JP2003214889A - 情報処理装置及び情報処理方法並びに情報処理プログラム - Google Patents

情報処理装置及び情報処理方法並びに情報処理プログラム

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JP2003214889A JP2002013309A JP2002013309A JP2003214889A JP 2003214889 A JP2003214889 A JP 2003214889A JP 2002013309 A JP2002013309 A JP 2002013309A JP 2002013309 A JP2002013309 A JP 2002013309A JP 2003214889 A JP2003214889 A JP 2003214889A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 目的地や目的施設に関する文字、画像及び地
図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報にユー
ザが記録したテキストや画像からなるユーザ情報を関連
付けて表示することのできる情報処理装置を提供する。 【解決手段】 解説表示部１０ｂには、ガイド情報の
他、テキストデータによるユーザ情報も表示される。ま
た、画像表示部１０ｃには施設の写真やイラストが表示
され、さらには地図表示部１０ｄには主要公共施設から
目的施設までの経路を示す地図が表示される。地図デー
タには、ベクター、画像等の形式にかかわらず、緯度経
度が記録されているので、他の機器から入手した測位情
報から、その位置を表示することができる。また、目的
地の設定や、経路案内などのナビゲーションをすること
も可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、旅行、イベント鑑
賞，観覧などの対象となる目的施設、場所等に関する文
字による解説情報や、経路，交通手段に関する情報、地
図，写真などの画像情報、さらには目的施設、場所周辺
で使用される言語に関する言語情報等の様々なガイド情
報を電子的に処理する情報処理装置及び情報処理方法に
関する。また、前記情報処理装置であるハードウェアに
より実行される情報処理プログラムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、旅行に行く際には、分厚い本の旅
行ガイドブックと辞書や会話集などを何冊も持ち歩かな
くてはならなかった。また、旅行する際のツールとし
て、携帯端末に道路地図を表示し、ナビゲーションする
機器は存在するが、カーナビゲーション装置のように、
地図に現在地などが表示されるものであった。
【０００３】また、読むだけの電子旅行ガイドブックは
存在するが、それに現在地が表示されたり、口コミ情報
や友人から聞いた情報をＰＯＩ（Point Of Interest）
の形で取り込めるような電子旅行ガイドブックは存在し
ていなかった。更に、自分で撮影した写真と連携して楽
しむことができるようなものは存在していなかった。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記実情に
鑑みてなされたものであり、目的地や目的施設に関する
文字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提供の
ガイド情報にユーザが記録したテキストや画像からなる
ユーザ情報を関連付けて表示することのできる情報処理
装置及び情報処理方法並びに情報処理プログラムの提供
を目的とする。
【０００５】また、本発明は、目的地や目的施設に関す
る文字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提供
のガイド情報の他、さらに自分の現在位置や経路を表示
することのできる情報処理装置及び情報処理方法並びに
情報処理プログラムの提供を目的とする。
【０００６】また、本発明は、目的地や目的施設に関す
る文字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提供
のガイド情報の他、ユーザが記録したテキストや画像か
らなるユーザ情報を関連付けて記録、又は出力すること
のできる情報処理装置及び情報処理方法並びに情報処理
プログラムの提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明に係る情報処理装
置は、前記課題を解決するために、目的地や目的施設に
関する文字、画像及び地図データからなる、ベンダー側
提供のガイド情報を処理する情報処理装置において、前
記ガイド情報を表示する表示手段と、前記表示手段に前
記ガイド情報の他、ユーザが記録したユーザ情報を関連
付けて表示させる制御手段とを備える。
【０００８】また、本発明に係る情報処理装置は、前記
課題を解決するために、目的地や目的施設に関する文
字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提供のガ
イド情報を処理する情報処理装置において、前記ガイド
情報を表示する表示手段と、前記画像からなるガイド情
報をユーザによる撮影画像に置き換えて前記表示手段に
表示させる制御手段とを備える。
【０００９】また、本発明に係る情報処理装置は、前記
課題を解決するために、目的地や目的施設に関する文
字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提供のガ
イド情報を処理する情報処理装置において、前記ガイド
情報を表示する表示手段と、現在位置を測定して得られ
た測位情報に応じた現在位置マークと前記目的地や目的
施設までの経路を前記表示手段に表示させる制御手段と
を備える。
【００１０】また、本発明に係る情報処理装置は、前記
課題を解決するために、目的地や目的施設に関する文
字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提供のガ
イド情報を処理する情報処理装置において、前記ガイド
情報の他、ユーザが記録したユーザ情報を記録媒体に保
存、又は外部に出力させる制御手段を備える。
【００１１】本発明に係る情報処理方法は、前記課題を
解決するために、目的地や目的施設に関する文字、画像
及び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報
を処理するための情報処理方法において、前記ガイド情
報を表示する表示手段に前記ガイド情報の他、ユーザが
記録したユーザ情報を関連付けて表示させる。
【００１２】また、本発明に係る情報処理方法は、前記
課題を解決するために、目的地や目的施設に関する文
字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提供のガ
イド情報を処理するための情報処理方法において、前記
ガイド情報を表示する表示手段に、前記画像からなるガ
イド情報をユーザによる撮影画像に置き換えて表示させ
る。
【００１３】また、本発明に係る情報処理方法は、前記
課題を解決するために、目的地や目的施設に関する文
字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提供のガ
イド情報を処理するための情報処理方法において、現在
位置を測定して得られた測位情報に応じた現在位置マー
クと前記目的地や目的施設までの経路を、前記ガイド情
報を表示する表示手段に表示させる。
【００１４】また、本発明に係る情報処理方法は、前記
課題を解決するために、目的地や目的施設に関する文
字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提供のガ
イド情報を処理する情報処理方法において、前記ガイド
情報の他、ユーザが記録したユーザ情報を記録媒体に保
存、又は外部に出力させる。
【００１５】本発明に係る情報処理プログラムは、前記
課題を解決するために、目的地や目的施設に関する文
字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提供のガ
イド情報を処理する情報処理装置により実行される情報
処理プログラムにおいて、前記ガイド情報を表示する表
示手段に前記ガイド情報の他、ユーザが記録したユーザ
情報を関連付けて表示させる。
