1と
通信可能なネットワーク内に入っている携帯電話の中か
ら無料通話分が最も長い携帯電話を自動的に選択するこ
とができる。これにより、ハンズフリーユニット1を用
いずに携帯電話から直接電話をかけるときも、より通話
料が安く済む携帯電話を選択して使用することができ
る。
【0026】また、上記実施形態では、ハンズフリーユ
ニット1のブルートゥース通信部4によって取得する携
帯電話10a〜10cに関する情報は無料通話時間情報
であり、無料通話時間情報によって示される無料通話分
の残り時間が最も長い携帯電話を選択する例について説
明したが、本発明はこの例に限定されない。例えば、ハ
ンズフリーユニット1のブルートゥース通信部4が携帯
電話10a〜10cから取得する情報は、通常の通話料
金(単位時間当たりの料金等)に関する情報であっても
良い。この場合、制御部3は、通話料金情報によって示
される通話料が最も安い携帯電話を選択する。通話料金
は、曜日や時間帯によって異なることが多い。したがっ
て、携帯電話10a〜10cは、問い合わせの行われた
曜日や時間帯に応じて適切な料金情報を通知するのが好
ましい。
【0027】また、ハンズフリーユニット1のブルート
ゥース通信部4が携帯電話10a〜10cから取得する
情報は、無料通話時間情報と通常の通話料金情報との双
方であっても良い。この場合、制御部3は、無料通話時
間情報と通常の通話料金情報との双方を加味して何れか
1つの携帯電話を選択する。このようにすれば、無料通
話分を超過して長時間電話をかけた場合でも、より通話
料が安く済む可能性が高い携帯電話を選択することがで
きる。
【0028】この場合において、ユーザごとにこれまで
の平均通話時間等を実績データとして蓄積しておき、そ
の実績データも選択の判断に利用するようにしても良
い。このようにすれば、残りの無料通話分だけで電話が
かけられるか、無料通話分を超過する可能性があるか、
超過する場合にはどの程度超過する可能性があるか等に
ついて予測することができ、より通話料が安く済む携帯
電話の選択確率を高めることができる。
【0029】なお、携帯電話10a〜10cに関する上
述の実績データは、ハンズフリーユニット1が収集して
内部メモリに保持しておいても良いし、携帯電話10a
〜10cがそれぞれの内部メモリに保持しておいても良
い。ハンズフリーユニット1が実績データをまとめて保
持する場合、携帯電話10a〜10cの実績データは、
ハンズフリーユニット1の内部メモリから読み出せば良
い。また、携帯電話10a〜10cがそれぞれ実績デー
タを保持する場合は、ステップS3〜S5で携帯電話1
0a〜10cが自身の無料通話可能時間を回答する際
に、自身の実績データを合わせて通知するようにすれば
良い。
【0030】また、携帯電話の無料通話分は、月単位あ
るいは年単位で管理され、月末あるいは年末などで有効
期限が締められることが多い。そこで、無料通話分の締
めに近い所定時期(例えば、月末の5日間)にのみ上述
の選択動作を有効にするようにしても良い。すなわち、
図2のフローチャート中において、ステップS1とステ
ップS2との間で上述の所定時期に該当するか否かを判
定し、該当する場合にのみステップS2以降の動作を行
うように制御する。このような制御は、ハンズフリーユ
ニット1が備えるカレンダ情報に基づいて制御部3にて
行うことができる。この場合の制御部3は、本発明の制
御手段を構成する。
【0031】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。図3は、本発明の第2の実
施形態に係るハンズフリー通話システムの全体構成例を
示すブロック図である。なお、この図3において、図1
に示した符号と同一の符号を付したものは互いに同一の
機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を
省略する。図3において図1と異なるのは、音声処理部
8および音声登録メモリ9である。
【0032】第2の実施形態に係る音声処理部8は、第
1の実施形態に係る音声処理部2と同様の処理を行うこ
とに加えて、特定話者認識に関する処理も行う。特定話
者認識は、音声入力装置としてのマイク5から入力され
