JP2003216337A - タッチパネル - Google Patents

タッチパネル

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JP2003216337A
JP2003216337A JP2002009938A JP2002009938A JP2003216337A JP 2003216337 A JP2003216337 A JP 2003216337A JP 2002009938 A JP2002009938 A JP 2002009938A JP 2002009938 A JP2002009938 A JP 2002009938A JP 2003216337 A JP2003216337 A JP 2003216337A
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line electrode
electrodes
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Yoshimasa Kunimatsu
嘉昌 國松
Chikao Nagasaka
近夫 長坂
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 正確に押圧位置を検出できるタッチパネルを
得る。 【解決手段】 ベース12上には互いに複数本の第2ラ
イン電極16が一定間隔毎に平行に設けられており、ベ
ース12上の押圧部20には複数本の第1ライン電極2
2が一定間隔毎に平行に設けられている。第1ライン電
極22は第2ライン電極16と同方向に長手方向とさ
れ、ベース12の厚さ方向に沿って一対一で第2ライン
電極16に第1ライン電極22が対応している。押圧部
20に付与された押圧力で、何れかの第1ライン電極2
2が撓んで対応する第2ライン電極16に接触すると、
この導通がスキャン回路30で検出され、更に、第2ラ
イン電極16に印加される電圧がスキャン回路32で検
出される。これによって、押圧位置が検出される。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、指等で押
圧面等を押圧した際の押圧位置を検出するタッチパネル
に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、モニタ画面における画面操作
で、モニタ画面に表示されたカーソルを移動させたり、
モニタ画面に表示された仮想スイッチを選択操作する際
の操作手段の一例としては、略平面状の押圧面に対する
指の押圧位置を検出することで、検出した押圧位置に対
応する信号をコンピュータや制御回路等の制御手段に出
力するタッチパネルがある。 【0003】この種のタッチパネルには、図5に示され
るように、空隙を介してシート状の一対の電極122、
124を厚さ方向に互いに対向配置したタッチパネル1
20がある。 【0004】この種のタッチパネル120では、一方の
電極122には厚さ方向に対して直交する一方向(例え
ば、平面視長手方向)の一端側から他端側へ一定の電圧
が印加される。これに対して、他方の電極124には、
厚さ方向及び一方の電極122に対する電圧の印加方向
の双方に対して直交する一方向(例えば、平面視幅方
向)の一端側から他端側へ一定の電圧が印加される。 【0005】電圧の印加方向に沿った電極122の一端
から他端の間には、所定の電位差が生じているため、電
圧の印加方向中間部にて電極122に電極124が接触
して導通すると、電極124で電圧の印加方向他端側に
おける電位よりも小さい電圧が検出される。 【0006】また、電圧の印加方向に沿った電極124
の一端から他端の間には、所定の電位差が生じているた
め、電圧の印加方向中間部にて電極124に電極122
が接触して導通すると、電極122で電圧の印加方向他
端側における電位よりも小さい電圧が検出される。 【0007】このようにして検出された電圧に基づき、
電圧の両印加方向に沿った電極122、124の接触位
置が検出され、例えば、電極122を電極124とは反
対側から指126(図6参照)で押圧した際の押圧位置
が検出されるものである。 【0008】一方で、図8に示されるように、複数本の
電極142A〜Eを長手方向に対して直交する方向に一
定間隔毎に設けると共に、電極142A〜Eの列方向に
長手方向となる複数本の電極144A〜Dを電極142
A〜Eの長手方向に沿って一定間隔毎に並べ、更に、こ
れらの電極142A〜E、144A〜Dを双方の長手方
