JP2003213813A - 建 物 - Google Patents
建 物Info
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- JP2003213813A JP2003213813A JP2002014940A JP2002014940A JP2003213813A JP 2003213813 A JP2003213813 A JP 2003213813A JP 2002014940 A JP2002014940 A JP 2002014940A JP 2002014940 A JP2002014940 A JP 2002014940A JP 2003213813 A JP2003213813 A JP 2003213813A
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- JP
- Japan
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- steel
- electrically connected
- frame
- frames
- building
- Prior art date
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- Building Environments (AREA)
- Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来の鉄骨柱、鉄骨梁、鉄骨壁胴縁、床デッ
キ等のフレーム同志は電気的に確実に接続されておら
ず、フレーム全体による帯電防止対策及び電磁遮蔽対策
がとられていない。 【解決手段】 建物を構成するフレーム同志を電気的に
接続した。例えば、鉄骨柱１、鉄骨梁２、鉄骨壁胴縁
３、床デッキ４、ブレース５等のフレームを溶接により
電気的に接続した。また、地中に埋設された複数のアー
ス極２０と、地中に埋設されて上記アース極に電気的に
接続されるとともに導体（導体アース４０）を介して上
記フレームに電気的に接続された導体メッシュ３０とを
備えた。
キ等のフレーム同志は電気的に確実に接続されておら
ず、フレーム全体による帯電防止対策及び電磁遮蔽対策
がとられていない。 【解決手段】 建物を構成するフレーム同志を電気的に
接続した。例えば、鉄骨柱１、鉄骨梁２、鉄骨壁胴縁
３、床デッキ４、ブレース５等のフレームを溶接により
電気的に接続した。また、地中に埋設された複数のアー
ス極２０と、地中に埋設されて上記アース極に電気的に
接続されるとともに導体（導体アース４０）を介して上
記フレームに電気的に接続された導体メッシュ３０とを
備えた。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、帯電防止対策及び
電磁波遮蔽対策を講じた建物に関する。
電磁波遮蔽対策を講じた建物に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来は鉄骨造、鉄骨鉄筋コンクリート造
等の建物を構成する鉄骨柱、鉄骨梁、鉄骨壁胴縁、床デ
ッキをボルトにより連結していた。
等の建物を構成する鉄骨柱、鉄骨梁、鉄骨壁胴縁、床デ
ッキをボルトにより連結していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来の鉄骨柱、鉄骨
梁、鉄骨壁胴縁、床デッキ等のフレーム同士は電気的に
確実に接続されておらず、フレーム全体による帯電防止
対策及び電磁遮蔽対策がとられていない。即ち、上記フ
レームの表面には錆止め塗料等が塗られており、ボルト
で機械的に結合したとしても、フレーム同士は金属の有
する低抵抗の接続状態とはなっておらず、電気的には接
続されていない。つまり、接触抵抗を介在させない電気
導体接続になっていない。
梁、鉄骨壁胴縁、床デッキ等のフレーム同士は電気的に
確実に接続されておらず、フレーム全体による帯電防止
対策及び電磁遮蔽対策がとられていない。即ち、上記フ
レームの表面には錆止め塗料等が塗られており、ボルト
で機械的に結合したとしても、フレーム同士は金属の有
する低抵抗の接続状態とはなっておらず、電気的には接
続されていない。つまり、接触抵抗を介在させない電気
導体接続になっていない。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係る
建物は、建物を構成するフレーム同士を電気的に接続し
た。請求項２は、上記フレームは鉄骨柱、鉄骨梁、鉄骨
壁胴縁、床デッキ、ブレースであり、これらフレームを
溶接により電気的に接続した。請求項３は、サッシュ枠
やドア枠を上記フレームに電気的に接続した。請求項４
は、地中に埋設された複数のアース極と、地中に埋設さ
れて上記アース極に電気的に接続されるとともに導体を
介して上記フレームに電気的に接続された導体メッシュ
とを備えた。
建物は、建物を構成するフレーム同士を電気的に接続し
た。請求項２は、上記フレームは鉄骨柱、鉄骨梁、鉄骨
壁胴縁、床デッキ、ブレースであり、これらフレームを
溶接により電気的に接続した。請求項３は、サッシュ枠
やドア枠を上記フレームに電気的に接続した。請求項４
は、地中に埋設された複数のアース極と、地中に埋設さ
れて上記アース極に電気的に接続されるとともに導体を
介して上記フレームに電気的に接続された導体メッシュ
とを備えた。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図１