た話者音声と、あらかじめ音声登録メモリ9に登録して
おいた話者音声とを比較して、特定の話者と当該話者が
発した音声の内容とを認識する処理を言う。
【0033】音声登録メモリ9に登録する言葉と、それ
に応じて行う処理の実行命令とを関連付けておくことに
より、特定の言葉をマイク5から入力することによっ
て、所望の動作をハンズフリーユニット1に行わせるこ
とができる。例えば、マイク5に向かって「電話」と話
すことによって、操作スイッチ7を操作することなく発
信要求を行うことができる。また、話者の声と、使用す
る携帯電話とを1:1に関連付けておくことにより、声
に基づき認識した話者に対応する特定の携帯電話に対し
て発信要求を行うことができる。すなわち、同じ「電
話」という言葉を話しても、話者が異なれば使用する携
帯電話も異なる。
【0034】第2の実施形態は、このような音声を用い
た特定話者認識による携帯電話の選択手法と、第1の実
施形態で説明した携帯電話の選択手法とを組み合わせた
ものである。以下に、上記のように構成した第2の実施
形態に係るハンズフリー通話システムによる携帯電話の
選択動作について説明する。図4は、本実施形態による
携帯電話選択処理の全体の流れを示すフローチャートで
ある。
【0035】図4において、ユーザは、電話をかけると
きは、音声による特定話者認識によって発信を要求する
(ステップS11)。この発信要求を受けた制御部3
は、ブルートゥース通信部4を制御して、携帯電話10
a〜10cの何れかに対して無料通話可能な時間を問い
合わせる(ステップS12)。特定話者認識を用いた場
合、どの携帯電話を使用するかはこの段階で一意に特定
される。今の例では、2番目の携帯電話10bが特定さ
れたものとしている。したがって、この場合における無
料通話可能時間の問い合わせは、特定話者認識によって
選択された特定の携帯電話10bに対してのみ行う。
【0036】ハンズフリーユニット1からの問い合わせ
を受信した携帯電話10bは、ハンズフリーユニット1
のブルートゥース通信部4に対して、自身の無料通話可
能時間を回答する(ステップS13)。このとき携帯電
話10bは、自身が備えるブルートゥース固有のIDと
共に無料通話時間情報を通知する。
【0037】次に、制御部3は、ブルートゥース通信部
4によって携帯電話10bから取得した無料通話時間情
報に基づいて、無料通話分の残り時間が少ないかどうか
を判定する(ステップS14)。例えば、無料通話分の
残り時間が、あらかじめ定めた所定の時間よりも短いか
否かを判定する。また、ユーザごとの平均通話時間等を
実績データとして蓄積しておき、その実績データに応じ
て、無料通話時間情報との比較対象となる所定の時間を
変動させるようにしても良い。例えば、平均通話時間が
10分のユーザに対しては上記所定の時間を10分に設
定し、平均通話時間が5分のユーザに対しては上記所定
の時間を5分に設定するといった具合である。このよう
にすれば、特定話者認識によって特定される話者ごと
に、無料通話分の残り時間が少ないか否かの判断基準を
適切に変えることができる。
【0038】なお、携帯電話10a〜10cに関する上
述の実績データは、ハンズフリーユニット1が収集して
内部メモリに保持しておいても良いし、携帯電話10a
〜10cがそれぞれの内部メモリに保持しておいても良
い。ハンズフリーユニット1が実績データをまとめて保
持する場合、携帯電話10bの実績データは、ハンズフ
リーユニット1の内部メモリから該当するものを読み出
せば良い。また、携帯電話10a〜10cがそれぞれ実
績データを保持する場合は、ステップS13で携帯電話
10bが自身の無料通話可能時間を回答する際に、自身
の実績データを合わせて通知するようにすれば良い。
【0039】上記ステップS14において、「無料通話
分の残り時間が少ない」という条件を満たさないと判定
した場合には、ステップS19に進み、特定話者認識に
よって特定された携帯電話10bをそのまま選択する。
一方、無料通話分の残り時間が少ないと判定した場合に
は、ブルートゥース通信部4を制御して、特定話者認識
によって特定された携帯電話10b以外の携帯電話10
a,10cに対して無料通話可能な時間を問い合わせる