【００１６】また、本発明に係る情報処理プログラム
は、前記課題を解決するために、目的地や目的施設に関
する文字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提
供のガイド情報を処理する情報処理装置によって実行さ
れる情報処理プログラムにおいて、前記ガイド情報を表
示する表示手段に、前記画像からなるガイド情報をユー
ザによる撮影画像に置き換えて表示させる。
【００１７】また、本発明に係る情報処理プログラム
は、前記課題を解決するために、目的地や目的施設に関
する文字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提
供のガイド情報を処理する情報処理装置によって実行さ
れる情報処理プログラムにおいて、現在位置を測定して
得られた測位情報に応じた現在位置マークと前記目的地
や目的施設までの経路を、前記ガイド情報を表示する表
示手段に表示させる。
【００１８】また、本発明に係る情報処理プログラム
は、前記課題を解決するために、目的地や目的施設に関
する文字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提
供のガイド情報を処理する情報処理装置によって実行さ
れる情報処理プログラムにおいて、前記ガイド情報の
他、ユーザが記録したユーザ情報を記録媒体に保存、又
は外部に出力させる。
【００１９】
【発明の実施の形態】以下、本発明のいくつかの実施の
形態について図面を参照しながら説明する。以下に挙げ
るいくつかの実施の形態は、旅行、イベント観賞，観
覧，訪問などの対象となる、観光地や、目的施設、場所
等に関するガイド情報を表示部に表示する電子ガイド装
置である。
【００２０】ここでいうガイド情報とは、目的施設、場
所等に関する解説情報や、地図，写真などの画像情報、
現地，目的施設，場所周辺の気候、交通案内、海外の場
合の電話のかけ方等の現地基本情報や、現地で使用され
る言語や辞書に関する言語情報、観光地情報やホテル・
レストラン・ショップなどのＰＯＩ（Point Of Interes
t 地点情報）等の様々な情報のことである。これらガ
イド情報は、テキスト、画像（静止画、動画、地図な
ど）、ベクター、ＰＯＩフォーマットなどの形式でデー
タベース化されている。その中で、特に位置を持った情
報には、緯度経度情報を付加した形となっている。
【００２１】さらには、この電子ガイド装置は、ユーザ
独自の情報（以下、ユーザ情報という）を追記すること
もできる。このユーザ情報を前記ガイド情報と関連付け
て表示することにより自分独自のユニークなガイド装置
にできる。
【００２２】ユーザ情報としては、自分で集めた情報
や、口コミ情報、友人から入手した情報がある。このユ
ーザ情報は場所に付随して書かれる場合が多いと考えら
れる。例えば、ガイド情報にある［○○美術館］に関連
付けて☆必見☆と書き込んだり、［△△レストラン］に
“お勧めは××××”とコメントを書き込んだり、新し
い観光スポットやレストランなどの情報ごとに書き込
む。また、場所に付随した情報ばかりでなく、緊急連絡
先やパスポート番号の控えなど、旅行に必要な個人的な
情報も考えられる。これらのユーザ情報は、例えばテキ
ストファイルで書き込むことができる。もちろん、ユー
ザ情報としては、自分で撮影した写真等を挙げることも
できる。
【００２３】ところで、出版物としての旅行ガイドブッ
クの内容は、年月が経過すると変化するものであり、１
年に１回、もしくは数年に１回など、ある時間間隔で改
訂され出版される。そして、改定時に更新される情報
は、全ての情報が更新されるわけではない。ほとんどの
場合、掲載されている場所に変化は無く、それぞれのコ
メントが変わったり、閉館時間などが変更されるだけで
ある。名前やそれがある場所には変化は無い。
【００２４】前記電子ガイド装置でも、同じようにデー
タをバージョンアップすることが考えられる。このと
き、前記ユーザ情報を前記ガイド情報と一緒に変更して
しまわないようにするのが本発明である。つまり、前記
電子ガイド装置は、本発明に係るガイド情報変更方法に
基づいたガイド情報変更プログラムをロードし実行する
ことにより、ユーザが書き込んだ前記ユーザ情報はその
ままに、ベンダー側が提供したガイド情報だけを変更す
る。電子ガイド装置が前記ガイド情報変更プログラムを
実行して行うガイド情報変更処理の詳細は後述する。
【００２５】先ず、図１〜図４を参照して、電子ガイド
装置１について説明する。この電子ガイド装置１は、図
１に示す構成であり、ＣＰＵ２と、このＣＰＵ２に内部
バス３を介して接続している、表示部４、入力部５、メ
モリー６、内蔵記録メディア７、外部記録メディア８を
備えている。また、ＣＰＵ２には、無線通信部９が接続
されている。
【００２６】そして、ＣＰＵ２は、ガイド情報の他に、
ユーザ情報も表示することができる電子ガイドプログラ
ムを実行する。内蔵記録メディア７は、半導体メモリー
や、光ディスク，光磁気ディスク又は磁気ディスクなど
のディスク状記録媒体等である。前記ガイド情報やユー
ザ情報を記録している。また、前記電子ガイドプログラ
ムを記録している。
【００２７】外部記録メディア８も、半導体メモリー
や、光ディスク，光磁気ディスク又は磁気ディスクなど
のディスク状記録媒体である。前記ガイド情報やユーザ
情報、前記電子ガイドプログラムを記録していてもよ
い。
【００２８】表示部４は、例えば液晶表示装置（ＬＣ
Ｄ）であり、画像、写真、或いは文字の前記ガイド情報
や、ユーザ情報を表示する。
【００２９】入力部５は、例えばキー操作子や、ペン入
力を受け付けるパット入力部である。
【００３０】無線通信部９は、ベースバンド処理部９ａ
と、ＲＦ処理部９ｂと、無線通信アンテナ９ｃからな
り、他の機器から測位情報を受信する。この無線通信部
９はローカル無線機能による無線技術を採用している。
【００３１】ローカル無線機能による無線技術とは、例
えば、ダイレクト・シーケンス・スペクトル拡散(Direct
Sequence Spread Spectrum：ＤＳＳＳ)無線通信向けの
もの等のIEEE8O2.11規格に準拠する無線ＬＡＮ(ＷＬＡ
Ｎ)通信に採用されるのと同じ２．４ＧＨｚのＩＳＭ(In
dustrial,Scientificand Medical)帯域を使用する無線
通信のことで、ブルートゥース(Bluetooth)と称されて
おり、一般的に１０ｍ以内の距離にある他のデバイスに
データを伝達するのに適している。
【００３２】無線通信部９が受信する測位情報は、例え
ばグローバルポジショニングシステム（Global Positio
ning System：ＧＰＳ)を持つカーナビゲーション装置
や、専用ＧＰＳ受信機、携帯電話装置から送信されてく
る。すなわち、前記他の機器は、カーナビゲーション装
置や、専用ＧＰＳ受信機、携帯電話装置等である。
【００３３】もちろん、電子ガイド装置１は、前記測位
情報を受信するに際して、その要求信号を前記他の機器
に出す。要求信号は、ＣＰＵ２からベースバンド処理部
９ａで信号処理され、ＲＦ処理部９ｂで伝送波にのせら
れ、無線通信アンテナ９ｃから他の機器に無線送信され
る。また、逆に他の機器から無線送信されてきた電波
は、無線通信部９ｃで受信され、ＲＦ処理部９ｂで信号
抽出され、ベースバンド処理部９ａで信号処理されてＣ
ＰＵ２に伝えられる。
【００３４】図２には電子ガイド装置１の表示部４上の
画面表示例１０を示す。画面のタイトル表示部１０ａに
は目的施設の名称が、また解説表示部１０ｂには施設の
解説情報がテキストデータにより表示される。特に、解
説表示部１０ｂには、ガイド情報の他、テキストデータ
によるユーザ情報も後述するように表示される。また、
画像表示部１０ｃには施設の写真やイラストが表示さ
れ、さらには地図表示部１０ｄには主要公共施設から目
的施設までの経路を示す地図が表示される。地図データ
には、ベクター、画像等の形式にかかわらず、緯度経度
が記録されているので、他の機器から入手した測位情報
から、その位置を表示することができる。また、目的地
の設定や、経路案内などのナビゲーションをすることも
可能である。
【００３５】次に、電子ガイド装置１の動作について図
３のフローチャートと、図４の選択画面を用いて説明す
る。使用者が入力部４を用いて目的施設名を選択し、例
えば図２の画面表示例を表示するまでの動作である。既
に、電子ガイド装置１の電源はオンとされ、使用者の操
