JP2003213054A - シート成形用プロピレン系重合体組成物、プロピレン系重合体シート、プロピレン系重合体シートの製造方法、及び、プロピレン系重合体シートの二次加工成形体 - Google Patents
シート成形用プロピレン系重合体組成物、プロピレン系重合体シート、プロピレン系重合体シートの製造方法、及び、プロピレン系重合体シートの二次加工成形体Info
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Abstract
分布が生じても成形性に対する影響が少なく、均一な成
形体を得ることのできるプロピレン系重合体シートを生
産可能なシート成形用プロピレン系重合体組成物、該重
合体組成物によって得られたプロピレン系重合体シー
ト、プロピレン系重合体シートの製造方法、及び、包装
材料等のシートの二次加工成形体の提供。 【解決手段】下記の成分Aと成分Bとを含有するシート
成形用プロピレン系重合体組成物。 成分A:MFRが0.1〜20g/10分、密度が0.
905g/cm3以上のプロピレン重合体;10〜80
重量% 成分B:MFRが0.1〜20g/10分、融解温度が
110〜155℃で、下記式(1)を満足するプロピレ
ン・α−オレフィン共重合体;90〜20重量% −22Cx+171≦Tm≦−22Cx+191 式(1) [Cxはα−オレフィン含量(重量%)、Tmは融解温
度(℃)を表す。]
Description
び熱成形性に優れたプロピレン系重合体シートを得るこ
との可能なシート成形用プロピレン系重合体組成物、該
重合体組成物によって得られたプロピレン系重合体シー
ト、プロピレン系重合体シートの製造方法、及び、プロ
ピレン系重合体シートの二次加工成形体に関する。
ロピレン等の熱可塑性樹脂は、各種包装材料として用い
られており、これら包装材は、熱可塑性樹脂をシート状
に押出成形した後、再加熱して、真空成形、真空圧空成
形等の熱成形方法を用いて二次加工することによって成
形する方法が採用されており、真空成形等の熱成形方法
は、生産性が高く、多量の需要に応じられることから特
に大量生産向きの成形方法として広く普及されている。
性、耐衝撃性、あるいは、衛生面に優れており、包装容
器等の包装材として優れた材料であるがプロピレン系重
合体は結晶性樹脂であるために、これを熱成形する場合
には、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン樹脂等の非晶性樹
脂に比較して透明性に劣るという問題があり、また、結
晶性樹脂であることから加熱温度変化に対する弾性率変
化が大きいため熱成形性に劣るという問題がある。
法としては、エチレン等のオレフィンと共重合する方
法、或いは、結晶造核剤を添加する方法が用いられてい
るが、これらの方法は、プロピレン系重合体シート自体
についてはある程度透明性を向上させることができるも
のの、得られたシートを熱成形によって二次加工をする
とその間に透明性が損なわれ、期待する程度の効果は得
られないという問題がある。
形装置の大型化が進んでおり、かかる大型熱成形装置に
プロピレン系重合体を適用して、広幅のシートを用いて
幅方向に多数個取りを行なおうとすると、シートに温度
分布が発生して弾性率むらが生じるため、中央部では良
品がとれる場合であっても、その周囲部では失透するな
どのトラブルが生じる問題がある。また狭幅のシートを
用いた成形であっても、複雑な意匠性が求められる成形
体の製造においては、上記同様温度分布に基づく賦形性
のむらのために均一な成形体が得難いという問題があ
る。
等の熱成形に使用する場合には、加熱温度を均一にする
ための細心の注意が必要となっている。しかしながら、
温度制御を精密に行なうためには、生産効率を低下する
ことを余儀なくされ、生産性向上の要請に沿うことがで
きなくなるという問題がある。
工によっても透明性が低下することがなく、また、加熱
が不均一となってシートに温度分布が生じた場合にも、
成形性に対する影響が少なく、賦形状態の優れた成形体
を得ることが可能なプロピレン系重合体シートの開発が
求められている。
性に優れ、かつ、熱成形の際に温度分布が生じても成形
性に対する影響が少なく、大型熱成形機を用いて成形す
る場合にも、品質の均一な成形体を得ることのできるプ