(ステップS15)。この問い合わせを受信した携帯電
話10a,10cは、ハンズフリーユニット1のブルー
トゥース通信部4に対して、無料通話可能時間を自身の
IDと共に回答する(ステップS16,S17)。
【0040】次に、制御部3は、ブルートゥース通信部
4によって携帯電話10a,10cから取得した無料通
話時間情報に基づいて、無料通話分の残り時間が多いか
どうかを判定する(ステップS18)。例えば、携帯電
話10a,10cに関する無料通話分の残り時間の少な
くとも一方が、特定話者認識によって特定された携帯電
話10bに関する無料通話分の残り時間よりも長いか否
かを判定する。
【0041】ここで、携帯電話10a,10cの何れに
関しても、携帯電話10bよりも無料通話可能時間が短
い場合は、特定話者認識によって特定された携帯電話1
0bをそのまま選択する(ステップS19)。また、携
帯電話10a,10cの少なくとも一方について携帯電
話10bよりも無料通話可能時間が長い場合は、その携
帯電話10a,10cから取得した無料通話時間情報を
比較して、無料通話時間の長い方の携帯電話を選択する
(ステップS20)。
【0042】ステップS19あるいはステップS20に
おいて何れかの携帯電話を選択した後、制御部3は、ブ
ルートゥース通信部4を制御して、その選択した携帯電
話に対してコマンド(電話をかける命令であるATDコ
マンド)を送信する(ステップS21)。図4の例で
は、3番目の携帯電話10cを選択して、当該選択した
携帯電話10cのIDを付けてATDコマンドを送信し
ている。携帯電話10cは、送信信号に付されている自
己のIDを識別してATDコマンドを受信することによ
り、通話可能な状態となる(ステップS22)。
【0043】以上説明したように、第2の実施形態によ
れば、第1の実施形態で述べたようにユーザが操作スイ
ッチ7を用いた手動操作を行うことなく携帯電話を自動
的に選択することができるだけでなく、その前提として
発信の要求をするときも、ユーザは音声による指示を行
えば良く、手動操作は行う必要がなくなる。これによ
り、より理想的なハンズフリー通話を実現することがで
きる。また、最初は特定話者認識によってユーザの意思
で任意の携帯電話を選択することができるとともに、音
声認識によって特定した携帯電話の無料通話可能時間が
短いときは、その他の携帯電話の中で無料通話可能時間
がより長いものを自動的に選択することができ、より通
話料が安く済む携帯電話を選択することができる。
【0044】なお、上記第2の実施形態でも、無料通話
時間情報の比較によって何れか1つの携帯電話を選択し
た後、ATDコマンドを送信して、当該選択した携帯電
話を自動的に通話状態に設定している。しかし、本発明
において携帯電話選択後の動作はこの例に限らず、任意
に変更し得る。
【0045】また、上記第2の実施形態でも、ハンズフ
リーユニット1のブルートゥース通信部4によって取得
する携帯電話10a〜10cに関する情報が無料通話時
間情報である例について説明したが、通常の通話料金
(単位時間当たりの料金等)に関する情報、あるいはこ
れら双方の情報であっても良い。
【0046】また、第2の実施形態においても第1の実
施形態と同様に、無料通話分の締めに近い所定時期(例
えば、月末の5日間)にのみ上述の選択動作を有効にす
るような変形例を適用することが可能である。
【0047】また、上記第2の実施形態では、特定話者
認識によって最初に何れか1つの携帯電話を特定してい
るが、最初は単に音声認識によって発信を要求するだけ
で、それ以降は第1の実施形態と同様の処理を行うよう
にしても良い。この場合の動作は、図2のフローチャー
トにおいて、ステップS1の処理を、音声認識(話者の
特定までは必要でなく、発信要求を行うために関連付け
られた言葉を認識すれば良い)による発信要求に置き換
えたものとなる。この場合も、より理想的なハンズフリ
ー通話を実現することが可能である。
【0048】(第3の実施形態)次に、本発明の第3の
実施形態について説明する。第3の実施形態は、上述し
た第1の実施形態あるいは第2の実施形態を更に改良し
たものである。第3の実施形態に係るハンズフリー通話
