JP2003212783A - 血糖もしくは血圧の上昇を抑制するための薬剤または機能性食品 - Google Patents

血糖もしくは血圧の上昇を抑制するための薬剤または機能性食品

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Abstract

(57)【要約】 【課題】血糖もしくは血圧の上昇を抑制することのでき
る薬剤並びに機能性食品を提供すること。 【解決手段】ブドウ種子の搾汁液より得られる抽出物と
して得られ、該抽出物中に35重量%以上フラバノール
ないし30重量%以上プロアントシアニジンとして含有
される有効成分を含む血糖もしくは血圧の上昇を抑制す
るための薬剤。前記記載の血糖もしくは血圧の上昇を抑
制するための薬剤は、分子量3000以上のプロアント
シアニジンを有効成分として含み、さらにプロアントシ
アニジンの分子量は10000以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブドウ種子の搾汁
液より得られる抽出物として得られ、該抽出物中にフラ
バノールないしプロアントシアニジンを有効成分として
含有する血糖もしくは血圧の上昇を抑制するための薬剤
並びにこれを含有する機能性食品に関する。
【0002】今日、欧米先進国を中心として糖尿病や高
血圧症などの生活習慣病が蔓延しつつあり、日本国も例
外ではなく、食環境の欧米化に伴う生活習慣病の急増が
顕在化している。その結果、悪性腫瘍、および脳や心臓
の循環器障害が死亡原因となる例が近年増加傾向にあ
る。しかるに、従来の糖尿病や高血圧症の治療効果の高
い医療用医薬品は、一般的に副作用が強いうえに多剤服
用による重複毒性の問題などが存在するため、長期間に
わたる使用には適していない。本発明は、このような従
来の問題点を解決すべく案出されたものであり、その主
な目的は、生活習慣病の中核を占める糖尿病もしくは高
血圧症の進行を安全に抑制することのできる薬剤または
機能性食品を提供することにある。
【0003】ところで、プロアントシアニジンは、各種
植物体中に存在する縮合型タンニンであり、フラバン−
3−オールまたはフラバン−3,4−ジオール(フラバ
ノール)を構成単位として縮合もしくは重合により結合
した化合物群であり、これらは酸処理によりシアニジ
ン、デルフィニジン、ペラルゴニジン等のアントシアニ
ジンを生成するところから、この名称が与えられている
ものである。そして上記構成単位の2量体、3量体、4
量体さらに10〜100量体以上の高分子のプロシアニ
ジン、プロデルフィニジン、プロペラルゴニジン等のプ
ロアントシアニジンおよびそれらの立体異性体、それら
の没食子酸エステル等を含むものであり、分子量にして
約600〜500000と非常に幅広い分子量分布を持
った化合物群である。これらのプロアントシアニジン
は、リンゴ、ブドウ種子、果実、果皮等の抽出物として
得られ、リンゴ由来のものは活性酸素除去、抗菌、抗う
触、血圧上昇の抑制、コレステロール低下、抗アレルギ
ー等の効能効果、ブドウ種子由来のものは、酸化的スト
レス抑制、動脈硬化抑制、胃潰瘍抑制、白内障抑制、運
動時酸化ストレス抑制(臨床)等の効能効果について
は、明らかにされていたが、ブドウ種子由来のものは血
糖値の上昇の抑制作用と血圧の上昇の抑制作用について
は全く明らかとなっていなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、以上
の非常に幅広い分子量分布を持ったフラバノールないし
プロアントシアニジンのうち、特定の分子量分画と安全
性の高いプロアントシアニジンを利用し、より有効な血
糖もしくは血圧の上昇を抑制するための薬剤並びにこれ
を含有する機能性食品を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、前記した
課題を解決するため、鋭意研究を行った結果、ブドウ種
子の搾汁液より得られる抽出物として得られ、該抽出物
中に35重量%以上フラバノールとして含有される成
分、好ましくは前記抽出物中に30重量%以上プロアン
トシアニジンとして含有される成分、より好ましくは前
