JP2003218127A - 電界効果トランジスタ用エピタキシャルウェハ及び電界効果トランジスタ並びにその製造方法 - Google Patents

電界効果トランジスタ用エピタキシャルウェハ及び電界効果トランジスタ並びにその製造方法

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JP2003218127A
JP2003218127A JP2002012469A JP2002012469A JP2003218127A JP 2003218127 A JP2003218127 A JP 2003218127A JP 2002012469 A JP2002012469 A JP 2002012469A JP 2002012469 A JP2002012469 A JP 2002012469A JP 2003218127 A JP2003218127 A JP 2003218127A
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倫夫 木原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】SiC基板上への一回の成長で欠陥が少なくゲ
ート−ドレイン耐圧の高いGaN系電界効果トランジス
タ構造のエピタキシャルウェハを得ること。 【解決手段】SiC基板6上に、AlN層5を介して、
GaNバッファ層4を含む窒化物混晶をチャネル層とす
る窒化ガリウム系電界効果トランジスタ構造を有するエ
ピタキシャルウェハを製造するに際し、AlN層5の成
長時のV/III比を50以上1000以下とし、その成
長温度を1050℃以上1400℃以下とすることで、
膜厚が5nm以上25nm以下であるAlN層5を二次
元核成長させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化ガリウム系化
合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシ
ャルウェハ及び電界効果トランジスタ並びにその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、窒化ガリウム(GaN)の成長
は、サファイア(α−Al23)やシリコンカーバイド
(SiC)基板上へ、気相成長法(VPE法)(有機金
属気相成長法(MOVPE法)を含む)ならびに分子線
エピタキシャル法(MBE法)(各種原料によるMBE
もこれに含む)により行われる。GaN系化合物半導体
を用いた電界効果型トランジスタの成長も同様の方法に
より成長が行われる。その形成法の詳細を以下に示す。
【0003】無処理、または何らかの溶液処理を施され
たサファイア(またはSiC)基板を成長炉の中に導入
する。最初に、この基板の上に数十nm程度のGaN、
AlGaN、AlN低温堆積層を形成する。ついでGa
Nの厚いバッファ層を成長し、さらにその上に電界効果
トランジスタ(FET)構造を形成していく。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来からあるGaNエ
ピタキシャル結晶は、GaNバルク結晶の実現が難しい
ために、サファイア基板やSiC基板等に作製されてき
た。そのため成長が難しく、結晶中には高い密度の欠陥
が存在していることは良く知られている。この結晶欠陥
が電界効果トランジスタのゲート−ドレイン間耐圧を低
下させる要因となっている。
【0005】従来、SiC基板上へのGaNの成長はA
lN層を中間層として成長を行う。この時GaNの成長
温度、V/III比(炉内に導入するIII族原料濃度に対す
るV族原料濃度の比率)等の成長条件をAlNの成長条
件に適応させると、AlNは三次元核成長しやすい。こ
のAlNバッファ上にGaNを成長させると、結晶欠陥
密度の高いGaNが形成されやすい。さらにその上にF
ET構造を作製すると、そのFETのゲート−ドレイン
耐圧は低くなる。
【0006】そこで、SiC基板上での欠陥低減技術と
して、Siをアンチサーファクタントとして用いる方策
などが提案されている。
【0007】しかしながら、アンチサーファクタントは
GaN層の余剰電子を生む原因となり、電子デバイス用
エピタキシャル構造としては適切ではない。
【0008】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、SiC基板上への一回の成長で欠陥が少なくゲート
−ドレイン耐圧の高いGaN系電界効果トランジスタ構
造を形成することを可能にしたエピタキシャル構造と製