システムの全体構成は、図1あるいは図3に示したもの
と同様である。以下に、第3の実施形態に係るハンズフ
リー通話システムによる携帯電話の選択動作について説
明する。
【0049】図5は、第3の実施形態による携帯電話選
択処理の流れの一部を示すフローチャートであり、図2
あるいは図4に示す処理によって何れかの携帯電話を選
択して通話を開始した後の処理を示す。図5の例では、
図2の処理によって2番目の携帯電話10bを選択して
通話を開始した後の処理を示している。
【0050】図5において、制御部3は、通話中である
携帯電話10bの無料通話分がなくなりそうか否かを定
期的に判定する(ステップS31)。例えば、通話を開
始してから(ATDコマンドに対する応答を受信してか
ら)の経過時間をハンズフリーユニット1においてカウ
ントする。そして、図2のステップS4で携帯電話10
bより取得した通話開始前の無料通話可能時間から、当
該カウントした経過時間を差し引くことにより、無料通
話分の残り時間を常に把握することが可能である。
【0051】無料通話分がなくなりそうか否かの判定
は、具体的には、無料通話分の残り時間が、あらかじめ
定めた所定の時間よりも短いか否かを判定することによ
って行う。また、ユーザごとの平均通話時間等を実績デ
ータとして蓄積しておき、その実績データに応じて、上
記所定の時間を変動させるようにしても良い。このよう
にすれば、無料通話分がなくなりそうか否かの判断基準
をユーザごとに適切に変えることができる。
【0052】上記ステップS31において、無料通話分
がまだなくなりそうでないと判定した場合には、以降は
何も行わずに処理を終了する。この場合、携帯電話10
bを用いた通話が継続して行われる。一方、無料通話分
がなくなりそうと判定した場合には、制御部3はブルー
トゥース通信部4を制御して、通話中の携帯電話10b
以外の携帯電話10a,10cに対して無料通話可能な
時間を問い合わせる(ステップS32)。この問い合わ
せを受信した携帯電話10a,10cは、ハンズフリー
ユニット1のブルートゥース通信部4に対して、無料通
話可能時間を自身のIDと共に回答する(ステップS3
3,S34)。
【0053】次に、制御部3は、ブルートゥース通信部
4によって携帯電話10a,10cから取得した無料通
話時間情報に基づいて、当該携帯電話10a,10cに
関して長い無料通話分があるかどうかを判定する(ステ
ップS35)。例えば、上記ステップS31での判定基
準に用いた所定の時間よりも長い無料通話分があるか否
かを判定する。または、携帯電話10a,10cに関す
る無料通話分の残り時間の少なくとも一方が、通話中の
携帯電話10bに関する無料通話分の残り時間よりも長
いか否かを判定するようにしても良い。
【0054】ここで、携帯電話10a,10cの何れに
関しても長い無料通話分がないと判断した場合は、以降
は何も行わずに処理を終了する。また、携帯電話10
a,10cの少なくとも一方について長い無料通話分が
あると判断した場合は、その携帯電話10a,10cか
ら取得した無料通話時間情報を比較して、無料通話時間
の長い方の携帯電話を選択する(ステップS36)。
【0055】そして、制御部3は、現在通話中の携帯電
話10bに関する無料通話分の残り時間が短いことと、
それよりも長い無料通話分を持っている他の携帯電話と
をユーザに知らせるメッセージを出力する(ステップS
37)。このメッセージ出力は、例えばハンズフリーユ
ニット1の画面上に表示することによって行っても良い
し、スピーカ6から音声にてアナウンスすることによっ
て行っても良い。この場合の制御部3は、本発明の報知
手段を構成する。メッセージを受け取ったユーザは、必
要に応じて操作スイッチ7を操作することにより、ハン
ズフリーユニット1から制御する携帯電話を切り替えて
通話を続ける(それまで通話中であった携帯電話10b
をいったん切り、他の携帯電話で再度発信する)ことが
可能である。
【0056】以上説明したように、第3の実施形態によ
れば、最初の発信時に何れかの携帯電話を自動的に選択
できるばかりでなく、選択した携帯電話を用いて通話中
のときも、その無料通話分が少なくなり、かつ、それよ