記幅広い分子量分画を持ったプロアントシアニジンの
内、分子量3000以上、さらに言えば分子量3000
以上10000以下のプロアントシアニジンに、前記し
た血糖もしくは血圧の上昇を抑制する効能効果があるこ
とを明らかにした。
【0006】本発明のフラバノールないしプロアントシ
アニジンを含有する薬剤または機能性食品は、インスリ
ン依存性糖尿病、およびインスリン非依存性糖尿病から
なる群から選択される血糖上昇を伴う疾患などの予防、
改善、或いは治療に用いることができる。また同薬剤ま
たは機能性食品は、本態性高血圧症並びに腎性高血圧症
などの二次高血圧症、および境界型高血圧症からなる群
から選択される血圧上昇を伴う疾患などの予防、改善、
或いは治療にも有効である。
【0007】そして、このフラバノールないしプロアン
トシアニジンを有効成分として含有させれば、血糖もし
くは血圧の上昇を抑制するための薬剤として有用である
ことを見出し、これらの知見に基づき本発明を完成する
に至った。すなわち、本発明は幅広い分子量分画を持っ
たプロアントシアニジンの内、分子量3000以上、さ
らに言えば分子量3000以上10000以下のプロア
ントシアニジンである。本発明のプロアントシアニジン
の構造は
【化1】 の通り、C4−C8結合型プロアントシアニジンであ
る。以下、本発明を詳細に説明する。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の対象となるフラバノール
ないしプロアントシアニジンは、ブドウ種子から水ある
いは有機溶媒もしくはその混合溶媒で抽出して得られる
フラバノールないしプロアントシアニジンを含有する抽
出液の濃縮液、あるいは濃縮液を乾燥、粉末化した粉体
等であって、これらの濃縮液、粉体等中に35重量%以
上フラバノールないし30重量%以上プロアントシアニ
ジンとして含有するものが好ましい。またこのプロアン
トシアニジン製剤の分子量分画はその有効性の観点か
ら、分子量3000以上、さらに言えば分子量3000
以上10000以下のプロアントシアニジン分画を多く
含む製剤が好ましい。
【0009】この様な分子量分画を多く含む原料として
は、特にブドウ種子が挙げられる。このため、ブドウ種
子抽出物は、最も経済的なプロアントシアニジン源であ
り、かつ本発明の有効成分として非常に有用である。ま
た、ブドウ種子を起源としたプロアントシアニジンはそ
の没食子酸エステルが多く含まれている。
【0010】本発明のブドウ種子の搾汁液より得られる
抽出物として得られるフラバノールないしプロアントシ
アニジンを含む有効成分の精製は、公知のいかなる方法
を用いて精製を行っても良いが、 例えばブドウ種子を上記のように水−エタノールの混
合溶媒を用いる事により高純度のプロアントシアニジン
製剤を得ることができる(特開平3−200781号、
特開平11−80148号参照)。 またの様にして得たプロアントシアニジン製剤をさ
らに精製し、分子量3000以上、さらに分子量300
0以上10000以下のプロアントシアニジン分画を多
く含む製剤を得るために、例えば、HP20等の合成樹
脂を用いたクロマトグラフ法 [J. Sci. Foo
d Agric., 251537〜1545(197
4)]、または酢酸エチル等の有機溶媒にて不要な分画
を除く溶媒抽出除去法(特開平11−335369参
照)、または分子量分画膜を用いた膜分離法(特公平6
−31208参照)等を用いることにより、効率的に目
的の分子量分画を有するプロアントシアニジン製剤を得
ることができる。
【0011】この様なプロアントシアニジン製剤として
は、上記の方法にて調整したものの他、市販品を使用し
ても良い。プロアントシアニジンを主成分とし且つ分子
量3000以上10000以下のプロアントシアニジン
分画を多く含む市販品としては、例えば、キッコーマン
社製「グラヴィノール(登録商標)」、「グラヴィノー
ルスーパー(登録商標)」等があげられる。
【0012】(本発明の血糖もしくは血圧の上昇を抑制
するための薬剤の製剤法および投与法について)本発明
による薬剤を医薬品として用いる際には、予防や治療に