作に応じて、ＣＰＵ２が前記内蔵記録メディア７又は外
部記録メディア８から電子ガイドプログラムを読み出し
ており、今まさに、メモリー６を用いて実行を始めたば
かりの状態である。
【００３６】先ず、ステップＳ１にて入力部４を用いて
使用者により施設名が図４に示すように「○△○スタジ
アム」として選択されると、電子ガイド装置１は、選択
された施設名に関するデータベースを内蔵記録メディア
７又は外部記録メディア８に参照しにいく（ステップＳ
２）。
【００３７】ステップＳ３にて、電子ガイド装置１は、
データベースにユーザ情報も格納されているか否かを確
認し、ユーザ情報が有る（ＹＥＳ）と判断すれば、ステ
ップＳ４によりガイド情報、ユーザ情報を表示部４に表
示する。もし、ステップＳ３にてユーザ情報は無い（Ｎ
Ｏ）と判断すれば、ガイド情報のみを表示部４に表示す
る（ステップＳ５）。
【００３８】これにより、使用者は、目的施設のガイド
情報をテキストや、画像として見ることができると共
に、自らが入力部４を用いて追記したユーザ情報をも確
認することができるので、使い勝手を向上できる。すな
わち、電子ガイド装置１は、使用者にとって独自のユニ
ークなガイド装置となる。
【００３９】次に、電子ガイド装置１が、ベンダー側が
提供するガイド情報をバージョンアップするときに、前
記ユーザ情報を一緒に変更してしまわないようにするガ
イド情報変更処理について説明する。
【００４０】電子ガイド装置１は、前記ガイド情報と前
記ユーザ情報とを分けて記録する。ガイド情報中には、
前記ユーザ情報を参照させるためのリンク情報が記述さ
れる。こうすることにより、旅行ガイド情報だけのバー
ジョンアップを容易に行うものである。
【００４１】図５には、電子ガイド装置１のガイド情報
変更処理手順を示す。ＣＰＵ２が例えば内部記録メディ
ア７や、或いは外部記録メディア８に格納されているガ
イド情報変更処理プログラムを実行した際の処理手順で
ある。なお、ここでは、外部記録メディア８にベンダー
側等が容易したバージョンアップデータが記録されてい
るとして説明を進める。
【００４２】先ず、ステップＳ１１にて、ＣＰＵ２は外
部記録メディア８からバージョンアップデータを読み込
む。次に、ステップＳ２にて書き込み先を検索する。そ
して、検索した書き込み先に、前のバージョンのデータ
が有るか否かをステップＳ１３にてチェックし、有ると
判定する（ＹＥＳ）と、ステップＳ１４に進みユーザ情
報へのリンクが有るか否かをチェックする。リンクが有
れば（ＹＥＳ）ステップＳ１５に進んで、リンク情報を
一時的に記録メディアの別領域等に退避した後にステッ
プＳ１６にてバージョンアップデータを書き込む。書き
込みが終了したならば、ステップＳ１７にて退避したリ
ンク情報をバージョンアップデータ内に書き込む。
【００４３】一方、ステップＳ１３にて前のバージョン
のデータが無いと判定すればステップＳ１８に進んで新
しいデータを書き込む。また、ステップＳ１４にてユー
ザ情報へのリンクが無いと判定したときにも、ステップ
Ｓ１８に進んで、バージョンアップデータを書き込む。
【００４４】これらの処理は、ステップＳ１９にて、バ
ージョンアップデータが終了であると判断されるまで繰
り返される。
【００４５】このように前記ガイド装置１は、本発明に
係るガイド情報変更方法に基づいたガイド情報変更プロ
グラムをロードし実行することにより、ユーザが書き込
んだ前記ユーザ情報はそのままに、ベンダー側が提供し
たガイド情報だけを変更することができる。
【００４６】次に、第２の実施の形態について図６、図
７を参照しながら説明する。この第２の実施の形態は、
電子ガイド装置として使用されるデジタルカメラ３０で
ある。このデジタルカメラ３０は、被写体を撮影し、写
真画像を得ることができる。そして、この写真画像を前
記ユーザ情報とし、前記ガイド情報と関連付けて表示部
に表示することができる。また、このデジタルカメラ３
０も、ベンダー側が提供するガイド情報をバージョンア
ップするときに、前記ユーザ情報を一緒に変更してしま
わないようにする。
【００４７】先ず、デジタルカメラ３０の基本的な構
成、動作について説明する。図６に示す、デジタルカメ
ラ３０のフォーカスコントロール部３５によってピント
調整されたレンズ３６を用いて撮影された被写体の画像
は、ＣＣＤ３７により画像信号に変換され、撮影メモリ
ー３８にデジタル信号（画像データ）で記録される。こ
の被写体の画像（写真イメージ）は、ＬＣＤコントロー
ル部３９を経てＬＣＤ４０に表示され、利用者はこれを
確認して、シャッター４１を押す。
【００４８】この他、デジタルカメラ３０には、撮影し
た写真イメージを後述のメモリーカード５０に記録、も
しくは、メモリーカード５０に記録された写真イメージ
を読み出すための記録読出部４５と、メモリーカードコ
ントロール部４６がある。
【００４９】メモリーカード５０は、近年、デジタルカ
メラやノート型ＰＣ（パーソナルコンピュータ）の記憶
媒体として、盛んに採用されている例えばメモリーステ
ィック(登録商標)等のことで、内部には不揮発性のフラ
ッシュメモリーが搭載され、データを保持・読出するこ
とができる。
【００５０】また、デジタルカメラ３０は、ローカル無
線通信機能を実現するローカル無線通信部３１を持ち、
通信コントロール部４３を通して、データの送受信を行
う。
【００５１】さらには、デジタルカメラ３０は、内部バ
スを介して各部の動作を制御するＣＰＵ４２を設ける。
デジタルカメラ３０が例えばナビゲーション装置に出す
要求信号は、ＣＰＵ４２から通信コントロール部４３を
経由し、ローカル無線通信部３１のベースバンド処理部
３２で信号処理され、ＲＦ処理部３３で伝送波にのせら
れ、ローカル無線通信アンテナ３４からナビゲーション
装置１０に無線送信される。また、逆に、ナビゲーショ
ン装置１０から無線送信されてきた電波は、ローカル無
線通信アンテナ３４で受信され、ＲＦ部３３で信号抽出
され、ベースバンド信号処理部３２で信号処理され、通
信コントロール部４３経由でＣＰＵ４２に伝えられる。
【００５２】また、デジタルカメラ３０は、フラッシュ
メモリー４４を持つ。このフラッシュメモリー４４は、
通常、ＣＰＵ４２を動作させるプログラムを格納してお
き、電源が入力されると自動的にプログラムが動き出す
よう構成されている。デジタルカメラが高級なモデルで
ある場合、このフラッシュメモリー４４には様々なデー
タを格納しておく場合が考えられる。例えば、写真の縁
を飾るフレームデータや、文字表記のための文字フォン
トデータが保存されている。さらには、このフラッシュ
メモリー４４は、前記ガイド情報やユーザ情報、さらに
は電子ガイドプログラムを記録している。
【００５３】このデジタルカメラ３０は、前記文字フォ
ントデータをメモリーカード５０に保存していることも
ある。また、緯度経度に応じて参照される地点検索デー
タを、フラッシュメモリー４４、もしくは、メモリーカ
ード５０に保存することもある。さらにはメモリーカー
ド５０は、前記ガイド情報やユーザ情報、さらには電子
ガイドプログラムを記録していることもある。
【００５４】また、このデジタルカメラ３０は、例えば
キー操作子からなる入力部４７を備えており、前記ユー
ザ情報の入力操作を可能としている。
【００５５】図７にはデジタルカメラ３０の外観を示
す。表側４８にはレンズ３６等が配設されている。裏側
４９にはＬＣＤ４０、入力部４７が配設されている。ま
た、上面にはシャッター４１が、側面にはローカル無線
通信アンテナ３４が配設されている。
【００５６】ＬＣＤ４０の画面のタイトル表示部４０ａ
には目的施設の名称が、解説表示部４０ｂには施設の解
説情報がテキストデータにより表示される。また、解説
表示部４０ｂには、ガイド情報の他、テキストデータに
よるユーザ情報も表示される。また、ガイド画像表示部
４０ｃにはガイド情報の一種として施設の写真やイラス
トが表示される。選択画像表示部４０ｄには、ユーザに
より撮影された写真画像、或いはガイド画像のうちのい
ずれかが表示される。ここでは、ユーザにより撮影され
た写真画像が表示されている例を示すが、ガイド画像が
表示されてもよいし、或いは主要公共施設から目的施設
までの経路を示す地図が表示されてもよい。さらには、
ユーザ画像表示部４０ｅにはユーザにより撮影された写
真画像が表示される。
【００５７】自分で集めた情報や口コミ情報、友人から
入手した情報は、テキストデータによるユーザ情報とし
て、備え付けられた入力部４７を用いてメモのように追