りも長い無料通話分を持つ他の携帯電話があるときは、
そのことが自動的にユーザに知らされる。これによりユ
ーザは、必要に応じて他の携帯電話に切り替えて通話を
続けることができ、携帯電話の通話料をより安く済ませ
ることができる。
【0057】なお、上記第3の実施形態では、メッセー
ジの内容として、現在通話中の携帯電話に関する無料通
話分の残り時間が短いこと、それよりも長い無料通話分
を持っている他の携帯電話がどれであるかということを
含んでいる。これに対して、図5のステップS32〜S
36の処理は行わずにステップS31から直ちにステッ
プS37に移行して、現在通話中の携帯電話に関する無
料通話分の残り時間が短いことのみをユーザに知らせる
ようにしても良い。
【0058】また、上記実施形態では、現在通話中の携
帯電話から他の携帯電話に切り替えるか否かは、メッセ
ージを受け取ったユーザの裁量に任されていた。これに
対して、現在通話中の携帯電話に関する無料通話分の残
り時間が少なくなったときは、使用する携帯電話を強制
的に切り替えるようにしても良い。図6は、その場合の
動作例を示すフローチャートである。
【0059】図6において、制御部3は、通話中である
携帯電話10bの無料通話分がなくなりそうか否かを定
期的に判定する(ステップS41)。この判定は、図5
のステップS31における判定と同様である。ここで、
無料通話分がまだなくなりそうでないと判定した場合に
は、以降は何も行わずに処理を終了する。一方、無料通
話分がなくなりそうと判定した場合には、制御部3は、
ブルートゥース通信部4を制御して、通話中の携帯電話
10bに対してコマンド(電話を切る命令であるATH
コマンド)を送信する(ステップS42)。この切断コ
マンドの送信に先立って、切断する旨のメッセージを通
話の相手にアナウンスするようにしても良い。通話中の
携帯電話10bは、自己のIDを識別してATHコマン
ドを受信することにより、切断状態となる(ステップS
43)。
【0060】次に、制御部3は、ブルートゥース通信部
4を制御して、通話中であった携帯電話10b以外の携
帯電話10a,10cに対して無料通話可能な時間を問
い合わせる(ステップS44)。この問い合わせを受信
した携帯電話10a,10cは、ハンズフリーユニット
1のブルートゥース通信部4に対して、無料通話可能時
間を自身のIDと共に回答する(ステップS45,S4
6)。
【0061】ブルートゥース通信部4によって携帯電話
10a,10cから無料通話時間情報を取得した後、制
御部3は、それらの無料通話時間情報を比較して、無料
通話可能時間が長い方の携帯電話を選択する(ステップ
S47)。そして、制御部3は、ブルートゥース通信部
4を制御して、その選択した携帯電話(図5の例では1
番目の携帯電話10a)に対してATDコマンドをID
と共に送信する(ステップS48)。携帯電話10a
は、自己のIDを識別してATDコマンドを受信するこ
とにより、通話可能な状態となる(ステップS49)。
【0062】(第4の実施形態)次に、本発明の第4の
実施形態について説明する。図7は、本発明の第4の実
施形態に係るハンズフリー通話システムの全体構成例を
示すブロック図である。なお、この図7において、図1
に示した符号と同一の符号を付したものは互いに同一の
機能を有するものであるので、ここでは重複する説明を
省略する。図7において図1と異なるのは、ハンズフリ
ーユニット1の構成として通話処理部11が追加された
点である。
【0063】通話処理部11は、本発明の第2の通信手
段に相当するものであり、サービスセンタ20との間で
通話に関する処理を実行する。サービスセンタ20は、
例えば、ある電話機から発信可能な電話番号をサービス
センタ20だけに固定した場合には、その電話の基本料
金を安くする等のサービスを提供しているものである。
つまり、通話処理部11から発信可能な電話番号は、サ
ービスセンタ20の電話番号に固定されている。この場
合、通話の相手先にはサービスセンタ20を介して接続
することになる。サービスセンタ20は、携帯電話と同
様の無料通話サービスも提供している。
【0064】上記第1〜第3の実施形態では、複数台の
携帯電話の中から最も無料通話時間の長いものを選択し
たが、無料通話サービスを提供しているのは携帯電話に
限られない。そこで第4の実施形態では、ブルートゥー
ス通信部4によって携帯電話10a〜10cから取得し
た無料通話時間情報と、通話処理部11によってサービ
スセンタ20から取得した無料通話時間情報とを比較し
て、より安く済む方(何れかの携帯電話またはサービス
センタ)を選択する。また、無料通話時間情報に代え
て、あるいはこれに加えて、通常の通話料金(単位時間
当たりの料金等)に関する情報を用いて選択するように
しても良い。
【0065】以上第1〜第4の実施形態について説明し
たが、本発明はこれらに限定されるものではない。例え
ば、ブルートゥース通信部4によって携帯電話10a〜
10cから取得する情報は、電界強度情報であっても良
い。この場合において制御部3は、例えば、電界強度情
報によって示される受信感度が最も強い携帯電話を選択
する。あるいは、受信感度が極端に弱い携帯電話は選択
しないようにする。このようにすれば、通話状態が最も
良好な携帯電話を自動的に選択することができる。
【0066】また、ブルートゥース通信部4によって携
帯電話10a〜10cから取得する情報は、電池残量情
報であっても良い。この場合において制御部3は、例え
ば、電池残量情報によって示される電池残量が最も多い
携帯電話を選択する。このようにすれば、通話の途中で
電池切れによって受話音質が低下したり、通信が切断さ
れてしまう可能性の少ない携帯電話を自動的に選択する
ことができる。
【0067】また、ブルートゥース通信部4によって携
帯電話10a〜10cから取得する情報は、携帯電話の
機種情報であっても良い。この場合において制御部3
は、機種情報によって示される通話音質が最も良い携帯
電話を選択する。通話音質の良し悪しは、その機種の性
能等によって事前にある程度分かっていることが多い。
そこで、各機種の通話音質の良好さをあらかじめランク
付けしてデータとして保持しておくことにより、通話音
質が最も良好な携帯電話を自動的に選択することができ
る。
【0068】また、ブルートゥース通信部4によって携
帯電話10a〜10cから携帯電話の機種情報を取得す
る場合において、制御部3は、機種情報によって示され
るデータ通信速度が最も速い携帯電話を選択するように
しても良い。今後、車内の所定箇所にカメラ等を設置し
て、携帯電話を用いて音声と共に画像や映像を送受信
し、受信した画像や映像を画面上に表示することによ
り、携帯電話のハンズフリーシステムをテレビ電話のよ
うに利用することが予想される。この場合、データ量の
多い画像データ等を送受信するためには、データ通信速
度は速い方が好ましい。そこで、各機種のデータ通信速
度をあらかじめランク付けしてデータとして保持してお
くことにより、通信速度が最も速い携帯電話を自動的に
選択することができる。
【0069】また、上記第1〜第4の実施形態では、ハ
ンズフリーユニット1と携帯電話10a〜10cとの間
の通信を、ブルートゥース技術により行う例について説
明したが、いわゆる無線LAN等の他の無線通信技術に
より行うようにしても良い。また、無線通信に限らず、
1台のハンズフリーユニット1と複数台の携帯電話10
a〜10cとを有線で接続して通信を行うようにしても
良い。何れの場合も、本発明の選択手法を適用すること
が可能である。
【0070】その他、以上に説明した各実施形態は、何
れも本発明を実施するにあたっての具体化の一例を示し
たものに過ぎず、これによって本発明の技術的範囲が限
定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本
発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱するこ
となく、様々な形で実施することができる。
【0071】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
携帯電話が備える通信機能部との間で通信を行って携帯
電話に関する情報を取得し、当該携帯電話から取得した
情報を比較して何れかの携帯電話を選択するようにした
ので、通信可能なネットワーク内に入っている1以上の