有効な量のプロアントシアニジンが製薬学的に許容でき
る担体または希釈剤と共に製薬化されると良い。本発明
の薬剤の形状は特に限定されない。従って、該薬剤は、
例えば、プロアントシアニジンを含有するブドウ種子を
由来とする溶液状または粉末状の粗精製物・精製物であ
ればよい。ただし、薬剤としての操作性、あるいは生体
に投与された際の吸収性等を向上させるためには、上記
のプロアントシアニジンを、常法に従って適当な医薬品
用担体または希釈剤と組合せて製剤化することが好まし
い。その他にも、結合剤、吸収促進剤、滑沢剤、乳化
剤、界面活性剤、酸化防止剤、防腐剤、着色剤、香料、
甘味料などを添加しても良い。
【0013】医薬製剤の剤型としては、顆粒剤、細粒
剤、錠剤、丸剤、カプセル剤、噴霧剤、溶液剤、懸濁液
剤、軟膏、ゲル剤、ペースト剤、クリーム剤などを挙げ
ることができ、その投与経路としては、経口、静脈内、
筋肉内、皮下、関節内など、種々の投与経路を挙げるこ
とができる。また、有効成分の投与量および投与頻度
は、病状、年齢、性別、投与経路などに応じて適宜に変
更することができる。
【0014】さらに詳述すれば、本発明の薬剤は、例え
ば経口投与剤としては、カプセル剤、錠剤、顆粒剤、細
粒剤、シロップ剤、ドライシロップ剤等が例示される。
また、非経口投与剤としては、軟膏、経皮吸収性テープ
等の経皮吸収剤、注射剤、坐薬、膣坐薬、噴霧剤等の経
鼻投与剤、が例示できる。上記の剤の人に対する投与量
は、患者の年齢、症状等により適宜増減すればよい。
【0015】例えば、有効成分であるプロアントシアニ
ジンの合計として、通常成人1日当たり50〜1000
mg、好ましくは100〜400mgを1〜3回に分け
て経口または非経口で投与すればよい。このような医薬
製剤において、有効成分であるプロアントシアニジンの
担体成分または希釈剤に対する配合割合は、担体成分ま
たは希釈液100重量部に対して、5から50重量部あ
り、特に10から30重量部の範囲が好ましい。
【0016】(本発明の血糖もしくは血圧の上昇を抑制
するための薬剤含有する機能性食品について)本発明に
よるプロアントシアニジンを含有する薬剤は、飲食品に
添加して機能性食品として使用することができる。この
機能性食品は、栄養素を1種以上含む天然物およびその
加工物を指し、菓子類、清涼飲料など、あらゆる飲食物
に適用可能である。これらの機能性食品は、血糖もしく
は血圧の上昇を予防または緩和するために摂食すること
もできる。上記食品を製造する場合は、例えば、プロア
ントシアニジンの粗精製物あるいは精製物を、任意の食
品、例えば、菓子、パン、牛乳、各種飲料、うどん、そ
ば、パスタ、米飯、調味料、香辛料、惣菜、油脂含有食
品、酒類、清涼飲料に添加すればよい。なお、上記食品
は、プロアントシアニジンの粗精製物あるいは精製物を
主成分とし、必要により賦形剤等を含む、粉末状、錠剤
型あるいはカプセル型の食品であってもよい。そのよう
な食品としては、市販品、例えば、キッコーマン社製
「ヴィノパワー(登録商標)」、「ヴィノプロテイン
(登録商標)」、「はつらつ物語(登録商標)」が挙げ
られる。なお、上記食品の配合原料として、他の血糖も
しくは血圧の上昇を抑制するための薬剤を併用すること
もできる。
【0017】
【実施例】以下に、実験例、実施例に基づいて本発明を
更に詳細に説明するが、本発明はこれらの例に限定され
るものではない。なお実験例、実施例におけるプロアン
トシアニジンの定性、定量は下記の通り行った。本発明
で精製したプロアントシアニジン(以下、本品)の外観
は、淡褐色〜褐色の粉末で、収斂性があった。 (確認試験) 1)本品0.01gをとり希エタノール10mlを加え
て溶かし、塩化第二鉄試液1〜2滴を加えるとき液は濃
緑色〜緑褐色を呈した。 2)本品0.1gをとり希エタノール10mlを加えて
溶かし、濃塩酸1mlを加え水浴上で加熱するとき液は
赤色を呈した。 (純度試験) 1)溶状:本品0.1gをとり水10mlを加え溶かす
とき液はほとんど澄明であった。 2)重金属:20μg/g以下(1.0g、第2法、比
較液 鉛標準液2.0ml)であった。 3)ヒ素:4μg/g以下(0.25g、第3法)であ
