JP2000299325A - 窒化ガリウム系化合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシャルウェハ - Google Patents

窒化ガリウム系化合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシャルウェハ

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JP2000299325A
JP2000299325A JP11109444A JP10944499A JP2000299325A JP 2000299325 A JP2000299325 A JP 2000299325A JP 11109444 A JP11109444 A JP 11109444A JP 10944499 A JP10944499 A JP 10944499A JP 2000299325 A JP2000299325 A JP 2000299325A
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gan
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Michio Kihara
倫夫 木原
Takashi Furuya
貴士 古屋
Tadaitsu Tsuchiya
忠厳 土屋
Harunori Sakaguchi
春典 坂口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子移動度が高く、ピンチオフ特性に優れた
窒化ガリウム系化合物半導体を用いた電界効果トランジ
スタ用エピタキシャルウェハを提供する。 【解決手段】 サファイア基板12の格子定数がGaN
の格子定数より大きいため、GaN層10、11、14
が引張り応力を受けるが、un−GaN層14上に格子
定数の小さいun−AlGaN層13を形成することに
より、GaN層10、11、14は逆に圧縮応力を受
け、応力歪みの影響を緩和することができる。応力歪み
の影響が減少したことにより、電子移動度が大きくな
る。また、un−AlGaN層13上部に生じる正のピ
エゾ電荷によってピンチオフ特性が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化ガリウム系化
合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシ
ャルウェハに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、窒化ガリウム(GaN)の成長
は、サファイア(α−Al2 3 )やシリコンカーバイ
ド(SiC)基板上に、VPE法(気相成長法、MOV
PE法を含む)及びMBE法(分子線エピタキシャル
法、各種原料によるMBEもこれに含む)を施すことに
より行われる。GaN系化合物半導体を用いた電界効果
型トランジスタの成長も同様の方法により成長が行われ
る。その形成方法の詳細を以下に示す。
【0003】無処理あるいは何らかの溶液処理が施され
たサファイア(あるいはSiC)基板を成長炉の中に導
入する。最初にこの基板上に数十nm程度のGaN、A
lGaN、AlNの内いずれかの薄膜を形成する。つい
でGaNの厚いバッファ層を成長させ、そのバッファ層
の上にFET(電界効果トランジスタ)構造を形成す
る。
【0004】代表的なFET構造には、n−AlGaN
/GaNの選択ドープ構造(図12参照)、n−GaN
/GaNのMESFET(金属半導体型電界効果トラン
ジスタ)構造(図13参照)等がある。
【0005】なお図12及び図13は従来の電界効果ト
ランジスタ用エピタキシャルウェハの構造図であり、図
中に示した番号は表1に記載の番号に対応するエピタキ
シャル成長層を示す(以下、他の構造図においても同
様。)。
【0006】
【表1】
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図12及び
図13に示したエピタキシャルウェハの材料系におい
て、基板とエピタキシャル層(以下「エピ層」とい
う。)との界面の状態は明らかになってないが、その界
面にキャリヤを発生させるような準位が存在することが
ある。図12及び図13に示すようなGaNのみのバッ
ファ層構造を有するFETにおいて、前述の界面準位の
影響によりチャネル層以外の部分で電流が流れ、良好な
ピンチオフ特性が得られないという問題があった。
【0008】また、GaNの格子定数と基板の格子定数
との間には差があるため、GaN膜は引張り応力(サフ
ァイアの場合)を受ける。その歪みによる散乱の影響が
チャネル層の電子移動度を低下させ、デバイス特性の向
上を妨げていると考えられる。
【0009】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、電子移動度が高く、ピンチオフ特性に優れた窒化ガ