に基づいて説明する。本実施の形態では、図１に示すよ
うに、建物を構成するフレームである鉄骨柱１、鉄骨梁
２、鉄骨壁胴縁３、床デッキ４、ブレース５をアーク溶
接やガスシールド溶接などの手段で電気的に接続した。
つまり、鉄骨柱１を構成する複数の鉄骨１ａ同士の接続
部１Ａ、鉄骨梁２を構成する複数の鉄骨２ａ同士の接続
部２Ａ、ブレース５を構成する複数の鉄骨５ａ同士の接
続部５Ａ、鉄骨柱１と鉄骨梁２の接続部１２、鉄骨壁胴
縁３と鉄骨梁２あるいは鉄骨柱１の接続部１３、鉄骨柱
１と床デッキ４の接続部１４、鉄骨柱１とブレース５の
接続部１５を溶接して電気的に確実に接続する。さら
に、建物下の地層深層部低抵抗層に複数のアース極２０
を埋設するとともに、導体メッシュ３０を埋設して上記
アース極２０に電気的に接続した。そして、上記電気的
に接続された各フレームと導体メッシュ３０とを導体ア
ース４０を介して接続した。
に基づいて説明する。本実施の形態では、図１に示すよ
うに、建物を構成するフレームである鉄骨柱１、鉄骨梁
２、鉄骨壁胴縁３、床デッキ４、ブレース５をアーク溶
接やガスシールド溶接などの手段で電気的に接続した。
つまり、鉄骨柱１を構成する複数の鉄骨１ａ同士の接続
部１Ａ、鉄骨梁２を構成する複数の鉄骨２ａ同士の接続
部２Ａ、ブレース５を構成する複数の鉄骨５ａ同士の接
続部５Ａ、鉄骨柱１と鉄骨梁２の接続部１２、鉄骨壁胴
縁３と鉄骨梁２あるいは鉄骨柱１の接続部１３、鉄骨柱
１と床デッキ４の接続部１４、鉄骨柱１とブレース５の
接続部１５を溶接して電気的に確実に接続する。さら
に、建物下の地層深層部低抵抗層に複数のアース極２０
を埋設するとともに、導体メッシュ３０を埋設して上記
アース極２０に電気的に接続した。そして、上記電気的
に接続された各フレームと導体メッシュ３０とを導体ア
ース４０を介して接続した。
【０００６】以上により、各フレームの導通が確保さ
れ、各フレームの電位が均一となるので、フレームに帯
電する帯電電流をアース極に素早く逃がすことができる
ので、フレームによる帯電防止効果が得られ、また、電
気的に接続された各フレームにより形成される開口部５
０の対角線の長さＬの２分の１波長以上の電磁波に対し
有効な遮蔽効果が得られる。
れ、各フレームの電位が均一となるので、フレームに帯
電する帯電電流をアース極に素早く逃がすことができる
ので、フレームによる帯電防止効果が得られ、また、電
気的に接続された各フレームにより形成される開口部５
０の対角線の長さＬの２分の１波長以上の電磁波に対し
有効な遮蔽効果が得られる。
【０００７】また、サッシュ枠やドア枠を上記フレーム
に電気的に接続するようにすれば、枠の帯電防止効果が
得られ、また、枠の対角線の長さの２分の１波長以上の
電磁波に対し有効な遮蔽効果が得られる。
に電気的に接続するようにすれば、枠の帯電防止効果が
得られ、また、枠の対角線の長さの２分の１波長以上の
電磁波に対し有効な遮蔽効果が得られる。
【０００８】尚、本発明は、鉄骨鉄筋コンクリート造、
鉄骨造の建物にも適用できる。
鉄骨造の建物にも適用できる。
【０００９】
【発明の効果】本発明の請求項１，２に係る建物によれ
ば、建物フレームによる帯電防止効果及び電磁波遮蔽効
果が得られる。請求項３によれば、サッシュ枠やドア枠
の帯電防止効果及び電磁波遮蔽効果が得られる。請求項
４によれば、フレームに帯電する帯電電流をアース極に
素早く逃がすことができるようになるので、帯電防止効
果及び電磁波遮蔽効果を向上させることができる。
ば、建物フレームによる帯電防止効果及び電磁波遮蔽効
果が得られる。請求項３によれば、サッシュ枠やドア枠
の帯電防止効果及び電磁波遮蔽効果が得られる。請求項
４によれば、フレームに帯電する帯電電流をアース極に
素早く逃がすことができるようになるので、帯電防止効
果及び電磁波遮蔽効果を向上させることができる。
【図１】 本発明の実施の形態１による建物のフレーム
構造及びアース構造を示す斜視図。
構造及びアース構造を示す斜視図。
１ 鉄骨柱、２ 鉄骨梁、３ 鉄骨壁胴縁、４ 床デッ
キ、５ ブレース、２０ アース極、３０ 導体メッシ
ュ、４０ 導体アース。
キ、５ ブレース、２０ アース極、３０ 導体メッシ
ュ、４０ 導体アース。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 鈴木 宏和
東京都新宿区津久戸町２番１号 株式会社
熊谷組東京本社内
(72)発明者 村岡 憲司
宮城県仙台市青葉区立町26番20号 株式会
社熊谷組東北支店内
(72)発明者 三浦 正泰
北海道札幌市中央区北２条西13丁目１番地
株式会社熊谷組北海道支店内
Ｆターム(参考） 2E001 DH01 EA04 EA05 FA01 FA02
FA03 FA11 GA05 HB01 LA05
5E321 AA41 BB41 CC22 GG01 GG05
Claims (4)
- 【請求項１】 建物を構成するフレーム同士が電気的に
接続されていることを特徴とする建物。 - 【請求項２】 上記フレームは鉄骨柱、鉄骨梁、鉄骨壁
胴縁、床デッキ、ブレースであり、これらフレームが溶
接により電気的に接続されていることを特徴とする請求
項１に記載の建物。 - 【請求項３】 サッシュ枠やドア枠が上記フレームに電
気的に接続されていることを特徴とする請求項１又は請
求項２に記載の建物。 - 【請求項４】 地中に埋設された複数のアース極と、地
中に埋設されて上記アース極に電気的に接続されるとと
もに導体を介して上記フレームに電気的に接続された導
体メッシュとを備えたことを特徴とする請求項１ないし