造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、次のように構成したものである。
【0010】請求項1の発明に係る電界効果トランジス
タ用エピタキシャルウェハは、SiC(シリコンカーバ
イド)基板上へ、二次元核成長したAlN(窒化アルミ
ニウム)層を設け、このAlN層上に、GaN(窒化ガ
リウム)バッファ層を成長し、このGaNバッファ層上
に、窒化物混晶をチャネル層とする窒化ガリウム系電界
効果トランジスタ構造を設けたことを特徴とする。
【0011】請求項2の発明は、請求項1記載の電界効
果トランジスタ用エピタキシャルウェハにおいて、上記
AlN層の膜厚が5nm以上25nm以下であることを
特徴とする。
【0012】請求項3の発明は、請求項1又は2記載の
エピタキシャルウェハにおいて、上記窒化ガリウム系電
界効果トランジスタ構造がun−AlGaN/Siドー
プAlGaN/un−AlGaNの積層構造から成るこ
とを特徴とする。
【0013】請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれ
かに記載のエピタキシャルウェハにおいて、上記GaN
バッファ層の膜厚が0.3μm以上であることを特徴と
する。
【0014】請求項5の発明に係る電界効果トランジス
タは、請求項1〜4のいずれかに記載のエピタキシャル
ウェハを用いて作成したことを特徴とする。
【0015】請求項6の発明に係る電界効果トランジス
タ用エピタキシャルウェハの製造方法は、SiC基板上
に、AlN(窒化アルミニウム)層を介して、GaN
(窒化ガリウム)を含む窒化物混晶をチャネル層とする
窒化ガリウム系化合物半導体を成長した電界効果トラン
ジスタ構造を有するエピタキシャルウェハを製造するに
際し、上記AlN層成長時のV/III比(炉内に導入す
るIII族原料濃度に対するV族原料濃度の比率)を50
以上1000以下とすることを特徴とする。
【0016】請求項7の発明は、請求項6記載の製造方
法において、上記AlN層成長時の成長温度を1050
℃以上1400℃以下とすることを特徴とする。
【0017】<作用>本発明は、SiC基板上へ、二次
元核成長したAlN層を好ましくは膜厚が5nm以上2
5nm以下で設け、このAlN層上に、GaNバッファ
層を介して、GaN系電界効果トランジスタ構造を設け
たものであり、SiC基板上への一回の成長で欠陥が少
なくゲート−ドレイン耐圧の高いGaN系電界効果トラ
ンジスタ構造を形成可能にしたものである。
【0018】GaN結晶中の結晶欠陥を低減するため
に、SiC/AlN、AlN/GaNのそれぞれの界面
制御を行わなければならないのだが、その際にAlN成
長において、二次元核成長が起こりやすい条件を適応す
る必要がある。この条件とは、AlN成長時の温度をG
aN成長の温度よりも高くし、V/III比を低くするこ
とである。
【0019】AlNは融点がGaNよりも高いことから
も分かるように、結合力が強く、容易に結晶化しやす
い。その様な材料で二次元核成長しやすくするために
は、より高い温度でAl原子のマイグレーションを促進
させ、結合するNH3の量を制限しAlNの表面への付
着を抑制する必要がある。これにより、界面付近での欠
陥の生成は従来と比較しても抑えられ、その結果結晶中
の欠陥の総数は低減される。
【0020】その様な結晶を用いた電子デバイス用エピ
タキシャル構造において、ゲート−ドレイン耐圧の高い
デバイス特性が得られる。この効果を示す実験結果が図
1である。
【0021】本発明では、AlN層成長時のV/III比
を50以上1000以下とし(請求項6)、AlN層成
長時の成長温度を1050℃以上1400℃以下とする
ことで(請求項7)、AlNを二次元核成長させる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
実施例を中心に説明する。 [実施例1]試料の作製はMOVPE法により行った。
基板としてc面研磨サファイア6H−SiC基板6を用
意し、Ga原料としてトリメチルガリウム(TMG)、
Al原料としてトリメチルアルミニウム(TMA)、N
原料としてアンモニア(NH 3)、Si原料としてモノ
シラン(SiH4)を用いた。
【0023】作製した参照サンプルは図2に示した通り
である。この構造はn−AlGaN/GaNの選択ドー
プ構造である。まず、1020℃の基板温度でAlN層
5を成長し、ついで1020℃にてアンドープGaN
(un−GaN)バッファ層4を成長する。そして、u
n−AlGaN層3/Siドープn−AlGaN層2/
un−AlGaN層1をそれぞれ成長する。この成長に
より、チャネル層になるun−GaN層4の上部に二次
