JP2003212396A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003212396A
JP2003212396A JP2002016348A JP2002016348A JP2003212396A JP 2003212396 A JP2003212396 A JP 2003212396A JP 2002016348 A JP2002016348 A JP 2002016348A JP 2002016348 A JP2002016348 A JP 2002016348A JP 2003212396 A JP2003212396 A JP 2003212396A
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bypass
forming apparatus
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Takeshi Marumoto
武志 丸本
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大容量バイパス給紙の載置板上の用紙を、収納
された用紙の枚数にかかわらず適正に給紙できるように
する。 【解決手段】載置板86の大きさを略A4サイズが載置
できる大きさとし、バイパス給紙部へ最大収納枚数分
(200枚)用紙を収納したときの載置板86の上面と
ピックアップローラ45との離間距離Lが約24mmで
ある場合、バネ91によって載置板86上の用紙がピッ
クアップローラ45へ圧接する圧接力Fは200gf乃
至300gfとすることが好ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンタ等の画像形成装置に関するものであり、
特にバイパス給紙部を備えた画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置においては、給
紙カセットとは別に様々な用紙サイズに対応したバイパ
ス給紙部(手差し給紙部)を備えたものが広く実用に供
されている。このバイパス給紙部は、給紙カセットに収
納されていないサイズの用紙をコピーしたい場合や、同
じサイズであってもOHPや色の異なるカラー用紙をコ
ピーしたい場合等、給紙カセットに用紙をセットしなく
ても、該バイパス給紙に用紙をセットするだけでコピー
ができるので非常に便利なものとして利用されている。
一般に給紙カセットの用紙収納枚数が約250乃至50
0枚程度であるのに対し、上記バイパス給紙は通常約5
0枚程度までセットできるのが一般的である。
【0003】前記バイパス給紙は、バイパス給紙部にセ
ットされた用紙を画像形成部へ向けて給紙するピックア
ップローラと、用紙の先端を載置する載置坂と、該載置
板上の用紙先端をピックアップローラへ向けて圧接させ
るため該載置板をピックアップローラへ向けて付勢する
バネ等によって主に構成されている。ピックアップロー
ラの搬送方向下流側には用紙を1枚ずつ搬送路に送り出
すための給紙ローラ対(さばきローラ対)が設けられ
る。また、前記載置板は、搬送方向下流側端縁の軸を中
心に揺動自在となっている。この載置板は、収納枚数5
0枚程度の小容量バイパス給紙であるため、揺動距離も
短いので、用紙の先端部分に対応する個所のみ揺動させ
るようにしている。このとき、バイパス給紙部へ最大収
納枚数分(50枚)用紙を収納したときの載置板の上面
とピックアップローラとの離間距離は約6mmであり、
前記バネ等による載置板上の用紙のピックアップローラ
への圧接力は約400gfに設定されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】収納枚数50枚程度の
小容量バイパス給紙の構成は上記のとおりであるが、例
えば、最大収納枚数100枚乃至200枚の大容量のバ
イパス給紙を実施しようとした場合、載置板の揺動距離
も長くなるので、用紙の先端部分にのみ対応する大きさ
の載置板をそのまま適用することはできない。さらに、
前記バネ等による載置板上の用紙のピックアップローラ
への圧接力についても、出願人の実験結果によると、上
記従来の小容量バイパス給紙の約400gfを適用する
と、最上位用紙の先端がめくれる等の問題が発生した。
【0005】また、載置板上に最大収納枚数分用紙がセ
ットされている状態と、載置板上に1枚しかセットされ
ていない状態とではバネの付勢力が異なるため、載置板
上の用紙がピックアップローラへ圧接される圧接力が異
なる。この圧接力は適度なものでなければならず、例え
ば圧接力が弱すぎると載置板上の用紙は適正に給紙され
ず、一方該圧接力が強すぎると多数枚の用紙が束となっ
て給紙されることとなり、そうなると給紙ローラ対で用