ロピレン系重合体シートを生産可能なシート成形用プロ
ピレン系重合体組成物、該重合体組成物によって得られ
たプロピレン系重合体シート、プロピレン系重合体シー
トの製造方法、及び、プロピレン系重合体シートの二次
加工成形体を提供するものである。
達成するため鋭意検討した結果、剛性、透明性に優れる
と共に、加熱温度差による弾性率変化の少ないプロピレ
ン系重合体組成物の開発に成功してなされたものであっ
て、具体的には、下記の成分Aと成分Bとを含有する樹
脂組成物からなることを特徴とするシート成形用プロピ
レン系重合体組成物を提供するものである。
分、密度が0.905g/cm3以上のプロピレン重合
体;10〜80重量% 成分B:MFRが0.1〜20g/10分、融解温度が
110〜155℃で、下記式(1)を満足するプロピレ
ン・α−オレフィン共重合体;90〜20重量%
ィン共重合体のα−オレフィン含量(重量%)を表し、
Tmはプロピレン・α−オレフィン共重合体の融解温度
(℃)を表す。]
ピレン単独重合体又はプロピレン含量99.0重量%以
上のプロピレン・α−オレフィン共重合体である上記の
シート成形用プロピレン系重合体組成物、及び、上記の
樹脂組成物100重量部に対し結晶造核剤0.01〜
1.00重量部を配合してなることを特徴とするシート
成形用プロピレン系重合体組成物を提供するものであ
る。
とを含有する樹脂組成物からなるシート成形用プロピレ
ン系重合体組成物を成形してなることを特徴とするプロ
ピレン系重合体シートを提供するものである。
分、密度が0.905g/cm3以上のプロピレン重合
体;10〜80重量% 成分B:MFRが0.1〜20g/10分、融解温度が
110〜155℃で、下記式(1)を満足するプロピレ
ン・α−オレフィン共重合体;90〜20重量%
ィン共重合体のα−オレフィン含量(重量%)を表し、
Tmはプロピレン・α−オレフィン共重合体の融解温度
(℃)を表す。]
に対し結晶造核剤0.01〜1.00重量部を配合して
なるシート成形用プロピレン系重合体組成物からなる上
記のプロピレン系重合体シート、及び、シートの厚みが
0.1〜3.0mmである上記のプロピレン系重合体シ
ートを提供するものである。
シート成形用プロピレン系重合体組成物を溶融押出し、
押出されたシートの少なくとも片面を金属ベルトで挟圧
して、冷却固化することを特徴とするプロピレン系重合
体シートの製造方法、及び、上記のプロピレン系重合体
シートを熱成形してなる二次加工成形体を提供するもの
である。
系重合体組成物は、成分A:MFRが0.1〜20g/
10分、密度が0.905g/cm3以上のプロピレン
重合体;10〜80重量%と、成分B:MFRが0.1
〜20g/10分、融解温度が110〜155℃で、下
記式(1)を満足するプロピレン・α−オレフィン共重
合体;90〜20重量%とから構成される。
ィン共重合体のα−オレフィン含量(重量%)を表し、
Tmはプロピレン・α−オレフィン共重合体の融解温度
(℃)を表す。]
合体は、JIS−K7210で測定された密度が0.9
05g/cm3以上、好ましくは0.906g/cm3以
上、さらに好ましくは0.907g/cm3以上0.9
12g/cm3以下のものが使用される。密度が上記範
囲を下回るとシートの剛性が不足して好ましくない。密
度の測定は、MFR測定と同じ条件で溶融樹脂を押出
し、得られたストランドを用いて密度勾配管によって測
定される。
210(230℃、2.16kg荷重)に準拠して測定
されたMFRが0.1〜20g/10分、好ましくは
0.2〜15g/10分、さらに好ましくは0.3〜1
0g/10分のものが使用され、MFRが上記範囲を越
えると溶融張力が不足してシートの押出成形性が不良と
なり、MFRが上記範囲未満ではシート成形時に流動不
良となって厚み変動を生じ易くなる。
ものが好ましく、さらには160℃を越えるものが好ま
しい。
ンの単独重合体及び/又はプロピレン含量が99.0重
量%以上のプロピレンとαーオレフィンとのランダム共
重合体が望ましく、α−オレフィンとしては、エチレ
ン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、4−メ
チル−ペンテン−1等を用いることができる。中でもプ
ロピレン単独重合体又はプロピレンとエチレンとのラン