った。灰分は5.0%以下(1g)、乾燥減量は6.0
%以下(1g、105℃、3時間)であった。 (定量試験)プロアントシアニジン含量(フラバノール
として) A)検量線 (+)カテキン標準品(栗田工業)約1、2、3、5m
gをそれぞれ精密に量りメタノールを加え溶かし正確に
10mlとした。この液それぞれ0.5mlを褐色試験
管に正確にとり、バニリン−メタノール溶液(4→10
0)3.0mlを正確に加え直ちにフタをし10秒間攪
拌した後、濃塩酸1.5mlを正確に加え直ちにフタを
し18−22℃で15分間放置した。この液につき水を
対照としてそれぞれの500nmにおける吸光度(AB
S−CAL)を測定した。空試験としてカテキン標準品
溶液の代わりに水0.5mlを用い以下同様の操作を行
いその吸光度(ABS−B)を測定し、(ABS−CA
L)−(ABS−B)にて補正し検量線を作成した。 B)定量 本品20−30mgを精密に量りメタノールを加え溶か
し正確に100mlとした。この液0.5mlを褐色試
験管に正確にとりバニリン−メタノール溶液(4→10
0)3.0mlを正確に加え直ちにフタをし10秒間攪
拌した後、濃塩酸1.5mlを正確に加え直ちにフタを
し18−22℃で15分間放置した。この液につき水を
対照としてそれぞれの500nmにおける吸光度(AB
S−S)を測定した。サンプル中に存在するアントシア
ニジンを差引補正するための補正試験として上記定量試
験においてバニリン−メタノール溶液の代わりにメタノ
ールを用いて以下同様に試験を行い水を対照として50
0nmにおける吸光度(ABS−C)を測定した。(A
BS−S)−(ABS−B)−(ABS−C)の値から
検量線を用いて全フラバノールとしてのプロアントシア
ニジン量を(+)カテキンとして算出し乾燥減量換算し
て含量を求めた。本品はプロアントシアニジン含量(フ
ラバノールとして)が80重量%以上であった。なお一
般生菌数は1000個/g以下、大腸菌群は陰性であっ
た。
【0018】実験例1 本発明のフラバノールないしプロアントシアニジンとし
て、これらを主成分とするブドウ種子抽出物を、以下の
方法により調製した。得られたブドウ種子抽出物を使用
して、実験例2以下の試験を行なった。 ブドウ種子(Vitis vinifera)20重
量部に30%(v/v)エタノール80重量部を加え、
室温で時々撹拌しながら2週間抽出した。 の抽出液を濾過して粗抽出液を得た。これを1/1
0量まで減圧濃縮し、得られた濃縮液にエタノールを5
倍量加え、再び濾過した。 の濾液を減圧濃縮した後に分子量分画膜(分画分子
量:MW=3000)を用いて限外濾過を行ない、得ら
れた液をそれぞれ凍結乾燥をし、高分子分画をGSE−
H及び低分子分画をGSE−Lとした。 の分画品であるGSE−L及びGSE−Hの分子量
は薄層クロマトグラフィー、GPC分析、NMR分析、
質量分析から総合的に判断しGSE−Lは分子量約30
0〜3000の混合品及びGSE−Hは分子量3000
〜10000の混合品であると推定され、いずれの分画
もプロアントシアニジン没食子酸エステルが含まれてい
ることが明らかとなった。なお、得られたブドウ種子抽
出物の分析値は次の通りであった。 GSE−L(フラバノール含量95%、プロアントシア
ニジン含量70%) GSE−H(フラバノール含量96%、プロアントシア
ニジン含量96%)
【0019】実験例2 (自然発症糖尿病マウスにおける薬剤の血糖降下試験)I.材料と方法 供試動物として、マウス種、KKAy系統、オス、開始
週齢(入荷時指定週齢)は8週齢、微生物グレードはS
PF、ブリーダーは(株)ファブを使用した。(施設環
境)飼育環境は、設定温湿度:24±1℃、55±5
%、空調設備:All Air Fresh方式、照明時間:12時
間自動点灯・消灯方式(8:00a.m.〜8:00p.m.点
灯)、飼育設備:プラスチック製ケージ、飼料:固型飼
料CE−2(日本クレア(株))を自由摂取、給水:蒸
留水を自由摂取(給水瓶を使用)で設定した。 実験室環境は設定温湿度:24±1℃、55±5%とし
た。 血糖測定機は、グルコカードTHGT−1640小型血糖