リウム系化合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用
エピタキシャルウェハを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた電界効
果トランジスタ用エピタキシャルウェハは、窒化ガリウ
ムを含む窒化物混晶をチャネル層とする窒化ガリウム系
化合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキ
シャルウェハにおいて、GaNバッファ層とチャネル層
との間に、GaNよりも格子定数の小さい層を一層以上
挿入したものである。
【0011】上記構成に加え本発明の窒化ガリウム系化
合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシ
ャルウェハは、GaNよりも格子定数の小さい層はAl
GaN層であるのが好ましい。
【0012】上記構成に加え本発明の窒化ガリウム系化
合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシ
ャルウェハは、AlX Ga1-X N層の一層の膜厚は、A
lの組成をXとするとき、15X-1.2nm以下であるの
が好ましい。
【0013】上記構成に加え本発明の窒化ガリウム系化
合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシ
ャルウェハは、AlGaN層の一層の膜厚は25nm以
上であるのが好ましい。
【0014】上記構成に加え本発明の窒化ガリウム系化
合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシ
ャルウェハは、AlX Ga1-X N層のAl組成Xは、
0.15<X<0.3であるのが好ましい。
【0015】上記構成に加え本発明の窒化ガリウム系化
合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシ
ャルウェハは、成長用基板にサファイアを用い、サファ
イア基板上へのエピタキシャルの第一層目を、基板温度
500℃で成長したGaN層とするのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。
【0017】本発明の窒化ガリウム系化合物半導体を用
いた電界効果トランジスタ用エピタキシャルウェハは、
GaN系FETのGaNバッファ層とチャネル層との間
に、一層以上のAlX Ga1-X N層を挿入したものであ
る。
【0018】AlX Ga1-X N層の膜厚dは、Al組成
(X)に対して最大膜厚dmax =15X-1.2nmとする
のが好ましい。一層以上挿入する際は、クラックの発生
防止のため、各AlGaN層の間にGaN層を形成する
のが好ましい。GaN層の膜厚はAlGaN層の膜厚以
上とするのが好ましい。
【0019】本エピタキシャルウェハは、サファイア基
板の格子定数がGaNの格子定数より大きいため、Ga
N層が引張り応力を受けるが、GaN層上に格子定数の
小さいAlGaN層を形成することにより、GaN層は
逆に圧縮応力を受け、応力歪みの影響を緩和することが
できる。この結果、応力歪みの影響が減少したことによ
り、電子移動度が大きくなる。また、AlGaN層上部
に生じる正のピエゾ電荷によってピンチオフ特性が向上
する。
【0020】
【実施例】(実施例1)図5は従来の窒化ガリウム系化
合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシ
ャルウェハを示す比較例の構造図であり、図1は本発明
の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた電界効果トラン
ジスタ用エピタキシャルウェハの一実施例を示すサンプ
ル1の構造図である。
【0021】図5に示すエピタキシャルウェハの比較例
は、厚さ300μmのサファイア基板12の上に、厚さ
25nmのGaN低温バッファ層(以下「LT−GaN
層」という。)11、厚さ2μmのアンドープGaN層
(以下「un−GaN層」という。)10、厚さ2nm
のアンドープAlGaN層(以下「un−AlGaN
層」という。)9、厚さ25nmのn−AlGaN層8
及び厚さ3nmのun−AlGaN層7を順次積層した
ものである。
【0022】図1に示すエピタキシャルウェハのサンプ
ル1は、厚さ300μmのサファイア基板12の上に、
厚さ25nmのLT−GaN層11、厚さ25nmのu
n−GaN層14、厚さ25nmのun−AlGaN層
13、厚さ2μmのun−GaN層10、厚さ2nmの
un−AlGaN層9、厚さ25nmのn−AlGaN
層8及び厚さ3nmのun−AlGaN層7を順次積層
したものである。
【0023】これらのエピタキシャルウェハの基板とし
てc面研磨サファイア基板を用い、Ga原料としてトリ
メチルガリウム(TMG)を用い、Al原料としてトリ
メチルアルミニウム(TMA)を用い、N原料としてア
ンモニア(NH3 )を用い、Si原料としてモノシラン
(SiH4 )を用いた。
【0024】エピタキシャルウェハの構造はn−AlG
aN/GaNの選択ドープ構造である。
【0025】これらのエピタキシャルウェハは以下のよ
うにして形成した。
【0026】まず、500℃の基板温度でLT−GaN
層(GaN低温バッファ層)11を成長させ、ついで1
100℃にてun−GaN層10、14を成長させる。
図5に示した比較例では、このun−GaN層10がバ
ッファ層及びチャネル層となる。
【0027】しかしながら、図1に示したサンプル1で
は、LT−GaN層11上のun−GaN層14はバッ
ファ層となり、このun−GaN層14に次いで、un
−AlGaN層13と、チャネル層となるun−GaN
層10を成長させる。さらにこの上にun−AlGaN
層9/n−AlGaN層(SiドープAlGaN層)8
/un−AlGaN層7をそれぞれ成長させる。この成
長により、チャネル層になるun−GaN層10の上部
に二次元電子ガス(2DEG)と呼ばれる移動度の高い
電子が発生する。
【0028】これらのエピタキシャルウェハについて、
電気伝導に寄与するキャリアの電子移動度(μe)及び
シートキャリア濃度(Ns)を調べた。それぞれの結果
を表2に示す。
【0029】
【表2】
【0030】同表2から分るように、比較例では室温と
液体窒素温度のシートキャリア濃度に3倍もの違いが見
られるのに対して、サンプル1では両者に大きな差が見
られない。また、サンプル1の方が室温及び液体窒素温
度において電子移動度が大きい。
【0031】図6はNs(シートキャリア濃度)の温度
依存性を示す特性図であり、横軸が測定温度を示し、縦
軸がNsを示している。
【0032】同図より、比較例では低温になるに伴い、
シートキャリア濃度が大きく減少するのが分る。一方、
サンプル1ではシートキャリア濃度の変化は大きくない
ことが分る。これらのことから、サンプル1の電気伝導
特性は、チャネル層の2DEGそのものを観測したもの
であり、比較例の電気伝導特性は2DEGのみならず、
2DEG以外の部分を観測したものであることが分る。
この2DEG以外の部分とは、基板とエピ層との界面で
あり、その界面部分には低温で消えてしまうようなキャ
リアを発生させる準位がある。
【0033】図7はμe(電子移動度)の温度依存性を
示す特性図であり、横軸が測定温度を示し、縦軸がμe
を示している。
【0034】同図より、低温になり、電気伝導特性が基
板とエピ層との界面に発生するキャリアの影響を受け難
くなっているにもかかわらず、電子移動度の差がなくな
らないことが分る。これは、比較例とサンプル1との応
力歪みの差によるものであると考えられる。この応力歪
みは、GaN層(LT−GaN層11、un−GaN層
14、10)が基板から引張り応力を受けることにより
生じる。バッファ層とチャネル層との間にun−AlG
aN層13を挿入することによりこの引張り応力を緩和
させることができた。
【0035】(実施例2)図2は本発明の窒化ガリウム
系化合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタ
キシャルウェハの他の実施例を示すサンプル2の構造図
である。
【0036】サンプル2は実施例1のサンプル1の構造
と同様に、バッファ層とチャネル層との間にun−Al
GaN層13を挿入したものである。サンプル1ではu
n−AlGaN層13は一層であったが、サンプル2で
はun−AlGaN層13がun−GaN層14を挟ん
で二重になっている。
【0037】すなわち、図2に示したサンプル2は、厚
さ300μmのサファイア基板12の上に、厚さ25n
mのLT−GaN層11、厚さ25nmのun−GaN
層14、厚さ25nmのun−AlGaN層13、厚さ
25nmのun−GaN層14、厚さ25nmのun−
AlGaN層13、厚さ2μmのun−GaN層10、
厚さ2nmのun−AlGaN層9、厚さ25nmのn
−AlGaN層8及び厚さ3nmのun−AlGaN層
7を順次積層したものである。
【0038】表2にサンプル1及びサンプル2の電気伝
導特性として、室温及び液体窒素温度におけるNs、μ
eを示す。
【0039】un−AlGaN層13の挿入により、室
温及び液体窒素温度におけるNsの差が見られないのは
サンプル1、サンプル2とも同様である。しかしなが
ら、バッファ層とチャネル層との間にあるun−AlG
aN層13の総膜厚が大きいサンプル2の方が、応力歪
みがさらに小さく、電子移動度が向上している。
【0040】(実施例3)図3は本発明の窒化ガリウム
系化合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタ
キシャルウェハの他の実施例を示すサンプル3の構造図
である。