ダム共重合体、あるいは、これらのブレンド物が好まし
く、特にプロピレン単独重合体が好ましい。
重合触媒を用いることによって得ることができ、高立体
規則性重合触媒としては、塩化チタン、アルコキシチタ
ン等を出発材料として調製されたチタン化合物を用い
た、いわゆるチーグラー・ナッタ触媒、あるいは、メタ
ロセン化合物を用いたカミンスキー型触媒を使用するこ
とができる。特にチーグラー・ナッタ触媒が望ましい。
この様なプロピレン重合体は市販品の中から選択入手す
ることができる。
形用プロピレン系重合体組成物に対して、10〜80重
量%、好ましくは15〜70重量%である。配合割合が
上記範囲を下回ると剛性が不足し、上回ると熱成形性が
損なわれる。
α−オレフィン共重合体は、JIS−K7210(23
0℃、2.16kg荷重)によるMFRが、0.1〜2
0g/10分、好ましくは0.2〜15g/10分、さ
らに好ましくは0.3〜10g/10分のものが使用さ
れ、MFRが上記範囲を越えると溶融張力が不足してシ
ートの押出成形性が不良となり、MFRが上記範囲未満
ではシート成形時に流動不良となって厚み変動が生じ易
くなる。
体は、DSCによって昇温速度10℃/分で測定した融
解(ピーク)温度Tmが110〜155℃、好ましくは
115〜150℃の範囲とされ、さらに、α−オレフィ
ン含量と融解温度Tmとの関係が、下記式(1)を満た
すものが使用される。さらに好ましくは下記式(2)を
満たすもの、特に好ましくは下記式(3)を満たすもの
ものが使用される。
るとプロピレン・α−オレフィン共重合体の弾性率の熱
依存性が大きくなって熱成形性が損なわれ、下回ると剛
性が不足する。ここでCxは13C−NMRにより測定さ
れた値である。
ロピレン・α−オレフィン共重合体の融解温度Tmは、
プロピレン重合体が15℃以上、好ましくは20℃以
上、さらに好ましくは25℃以上高くなるように組み合
わせることが望ましい。融解温度Tmの差が15℃未満
では熱成形に適する温度範囲幅が狭くなることがある。
差走査型熱量計を用い、サンプル量5.0mgを採り、
200℃で5分間保持した後、40℃まで10℃/分の
降温スピードで結晶化させ、さらに10℃/分の昇温ス
ピードで融解させたときの融解ピーク温度Tmを測定す
ることによって行われる。
−オレフィン共重合体は、メタロセン化合物を用いて得
られたメタロセン触媒を使用してプロピレンとα−オレ
フィンとをランダム共重合することによって容易に得ら
れ、α−オレフィンとしては、エチレン、ブテン−1、
ペンテン−1、ヘキセン−1、オクテン−1、4−メチ
ル−ペンテン−1等を用いることができる。α−オレフ
ィンの添加量は、得られるプロピレン・α−オレフィン
共重合体の特性が本発明範囲となる量に調整される。一
般には、α−オレフィンの含有量は1重量%を越える量
とされる。
は、メタロセン系遷移金属化合物(a)と、イオン交換
性層状珪酸塩(b)とからなる触媒、又は、必要に応じ
て(a)、(b)に加えて、さらに有機アルミニウム化
合物(c)を含む触媒を用いることができる。以下、こ
れらを成分(a)、成分(b)、成分(c)と呼ぶこと
がある。
セン系遷移金属化合物を使用することができる。
2 bは、それぞれ共役五員環配位子を示し、Qは二つの共
役五員環配位子を架橋する結合性基であって、炭素数1
〜20の2価の炭化水素基、炭素数1〜20の炭化水素
基を有するシリレン基または炭素数1〜20の炭化水素
基を有するゲルミレン基を示し、Meはチタン、ジルコ
ニウムまたはハフニウムを示し、XおよびYは、それぞ
れ独立して、水素、ハロゲン基、炭素数1〜20の炭化
水素基、炭素数1〜20のアルコキシ基、炭素数1〜2
0のアルキルアミド基、トリフルオロメタンスルホン酸
基、炭素数1〜20のリン含有炭化水素基または炭素数
1〜20のケイ素含有炭化水素基を示す。R1およびR2
は、共役五員環配位子上の置換基であって、それぞれ独
立して、炭素数1〜20の炭化水素基、ハロゲン基、ア
ルコキシ基、ケイ素含有炭化水素基、リン含有炭化水素
基、窒素含有炭化水素基またはホウ素含有炭化水素基を
示す。隣接する2個のR1または2個のR2がそれぞれ結
合して環を形成していてもよい。aおよびbは0≦a≦
4、0≦b≦4を満足する整数である。ただし、R 1お