記できる。また、ショップ、ホテル、レストランなどの
情報などをＰＯＩフォーマットの形で追記することがで
きる。また、友人から情報をもらうような場合に、ＰＯ
Ｉフォーマットで記録することにより、例えばメモリー
スティック５０のような記録媒体を用いてデータをやり
とりすることもできる。メモリースティックの場合は、
位置情報交換フォーマットとしてＧＬＯＲＩＥ（Global
Location-related Information Exchange File Forma
t）が定義されている。このフォーマットでメモリステ
ィクに記録することにより、データの追記を簡単に行う
ことができる。ＰＯＩの記述例は後述する。
【００５８】このデジタルカメラ３０を電子ガイド装置
として動作させるときの処理手順は、前記図３に示した
通りである。ただし、ユーザ情報としては、テキストデ
ータの他に、写真画像もあるので、ステップＳ４では、
ガイド情報の他、テキストデータと写真画像によるユー
ザ情報を表示する。
【００５９】これにより、使用者は、目的施設のガイド
情報をテキストや、画像として見ることができると共
に、自らが入力部４を用いて追記したテキストデータ
や、撮影した写真画像によるユーザ情報をも確認するこ
とができるので、使い勝手を向上できる。すなわち、デ
ジタルカメラ３０は、使用者にとって独自のユニークな
ガイド装置となる。
【００６０】このデジタルカメラ３０でも、ＣＰＵ４２
が既にフラッシュメモリー４４又はメモリーカード５０
に格納されている、ガイド情報変更処理プログラムを前
記図５に示す手順で実行することにより、テキストデー
タ及び画像データからなるユーザ情報をそのままに、ガ
イド情報だけのバージョンアップを容易に行うことがで
きる。
【００６１】次に、第３の実施の形態について図８〜図
１８を参照しながら説明する。この第３の実施の形態
は、電子旅行ガイド装置として使用される、図８に示す
携帯情報端末（Personal Digital Assistants：ＰＤ
Ａ）１００である。この携帯情報端末１００は、前述し
た第２の実施の形態のように、テキストデータ及び写真
画像からなるユーザ情報をガイド情報に関連付けて表示
部に表示する他、自分の位置を測位して表示部上の地図
に表示するものである。
【００６２】このため、携帯情報端末１００は、ＧＰＳ
衛星からのＧＰＳ信号を受信し現在位置を測定するＧＰ
Ｓ部１１４を備える。このＧＰＳ部１１４は、ＧＰＳア
ンテナ１１７で受信した電波から、ＲＦ処理部１１６で
信号抽出し、位置測定部１１５で現在地の緯度経度・高
度・現在時間等を計算する。ＧＰＳによる測位技術は、
高度約２万Ｋｍを周回する２４個の衛星のうち、３個以
上の衛星から送られる、搬送周波数１５７５.４２ＭＨ
ｚのＬ１電波に含まれているＣ／Ａ(Coarse ／Acquisit
ion)コードを使って、移動体と衛星間の距離を求めるこ
とにより、移動体の位置を計算するものである。ＧＰＳ
部１１４で計算された現在位置の測位情報は、インター
フェース（Ｉ／Ｆ）部１１３を通して、ＣＰＵ１０９に
渡される。
【００６３】また、携帯情報端末装置１００は、プログ
ラムＲＯＭ１１１も内蔵し、オペレーティングシステム
（ＯＳ）や、このＯＳに続いて実行されるアプリケーシ
ョンソフト、例えばデジタル地図表示アプリケーション
を格納している。また、一般的なＰＩＭ（Personal Inf
ormation Management）機能である、電子スケジュール
管理、電子アドレス帳、電子メモ帳、行動リスト管理な
どの機能を実行する各アプリケーションソフトや、電子
ガイドプログラム等を格納している。また、ＧＰＳ部１
１４からの測位情報を現在地シンボルのような地図上の
位置表示情報に変換するアプリケーションも格納してい
る。このアプリケーションをＣＰＵ１０９が実行するこ
とにより、ＣＰＵ１０９は、現在位置データを地図上の
位置表示情報に変換する。
【００６４】また、携帯情報端末装置１００は、前記電
子ガイドプログラムを実行することにより、前記ガイド
情報やユーザ情報を表示したり、前記デジタル地図表示
アプリケーションがＣＰＵ１０９にて実行されたとき
に、地図情報に応じた地図画像を表示するＬＣＤ１０６
とこのＬＣＤ１０６をコントロールするＬＣＤコントロ
ール部１０５を備える。
【００６５】また、携帯情報端末１００は、地図データ
をメモリーカード５に記録するための記録読出部１０７
と、メモリーカードコントロール部１０７を備える。
【００６６】さらには、携帯情報端末１００は、ＧＰＳ
部１１４の代わりに、ナビゲーション装置や携帯電話装
置などの他の機器から測位情報を得るためにローカル無
線通信部１０１を備える。
【００６７】例えば携帯情報端末装置１００が測位情報
を得るために前記他の機器に出す要求信号は、ＣＰＵ１
０９から通信コントロール部１１０を経由し、ローカル
無線通信部１０１のベースバンド処理部１０２で信号処
理され、ＲＦ処理部１０３で伝送波にのせられ、ローカ
ル無線通信アンテナ１０４から前記他の機器に無線送信
される。また、逆に、前記他の機器から無線送信されて
きた電波は、ローカル無線通信アンテナ１０４で受信さ
れ、ＲＦ部１０３で信号抽出され、ベースバンド信号処
理部１０２で信号処理され、通信コントロール部１１０
経由でＣＰＵ１０９に伝えられる。
【００６８】また、携帯情報端末１００は、例えばキー
操作子や、ペン入力を受け付けるパット入力部等の入力
部１２２を備える。
【００６９】また、携帯情報端末１００は、前記図６に
示したデジタルカメラ３０と同様に、被写体を撮影し、
写真画像を得るために、フォーカスコントロール部１１
８と、レンズ１１９と、ＣＣＤ１２０と、撮影メモリー
１２１と、シャッター１１２を備える。フォーカスコン
トロール部１１８によってピント調整されたレンズ１１
９を用いて撮影された被写体の画像は、ＣＣＤ１２０に
より画像信号に変換され、撮影メモリー１２１にデジタ
ル信号（画像データ）で記録される。この被写体の画像
（写真イメージ）は、ＬＣＤコントロール部１０５を経
てＬＣＤ１０６に表示され、利用者はこれを確認して、
シャッター１１２を押す。
【００７０】図９には、携帯情報端末１００の外観及び
表示例を示す。左側部にはローカル無線アンテナ１０４
が配設されている。また、上部左側にはＧＰＳアンテナ
１１７が配設されている。ＬＣＤ１０６の画面のタイト
ル表示部１０６ａには、この携帯情報端末１００が電子
旅行ガイド装置として使用されたときの目的施設の名称
「○△×○大王像」が表示されている。また、解説表示
部１０６ｂには、ガイド情報の他、テキストデータによ
るユーザ情報が「☆けっこう笑える☆」と表示されてい
る。また、選択画像表示部１０６ｃには、ガイド情報の
一種として「○△×○大王像」の外観を写した写真画像
が表示されている。この選択画像表示部１０６ｃには、
ユーザの選択に応じてユーザにより前記ユーザ情報とし
て撮影された写真画像が表示されてもよい。また、地図
表示部１０６ｄには、目的施設となる「○△×○大王
像」のある位置マーク１０６ｅや、携帯情報端末１００
のＧＰＳ部１１４にて測位した現在位置マーク１０６ｆ
が表示される。
【００７１】つまり、携帯情報端末１００を電子旅行ガ
イド装置として用いれば、テキスト、画像、地図が同時
に表示され、自分がいる位置がその範囲に入っている地
図を見ている場合には、自分の位置をその地図上に確認
することができる。地図データには、ベクター、画像等
の形式にかかわらず、緯度経度が記録されているので、
ＧＰＳ部１１４で入手した測位情報だけではなく、他の
機器からローカル通信部１０１を介して入手した測位情
報によっても、現在位置を表示することができる。ま
た、目的地の設定や、経路案内などのナビゲーションを
することも可能である。
【００７２】このことは、前記図１に示した電子ガイド
装置１がＧＰＳ部や写真撮影部を備えていれば図２の地
図表示部１０ｄ上に目的施設の位置マーク１０ｅや現在
地マーク１０ｆを示せることを容易に想起させる。
【００７３】次に、ＰＯＩ情報について説明する。例え
ば、目的施設の位置マーク１０６ｅ，１０ｅを地図上に
表示する際に有効に使われる。また、友人からの情報を
もらってユーザ情報に加えるときにも有効である。さら
には、友人などと前もって旅行の相談をする場合のデー
タ交換にも有効である。
【００７４】図１０には、ＰＯＩ情報の具体例を示す。
ＸＭＬ（eXtensible Mark-up Language）言語で記述さ