紙をさばききれずに給紙不良となったりする。
【0006】本発明はこのような問題を解決することを
目的としたものであり、大容量バイパス給紙の載置板上
の用紙を、収納された用紙の枚数にかかわらず適正に給
紙できるようにした画像形成装置を提供するものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、用紙に画像を形成する画
像形成部と、該画像形成部に用紙を供給するために内部
に用紙を収納する給紙カセットと、該給紙カセットとは
別に設けられ該画像形成部に用紙を供給するために内部
に様々な用紙サイズを収納することができるバイパス給
紙部とを備えた画像形成装置において、該バイパス給紙
部は、収納された用紙を画像形成部へ向けて給紙するピ
ックアップローラと、収納された用紙の全部又は一部を
載置し、給紙方向上流側端縁を支点として揺動自在に設
けられた載置板と、該載置板を該支点を中心に該ピック
アップローラへ向けて付勢する付勢手段とを備え、該載
置板の大きさが略A4サイズが載置できる大きさであ
り、該バイパス給紙部へ最大収納枚数分用紙を収納した
ときの載置板の上面とピックアップローラとの離間距離
が12mmm乃至24mmであり、前記付勢手段による
載置板上の用紙のピックアップローラへの圧接力をFと
したとき、300gf≧F≧200gfとしたことを特
徴とする画像形成装置である。
【0008】この発明によれば、載置板の大きさが略A
4サイズが載置できる大きさであり、該バイパス給紙部
へ最大収納枚数分用紙を収納したときの載置板の上面と
ピックアップローラとの離間距離が12mmm乃至24
mmであり、前記付勢手段による載置板上の用紙のピッ
クアップローラへの圧接力をFとしたとき、300gf
≧F≧200gfとしたので、載置板上の用紙の収納枚
数にかかわらず、該用紙のピックアップローラへの圧接
力が適正なものとなり給紙不良を防止することができ
る。
【0009】また、請求項2に記載の発明は、前記バイ
パス給紙部は、さらに前記載置板を支持する基体と該基
体に回動可能に設けられた蓋体とが備えられており、バ
イパス給紙部に収納された用紙が略A4サイズ以下であ
る場合、該蓋体は画像形成装置本体に格納されて閉止す
ることができ、該蓋体を回動させて画像形成装置本体側
面から突出させた状態では、該蓋体にA4サイズよりも
長いサイズの用紙の後端部分を載置することができるこ
とを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置である。
【0010】この発明によれば、上記のような蓋体を設
けたので通常よく使用するA4サイズをバイパス給紙部
にセットした場合には、該蓋体が画像形成装置本体に格
納されるので従来のように画像形成装置本体側面から突
出するということはないのでコンパクトになる。しか
も、蓋体を回動させればA4サイズ以上の用紙も該バイ
パス給紙部にセットすることができるので非常に便利で
ある。
【0011】また、請求項3に記載の発明は、前記給紙
カセットと、前記バイパス給紙部と、原稿台上に載置さ
れた原稿に光を照射して反射してくる光を検出して原稿
画像を読み取る原稿読取部と、用紙が排出される排紙ト
レイとが、画像形成装置本体内において平面視ほぼ重合
する位置で上下方向に配置されており、該バイパス給紙
部は該給紙カセットと原稿読み取り部との間に配置され
ていることを特徴とする請求項1または2に記載の画像
形成装置である。
【0012】この発明によれば、給紙カセットと、バイ
パス給紙部と、原稿読取部と、排紙トレイとが、画像形
成装置本体内において平面視ほぼ重合する位置で上下方
向に配置されており、該バイパス給紙部は該給紙カセッ
トと原稿読み取り部との間に配置されているので、例え
ばA4サイズの用紙をバイパス給紙部にセットした場合
には画像形成装置本体の側面から突出するものは何もな
い。したがって、設置スペースの小型化が図れる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体的な実施形
態について図面を参照しながら説明する。図1に本発明
の一実施形態が採用される複写機の縦断面図、図2はバ
イパス給紙部の要部拡大図、図3はバイパス給紙部の分
解斜視図、図4はバイパス給紙部の模式的断面図ある。
【0014】
【発明の実施の形態】図1を参照して、この複写機1
は、本体10と、本体10の上部に開閉自在に装着され
た原稿押さえ11とを有している。本体10には、その
上部に位置して、原稿が載置される原稿台15が配置さ
れている。本体10の内部には、正面から見て左側の端
部で上下方向のほぼ中央に画像形成部16が設けられて
いる。また、下部には、画像形成部16に原稿を供給す
るための給紙部17が設けられている。