測定機(アベンティスファーマ(株))を使用した。薬
剤は、グラビノール(登録商標、キッコーマン社製、商
品名:KPA40(登録商標))(40重量%以上フラ
バノール、38重量%以上プロアントシアニジンとして
含有)を使用した。試験群の設定(p.o.)は、Cont
rol群−6匹、グラビノール200mg/kg群−6匹
で設定した。試験の項目および方法は、次の通りおこな
った。 1)体重、摂餌量測定−体重および摂餌量は毎日測定し
た。 2)試験対象物の調製および投与−試験対象物投与群
は、200mg/kg濃度に調製し、胃ゾンテを用いて
投与した。 3)血糖値測定−投与前、14、21、28日目に眼窩
静脈叢より採血し、血糖測定機を用いて測定した。な
お、測定は満腹時血糖を測定日の午前10時に、空腹時
血糖を18時間絶食後、測定日翌日の午前10時に実施
した。 4)解剖−28時間の血圧値測定後に、ネンブタール
(40mg/kg)麻酔下にて開腹し、肉眼的観察を行
った。 5)統計処理−試験結果は、平均値±標準誤差で表し、
有意差検定はStudent's-t testを用いた。
【0020】II.結果 試験対象物(グラビノール(以下、GR)、200mg
/kg)の強制経口投与(連続28日間)による血糖降
下作用の有無について、自然発症糖尿病モデルマウス1)
(以下、KKAy)を用いて検討した。投与期間中にお
ける体重の推移では、投与開始時より終了時まで、対照
群(KKAy単独=Control)における体重増加に対し
て、GR投与群では対照群に比較し、弱いながらも体重
増加の抑制が観察された(表1、図1参照)。一方、同
期間中の摂餌量の推移では投与14日以降で微弱な増加
が認められた(表2、図2参照)。なお表1と表2、図
1と図2において、試験結果(測定値)は平均値±SE
M(標準誤差)で表した。また*と**はControlに対
する有意差を示す(*P<0.05、**P<0.0
1)。
【表1】
【表2】 GR投与による血糖降下作用の有無を検討する指標とし
て、満腹時および空腹時血糖を測定した。投与開始時、
投与14日目、投与21日目および28日目と、経時的
変化を観察した。その結果、対照群は試験期間中、常に
高血糖状態を維持していたが、GR投与群では満腹時お
よび空腹時の血糖値で、対照群に対して投与14日目以
降で有意な血糖上昇の抑制を示した(表3、図3と図4
参照)。なお表3、図3と図4において、試験結果(測
定値)は平均値±SEM(標準誤差)で表した。また*
と**はControlに対する有意差を示す(*P<0.0
5、**P<0.01)。試験終了後に実施した解剖所
見では肉眼的観察で、GR投与群に比較して対照群で内
臓脂肪量がやや多かった以外には差は認められなかっ
た。
【表3】
【0021】本試験で用いた供試動物の自然発症糖尿病
モデルマウス、KKAyは肥満と高インスリン血症を伴
い、インスリン抵抗性が強いために高血糖を生じる肥満
型のモデル動物である2)3)。以上の結果より、GR(2
00mg/kg、p.o. For28days)の連続投与に
よって糖尿病モデルマウス、KKAyの血糖(満腹時お
よび空腹時)上昇に対する有意な抑制作用がみられ、投
与期間中の体重推移では対照群に比較して増加抑制がみ
られ、摂餌量の推移では対照群との間に微弱ながら増加
したことにより、抗肥満・血糖降下作用が確認された。
今後、糖負荷試験、血清のインスリン、コレステロー
ル、トリグリセライド濃度などの検討を進めることで、
作用機序の解明が必要となる。 [参考文献] 1)木村修一、家森幸男:疾患モデル動物−栄養学研究
への応用−建帛社(東京)(1994) 2)小野信悦:Medical Pharmacy 24,131〜136(1990) 3)池田 衡:病体生理 13(1)、27〜33(1994)
【0022】実験例3 (自然発症性高血圧ラットにおける薬剤の血圧降下試
験)I.材料と方法 供試動物として、ラット種、SHRSP/Izm系統、
オス、開始週齢(入荷時指定週齢)は8週齢、微生物グ
レードはSPF、ブリーダーは(株)ファブを使用し
た。 (施設環境)飼育環境は、設定温湿度:24±1℃、5