よびR2を有する2個の五員環配位子は、基Qを介して
の相対位置の観点において、Meを含む平面に関して非
対称である。]
て、下記のものを挙げることができる。なお、これらの
化合物は、単に化学的名称のみで示称されているが、そ
の立体構造が本発明で言う非対称性を持つものであるこ
とは言うまでもない。Meとしてジルコニウムの場合の
みを例示したが、代わりにチタン、ハフニウムをそのま
ま置換して示称することができる。
る遷移金属化合物としては、次の化合物を挙げることが
できる。 (1)ジメチルシリレンビス(1−インデニル)ジルコ
ニウムジクロリド、(2)ジメチルシリレンビス{1−
(2−メチル−4−フェニル−4H−アズレニル)}ジ
ルコニウムジクロリド、(3)ジメチルシリレンビス
〔1−{2−メチル−4−(1−ナフチル)インデニ
ル}〕ジルコニウムジクロリド、(4)メチルフェニル
シリレンビス{1−(2,4−ジメチルインデニル)}
ジルコニウムジクロリド、(5)メチルフェニルシリレ
ンビス〔1−{2−メチル−4−(1−ナフチル)イン
デニル}〕ジルコニウムジクロリド、(6)ジメチルシ
リレンビス{1−(2−メチル−4−フェニルインデニ
ル)}ジルコニウムジメチル、(7)ジメチルシリレン
ビス{1−(2−エチル−4−フェニル−4H−アズレ
ニル)}ジルコニウムジクロリド、(8)ジメチルシリ
レン{1−(2−エチル−4−フェニル−4,5,6,
7,8−ペンタヒドロアズレニル)}{1−(2,3,
5−トリメチルシクロペンタジエニル)}ジルコニウム
ジクロリド、(9)ジメチルシリレンビス{1−(2−
エチル−4−(ペンタフルオロフェニル)インデニ
ル)}ジルコニウムジクロリド。(10)ジメチルシリ
レンビス[1,1’−{2−メチル−4−(4−クロロ
フェニル)−4H−アズレニル}]ジルコニウムジクロ
リド
子を有する遷移金属化合物としては、例えば、(1)エ
チレン−1,2−ビス(1−インデニル)ジルコニウム
ジクロリド、(2)エチレン−1,2−ビス{1−
(2,4−ジメチルインデニル)}ジルコニウムジクロ
リド、(3)エチレン−1,2−ビス{1−(2−メチ
ル−4−フェニルインデニル)}ジルコニウムジクロリ
ド、(4)エチレン−1,2−ビス{1−(2−メチル
−4,5−ベンゾインデニル)}ジルコニウムジクロリ
ド、(5)エチレン−1,2−ビス〔1−{2−メチル
−4−(4−クロロフェニル)−4H−アズレニル}〕
ジルコニウムジクロリド等が例示される。
ウ素、リンあるいは窒素を含む炭化水素残基で架橋した
五員環配位子を有する遷移金属化合物としては、例え
ば、(1)ジメチルゲルミレンビス(1−インデニル)
ジルコニウムジクロリド、(2)ジメチルゲルミレンビ
ス{1−(2−メチル−4−フェニル−4H−アズレニ
ル)}ジルコニウムジクロリド、(3)ジメチルゲルミ
レンビス{1−(2−メチル−4,5−ベンゾインデニ
ル)}ジルコニウムジクロリド、(4)フェニルホスフ
ィノビス(1−インデニル)ジルコニウムジクロリド、
(5)フェニルアミノビス(1−インデニル)ジルコニ
ウムジクロリドが例示される。これらの錯体のなかで特
に好ましいものは、アズレン骨格を有する錯体である。
オン結合等によって構成される面が互いに弱い結合力で
平行に積み重なった結晶構造をとる珪酸塩化合物であ
り、含有するイオン交換可能なものを指称する。大部分
のイオン交換性層状珪酸塩は、天然には主に粘土鉱物の
主成分として産出するが、これら、イオン交換性層状珪
酸塩は特に、天然産のものに限らず、人工合成物であっ
てもよい。具体例としては、ディッカイト、ナクライ
ト、カオリナイト、アノーキサイト、メタハロイサイ
ト、ハロイサイト等のカオリン族、クリソタイル、リザ
ルダイト、アンチゴライト等の蛇紋石族、モンモリロナ
イト、ザウコナイト、バイデライト、ノントロナイト、
サポナイト、ヘクトライト、スチーブンサイト等のスメ
クタイト族、バーミキュライト等のバーミキュライト
族、雲母、イライト、セリサイト、海緑石等の雲母族、
アタパルジャイト、セピオライト、パリゴルスカイト、
ベントナイト、パイロフィライト、タルク、緑泥石群が
挙げられる。これらは混合層を形成していてもよい。
くそのまま用いることができるが、成分(b)に酸処
理、アルカリ処理、塩類処理、有機物処理等の化学処理