れている。また、図１１には、このＰＯＩ情報に対応す
る目的施設のガイド情報の表示例を示す。
【００７５】図１０において、ＰＯＩ情報であることを
示す（<poi>）タグ内に、ポジション（<pos>）タグで囲
んで、緯度（<lat>）タグ、経度（<lon>）タグを記述し
ている。また、名称（<name>）タグにて「東京タワー」
を記述し、アドレス（<address>）タグにて「東京都港
区・・・・」をテキストで記述し、さらには郵便番号、
電話番号を該当タグ内にて記述している。
【００７６】このため、図１１に示す携帯情報端末１０
０（電子旅行ガイド装置）のＬＣＤ１０６の画面のタイ
トル表示部１０６ａには「東京タワー」という目的施設
名称が、また、解説表示部１０６ｂには住所、電話番号
等が表示される。さらには地図表示部１０６ｄには、ポ
ジション（<pos>）タグ内の、緯度（<lat>）タグ、経度
（<lon>）タグに記述された緯度経度情報に応じた目的
施設の位置マーク１０６ｅが表示される。なお、地図表
示部１０６ｄには、ＧＰＳ部１１４で測位された情報に
基づいた現在位置マーク１０６ｆも表示されている。
【００７７】また、図１０に示したようなＰＯＩフォー
マットを用いれば、メモリーカードのような外部記録媒
体を用いて容易に他の電子旅行ガイド装置との間でデー
タをやりとりすることができる。例えば、メモリーステ
ィック（登録商標）の場合は、位置情報交換フォーマッ
トとしてＧＬＯＲＩＥ（Global Location-related Info
rmation Exchange File Format）が定義されているの
で、このフォーマットで記録することにより、データの
やりとりを簡単に行うことができる。友人などと前もっ
て旅行の相談をする場合に、ＰＯＩフォーマットのデー
タを用いれば、外部記録媒体を通して、交換することに
より、図１２に示すように、相互に異なったタイプの携
帯情報端末（電子旅行ガイド装置）１００、２００を所
有していたとしても、自分の持っている装置にあった形
でＰＯＩ情報を見ることができるし、地図に反映するこ
ともできる。
【００７８】図１２に示す例では、（ｂ）の電子旅行ガ
イド装置２００は、タイトル表示部２０１ａ、解説表示
部２０１ｂ、選択画像表示部２０１ｃ、地図表示部２０
１ｄの位置を、(a)の電子旅行ガイド装置１００とは異
ならせている。もちろん、それぞれの領域のサイズは、
表示部や、装置のサイズに応じて異なっていることもあ
る。
【００７９】なお、図１２には、相互に異なった携帯情
報端末同士でデータをやりとりする具体例を示したが、
携帯情報端末とデジタルスチルカメラ、携帯情報端末と
携帯電話装置のように、ＰＯＩ情報を取り扱える装置で
あり、地図などを表示できる装置であれば他の装置でも
かまわない。もちろん、パーソナルコンピュータにてＰ
ＯＩフォーマットで記録されたＰＯＩ情報を、メモリー
カードを媒体として、携帯情報端末、デジタルカメラな
どの電子旅行ガイド装置に渡してもよい。
【００８０】また、図１３に示すように、ＰＯＩ情報
に、リンクファイル（<linkfile>）タグを追加し、その
中に、<text href ="..../MEMO.TXT">,</text>を記述
し、ユーザ情報へのリンクを指定することにより、例え
ばテキストファイル（MEMO.TXT）で記録されている、ユ
ーザ情報「夜景がとてもきれいです。」を前記解説表示
部等に表示することができる。
【００８１】図１４には、携帯情報端末１００の解説表
示部１０６ｂに☆夜景がとてもきれいです☆と表示して
いる例を示す。同様に、前記ＰＯＩ情報中でリンクファ
イルを指定することにより、前記図２に示した解説表示
部１０ｂの☆すっごく大きい☆や、図８に示した解説表
示部１０６ｂの☆けっこう笑える☆というユーザ情報の
追加が可能となる。また、前述したように、ガイド情報
にある［○○美術館］に関連付けて☆必見☆と書き込ん
だり、［△△レストラン］に“お勧めは××××”とコ
メントを書き込んだりが可能となる。
【００８２】図１５には、ガイド情報（旅行ガイドデー
タ）とユーザ情報（ユーザ書き込みデータ）の記録状態
を模式化して示す。「２００１年版旅行ガイドデータ」
と「ユーザ書き込みデータ」は分かれて記録されてい
る。「ユーザ書き込みデータ」は、ＰＯＩデータと、写
真（画像）と、メモ（テキスト）からなる。このユーザ
書き込みデータ中のＰＯＩデータは、例えばＰＣなどに
より記録され、メモリーカードを媒介として電子旅行ガ
イド装置に後から追加記録されたものである。
【００８３】ＰＯＩデータは、ガイド情報「２００１年
版旅行ガイドデータ」中にも記述されている。前記図１
２に示したＰＯＩデータはガイド情報中の記述例であ
る。
【００８４】図１６には、ユーザ情報としてユーザが独
自の情報を書き込むときの具体例を示す。ユーザは、書
き込みするデータをファイルやレコードなどの塊として
記録する。ガイドデータ中には、それに対するリンク情
報が記述される。例えば、解説表示部に表示される解説
文中にはコメント１のリンクが張られており、例えばテ
キストデータで記述されたコメント、「必見」、「すご
く大きい」、「かなり笑える」、「夜景がきれいで
す。」などを指定し、表示部に表示させる。また、美術
館の写真画像にもリンクが張られ、ユーザ書き込みデー
タ中の写真画像１を指定し、表示部に表示させる。さら
には、ガイド情報として記述されている例えば○○レス
トランに関するＰＯＩ情報に張られたリンクによってユ
ーザ書き込みデータのコメント２が指定され、「お勧め
は××××」というようなユーザ情報を表示部に表示さ
せる。
【００８５】また、解説表示部に表示される解説文中に
出てきた観光地やレストランなどの名称に、ＰＯＩ情報
へのリンクを張れば、直ちに詳しいＰＯＩ情報を見るこ
とができる。
【００８６】この携帯情報端末１００が前記構成を採る
ことにより可能となる他の動作例を以下に挙げる。先
ず、カメラ部で写真を撮影することができ、その写真に
は撮影した場所の緯度経度を記録できる。よって、地図
上にプロットもしくはリンク情報がプロットされる。そ
して、地名が記載されたそれらの写真を整理し、アルバ
ムを自動的に作成することができる。
【００８７】また、旅行ガイド情報中の写真を、自分が
撮影した写真に置き換えることができる。そうすること
により、ガイドブック用いられる写真を、例えば自分が
写っている写真にして保存することができる。
【００８８】また、ユーザが撮影した写真やメモ、自分
で集めた情報などで電子旅行ガイド装置をカスタマイズ
することにより、自分の旅行記を作成し、保存すること
がでっきる。その旅行記は、外部記録メディアに出力す
ることもできるし、印刷することもできる。また、外部
記録メディアに出力されたデータに対して、ＰＣ等によ
り編集を加えることもできる。
【００８９】また、インターネットやiモードなどを通
じてホテルやレストランなどの予約を行う場合、予約し
た場所の地図と共に緯度経度を送ることは、例えば、Ｐ
ＯＩフォーマットを用いれば可能であるが、そのように
して送られた情報を用いて、この電子旅行ガイド装置上
の地図に反映して他のホテルなどと共に表示したり、目
立つような目印を付けたりすることができる。
【００９０】また、ガイド情報中の名称を、現地語と自
国語の両方で表示し、片方の言語をルビ文字にして表示
するようにしてもよい。
【００９１】次に、携帯情報端末１００（電子旅行ガイ
ド装置１００）が、ベンダー側が提供する旅行ガイド情
報をバージョンアップするときに、前記ユーザ情報を一
緒に変更してしまわないようにする旅行ガイド情報変更
処理について説明する。
【００９２】電子旅行ガイド装置１００は、前述したの
と同様に図１７の（ａ）に示すように、ガイド情報（旅
行ガイドデータ）とユーザ情報（ユーザ書き込みデー
タ）を分けて記録する。「ユーザ書き込みデータ」は、
ＰＯＩデータと、写真（画像）と、メモ（テキスト）か
らなる。
【００９３】バージョンアップ時には、図１７の（ｂ）
に示すように、ガイド情報（旅行ガイドデータ）のみを
その対象にすることができるので、ユーザ情報はそのま
まにガイド情報だけのバージョンアップが容易に可能と
なる。
【００９４】次に、ユーザ情報へのリンクが有るときの
バージョンアップの具体例を図１８と、前記図５のフロ
ーチャートを用いて説明する。携帯情報端末１００のＣ
ＰＵ１０９がプログラムＲＯＭやメモリーカード５に格
納された前記ガイド情報変更処理プログラムを実行した