元電子ガス(2DEG)と呼ばれる、移動度の高い電子
が発生する。
【0024】それぞれの層の膜厚は図2に示した通りで
ある。すなわち、6H−SiC基板6(厚さ300μ
m)上に、AlN層5(厚さ25nm)、un−GaN
バッファ層4(厚さ2000nm)、un−AlGaN
層3(厚さ3nm)、n−AlGaN層2(厚さ25n
m)、un−AlGaN層1(厚さ3nm)を順次成長
し積層した構成となっている。
【0025】この参照サンプルをHall測定により室
温において評価したところ、電子移動度で1400(cm
2/Vs)、シートキャリアで1.0×1013(cm-2
という値を得た。
【0026】上記サンプルにおいて、AlNの成長条件
はV/III比=2000、成長温度は1020℃であっ
た。このサンプルにおけるゲート−ドレイン耐圧は30
Vであった。この条件での成長ではAlNが三次元核成
長しやすく、その上のGaN層中に多数の結晶欠陥が存
在しているからである。
【0027】そこで二次元核成長しやすい条件にするた
め、V/III比500、成長温度1150℃(この条件
は後述する図1のa点に相当する)においてAlN層5
を成長し、図2の構造を作製した。これは本発明の実施
例1となる。
【0028】その結果、電子移動度、シートキャリア密
度に変化は見られなかったが、ゲート−ドレイン耐圧は
70Vまで増加した。原子間力顕微鏡(AFM)、透過
型電子顕微鏡(TEM)観察の結果においても一桁以上
欠陥密度は減少しており、AlN層5の二次元核成長が
GaN層5の結晶欠陥を減少させ、ゲート−ドレイン耐
圧を向上させたものと思われる。 [実施例2]上記実施例1においてAlN二次元核成長
によるGaN−HEMT構造のゲート−ドレイン耐圧の
向上が観測されたことから、次にAlNの成長温度、V
/III比によってHEMT構造のゲート−ドレイン耐圧
がどの様に変化するのかについて調べた。その結果を図
1に示す。この図1は横軸を成長温度、縦軸をゲート−
ドレイン耐圧とし、V/III比が50、100、20
0、500、800、1000、1500におけるゲー
ト−ドレイン耐圧の成長温度依存性を示したものであ
る。
【0029】この図1からも分かるように、各V/III
比において成長温度の閾値が存在することがわかった。
【0030】すなわち、図1からも分かるように、良好
なゲート−ドレイン耐圧を示すのは、AlN層成長時の
V/III比が50以上1000以下のものであり、且つ
窒化アルミニウム(AlN)層成長時の成長温度が10
50℃以上1400℃以下のものである。これが本発明
の実施例2であり、AlNを良好に二次元核成長させる
条件を定めるものでもある。なお、V/III比=150
0のものは所望のゲート−ドレイン耐圧が得られないの
で、比較例となる。 [実施例3]AlNが三次元核成長する条件で作製した
HEMT構造のゲート−ドレイン耐圧のAlN膜厚依存
性と、AlNが二次元核成長する条件で作製したHEM
T構造のゲート−ドレイン耐圧のAlN膜厚依存性を図
3にそれぞれ示す。
【0031】図3から分かるように、三次元核成長する
条件でAlNを成長したHEMT構造の場合(曲線B)
では、AlNの膜厚を変化させても耐圧は変化しない。
これは、AlNを三次元核成長する条件下で成長した場
合、AlN結晶に多数の結晶欠陥を含んでいるために、
AlNはどんな膜厚でも格子緩和した状態になってお
り、その上のGaNの中に多量の結晶欠陥を導入する。
その結果、ゲート−ドレイン耐圧を下げてしまうためで
ある。
【0032】一方、二次元核成長する条件でAlNを成
長したHEMT構造の場合(曲線A)では、AlNの膜
厚が厚くなるにつれ、ゲート−ドレイン耐圧が低くな
る。この現象は、二次元核成長をしている際には、Al
N自体に結晶欠陥が少ないので、膜厚が厚くなると格子
緩和して、GaNに結晶欠陥を導入する原因になるため
であると考えられる。しかしながら、AlN層の膜厚が
5nm以上25nm以下である薄膜においては、格子緩
和がおこらず、欠陥の少ないGaNの作製に寄与してい
るものと考えられ、ゲート−ドレイン耐圧は非常に高い
レベルにある。
【0033】すなわち、本発明の実施例3は、AlN層
5の膜厚を5nm以上25nm以下としたものである。 [実施例4]AlNが二次元成長する成長条件を用い、
un−GaNバッファ層4の膜厚を0.2μm〜2.0
μmまで変化させた際の電子移動度とゲート−ドレイン
耐圧のun−GaN膜厚依存性(エピタキシャル層の総
膜厚依存性)を調べた。その結果を図4、図5に示す。
【0034】AlNが二次元成長する条件で作製した構
造においては、un−GaNバッファ層4の膜厚が0.