5±5%、空調設備:All Air Fresh方式、照明時間:
12時間自動点灯・消灯方式(8:00a.m.〜8:00
p.m.点灯)、飼育設備:プラスチック製ケージ、飼料:
固型飼料CE−2(日本クレア(株))を自由摂取、給
水:蒸留水を自由摂取(給水瓶を使用)で設定した。 実験室環境は設定温湿度:24±1℃、55±5%とし
た。 血圧測定装置は、非観血式血圧測定装置((株)ソフト
ロン;BP−98A)を使用した。薬剤は、グラビノー
ル(登録商標、キッコーマン社製、商品名:KPA40
(登録商標))(40重量%以上フラバノール、38重
量%以上プロアントシアニジンとして含有)を使用し
た。試験群の設定(p.o.)は、Control群−6匹、
グラビノール200mg/kg群−6匹で設定した。試
験の項目および方法は、次の通りおこなった。 1)体重、摂餌量測定−体重および摂餌量は毎日測定し
た。 2)試験対象物の調製および投与−試験対象物投与群
は、200mg/kg濃度に調製し、胃ゾンテを用いて
投与した。 3)血圧測定−投与前、14、21、28日目に収縮期
血圧を測定した。なお、測定はラットを38±1℃に保
温したホルダーに固定し、Tail−cuff法によっ
た。 4)解剖−28時間の血圧値測定後に、ネンブタール
(40mg/kg)麻酔下にて開腹し、肉眼的観察を行
った。 5)統計処理−試験結果は、平均値±標準誤差で表し、
有意差検定はStudent's-t testを用いた。
【0023】II.結果 試験対象物(グラビノール(以下、GR)、200mg
/kg)の強制経口投与(連続28日間)による血圧降
下作用の有無について、脳卒中易発症性高血圧自然発症
ラット1)(以下、SHRSP)を用いて検討した。投与
期間中における体重の推移では、投与開始時より終了時
まで、対照群(SHRSP単独=Control)において体
重の増加抑制を示したのに対して、GR投与群では弱い
ながらも体重増加が観察された(表4、図5参照)。一
方、同期間中の摂餌量の推移では顕著な差異は認められ
なかった(表5、図6参照)。
【表4】
【表5】 GR投与による血圧降下作用の有無を検討する指標とし
て、収縮期(最高)血圧測定を行い、投与開始時、投与
14日目、21日目、及び28日目と、経時的変化を観
察した。その結果、GR投与群は、対照群に対して投与
21日目及び28日目で有意な血圧上昇の抑制作用を示
した(表6、図7参照)。また、試験終了後に実施した
解剖所見では、肉眼的観察で両群間に差は認められなか
った。なお表4、表5、表6、図5、図6、図7におい
て、試験結果(測定値)は平均値±SEM(標準誤差)
で表した。また*と**はControlに対する有意差を示
す(*P<0.05、**P<0.01)。
【表6】 以上より、GR(200mg/kg、p.o.28日
間)の連続投与によって、SHRSPラットの血圧上昇
に対する有意な抑制作用がみられたが、投与期間中の体
重及び摂餌量の推移には対照群との顕著な差はみられな
かった。 [参考文献]1)木村修一、家森幸男:疾患モデル動物
−栄養学研究への応用−建帛社(東京)(1994)
【0024】実施例1(医薬組成物:経口用錠剤) 配合原料:(1)GSE−H 30g(2)マンニット
100g(3)バレイショデンプン 23.5g(4)
ステアリン酸マグネシウム 1.5g 上記(1)と(2)を混合し、これに(3)を5%デン
プン糊として加え、粒状化し、これをNo.60メッシ
ュ(B.S.)のふるいを通し、更にNo.16メッシ
ュ(B.S.)のふるいで選別し、この粒子を(4)と
混合した後、打錠機で直径10mm、1錠当りの重量が
500mgの錠剤とし、本発明の血糖もしくは血圧の上
昇を抑制するための薬剤(経口用錠剤)とした。
【0025】実施例2(健康食品:カプセル剤) GSE−H25g、バレイショデンプン25g、乳糖2
5g及び結晶セルロース5gをよく混和し、カプセルに
充填し、1カプセル中に有効成分100mgを含有す
る、本発明の血糖もしくは血圧の上昇を抑制するための
予防用カプセル剤とした。前記実施例1、2ではフラバ
ノールないしプロアントシアニジンを高濃度で含有する
ブドウ種子抽出物の分画品(GSE−H、フラバノール