向に対して直交する方向に空隙を介して配置した所謂マ
トリックス式のタッチパネル140がある。 【0009】タッチパネル140では、電極142A〜
Eを介して電極144A〜Dとは反対側から電極142
に押圧力が作用することで、例えば、電極142Bが電
極144Cに接触した状態で、電極142B、144C
との導通を検出すると、電極142Bと電極144Cと
は直接導通するが、それ以外は直接導通しない。このよ
うに、電極142A〜E、144A〜Dの個々の組み合
わせで導通を検出することで、押圧力の作用位置を検出
する。 【0010】 【発明が解決しようとする課題】ところで、タッチパネ
ル120に指126が触れて押圧する場合には、電極1
22と電極124との接触部位は、電極122、124
の面に対して平行な方向に広がりを持つ。 【0011】ここで、図6(A)に示されるように、指
126の腹が比較的タッチパネル120の押圧面に平行
な状態(すなわち、指126が寝た状態)でタッチパネ
ル120の押圧面を押圧した場合には、図7(A)で示
されるように、電極122と電極124との接触部位が
指126の長手方向に比較的長い広がりを持つ。 【0012】これに対して、図6(B)に示されるよう
に、タッチパネル120の押圧面に対して指126た立
った状態でタッチパネル120の押圧面を押圧した場合
には、指126の先端側に対応する部分は指126が寝
た状態と基本的に同じであるが、図7(B)に示される
ように、指126が寝た状態に比べて指126の長手方
向に沿った広がりが小さい。 【0013】ここで、タッチパネル120は、電極12
2と電極124との接触部位に広がりがある場合には、
構造上、その重心位置を検出する。したがって、上記の
ように、指126が寝た状態と指126が立った状態と
では、先端位置は同じであっても指126の長手方向に
沿った広がりが異なるため、重心位置が異なり、その結
果、指126が寝た状態と指126が立った状態とで検
出位置(押圧位置)が異なってしまう。 【0014】これに対してタッチパネル140では、構
造的に上記のような問題は生じない。しかしながら、タ
ッチパネル140では、電極142の何れか2本以上
と、電極144の何れか2本以上が接触した場合には、
互いに接触した電極142、144を介して互いに接触
していない電極142の何れかと電極144の何れか
が、あたかも接触したように互いに導通する「ゴース
ト」と称される現象が生じる可能性がある。 【0015】すなわち、図8に示されるように、タッチ
パネル140において電極142のうち、電極142B
が電極144Cに接触すると共に、電極142Cが電極
144B及び電極144Cに接触すると、図8の実線の
矢印で示されるように、電極142Bが電極144C、
電極142Cを介して電極144Bに導通する電気的な
回り込み現象が発生する。その結果、図8の二点鎖線の
矢印で示されるように、電極142A〜E、144A〜
Dの導通を検出しているコンピュータ等の検出手段で
は、電極142Bと電極144Bとは接触していないに
も関わらず、電極142Bと電極144Bとが接触して
いると認識してしまう。 【0016】このような現象は、タッチパネル140の
押圧面上における異なる位置で複数本の指がタッチパネ
ル140の押圧面を押圧した場合には、何れの指も接触
していない部位で導通が検出されてしまい、正確な押圧
位置検出が困難になる。 【0017】本発明は、上記事実を考慮して、正確に押
圧位置を検出できるタッチパネルを得ることが目的であ
る。 【0018】 【課題を解決するための手段】請求項1記載のタッチパ
ネルは、各々が導電性を有し、各々の幅方向に一定間隔
離間して設けられ、各々の長手方向一端側から所定の電
圧が印加される複数本の第1ライン電極と、各々が導電
性を有し、前記複数本の第1ライン電極の各々に対応し
て複数設けられると共に、各々の長手方向及び幅方向が
対応する前記第1ライン電極の長手方向及び幅方向に対
応し、当該第1ライン電極の長手方向及び幅方向の双方
に対して直交する方向で空隙を介して対向した複数本の
第2ライン電極と、を含めて構成され、前記複数本の第
1ライン電極と前記複数本の第2ライン電極との導通及
び前記複数本の第1ライン電極に導通した前記第2ライ
ン電極が検出する電位差に基づき、前記第1ライン電極
及び前記第2ライン電極の何れか一方を介して何れか他
方とは反対側から前記何れか一方に作用する押圧力の作
用位置を検出する、ことを特徴としている。 【0019】上記構成のタッチパネルでは、第1ライン