【0015】給紙部17には、本体10に着脱自在に取
り付けられ、用紙を収納する給紙カセット18,19
と、その上方に設けられるスタックバイパス20とを備
えている。原稿台15の下方には、原稿台15上に載置
された原稿の画像情報を読み取るための光学系21が設
けられている。光学系21は、原稿台15上に載置され
た原稿表面に光を照射するための光源22と、原稿表面
から反射した光を偏向するためのミラー23,24,2
5と、ミラー25からの光を収束させるためのレンズ2
6と、レンズ26によって収束された光を受光して原稿
画像に対応する画像データ信号を生成するCCDセンサ
などの撮像素子27とを備えている。
【0016】画像形成部16は、表面に静電潜像が形成
される感光体ドラム30を有し、さらに感光体ドラム3
0の周囲に配置された主帯電装置31、現像装置32、
転写ローラ33およびクリーニング装置34を有してい
る。主帯電装置31は、感光体ドラム30の表面を帯電
させるための装置であり、感光体ドラム30の右斜め上
方に配置されている。主帯電装置31から所定の間隙を
あけて感光体ドラム30の右斜め下方に感光体ドラム3
0上にトナー像を形成する現像装置32が配置されてい
る。現像装置32は、内部にトナーを収納し、感光体ド
ラム30に形成されている静電潜像をトナーによって顕
像化するものである。また、転写ローラ33は、感光体
ドラム30上のトナー像を用紙に転写するための装置で
あり、感光体ドラム30の左側方に配置されている。ク
リーニング装置34は、感光体ドラム30表面の残留ト
ナーなどを除去するための装置であり、感光体ドラム3
0の上方に配置されている。
【0017】感光体ドラム30の右側方には、感光体ド
ラム30の周面に静電潜像を形成するためのレーザユニ
ット35が設けられている。レーザユニット35は、撮
像素子27から得られる画像データ信号に基づいて感光
体ドラム30周面に静電潜像を形成する。給紙部17に
は、各給紙カセット18,19から画像形成部16方向
に用紙を搬送するための縦搬送路41と、スタックバイ
パス20から画像形成部16方向に用紙を搬送するバイ
パス搬送路42とが設けられている。各給紙カセット1
8,19およびスタックバイパス20には、収納されて
いる用紙を取り出すためのピックアップローラ43,4
4,45および用紙を1枚ずつ搬送路に送り出すための
給紙ローラ対46,47,48が設けられている。縦搬
送路41には、搬送ローラ対49,50が設けられてお
り、バイパス搬送路42には搬送ローラ対51が設けら
れている。縦搬送路41とバイパス搬送路42は、感光
体ドラム30と転写ローラ33とが対向する転写位置の
下方で合流している。この合流した個所には、搬送され
てくる用紙を所定位置に待機させるためのレジストロー
ラ52が設けられている。
【0018】感光体ドラム30および転写ローラ33の
上方には、用紙上に転写されたトナーを溶融定着するた
めの定着装置53が設けられている。定着装置53は、
ヒータを内蔵する加熱ローラ54と加熱ローラ54に圧
接する加圧ローラ55とが設けられており、両ローラ間
に用紙を挟持して搬送するとともに、用紙表面に形成さ
れたトナー画像を加熱定着するものである。
【0019】定着装置53のさらに上方には、分岐部5
6が設けられている。分岐部56の右側方には、排出ロ
ーラ対60を介して用紙が排出される排出トレイ57
と、排出トレイ57の上方に配置され、排出ローラ対6
1を介して用紙が排出されるサブ排出トレイ58とが配
置されている。また、分岐部56の左下方には両面コピ
ーの際に用紙を反転させるためのスイッチバック部59
が配置されている。分岐部56には、用紙搬送方向を排
出トレイ57方向とスイッチバック部59方向とに切り
換えるための分岐爪62が設けられている。分岐爪62
の左側方には、2つの分岐爪63、64が設けられてい
る。この2つの分岐爪63,64の下方にはスイッチバ
ック部59に用紙を案内するスイッチバック搬送路65
が設けられ、上方にはサブトレイ58へ用紙を案内する
サブトレイ搬送路66が設けられ、また、2つの分岐爪
63,64の中間には図示しないソータやステープルソ
ータなどのフィニッシャに用紙を搬送するフィニッシャ
搬送路67が設けられている。分岐爪63,64は、搬
送されてくる用紙をスイッチバック搬送路65、サブト
レイ搬送路66またはフィニッシャ搬送路67のいずれ
かに案内するように切り換え可能となっている。
【0020】次に,スタックバイパス20の詳細を図
2、図3に基づいて説明する。このスタックバイパス2
0は、200枚収納可能なスタックバイパスであり、基
体81と基体81に回動可能に支持される蓋部材82と
を有している。基体81は、上面に略A4の大きさの用
紙が載置される載置板86を支持しており、載置板86