を施すことも好ましい。ここで化学処理とは、表面に付
着している不純物を除去する表面処理と粘土の構造に影
響を与える処理のいずれをも用いることができる。
成分として使用される成分(c)有機アルミニウム化合
物としては、一般式(AlR4 nX3-n)mで示される化合
物が適当である。本発明ではこの式で表される化合物を
単独で、複数種混合してあるいは併用して使用すること
ができる。また、この使用は触媒調製時だけでなく、予
備重合あるいは重合時にも可能である。この式中、R4
は炭素数1〜20の炭化水素基を示し、Xは、ハロゲ
ン、水素、アルコキシ基、アミノ基を示す。nは1〜3
の、mは1〜2の整数である。R4としてはアルキル基
が好ましく、またXは、それがハロゲンの場合には塩素
が、アルコキシ基の場合には炭素数1〜8のアルコキシ
基が、アミノ基の場合には炭素数1〜8のアミノ基が、
好ましい。したがって、好ましい化合物の具体例として
は、トリメチルアルミニウム、トリエチルアルミニウ
ム、トリノルマルプロピルアルミニウム、トリノルマル
ブチルアルミニウム、トリイソブチルアルミニウム、ト
リノルマルヘキシルアルミニウム、トリノルマルオクチ
ルアルミニウム、トリノルマルデシルアルミニウム、ジ
エチルアルミニウムクロライド、ジエチルアルミニウム
セスキクロライド、ジエチルアルミニウムヒドリド、ジ
エチルアルミニウムエトキシド、ジエチルアルミニウム
ジメチルアミド、ジイソブチルアルミニウムヒドリド、
ジイソブチルアルミニウムクロライド等が挙げられる。
これらのうち、好ましくは、m=1、n=3のトリアル
キルアルミニウムおよびジアルキルアルミニウムヒドリ
ドである。さらに好ましくは、R4が炭素数1〜8であ
るトリアルキルアルミニウムである。
らびに必要に応じて用いられる成分(c)からなるメタ
ロセン触媒を、重合槽内であるいは重合槽外で、重合さ
せるべきモノマーの存在下あるいは不存在下に接触させ
ることにより調整することができる。
予備重合を行ったものであってもよい。予備重合に用い
られるオレフィンとしては、プロピレン、エチレン、1
−ブテン、3−メチルブテン−1、スチレン、ジビニル
ベンゼン等が用いられる。
オレフィン共重合体の重合は、メタロセン触媒と所要の
モノマーとを混合接触させることにより行われる。反応
系中の各モノマーの量比は経時的に一定である必要はな
く、各モノマーを一定の混合比で供給することも便利で
あるし、供給するモノマーの混合比を経時的に変化させ
ることも可能である。また、共重合反応比を考慮してモ
ノマーのいずれかを分割添加することもできる。
よく接触するならば、あらゆる様式の方法を採用するこ
とができる。具体的には、不活性溶媒を用いるスラリー
法、不活性溶媒を実質的に用いずプロピレンを溶媒とし
て用いるバルク法、溶液重合法あるいは実質的に液体溶
媒を用いず各モノマーを実質的にガス状に保つ気相法を
採用することができる。
る。スラリー重合の場合には、重合溶媒としてヘキサ
ン、ヘプタン、ペンタン、シクロヘキサン、ベンゼン、
トルエン等の飽和脂肪族または芳香族炭化水素の単独あ
るいは混合物を用いることができる。
160℃、好ましくは0〜150℃であり、そのときの
分子量調節剤として補助的に水素を用いることができ
る。また、重合圧力は0〜90kg/cm2・G、好ま
しくは0〜60kg/cm2・G、特に好ましくは1〜
50kg/cm2・Gが適当である。
体は、上述の方法によって得られるもののほか市販品を
使用することができる。市販品としては、例えば、日本
ポリケム社製ウィンテック(商品名)シリーズを使用す
ることができる。
せるために、樹脂組成物に結晶造核剤を添加することが
望ましい。結晶造核剤としては芳香族カルボン酸金属
塩、芳香族リン酸金属塩、ソルビトール系誘導体、ロジ
ンの金属塩等が用いられる。これらの核剤の中ではP−
t−ブチル安息香酸アルミニウム、リン酸2,2’−メ
チレンビス(4,6−ジ−t−ブチルフェニル)ナトリ
ウム、リン酸2,2’−メチレンビス(4,6−ジ−t
−ブチルフェニル)アルミニウム、p−メチル−ベンジ
リデンソルビトール、p−エチル−ベンジリデンソルビ
トール、ロジンのナトリウム塩等が好適である。
の配合割合は、プロピレン重合体とプロピレン・α−オ
レフィン共重合体とからなる樹脂組成物100重量部に
対して前記結晶造核剤が0.01〜1.00重量部、好
ましくは0.03〜0.80重量部、特に好ましくは
0.05〜0.60重量部の割合とされる。
明性が不足し、一方、配合量が上記範囲を越えるとさら
なる透明性の向上が期待できず単にコストアップとなり
好ましくない。
他の付加的成分を本発明の効果を著しく損なわない範囲
で配合することができる。この任意成分としては、通常
のポリオレフィン用に使用される酸化防止剤、光安定
剤、紫外線吸収剤、滑剤、帯電防止剤、防曇剤、中和
剤、金属不活性剤、着色剤、分散剤、過酸化物、充填
剤、蛍光増白剤及び本発明に使用する以外の樹脂、エラ
ストマー等がある。
ならびに必要に応じて配合される付加的成分を、ヘンシ
ェルミキサー、スーパーミキサー、Vブレンダー、タン
ブラーミキサー、リボンミキサー、バンバリーミキサ
ー、ニーダーブレンダー、一軸又は二軸の押出機等の混
合又は混練機にて混合或いは溶融混練することによって
調製することができる。
0mm、好ましくは0.15〜2.0mm、特に好まし
くは0.2〜1.8mmの範囲が望ましい。シートの厚
みがこの範囲を上回ると透明性が低下し、上記範囲を下
回ると熱成形された製品の機械強度が不足するので好ま
しくない。
方法としては、通常に使用されるT型ダイスを装着した
押出成形機を利用することができる。より具体的な例を
T型ダイス成形機で説明すると、押出機に重合体を供給
し、190〜260℃の温度で加熱溶融混練後、T型ダ
イスのダイリップよりシート状に押出し、エアーナイフ
法やエアーチャンバー法、ポリシングロール法、スイン
グロール法、ベルトキャスト法、水冷法等で押出された
溶融シートを冷却して、引取機で引き取ることによって
シートを製出する。
表面光沢、透明性の観点から、片面あるいは両面に金属
ベルトを添接して狭圧冷却するベルトキャスト法が特に
好ましい。
1装置は、T型ダイス2の下方に、それぞれが対を形成
する送りロール3a、3bと送りロール4a、4bが対
向するように配設され、送りロール3aと3bには金属
薄板製の無端ベルト5を懸架すると共に、送りロール3
aと3bの中間の無端ベルト5背面にはバックアップロ
ール7a、7bが当接されて無端ベルト5を押圧するよ
うに構成される。
端ベルト6が懸架され、バックアップロール8a、8b
で押圧され、無端ベルト5、6はバックアップロール7
a、7b、8a、8bで挟圧されるように構成される。
却水の循環等による冷却機構(図示せず)を搭載するこ
とが望ましい。
ートを成形する場合は次のように行われる。すなわち、
溶融状態の本発明シート成形用プロピレン系重合体組成
物よりなるプロピレン系重合体シート1をT型ダイス2
から溶融押出しすると共に、得られたプロピレン系重合
体シート1を、一対の無端ベルト5と6とによって挟圧
し、送りロール3a、3b、4a、4bの回転によって
走行する無端ベルト5、6によって下方へ送給しながら
冷却することによってシート状に形成して、本発明プロ
ピレン系重合体シート1が得られる。
きる。図2に示す装置は、無端ベルトの一方をロール9
としたものであり、ロール9によって無端ベルト5を押
圧することによって、プロピレン系重合体シート1が直
接押圧された状態で走行する距離を長くすることができ
る。
層の押出成形機の他に2種以上の重合体を同時に押出し
て成形する多層押出成形機を使用することもできる。こ
の場合、上記に述べた必須層の他に他の層を本発明の効
果を損なわない範囲で追加することもできる。他の層と
しては本発明の重合体や本発明以外のオレフィン系重合
体、再生樹脂、ガスバリアー性樹脂、接着性樹脂等を挙
げることができる。
シート表面に帯電防止剤、防曇剤、滑剤などを塗布する
ことによって物性の改良を行なうことも可能である。
テルやポリグリセリン脂肪酸エステル、滑剤としてはシ
リコンオイルやアミド系滑剤などが使用できる。
成形方法によって二次加工することによって包装容器等
の二次成形体として使用に供することができる。プロピ
レン系重合体シートを熱成形方法する方法としては、シ
ートを金型上に装填した後、金型外面側から吸引する方
法、吸引と共にプラグアシストする方法、あるいは、金
型内面側から空気圧を加える方法、これにプラグアシス
トをする方法、吸引と空気による与圧を併用する方法等