電極の第2ライン電極とは反対側から第1ライン電極に
対して押圧力が作用すると、複数本の第1ライン電極の
うち、押圧力が作用した位置に対応する第1ライン電極
が、複数本の第2ライン電極のうちで対応する第2ライ
ン電極に接近して接触する。 【0020】この状態で、複数本の第1ライン電極及び
2ライン電極の何れが導通して何れか導通していないか
を検出ことで、第1ライン電極及び2ライン電極の各々
の幅方向に沿った押圧力の作用位置が検出される。 【0021】一方で、各第1ライン電極には長手方向一
端側から他端側の間で一定の電圧が印加されており、長
手一端と他端との間には電位差が生じている。ここで、
何れかの第1ライン電極の長手方向中間部で対応する第
2ライン電極が接触すると、第1ライン電極の長手方向
一端側から第2ライン電極との接触部位までの距離に対
応した電位の電圧が第2ライン電極に作用し、これに基
づき、第1ライン電極の長手方向一端側から第2ライン
電極との接触部位までの距離が検出される。 【0022】このようにして、第1ライン電極の長手方
向及び幅方向に沿った押圧力の作用位置が検出される。 【0023】ここで、本タッチパネルでは、各第2ライ
ン電極は基本的に独立しているため、2本以上の第1ラ
イン電極とこれらに対応する第2ライン電極とが導通し
ても、これらの2本以上の第1ライン電極が第2ライン
電極を介して互いに導通することはなく、上述した電気
的な回り込みが生じることはない。 【0024】また、第1ライン電極の幅方向に隣り合う
2本以上の第1ライン電極と対応する第2ライン電極と
が導通していても、本タッチパネルでは、導通している
第1ライン電極を個々に検出するため、第1ライン電極
の幅方向に沿った押圧力の作用部位の先端側がどこであ
るかを容易に検出できる。 【0025】 【発明の実施の形態】<本実施の形態の構成>図1には
本発明の一実施の形態に係るタッチパネル10の構成が
分解斜視図によって示されている。なお、図1を含む各
図において本タッチパネル10を構成する各部材並びに
各部位は、その構成を分かり易くするために、厚さ寸法
等を誇張して表現していることを付言しておく。 【0026】図1に示されるように、本タッチパネル1
0はベース12を備えている。ベース12は合成樹脂材
等の絶縁性材料によって略平板形状に形成されており、
その厚さ方向一方の面には、導電性材料により形成され
た一対の支持部14が設けられている。図2に示される
ように、これらの一対の支持部14は、ベース12の幅
方向及び長手方向の何れか一方に沿って長手方向とされ
た薄肉の平板形状で、ベース12の幅方向及び長手方向
の何れか他方の両端側でベース12の幅方向及び長手方
向の何れか他方に沿って対向する如く設けられている。 【0027】これらの支持部14の間には、ベース12
の幅方向及び長手方向の何れか一方に一定間隔毎に複数
本(本実施の形態では9本)の第2ライン電極16が平
行に設けられている。これらの第2ライン電極16は、
銅箔等の一定の電気抵抗値を有する導電性材料によって
ベース12の幅方向及び長手方向の何れか他方に沿って
長手方向で、ベース12の幅方向及び長手方向の何れか
一方に沿って幅方向とされた薄肉帯状に形成されてい
る。 【0028】また、図2及び図4に示されるように、ベ
ース12の厚さ方向一方の面には、複数の支持突起18
が形成されている。これらの支持突起18は、各第2ラ
イン電極16の間の略中央で、第2ライン電極16の長
手方向に沿って一定間隔毎に設けられている。これらの
支持突起18は、基本的に、ベース12からの突出寸法
が上述した支持部14の厚さ寸法に略等しい。 【0029】さらに、ベース12の厚さ方向一方の面の
側には押圧部20が設けられている。押圧部20は可撓
性を有する絶縁性材料により薄肉シート状に形成されて
おり、図4に示されるように、ベース12の長手方向及
び幅方向の何れか他方に沿った方向の両端部が上述した
支持部14及び支持突起18によって、ベース12の厚
さ方向に沿って第2ライン電極16から離間した状態で
支持されている。 【0030】また、押圧部20のベース12側の面に
は、複数本(本実施の形態では9本)の第1ライン電極
22が設けられている。図3に示されるように、第1ラ
イン電極22は、カーボン若しくはITO(インジウム
−錫酸化物)等の一定の電気抵抗値を有する導電性材料
によりベース12の幅方向及び長手方向の何れか他方に
沿って長手方向で、ベース12の幅方向及び長手方向の
何れか一方に沿って幅方向とされた薄肉の帯状に形成さ
れている。 【0031】なお、本実施の形態では、第1ライン電極