【0041】同図に示すサンプル3は、バッファ層とチ
ャネル層との間にあるun−AlGaN層15の厚さを
変化させたものである。
【0042】すなわち、図3に示したサンプル3は、厚
さ300μmのサファイア基板12の上に、厚さ25n
mのLT−GaN層11、厚さ10(25あるいは4
0)nmのun−AlGaN層15、厚さ25nmのu
n−AlGaN層13、厚さ2μmのun−GaN層1
0、厚さ2nmのun−AlGaN層9、厚さ25nm
のn−AlGaN層8及び厚さ3nmのun−AlGa
N層7を順次積層したものである。なお、Al組成Xは
0.17とした。
【0043】このサンプル3のμe及びNsのun−A
lGaN層15の膜厚依存性を調べた(図8、図9)。
【0044】図8はμeのun−AlGaN層15の膜
厚依存性を示す特性図であり、横軸が膜厚を示し、縦軸
はμeを示している。図9はNsのun−AlGaN層
15の膜厚依存性を示す特性図であり、横軸が膜厚を示
し、縦軸がNsを示している。
【0045】この結果、Nsの大きな変化は見られなか
ったが、膜厚が25nm以下になると、電子移動度の低
下が見られた。これは、膜厚が薄い場合には電子移動度
の向上に反映するほどの応力緩和の効果が得られないた
めである。
【0046】(実施例4)図4は本発明の窒化ガリウム
系化合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタ
キシャルウェハの他の実施例を示すサンプル4の構造図
である。
【0047】サンプル4は、バッファ層とチャネル層と
の間にあるun−AlGaN層16のAl組成を変化さ
せたものである。
【0048】すなわち、図4に示したサンプル4は、厚
さ300μmのサファイア基板12の上に、厚さ25n
mのLT−GaN層11、厚さ25nmのun−AlG
aN層16、厚さ25nmのun−AlGaN層13、
厚さ2μmのun−GaN層10、厚さ2nmのun−
AlGaN層9、厚さ25nmのn−AlGaN層8及
び厚さ3nmのun−AlGaN層7を順次積層したも
のである。
【0049】このサンプル4のμe及びNsのun−A
lGaN層16のAlの組成依存性を調べた(図10、
図11参照)。
【0050】図10はμeのun−AlGaN層16の
Al組成依存性の特性図であり、横軸がAl組成を示
し、縦軸がμeを示している。図11はNsのun−A
lGaN層16のAl組成依存性の特性図であり、横軸
がAl組成を示し、縦軸がNsを示している。
【0051】この結果、Nsの大きな変化は見られなか
ったが、Al組成Xが0.1以下か0.3以上になると
電子移動度が低下していることが分る。これは、Al組
成が小さい場合は応力緩和の効果が小さかったためであ
り、Al組成が大きい場合はun−AlGaN層16の
膜厚が臨界膜厚を超えて結晶性が低下したためである。
【0052】ここで、本発明者らが定義するところのA
l組成とは、AlGaN結晶をX線回折法により測定し
た際に、GaN(0002)回折のピーク位置θとAl
GaN(0002)回折のピークθ+Δθとの差、Δθ
を数1式に代入することにより求めたものである。
【0053】
【数1】0.297/{0.297cos(Δθ)+
0.954sin(Δθ)}=1−0.392X 以上述べた実施例において、バッファ層とチャネル層と
の間に挿入したAlGaN層13、15、16の各膜厚
dは、Al組成Xに対して、d=15X-1.2nmを超え
ないことが好ましい。実施例に示したサンプル1〜4の
AlGaN層13、15の場合、X=0.17であるの
でdは126nmとなる。AlGaN層13、15、1
6の最大膜厚dmax は、GaN層上に厚いAlGaN層
13、15、16を成長させると、格子定数の違いか
ら、クラックが入ってしまうため、クラックの入らない
膜厚を実験とシミュレーションとにより求め、決定した
ものである。
【0054】以上において本発明によれば、GaN系F
ETの電子移動度の向上とピンチオフの安定に寄与する
ため、デバイス特性の向上に大きく貢献することが期待
される。
【0055】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、次のよう
な優れた効果を発揮する。
【0056】電子移動度が高く、ピンチオフ特性に優れ
た窒化ガリウム系化合物半導体を用いた電界効果トラン
ジスタ用エピタキシャルウェハの提供を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた
電界効果トランジスタ用エピタキシャルウェハの一実施
例を示すサンプル1の構造図である。
【図2】本発明の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた
電界効果トランジスタ用エピタキシャルウェハの他の実
施例を示すサンプル2の構造図である。
【図3】本発明の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた
電界効果トランジスタ用エピタキシャルウェハの他の実
施例を示すサンプル3の構造図である。
【図4】本発明の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた
電界効果トランジスタ用エピタキシャルウェハの他の実
施例を示すサンプル4の構造図である。
【図5】従来の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた電
界効果トランジスタ用エピタキシャルウェハを示す比較
例の構造図である。
【図6】Ns(シートキャリア濃度)の温度依存性を示
す特性図である。
【図7】μe(電子移動度)の温度依存性を示す特性図
である。
【図8】μeのun−AlGaN層15の膜厚依存性の
特性図である。
【図9】Nsのun−AlGaN層15の膜厚依存性の
特性図である。
【図10】μeのun−AlGaN層16のAl組成依
存性を示す特性図である。
【図11】Nsのun−AlGaN層16のAl組成依
存性を示す特性図である。
【図12】従来の電界効果トランジスタ用エピタキシャ
ルウェハの構造図である。
【図13】従来の電界効果トランジスタ用エピタキシャ
ルウェハの構造図である。
【符号の説明】
7 un−AlGaN層 8 n−AlGaN層 9 un−AlGaN層 10 un−GaN層 11 LT−GaN層 12 サファイア基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 忠厳 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社アドバンスリサーチセンタ内 (72)発明者 坂口 春典 茨城県土浦市木田余町3550番地 日立電線 株式会社アドバンスリサーチセンタ内 Fターム(参考) 5F045 AB14 AB17 AC01 AC08 AC12 AD09 AD14 AF09 AF13 DA53 DA62 DA69 5F102 GB01 GC01 GD01 GJ10 GK04 GL04 HC01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窒化ガリウムを含む窒化物混晶をチャネ
    ル層とする窒化ガリウム系化合物半導体を用いた電界効
    果トランジスタ用エピタキシャルウェハにおいて、Ga
    Nバッファ層とチャネル層との間に、GaNよりも格子
    定数の小さい層を一層以上挿入したことを特徴とする窒
    化ガリウム系化合物半導体を用いた電界効果トランジス
    タ用エピタキシャルウェハ。
  2. 【請求項2】 上記GaNよりも格子定数の小さい層は
    AlGaN層である請求項1に記載の窒化ガリウム系化
    合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシ
    ャルウェハ。
  3. 【請求項3】 AlX Ga1-X N層の一層の膜厚は、A
    lの組成をXとするとき、15X-1.2nm以下である請
    求項2に記載の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた電
    界効果トランジスタ用エピタキシャルウェハ。
  4. 【請求項4】 AlGaN層の一層の膜厚は25nm以
    上である請求項2又は3に記載の窒化ガリウム系化合物
    半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシャル
    ウェハ。
  5. 【請求項5】 AlX Ga1-X N層のAl組成Xは、
    0.15<X<0.3である請求項2〜4のいずれかに
    記載の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた電界効果ト
    ランジスタ用エピタキシャルウェハ。
  6. 【請求項6】 成長用基板にサファイアを用い、サファ
    イア基板上へのエピタキシャルの第一層目を、基板温度
    500℃で成長したGaN層とする請求項1〜5のいず
    れかに記載の窒化ガリウム系化合物半導体を用いた電界
    効果トランジスタ用エピタキシャルウェハ。
JP11109444A 1999-04-16 1999-04-16 窒化ガリウム系化合物半導体を用いた電界効果トランジスタ用エピタキシャルウェハ Pending JP2000299325A (ja)

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JP2001274376A (ja) * 2000-03-24 2001-10-05 Furukawa Electric Co Ltd:The 低抵抗GaN系緩衝層
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