いわゆる真空成形方法あるいは真空圧空成形方法を採用
することができるが、圧空圧力は2kg/cm2以上、
好ましくは2.5kg/cm2以上、さらに好ましくは
2.8kg/cm2以上とされる。
形が不完全になるおそれがあり、成形を容易にするため
にシート温度を上げると透明性が損なわれる問題があ
る。
成形用のシートの製造として適し、プロピレン系重合体
シートは、熱成形することによって、食品、衣料、雑
貨、その他商品の包装材料として広く使用することがで
きる。
性、耐衝撃性に優れると共に、二次成形によっても透明
性の低下が少なく、かつ、二次成形時の温度依存性が小
さいから、肉厚が均一で賦形の優れた二次成形体を得る
ことができる。
度が0.907g/cm3のプロピレン単独重合体(日
本ポリケム(株)製ノバテックPP、FY6H、Tm=
164℃)20重量%とメタロセン系触媒を用いて製造
されたエチレン含量が2.6重量%のプロピレン・エチ
レンランダム共重合体(ウィンテックWFX6)80重
量%からなる組成物100重量部に、結晶造核剤として
マークNA21(旭電化株式会社製)0.2重量部を添
加して250℃のスクリュー押出機にて混合し、シート
成形用プロピレン系重合体組成物とした。
物を230℃に加熱したスクリュー径65mmの押出機
から230℃に加熱した幅550mmのT型ダイスによ
ってシート状に押し出し、図2に示す構造の装置を用い
て、クロムメッキされたキャスティングドラム(内部に
30℃の冷却水が通されている)で挟み冷却固化させて
引き取ることによってシートを得た。該シートの厚みは
0.5mmである。
に準拠してHAZEを測定して透明性の目安とし、JI
S−K7127に準拠して引張弾性率を測定して剛性の
目安とし、また、JIS−K5400デュポン衝撃強度
を測定して耐衝撃性の目安とした。
所製の間接加熱式圧空成形機(名称:コスミック成形
機)を使用して350℃のセラミックヒーターで上下よ
り加熱し、圧空圧力2.5kg/cm2の条件で、縦1
3cm、横18cm、深さ1cmの金型を使用して蓋型
成形品を成形した。
面温度を変化させ、表面温度と成形性との関係を測定し
た。評価は目視によって行なった。○の数が多いこと
は、広い温度範囲で良品を成形できることを意味し、幅
広シート等の加熱温度にむらがあっても均一に成形でき
ることを示す。 評価結果 ○:金型形状の再現性良好、成形品の透明性良好。 △:加熱不足により金型形状が再現されていない。 ×:加熱オーバーにより、シートが溶融し、透明性が不良。
プロピレン・エチレンランダム共重合体の配合量を表1
の通りに変えた以外は実施例1と同様にしてシート、及
び、蓋型成形品を製造し評価した。結果を表1に示す。
0.4gを脱塩水909ミリリットルとを混合した水溶
液に市販のモンモリロナイト(クニミネ工業製、クニピ
アF)200.03gを分散させ、100℃で2時間攪
拌した。このモンモリロナイトの水スラリー液を固形分
濃度12重量%に調整し、スプレードライヤーにより噴
霧造粒を行って粒子を得た。その後、この粒子を200
℃で2時間減圧乾燥した。
ンで十分に置換した後、脱水・脱酸素したヘプタン23
0ミリリットルを導入し、系内温度を40℃に維持し
た。ここに、トルエンでスラリー化した化学処理粘土1
0gを添加した。さらに別容器にてトルエン中で混合し
たジメチルシリレンビス[1,1’−{2−メチル−4
−(4−クロロフェニル)−4H−アズレニル}]ジル
コニウムジクロリド0.15ミリモルとトリイソブチル
アルミニウム2.0ミリモルを添加した。
導入し、その後120分間重合を継続した。さらに、窒
素下で溶媒を除去・乾燥し固体触媒成分を得た。この固
体触媒成分は、固体成分1g当たり1.9gのポリプロ
ピレンを含有していた。
ム共重合体の製造 内容積200リットルの攪拌式オートクレーブ内をプロ
ピレンで十分に置換した後、十分に脱水した液化プロピ
レン45kgを導入した。これにトリイソブチルアルミ
ニウム・n−ヘプタン溶液500ミリリットル(0.1
2mol)、エチレン1.2kg、水素5.2NLを加
え、内温を30℃に維持した。
ゴンで圧入して重合を開始させ、30分かけて70℃に
昇温し、1時間その温度を維持した。そこでエタノール
100ミリリットルを添加して反応を停止させた。残ガ
スをパージし、プロピレン・エチレン共重合体の粉末を