22にカーボン若しくはITO(インジウム−錫酸化
物)等を用い、第2ライン電極16に銅箔等を用いた
が、第1ライン電極22に銅箔等を用い、第2ライン電
極16にカーボン若しくはITO(インジウム−錫酸化
物)等を用いてもよい。 【0032】さらに、これらの第1ライン電極22は、
上述した第2ライン電極16に一対一で対応するように
形成されており、各々が対応する第2ライン電極16に
対してベース12の厚さ方向に対向している。また、第
1ライン電極22の各々の長手方向両端部は、上述した
一対の支持部14に接触して電気的に支持部14に電気
的に導通している。 【0033】これに対して、ベース12の厚さ方向他方
の面には、プリント配線24が形成されている。上述し
た第2ライン電極16は、その長手方向一端側でベース
12に形成された貫通孔26に設けられた接続部28を
介して、それぞれ独立して(すなわち、互いに導通しな
いように)プリント配線24に電気的に接続されてお
り、更に、第2ライン電極16の長手方向一端側の側方
でベース12の厚さ方向他方の面の側に設けられたスキ
ャン回路30及びスキャン回路32へ電気的に接続され
ている。 【0034】一方、スキャン回路32は、プリント配線
24によって第2ライン電極16とは別に一方の支持部
14へ電気的に導通しており、更に、一方の支持部14
を介して各第1ライン電極22へ電気的に接続されてい
る。 【0035】スキャン回路30では、上述した第2ライ
ン電極16の1つ1つについて電流が流れているか否か
を検出しており、これに対し、スキャン回路32では、
上述した第1ライン電極22及び第2ライン電極16の
1つ1つにかかる(印加されている)電圧値を検出して
いる。 【0036】<本実施の形態の作用、効果>本タッチパ
ネル10では、基本的に押圧部20を押圧する指の向き
が、第1ライン電極22及び第2ライン電極16の列方
向になるように予めセットされる。このようにセットさ
れたタッチパネル10には、他方の支持部14を介して
第1ライン電極22の各々に一定の電圧が印加される。 【0037】この状態で、押圧部20のベース12とは
反対側の面の一部が指等により部分的に押圧されると、
この押圧力が作用した部分は、弾性的に撓みベース12
に接近する。これによって、押圧部20の撓んだ部分で
は、第2ライン電極16が第1ライン電極22に接触し
て導通する。これによって、第1ライン電極22に接触
した第2ライン電極16には電流が流れる。 【0038】一方、スキャン回路30では、第2ライン
電極16の各々について電流が流れたか否かを順次検出
しており、したがって、上記のような押圧部20への押
圧力の付加によって何れかの第1ライン電極22が対応
する第2ライン電極16に接触することで、第2ライン
電極16に電流が流れると、どの第2ライン電極16に
電流が流れたかが、スキャン回路30により検出され
る。これにより、押圧部20上における第1ライン電極
22及び第2ライン電極16の列方向に沿った押圧力の
作用位置が検出される。 【0039】次に、第1ライン電極22及びこの第1ラ
イン電極22が接触した第2ライン電極16にかかる
(印加される)電圧がスキャン回路32によって検出さ
れる。すなわち、両支持部14の間で第1ライン電極2
2には、一定の電圧が印加されているため、他方の支持
部14側での第1ライン電極22の端部と、一方の支持
部14側での第1ライン電極22の端部との間には一定
の電位差が生じる。 【0040】ここで、上記のように、部分的に押圧部2
0が押圧されて、第2ライン電極16が第1ライン電極
22の長手方向中間部に接触した場合には、他方の支持
部14側での第1ライン電極22の端部と、一方の支持
部14側での第1ライン電極22の端部との間で生じる
電位差よりも小さい電圧が第2ライン電極16に印加さ
れる。 【0041】また、他方の支持部14側での第1ライン
電極22の端部と、一方の支持部14側での第1ライン
電極22の端部との間で生じる電位差に対する第2ライ
ン電極16に印加される電圧値の比率は、他方の支持部
14側での第1ライン電極22の端部から第2ライン電
極16と第1ライン電極22との接触部分までの距離に
対応している。 【0042】このことから、第2ライン電極16に印加
される電圧値が検出されることで他方の支持部14側で
の第1ライン電極22の端部からの第2ライン電極16
と第1ライン電極22との接触部分の位置、すなわち、
第1ライン電極22及び第2ライン電極16の長手方向
に沿った第2ライン電極16と第1ライン電極22との