の左端部上方に位置して用紙を引き出すためのピックア
ップローラ45と、用紙を1枚ずつ搬送路に送り出すた
めの給紙ローラ対48とが設けられている。給紙ローラ
対48の左側方には用紙をバイパス搬送路42側に案内
する案内面87が設けられている。また、基体81の両
側部(本体10の前後方向)には、被案内レール84と
案内ローラ85とを備える被案内部83,83を有して
いる。これに対応して、本体10内部には、被案内レー
ル84の下面を案内するための案内ローラ73を有する
案内レール72が設けられている。基体81は、この案
内レール72に案内されて、本体10の右側方に設けら
れた開口71から引き出すことが可能となっている。
【0021】載置板86には、案内溝88が設けられて
おり、この案内溝88に係合して用紙の左右方向の位置
合わせを行う仕切板89,89が取り付けられている。
また、載置板86は支軸90を介して基体81に対して
回動可能となっており、収納される用紙の先端位置を上
方に押し上げる方向に付勢されている。この例では、載
置板86の左端部下面にバネ91が給紙方向と直角の方
向に2つ設けられており、載置板86の左端部を上方に
付勢している。尚、上記バネ91は1つあるいは3つ以
上であってもかまわない。
【0022】また、載置板86の上面にはカム部材92
が当接している。このカム部材92は、ピックアップロ
ーラ45の回転軸の両端部に取り付けられており、用紙
搬送方向下流側の端部において載置板86上面に当接し
ている。このカム部材92は、非駆動時には図に示すよ
うにバネ91の付勢力に抗して載置板86の上面をピッ
クアップローラ45から離間させる。また、カム部材9
2は回転に伴ってカム面が上昇する。これに伴って、載
置板86はバネ91の付勢力によりその上面がピックア
ップローラ45に近接あるいは圧接する位置まで移動す
るように構成されている。
【0023】尚,上記カム部材92のカム面が載置板8
6へ当接していない状態、即ちバネ91の付勢力によっ
て載置板86上の用紙がピックアップローラ45に圧接
されている状態において、スタックバイパス20へ最大
収納枚数である200枚の用紙を収納したときの載置板
86の上面とピックアップローラ45との離間距離Lは
約24mmである(図4参照)。
【0024】ここで、上述したように該載置板86の大
きさが略A4サイズが載置できる大きさであり、該バイ
パス給紙部へ最大収納枚数分用紙を収納したときの載置
板86の上面とピックアップローラ45との離間距離が
約24mmである場合、バネ91によって載置板86上
の用紙がピックアップローラ45へ圧接する圧接力Fに
ついての実験結果は次ぎのとおりである。即ち、F=1
00gfでは給紙不良(載置板86上の用紙が適正に搬
送されない)が発生した。F=200gfでは良好に給
紙された。また、F=300gfでは良好に給紙され
た。F=400gfでは給紙された用紙の先端にめくれ
が生じた。尚、バイパス給紙部へ最大収納枚数分用紙を
収納したときの載置板86の上面とピックアップローラ
45との離間距離が約12mmである場合についても同
様の結果が得られた。
【0025】以上より,上記圧接力Fは200gf乃至
300gfとすることが好ましい。即ち、300gf≧
F≧200gfとすることにより、載置板86上の用紙
の枚数にかかわらず常に安定した給紙が可能となる。
尚、上記離間距離Lは、約12mm乃至24mmにおい
て、300gf≧F≧200gfとすることが効果的で
ある。
【0026】また、蓋部材82は、基体81の右端部に
おいて回動自在に支持されており、基体81が本体10
内の所定位置に格納されるとき、開口71は閉止可能と
なっている。このスタックバイパス20に収納される用
紙は、急激な方向転換することなく、バイパス搬送路4
2を介して画像形成部16に搬送される。したがって、
このスタックバイパス20は、厚紙やOHPシート、表
面コート紙などのいわゆるマテリアル紙を画像形成部1
6に給紙するのに適している。
【0027】また、このスタックバイパス20は、載置
板86上にA4横サイズの用紙を収納して、蓋部材82
が閉止可能となっている。通常使用する用紙サイズとし
てはA4サイズが多いと考えられるため、このような用
紙を載置板86上に載置して蓋部材82を閉止すれば、
いわゆるバイパストレイに用紙をセットした状態で、本
体10の側方に突出する部分がなくなる。さらにこのス
タックバイパス20は、給紙カセット18,19、排紙
トレイ57、サブトレイ58、原稿台15と平面視重合
する位置に配置されているため、設置面積を極力小さく
することが可能となる。
【0028】さらに、このスタックバイパス20は、本
体10の右側方に設けられた開口71から引き出し可能
にとなっているため、載置板86上に用紙をセットする