ときの処理手順に含まれる。ここでは、例えば、解説表
示部のガイド情報にバージョンアップデータが有る場合
について説明する。
【００９５】図５のステップＳ１３にてＣＰＵ１０９が
解説表示部の前バージョンのデータ有りと判定すると、
ステップＳ１４にてＣＰＵ１０９はユーザ情報へリンク
が有るか否かをチェックする。ここでは、リンクがある
のでステップＳ１５に進んで、例えば図１３に示したよ
うなユーザへのリンク情報を一時退避する。その後、ス
テップＳ１６にて図１８の（ｂ）に示すようにバージョ
ンアップデータを書き込み、さらにはステップＳ１７に
て退避したリンク情報を元に戻す。
【００９６】なお、前記ステップＳ１３にて前のバージ
ョンのデータがあるか否かをチェックするには、ＰＯＩ
情報の場合、緯度経度、名称、住所、電話番号などを比
較し、一致を判定すればよい。例えば、図１３の形で旅
行ガイド情報が記録されていたとすると、名称と緯度経
度で比較する場合には、“東京タワー”と、緯度“35.6
550”、経度“139.7486”でデータの一致を判定できる
ので、それに付随する情報を新しいデータに更新すれば
よい。
【００９７】このように、電子旅行ガイド装置１００で
も、ユーザ情報はそのままに旅行ガイド情報のみをバー
ジョンアップすることができるので、ユーザは独自に書
き込んだユーザ情報をそのまま利用することができる。
【００９８】次に、第４の実施の形態について図１９、
図２０を参照して説明する。この第４の実施の形態は、
電子旅行ガイド装置として使用される携帯電話７０であ
る。この携帯電話７０も前記携帯情報端末１００と同様
に、テキストデータ及び写真画像からなるユーザ情報を
ガイド情報に関連付けて表示部に表示する他、自分の位
置を測位して表示部上の地図に表示するものである。
【００９９】携帯電話装置７０は、図１９に示すよう
に、音声通信とパケット通信ができるように、ベースバ
ンド処理部８３からＲＦ部８２、携帯電話アンテナ８１
を通して基地局と無線通信できる機能があり、通信の状
況や操作に関する情報を、ＬＣＤコントロール部７４を
通してＬＣＤ７５に表示する。また、携帯電話装置７０
は、前記ベースバンド処理部８３からＲＦ部８２、携帯
電話アンテナ８１を用いて、位置測定のために携帯電話
基地局から基地局信号を受信する携帯電話信号測位処理
部を構成している。また、携帯電話装置７０は、ＧＰＳ
衛星からのＧＰＳ信号を受信するＧＰＳ受信装置（以
下、ＧＰＳ部と示す）も備える。ＧＰＳアンテナ９１は
前記ＧＰＳ部を構成し、また携帯電話アンテナ８１は前
記携帯電話信号測位処理部を構成する。また、携帯電話
装置７０は、ローカル無線通信部１３０も備えている。
【０１００】携帯電話信号測位処理部８０は、携帯電話
基地局からの電波を携帯電話アンテナ８１で受信し、Ｒ
Ｆ処理部８２で信号抽出し、ベースバンド処理部８３で
信号処理する。そして、処理された信号の位相差を位置
測定部８４で測定することにより現在地の緯度経度を求
める。また、音声通信とパケット通信時に処理された、
通信の状況や操作に関する情報を、ＬＣＤコントロール
部７４を通してＬＣＤ７５に表示する。
【０１０１】ＧＰＳ部９０は、ＧＰＳ衛星からの電波を
ＧＰＳアンテナ９１で受信し、ＲＦ処理部９２で信号抽
出し、位置測定部９３で信号処理し現在地の緯度経度を
求める。
【０１０２】ローカル無線通信部１３０は、周辺のデバ
イスとデータを送受信する。送信すべきデータは、通信
コントロール部１３４を通して、ローカル無線のベース
バンド処理部１３１で伝送波と混合され、ＲＦ部１３
２、ローカル無線通信アンテナ１３３を通して、周辺の
デバイスに送信することができる。逆に、他のデバイス
からデータを受信することもできる。
【０１０３】携帯電話信号測位処理部８０やＧＰＳ部９
０で計算された現在位置の緯度経度は、インターフェー
ス（Ｉ／Ｆ）部７１を通して、ＣＰＵ７２に渡される。
【０１０４】ＣＰＵ７２には、バスを介して、メモリー
７３、ＬＣＤコントロール部７４、プログラムＲＯＭ７
６、キー入力部７７等が接続されている。
【０１０５】プログラムＲＯＭ７６は、オペレーティン
グシステム（ＯＳ）や、このＯＳに続いて実行されるア
プリケーションソフト、例えばデジタル地図表示アプリ
ケーションを格納している。さらには、測位情報を現在
地シンボルのような地図上の位置表示情報に変換するア
プリケーションも格納している。このアプリケーション
をＣＰＵ７２が実行することにより、ＣＰＵ７２は、現
在位置データを地図上の位置表示情報に変換する。ま
た、プログラムＲＯＭ７６は、前記電子ガイドプログラ
ムを格納している。
【０１０６】また、携帯電話７０は、地図データをメモ
リーカード５に記録媒体するための記録読出部１４５
と、メモリーカードコントロール部１４６を備える。メ
モリーカードには、前記オペレーティングシステム（Ｏ
Ｓ）や、このＯＳに続いて実行されるアプリケーション
ソフト、例えばデジタル地図表示アプリケーション、測
位情報を現在地シンボルのような地図上の位置表示情報
に変換するアプリケーション、前記電子ガイドプログラ
ムを格納していてもよい。
【０１０７】また、携帯電話７０は、前記図６に示した
デジタルカメラ３０と同様に、被写体を撮影し、写真画
像を得るために、フォーカスコントロール部１４１と、
レンズ１４２と、ＣＣＤ１４３と、撮影メモリー１４４
と、シャッター７８を備える。フォーカスコントロール
部１４１によってピント調整されたレンズ１４２を用い
て撮影された被写体の画像は、ＣＣＤ１４３により画像
信号に変換され、撮影メモリー１４４にデジタル信号
（画像データ）で記録される。この被写体の画像（写真
イメージ）は、ＬＣＤコントロール部７４を経てＬＣＤ
７５に表示され、ユーザはこれを確認して、シャッター
７８を押す。
【０１０８】図２０には、携帯電話７０の外観及び表示
例を示す。右側部にはローカル無線アンテナ１３３が配
設されている。また、上部右側にはＧＰＳアンテナ９１
が、上部左側には携帯電話アンテナ８１が配設されてい
る。ＬＣＤ７５の画面のタイトル表示部７５ａには、こ
の携帯電話７０が電子旅行ガイド装置として使用された
ときの目的施設の名称「東京タワー」が表示されてい
る。また、解説表示部７５ｂには、ガイド情報の他、テ
キストデータによるユーザ情報も表示されている。ま
た、選択画像表示部７５ｃには、ガイド情報として「東
京タワー」の外観を写した写真画像が表示されている。
この選択画像写真部７５ｃには、ユーザの選択に応じて
ユーザにより前記ユーザ情報として撮影された写真画像
が表示されてもよい。また、地図表示部７５ｄには、目
的施設となる「東京タワー」のある位置マーク７５ｅ
や、携帯電話７０のＧＰＳ部９０にて測位した現在位置
マーク７５ｆが表示される。
【０１０９】この携帯電話７０を電子旅行ガイド装置と
して用いたときにも、テキスト、画像、地図が同時に表
示され、自分がいる位置がその範囲に入っている地図を
見ている場合には、自分の位置をその地図上に確認する
ことができる。地図データには、ベクター、画像等の形
式にかかわらず、緯度経度が記録されているので、ＧＰ
Ｓ部９０で入手した測位情報だけではなく、他の機器か
らローカル通信部１３０を介して入手した測位情報や、
携帯電話信号測位処理部８０を介して基地局から得た測
位情報によっても、現在位置を表示することができる。
また、目的地の設定や、経路案内などのナビゲーション
をすることも可能である。もちろん、この携帯電話７０
でも前記ＰＯＩ情報を扱うことができるので、図１０〜
図１６を用いて説明したのと同様の処理を行うことがで
きる。
【０１１０】さらには、この携帯電話７０による電子旅
行ガイド装置においても、ユーザ情報はそのままに旅行
ガイド情報のみをバージョンアップすることができるの
で、ユーザは独自に書き込んだユーザ情報をそのまま利
用することができる。前記図５、図１３、図１７及び図
１８を用いて説明したのと同様のガイド情報変更処理手
順を当てはめることができるからである。
【０１１１】次に、第５の実施の形態について図２１を
参照して説明する。この第５の実施の形態は、電子旅行
ガイド装置として使用される携帯型パーソナルコンピュ
ータ装置２００である。この携帯型パーソナルコンピュ
ータ装置２００は、例えばＢ５サイズ以下の持ち運び易
い携帯型パーソナルコンピュータ装置である。この携帯
型パーソナルコンピュータ装置２００は、測位情報をＧ
ＰＳ信号から得るためのＧＰＳアンテナ２５８と、他の