含量96%、プロアントシアニジン含量96%)を使用
したが、少なくともフラバノール35ないし40重量
%、プロアントシアニジン35ないし38重量%以上含
有する低濃度のブドウ種子抽出物も前記実験例2で示し
たように血糖もしくは血圧の上昇を抑制するための薬剤
ないし機能性食品として好適に使用することができる。
このような低濃度のブドウ種子抽出物を前記マンニッ
ト、バレイショデンプン、乳糖等と混合するときは、高
濃度のブドウ種子抽出物よりも多めに添加する。また高
濃度のブドウ種子抽出物を担体成分ないし希釈剤により
低濃度に調整した後に添加しても良い。いずれにしても
薬剤ないし機能性食品へのブドウ種子抽出物の添加量は
あくまでも純粋なフラバノールないしプロアントシアニ
ジンの含有量を基準にして決定するのが良い。
【0026】
【発明の効果】本発明に用いられるプロアントシアニジ
ンは、幅広い分子量分画を持ったプロアントシアニジン
の内、分子量3000以上、さらに言えば分子量300
0以上10000以下のプロアントシアニジンは、血糖
もしくは血圧の上昇を抑制するための薬剤または機能性
食品として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】KKAyマウスの体重変化を示すグラフ
【図2】KKAyマウスの摂餌量の変化を示すグラフ
【図3】KKAyマウスの満腹時の血糖値の変化を示す
グラフ
【図4】KKAyマウスの空腹時の血糖値の変化を示す
グラフ
【図5】SHRSP/Izmラットの体重の変化を示す
グラフ
【図6】SHRSP/Izmラットの摂餌量の変化を示
すグラフ
【図7】SHRSP/Izmラットの収縮期(最高)血
圧の変化を示すグラフ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮本 公博 東京都品川区南大井3丁目28番15号 株式 会社カワスミバイオサイエンス内 Fターム(参考) 4B018 MD48 ME03 ME04 MF01 4C086 AA01 AA02 AA04 BA08 MA01 MA04 NA14 ZA42 ZC35 4C088 AB56 AC04 BA08 BA10 CA03 CA06 MA52 NA14 ZA42 ZC35

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ブドウ種子の搾汁液より得られる抽出物と
    して得られ、該抽出物中に35重量%以上フラバノール
    として含有される有効成分を含む血糖もしくは血圧の上
    昇を抑制するための薬剤。
  2. 【請求項2】前記抽出物中に30重量%以上プロアント
    シアニジンとして含有される有効成分を含む請求項1記
    載の血糖もしくは血圧の上昇を抑制するための薬剤。
  3. 【請求項3】分子量3000以上のプロアントシアニジ
    ンを有効成分として含む請求項2記載の血糖もしくは血
    圧の上昇を抑制するための薬剤。
  4. 【請求項4】プロアントシアニジンの分子量が1000
    0以下である請求項2ないし請求項3記載の血糖もしく
    は血圧の上昇を抑制するための薬剤。
  5. 【請求項5】プロアントシアニジンが没食子酸エステル
    型である請求項2ないし4記載の血糖もしくは血圧の上
    昇を抑制するための薬剤。
  6. 【請求項6】プロアントシアニジンが請求項1記載の搾
    取液および/または抽出液から精製したものである請求
    項1ないし5記載の血糖もしくは血圧の上昇を抑制する
    ための薬剤。
  7. 【請求項7】有効成分であるプロアントシアニジンの含
    有量が、担体成分または希釈液100重量部に対して、
    5から50重量部であることを特徴とする請求項1ない
    し6記載の血糖もしくは血圧の上昇を抑制するための薬
    剤。
  8. 【請求項8】請求項1ないし7記載の血糖もしくは血圧
    の上昇を抑制するための薬剤を含有する機能性食品。
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