3μmまでは、電子移動度とゲート−ドレイン耐圧のい
ずれも大きな落ち込みは見られず、薄いun−GaNバ
ッファ層4を有するHEMT構造でも、十分にデバイス
特性が得られていることがわかる。
【0035】すなわち、本発明の実施例4は、un−G
aNバッファ層4の膜厚を0.3μm以上とするもので
ある。
【0036】また、エピタキシャル層の膜厚を薄くする
ことの効果として、エピタキシャル基板の基板反り量が
小さくなる効果が見られた。これはGaNバッファ層4
とSiC基板6の線膨張係数差により弾性論的に生じる
もので、理論的にはSiC基板6の膜厚が一定であれ
ば、基板反り量はGaNエピタキシャル層の膜厚に比例
する。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、次
のような優れた効果が得られる。
【0038】請求項1〜5の発明に係る電界効果トラン
ジスタ用エピタキシャルウェハ又は電界効果トランジス
タによれば、SiC基板上へ、二次元核成長したAlN
層を好ましくは膜厚が5nm以上25nm以下で設け、
このAlN層上に、GaNバッファ層を介して、GaN
系電界効果トランジスタ構造を設けたものであるので、
SiC基板上への一回の成長で欠陥が少なくゲート−ド
レイン耐圧の高いGaN系電界効果トランジスタ構造を
形成することができる。
【0039】また請求項6、7の発明に係る電界効果ト
ランジスタ用エピタキシャルウェハの製造方法によれ
ば、AlN層成長時のV/III比を50以上1000以
下とし、さらには窒化アルミニウム(AlN)層成長時
の成長温度を1050℃以上1400℃以下とするの
で、SiC基板上へAlN層を容易に二次元核成長させ
ることができる。
【0040】本発明はGaN系FETの耐圧の向上に寄
与するため、本発明がデバイス特性の向上に大きく貢献
するものと期待される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電界効果トランジスタ用エピタキシャ
ルウェハのゲート−ドレイン耐圧のAlN成長温度依存
性を、比較例と共に示した図である。
【図2】本発明を適用した電界効果トランジスタ用エピ
タキシャルウェハの構造を示した図である。
【図3】電界効果トランジスタのゲート−ドレイン耐圧
のAlN膜厚依存性を示した図である。
【図4】電界効果トランジスタのゲート−ドレイン耐圧
のGaN膜厚依存性(総膜厚依存性)を示した図であ
る。
【図5】電界効果トランジスタの電子移動度のGaN膜
厚依存性(総膜厚依存性)を示した図である。
【符号の説明】
1 un−AlGaN層 2 n−AlGaN層 3 un−AlGaN層 4 un−GaNバッファ層 5 AlN層 6 SiC基板

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】SiC基板上へ、二次元核成長したAlN
    層を設け、 このAlN層上に、GaNバッファ層を成長し、 このGaNバッファ層上に、窒化物混晶をチャネル層と
    する窒化ガリウム系電界効果トランジスタ構造を設けた
    ことを特徴とする電界効果トランジスタ用エピタキシャ
    ルウェハ。
  2. 【請求項2】請求項1記載のエピタキシャルウェハにお
    いて、 上記AlN層の膜厚が5nm以上25nm以下であるこ
    とを特徴とする電界効果トランジスタ用エピタキシャル
    ウェハ。
  3. 【請求項3】請求項1又は2記載のエピタキシャルウェ
    ハにおいて、 上記窒化ガリウム系電界効果トランジスタ構造がun−
    AlGaN/SiドープAlGaN/un−AlGaN
    の積層構造から成ることを特徴とする電界効果トランジ
    スタ用エピタキシャルウェハ。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のエピタキ
    シャルウェハにおいて、 上記GaNバッファ層の膜厚が0.3μm以上であるこ
    とを特徴とする電界効果トランジスタ用エピタキシャル
    ウェハ。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のエピタキ
    シャルウェハを用いて作成したことを特徴とする電界効
    果トランジスタ。
  6. 【請求項6】SiC基板上に、AlN層を介して、Ga
    Nを含む窒化物混晶をチャネル層とする窒化ガリウム系
    化合物半導体を成長した電界効果トランジスタ構造を有
    するエピタキシャルウェハを製造するに際し、 上記AlN層成長時のV/III比を50以上1000以
    下とすることを特徴とする電界効果トランジスタ用エピ
    タキシャルウェハの製造方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の製造方法において、 上記AlN層成長時の成長温度を1050℃以上140
    0℃以下とすることを特徴とする電界効果トランジスタ
    用エピタキシャルウェハの製造方法。
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