機器から測位情報を受信するためのローカル無線通信部
２３０を備える。
【０１１２】この携帯型パーソナルコンピュータ装置２
００は、本体２０２と当該本体２０２に対して開閉自在
に取り付けられ、前記ローカル無線通信部２３０の後述
するローカル無線通信アンテナ２３３が設けられる表示
部２０３とによって構成されている。
【０１１３】本体２０２には、上面に各種文字や記号及
び数字等を入力する複数の操作キー２０４、表示部２０
３に入力表示されるカーソルを移動するときに操作する
スティック式ポインティングデバイス２０５、内蔵スピ
ーカ２０６、表示部２０３に設けられたＣＣＤ カメラ
２２３によって画像を撮像するときに操作するシャッタ
ーボタン２０７が設けられている。
【０１１４】表示部２０３の正面には、ＬＣＤでなる液
晶ディスプレイ２２１が設けられており、正面の中央上
端部にＣＣＤカメラ２２３を備えた撮像部２２２が表示
部２０３に対して回動自在に取り付けられている。
【０１１５】すなわち撮像部２２２は、表示部２０３の
正面方向及び背面方向との間の１８０度の角度範囲内で
回動して任意の位置に位置決めし得るようになされてい
る。また撮像部２２２には、ＣＣＤカメラ２２３のフォ
ーカス調整を行う調整リングが設けられている。
【０１１６】また表示部２０３の正面には、撮像部２２
２の左隣にマイクロフォン２２４が設けられており、当
該マイクロフォン２２４を介して表示部２０３の背面側
からも集音し得るようになされている。
【０１１７】また表示部２０３における正面の中央下端
部には、ＬＥＤ(Light Emitting Diode)でなる電源ラン
プＰＬ、電池ランプＢＬ、メッセージランプＭＬ及びそ
の他の種々の用途に対応したランプが設けられている。
【０１１８】さらには表示部２０３の正面上端部には、
マイクロフォン２２４の左隣にツメ２１３が設けられる
と共に、当該ツメ２１３と対応する本体２０２の所定位
置に孔部２０８が設けられており、表示部２０３を本体
２０２に閉塞した状態でツメ２１３が孔部２０８に嵌合
されてロックするようになされている。
【０１１９】また、表示部２０３の後面には、後述する
ローカル無線通信アンテナ２３３が設けられている。
【０１２０】本体２０２の正面には、スライドレバー２
０９が設けられており、当該スライドレバー２０９を正
面に沿って矢印方向にスライドすることにより、孔部２
０８に嵌合されたツメ２１３のロックを解除して表示部
２０３を本体２０２に対して展開し得るようになされて
いる。
【０１２１】また本体２０２の正面には、１回のボタン
操作で電源オンから所定のアプリケーションソフト（以
下、これを単にアプリケーションと呼ぶ）を立ち上げて
予め設定しておいた一連の動作を自動的に実行するため
のプログラマブルパワーキー（ＰＰＫキー）２１０が左
端部に設けられると共に、右端部に複数の吸気孔２１１
が設けられている。
【０１２２】もちろん、この携帯型パーソナルコンピュ
ータ装置２００を電子旅行ガイド装置として用いたとき
にも、テキスト、画像、地図が同時に表示され、自分が
いる位置がその範囲に入っている地図を見ている場合に
は、自分の位置をその地図上に確認することができる。
地図データには、ベクター、画像等の形式にかかわら
ず、緯度経度が記録されているので、ＧＰＳ部で入手し
た測位情報だけではなく、他の機器からローカル通信部
を介して入手した測位情報によっても、現在位置を表示
することができる。また、目的地の設定や、経路案内な
どのナビゲーションをすることも可能である。もちろ
ん、この携帯がパーソナルコンピュータ装置２００でも
前記ＰＯＩ情報を扱うことができるので、図１０〜図１
６を用いて説明したのと同様の処理を行うことができ
る。
【０１２３】また、この携帯型パーソナルコンピュータ
装置２００による電子旅行ガイド装置においても、ユー
ザ情報はそのままに旅行ガイド情報のみをバージョンア
ップすることができるので、ユーザは独自に書き込んだ
ユーザ情報をそのまま利用することができる。前記図
５、図１３、図１７及び図１８を用いて説明したのと同
様のガイド情報変更処理手順を当てはめることができる
からである。
【０１２４】以上説明したように前記第１〜第５の実施
の形態を用いることにより、例えば観光ガイド情報や辞
書などを１台の携帯情報端末や、携帯電話、デジタルカ
メラ、携帯型パーソナルコンピュータ装置で持ち歩くこ
とができ、さらにその中に記載される地図に現在位置を
表示できるので、例えば新しい旅行ツールとして持ち歩
くのに非常に便利である。地図は、カーナビゲーション
装置のような道路地図だけではなく観光用の地図でもよ
いのでユーザにとって非常にわかりやすい。また、前記
電子旅行ガイド装置は、自分の好きな情報でカスタマイ
ズができ、自分だけの電子旅行ガイド装置を作ることが
できるので、インターネットなどで書き込まれている口
コミ情報や友人から教えてもらった情報など、最新の情
報をもっていくことができる。
【０１２５】特に、デジタルカメラ機能付きの装置にて
使用すれば、デジタルカメラも含めてこれ１台で旅行へ
持っていくことができるので、荷物も減り、非常に便利
である。さらに、写真と共に旅行記として記録できるの
で、年々変わっていく現地の観光情報も一緒に保存し、
記録として残すことができる。
【０１２６】なお、本発明は具体的に、電子旅行ガイド
装置に適用が可能であることを説明したが、例えば営業
担当者が所持する、複数の訪問先のガイド情報を扱うガ
イド装置や、その他、介護担当者等が所持する、複数の
訪問先のガイド情報を扱うガイド装置にも適用が可能で
ある。
【０１２７】
【発明の効果】本発明によれば、目的地や目的施設に関
する文字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提
供のガイド情報にユーザが記録したテキストや画像から
なるユーザ情報を関連付けて表示することができる。
【０１２８】本発明によれば、目的地や目的施設に関す
る文字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提供
のガイド情報の他、さらに自分の現在位置や経路を表示
することができる。
【０１２９】本発明によれば、目的地や目的施設に関す
る文字、画像及び地図データからなる、ベンダー側提供
のガイド情報の他、ユーザが記録したテキストや画像か
らなるユーザ情報を関連付けて記録、又は出力すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】第１の実施の形態の電子ガイド装置のブロック
図である。
【図２】電子ガイド装置の表示例を示す図である。
【図３】電子ガイド装置の動作を説明するためのフロー
チャートである。
【図４】電子ガイド装置の選択画面例を示す図である。
【図５】電子ガイド装置のガイド情報変更処理手順を示
すフローチャートである。
【図６】第２の実施の形態のデジタルカメラのブロック
図である。
【図７】デジタルカメラの外観図である。
【図８】第３の実施の形態の携帯情報端末のブロック図
である。
【図９】携帯情報端末の外観及び表示例を示す図であ
る。
【図１０】ＰＯＩ情報の記述例を示す図である。
【図１１】図１０のＰＯＩ情報に対応するガイド情報の
表示例を示す図である。
【図１２】相互に異なったタイプの携帯情報端末におけ
る表示例を示す図である。
【図１３】リンクファイルを追加したＰＯＩ情報の記述
例を示す図である。
【図１４】携帯情報端末において、テキストによるユー
ザ情報を表示した例を示す図である。
【図１５】ガイド情報（旅行ガイドデータ）とユーザ情
報（ユーザ書き込みデータ）の記録状態を模式化して示
す図である。
【図１６】ユーザ情報としてユーザが独自の情報を書き
込むときの具体例を示す図である。
【図１７】ガイド情報のバージョンアップ例を示す図で
ある。
【図１８】ユーザ情報へのリンクがある場合のバージョ
ンアップ例を示す図である。
【図１９】第４の実施の形態の携帯電話のブロック図で
ある。
【図２０】携帯電話の外観と表示例を示す図である。
【図２１】第５の実施の形態の携帯型パーソナルコンピ
ュータ装置の外観を示す図である。
【符号の説明】
１ ガイド装置、２ ＣＰＵ、４ 表示部、５ 入力
部、６ メモリー、７内蔵記録メディア、８ 外部記録
メディア、９ 無線通信部、１０ 表示画面、１０ａ
タイトル表示部、１０ｂ 解説表示部、１０ｃ 画像表