接触部分の位置が検出される。 【0043】このようにして、本タッチパネル10で
は、押圧部20上での押圧力の作用位置が検出される。 【0044】ここで、本タッチパネル10では、構造的
に第1ライン電極22は対向している第2ライン電極1
6としか接触しないため、他の第2ライン電極16を介
して他の第1ライン電極22に導通することがない。こ
のため、マトリックス式のタッチパネルのような所謂
「電気的な回り込み」が生じることはなく、したがっ
て、「ゴースト」と称される現象が生じることはない。 【0045】また、指の向きと第1ライン電極22及び
第2ライン電極16の列方向を概ね一致させているた
め、指先だけで押圧部20を押圧した場合と、指の腹で
押圧部20を押圧した場合とで、押圧部20に対する押
圧面積が異なる場合には、第1ライン電極22に接触し
ている第2ライン電極16の本数が異なることになる。 【0046】したがって、第1ライン電極22に接触し
た第2ライン電極16のうち、最も指先側に位置する第
2ライン電極16を検出することで、押圧部20に触れ
た指の指先位置が検出される。これにより、押圧部20
に触れた指の姿勢が異なっていたとしても、触れようと
する押圧部20上での目標位置を略確実に検出できる。 【0047】なお、本実施の形態では、本実施の形態の
理解を容易にするために、第1ライン電極22及び第2
ライン電極16の本数を9本とし、しかも、その間隔を
大きくしたが、当然、第1ライン電極22及び第2ライ
ン電極16の本数が9本に限定されるものではなく、第
1ライン電極22及び第2ライン電極16の本数を多く
し、しかも、その間隔を密にすることで、第1ライン電
極22及び第2ライン電極16の列方向に沿った押圧力
の作用位置(すなわち、押圧部20に触れた指の位置)
を正確に検出できることは言うまでもない。 【0048】 【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るタッ
チパネルでは、電気的な回り込み現象を防止でき、しか
も、指先位置等を確実に検出できるため、正確に押圧位
置を検出できる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態に係るタッチパネルの構
成を示す分解斜視図である。 【図2】第2ライン電極側の構成を示す平面図である。 【図3】第1ライン電極側の構成を示す平面図である。 【図4】図2の4−4線に沿った本発明の一実施の形態
に係るタッチパネルの断面図である。 【図5】従来のタッチパネルの概略を示す平面図であ
る。 【図6】従来のタッチパネルを指で押圧した際の状態を
示す概略的な側面図で、(A)は指を寝かせて指の腹で
タッチパネルを押圧した状態を示し、(B)は指を立て
て指先でタッチパネルを押圧した状態を示す。 【図7】従来のタッチパネルを指で押圧した際の押圧範
囲を示す概略的な平面図で、(A)は指を寝かせて指の
腹でタッチパネルを押圧した状態を示し、(B)は指を
立てて指先でタッチパネルを押圧した状態を示す。 【図8】従来のマトリックス式のタッチパネルの概略を
示す平面図である。 【符号の説明】 10 タッチパネル 16 第2ライン電極 22 第1ライン電極

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 各々が導電性を有し、各々の幅方向に一
    定間隔離間して設けられ、各々の長手方向一端側から所
    定の電圧が印加される複数本の第1ライン電極と、 各々が導電性を有し、前記複数本の第1ライン電極の各
    々に対応して複数設けられると共に、各々の長手方向及
    び幅方向が対応する前記第1ライン電極の長手方向及び
    幅方向に対応し、当該第1ライン電極の長手方向及び幅
    方向の双方に対して直交する方向で空隙を介して対向し
    た複数本の第2ライン電極と、 を含めて構成され、前記複数本の第1ライン電極と前記
    複数本の第2ライン電極との導通及び前記複数本の第1
    ライン電極に導通した前記第2ライン電極が検出する電
    位差に基づき、前記第1ライン電極及び前記第2ライン
    電極の何れか一方を介して何れか他方とは反対側から前
    記何れか一方に作用する押圧力の作用位置を検出する、 ことを特徴とするタッチパネル。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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