作業が容易となり、はがきなどの小型サイズの用紙であ
ってもセッティングが容易となる。スタックバイパス2
0を本体10の側方に引き出す際には、ピックアップロ
ーラ45、給紙ローラ対48、載置板86を上下動させ
る機構などが一体的に引き出されるため、給紙に関わる
各機構の位置決め精度を損なうことがない。
【0029】
【発明の効果】この発明によれば、この発明によれば、
載置板の大きさが略A4サイズが載置できる大きさであ
り、該バイパス給紙部へ最大収納枚数分用紙を収納した
ときの載置板の上面とピックアップローラとの離間距離
が12mmm乃至24mmであり、前記付勢手段による
載置板上の用紙のピックアップローラへの圧接力をFと
したとき、300gf≧F≧200gfとしたので、載
置板上の用紙の収納枚数にかかわらず、該用紙のピック
アップローラへの圧接力が適正なものとなり給紙不良を
防止することができる。
【0030】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態が採用される複写機の縦断
面図。
【図2】バイパス給紙部の要部拡大図。
【図3】バイパス給紙部の分解斜視図。
【図4】バイパス給紙部の模式的断面図。
【符号の説明】
1 複写機 10 本体 15 原稿台 16 画像形成部 17 給紙部 20 スタックバイパス 21 光学系 30 感光体ドラム 32 現像装置 33 転写ローラ 42 バイパス搬送路 45 ピックアップローラ 48 給紙ローラ対 71 開口 72 案内レール 82 蓋部材 84 被案内レール 86 載置板 91 バネ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙に画像を形成する画像形成部と、該
    画像形成部に用紙を供給するために内部に用紙を収納す
    る給紙カセットと、該給紙カセットとは別に設けられ該
    画像形成部に用紙を供給するために内部に様々な用紙サ
    イズを収納することができるバイパス給紙部とを備えた
    画像形成装置において、 該バイパス給紙部は、収納された用紙を画像形成部へ向
    けて給紙するピックアップローラと、収納された用紙の
    全部又は一部を載置し、給紙方向上流側端縁を支点とし
    て揺動自在に設けられた載置板と、該載置板を該支点を
    中心に該ピックアップローラへ向けて付勢する付勢手段
    とを備え、 該載置板の大きさが略A4サイズが載置できる大きさで
    あり、 該バイパス給紙部へ最大収納枚数分用紙を収納したとき
    の載置板の上面とピックアップローラとの離間距離が1
    2mmm乃至24mmであり、 前記付勢手段による載置板上の用紙のピックアップロー
    ラへの圧接力をFとしたとき、 300gf≧F≧200gf としたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記バイパス給紙部は、さらに前記載置
    板を支持する基体と該基体に回動可能に設けられた蓋体
    とが備えられており、 バイパス給紙部に収納された用紙が略A4サイズ以下で
    ある場合、該蓋体は画像形成装置本体に格納されて閉止
    することができ、 該蓋体を回動させて画像形成装置本体側面から突出させ
    た状態では、該蓋体にA4サイズよりも長いサイズの用
    紙の後端部分を載置することができることを特徴とする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記給紙カセットと、前記バイパス給紙
    部と、原稿台上に載置された原稿に光を照射して反射し
    てくる光を検出して原稿画像を読み取る原稿読取部と、
    用紙が排出される排紙トレイとが、画像形成装置本体内
    において平面視ほぼ重合する位置で上下方向に配置され
    ており、該バイパス給紙部は該給紙カセットと原稿読み
    取り部との間に配置されていることを特徴とする請求項
    1または2に記載の画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009113977A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Fuji Xerox Co Ltd シート搬送装置及び画像形成装置

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JP2009113977A (ja) * 2007-11-09 2009-05-28 Fuji Xerox Co Ltd シート搬送装置及び画像形成装置

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