携帯電話の中から、ハンズフリー装置が制御する携帯電
話を自動的に選択することが可能となる。例えば、無料
通話時間情報を利用して無料通話時間が最も長い携帯電
話を選択するようにした場合は、より通話料が安く済む
携帯電話を自動的に選択することができる。
【0072】本発明の他の態様では、音声認識によって
発信を要求する手段を更に備えたので、携帯電話を選択
するときだけでなく、その前に発信の要求をするとき
も、ユーザは手動操作を行う必要がなくなり、より理想
的なハンズフリー通話を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るハンズフリー通
話システムの全体構成例を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態による携帯電話選択処理の全体
の流れを示すフローチャートである。
【図3】本発明の第2の実施形態に係るハンズフリー通
話システムの全体構成例を示すブロック図である。
【図4】第2の実施形態による携帯電話選択処理の全体
の流れを示すフローチャートである。
【図5】第3の実施形態による携帯電話選択処理の流れ
の一部を示すフローチャートである。
【図6】第3の実施形態による携帯電話選択処理の流れ
に関して他の例を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第4の実施形態に係るハンズフリー通
話システムの全体構成例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 ハンズフリーユニット 2 音声処理部 3 制御部 4 ブルートゥース通信部 5 マイク 6 スピーカ 7 操作スイッチ 8 音声処理部 9 音声登録メモリ 10a〜10c 携帯電話 11 通話処理部 20 サービスセンタ

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯電話を持たずに相手と通話可能にし
    たハンズフリー装置であって、 上記携帯電話が備える通信機能部との間で通信を行い、
    上記携帯電話に関する情報を当該携帯電話から取得する
    通信手段と、 上記通信手段によって1以上の携帯電話から取得した情
    報を比較して、その比較結果に基づいて何れかの携帯電
    話を選択する選択手段とを備えたことを特徴とする携帯
    電話のハンズフリー装置。
  2. 【請求項2】 音声入力装置から入力された話者音声を
    認識して、その認識結果に基づいて上記携帯電話の発信
    を要求する手段を更に備え、 上記通信手段は、音声認識によって上記携帯電話の発信
    が要求されたときに、上記携帯電話が備える通信機能部
    との間で通信を行い、上記携帯電話に関する情報を当該
    携帯電話から取得することを特徴とする請求項1に記載
    の携帯電話のハンズフリー装置。
  3. 【請求項3】 携帯電話を持たずに相手と通話可能にし
    たハンズフリー装置であって、 音声入力装置から入力された発信要求のための話者音声
    と、あらかじめ記録媒体に登録しておいた話者音声とを
    比較して、その比較結果に基づいて認識した話者に対応
    する携帯電話を選択する特定話者認識・選択手段と、 上記特定話者認識・選択手段によって選択された上記話
    者に対応する携帯電話および所定の条件を満たすときに
    はそれ以外の携帯電話が備える通信機能部との間で通信
    を行い、上記携帯電話に関する情報を当該携帯電話から
    取得する通信手段と、 上記通信手段によって1以上の携帯電話から取得した情
    報に基づいて、上記話者に対応する携帯電話およびそれ
    以外の携帯電話の中から何れかを選択する選択手段とを
    備えたことを特徴とする携帯電話のハンズフリー装置。
  4. 【請求項4】 上記選択手段は、上記話者に対応する携
    帯電話から取得した情報が上記所定の条件を満たすか否
    かを判断して、上記所定の条件を満たさないときは上記
    話者に対応する携帯電話を選択し、上記所定の条件を満
    たすときは、上記通信手段によって上記話者に対応する