示部、１０ｄ地図表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０９Ｂ 29/00 Ｇ０９Ｂ 29/00 Ａ Ｆ 29/10 29/10 Ａ Ｆターム(参考） 2C032 HB03 HB06 HB22 HB25 HC11 HC27 HD16 2F029 AA07 AB07 AC02 AC09 AC14 AC16 5B050 AA08 BA06 CA05 CA07 CA08 FA02 FA12 FA13 FA14 5B075 ND03 ND06 PQ02 PQ32 PR01 UU14 UU16 5H180 AA21 BB04 BB05 BB12 BB13 CC04 CC12 FF05 FF10 FF13 FF22 FF27 FF33 FF35

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 目的地や目的施設に関する文字、画像及
    び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報を
    処理する情報処理装置において、 前記ガイド情報を表示する表示手段と、 前記表示手段に前記ガイド情報の他、ユーザが記録した
    ユーザ情報を関連付けて表示させる制御手段とを備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項２】 前記制御手段は、文字、画像からなるユ
    ーザ情報を前記ガイド情報に関連付けて前記表示部に表
    示させることを特徴とする請求項１記載の情報処理装
    置。
  3. 【請求項３】 目的地や目的施設に関する文字、画像及
    び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報を
    処理する情報処理装置において、 前記ガイド情報を表示する表示手段と、 前記画像からなるガイド情報をユーザによる撮影画像に
    置き換えて前記表示手段に表示させる制御手段とを備え
    ることを特徴とする情報処理装置。
  4. 【請求項４】 目的地や目的施設に関する文字、画像及
    び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報を
    処理する情報処理装置において、 前記ガイド情報を表示する表示手段と、 現在位置を測定して得られた測位情報に応じた現在位置
    マークと前記目的地や目的施設までの経路を前記表示手
    段に表示させる制御手段とを備えることを特徴とする情
    報処理装置。
  5. 【請求項５】 前記測位情報を得る現在位置測位手段を
    備えることを特徴とする請求項４記載の情報処理装置。
  6. 【請求項６】 前記目的地や目的施設の位置を前記ガイ
    ド情報中の地図データから読み取ることを特徴とする請
    求項４記載の情報処理装置。
  7. 【請求項７】 目的地や目的施設に関する文字、画像及
    び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報を
    処理する情報処理装置において、 前記ガイド情報の他、ユーザが記録したユーザ情報を記
    録媒体に保存、又は外部に出力させる制御手段を備える
    ことを特徴とする情報処理装置。
  8. 【請求項８】 前記制御手段は、前記ガイド情報の他、
    前記ユーザ情報、さらには現在位置を測定して得られた
    測位情報に応じた現在位置マークと前記目的地や目的施
    設までの経路を表示手段に表示させることを特徴とする
    請求項７記載の情報処理装置。
  9. 【請求項９】 目的地や目的施設に関する文字、画像及
    び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報を
    処理するための情報処理方法において、 前記ガイド情報を表示する表示手段に前記ガイド情報の
    他、ユーザが記録したユーザ情報を関連付けて表示させ
    ることを特徴とする情報処理方法。
  10. 【請求項１０】 少なくとも前記ガイド情報と、選択的
    に前記ガイド情報に関連したユーザ情報とを記録してい
    る記録媒体から、前記ユーザ情報の有無をチェックする
    チェック工程と、 前記チェック工程によるユーザ情報の有無の結果に応じ
    て前記表示手段に前記ガイド情報のみ、又は前記ガイド
    情報とユーザ情報とを表示する工程とを備えることを特
    徴とする請求項９記載の情報処理方法。
  11. 【請求項１１】 目的地や目的施設に関する文字、画像
    及び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報
    を処理するための情報処理方法において、 前記ガイド情報を表示する表示手段に、前記画像からな
    るガイド情報をユーザによる撮影画像に置き換えて表示
    させることを特徴とする情報処理方法。
  12. 【請求項１２】 目的地や目的施設に関する文字、画像
    及び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報
    を処理するための情報処理方法において、 現在位置を測定して得られた測位情報に応じた現在位置
    マークと前記目的地や目的施設までの経路を、前記ガイ
    ド情報を表示する表示手段に表示させることを特徴とす
    る情報処理方法。
  13. 【請求項１３】 目的地や目的施設に関する文字、画像
    及び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報
    を処理する情報処理方法において、 前記ガイド情報の他、ユーザが記録したユーザ情報を記
    録媒体に保存、又は外部に出力させることを特徴とする
    情報処理方法。
  14. 【請求項１４】 目的地や目的施設に関する文字、画像
    及び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報
    を処理する情報処理装置により実行される情報処理プロ
    グラムにおいて、 前記ガイド情報を表示する表示手段に前記ガイド情報の
    他、ユーザが記録したユーザ情報を関連付けて表示させ
    ることを特徴とする情報処理プログラム。
  15. 【請求項１５】 少なくとも前記ガイド情報と、選択的
    に前記ガイド情報に関連したユーザ情報とを記録してい
    る記録媒体から、前記ユーザ情報の有無をチェックする
    チェック工程と、 前記チェック工程によるユーザ情報の有無の結果に応じ
    て前記表示手段に前記ガイド情報のみ、又は前記ガイド
    情報とユーザ情報とを表示する工程とを備えることを特
    徴とする請求項１４記載の情報処理プログラム。
  16. 【請求項１６】 目的地や目的施設に関する文字、画像
    及び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報
    を処理する情報処理装置によって実行される情報処理プ
    ログラムにおいて、 前記ガイド情報を表示する表示手段に、前記画像からな
    るガイド情報をユーザによる撮影画像に置き換えて表示
    させることを特徴とする情報処理プログラム。
  17. 【請求項１７】 目的地や目的施設に関する文字、画像
    及び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報
    を処理する情報処理装置によって実行される情報処理プ
    ログラムにおいて、 現在位置を測定して得られた測位情報に応じた現在位置
    マークと前記目的地や目的施設までの経路を、前記ガイ
    ド情報を表示する表示手段に表示させることを特徴とす
    る情報処理プログラム。
  18. 【請求項１８】 目的地や目的施設に関する文字、画像
    及び地図データからなる、ベンダー側提供のガイド情報
    を処理する情報処理装置によって実行される情報処理プ
    ログラムにおいて、 前記ガイド情報の他、ユーザが記録したユーザ情報を記
    録媒体に保存、又は外部に出力させることを特徴とする
    情報処理プログラム。
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