得た。
重合体のMFRは6g/10分、Tmは135℃、エチ
レン含有量2.3重量%であった。
クWFX6を上記で得られたプロピレン・α−オレフィ
ンランダム共重合体に変更した以外は、実施例2と同様
にしてシート及び蓋型成形品を製造し評価した。結果を
表1に示す。
て使用しているウィンテックWFX6を実施例4で得ら
れたプロピレン・α−オレフィンランダム共重合体に変
更した以外は、実施例3と同様にしてシート及び蓋型成
形品を製造し評価した。結果を表1に示す。
水で冷却された一対の金属ベルトで挟み込む方式とした
図1の装置を用いて行い、シート厚さを0.35mmと
した以外は実施例1と同様にしてシート及び蓋型成形品
を製造し評価した。結果を表1に示す。
ピレン・エチレンランダム共重合体の種類及び配合量を
表2の通りに変えた以外は、実施例1と同様にしてシー
ト及び蓋型成形品を製造し評価した。結果を表2に示
す。
スが劣るほか、熱成形においては、形状・透明性とも良
好な成形品が得られる温度幅が狭く、良品が得られない
物であった。
方法の一例を示す側面図
方法の他の例を示す側面図
Claims (8)
- 【請求項1】下記の成分Aと成分Bとを含有する樹脂組
成物からなることを特徴とするシート成形用プロピレン
系重合体組成物。 成分A:MFRが0.1〜20g/10分、密度が0.
905g/cm3以上のプロピレン重合体;10〜80
重量% 成分B:MFRが0.1〜20g/10分、融解温度が
110〜155℃で、下記式(1)を満足するプロピレ
ン・α−オレフィン共重合体;90〜20重量% −22Cx+171≦Tm≦−22Cx+191 式(1) [ただし、Cxはプロピレン・α−オレフィン共重合体
のα−オレフィン含量(重量%)を表し、Tmはプロピ
レン・α−オレフィン共重合体の融解温度(℃)を表
す。] - 【請求項2】プロピレン重合体が、プロピレン単独重合
体又はプロピレン含量99.0重量%以上のプロピレン
・α−オレフィン共重合体であることを特徴とする請求
項1に記載のシート成形用プロピレン系重合体組成物。 - 【請求項3】請求項1又は2に記載の樹脂組成物100
重量部に対し、結晶造核剤0.01〜1.00重量部を
配合してなることを特徴とするシート成形用プロピレン
系重合体組成物。 - 【請求項4】下記の成分Aと成分Bとを含有する樹脂組
成物からなるシート成形用プロピレン系重合体組成物を
シート状に成形してなることを特徴とするプロピレン系
重合体シート。 成分A:MFRが0.1〜20g/10分、密度が0.
905g/cm3以上のプロピレン重合体;10〜80
重量% 成分B:MFRが0.1〜20g/10分、融解温度が
110〜155℃で、下記式(1)を満足するプロピレ
ン・α−オレフィン共重合体;90〜20重量% −22Cx+171≦Tm≦−22Cx+191 式(1) [ただし、Cxはプロピレン・α−オレフィン共重合体
のα−オレフィン含量(重量%)を表し、Tmはプロピ
レン・α−オレフィン共重合体の融解温度(℃)を表
す。] - 【請求項5】樹脂組成物100重量部に対し、結晶造核
剤0.01〜1.00重量部を配合してなるシート成形
用プロピレン系重合体組成物からなることを特徴とする
請求項4に記載のプロピレン系重合体シート。 - 【請求項6】シートの厚みが0.1〜3.0mmである
ことを特徴とする請求項4又は5に記載のプロピレン系
重合体シート。 - 【請求項7】T型ダイスを用い、請求項1〜3のいずれ
かに記載のシート成形用プロピレン系重合体組成物を溶
融押出し、押出されたシートの少なくとも片面を金属ベ
ルトで挟圧して冷却固化することを特徴とするプロピレ
ン系重合体シートの製造方法。 - 【請求項8】請求項4〜6のいずれかに記載のプロピレ
ン系重合体シートを熱成形してなるプロピレン系重合体
シートの二次加工成形体。
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2002
- 2002-01-18 JP JP2002009990A patent/JP3929779B2/ja not_active Expired - Fee Related
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