    携帯電話以外の携帯電話から更に取得した情報を比較し
    て、その比較結果に基づいて何れかの携帯電話を選択す
    ることを特徴とする請求項3に記載の携帯電話のハンズ
    フリー装置。
  5. 【請求項5】 上記通信手段によって取得する上記携帯
    電話に関する情報は無料通話時間情報であり、上記選択
    手段は、上記無料通話時間情報によって示される無料通
    話分の残り時間が最も長い携帯電話を選択することを特
    徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の携帯電話の
    ハンズフリー装置。
  6. 【請求項6】 上記無料通話分の有効期限に近い所定時
    期にのみ上記通信手段および上記選択手段の動作を有効
    にする制御手段を備えたことを特徴とする請求項5に記
    載の携帯電話のハンズフリー装置。
  7. 【請求項7】 通話中の携帯電話の無料通話分が所定時
    間より短くなったかどうかを監視し、上記所定時間より
    短くなったときに上記通信手段を動作させる制御手段を
    備え、 上記制御手段により動作が有効にされた上記通信手段
    は、上記通話中の携帯電話以外の携帯電話が備える通信
    機能部との間で通信を行い、上記無料通話時間情報を当
    該通話中の携帯電話以外の携帯電話から取得し、 上記通信手段によって上記通話中の携帯電話以外の携帯
    電話から取得した無料通話時間情報に基づいて、所定メ
    ッセージの出力を制御する報知手段を更に備えたことを
    特徴とする請求項5に記載の携帯電話のハンズフリー装
    置。
  8. 【請求項8】 上記携帯電話以外のサービスセンタ装置
    が備える通信機能部との間で通信を行い、上記サービス
    センタ装置に関する無料通話時間情報を当該サービスセ
    ンタ装置から取得する第2の通信手段を備え、 上記選択手段は、上記通信手段によって1以上の携帯電
    話から取得した無料通話時間情報と、上記第2の通信手
    段によって上記サービスセンタ装置から取得した無料通
    話時間情報とを比較して、その比較結果に基づいて何れ
    かの携帯電話またはサービスセンタ装置を選択すること
    を特徴とする請求項5に記載の携帯電話のハンズフリー
    装置。
  9. 【請求項9】 上記通信手段によって取得する上記携帯
    電話に関する情報は通話料金情報であり、上記選択手段
    は、上記通話料金情報によって示される通話料が最も安
    い携帯電話を選択することを特徴とする請求項1〜4の
    何れか1項に記載の携帯電話のハンズフリー装置。
  10. 【請求項10】 上記通信手段によって取得する上記携
    帯電話に関する情報は電界強度情報であり、上記選択手
    段は、上記電界強度情報によって示される受信感度が最
    も強い携帯電話を選択することを特徴とする請求項1〜
    4の何れか1項に記載の携帯電話のハンズフリー装置。
  11. 【請求項11】 上記通信手段によって取得する上記携
    帯電話に関する情報は電池残量情報であり、上記選択手
    段は、上記電池残量情報によって示される電池残量が最
    も多い携帯電話を選択することを特徴とする請求項1〜
    4の何れか1項に記載の携帯電話のハンズフリー装置。
  12. 【請求項12】 上記通信手段によって取得する上記携
    帯電話に関する情報は機種情報であり、上記選択手段
    は、上記機種情報によって示される通話音質が最も良い
    携帯電話を選択することを特徴とする請求項1〜4の何
    れか1項に記載の携帯電話のハンズフリー装置。
  13. 【請求項13】 上記通信手段によって取得する上記携
    帯電話に関する情報は機種情報であり、上記選択手段
    は、上記機種情報によって示されるデータ通信速度が最
    も速い携帯電話を選択することを特徴とする請求項1〜
    4の何れか1項に記載の携帯電話のハンズフリー装置。
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