請求項３のいずれかに記載の建物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002014940A JP2003213813A (ja) | 2002-01-24 | 2002-01-24 | 建 物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002014940A JP2003213813A (ja) | 2002-01-24 | 2002-01-24 | 建 物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003213813A true JP2003213813A (ja) | 2003-07-30 |
Family
ID=27651480
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002014940A Pending JP2003213813A (ja) | 2002-01-24 | 2002-01-24 | 建 物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003213813A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005100710A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-27 | Gejyo, Haruhiko | 間仕切のフレーム構造 |
| WO2005106150A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Takayasu Kanemura | ノイズ侵入防止ビルディング構造 |
| RU2486320C1 (ru) * | 2011-12-26 | 2013-06-27 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Казанский государственный архитектурно-строительный университет" (КГАСУ) | Узел сопряжения рамы |
| US12080939B2 (en) | 2021-01-24 | 2024-09-03 | M Towers LLC | Manufactured utility apparatus |
-
2002
- 2002-01-24 JP JP2002014940A patent/JP2003213813A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005100710A1 (ja) * | 2004-03-31 | 2005-10-27 | Gejyo, Haruhiko | 間仕切のフレーム構造 |
| WO2005106150A1 (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Takayasu Kanemura | ノイズ侵入防止ビルディング構造 |
| JP2005314965A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-11-10 | Takayasu Kanemura | ノイズ侵入防止ビルディング構造 |
| JP4599884B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2010-12-15 | 貴康 金村 | ノイズ侵入防止ビルディング構造 |
| RU2486320C1 (ru) * | 2011-12-26 | 2013-06-27 | Федеральное государственное бюджетное образовательное учреждение высшего профессионального образования "Казанский государственный архитектурно-строительный университет" (КГАСУ) | Узел сопряжения рамы |
| US12080939B2 (en) | 2021-01-24 | 2024-09-03 | M Towers LLC | Manufactured utility apparatus |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Effective date: 20040806 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 |
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| A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20060530 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060627 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060824 |
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Effective date: 20061017 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |